JP2007199030A - 表示制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】FFT演算処理データに基づく特性図を用いた解析の精度を向上し得る表示制御装置を提供する。
【解決手段】入力信号を示す入力信号データに対して窓関数処理およびFFT演算処理を順次実行して生成した処理データに対する補正処理を実行可能に構成された演算部と、FFT演算処理データに基づく入力信号の特性を示す特性図を表示部15に表示させる制御部とを備え、演算部に対して補正処理の実行を指示する指示操作が可能に構成され、制御部は、指示操作による指示内容および補正処理の実行が指示されたときの補正処理の種類を含む処理条件入力画面Piを表示部15に表示させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、入力信号の特性を示す特性図を表示部に表示可能に構成された表示制御装置に関するものである。
この種の表示制御装置として、特開平7−43403号公報において出願人が開示したFFT(高速フーリエ変換)アナライザが知られている。このFFTアナライザは、入力信号(アナログ信号)をデジタルデータ(デジタル信号)に変換するA/D変換器、デジタルデータを記憶するRAM、プログラムが書き込まれたROM、プログラムに従ってデジタルデータについてFFT演算を行うCPU、FFT演算によって得られたデータに基づくスペクトラムを示すスペクトラム図(特性図)を表示するディスプレイ等を備えて構成されている。
特開平7−43403号公報(第2頁、第1−2図)
ところが、上記のFFTアナライザには、改善すべき以下の課題がある。すなわち、この種のFFTアナライザでは、一般的に、FFT演算処理に生じる特有の誤差を軽減するために、入力信号に対して窓関数処理を実行して、その処理信号に対してFFT演算処理を実行している。ここで、窓関数処理を実行した処理信号は、元の入力信号よりも振幅(パラメータの値)が小さくなるため、FFT演算処理した処理データに基づくスペクトラムに含まれる各周波数成分におけるパラメータの値が、元の入力信号に対してFFT演算処理した処理データ基づくスペクトラムに含まれる各周波数成分におけるパラメータの値と比較して小さい(縮小された)値に算出される。このため、上記のFFTアナライザでは、この窓関数処理に起因する縮小分を補正して窓関数処理前の各周波数成分の値に近づけるための補正処理を実行している。
しかしながら、上記のFFTアナライザを含むこの種のFFTアナライザでは、補正処理を実行していることを表示する機能を備えていないため、補正処理を実行しているか否かをユーザーに認識させるのが困難である。また、この種のFFTアナライザでは、補正値の算出方法やその補正量(補正率)を表示する機能を有していないため、ユーザーがFFTアナライザの機能説明書等に基づいて補正処理が実行されることを認識していたとしても、どの程度の補正が行われているかをユーザーに認識させるのも困難である。したがって、このFFTアナライザでは、補正処理の実行の有無や、補正処理の種類の相違に起因する各周波数成分におけるパラメータの値の微妙な差異を把握するのが困難であり、このような微妙な差異までも問題とするような解析における解析精度を向上させために、この点の改善が望まれている。
本発明は、かかる改善すべき課題に鑑みてなされたものであり、FFT演算処理データに基づく特性図を用いた解析の精度を向上し得る表示制御装置を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載の表示制御装置は、入力信号を示す入力信号データに対して窓関数処理およびFFT演算処理を順次実行して生成した処理データに対する補正処理を実行可能に構成された演算部と、前記FFT演算処理データに基づく前記入力信号の特性を示す特性図を表示部に表示させる制御部とを備えた表示制御装置であって、前記演算部に対して前記補正処理の実行を指示する指示操作が可能に構成され、前記制御部は、前記指示操作による指示内容を前記表示部に表示させると共に、前記補正処理の実行が指示されたときの当該補正処理の種類を前記表示部に表示させる。
また、請求項2記載の表示制御装置は、請求項1記載の表示制御装置において、前記演算部は、複数種類の前記補正処理を実行可能に構成されると共に、選択された種類の前記補正処理を実行する。
また、請求項3記載の表示制御装置は、請求項1または2記載の表示制御装置において、前記制御部は、前記補正処理の補正量を前記表示部に表示させる。
請求項1記載の表示制御装置によれば、演算部に対して補正処理の実行を指示する指示操作を可能に構成したことにより、解析内容に応じて補正処理の実行および不実行をユーザーに任意に選択させることができるため、数多くの種類の入力信号の解析に幅広く対応することができる。また、制御部が、指示操作による指示内容を表示部に表示させると共に、補正処理の実行が指示されたときの補正処理の種類を表示部に表示させることにより、補正処理の実行の有無や、補正処理の種類をユーザーに確実に認識させることができる。したがって、この波形表示装置によれば、例えば、これらに起因する各周波数におけるパラメータの値の微妙な差異までも問題とするような解析においても、解析精度を十分に向上させることができる。
また、請求項2記載の表示制御装置によれば、複数種類の補正処理を実行可能に演算部を構成すると共に、選択された種類の補正処理を演算部が実行することにより、解析内容に応じて複数種類の補正処理の中からユーザーに任意に選択させることができるため、より数多くの種類の入力信号の解析に一層幅広く対応することができる。
また、請求項3記載の表示制御装置によれば、制御部が、補正処理の補正量を表示部に表示させることにより、補正処理前のパラメータの値と補正処理後のパラメータの値との差異をユーザーに対して確実に把握させることができるため、解析精度を一層向上させることができる。
以下、本発明に係る表示制御装置の最良の形態について、添付図面を参照して説明する。
最初に、波形表示装置1の構成について、図面を参照して説明する。
図1に示す波形表示装置1は、本発明に係る表示制御装置と本発明における表示部とを一体的に構成した表示装置の一例であって、入力信号Si(一例として、電圧信号:図3参照)についての信号波形図Pw1,Pw2(図6〜8参照:以下、区別しないときには「信号波形図Pw」ともいう)や、入力信号Siの特性を示す特性図としてのスペクトラム図Ps1〜Ps3(図6〜8参照:以下、区別しないときには「スペクトラム図Ps」ともいう)を表示可能に構成されている。具体的には、波形表示装置1は、入力信号処理部11、ストレージメモリ12、記憶部13、演算部14、表示部15、操作部16および制御部17を備えて構成されている。この場合、入力信号処理部11、ストレージメモリ12、記憶部13、演算部14、操作部16および制御部17によって本発明に係る表示制御装置が構成される。
入力信号処理部11は、A/Dコンバータを備えて構成され、制御部17の制御に従い、入力信号Siについてのパラメータの値(例えば、電圧値)を所定の周期でサンプリングして本発明における入力信号データに相当するサンプリングデータDsを出力する。ストレージメモリ12は、入力信号処理部11から出力されて制御部17によって転送されるサンプリングデータDsや、演算部14から出力される窓関数処理データDpw、FFT演算処理データDpf(本発明における処理データに相当する)および補正率データDrrを記憶する。記憶部13は、演算部14によって実行される窓関数処理に用いられる複数種類の窓関数データDw、FFT演算処理に用いられる複数種類の演算用データDo、補正処理に用いられる複数種類の補正用データDr、および制御部17の動作プログラム等を記憶する。
演算部14は、制御部17の制御に従い、記憶部13に記憶されている窓関数データDwを用いて、ストレージメモリ12に記憶されているサンプリングデータDsに対して窓関数処理を実行して、窓関数処理データDpwを出力する。また、演算部14は、記憶部13に記憶されている演算用データDoを用いて、上記した窓関数処理データDpwに対してFFT演算処理を実行して、FFT演算処理データDpfを出力する。また、演算部14は、記憶部13に記憶されている補正用データDrを用いてFFT演算処理データDpfに対して補正処理を実行すると共に、補正処理におけるFFT演算処理データDpfに対する補正率(本発明における補正量)を示す補正率データDrrを出力する。
表示部15は、図2に示すように、波形表示装置1における本体部2の正面パネルに配置されたLCDパネルを備えて構成され、制御部17から出力される表示データDdに基づく各種の画像を表示する。操作部16は、各種のスイッチやダイヤル等を備えて構成されて、本体部2の正面パネルに配置されている。また、操作部16は、スイッチやダイヤルが操作されたときに操作信号Soを出力する。
制御部17は、操作部16から出力される操作信号Soに従って各種の処理を実行する。この場合、制御部17は、入力信号処理部11を制御してサンプリングデータDsを出力させると共に、そのサンプリングデータDsをストレージメモリ12に記憶させる。また、制御部17は、演算部14を制御して、窓関数処理、FFT演算処理および補正処理を実行させる。
この際に、制御部17は、後述する処理条件入力画面Pi(図4参照)に入力された内容、具体的には、窓関数処理に用いる窓関数の種類、表示させるスペクトラム図Psの種類、演算部14に対して補正処理を実行させるか否かの指示、および補正処理の種類(補正方法)に応じて、上記の窓関数処理、FFT演算処理および補正処理を演算部14に実行させる。また、制御部17は、演算部14から出力される窓関数処理データDpw、FFT演算処理データDpfおよび補正率データDrrをストレージメモリ12に記憶させる。
さらに、制御部17は、サンプリングデータDs、窓関数処理データDpwおよびFFT演算処理データDpfに基づいて表示データDdを生成して表示部15に出力することにより、入力信号Siについての信号波形図Pwや、入力信号Siの特性を示す特性図としてのスペクトラム図Psを表示部15に表示させる。
次に、入力信号Siについての信号波形図Pw、および入力信号Siの特性を示す特性図としてのスペクトラム図Psを表示させる際の波形表示装置1の全体的な動作について説明する。
まず、操作部16のスイッチを操作して入力信号Si(例えば、電圧信号)の記録を開始させる。この際に、制御部17が操作部16から出力される操作信号Soに従って入力信号処理部11を制御することにより、入力信号SiについてのサンプリングデータDsを出力させる。また、制御部17は、入力信号処理部11から出力されたサンプリングデータDsをストレージメモリ12に記憶(記録)させる。
次に、操作部16における処理条件入力画面Piの表示用のスイッチを操作する。この際に、制御部17は、操作部16から出力される操作信号Soに従って表示部15を制御して、図4に示す処理条件入力画面Piを表示させる。次いで、操作部16のスイッチを操作して、各種の処理条件を処理条件入力画面Pi内に入力する。具体的には、例えば、同図に示すように、処理条件入力画面Pi内における「窓関数」の欄において、演算部14に実行させる窓関数処理に用いる窓関数として例えば「ハニング窓」を選択する。
ここで、窓関数処理とは、FFT演算処理に特有の誤差を軽減するために行われる処理であって、FFT演算処理の際に用いられる所定時間分のサンプリングデータDsに窓関数(一例として、図5に示す特性図で表されるデータ)を例えば乗算する処理をいう。この場合、この波形表示装置1では、ハニング窓の他に、方形窓、エクスポネンシャル窓、ハミング窓、ブラックマン窓、ブラックマンハリス窓、フラットトップ窓等の複数の窓関数が用意されてお、これらの窓関数の中から任意の窓関数を選択することが可能となっている。
次いで、「補正種類」の欄において、演算部14に実行させる補正処理の種類(補正処理方法)として、「パワー補正」を選択する。ここで、補正処理とは、窓関数処理に起因するパラメータの値の縮小分を補正して窓関数処理を実行しないとしたときの値に近づけるため処理であって、上記のパワー補正では、窓関数処理実行後の各周波数におけるパラメータの値の積算値を窓関数処理を実行しないとしたときの積算値に近づける補正が行われる。
この場合、この波形表示装置1では、パワー補正の他に、窓関数処理実行後の各周波数におけるパラメータの値の平均値を窓関数処理を実行しないとしたときの平均値に近づける補正を行う「平均補正」等の複数の補正処理方法が用意されており、これらの補正処理方法の中から任意の補正処理方法を選択することが可能となっている。また、この波形表示装置1では、演算部14に補正処理を実行させないことを選択(補正処理の不実行を指示)することもでき、この際には、「補正種類」の欄において、「不実行」を選択する。
続いて、「特性図選択」の欄において、例えば、「パワースペクトラム図」を選択する。この場合、この波形表示装置1では、「パワースペクトラム図」の他に、「リニアスペクトラム図」や「RMS(実行値)スペクトラム図」等の複数種類のスペクトラム図の中から任意のスペクトラム図を選択して表示させることが可能となっている。
次いで、制御部17は、上記した各条件の入力の際に操作部16から出力された操作信号Soに従って演算部14を制御して、所定時間分のサンプリングデータDsをストレージメモリ12から読み出させると共に、ハニング窓についての窓関数データDwを記憶部13から読み出させる。次いで、制御部17は、演算部14を制御して、その窓関数データDwを用いたサンプリングデータDsに対する窓関数処理を実行させると共に、演算部14から出力される窓関数処理データDpwをストレージメモリ12に記憶させる。
次いで、制御部17は、演算部14を制御して、窓関数処理データDpwをストレージメモリ12から読み出させる。さらに、制御部17は、入力された上記各条件に対応する演算用データDo(この例では、「パワースペクトラム図」用の演算用データ)を記憶部13から読み出させて、演算用データDoを用いた窓関数処理データDpwに対するFFT演算処理を実行させてFFT演算処理データDpfを出力させる。続いて、制御部17は、演算部14を制御して、入力された上記各条件に対応する補正の種類(この例では「パワー補正」)に対応する補正用データDrを記憶部13から読み出させて、その補正用データDrを用いたFFT演算処理データDpfに対する補正処理を実行させると共に、補正処理後のFFT演算処理データDpfをストレージメモリ12に記憶させる。
また、制御部17は、演算部14を制御して、補正処理におけるFFT演算処理データDpfに対する補正率を上記の補正の種類に対応する補正用データDrに基づいて算出させてその補正率を示す補正率データDrrを出力させると共に、補正率データDrrをストレージメモリ12に記憶させる。続いて、制御部17は、表示部15を制御して、補正率データDrrに基づき、補正率を示す画像(図4参照)を処理条件入力画面Pi内に表示させる。
続いて、操作部16における表示切り替え用のスイッチを操作する。この際に、制御部17は、操作部16から出力される操作信号Soに従い、窓関数処理データDpwに基づく信号波形図Pwと、FFT演算処理データDpfに基づくスペクトラム図Ps(この場合パワースペクトラム図)とを表示させるための表示データDdを生成して表示部15に出力する。これにより、図6に示すように、信号波形図Pw1およびスペクトラム図Ps1が表示部15に表示される。この場合、上記した入力信号Si(図3参照)についてのサンプリングデータDsに窓関数処理データDpw(図5参照)を乗算処理した窓関数処理後の信号波形図Pw1が表示されるため、ユーザーは、どの窓関数によって窓関数処理が実行されているか(つまりどの窓関数を選択したか)を容易に認識することが可能となっている。
次に、例えば、FFT演算処理データDpfに対する補正処理を実行しないときにおけるスペクトラム図Psを表示させるときには、上記した処理条件入力画面Piの「補正種類」の欄において、「不実行」を選択する。この際には、制御部17が、操作部16から出力された操作信号Soに従い、信号波形図Pwと、演算部14によって出力される補正処理が実行されていないFFT演算処理データDpfに基づくスペクトラム図Psとを表示させるための表示データDdを生成して表示部15に出力する。これにより、図7に示すように、信号波形図Pw1、および補正処理を実行しないときのスペクトラム図Ps2が表示部15に表示される。この場合、スペクトラム図Ps2では、補正処理が実行されていない分、補正処理後のFFT演算処理データDpfに基づくスペクトラム図Ps1(図6)と比較して、各周波数におけるパラメータの値が小さく表示される。
この波形表示装置1では、上記したように演算部14に対して補正処理を実行させるか否か(補正処理の実行および不実行)を任意に選択することが可能となっているため、解析内容に応じて補正処理の実行および不実行を選択することで、数多くの種類の入力信号Siの解析に幅広く対応することが可能となっている。また、上記したように、演算部14に対して補正処理を実行させるか否かの選択結果、つまり演算部14に対する補正処理の実行および不実行の指示内容や、演算部14に実行させる補正処理の種類および補正処理における補正率を含む処理条件入力画面Piが表示部15に表示されるため、ユーザーは、補正処理の実行の有無や補正処理の種類を確実に認識することが可能となる。したがって、これらに起因する各周波数におけるパラメータの値の微妙な差異までも問題とするような解析においても、解析の精度を十分に向上させることが可能となる。
一方、上記したハニング窓に代えて、例えば方形窓を窓関数として用いると共に補正処理を実行させたときにおけるスペクトラム図Psを表示させるときには、上記した処理条件入力画面Piの「窓関数」の欄において、「方形窓」を選択する。この際には、演算部14が、方形窓についての窓関数データDwを用いたサンプリングデータDsに対する窓関数処理を実行して窓関数処理データDpwを出力し、制御部17が、その窓関数処理データDpwに基づく信号波形図Pwと、補正処理後のFFT演算処理データDpfに基づくスペクトラム図Psとを表示させるための表示データDdを生成して表示部15に出力する。これにより、図8に示すように、「方形窓」によって窓関数処理が実行された信号波形図Pw2、および補正処理を実行したときのスペクトラム図Ps3が表示部15に表示される。
このように、この波形表示装置1によれば、演算部14に対して補正処理の実行を指示する指示操作を可能に構成したことにより、解析内容に応じて補正処理の実行および不実行をユーザーに任意に選択させることができるため、数多くの種類の入力信号Siの解析に幅広く対応することができる。また、制御部17が、指示操作による演算部14に対する補正処理についての指示内容(補正処理の実行および不実行の指示内容)を表示部15に表示させると共に、演算部14に実行させる補正処理の種類を表示部15に表示させることにより、補正処理の実行の有無や、補正処理の種類をユーザーに確実に認識させることができる。したがって、この波形表示装置1によれば、これらに起因する各周波数におけるパラメータの値の微妙な差異までも問題とするような解析においても、解析精度を十分に向上させることができる。
また、この波形表示装置1によれば、演算部14が、複数種類の補正処理の中から選択操作によって選択された補正処理を実行することにより、解析内容に応じて複数種類の補正処理の中からユーザーに任意に選択させることができるため、より数多くの種類の入力信号Siの解析に一層幅広く対応することができる。
また、この波形表示装置1によれば、制御部17が、補正処理においてFFT演算処理データDpfを補正する補正率(補正処理の補正量)を表示部15に表示させることにより、補正処理前のパラメータの値と補正処理後のパラメータの値との差異をユーザーに対して確実に把握させることができるため、解析精度を一層向上させることができる。
なお、本発明は、上記の構成に限定されない。例えば、処理条件入力画面Piと、信号波形図Pwおよびスペクトラム図Psとを切り替えて表示する例について上記したが、これらを一画面において同時に表示する構成を採用することもできる。また、信号波形図Pwとスペクトラム図Psとを同時に表示させる例について上記したが、表示切り替え操作によって両図Pw,Psを切り替えて表示する構成を採用することもできる。また、入力信号Siの特性図としてのスペクトラム図Psを表示する例について上記したが、入力信号Siの特性図としては、これに限定されずナイキスト線図、ニコルス線図、ボード線図およびコクアド線図等の各種の線図が含まれる。
加えて、本発明に係る表示制御装置と表示部とを一体的に構成した波形表示装置1について説明したが、外部装置としての表示装置(表示部)に上記のスペクトラム図Ps1〜Ps3や、信号波形図Pw1,Pw2等を表示可能に構成された各種の表示制御装置に本発明を適用することができる。
波形表示装置1の構成を示すブロック図である。 波形表示装置1の正面図である。 入力信号Siの波形を示す波形図である。 処理条件入力画面Piを表示している状態の表示画面図である。 窓関数の特性を示す特性図である。 信号波形図Pw1およびスペクトラム図Ps1を表示している状態の表示画面図である。 信号波形図Pw1およびスペクトラム図Ps2を表示している状態の表示画面図である。 信号波形図Pw2およびスペクトラム図Ps3を表示している状態の表示画面図である。
符号の説明
1 波形表示装置
14 演算部
15 表示部
16 操作部
Dpf FFT演算処理データ
Dpw 窓関数処理データ
Ds サンプリングデータ
Ps1,Ps2,Ps3 スペクトラム図
Si 入力信号
Dr 補正用データ

Claims (3)

  1. 入力信号を示す入力信号データに対して窓関数処理およびFFT演算処理を順次実行して生成した処理データに対する補正処理を実行可能に構成された演算部と、前記FFT演算処理データに基づく前記入力信号の特性を示す特性図を表示部に表示させる制御部とを備えた表示制御装置であって、
    前記演算部に対して前記補正処理の実行を指示する指示操作が可能に構成され、
    前記制御部は、前記指示操作による指示内容を前記表示部に表示させると共に、前記補正処理の実行が指示されたときの当該補正処理の種類を前記表示部に表示させる表示制御装置。
  2. 前記演算部は、複数種類の前記補正処理を実行可能に構成されると共に、選択された種類の前記補正処理を実行する請求項1記載の表示制御装置。
  3. 前記制御部は、前記補正処理の補正量を前記表示部に表示させる請求項1または2記載の表示制御装置。
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