JP2007196361A - 工具折損検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】直動プランジャ方式で工具折損検知を行う方式において、クーラントの悪環境下で耐久性よく、スペース少なくかつ安価な装置を提供する。
【解決手段】電動モータを使用せず、エア駆動方式としたので切削剤の浸入に対して故障が少なく、スペースもとらず電気制御部が不要なので低価格にできた。また、工具に当接する接触子2を有するプランジヤ3はエアシリンダ状エア駆動部のピストンとコイルばねを介して連結しているので接触子が工具に当たる接触力はエア圧によらず、コイルばね圧に軽減できる。また、センサはプランジヤ軸内と内ケースに取り付けられ外部に露出していないので外部の悪環境による故障の原因を免れるようになった。また、プランジャを押しこんだときのエンド位置でプランジヤに設けた保護カバーと外ケース1に設けたフランジにシールを介して圧接することによりクーラント、塵に対する保護構造を高めた。
【選択図】図2

Description

本発明は、ドリル、リーマ、タップなどの工具の折損の有無を検出するための直動式工具折損検出装置に関する。
従来、この種の装置として電動モータにより駆動される回動軸端に方向変換機構を設け、直角方向に接触子を有する直動プランジャ(以下プランジャと略す)がそのストローク範囲内にある工具の側面に当接するか否かを検知し、停止するか、停止しないで通過したかで折損を検出する。また、市販のセンサ付直動式エアシリンダを用いピストンロッドの先端に接触子を設け、直接、工具に接触させ工具の折損を検知する方法も用いられた。
以下、図5により従来の直動式工具折損検出知装置について説明する。図において、30は電動モータを内蔵し、回動軸を有するケースで、取付部を兼ねる。31は接触子32を有するプランジャでケース33内を軸方向に直動する。プランジヤの動きはケース30とケース33が直角に固定された部分に設けられた方向変換機構34によってケース30内の電動モータの回動軸に変換されている。回動軸に変換された回動の停止、通過は電動モータの制御装置(図示せず)において処理され信号として出力される。
図6は市販のセンサ付直動エアシリンダを用いたもので36はエアシリンダ、37はピストンロッド、38は接触子、39は外付けセンサである。38は圧縮エアの取入口である。
発明が解決しょうとする課題
図5の装置は回動運動を直角方向の直動運動に変換するので効率が悪く、一定の接触力を得るために電動モータに大きな負荷がかかる。また構造も複雑になり、スペースをとり、コストがかかる。また上記装置は、切削剤が多量にふりかかる悪循環で使用されることが多い。切削剤は浸透性、腐食性が強いので防水のためにゴム製のOリング、パッキングなどを用いるが防水性をよくするためつぶし代を大きくすると回動力が低下してしまう。そのため回動力をあげることにより電気的過負荷による発熱など故障の原因となる。
また、切削剤は腐食性が極めて強いので機内に侵入すると電動モータのコイル絶縁不良、断線が起こり易い。また電動モータの制御装置が必要なので極めて高価である。
また、電動モータを利用したものは回動する機構があるためスペースを取った。
市販の直動シリンダを用いる場合は接触子32とピストンロッド37と内部のピストンは一体となり、接触子32は工具の側面にエア圧の推力で接触するので工具に損傷を与えることが起る。市販のエアシリンダを用いる場合はピストンに磁石を設け、磁気センサ39はケースの外側に取り付けられるので悪環境の使用条件ではクーラントや切粉などによる故障の原因になった。
問題を解決する手段
本発明は上記目的を達成するために請求項1に記載のように電動モータによる回動機構を用いず、直動するプランジャをエア駆動機構のみによって動作し、電気制御を必要としないセンサのON、OFF信号によって工具折損の有無を検知するものである。
さらに、工具に当てるプランジヤの接触力はエア駆動部の推力を直接当てることなくコイルバネを介して当てることにより接触時の衝撃力を緩和するようにした。
また、磁気センサのマグネットは、プランジャ軸の中心に設け、磁気センサは内ケース凹部のマグネットに反応する位置に設けられているので、外部の悪環境による故障が回避できるようにした。
さらに、請求項3に記載のようにプランジャを後退させたとき、プランジャ軸に設けられたカバーがケースの前部に当接し、プランジャおよび内部へのクーラントや切粉の侵入を防止し、防塵、防水を完全にした。
発明の効果
上述したように本発明の工具折損検出装置は接触子を有するプランジャを、電動モータを使用せずにエア駆動により行うので効率が良く切削剤のかかる悪環境においても故障が少ない。また直動プランジャの動きはピストンとコイルばねを介して連結し、二段構造のため工具に当たる衝撃、接触力が少なくできる。さらに、スペースをとらず低価格にできる。また磁石はプランジャの軸内に設け,磁気センサは内ケースに設けられているので悪環境による故障から免れるようにした。
次に、本発明の請求項2の実施形態を図面に基づいて説明する。図1はプランジヤがスタート位置まで引き込まれた時の外観図で、図2はその時のA−A断面図である。図3はプランジャがストロークエンド位置まで押し出された時のA−A断面図である。1は外ケースで2は接触子、3はプランジャ、4,4′は圧縮エアの取り入れ口、5は信号出力用のコードである。
次に、図2、図3の断面図によって構造を説明する。1は外ケースで中心軸上に接触子2を有するプランジャ3があり内部の後端は二段にほそくなり、ピストン6に連結している。プランジャ3の先端側3′は内ケース7の軸受8を摺動する。プランジャ3の中心部には磁石9が埋め込まれている。内ケース7の切欠部10には磁気センサ11が少なくとも3個以上、所定の位置で信号が出るように配置されている。ここでは、センサを磁気センサで説明するが、光電スイッチなどでも差し支えない。
図2aはピストン6の詳細を一例として示す。
プランジャ3の後端はコイルばね12のガイド部3′とプランジャ3のガイド部3″止め輪13よりなっている。ピストン6の外径は内ケース6のピストン内径14をシール15を介して摺動する。後蓋17にはピストンのスタートエンド(後退端)16があり、ピストン6とピストン内径14および後蓋17に囲まれた第一の空間18には外ケース1に通じるエア取り入れ口4′がある。また、内ケース7にはピストン6のストロークエンド(前進端)19があり、ピストン6のストロークエンドで内ケース6に生ずる第二の空間20には外ケース1に通じるエア取り入れ口4がある。磁気センサ11に接続されたコードは切欠部10を通り内ケース7の外壁に設けられたコード溝21を通り後蓋17の裏側でコード5に接続される。
次に動作を説明する。終了スイッチをいれたとき、エア取り入れ口4にエアを印加して、ピストン6をスタートエンド(後退端)16に移動させる。磁気センサ11″よりスタート位置確認信号が発信される。次回からは、開始スイッチでこの状態からスタートする。
次にエア取り入れ口4′に圧縮エアを印加するとピストン6は前進し、ストロークエンド(前進端)19方向に移動する。ピストン6と接触子2はコイルバネ12を介して押し出される。工具が正常であれば、プランジヤ3は工具の側面に当たって止まり、磁気センサ11′より工具が折損していないことを示す信号が発信される。その時接触子2が工具に与える接触力はコイルばね12の付勢力によるので過大な力は加わらない。工具が折損しているときは、ピストン位置にかかわらずプランジヤ軸3はコイルばね12のたわみ量だけ前進して止まり、磁気スイッチ11より工具が折損していることを示す工具折損信号を発信する。なお、本図に示していないが、ピストン故障確認のためピストン6のストロークエンド(前進端)16確認をする磁気センサを追加して設けることも可能である。
図4は請求項3の構造図である。請求項6との相違は、第二の空間20にコイルばね22を設け、エア取入口4は排気穴23とする。
次に動作を説明する。常時は第一の空間18には圧縮エアは印加されないとコイルばね22によりピストン6は押されプランジャ3は引きこまれてスタートエンド(後退端)16に移動する。開始スイッチにより第一の空間18にコイルばね22の圧力を越える圧縮エアを印加するとピストン6は押されて前進し、コイルばね12を介してプランジャ3は押し出され接触子2が工具に当って止まるか否かによって工具折損の有無を判定する。
図4は請求項5を示す。保護カバー24はプランジャ3に2個の止め輪25により固定されている。プランジャ3が引きこまれた位置で外ケース1の前端面に設けたシール26に当接し、クーラントや切粉がプランジヤ3の軸上および内部へ侵入することを防止する。27は外ケース1につけられた補助用保護カバーでまた28は軸シールである。プランジャ引き込み時の防塵防水構造は本図に限定されるものではない。
本発明の実施形態を示す工具折損検出装置の側方から示す外観図 同工具折損検出裝置のスタート位置のA−A断面図 同 ストロークエンド位置のA−A断面図 同 請求項3のスタート位置断面図 同 請求項5を示す部分断面図 従来例図
符合の説明
1. 外ケース
2. 接触子
3. プランジャ
4. エア取り入れ口
5. コード
6. ピストン
7. 内ケース
8. 軸受け
9. 磁石
10.切欠部
11.磁気センサ
12.コイルばね
13.止め輪
14.ピストン内径
15.シール
16.スタートエンド
17.後蓋
18.第一の空間
19.ストロークエンド
20.第二の空間
21.コード溝
22.コイルばね
23.排気口
24.保護カバー
26.シール

Claims (5)

  1. 筒形ケースの軸方向に突出し、先端に接触子を有する直動プランジヤが工具に当接することにより折損の有無を付属のセンサにより検出する工具折損検出装置において、前記、直動プランジヤは内蔵するエア駆動部のピストンとコイルばねを介して連結し、押しだされるようにした工具折損検出装置。
  2. 上記ピストンの前進、後退は共に圧縮エア圧により駆動するようにした請求項1に記載の工具折損検出装置
  3. 上記ピストンの前進は圧縮エア圧により駆動し後退はコイルばねを内蔵し、概当する空間部へのエア取入口を設けない請求項1に記載の工具折損検出装置。
  4. 上記付属のセンサはケースに内蔵され、外部に露出されていない請求項1〜3項に記載の工具折損検出装置。
  5. 前記、直動プランジヤが押し込まれた後退端では直動プランジヤに設けた保護カバーがケース前面に設けられたフランジとシールを介して圧接する位置であって、すぐれた保護構造を有する請求項1〜4項に記載の工具折損検出装置。
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