JP2005132032A - インクジェット記録材およびその製造方法 - Google Patents
インクジェット記録材およびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005132032A JP2005132032A JP2003372582A JP2003372582A JP2005132032A JP 2005132032 A JP2005132032 A JP 2005132032A JP 2003372582 A JP2003372582 A JP 2003372582A JP 2003372582 A JP2003372582 A JP 2003372582A JP 2005132032 A JP2005132032 A JP 2005132032A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyolefin resin
- mass
- resin
- primer layer
- recording material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/50—Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
- B41M5/502—Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording characterised by structural details, e.g. multilayer materials
- B41M5/506—Intermediate layers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/50—Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
- B41M5/52—Macromolecular coatings
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/50—Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
- B41M5/52—Macromolecular coatings
- B41M5/5263—Macromolecular coatings characterised by the use of polymers obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- B41M5/5281—Polyurethanes or polyureas
Landscapes
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Paper (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Abstract
【解決手段】 基材、プライマー層、インク受容層をこの順で積層してなるインクジェット記録材において、プライマー層が下記ポリオレフィン樹脂(A)および/またはポリオレフィン樹脂(B)を含有することを特徴とするインクジェット記録材。
ポリオレフィン樹脂(A):不飽和カルボン酸単位(A1)を0.01〜5質量%、及びエチレン単位(A2)と(メタ)アクリル酸エステル単位(A3)を含有し、(A2)と(A3)の質量比(A2)/(A3)が55/45〜99/1。
ポリオレフィン樹脂(B):不飽和カルボン酸単位(B1)を0.01〜10質量%、炭素数3〜6の不飽和炭化水素単位(B2)を50〜98質量%。
【選択図】 なし
Description
(1)基材、プライマー層、インク受容層をこの順で積層してなるインクジェット記録材において、プライマー層が下記ポリオレフィン樹脂(A)および/またはポリオレフィン樹脂(B)を含有することを特徴とするインクジェット記録材。
ポリオレフィン樹脂(A):
不飽和カルボン酸単位(A1)を0.01〜5質量%、及びエチレン単位(A2)と(メタ)アクリル酸エステル単位(A3)を含有し、(A2)と(A3)の質量比(A2)/(A3)が55/45〜99/1であるポリオレフィン樹脂。
ポリオレフィン樹脂(B):
不飽和カルボン酸単位(B1)を0.01〜10質量%、炭素数3〜6の不飽和炭化水素単位(B2)を50〜98質量%、含有するポリオレフィン樹脂。
(2)基材が合成紙または熱可塑性樹脂フィルムであることを特徴とする(1)記載のインクジェット記録材。
(3)プライマー層の厚みが0.1〜20μmであることを特徴とする(1)または(2)記載のインクジェット記録材。
(4)プライマー層中に乳化剤を実質的に含まないことを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載のインクジェット記録材。
(5)ポリオレフィン樹脂(A)がエチレン−(メタ)アクリル酸エステル−無水マレイン酸三元共重合体ある(1)〜(4)のいずれかに記載のインクジェット記録材。
(6)プライマー層中に、ポリオレフィン樹脂100質量部に対して架橋剤成分を0.1〜30質量部含有している(1)〜(5)のいずれかに記載のインクジェット記録材。
(7)請求項1記載のインクジェット記録材の製造であって、基材の少なくとも片面に、数平均粒子径が1μm以下の上記ポリオレフィン樹脂(A)および/またはポリオレフィン樹脂(B)を含有する水性分散体を塗布、乾燥し、プライマー層を設ける工程を含む製造方法。
にアクリル酸、無水マレイン酸が好ましい。また不飽和カルボン酸単位(A1)は、ポリオレフィン樹脂(A)中に共重合されていればよく、その形態は限定されず、例えばランダム共重合、ブロック共重合、グラフト共重合等が挙げられる。なお、酸無水物を導入した場合には、樹脂の乾燥状態では隣接カルボキシル基が脱水環化した酸無水物構造を形成しているが、特に塩基性化合物を含有する媒体中では、その一部、または全部が開環してカルボン酸、あるいはその塩の構造をとる場合がある。
る恐れがある。炭素数3〜6の不飽和炭化水素としては、プロピレン、1−ブテン、イソブテン、1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、3−メチル−1−ペンテン、1−ヘキセン等のアルケン類やブタジエンやイソプレン等のジエン類が挙げられ、樹脂の製造のし易さ、各種材料に対する接着性等の点から、プロピレン成分またはブテン成分(1−ブテン、イソブテンなど)であることが好ましく、両者を併用することもできる。本発明で用いるポリオレフィン樹脂としては、上記した炭素数3〜6の不飽和炭化水素以外にさらにエチレン成分を2〜50質量%含有していることが好ましい。エチレン成分を含有することで、各種材料に対する接着性が向上する。
有していなくてもよい。また、ポリオレフィン系合成紙としては、微細なボイドを多数有する微多孔性合成紙を使用することができる。中でも空孔率が5〜60%、好ましくは8〜40%のものを用いることが好ましい。ポリオレフィン系合成紙の厚みは特に限定されない。なお、一般に、こうした合成紙の厚みは通常20〜400μm程度である。
層する、(イ)樹脂を有機溶剤に溶解または分散したものを塗布、乾燥する、(ウ)樹脂を水性分散体としたものを塗布、乾燥する方法が挙げられる。
が好ましい。250℃を超えると樹脂塗膜から乾燥によって有機アミン化合物を飛散させることが困難になり、塗膜の耐水性が悪化する場合がある。有機アミン化合物の具体例としては、トリエチルアミン、N,N−ジメチルエタノールアミン、アミノエタノールアミン、N−メチル−N,N−ジエタノールアミン、イソプロピルアミン、イミノビスプロピルアミン、エチルアミン、ジエチルアミン、3−エトキシプロピルアミン、3−ジエチルアミノプロピルアミン、sec−ブチルアミン、プロピルアミン、メチルアミノプロピルアミン、メチルイミノビスプロピルアミン、3−メトキシプロピルアミン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モルホリン、N−メチルモルホリン、N−エチルモルホリン等を挙げることができる。
1. 樹脂の特性
(1)ポリオレフィン樹脂(A)および(B)の構成
1H−NMR分析(バリアン社製、300MHz)より求めた。ポリオレフィン樹脂は、オルトジクロロベンゼン(d4)を溶媒とし、120℃で測定した。ポリオレフィン樹脂中の不飽和カルボン酸含有量は樹脂の酸価をJIS K5407に準じて測定し、その値から不飽和カルボン酸の含有量を求めた。
(2)ポリオレフィン樹脂(A)の水性化後のエステル基残存量
ポリオレフィン樹脂の水性分散体を150℃で乾燥させた後、オルトジクロロベンゼン(d4)中、120℃にて1H−NMR分析(バリアン社製、300MHz)を行い、水性化前の(メタ)アクリル酸エステルのエステル基量を100%としてエステル基の残存率(%)を求めた。
(3)ポリオレフィン樹脂(A)のメルトフローレート(MFR)
JIS 6730記載(190℃、2160g荷重)の方法で測定した。
(4)ポリオレフィン樹脂(B)の重量平均分子量
GPC分析(東ソー社製HLC-8020、カラムはTSK-GEL)を用いて、試料をテトラヒドロフランに溶解して40℃で測定し、ポリスチレン標準試料で作成した検量線から重量平均分子量を求めた。
(1)水性化収率
水性化後の水性分散体を300メッシュのステンレス製フィルター(線径0.035mm、平織)で加圧濾過(空気圧0.2MPa)した際に、フィルター上に残存する樹脂質量を測定し、仕込み樹脂質量より収率を算出した。
(2)水性分散体の固形分濃度
水性分散体を適量秤量し、これを150℃で残存物(固形分)の質量が恒量に達するまで加熱し、固形分濃度を求めた。
(3)水性分散体の平均粒子径
日機装株式会社製、マイクロトラック粒度分布計UPA150(MODEL No.9340、動的光散乱法)を用い、数平均粒子径および重量平均粒子径を求めた。ここで、粒子径算出に用いる樹脂の屈折率は1.50とした。
(4)水性分散体のポットライフ
水性分散体を室温で30日放置した後の水性分散体の外観を次の3段階で評価した。
○:外観に変化なし。
△:増粘がみられる。
×:固化、凝集や沈殿物の発生が見られる。
以下の評価においては、合成紙としてポリプロピレン系合成紙であるユポ紙(王子油化合成紙社製FGS-95、以下、合成紙)、熱可塑性樹脂フィルムとして、2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(ユニチカ社製エンブレットPET12、厚み12μm、以下、PET)、2軸延伸ナイロン6フィルム(ユニチカ社製エンブレム、厚み15μm、以下、Ny)、延伸ポリプロピレンフィルム(東セロ社製、厚み20μm、以下、PP)を用いた。
(1)プライマーの耐水性評価方法
2軸延伸PETフィルムの未処理面にポリオレフィン樹脂水性分散体を乾燥後のプライマー層の厚が2μmになるようにマイヤーバーを用いてコートした後、100℃で2分間、乾燥させた。得られたコートフィルムは室温で1日放置後、評価した。塗膜を水で濡らした布で10回擦り、塗膜の状態を目視で評価した。
○:変化なし、△:塗膜がくもる、×:塗膜が完全に溶解
(2)基材/プライマー層の接着性評価(接着性I)
各種基材の未処理面にポリオレフィン樹脂水性分散体を乾燥後のプライマー層の厚が2μmになるようにマイヤーバーを用いてコートした後、100℃で2分間、乾燥させた。得られた積層体は室温で1日放置後、評価した。プライマー層表面にセロハンテープ(ニチバン社製TF-12)を貼り付け、テープを一気に剥がした場合の剥がれの程度を目視で評価した。
○:全く剥がれなし、△:一部、剥がれた、×:全て剥がれた
(3)インク受容層のコート適性
(2)の方法で作製した積層体のプライマー層表面に、各種インク受容層を形成するためのコート剤を乾燥後の塗膜厚が20μmになるようにマイヤーバーを用いてコートし、コートした後、100℃で10分間、乾燥させた。インク受容層のコート適性を目視で以下のように評価した。
○:はじき、コートむらなし、×:はじき、コートむらあり
(4)基材/プライマー層/受容層の接着性評価(接着性II)
(2)の方法で作製した積層体のプライマー層表面に、各種インク受容層を形成するためのコート剤を乾燥後の塗膜厚が20μmになるようにマイヤーバーを用いてコートした後、100℃で10分間、乾燥させた。得られた積層体(インクジェット記録材)は室温で1日放置後、評価した。インク受容層表面にセロハンテープ(ニチバン社製TF-12)を貼り付け、テープを一気に剥がした場合の剥がれの程度を目視で評価した。
○:全く剥がれなし、△:一部、剥がれた、×:全て剥がれた
(5)印字部(インク)の接着性評価(接着性III)
(4)の方法で作製した積層体のインク受容層面に、インクジェットプリンタ(セイコ
ーエプソン社製 PM-770C、インクはイエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)で印字を行った(フィルムを用いた場合、紙に貼り付けて印字した)。印字面にセロハンテープ(ニチバン社製TF-12)を貼り付け、テープを一気に剥がした場合の剥がれの程度を目視で評価した。
○:全く剥がれなし、△:一部、剥がれた、×:全て剥がれた
(6)印字性
(4)の方法で作製した積層体のインク受容層面に、インクジェットプリンタ(セイコーエプソン社製 PM-770C、インクはイエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)で印字を行った。印字部の状態を10倍のルーペで観察した。
○:全てのインクで印字部にむらなし、△:一部のインクで印字部にむらあり、×:全てのインクで印字部にむらあり
プロピレン−ブテン−エチレン三元共重合体(ヒュルスジャパン社製、ベストプラスト708、プロピレン/ブテン/エチレン=65/24/11質量%)100g、トルエン500gを、攪拌機、冷却管、滴下ロートを取り付けた4つ口フラスコ中、窒素雰囲気下で加熱溶融させた後、系内温度を110℃に保って攪拌下、ラジカル発生剤としてジクミルパーオキサイド1.0gのヘプタン20g溶液を1時間かけて加えた後、不飽和カルボン酸として無水マレイン酸7.0g、アクリル酸ラウリル9.0g、ジクミルパーオキサイド0.5gのヘプタン10g溶液をそれぞれ1時間かけて滴下し、その後30分間反応させた。反応終了後、室温まで冷却した後、得られた反応物を多量のアセトン中に投入し、樹脂を析出させた。この樹脂をさらにアセトンで数回洗浄し、未反応物を除去した後、減圧乾燥機中で減圧乾燥してポリオレフィン樹脂P−1を得た。P−1の重量平均分子量は50,000、酸価46mgKOH/g、アクリル酸オクチルの樹脂中の含有量は6質量%であった。
ヒーター付きの密閉できる耐圧1リットル容ガラス容器を備えた撹拌機を用いて、60.0gのポリオレフィン樹脂〔ボンダインHX-8290、住友化学工業社製〕、60.0gのイソプロパノール(和光純薬社製)、2.5gのトリエチルアミン(和光純薬社製)および177.5gの蒸留水をガラス容器内に仕込み、撹拌翼の回転速度を300rpmとして撹拌したところ、容器底部には樹脂粒状物の沈澱は認められず、浮遊状態となっていることが確認された。そこでこの状態を保ちつつ、10分後にヒーターの電源を入れ加熱した。そして系内温度を120℃に保ってさらに20分間撹拌した。その後、空冷にて、回転速度300rpmのまま攪拌しつつ室温(約25℃)まで冷却した後、300メッシュのステンレス製フィルター(線径0.035mm、平織)で加圧濾過(空気圧0.2MPa)し、乳白色の均一なポリオレフィン樹脂水性分散体E−1を得た。水性分散体の各種特性を表2に示した。
ポリオレフィン樹脂としてボンダインHX8210(住友化学工業社製)を用いた以外はE−1の製造と同様の操作でポリオレフィン樹脂水性分散体E−2を得た。水性分散体の各種特性を表2に示した。
ヒーター付きの密閉できる耐圧1L容ガラス容器を備えた撹拌機を用いて、60.0gのポリオレフィン樹脂(P−1)、90.0gのn−プロパノール(和光純薬社製)、5.5gのN,N−ジメチルエタノールアミン(和光純薬社製)及び144.5gの蒸留水をガラス容器内に仕込み、撹拌翼の回転速度を300rpmとして撹拌したところ、容器底部には樹脂の沈澱は認められず、浮遊状態となっていることが確認された。そこでこの状態を保ちつつ、10分後にヒーターの電源を入れ加熱した。そして系内温度を140℃に保ってさらに60分間撹拌した。その後、空冷にて、回転速度300rpmのまま攪拌しつつ室温(約25℃)まで冷却した後、300メッシュのステンレス製フィルター(線径0.035mm、平織)で加圧濾過(空気圧0.2MPa)し、乳白黄色の均一なポリオレフィン樹脂水性分散体E−3を得た。水性分散体の各種特性を表2に示した。
ポリオレフィン樹脂としてエチレン−アクリル酸共重合体樹脂(プリマコール5980I、アクリル酸20質量%共重合体、ダウケミカル製)を用いた。ヒーター付きの密閉できる耐圧1リットル容ガラス容器を備えた撹拌機を用いて、45.0gのエチレン−アクリル酸共重合体樹脂(プリマコール5980I(エ)、ダウケミカル社製)、12.8gのトリエチルアミン、および242.2gの蒸留水をガラス容器内に仕込み、撹拌翼の回転速度を300rpmとして撹拌したところ、容器底部には樹脂粒状物の沈澱は認められず、浮遊状態となっていることが確認された。そこでこの状態を保ちつつ、10分後にヒーターの電源を入れ加熱した。そして系内温度を120℃に保ってさらに40分間撹拌した。その後、空冷にて、回転速度300rpmのまま攪拌しつつ室温(約25℃)まで冷却した後、300メッシュのステンレス製フィルター(線径0.035mm、平織)で加圧濾過(空気圧0.2MPa)し、微白濁の水性分散体H−1を得た。水性分散体の各種特性を表2に示した。
ポリウレタン系バインダー(三井武田社製、タケラックW-6010)の固形分100質量部に対し、微粉末シリカ(トクヤマ社製、ファインシール)20質量部を添加し、分散させたものを使用した。
ポリウレタン系バインダー(大日本インキ工業社製、パテラコールIJ-30)を使用した。
ポリオレフィン樹脂(A)の水性分散体E−1を用いて各種性能評価を行った。結果を表3に示す。
ポリオレフィン樹脂(A)の水性分散体E−2、およびポリオレフィン樹脂(B)の水性分散体E−3を用いて各種性能評価を行った。結果を表3に示す。
ポリオレフィン樹脂(A)の水性分散体E−1とポリオレフィン樹脂(B)の水性分散体E−3とを、樹脂の固形分質量比が50/50になるように混合したものをE−4とした。E−4を用いて各種性能評価を行った。結果を表3に示す。
ポリオレフィン樹脂水性分散体H−1を用いて各種性能評価を行った。結果を表3に示す。
Claims (7)
- 基材、プライマー層、インク受容層をこの順で積層してなるインクジェット記録材において、プライマー層が下記ポリオレフィン樹脂(A)および/またはポリオレフィン樹脂(B)を含有することを特徴とするインクジェット記録材。
ポリオレフィン樹脂(A):
不飽和カルボン酸単位(A1)を0.01〜5質量%、及びエチレン単位(A2)と(メタ)アクリル酸エステル単位(A3)を含有し、(A2)と(A3)の質量比(A2)/(A3)が55/45〜99/1であるポリオレフィン樹脂。
ポリオレフィン樹脂(B):
不飽和カルボン酸単位(B1)を0.01〜10質量%、炭素数3〜6の不飽和炭化水素単位(B2)を50〜98質量%、含有するポリオレフィン樹脂。 - 基材が合成紙または熱可塑性樹脂フィルムであることを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録材。
- プライマー層の厚みが0.1〜20μmであることを特徴とする請求項1または2記載のインクジェット記録材。
- プライマー層中に乳化剤を実質的に含まないことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のインクジェット記録材。
- ポリオレフィン樹脂(A)がエチレン−(メタ)アクリル酸エステル−無水マレイン酸三元共重合体である請求項1〜4のいずれかに記載のインクジェット記録材。
- プライマー層中に、ポリオレフィン樹脂100質量部に対して架橋剤成分を0.1〜30質量部含有している請求項1〜5のいずれかに記載のインクジェット記録材。
- 請求項1記載のインクジェット記録材の製造方法であって、基材の少なくとも片面に、数平均粒子径が1μm以下の上記ポリオレフィン樹脂(A)および/またはポリオレフィン樹脂(B)を含有する水性分散体を塗布、乾燥し、プライマー層を設ける工程を含む製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003372582A JP2005132032A (ja) | 2003-10-31 | 2003-10-31 | インクジェット記録材およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003372582A JP2005132032A (ja) | 2003-10-31 | 2003-10-31 | インクジェット記録材およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005132032A true JP2005132032A (ja) | 2005-05-26 |
Family
ID=34648925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003372582A Pending JP2005132032A (ja) | 2003-10-31 | 2003-10-31 | インクジェット記録材およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005132032A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2692536A1 (en) * | 2011-03-31 | 2014-02-05 | DIC Corporation | Inkjet recording medium, printed material, method for producing same, and package |
JP2014144578A (ja) * | 2013-01-29 | 2014-08-14 | Fujifilm Corp | インクジェット用記録シート、印刷物、および印刷物の製造方法 |
EP2762321A4 (en) * | 2011-09-30 | 2015-07-08 | Dainippon Ink & Chemicals | RECORDING MEDIUM FOR AN INK IRON INK, INK INJECTION PRINTED MATERIAL, AND METHOD OF MANUFACTURING THEREOF |
US9315064B2 (en) | 2012-02-20 | 2016-04-19 | Avery Dennison Corporation | Multilayer film for multi-purpose inkjet systems |
US9752022B2 (en) | 2008-07-10 | 2017-09-05 | Avery Dennison Corporation | Composition, film and related methods |
US10703131B2 (en) | 2010-03-04 | 2020-07-07 | Avery Dennison Corporation | Non-PVC film and non-PVC film laminate |
WO2022014588A1 (ja) * | 2020-07-14 | 2022-01-20 | 三井化学株式会社 | 積層体 |
US11485162B2 (en) | 2013-12-30 | 2022-11-01 | Avery Dennison Corporation | Polyurethane protective film |
-
2003
- 2003-10-31 JP JP2003372582A patent/JP2005132032A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9752022B2 (en) | 2008-07-10 | 2017-09-05 | Avery Dennison Corporation | Composition, film and related methods |
US10703131B2 (en) | 2010-03-04 | 2020-07-07 | Avery Dennison Corporation | Non-PVC film and non-PVC film laminate |
EP2692536A1 (en) * | 2011-03-31 | 2014-02-05 | DIC Corporation | Inkjet recording medium, printed material, method for producing same, and package |
EP2692536A4 (en) * | 2011-03-31 | 2014-11-05 | Dainippon Ink & Chemicals | INK JET MEDIA, PRINTED MATERIAL, MANUFACTURING METHOD AND PACKAGING |
US9017779B2 (en) | 2011-03-31 | 2015-04-28 | Dic Corporation | Inkjet recording medium, printed material, method for producing same, and package |
EP2762321A4 (en) * | 2011-09-30 | 2015-07-08 | Dainippon Ink & Chemicals | RECORDING MEDIUM FOR AN INK IRON INK, INK INJECTION PRINTED MATERIAL, AND METHOD OF MANUFACTURING THEREOF |
US9315064B2 (en) | 2012-02-20 | 2016-04-19 | Avery Dennison Corporation | Multilayer film for multi-purpose inkjet systems |
JP2014144578A (ja) * | 2013-01-29 | 2014-08-14 | Fujifilm Corp | インクジェット用記録シート、印刷物、および印刷物の製造方法 |
US11485162B2 (en) | 2013-12-30 | 2022-11-01 | Avery Dennison Corporation | Polyurethane protective film |
US11872829B2 (en) | 2013-12-30 | 2024-01-16 | Avery Dennison Corporation | Polyurethane protective film |
WO2022014588A1 (ja) * | 2020-07-14 | 2022-01-20 | 三井化学株式会社 | 積層体 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN108136802B (zh) | 用水基油墨在不透水衬底上印刷 | |
CN107848317A (zh) | 具有不透水衬底的多层结构 | |
JPH09193535A (ja) | インク−ジェット用媒体 | |
US8455064B2 (en) | UV inkjet printed substrates | |
JPH0564862A (ja) | 鉛筆筆記性及び印刷性に優れた合成紙 | |
JP2011527714A (ja) | 組成物、フィルムおよび関連する方法 | |
EP3331958A1 (en) | Aqueous dispersions comprising polyurethane and ethylnenic copolymers for heat sealable coatings | |
EP3149079B1 (en) | Primer coatings for use on substrates | |
JP2007204671A (ja) | 水性分散体および積層体 | |
JP5924933B2 (ja) | インクジェット記録画像用の保護シート | |
CN1276942C (zh) | 树脂拉伸薄膜 | |
JP5689882B2 (ja) | インクジェット記録材料 | |
JP2005132032A (ja) | インクジェット記録材およびその製造方法 | |
JP5618502B2 (ja) | 転写シート | |
JP2006305759A (ja) | 油性インクジェット印刷用受像シート | |
US20040126507A1 (en) | UV inkjet printed substrates | |
JP2007283613A (ja) | インクジェット記録材用プライマー組成物およびインクジェット記録材 | |
JP5184216B2 (ja) | 水性分散体および積層体 | |
JP2004114559A (ja) | 水性インクジェット印刷用感熱性粘着シート、粘着性積層体、及び粘着性積層体付き物品 | |
JP5098931B2 (ja) | 耐油性化粧材 | |
JP4598406B2 (ja) | 水性コーティング剤およびその用途 | |
JP4906220B2 (ja) | 水性印刷インキとこれを用いたフィルム、積層フィルム及び積層フィルムの製造方法 | |
JP5141786B2 (ja) | インクジェット記録媒体の製造方法及びインクジェット記録媒体 | |
JP4270791B2 (ja) | 合成紙用水性接着剤及び積層体 | |
JP5481818B2 (ja) | 耐油性紙ラベル |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061016 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080627 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080701 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080829 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081007 |