JP5050385B2 - トルク検出装置 - Google Patents

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本発明は、回転角検出部を備えるトルク検出装置に関する。
ステアリングホイールの回転操作に応じて操舵補助用のモータを駆動し、該モータの回転力を舵取機構に伝えて操舵を補助する電動パワーステアリング装置においては、操舵補助用のモータの駆動制御に用いるべくステアリングホイールに加えられる操舵トルクを検出する必要があり、この検出のために従来から、ステアリングホイールと舵取機構とを連結するステアリング軸(回転軸)の中途に構成されたトルク検出装置が用いられている。
トルク検出装置は、回転トルクの作用により回転軸に生じる捩れを、該回転軸を支持するハウジングに固定された捩れ検出手段により検出し、回転トルクを求める構成としてある。そして回転軸の捩れの検出を容易にするためにトルク検出装置は、一般的に、検出対象となる回転軸を同軸上に連結された第1軸と第2軸とに分割し、これらの2軸をトーションバーにより同軸上に連結して、回転軸に回転トルクが加えられたとき、この回転トルクの作用により第1,第2軸間に相対角変位が生じるようにし、この相対角変位を検出することにより前記回転トルクを精度良く求めるようにしてある。
第1,第2軸間の相対角変位の検出手段は、従来から種々の手段が提案されており、そのうちの一つとして、第1軸及び第2軸のいずれか一方と一体回転する円筒磁石と、他方と一体回転するヨークリングとを備え、この円筒磁石とヨークリングとの間の磁気回路の変化を利用して前記相対角変位を検出するように構成されたトルク検出装置がある(例えば、特許文献1参照)。
このトルク検出装置は、磁気回路の変化を検出するために、ヨークリング内に生じた磁束を集める集磁リングと、集められた磁束の密度を検出すべく集磁リング間に配設された磁気センサとを用い、これらの集磁リング及び磁気センサをモールド樹脂により一体化して回転軸を支持するハウジングに固定し、ヨークリングの外周面と僅かなエアギャップを隔てて対向させるように構成されている。
特開2005−98821号公報
以上のようなトルク検出装置が用いられる電動パワーステアリング装置においては、操舵トルクと共にステアリングホイールの操作に伴って変化する操舵用の車輪の向き(以下、舵角という)を、車両の各種の制御に用いるべく検出することが要求され、トルク検出装置と共に回転角検出装置も設けられる場合がある。トルク検出装置と回転角検出装置とを備える電動パワーステアリング装置においては、これらの軸長方向の設置スペースが大きくなり、例えば、二次衝突時の衝撃エネルギを吸収するために略一定の摺動抵抗下にて生じさせる操舵軸の短縮ストロークを確保することが難しくなるという問題がある。
またトルク検出装置と回転角検出装置とを備える電動パワーステアリング装置においては、部品点数が多く、高価であるという問題もある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、回転角検出部を備えることにより軸長方向の長さを可及的に短縮しながらトルクと共に回転角度を検出することができ、また部品点数を削減できるトルク検出装置を提供することを目的とする。
第1発明に係るトルク検出装置は、回転トルクの作用により回転軸に生じる捩れを、該回転軸を支持するハウジングに保持筒を介して固定された捩れ検出手段により検出し、該捩れ検出手段の検出結果に基づいて前記回転トルクを求めるトルク検出装置において、前記回転軸と同軸に設けた内歯車に噛合する外歯車と、該外歯車の回転角度を検出する角度検出手段とを前記保持筒の一部を径方向外向きに延長して設けた延設部に取付け、該延設部近傍の前記保持筒の外周面に固定された回路基板に前記角度検出手段を接続し、前記回路基板を経て取り出される前記角度検出手段の検出結果に基づいて前記回転軸の回転角度を求める回転角検出部を備えることを特徴とする。
第2発明に係るトルク検出装置は、前記延設部が、前記捩れ検出手段の近傍に設けてあり、前記回路基板が、前記捩れ検出手段の検出信号を処理する回路基板を共有するように構成してあることを特徴とする。
第1発明によれば、外歯車と、該外歯車の回転角度を検出する角度検出手段とをトルク検出装置の保持筒の一部を径方向外向きに延長して設けた延設部に取付け、回転軸と同軸に設けた内歯車に前記外歯車を噛合させて回転角検出部を構成してあるから、トルク検出装置の保持筒を外歯車及び角度検出手段の保持部材として共有化し、回転角検出部の並設に必要なスペースを削減することができ、また部品点数を削減することができる。
第2発明によれば、トルク検出装置の捩れ検出手段と回転角検出部の角度検出手段とが回路基板を共有するから、回転角検出部の並設に必要なスペース及び部品点数を更に削減することができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。図1は、本発明に係るトルク検出装置の組立て状態を示す要部の縦断面図であり、図2は、本発明に係るトルク検出装置の要部の分解斜視図である。
本発明に係るトルク検出装置は、検出対象となる回転軸1をトーションバー10を介して同軸上に連結された第1軸1aと第2軸1bに分割し、第1軸1aと一体回転する円筒磁石2と、第2軸1bと一体回転する2個一組のヨークリング3,3とを備え、ヨークリング3,3の外側を各別に囲繞するように配置され、夫々のヨークリング3,3内に生じる磁束を集める集磁リング4,4と、これらの集磁リング4,4間に配設された磁気センサ5,5とを備えて構成されている。
円筒磁石2は、図2に示すように、N極及びS極が周方向に交互に並設された多極磁石として構成されており、端面及び内面をモールド樹脂により覆い、図1に示すように該モールド樹脂を介して第1軸1aに同軸的に固定されている。
ヨークリング3,3は、図2に示すように、円環状をなすヨーク本体30,30の内面に、軸長方向に延びる三角形をなす複数の磁極爪31,31…を夫々有しており、周方向に交互に磁極爪31,31…を並べた状態でモールド樹脂32により一体化され、図1に示すようにモールド樹脂32を一側に延長して形成されたボス部33を介して第2軸1bに同軸的に固定されている。
以上のようなヨークリング3,3は、図1に示すように、内面が円筒磁石2の外周面と僅かなエアギャップを隔てて対向し、ヨークリング3,3の磁極爪31,31…が円筒磁石2の磁極の境界に夫々位置するように組み付けられている。この組み付け状態においては、ヨークリング3,3夫々のヨーク本体30,30内に生じる磁束が同一になる。
ヨークリング3,3の磁極爪31,31…と円筒磁石2の磁極の位置関係は、回転トルクの作用によるトーションバー10の捩れに応じて、円筒磁石2が固定された第1軸1aとヨークリング3,3が固定された第2軸1bとの間に生じる相対角変位に伴って変化する。この変化した位置関係に応じて、一方のヨークリング3の磁極爪31,31…と他方のヨークリング3の磁極爪31,31…には、夫々逆の極性を有する磁力線が増加し、夫々のヨーク本体30,30に正負の磁束が発生する。このとき発生する磁束の正負は、円筒磁石2とヨークリング3,3との間、即ち、第1軸1aと第2軸1bとの間に生じる相対角変位の向きに応じて定まり、正負の磁束の密度は、前記相対角変位の大きさに対応する。
このようなヨークリング3,3に発生する磁束を集める集磁リング4,4は、ヨーク本体30,30の外径よりも若干大きい内径を有する磁性材料製の円環であり、周方向に適長離隔した2箇所に、軸長方向に延び、先端部を径方向外向きに屈曲成形してなる集磁突起40,40を備えている。集磁リング4,4は、集磁突起40,40が互いに僅かなエアギャップを隔てて対向するように樹脂製の保持筒41の内側に一体化されている。この保持筒41は、集磁リング4,4の内周面がヨークリング3,3の外周面と近接対向するように図1に一部を示すハウジング8の内部に組み付けてある。
集磁リング4,4に設けられた集磁突起40,40の対向部間には、夫々磁気センサ5,5が配してある。この磁気センサ5,5は、電源回路、検出結果の信号を処理する信号処理回路等が形成された回路基板50に各別のリードにより接続されており、回路基板50と共に保持筒41の一部に連設されたモールド樹脂42に埋設されている。
以上の構成により集磁リング4,4には、ヨークリング3,3に発生する磁束が誘導され、この磁束は、集磁突起40,40の先端に集束され、夫々に対向する集磁突起40,40間のエアギャップに漏れ出す。磁気センサ5,5は、この漏れ出す磁束密度に対応する出力を発し、この出力は回路基板50を経て図示しないコネクタにより外部に取り出される。
このように磁気センサ5,5により検出される磁束密度は、夫々の集磁リング4,4に対応するヨークリング3,3のヨーク本体30,30に生じる磁束によって変化し、ヨーク本体30,30に生じる磁束は、円筒磁石2に対するヨークリング3,3夫々の相対角変位、即ち第1軸1aと第2軸1bとの相対角変位に応じて生じるから、磁気センサ5,5の出力は、第1軸1a及び第2軸1bに加えられる回転トルクの方向及び大きさに対応するものとなり、磁気センサ5の出力変化に基づいて、回転トルクを検出することができる。
以上のような本発明に係るトルク検出装置には、第1軸1aの回転角度を検出する回転角検出部6が一体的に設けられている。図3は、図1のIII−III線による横断面図であり、回転角検出部6の概略構成を示している。回転角検出部6は、図3に示すように、第1軸1aと一体回転する内歯車60と、この内歯車60と噛合する歯数の異なる2つの外歯車(第1外歯車61及び第2外歯車62)とを備え、この2つの外歯車61,62の回転角度に基づいて内歯車60及び第1軸1aの回転角度を複数回転に亘って検出するように以下のように構成されている。
内歯車60は、図1に示すように、円筒磁石2よりも上位置にて第1軸1aに嵌合固定されている。この内歯車60の上部は、保持筒41と取り外し可能に結合され、保持筒41と一体となって回転角検出部6の筐体を構成する上蓋67により覆ってある。
一方、第1外歯車61及び第2外歯車62は、トルク検出装置の保持筒41を周壁の一箇所から外向きに延設した延設部43の上端面に、第1軸1aと平行な軸回りに回転可能に取付けてある。また延設部43の上端面には、第1外歯車61及び第2外歯車62に夫々対面するように、磁気センサ63,64が固設してあり、第1外歯車61及び第2外歯車62には、磁気センサ63,64と僅かなエアギャップを隔てて対向するように、2極着磁の磁石65,66が夫々設けてある。
第1外歯車61と第2外歯車62とは、周方向に適長離隔した2箇所にて内歯車60と夫々噛合している。第1外歯車61と第2外歯車62の歯数は、複数回転に亘る全検出範囲の回転角度よりも両者の最小公倍数が大きくなるように決められており、これにより第1外歯車61と第2外歯車62との回転角度の組み合わせは、全検出範囲内において一つのみ存在することとなる。
また磁気センサ63,64は、電源回路、検出結果の信号を処理する信号処理回路等が形成された回路基板68に各別のリードにより接続されており、回路基板68は、前記保持筒41の外面に固定され、コネクタ69に接続されている。
以上の構成により第1軸1aの回転に伴う内歯車60の回転が、この内歯車60に噛合する第1外歯車61及び第2外歯車62に夫々伝達され、磁石65,66が夫々取付けてある両外歯車61,62は夫々回転する。磁気センサ63,64は、これら2つの磁石65,66の回転に伴い変化する磁界に対応する出力を夫々発し、この出力は回路基板68を経てコネクタ69により外部に取り出される。
このように磁気センサ63,64により検出される磁界の変化は、第1外歯車61及び第2外歯車62の夫々の回転角度に応じて生じるから、磁気センサ63,64の出力は、第1軸1aの回転角度に対応するものとなり、両外歯車61,62の回転角度の検出結果を組み合わせることにより、複数回転に亘る第1軸1aの回転角度を求めることができる。
このように本発明に係るトルク検出装置においては、ハウジング8に固定された樹脂製の保持筒41に2つの外歯車61,62及び磁気センサ63,64を取付け、第1外歯車61と第2外歯車62を第1軸1aに嵌合固定された内歯車60に夫々噛合させて、回転角検出部6を構成してあるから、トルク検出装置の保持筒41を2つの外歯車61,62及び磁気センサ63,64の保持部材として共有化することになり、設置に要する軸長方向の長さを短縮することができ、また部品点数を削減することができる。
図4は、本発明に係る他の実施の形態におけるトルク検出装置の組立て状態を示す要部の縦断面図である。内歯車60は、円筒磁石2よりも上位置にて第1軸1aに嵌合固定されている。
一方、第1外歯車61及び第2外歯車62は、トルク検出装置の保持筒41の上端面に、第1軸1aと平行な軸回りに回転可能に取付けてある。また保持筒41の上端面には、第1外歯車61及び第2外歯車62に夫々対面するように、磁気センサ63,64が固設してあり、第1外歯車61及び第2外歯車62には、磁気センサ63,64と僅かなエアギャップを隔てて対向するように、2極着磁の磁石65,66が夫々設けてある。
第1外歯車61及び第2外歯車62は、周方向に適長離隔した2箇所にて内歯車60と夫々噛合している。
磁気センサ63,64は、保持筒41の一部に連設されたモールド樹脂42に埋設されているトルク検出装置の回路基板50に各別のリードにより接続されており、回路基板50は、コネクタ51に接続されている。
以上の構成により第1軸1aの回転に伴う内歯車60の回転が、この内歯車60に噛合する第1外歯車61及び第2外歯車62に夫々伝達され、磁石65,66が夫々取付けてある両外歯車61,62は、異なる回転速度で夫々回転する。磁気センサ63,64は、これら2つの磁石65,66の回転に伴い変化する磁界に対応する出力を夫々発し、この出力は回路基板50を経てコネクタ51により外部に取り出される。
その他の構成は、図1に示す実施の形態と同様であるため、対応する構成部材に図1と同一の参照符号を付して、その構成及び動作の詳細な説明を省略する。
このように図4に示すトルク検出装置においては、回路基板50及びコネクタ51をトルク検出装置の磁気センサ5,5と回転角検出部6の磁気センサ63,64とが共有するから、回路基板50及びコネクタ51を夫々1つに集約することにより、設置に要する軸長方向の長さを短縮することができ、また部品点数を削減することができる。
なお前述した実施の形態において、トルク検出装置は、第1軸1aと一体回転する円筒磁石2と、第2軸1bと一体回転するヨークリング3,3とを備え、この円筒磁石2とヨークリング3,3との間の磁気回路の変化を利用して前記相対角変位を検出するように構成されているが、これに限定されないのは言うまでもない。トルク検出装置は、回転軸に加わる回転トルクに応じて生じる前記回転軸の捩れを、該回転軸を支持するハウジングに保持筒を介して固定された捩れ検出手段により検出するよう構成されていればよい。
なお以上の実施の形態においては、集磁リング4,4の保持筒41を周壁の一箇所から外向きに延設した延設部43の上端面に2つの外歯車61,62及び磁気センサ63,64を取付けてあるが、延設部43の下端面に2つの外歯車61,62及び磁気センサ63,64を取付けて、この外歯車61,62、磁気センサ63,64、磁石65,66及び内歯車60を備える回転角検出部6を、円筒磁石2、ヨークリング3,3、集磁リング4,4及び磁気センサ5,5を備えるトルク検出部よりも下位置に配するようにしてもよい。
また以上の実施の形態においては、磁石65,66を外歯車61,62に固定してあるが、例えば、外歯車61,62の回転軸を適宜に延長し、この延長端に設けた回転板に磁石65,66を固定して、これらの磁石65,66が外歯車61,62と一体回転するように構成してもよい。この場合、軸長方向寸法の短縮要求に応えながら、磁石65,66及び磁気センサ63,64をトルクセンサから離して配置することができ、トルク検出部との磁気的な相互干渉を排除して、回転トルク及び回転角度の安定した検出が可能となる。
また以上の実施の形態においては、内歯車60を大径歯車とし、外歯車61,62を小径歯車としてあるが、これとは逆に、内歯車60を小径歯車とし、外歯車61,62を大径歯車としてもよく、内歯車60と外歯車61,62とは、前述したように、内歯車60が複数回転に亘って回転する間に両外歯車61,62の回転角度の組み合わせが一通りのみ存在する歯数を定めてあればよい。
更に本発明に係るトルク検出装置は、回転軸に加わる回転トルクと共に回転軸の回転角度を検出することが要求される用途全般に適用可能であり、その他、特許請求の範囲に記載した事項の範囲内において種々変更した形態にて実施することが可能であることは言うまでもない。
以上のようなトルク検出装置は、電動パワーステアリング装置のステアリングホイールと舵取機構とを連結するステアリング軸(回転軸)の中途に介装され、ステアリングホイールに加えられる操舵トルクを検出するために用いることができる。電動パワーステアリング装置において、第1軸1aの上端は、ステアリングホイールに連結され、第2軸1bの下端は、舵取機構に連結される。この結果ステアリングホイールに加わる操舵トルクは、第1軸1aに作用し、前述したような第1軸1a及び第2軸1b間の相対角変位を生じさせることとなる。二次衝突の衝撃エネルギを吸収するエネルギ吸収機構を備えるパワーステアリング装置において本発明に係るトルク検出装置を適用した場合、回転角検出装置とトルク検出装置の設置に要する軸長方向の長さを短縮することができるため、摺動抵抗下にて生じさせる操舵軸の短縮ストロークを十分確保することができる。
本発明に係るトルク検出装置の組立て状態を示す要部の縦断面図である。 本発明に係るトルク検出装置の要部の分解斜視図である。 図1のIII−III線による横断面図である。 本発明に係る他の実施の形態におけるトルク検出装置の組立て状態を示す要部の縦断面図である。
符号の説明
1 回転軸、5 磁気センサ(捩れ検出手段)、6 回転角検出部、8 ハウジング、41 保持筒、50,68 回路基板、51,69 コネクタ、60 内歯車、61 第1外歯車(外歯車)、62 第2外歯車(外歯車)63,64 磁気センサ(角度検出手段)

Claims (2)

  1. 回転トルクの作用により回転軸に生じる捩れを、該回転軸を支持するハウジングに保持筒を介して固定された捩れ検出手段により検出し、該捩れ検出手段の検出結果に基づいて前記回転トルクを求めるトルク検出装置において、
    前記回転軸と同軸に設けた内歯車に噛合する外歯車と、該外歯車の回転角度を検出する角度検出手段とを前記保持筒の一部を径方向外向きに延長して設けた延設部に取付け、該延設部近傍の前記保持筒の外周面に固定された回路基板に前記角度検出手段を接続し、前記回路基板を経て取り出される前記角度検出手段の検出結果に基づいて前記回転軸の回転角度を求める回転角検出部を備えることを特徴とするトルク検出装置。
  2. 前記延設部は、前記捩れ検出手段の近傍に設けてあり、前記回路基板は、前記捩れ検出手段の検出信号を処理する回路基板を共有するように構成してある請求項1記載のトルク検出装置。
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