JP2007197090A - 特に食品のためのコンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】食品の保持または運搬に適したコンテナを提供する。
【解決手段】少なくとも1つの底部(3)を含む保持トレイ(2)と、物を保持する領域(5)を規定する少なくとも1つの側面部(4)と、トレイ(2)の導入領域を規定する少なくとも1つの貫通穴(7)を有する支持構造(6)とを有する特に食品のためのコンテナであって、トレイ(2)の側面部(4)は、トレイ(2)の底部(3)と穴(7)を接続している。コンテナ(1)は、トレイ(2)の底部(3)と側面部(4)とを形成する少なくとも1つの内部面(3a,4a)と、支持構造(6)の少なくとも1つの上面(6a)とを規定する少なくとも1つのシート(8)を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明はコンテナに関する発明であり、特に食品の保持または運搬に適したコンテナに関する。
食料品店において、紙類で作られた平面的なコンテナが見られる。それらは、薄いボール紙で作られた平坦部分を有し、紙類で作られた対応するトレイをかみ合わせて受けられるようにデザインされた複数の穴を開けられたシートを有する。
詳細には、紙類で作られたトレイは、平坦なシートから作られる。その平坦なシートを、外向きにひっくり返って広がる上縁を有する円錐台(frustoconical)のような3次元形状になるまで、適切にへこませることによって作られる。
これらのトレイは、薄いボール紙でできた薄紙要素に形成された穴に挿入される。その後トレイのひっくり返された外縁を、糊のような他の固定システムによって、穴の外周囲に密着して係合する。この際に、適切な折り畳み操作が縁部やその他の部分に対して実行される。
すなわち、コンテナは、支持として働く平坦な薄いボール紙要素に固定された多くの紙のトレイによって作られている。
上記に簡単に記述した先行技術は、現在食品店で広く使用されており、その役割を果たすために優れた方法だと考えられている。しかしながら、別の視点から考えると、改良の余地がある。
第1に、コンテナの製造プロセスは異なる操作段階を有する。たとえば、適切にダイカット(die−cut)された薄いボール紙の供給、紙でできたそれぞれのトレイの形成、後者と上述のコンテナまたは焼き型(baking−pan)との接合などである。
それぞれの過程は製造時間と製造コストの増加をもたらしており、ダイカットされた薄いボール紙の生産やそれぞれの紙のトレイの生産の両方において原材料の無駄遣いが発生している。
本発明においては、上記に着目した欠点を、実質的に解決することが目的である。
単純で少ない製造工程によって生産されるコンテナを提供することが、本発明の第1番目の目的である。
原材料を節約すること、特に可能な限り製造過程で発生するごみを削減することが、本発明のさらなる目的である。
加えて、発明の一般的な課題として、従来の製造物にかわる解決策を提案することにより、美的魅力があり、強い構造を有するコンテナの生産に関する。
上述またはさらなる目的は、後述の記載により明らかになるが、それらは特許請求の範囲において請求されているように、基本的には特に食品のためのコンテナにおいて達成される。
さらなる特徴および利点は、限定しない具体例と下記に説明する図面によって表された、好適かつ排他的でない実施形態の詳細な記述から明かになるだろう。
図1は、本願発明に係る食品用コンテナの斜視図、
図2は、図1に示すコンテナを作るためのブランク(blank/半加工品)の平面図である。
図1に示すように、本発明に係る食品コンテナは、全般において符号1で特定される。
コンテナ1は、底部3と少なくとも1つの側面部4とを有する少なくとも1つの保持トレイ2を有する。底部3および側面部4は製品の保持領域5を規定する。側面部4と底部3は、それぞれ保持領域5に面する内部面4aと3aを有する。側面部4と底部3はさらに、それぞれ前記内部面4a、3aに関してその反対面に広がっている外部面4bと3bを有する。
コンテナ1は、トレイ2の支持構造6をさらに有する。支持構造6は、トレイ2への導入領域を規定する少なくとも1つの貫通穴7を有する。トレイの側面部4は、トレイの底部3と支持構造6の貫通穴7とを接続している。言い換えれば、トレイ2は支持構造6の貫通穴7から広がっている。
支持構造6は、トレイ2に対して反対面に広がる上面6aを有している。言い換えると上面6aは、トレイ2の反対側の空間の半分に広がっている。またトレイ2は、上面6aの反対面である下面6bを有する。すなわちトレイ2を含む側の空間の半分に下面6bを有する。
コンテナ1は、支持構造6の上面6aを規定し、さらにトレイ2の底部3および側面部4の内部面3aおよび4aを規定する少なくとも1つのシート8を有する。
コンテナ1は、トレイ2の底部3および側面部4の外部面3bおよび4bを規定し、さらに支持構造6の下面6bを規定する第2シート9をさらに有する。
すなわち、トレイ2に含まれた製品を保持または輸送する際にコンテナ1が必要な強度を有するように、第1シート8と第2シート9はお互いに折り重ねられ、お互いにしっかりと固定される。
言い換えれば、支持構造6とトレイ2は一体構造で、つまり前記2つの要素間には、相互に重ね合う領域や不連続な領域がない。
事実、後述により明らかになることではあるが、単一の平坦なシート8が支持構造6の上面6aと、底面3および側面部4の内部面3aおよび4aを規定する。
好ましい実施形態においては、コンテナ1は紙類で作成される。
特に第1シート8および第2シート9は、たとえば食品の使用に好適な種類の紙類である。
加えて、図1に示すように、コンテナ1は複数のトレイ2を有し、それぞれの開口は対応する支持構造6の貫通穴7上にある。
好ましい実施形態では、支持構造6は概ね平坦で、トレイ2はカップ形状である。すなわちトレイ2は、底部3が概ね平坦な円錐台形態である。
特に、それぞれのトレイ2の側面部4は、側面部4の内部面4aを規定し第1シート8からなる第1バンドの束10を有する。反対の面であるトレイ2の側面部4の外部面4bは、第2シート9に含まれる第2バンドの束11によって作られている。
図1に示すように、第1バンドの束および第2バンドの束は、支持構造6から直接に、そこから移動しながら伸びている。特に、それぞれのバンド10,11は貫通穴7の周辺部にある縁から広がっており、トレイ2の底部3の縁3cに到達している。第1の束10のバンドは、第2の束11のバンドと同様に、そのすべてがお互いに概ね平行である。
加えて、第1バンドの束10のバンドの伸張方向は、第2バンドの束11のバンドの伸張方向に対して傾けられている。言い換えれば、第1の束10は、第2の束11の貫通穴7からの進行方向を決めている角度Bとは異なる角度Aの方向に沿って、支持構造6の貫通穴7から始まりトレイ2の底位置3に到達する。
より詳細には、これらの角度Aおよび角度Bは、トレイ2の側面部4の編み網目構造を決定する性質を有する。
加えて、側面部4に沿った、第1の束10を構成部分するバンドと、第2の束11を構成するバンドの交点において、第1の束10のバンドは、第2の束11のバンドと固定され、それによって必要な強度を確保し、トレイ2を安定した形状にしている。
さらに、2つ束10,11のバンドが形成されている面は、支持構造6によって規定される面に対して曲げられており、2つのバンドが前記バンドの交点においてそれ自身と異なる束10,11に所属するバンドと接触する領域を増加させている。
特に、それぞれのバンド10,11は、貫通穴7から伸びており、支持構造6によって規定される面に対して傾いた面に形成されている。
好ましくは、それぞれのバンドの平坦面は保持空間の側を向いており、実質上平坦な側面部を有しているかのようになっている。
2つの束10,11のバンドが、過剰なねじり応力を受けることがないように、貫通穴7の周辺縁7aに接続されているそれぞれのバンド10,11のある領域における支持構造6は、バンド10,11の最初の曲げを容易にする複数の曲げられたスリット12を有する。
これらのスリット12は、貫通穴7の周辺縁7aから放射状に広がっており、それぞれのバンド10,11のある縁7aが部分的に変形できるようにしてある。このようにして、前記縁7aの部分的な変形は、バンド10,11の存在する面に対して、バンドの曲げを起こすために必要な回転を与えることで著しい不連続の存在を回避している。
同様に、トレイ2の底部3の周辺縁3cも、トレイ2の平坦な底部3を分断することなくそれぞれのバンド10,11を接続するように複数のスリット13を有する。これらのスリット13は、貫通穴7の周辺縁7aのスリット12についての記載と同様に、底部3の縁3cの部分的な変形を許容する。
図2は、上述に記載のコンテナ1を作るために好適な、コンテナのブランクを表している。
ブランク100は、それぞれ平行なスリット103によって範囲を定められた少なくとも2つのバンド102を有する少なくとも1つのシート101を有する。これらのバンド102は、トレイ2の側面部4を規定する。特に、バンド102は、それぞれのトレイの側面部4の第1の束のバンドを規定する。バンド102は、トレイ2の底部4を規定するシート101の第1領域104を取り囲んでいる。特に、シートの第1領域104は、底部3の内部面3aを規定している。
バンド102は、支持構造6を規定しているシート101の第2領域105に取り囲まれている。特に、シート101の第2領域105は支持構造6の上面を規定している。
少なくとも2つ、通常はすべてのバンド102は、基本的に、シート101の第1領域104からシート101の第2領域105までの捻れた面の領域を構成して伸びる。
より詳細には、そこにはいくつかのバンド102があり、これらは並列の関係に配列されており、それぞれの分割スリット103によって仕切られている。複数のバンド102は完全にシート101の第1領域104を取り囲んでいる。好適な実施形態では、第1シートのバンド102は15箇所形成されている。
それぞれのバンド102は、シート101の第2領域105に繋がっている第1端部106と、第1端部106の反対側においてシート101の第1領域104に繋がっている第2端部107とを有している。
それぞれのバンド102の第1端部106は、第1シート領域104から放射状に伸びる放射状スリット108を有している。これらの複数のスリット108は、支持構造6の貫通穴7の周辺縁7aに存在する複数のスリット12を規定しており、上記のように第1の束10を構成するバンド102の正しい曲げを可能にする目的を有している。
同様に、それぞれのバンド102の第2端部107は、シート101の第1領域104に向かって放射状に広がる放射状スリット109を有している。放射状スリット109は、トレイ2の底部3の縁3cに存在する放射状スリット13を規定しており、トレイ2の側面部4と底部3の正しい接続を可能にするという目的を有している。
図2に示す好適な実施形態では、第1シート101は、それぞれに対応するトレイ2の底部3を規定する複数の第1領域104を有している。それぞれの第1領域104は上述において特定された複数のバンドによって囲まれている。
ブランク100はさらに、第1シートと同一の第2シート101aを有している。必然的に、第2シート101aを構成しているすべての要素は、第1シート101に関して記述されたものと同一であり、図2において同一の番号の後に文字”a”を付して示されている。
この実施形態における第1シート101と第2シート101aは、熱可塑性のフィルムで覆われるが、その理由はこの明細書の後の記述でより明らかになる。
好適な実施形態では、それぞれのシート101,101aの第2領域105,105aは脆弱線110,110aを有している。脆弱線110,110aは、シート101,101aのそれぞれの第1領域104,104a及びバンドグループ102,102aを分割している。脆弱線110,110aは、ブランク100から作られたコンテナを、残部分と1つもしくは複数のトレイ2とに、必要に応じて分割できるようにデザインされている。
さらに、2つのシート101,101aは、互いに並列な関係に配列され、より弱い脆弱線111によってなんとか繋がっている。さらに、2つのシート101,101aは、そのような関係で並列に並べられているので、同一の方法でシートを繰り返せばよい。
好ましくは上に記載されたブランク100のようなブランクを折りたたむ方式およびそのようにして得られるコンテナは、第1シート101の上に第2シート101aを、または第2シートの上に第1シートを、重ね折りすることを想定している。したがって、そうなるように2つのシートは非対象形態に形成される。
1つのシートのバンドは右巻きらせんを規定しており、重ね折りされるシートのバンドは左巻きさせんに、すなわち前者と反対向きに形成している。このような形態は、本発明における“非対称形状”によって、2つのシート101と101aを重ね折りもしくはオーバーラップをさせる意図によるものである。
加えて、後述する2つのシート101および101aによる非対称の重ね折りによって、第1シートの第1領域104が、第2シート101aの第1領域104に、互いに正確にオーバーラップする。
この方式は、2つのシート101と101aの第1重ね合わせ領域101、101aを、それぞれのシートの第2領域105、105aから押し出す工程を含んでいる。このようにして、コンテナ1のトレイ2と、支持構造6の貫通穴7が規定される。
さらに詳細には、第1領域104、104aを、第2領域105、105aから押し出す工程は、第1領域を2つのシートの積み重ねによって規定された面に対して平行な方向に動かすことによって行われる。それによって第1領域104と104aは、2つの重ね折られたシートの第2領域105、105aによって規定される支持構造6に対して平行であって、支持構造6から移動して離れた面の中に横たわる。
この分離移動工程は、どのような時でも行うことができる。また、この分離移動工程は、2つの重ね折られるシートを固定し、第2領域105、105aから先述の距離まで第1領域を分離するように、均一な力を及ぼすことができるあらゆる適切な装置によって行うことができる。
加えて、分離段階の間に、それと調和して、2つのシート101、101aが、まさに重ね折りされた関係のままでしっかりと固定される工程が行われる。
好適な実施形態における2つのシートをつなぎ合わせる工程は、先述のように、熱可塑性のフィルムを有するシート自体を加熱することによって行われる。加熱の結果として、2つのシート101と101aはお互いに熱密閉される。
すべての場合において熱可塑性フィルムを使用するとは限らず、2つのシートをつなぎ合わせる工程は、たとえば接着などの他の手段によっても実行することができる。
第1領域104,104aが第2領域105,105aから移動する工程の間においては、バンド102,102aは、第1領域104,104aと一体となっている第2端部107,107aの移動にしたがって曲がりを解かれる。
加えて、第1領域および第2領域に存在している放射状のスリット108,109,109aはバンド102,102aの前記曲がりを可能にする。
このように、2つのシート101,101aの非対称な重ね折り形態によって、第1シート101のバンド102が第2シートのバンド102aを交差、オーバーラップして、トレイ2の網目状の側面部4を形成する。
2つのシート101と101aがつなぎ合わせられる工程において、第1シート101のバンド102と第2シート101aのバンド102aとによって規定される交点もつなぎ合わされる。すなわち熱密封される。この工程は、トレイ2の側面部4の形状を固定し規定するのに必要である。
領域104が第2領域105から移動するのを可能にするために、第1領域がバンド自身の幾何学的な形状によって、第2領域に対して(あるいはお互いの対向部分に対して)相対的な回転を受けるのは明白である。
領域104も、3次元形状が保持されることを保証するように、互いに密封される。
本発明の対象であるコンテナは、わずかなで単純な製造工程によって製造されるので、発明は意図する目的を達成している。特にトレイを規定する工程としては、1つの操作が必要となるのみである。
加えて、本発明の対象であるコンテナは、材料となるブランクを形成するすべての物質がコンテナの製造に使用されているため、資源の無駄がない。
さらに、コンテナの製造に必要なすべての物質は、2つのシートのみからななる。
加えて、本発明は重要な効果を得ることができる。
事実、トレイの側面部の網目構造によって、使用される物質は最小限に抑えられ、それと同時に非常に軽量でしかも強いコンテナが得られる。
さらに、コンテナをすべて紙で作った場合は、完全にリサイクルすることができ、それによって、使用済みコンテナの処分にかかるコストは除去される。
もちろん、コンテナの構造は平坦なブランクから始まる2つの操作段階しか必要としないから、平坦なブランクを直接しまいこみ、それらを短時間にコンテナに組み立てることができる。したがって、製品の保管スペースや輸送コストを最小限に抑えることができる。
最後に、網目構造のトレイは、その内側に食品を保持することができるような、紙製のさらなるコンテナを受けるのに適していることを正しく理解すべきである。
図1は、本願発明に係る食品用コンテナの斜視図である。 図2は、図1に示すコンテナを作るためのブランク(blank)の平面図である。
符号の説明
1… コンテナ
2… トレイ
3… 底部
4… 側面部
6… 支持構造
7… 貫通穴

Claims (19)

  1. 製品保持領域(5)を規定する底部(3)および少なくとも1つの側面部(4)を有する少なくとも1つの保持トレイ(2)と、
    トレイ(2)の導入領域を規定する少なくとも1つの貫通穴(7)を形成し、トレイ(2)の前記少なくとも1つの側面部(4)が、トレイ(2)の前記底部(3)と支持構造(6)の前記穴(7)とを接続する形態となっている前記トレイの支持構造(6)とを有するコンテナであって、
    前記コンテナは、トレイ(2)の底部(3)と側面部(4)とを形成する少なくとも1つの内部面(3a,4a)と、支持構造(6)を形成する少なくとも1つの上面(6a)とを同時に規定する少なくとも1つの第1単一シート(8)を有することを特徴とする特に食品のためのコンテナ。
  2. 底部(3)と側面部(4)との外部面(3b,4b)と支持構造(6)の下面(6b)とを同時に規定する第2シート(9)を有する請求項1に記載のコンテナ。
  3. 前記第1シート(8)と第2シート(9)は紙類で作られており、互いに重ね折りされる関係であることを特徴とする請求項2に記載のコンテナ。
  4. 複数のトレイ(2)と、
    それぞれのトレイ(2)の導入領域を規定する複数の穴(7)を有する支持構造(6)と、
    それぞれのトレイ(2)の底部(3)と側面部(4)の内部面(3a,4a)と、支持構造(6)の上面(6a)とを同時に規定する第1単一シート(8)とを有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のコンテナ。
  5. 前記トレイ(2)がカップ形状の形態であり、前記支持構造(6)は概ね平坦である請求項1から請求項4のいずれかに記載のコンテナ。
  6. トレイ(2)の前記側面部(4)が、第1シート(8)で形成されたバンドの第1の束(10)と第2シート(9)で形成されたバンドの第2の束(11)とを有する請求項1に記載のコンテナ。
  7. 前記第1の束(10)のバンドは概ね互いに平行であり、
    前記第2の束(11)のバンドも概ね互いに平行であり、第2の束(11)は第1の束(10)のバンドに対して傾けられており、網目状の側壁(4)を規定している請求項6に記載のコンテナ。
  8. 第1の束(10)のそれぞれのバンドは、穴(7)の縁の部分から伸びており、縦軸に対して角度をつけてオフセットされている底部(3)の対応する部分に接続されていることを特徴とする請求項7に記載のコンテナ。
  9. 保持トレイ(2)の側面部(4)を規定しており、お互いに平行に伸びている2つのスリット(103)によって範囲を定められた少なくとも2つのバンド(102)を有する少なくとも1つのシート(101)であって、
    前記少なくとも2つのバンド(102)は、トレイ(2)の底部(3)を規定するシート(101)の第1領域(104)を取り囲んでおり、トレイ(2)の支持構造(6)を規定するシート(101)の第2領域(105)によって周辺を取り囲まれていることを特徴とするコンテナを製造するための紙製のブランク。
  10. 第1シート(101)と概ね同一である第2シート(101a)を有し、
    第1シート(101)と第2シート(101a)は、脆弱線(111)を中心に相対的に回転して互いに重ね折ることができるように適切に並んで配置され、両者は前記脆弱線(111)によって接続されていることを特徴とする請求項9に記載のブランク。
  11. 前記少なくとも2つのバンドは、シート(101)の第1領域(104)からシート(101)の第2領域(105)までらせん状の領域を形成している請求項9または請求項10に記載のブランク。
  12. 複数のらせん形状のバンド(102)が相互に隣接し、シート(101)の第1領域(104)を完全に取り囲んでいることを特徴とする複数の前記バンド(102)を有する請求項11に記載のブランク。
  13. それぞれのバンド(102)が、
    シート(101)の第2領域(105)に接続している第1端部(106)と、
    シート(101)の第1領域(104)に接続しており、第1端部(106)の反対側である第2端部(107)とを有するブランクであって、
    シート(101)に規定される面に対して垂直な面内においてバンド(102)の回転を可能にするように、前記第1端部(106)は第1領域(104)から放射状に伸びているスリット(108)を有し、前記第2端部(107)はシート(101)の第1領域(104)に向かって放射状に伸びるスリット(109)を有することを特徴とする請求項12に記載のブランク。
  14. 第1シート(101)と第2シート(101a)を互いに重ね折りして確実に接続するために、それぞれのシート(101,101a)が熱可塑性物質のフィルムでコートされる請求項10から請求項13のいずれかに記載のブランク。
  15. 保持トレイ(2)の側面部(4)を規定しており、互いに平行に伸びている2つの対応するスリット(103)によって範囲を規定された少なくとも2つのバンド(102)を有し、前記少なくとも2つのバンド(102)が、トレイ(2)の底部(3)を規定するシート(101)の第1領域(104)を取り囲み、トレイ(2)の支持構造(6)を規定する第2領域(105)によって周囲を取り囲まれている第1シート(101)を供給する工程と、
    第1シート(101)と概ね同一の第2シート(101a)を供給する工程と、
    第2シート(101a)を、それと非対称な態様にある第1シート(101)に対して、もしくはその反対に、重ね折りして配置する工程と、
    2つのシート(101,101a)の第1領域(104,104a)を、第2領域(105,105a)から押し出して保持トレイ(2)を規定する工程とを有するコンテナの製造方法。
  16. 2つのシート(101,101a)の第1領域(104,104a)を、第2領域(105,105a)から押し出す前記工程が、
    第1シート領域(104,104a)を、第2シート領域(105,105a)によって規定される面から平行に移動させ、概ね平行でトレイ(2)の支持構造(6)から外方に移動させられトレイ(2)の底部(3)を規定する工程を有することを特徴とする請求項15に記載の製造方法。
  17. 2つのシート(101,101a)の第1領域(104,104a)を、第2領域(105,105a)から押し出す前記工程に関連して、2つのシート(101,101a)を、好ましくは熱シール等によって互いに確実に接合する工程をさらに有する請求項15または請求項16に記載の製造方法。
  18. 2つのシート(101,101a)を互いに接合する工程が、トレイ(2)の網目状の側壁(4)を規定するように、第1シート(101)のバンド(102)と、第2シート(101a)のバンド(102a)とを接合する工程をさらに有する請求項15から請求項17のいずれかに記載の製造方法。
  19. 2つのシート(101,101a)の第1領域(104,104a)を、第2領域(105,105a)から押し出す工程が、
    第1シート(101)の第1領域(104)を、第2シート(101a)の第1領域(104a)に対して相対的に回転させる工程と、
    第1領域(104,104a)を重ね折りした関係であるが、前記回転させる工程より前における重ね折りした初期状態に対して、角度をつけて回転させた位置関係になるように互いに確実に接合する工程とを有する請求項16に記載の製造方法。
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