JP2007196459A - 積層体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 耐摩擦性、離型性、耐摩耗性、潤滑性、耐傷付き性、耐汚染性に優れ、さらに光沢や透明性にも優れた積層体を提供する。
【解決手段】 支持体にコート剤(C)を塗工してなる積層体であって、支持体が紙あるいは木板であり、コート剤(C)が少なくともマレイン酸変性ポリオレフィンオリゴマー(B)を含む摩擦低減粒子を含有し、摩擦低減粒子のコート剤(C)に対する含有量が固形分換算で0.4〜10.0重量%である積層体(D)。
【選択図】 なし

Description

本発明は支持体の表面にコート剤を塗工してなる積層体に関し、より詳しくは、耐摩擦性、離型性、耐摩耗性、潤滑性、耐汚染性に優れ、さらに光沢や透明性にも優れた積層体に関する。
従来より、摩擦低減粒子として、シリカや炭酸カルシウムなどの無機フィラーを用い、上記フィラーを塗工することにより低摩擦である積層体を得る方法が提案されてきた。(特許文献1、2)
これらの無機フィラーを使用することは、分散焼却処理することにより、焼却残渣が残り、更に埋め立てを必要とするなど問題を有している。
また、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、あるいは酸素による酸化したポリエチレンワックス、カルナバワックスなどの水性分散系を含有したコート剤をコートすることにより、低摩擦である積層体を得る方法が提案されてきた。(特許文献3、4、5)
これらの方法ではコート剤に対して粒子の重量比が高すぎる、或いは水性分散系に分子量が250以下の界面活性剤を使用しているために、耐水性が不十分であるため水に浸漬するとコート剤から粒子が脱落するなどの問題が生じていた。
焼却残渣もなく、また耐水性に優れ、粒子が脱落することなく、コート剤に対して摩擦低減粒子を10重量%以下の量で添加し塗工するだけで、耐摩擦性、耐磨耗性、潤滑性を共に兼ね備えた積層体が求められていた。
特開2003−218130号公報 特開2002−113940号公報 特開平10−021426号公報 特開平09−068443号公報 特開平08−337050号公報
本発明の課題は、紙又は木板を支持体として、少なくともマレイン酸変性ポリオレフィン系オリゴマー含有する摩擦低減粒子を含むコート剤を塗工し、各種印刷物、各種カード、メディア、家具、建築材料して使用した場合に、耐摩擦性、離型性、耐摩耗性、潤滑性、耐傷付き性、耐汚染性に優れ、さらに光沢や透明性にも優れた積層体を提供することにある。
本発明者らは前記課題を解決するために鋭意検討した結果、少なくとも特定のポリオレフィンオリゴマーを含有する摩擦低減粒子を含むコート剤を塗工することにより、積層体の動摩擦係数が低減することを見出し、本発明を完成するに到った。
すなわち、本発明は、支持体にコート剤(C)を塗工してなる積層体であって、支持体が紙あるいは木板であり、コート剤(C)が少なくともマレイン酸変性ポリオレフィンオリゴマー(B)を含む摩擦低減粒子を含有し、摩擦低減粒子のコート剤(C)に対する含有量が固形分換算で0.4〜10重量%である積層体(D)である。
本発明の、摩擦低減粒子であるマレイン酸変性ポリオレフィンオリゴマーを含有するコート剤を支持体に塗工してなる積層体は、耐摩擦性、離型性、耐摩耗性、潤滑性、耐傷付き性、耐汚染性に優れ、さらに光沢や透明性に優れる。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明におけるポリオレフィンオリゴマー(A)は、エチレン、プロピレン、1−ブテン、3−メチル−1−ブテン、4−メチル−1−ペンテン、3−メチル−1−ペンテン、1−ヘプテン、1−ヘキセン、1−オクテン、1−デセン、1−ドデセン等のα−オレフィン;ブタジエン、エチリデンノルボルネン、ジシクロペンタジエン、1,5−ヘキサジエン等の共役ジエン、非共役ジエンの単独重合体又はこれらの共重合体のオリゴマーであり、さらに、スチレン、酢酸ビニル、ビニルアルコールなどの単独重合体又は前記のオレフィン系単量体とこれらの単量体との共重合体などのオリゴマーである。具体的には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、エチレン・プロピレン共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・エチルアクリレート共重合体、エチレン・ビニルアルコール共重合体、エチレン・スチレン共重合体などのオリゴマーが挙げられる。
さらに上記重合体にエチレン性不飽和単量体がグラフトしたり、酸素または酸素含有ガスを用いて溶融状態で酸化したり、塩化金属などのハロゲン化金属を用いて塩素などのハロゲンを付加することで得られる変性体や、植物ワックス、動物ワックス、鉱物ワックス及び石油化学ワックスも包含する。
好ましいワックスの例として、カンデリラワックス、カルナバワックス。木蝋、エスパルトグラスワックス、コルクワックス、グアルマワックス、米ぬか油ワックス、甘蔗ワックス、ベリーワックス、ウリキュリワックス、モンタンワックス、ジョジョバワックス、シアベター、蜜蝋、セラックワックス、鯨蝋、ラノリン、セレシン、パラフィンワックス、合成ポリエチレンワックス合成ポリプロピレンワックス、合成エチレン−酢酸ビニル共重合体ワックス等が挙げられ、単独又は複数を組み合わせて使用することができる。
ポリオレフィンオリゴマー(A)の重量平均分子量(Mw)は通常、600〜50000である。なお、重量平均分子量(Mw)はポリスチレンを標準物質としたゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)により測定することで求めることができる。
本発明おけるマレイン酸変性ポリオレフィンオリゴマー(B)とは、上記ポリオレフィンオリゴマーにマレイン酸又はその誘導体をグラフト共重合したポリマーであり、具体的には、三井ハイワックス1105A、2203A、NP0555A(三井化学社製)やユーメックス1010(三洋化成社製)などが挙げられる。
マレイン酸変性ポリオレフィンオリゴマー(B)の製造方法としては、例えばポリオレフィンオリゴマー(A)を溶融又はヘキサンなどの溶媒にて溶解し、過酸化物をはじめとしたラジカル重合開始剤及びマレイン酸又はその誘導体を徐々に滴下することで得られる。
使用するラジカル開始剤としては、特に限定されるものではないが、例えばジ−tert−ブチルパーオキサイド、tert−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、ベンゾイルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、tert−ブチルパーオキシベンゾエイト、クメンハイドロパーオキサイド等の有機過酸化物、アゾビスイソブチロニトリル、4,4’−アゾビス(4−シアノペンタ酸)、2,2’−アゾビス(2−メチル−N−(2−ヒドロキシエチル)プロピオアミド)等のアゾ化合物が挙げられる。これらは、単独或いは2種以上併用して用いることができる。
また、更にラジカルを発生させて反応を行う方法も採用され、例えば、光重合開始剤の存在下に光を照射する方法、又は有機過酸化物を添加する方法等、公知の方法を使用することができる。
光重合開始剤としては、例えば、ベンゾフェノン、ジアセチル、ベンジル、ベンゾイン、2−メチルベンゾイン、ω−ブロモアセトフェノン、クロロアセトン、アセトフェノン、2,2−ジエトキシアセトフェノン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノン、2−クロロベンゾフェノン、p−ジメチルアミノプロピオフェノン、p−ジメチルアミノアセトフェノン、p,p’−ビスジエチルアミノベンゾフェノン、3,3’−4,4’−テトラ−ベンゾフェノン、ミヒラーケトン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、ベンゾイン−n−ブチルエーテル、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルフォスフィンオキシド、ベンジルジメチルケタール、メチルベンゾイルホルメート等のカルボニル類、ジフェニルジスルフィド、ジベンジルジスルフィド、テトラメチルチウラムモノスルフィド等のスルフィド類、ベンゾキノン、アントラキノン、クロロアントラキノン、エチルアントラキノン、ブチルアントラキノン等のキノン類、チオキサントン、2−メチルチオキサントン、2−クロロチオキサントン等のチオキサントン類等が挙げられるが、これらは単独或いは2種以上併用して用いても良い。又、これらの光重合開始剤には、トリエチルアミン、トリメチルアミン、トリエタノールアミン、ジメチルアミノエタノール、ピリジン、キノリン、トリメチルベンジルアンモニウムクロライド等のアミン類、トリフェニルホスフェイン等のアルキルホスフィン類、β−チオジグリコール等のチオールエーテル類等を併用して用いても良い。
上記光重合開始剤の使用量は、付加させるマレイン酸に対して10〜50重量%、より好ましくは20〜40重量%の範囲で用いる事が好ましい。
また、これらの重合反応開始剤及びマレイン酸又はその誘導体はなるべく時間をかけ、これを少量ずつ添加することが好ましい。これらの使用する量にもよるが、一般に有機過酸化物を一括で添加するような場合は反応液が比較的ゲル化を起こしやすくなるため、少量ずつ時間をかけて、又は多回数に分けて少量ずつ添加することが好ましい。
マレイン酸変性ポリオレフィンオリゴマー(B)におけるマレイン酸含有量としては好ましくは0.5〜10重量%である。
本発明における摩擦低減粒子は、少なくともマレイン酸変性ポリオレフィンオリゴマー(B)を含む、体積平均粒子径が通常0.02〜20.0μmの粒子であり、コート剤に添加することで、動摩擦係数又は静摩擦係数を低下する機能を有している。
摩擦低減粒子のコート剤に対する含有量としては摩擦係数を低減でき、且つ摩擦時に粒子が剥がれる等の問題を抑制するには0.4〜10.0重量%が望ましく、0.4〜5.0重量%がさらに望ましい。
摩擦低減粒子はコート剤への分散が良好な点で水性分散系であることが望ましい。水性分散系とは体積平均粒子が通常0.02〜20.0μmであり、水中に安定に粒子が分散した状態である。
本発明におけるマレイン酸変性ポリオレフィンオリゴマー(B)から構成される摩擦低減粒子の製造方法としては、機械せん断力により物理的に乳化分散した水性分散系にする方法が挙げられる。
乳化分散する方法としてより具体的には、マレイン酸変性ポリオレフィンオリゴマー(B)及びポリオレフィンオリゴマー(A)の混合物を溶剤に溶解後高圧ホモジナイザー、高圧ホモミキサー等により乳化後溶剤を除去する方法、マレイン酸変性ポリオレフィンオリゴマー(B)及びポリオレフィンオリゴマー(A)の混合物を溶融状態にして高圧ホモジナイザー、高圧ホモミキサー、押出混練機により乳化する方法、α−オレフィン及び(メタ)アクリル酸の共重合体及びカリウム、ナトリウム、アンモニウムなどのアルカリ物質をオートクレーブ中で乳化する方法、その他機械的に粉砕する方法、高圧で噴射粉砕する方法、細孔より噴霧させる方法などが挙げられる。好ましい体積50%平均粒子径としては0.1〜10.0μmである。体積50%平均粒子径が10.0μmを超える場合は光沢や色再現性が悪化するなどの問題があり、体積50%平均粒子径が0.1μm未満の場合は耐摩擦性や潤滑性に劣り、長期保存すると凝集し濃度勾配が生じるなどの問題がある。従って、光沢、色再現性を維持し、保存安定性が良好で耐摩擦性や潤滑性を発揮するには、50%平均粒子径は0.1μm以上10.0μm以下が好ましい。
積層体(D)の支持体である紙としては例えば、グラシン紙、上質紙、クラフト紙、ボール紙、新聞用紙、含浸加工用原紙、薄葉紙、模造紙、板紙、ティッシュ紙等が挙げられる。
積層体の支持体である木板の木材の樹種としては例えば、モミ、トドマツ、シラベ、タイワンヒノキ、ヒノキ、サワラ、スギ、カラマツ、エゾマツ、トウヒ、アカマツ、ヒメコマツ、クロマツ、ヒバ、ツガ等の針葉樹材、イタヤカエデ、トチノキ、ミズメ、マカンバ、カツラ、クスノキ、イスノキ、ブナ、オニグルミ、タブ、ホオノキ、ドロノキ、シナノキ、ヤチダモ、ハリギリ、キリ、ミズナラ、ハルニレ、ケヤキ、アカガシ、等の広葉樹材、アカラワン、シロラワン等のフィリピン材等が挙げられる。
本発明における動摩擦係数とは、JIS−P−8147による測定で得られる摩擦係数のことを指す。具体的には紙または木板を支持体として、コート剤を塗工し、コート剤を塗工した面相互の定速伸張引張試験機にて測定した荷重より計算される。
本発明におけるコート剤とは紙や木板に下記塗工方法にて表面処理することができる、液体材料のことであり、コート剤の支持体への塗工は、スプレー、カーテン、フローコーター、ロールコーター、グラビアコーター、刷毛塗り、浸漬等の方法で実施できる。乾燥は自然乾燥でも良いが、例えば50〜200℃で5〜600秒間加熱するのがよい。
塗工層の厚さは、積層体の用途、使用する水性分散系組成物等によって適宜選択されるため特に限定されるものではないが、塗工面の摩擦抵抗を低減させるには、支持体が紙の場合0.5〜50μmが、支持体が木板の場合は10〜500μmであることが望ましい。
本発明におけるアクリル系樹脂とは、α,β−モノエチレン性不飽和基を有する単量体及びその他共重合可能な単量体から構成される重合体で、特に制限されるものではない。α,β−モノエチレン性不飽和基を有する単量体及びその他共重合可能な単量体の具体例としては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、i−ブチル(メタ)アクリレート、t-ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、トリデシル(メタ)アクリレート、ラウロイル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、フェニル(メタ)アクリレート、ジメチルアモノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸エステル類、ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ラクトン変性ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレート等の水酸基含有ビニル類、アクリル酸、メタアクリル酸、マレイン酸、イタコン酸、ω−カルボキシ−ポリカプロラクトンモノアクリレート、フタル酸モノヒドロキシエチルアクリレート等のカルボキシル基含有ビニル類及びこれらのモノエステル化物、グリシジル(メタ)アクリレート、メチルグリシジル(メタ)アクリレート等のエポキシ基含有ビニル類、ビニルイソシアナート、イソプロペニルイソシアナート等のイソシアナート基含有ビニル類、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、t−ブチルスチレン等の芳香族ビニル類、その他アクリロニトリル、メタクリルニトリル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、アクリルアミド、メタクリルアミド、メチロールアクリルアミド、及びメチロールメタクリルアミド、エチレン、プロピレン、C4〜C20のα−オレフィン等が挙げられる。また、上記単量体、或いはその共重合体をセグメントに有し、末端にビニル基を有するマクロモノマー類等も使用できる。また、本発明に用いられるその他共重合可能な単量体からなる共重合性モノマーとしては、無水マレイン酸、無水シトラコン酸等の無水カルボン酸類等が挙げられる。より具体的には、スチレン−アクリレート共重合体、ポリビニルアルコール、ポリメチレンメタ共重合体、ポリアクリルアミド、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリメチルメタアクリレート、エチレン−メタアクリレート共重合体など挙げられる。
本発明におけるウレタン系樹脂とは、主にイソシアネート成分単量体とアルコール成分とからなる重合体のことをいう。
イソシアネート成分単量体とは具体的に4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、P−キシリレンジイソシアネート及びそのその水素添加物、P−フェニレンジイソシアネート及びその水素添加物、P−テトラメチルキシリレンジイソシアネート及びその水素添加物、ヘキサメチレンジイソシアネート、トランス,トランス−4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、シス,シス−4,4’ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート及びこれらの化合物のカルボジイミド変成化合物からなる群から選択される。
アルコール成分としては具体的に、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−プロパンジオール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,2−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、2−メチル−1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、2−エチル−2−ブチル−1,3−プロパンジオール、1,8−オクタンジオール、1,9−ノナンジオール、1,10−デカンジオール、2,2,4トリメチル−1,3−ペンタンジオール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコール、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン、グリセリン、ペンタエリスリトール、ビスフェノール系−エチレンオキサイド付加物、ビスフェノール系プロピレンオキサイド付加物、1,4−シクロヘキサンジメタノール、1,4−シクロヘキサンジオール、1,3−シクロヘキサンジメタノール、1,3−シクロヘキサンジオール、水添ビスフェノールA、スピログリコール、トリシクロデカンジオール、トリシクロデカンジメタノール、レゾルシノール及びそのエチレングリコールエーテル等が用いられ、中でもエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコールが好適に使用され、これらのアルコール成分は単独で、あるいは複数の組み合わせで用いることができる。
本発明におけるポリエステル系樹脂とは、主に酸成分単量体とアルコール成分単量体の重縮合体である。
より具体的な酸成分単量体として、テレフタル酸、イソフタル酸、オルソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸類、4,4’−ジフェニルジカルボン酸、トリメリット酸、トリメシン酸、ピロメリット酸、安息香酸、p−オキシ安息香酸、 p−(ヒドロキシエトキシ)安息香酸、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、グルタル酸、スベリン酸、ブラシリック酸、ドデカンジカルボン酸、フマール酸、マレイン酸、イタコン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、1,3−シクロヘキサンジカルボン酸、ヘキサヒドロオルソフタル酸、トリシクロデカンジカルボン酸、テトラヒドロテレフタル酸、及びテトラヒドロオルソフタル酸等、あるいはこれらの酸のメチルエステル、または無水物等も用いることができる。これらの中でも、テレフタル酸、イソフタル酸、アジピン酸、セバシン酸、無水トリメリット酸が好適に使用され、これらの酸成分は単独で、あるいは複数の組み合わせで用いることができる。
本発明におけるオレフィン系樹脂とはエチレン、プロピレン、1−ブテン、3−メチル−1−ブテン、4−メチル−1−ペンテン、3−メチル−1−ペンテン、1−ヘプテン、1−ヘキセン、1−オクテン、1−デセン、1−ドデセン等のα−オレフィン;ブタジエン、エチリデンノルボルネン、ジシクロペンタジエン、1,5−ヘキサジエン等の共役ジエン、非共役ジエンが挙げられ、さらに、スチレン、酢酸ビニル、ビニルアルコールなどを含んでいてもよくこれらの単量体を単独又は2種以上組み合わせて重合することができるが構成単量体にカルボキシル基含有ビニル類を含んでいない重合体をさす。具体的にはポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、エチレン・プロピレン共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・エチルアクリレート共重合体、エチレン・ビニルアルコール共重合体、エチレン・スチレン共重合体、エチレン・(メタ)アクリル酸共重合体などが挙げられる。
本発明における積層体(D)は、印刷物、各種カード、メディア、家具、建築材料などへの応用が挙げられる。これらに使用した場合、耐摩擦性、耐摩耗性、潤滑性、離型性、に優れ、さらに光沢や透明性にも優れ、そのうえ傷の発生を妨げる効果がある。
以下に本発明の好適な実施例及び比較例を挙げ、本発明を具体的に説明するが、これらの実施例はいかなる点においても本発明の範囲を限定するものではない。実施例中に部とあるのは重量部を表わす。
各種の特性値の測定方法は以下の方法に拠った。
(1)コート剤の分散状態
100メッシュの金網に分散液を通過させることにより調べた。その評価結果を表1に示す。
(2)静・動摩擦係数
実施例1〜9、比較例1〜3に記す積層体はコート処理後24時間以上23℃、湿度50%雰囲気下で静置した。左記積層体の塗工面相互動摩擦係数を摩擦測定装置(TR−2東洋精機社製)を用いてJIS−P−8147に従い測定した。
(3)耐摩耗性
実施例1〜8、比較例1〜3に記す積層体の相互の耐摩耗性に関して学振型堅牢度摩擦試験機II型(テスター産業社製)を用い、JIS−K−5701に準拠した。荷重を500gfに設定し、100回同一個所をこすり、コート剤の剥落状態を観測した。その評価結果を表1に示す。
[実施例1]
溶融ドラムにポリオレフィンオリゴマー(A)としてポリエチレンワックス(420P、Mw13700、三井化学社製)90部及びマレイン酸変性ポリオレフィンオリゴマー(B)としてマレイン酸変性ポリエチレンワックス(三井ハイワックス1105A、Mw4000、三井化学社製)10部を160℃にて加熱し2時間攪拌混合する。その後耐圧ホモミキサー(ホモミクサーMARKII:特殊機化社製)に、8000rpmで撹拌しながら、あらかじめ水9950ccおよび85%の水酸化カリウム50gを溶解した水酸化カリウム溶液1800部及び前述のポリオレフィンオリゴマー(A)及びマレイン酸変性ポリオレフィンオリゴマー(B)を140℃に保持して溶融状態としギアポンプによって上記ミキサーに供給し、保存安定性が良好で、体積50%平均粒子径が4.0μmの水性分散系を得た。得られた水性分散系4部、アクリル系樹脂(AEアルマテックス 三井化学社製)96部を固形分30重量%に混合・調製したコート剤をボール紙にメイヤーバーを用いて膜厚3μmとなるように塗工し、積層体を得た。その評価結果を表1に示す。
[実施例2]
実施例1において、ポリオレフィンオリゴマー(A)としてポリエチレンワックス(三井ハイワックス420P、Mw13700、三井化学社製)95部及びマレイン酸変性ポリオレフィンオリゴマー(B)としてマレイン酸変性ポリエチレンワックス(三井ハイワックス1105A、Mw4000、三井化学社製)5部加えた他は実施例1と同様にして、保存安定性が良好で、体積50%平均粒子径が8.8μmの水性分散系を得た。得られた水性分散系4部、アクリル系樹脂(AEアルマテックス 三井化学社製)96部を混合したコート剤をボール紙に塗工し積層体を得た。その評価結果を表1に示す。
[実施例3]
実施例1において、ポリオレフィンオリゴマー(A)としてポリエチレンワックス(三井ハイワックス420P、Mw13700、三井化学社製)10部及び(B)マレイン酸変性ポリオレフィンオリゴマー(B)としてマレイン酸変性ポリエチレンワックス(三井ハイワックス1105A、Mw4000、三井化学社製)90部加えた他は実施例1と同様にして、保存安定性が良好で、体積50%平均粒子径が1.3μmの水性分散系を得た。得られた水性分散系4部、アクリル系樹脂(AEアルマテックス 三井化学社製)96部を塗工し積層体を得た。その評価結果を表1に示す。
[実施例4]
実施例1において、ポリオレフィンオリゴマーとしてポリエチレンワックス(三井ハイワックス420P、三井化学社製)90部及び(B)マレイン酸変性ポリオレフィンオリゴマーとしてマレイン酸変性ポリエチレンワックス(三井ハイワックス1105A、三井化学社製)10部を加えた代わりにマレイン酸変性ポリオレフィンオリゴマー(B)としてマレイン酸変性ポリエチレンワックス(三井ハイワックス1105A、Mw13700、三井化学社製)100部加えた他は実施例1と同様にして、保存安定性が良好で、体積50%平均粒子径が1.1μmの水性分散系を得た。得られた水性分散系4部、アクリル系樹脂(AEアルマテックス 三井化学社製)96部を混合したコート剤をボール紙に塗工し積層体を得た。その評価結果を表1に示す。
[実施例5]
実施例1において、水性分散系8部、アクリル系樹脂(AEアルマテックス 三井化学社製)92部を混合した他は実施例1と同様にしてコート剤をボール紙に塗工し積層体を得た。その評価結果を表1に示す。
[実施例6]
実施例1において、水性分散系2部、アクリル系樹脂(AEアルマテックス 三井化学社製)98部を混合した他は実施例1と同様にしてコート剤をボール紙に塗工し積層体を得た。その評価結果を表1に示す。
[実施例7]
実施例1において、水性分散系4部、ウレタン系樹脂(オレスターUD800N 三井化学社製)96部を混合した他は実施例1と同様にしてコート剤をボール紙に塗工し積層体を得た。その評価結果を表1に示す。
[実施例8]
実施例1において、アクリル系樹脂をポリエステル系樹脂(ポリエスタ−WR901 日本合成化学社製)に代えた他は実施例1と同様にしてコート剤をボール紙に塗工し積層体を得た。その評価結果を表1に示す。
[実施例9]
実施例1において、アクリル系樹脂をエチレン系樹脂(ケミパールS120 三井化学社製)に代えた他は実施例1と同様にしてコート剤をボール紙に塗工し積層体を得た。その評価結果を表1に示す。
[実施例10]
実施例1において、ボール紙に塗工するかわりに5mmブナ材に膜厚100μmとなるよう刷毛を用いて塗工した他は実施例1と同様にして積層体を得た。その評価結果を表1に示す。
[比較例1]
酸素により酸化処理したPEワックス(三井ハイワックス4202E)70部、PEステアリン酸カリウム30部を120℃にて溶融混合し、その後耐圧ホモミキサー(ホモミクサーMARKII:特殊機化社製)に、8000rpmで撹拌しながら、水及び前述の酸素により酸化処理したPEワックス及びステアリン酸カリウムを120℃に保持して溶融状態としギアポンプによって上記ミキサーに供給し、保存安定性が良好で、体積50%平均粒子径が0.05μmの水性分散系を得た。得られた水性分散系4部、アクリル系樹脂(AEアルマテックス 三井化学社製)96部を固形分30重量%に混合・調製したコート剤をボール紙にメイヤーバーを用いて膜厚3μmとなるように塗工し積層体を得た。塗工し、積層体を得た。その評価結果を表1に示す。
[比較例2]
ステアリン酸亜鉛水性分散系(ハイドリンZ 中京油脂社製)を4部、アクリル系樹脂(AEアルマテックス 三井化学社製)96部を固形分30重量%に混合・調製したコート剤をボール紙にメイヤーバーを用いて膜厚3μmとなるように塗工し、積層体を得た。塗工し積層体を得た。その評価結果を表1に示す。
[比較例3]
アクリル系樹脂(AEアルマテックス 三井化学社製)100部を30重量%に混合したコート剤をボール紙にメイヤーバーを用いて膜厚3μmとなるように塗工し、積層体を得た。その評価結果を表1に示す。
Figure 2007196459
[評価基準]
1.摩擦低減粒子の水性分散系
A:ポリオレフィンオリゴマー(A)/マレイン酸変性ポリオレフィンオリゴマー(B)混合体
B:マレイン酸変性ポリオレフィンオリゴマー(B)
C:酸化ポリエチレンワックス/脂肪酸金属塩の混合体
D:脂肪酸金属塩
2.分散状態
○:均一に分散している
△:数日径過すると分離が認められるが、攪拌すると均一になる
×:数日径過すると分離が認められる、攪拌しても均一にならない
3.コート剤の耐摩耗性
○:コート剤の剥離面積/摩擦面積が5/100未満
×:コート剤の剥離面積/摩擦面積が5/100以上
本発明の積層体は、紙または木板を支持体とした各種印刷物、各種カード、メディア、家具、建築材料して使用した場合、耐摩擦性、離型性、耐摩耗性、潤滑性、耐傷付き性、耐汚染性に優れ、さらに光沢や透明性に優れており、産業上有用である。

Claims (6)

  1. 支持体にコート剤(C)を塗工してなる積層体であって、支持体が紙あるいは木板であり、コート剤(C)が少なくともマレイン酸変性ポリオレフィンオリゴマー(B)を含む摩擦低減粒子を含有し、摩擦低減粒子のコート剤(C)に対する含有量が固形分換算で0.4〜10.0重量%である積層体(D)。
  2. JIS-P−8147に基づき測定した積層体の塗工面相互の動摩擦係数が0.08〜0.4である請求項1に記載の積層体(D)。
  3. マレイン酸変性ポリオレフィンオリゴマー(B)が、GPC測定により得られる重量平均分子量(Mw)600〜50000を有する請求項1又は2に記載の積層体(D)。
  4. 摩擦低減粒子が、さらにポリオレフィンオリゴマー(A)を含み、マレイン酸変性ポリオレフィンオリゴマー(B)とポリオレフィンオリゴマー(A)との重量比が4/96〜100/0である請求項1乃至3に記載の積層体(D)。
  5. コート剤(C)がアクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂のいずれかから構成される請求項1乃至4に記載の積層体(D)。
  6. 積層体の厚さが0.1〜400μmである請求項1乃至5に記載の積層体(D)。
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