JP5450268B2 - 波形表示装置および波形表示方法 - Google Patents

波形表示装置および波形表示方法 Download PDF

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本発明は、第1パラメータの変化に対する第2パラメータの変化を示す被測定波形を第1パラメータ軸および第2パラメータ軸で構成される座標平面内に表示させる波形表示装置および波形表示方法に関するものである。
この種の波形表示装置として、下記特許文献1に開示された波形表示装置(スペクトラムアナライザ)が知られている。この波形表示装置は、測定可能な全周波数帯域(フル周波数スパン)を予め複数帯域に分割し、かつその各分割帯域に対し、適切な周波数分解能を決定する中間周波通過帯域幅を与えて、これらの組を記憶手段に記憶する。また、この波形表示装置は、記憶手段からその各組を順次取出して、その分割帯域を掃引し、かつその通過帯域幅の中間周波フィルタを通して取出し、その時の検波出力レベルの最大値を検索し、その最大レベルとその時の周波数とを一時記憶する。さらに、この波形表示装置は、全分割帯域についての掃引が終了した後、得られた各最大レベルとその周波数のうちで最もレベルが高い最大レベルとその周波数を検索し、検索したその周波数やそのレベルを波形と共に表示部に表示する。
特開平11−281684号公報(第4−5頁、第1−4図)
ところで、この種の波形表示装置には、波形の形状を判りやすく表示する機能として波形をレベル方向に任意の倍率で拡大表示または縮小表示する機能が一般的に備えられている。この場合、複数種類の波形を切り替えて表示させる際には、切り替えの度に倍率の設定変更を行う必要があり煩雑である。このため、出願人は、倍率を自動的に設定する機能を備えた波形表示装置を既に開発している。この機能を備えた波形表示装置では、波形におけるレベル方向の最大値と最小値とを検索して、検索した最大値をレベル方向のスケールの上端部の値(上限値)として規定すると共に、検索した最小値をレベル方向のスケールの下端部の値(下限値)として規定し、下限値から上限値までの値(レベル差)に対応させてレベル方向に沿って波形を拡大表示または縮小表示している。しかしながら、出願人が開発しているこの波形表示装置では、例えば、図4に一点鎖線で示すような全体としてフラットなスペクトル波形Wsを上記の機能を用いて倍率を自動的に設定して表示させたときには、同図に実線で示すように、スペクトル波形Wsがレベル方向に高い倍率で拡大表示されることとなる。このため、例えば、波形全体としてのおおよその形状を把握したいときには、全体としてはフラットなスペクトル波形Wsが高い倍率での拡大表示によってレベルが大きく変化するスペクトル波形Wsとして表示されることに起因して、却って波形全体の形状を把握し難くなることがあり、この点の改善が望まれている。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、波形全体の形状を容易に把握させ得る波形表示装置および波形表示方法を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載の波形表示装置は、第1パラメータについての第1パラメータ軸および第2パラメータについての第2パラメータ軸で構成される座標平面内において当該第1パラメータの変化に対する当該第2パラメータの変化を示す被測定波形を当該第2パラメータ軸の下限値および上限値を規定して表示させる処理部を備え、前記処理部は、前記座標平面内に表示させる前記被測定波形における前記第2パラメータの最大値および最小値を特定すると共に、前記最大値および前記最小値の平均値の絶対値にN(Nは正数)を乗じた乗算値を当該最大値に加算した第1の値と当該最小値から当該乗算値を減算した第2の値とを求め、前記第1の値を前記上限値として規定すると共に、前記第2の値を前記下限値として規定する。
また、請求項2記載の波形表示装置は、請求項1記載の波形表示装置において、前記Nの値を任意に設定可能に構成されている。
また、請求項3記載の波形表示方法は、第1パラメータについての第1パラメータ軸および第2パラメータについての第2パラメータ軸で構成される座標平面内において当該第1パラメータの変化に対する当該第2パラメータの変化を示す被測定波形を当該第2パラメータ軸の下限値および上限値を規定して表示させる波形表示方法であって、前記座標平面内に表示させる前記被測定波形における前記第2パラメータの最大値および最小値を特定すると共に、前記最大値および前記最小値の平均値の絶対値にN(Nは正数)を乗じた乗算値を当該最大値に加算した第1の値と当該最小値から当該乗算値を減算した第2の値とを求め、前記第1の値を前記上限値として規定すると共に、前記第2の値を前記下限値として規定する。
請求項1記載の波形表示装置および請求項3記載の波形表示方法では、第1パラメータ軸および第2パラメータ軸で構成される座標平面内において第1パラメータの変化に対する第2パラメータの変化を示す被測定波形を第2パラメータ軸の下限値および上限値を規定して表示させる際に、座標平面内に表示させる被測定波形における第2パラメータの最大値および最小値を特定すると共に、最大値および最小値の平均値の絶対値にNを乗じた乗算値を最大値に加算した第1の値と最小値から乗算値を減算した第2の値とを求め、第1の値を上限値として規定すると共に、第2の値を下限値として規定する。この場合、最大値を上限値として規定し、最小値を下限値として規定している従来の波形表示装置では、最大値と最小値との差分値が下限値から上限値までの差分値に一致しているため、最大値と最小値との差分値が僅かで全体としてはフラットな被測定波形であるにも拘わらず、第2パラメータが大きく変化する被測定波形として表示される結果、被測定波形の全体的な形状の把握が困難なことがある。これに対して、この波形表示装置および波形表示方法では、上限値および下限値を上記のように規定するため、下限値から上限値までの差分値を最大値と最小値との差分値よりも十分に大きくすることができる。したがって、この波形表示装置および波形表示方法によれば、最大値と最小値との差分値が僅かな被測定波形をフラットな状態で表示させることができるため、被測定波形の全体的な形状を容易に把握させることができる。
また、請求項2記載の波形表示装置によれば、Nの値を任意に設定可能に構成したことにより、最大値と最小値との差分値に応じてNの値を変更することができるため、例えば、最大値と最小値との差分値が小さい被測定波形を表示させる際にはNの値を小さい値とし、最大値と最小値との差分値が大きい被測定波形を表示させる際にはNの値を大きい値とすることで、最大値と最小値との差分値の大小に拘わらず被測定波形の全体的な形状を容易に把握させることができる。
波形表示装置1の構成を示すブロック図である。 波形表示装置1における表示形態を説明する説明図である。 波形表示処理50のフローチャートである。 従来の波形表示装置における表示形態を説明する説明図である。
以下、波形表示装置および波形表示方法の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
最初に、波形表示装置1の構成について、図面を参照して説明する。なお、図2に示すように、周波数軸13(第1パラメータ軸に相当し、この例ではX軸)およびレベル軸14(第2パラメータ軸に相当し、この例ではY軸)で構成される座標平面(XY平面)内における周波数(第1パラメータに相当する)の変化に対する物理量(例えば、インピーダンス)のレベル(第2パラメータに相当する)の変化を示すスペクトル波形Wsを被測定波形の一例として挙げて説明する。
図1に示す波形表示装置1は、処理部2、記憶部3、操作部4および表示部5を備え、入力した波形データDsに基づくスペクトル波形Wsを表示部5に表示可能に構成されている。また、本例では、1つの波形データDsは、一例として、スペクトル波形Wsのレベルを示すレベルデータと、このレベルデータが測定された周波数を示す周波数データとを有して構成されている。
処理部2は、CPUおよび内部メモリ(いずれも図示せず)を備えて構成されて、波形データDsの記憶処理を実行すると共に、操作部4から入力される動作指示Ssに基づいて、スペクトル波形Wsを表示部5に表示させる波形表示処理を実行する。また、処理部2は、波形表示処理において後述する倍率特定処理を実行する。記憶部3は、半導体メモリやHDD(Hard Disk Drive )などを備えて構成されて、波形データDsを記憶すると共に、処理部2のワークメモリとして機能する。また、記憶部3には、処理部2のための動作プログラムが予め記憶されている。操作部4は、例えば、キーボードやタッチパネルなどで構成されて、処理部2に対する動作指示Ssを出力する。
表示部5は、一例としてLCD(Liquid Crystal Display)で構成されている。また、この表示部5は、処理部2によって実行される波形表示処理に従い、図2に示すように、その画面上における波形表示枠12内に、波形データDsで表されるスペクトル波形Wsを表示する共に、波形表示枠12における下辺を周波数軸13(第1パラメータ軸)とし、波形表示枠12における左辺をレベル軸14(第1パラメータ軸)として、スペクトル波形Wsを表示する。また、表示部5は、処理部2によって実行される倍率特定処理において指定された倍率(縮小率)で、レベル軸14に沿ってスペクトル波形Wsを縮小して表示する。なお、「倍率」とは、表示部5に表示させるレベル軸14の下限値Lminから上限値Lmaxまでのレベル差に対するスペクトル波形Wsにおける最大のレベル(以下、「最大値A」ともいう)と最小のレベル(以下、「最小値B」ともいう)のレベル差の比率をいうものとする(図2参照)。
また、表示部5は、倍率特定処理において用いられる設定値Nを入力させるための入力用画面を表示する。この場合、設定値Nは、スペクトル波形Wsを表示させる際のレベル軸14に沿った縮小(圧縮)の程度を指定するために任意に設定可能な正数(0よりも大きい数)であって、この設定値Nの値が大きいほどスペクトル波形Wsがレベル軸14に沿って縮小されて(圧縮された状態で)表示される。
次に、波形表示装置1の動作について、波形表示方法と併せて、図面を参照して説明する。
作動状態において、処理部2は、波形データDsの入力待ちの状態に移行する。処理部2は、この状態において、外部から波形データDsが供給されたときには、記憶処理を実行して、波形データDsを入力すると共に、入力した波形データDsを記憶部3に記憶させる。また、処理部2は、この記憶処理が完了した後、操作部4からの動作指示Ssの入力を待つ入力待ちの状態に移行する。
次いで、処理部2は、この状態において操作部4から波形表示開始の動作指示Ssを入力したときには、図3に示す波形表示処理50を実行する。この波形表示処理50では、処理部2は、設定値Nを入力させるための入力用画面を表示部5に表示させて(ステップ51)、入力待ちの状態に移行する。この状態において操作部4から設定値Nが入力されたときには、処理部2は、入力された設定値Nを内部メモリに記憶する。
続いて、処理部2は、表示部5に表示させる(表示対象の)スペクトル波形Wsに対応する波形データDsを記憶部3から読み出す(ステップ52)。次いで、処理部2は、倍率特定処理を実行する(ステップ53)。この倍率特定処理では、処理部2は、読み出した波形データDsに含まれているレベルデータに基づき、表示部5に表示させるスペクトル波形Wsにおける最大値Aおよび最小値Bを特定して内部メモリに記憶する。
続いて、処理部2は、表示部5に表示させるレベル軸14の上限値Lmaxおよび下限値Lminを規定する。具体的には、処理部2は、次の(1)式によって算出される値(第1の値)を上限値Lmaxとして規定し、次の(2)式によって算出される値(第2の値)を下限値Lminとして規定する。
Lmax=A+abs((A+B)/2)×N・・・・(1)式
Lmin=B−abs((A+B)/2)×N・・・・(2)式
なお、上記の(1)式および(2)式において、「A」は最大値A、「B」は最小値B、「N」は設定値Nをそれぞれ表し、「abs」は絶対値を表している。上記(1)式から、最大値Aおよび最小値Bの平均値の絶対値に設定値Nを乗じた乗算値を最大値Aに加算した値(第1の値)が算出され、上記(2)式から、最大値Aおよび最小値Bの平均値の絶対値に設定値Nを乗じた乗算値を最小値Bから減算した値(第2の値)が算出される。
次いで、処理部2は、周波数軸13を下辺とし、第1の値が上限値Lmaxでかつ第2の値が下限値Lminであるレベル軸14を左辺とする波形表示枠12内に収まるようにスペクトル波形Wsを表示させるための、下限値Lminから上限値Lmaxまでの値(レベル差)に対応するレベル軸14方向の倍率を特定して内部メモリに記憶する。
続いて、処理部2は、図2に示すように、読み出した波形データDsに基づくスペクトル波形Wsを特定した倍率で波形表示枠12内に表示させる(ステップ54)。これにより、波形表示処理が完了し、処理部2は、操作部4からの動作指示Ssの入力を待つ入力待ちの状態に移行する。
ここで、一例として、表示対象のスペクトル波形Wsの最大値Aが10.1で最小値Bが9.9であり、設定値Nとして0.1が入力されたとする。この際には、処理部2は、上記(1)式から算出した第1の値としての11.1を上限値Lmaxとして規定し、上記(2)式から算出した第2の値としての8.9を下限値Lminとして規定する。つまり、処理部2は、図2に示すように、周波数軸13軸を下辺とし、上限値Lmaxが11.1でかつ下限値Lminが8.9であるレベル軸14を左辺とする波形表示枠12内にスペクトル波形Wsが収まるように、下限値Lmin(8.9)から上限値Lmax(11.1)までのレベル差2.2に対応するレベル軸14方向の倍率を特定する。この例では、下限値Lminから上限値Lmaxまでのレベル差が2.2で、最大値Aと最小値Bとのレベル差が0.2であるため、処理部2は、倍率を0.2/2.2≒0.09(約9%)と特定する
この場合、出願人が開発している従来の波形表示装置では、図4に示すように、最大値A(10.1)をレベル軸14の上限値Lmaxとして規定し、最小値B(9.9)をレベル軸14の下限値Lminとして規定している。つまり、最大値Aと最小値Bとのレベル差がレベル軸14の下限値Lminから上限値Lmaxまでのレベル差に一致している。このため、最大値Aと最小値Bとのレベル差が0.2程度の全体としては比較的フラットなスペクトル波形Wsであるにも拘わらず、波形表示枠12の下辺から上辺までレベルが大きく変化するスペクトル波形Wsとして表示される。これに対して、この波形表示装置1では、最大値Aと最小値Bとのレベル差が0.2であり、下限値Lminから上限値Lmaxまでのレベル差が2.2である。つまり、最大値Aと最小値Bとのレベル差が、レベル軸14の下限値Lminから上限値Lmaxまでのレベル差の9%程度であるため、図2に示すように、波形表示枠12の下辺から上辺まで間の9%程度の範囲内でレベルが変化する全体としてはフラットなスペクトル波形Wsとして表示される。このため、この波形表示装置1では、スペクトル波形Wsが全体としてフラットであることを容易に把握させることが可能となっている。
次に、設定値Nを変更してスペクトル波形Wsを表示させる際には、操作部4を用いて波形表示開始を指示し、処理部2に波形表示処理50を実行させる。この場合、表示対象のスペクトル波形Wsの最大値Aおよび最小値Bが上記したレベルで、設定値Nとして0.2が入力されたとすると、処理部2は、第1の値としての12.1を上限値Lmaxとして規定し、第2の値としての7.9を下限値Lminとして規定して、両者のレベル差4.2に対応するレベル軸14方向の倍率を特定する。この場合、最大値Aと最小値Bとのレベル差が0.2であり、下限値Lminから上限値Lmaxまでのレベル差が4.2であるため、処理部2は、倍率を0.2/4.2≒0.05(約5%)と特定する。つまり、最大値Aと最小値Bとのレベル差が、レベル軸14の下限値Lminから上限値Lmaxまでのレベル差の5%程度であるため、波形表示枠12の下辺から上辺まで間の5%程度の範囲内でレベルが変化するさらにフラットなスペクトル波形Wsとして表示される。
このように、この波形表示装置1および波形表示方法では、周波数軸13およびレベル軸14で構成される座標平面内においてレベル軸14の下限値Lminおよび上限値Lmaxを規定してスペクトル波形Wsを表示させる際に、表示させる(表示対象の)スペクトル波形Wsの最大値Aおよび最小値Bを特定すると共に、最大値Aおよび最小値Bの平均値の絶対値に設定値Nを乗じた乗算値を最大値Aに加算した第1の値と最小値Bから乗算値を減算した第2の値とを求め、第1の値を上限値Lmaxとして規定すると共に、第2の値を下限値Lminとして規定する。この場合、最大値Aを上限値Lmaxとして規定し、最小値Bを下限値Lminとして規定している従来の波形表示装置では、最大値Aと最小値Bとのレベル差がレベル軸14の下限値Lminから上限値Lmaxまでのレベル差に一致しているため、最大値Aと最小値Bとのレベル差が僅かで全体としてはフラットなスペクトル波形Wsであるにも拘わらず、レベルが大きく変化するスペクトル波形Wsとして表示される結果、スペクトル波形Wsの全体的な形状の把握が困難なことがある。これに対して、この波形表示装置1および波形表示方法では、上限値Lmaxおよび下限値Lminを上記のように規定するため、下限値Lminから上限値Lmaxまでのレベル差を最大値Aと最小値Bとのレベル差よりも十分に大きくすることができる。したがって、この波形表示装置1および波形表示方法によれば、最大値Aと最小値Bとのレベル差が僅かなスペクトル波形Wsをフラットな状態で表示させることができるため、スペクトル波形Wsの全体的な形状を容易に把握させることができる。
また、この波形表示装置1によれば、設定値Nを任意に設定可能に構成したことにより、最大値Aと最小値Bとのレベル差に応じて設定値Nを変更することができるため、例えば、最大値Aと最小値Bとのレベル差が小さいスペクトル波形Wsを表示させる際には設定値Nを小さい値とし、最大値Aと最小値Bとのレベル差が大きいスペクトル波形Wsを表示させる際には設定値Nを大きい値とすることで、最大値Aと最小値Bとのレベル差の大小に拘わらずスペクトル波形Wsの全体的な形状を容易に把握させることができる。
なお、第1パラメータ軸としての周波数軸13および第2パラメータ軸としてのレベル軸14で構成される座標平面内において第1パラメータとしての周波数の変化に対する第2パラメータとしての物理量(上記の例では、インピーダンス)のレベルの変化を示す被測定波形としてのスペクトル波形Wsを表示させる際に適用する例について上記したが、第2パラメータとしての電圧値、電流値、電力値、抵抗値および温度などの各種の物理量のレベルの変化を示す波形を表示させる際に適用することができるのは勿論である。また、第1パラメータ軸としての時間軸およびレベル軸14で構成される座標平面内において、電圧値、電流値、電力値、抵抗値、インピーダンスおよび温度などの各種の物理量のレベルを第2パラメータとして、その第2パラメータについての経時変化を示す波形を表示させる際に適用することができるのも勿論である。
また、信号波形(被測定波形)を波形データDsに変換するデータ変換部を備えた構成として、アナログ信号としての信号波形を入力する構成とすることもできる。また、設定値Nを任意に入力可能とした構成例について上記したが、予め複数の設定値Nが規定され、その中から任意の設定値Nを選択可能とする構成を採用することもできる。また、設定値Nが予め設定された値に固定されている構成を採用することもできる。
1 波形表示装置
2 処理部
3 記憶部
5 表示部
13 周波数軸
14 レベル軸
A 最大値
B 最小値
Ds 波形データ
Lmax 上限値
Lmin 下限値
N 設定値
Ws スペクトル波形

Claims (3)

  1. 第1パラメータについての第1パラメータ軸および第2パラメータについての第2パラメータ軸で構成される座標平面内において当該第1パラメータの変化に対する当該第2パラメータの変化を示す被測定波形を当該第2パラメータ軸の下限値および上限値を規定して表示させる処理部を備え、
    前記処理部は、前記座標平面内に表示させる前記被測定波形における前記第2パラメータの最大値および最小値を特定すると共に、前記最大値および前記最小値の平均値の絶対値にN(Nは正数)を乗じた乗算値を当該最大値に加算した第1の値と当該最小値から当該乗算値を減算した第2の値とを求め、前記第1の値を前記上限値として規定すると共に、前記第2の値を前記下限値として規定する波形表示装置。
  2. 前記Nの値を任意に設定可能に構成されている請求項1記載の波形表示装置。
  3. 第1パラメータについての第1パラメータ軸および第2パラメータについての第2パラメータ軸で構成される座標平面内において当該第1パラメータの変化に対する当該第2パラメータの変化を示す被測定波形を当該第2パラメータ軸の下限値および上限値を規定して表示させる波形表示方法であって、
    前記座標平面内に表示させる前記被測定波形における前記第2パラメータの最大値および最小値を特定すると共に、前記最大値および前記最小値の平均値の絶対値にN(Nは正数)を乗じた乗算値を当該最大値に加算した第1の値と当該最小値から当該乗算値を減算した第2の値とを求め、前記第1の値を前記上限値として規定すると共に、前記第2の値を前記下限値として規定する波形表示方法。
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