JP2007190308A - 遊技画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】冷却ファンやそれの駆動回路などの部品を使用することなく、放熱の容易化を図る。
【解決手段】液晶表示器22のバックライト光源42から発生された熱が、ユニットフレーム21のフレーム基盤27から容器取付部35を経由して容器3と制御回路基板24およびバックライト回路基板25との間の空間Dに放出され、空間Dに放出された熱が、蓋基盤6の通気孔12から上側壁9の通気孔12に抜ける空気の流れに乗って空間Dから容器3の外部に放熱されるので、冷却ファンやそれの駆動回路などの部品を使用することなく、容器3およびユニットフレーム21から構成された筐体の内部で発生した熱を筐体の外部に適切に放熱できる。
【選択図】図1
【解決手段】液晶表示器22のバックライト光源42から発生された熱が、ユニットフレーム21のフレーム基盤27から容器取付部35を経由して容器3と制御回路基板24およびバックライト回路基板25との間の空間Dに放出され、空間Dに放出された熱が、蓋基盤6の通気孔12から上側壁9の通気孔12に抜ける空気の流れに乗って空間Dから容器3の外部に放熱されるので、冷却ファンやそれの駆動回路などの部品を使用することなく、容器3およびユニットフレーム21から構成された筐体の内部で発生した熱を筐体の外部に適切に放熱できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、冷却ファンやそれの駆動回路などの部品を使用することなく、放熱が容易な遊技画像表示装置に関する。
遊技画像表示装置には、次のような構造のものが知られている。それは、合成樹脂からなる2つの容器がヒンジで連結され、一方の容器には液晶表示器および駆動回路基板が装着され、他方の容器には制御回路基板が装着され、液晶表示器および駆動回路基板と制御回路基板とが互いに被覆電線で接続され、2つの容器が閉じられて液晶表示器と駆動回路基板と制御回路基板および被覆電線を収容した1つの筐体を構成している。そして、液晶表示器のバックライト、駆動回路基板の電気部品、制御回路基板の電気部品などから発生される熱を筐体の内部から外部に放出するために、多数の放熱孔が容器に設けられている。しかしながら、液晶表示器が大形化してきていることから、バックライトからの発熱量が多くなっている。そのため、冷却ファンを設けて放熱することも考えられるが、冷却ファンやそれの駆動回路などの部品が多くなり、にわかに採用しがたいという欠点がある。
特許第3462233号公報
発明が解決しようとする問題点は、冷却ファンやそれの駆動回路などの部品を使用することなく、筐体の内部で発生した熱を筐体の外部に適切に放熱できないという点である。
本発明に係る遊技画像表示装置は、画像表示構造体が金属からなるユニットフレームとバックライト光源を含む液晶表示器と金属からなる隔壁体と液晶表示器に対する画像表示の制御処理を実行する制御回路基板と制御回路基板から供給される電力でバックライト光源を点灯させるバックライト回路基板とを備え、液晶表示器がユニットフレームおよび隔壁体で前後方向から挟まれ、制御回路基板およびバックライト回路基板が隔壁体に取り付けられており、画像表示構造体が通気孔を備えた合成樹脂からなる容器の前側の開口から容器の内部に格納され、前方から角箱筒状の容器の前側から容器の内部に挿入され、止ねじが容器の裏側からユニットフレームに締結されることによって、液晶表示器が容器の内部前側に配置され、制御回路基板およびバックライト回路基板が容器の内部後側に配置されたことを最も主要な特徴とする。
本発明に係る遊技画像表示装置は、液晶表示器が金属からなるユニットフレームおよび金属からなる隔壁体で前後方向から挟まれ、バックライト光源から発生された熱がユニットフレームおよび隔壁体から容器に設けられた通気孔を経由して容器の外部に放熱されるので、冷却ファンやそれの駆動回路などの部品を使用することなく、容器およびユニットフレームから構成された筐体の内部で発生した熱を筐体の外部に適切に放熱できるという利点がある。
図1乃至図4は、発明を実施するための最良の形態である。図1は、遊技画像表示装置1の縦方向に切断した断面を示す。図2は、遊技画像表示装置1を分解して示す。図3は、画像表示構造体2を分解して示す。図4は、遊技画像表示装置1の取り付けられた遊技盤86を裏側から示す。本明細書において、「前」、「表」、「後」、「裏」、「左」、「右」、「上」、「下」の方向は、図4の状態に遊技画像表示装置1および遊技盤86を置いて矢印Aで示す前側から見た場合に特定される方向である。「前」および「表」は、同じ方向である。「後」および「裏」は、同じ方向である。
図2を参照し、遊技画像表示装置1の構造について説明する。遊技画像表示装置1は、画像表示構造体2が合成樹脂からなる容器3の前側の開口から容器3の内部に格納され、タッピングスクリューのような止ねじ4が容器3の裏側から容器3の表示取付部としてのねじ挿入孔11を経由して画像表示構造体2の容器取付部35におけるねじ結合孔37に締結されることによって、遊技画像表示装置1が構成される。容器3は、無色な合成樹脂のような光を透過する性質の有る材料により、蓋基盤6、左側壁7、右側壁8、上側壁9、下側壁10、ねじ挿入孔11、通気孔12、コネクタ収容部13、突起14、固着取付部15を一体に備えた形状に構成される。蓋基盤6は、ユニットフレーム21の前面よりも大きな方形である。左側壁7、右側壁8、上側壁9、下側壁10は、蓋基盤6の4つの周縁から前側に直角に突出する。これによって、蓋基盤6の前側には、ユニットフレーム21を収容するための収容部が、前側に開口し、蓋基盤6、左側壁7、右側壁8、上側壁9、下側壁10で囲まれた形状として形成される。ねじ挿入孔11は、蓋基盤6の四隅に前後方向への貫通孔として設けられる。通気孔12は、蓋基盤6および上側壁9に孔径の小さな貫通孔として多数設けられる。図2には、一部の個数だけの通気孔12を図示してある。コネクタ収容部13は、蓋基盤6の左側部に前後方向への貫通孔として設けられる。突起14および固着取付部15は、遊技画像表示装置1を図4の遊技盤86の裏面に取り付けるための部分である。突起14は、左右に分かれ、上側壁9から上側に突出する。固着取付部15は、左右に分かれ、下側壁10から下側に突出する。固着取付部15には、固着具16が設けられる。
図3を参照し、画像表示構造体2の構造について説明する。画像表示構造体2は、ユニットフレーム21、液晶表示器22、隔壁体23、制御回路基板24、バックライト回路基板25を備える。そして、液晶表示器22、隔壁体23、制御回路基板24、バックライト回路基板25がユニットフレーム21に装着される構造であるので、画像表示構造体2の運搬や保管が容易であるという利点がある。ユニットフレーム21は、鉄板のような金属板により、フレーム基盤27、左側壁28、右側壁29、上側壁30、下側壁31、画像視認開口部32、部品取付部33、表示位置決め部34、容器取付部35を備えた、単一体として構成される。フレーム基盤27は、液晶表示器22の前面よりも大きな方形である。左側壁28、右側壁29、上側壁30、下側壁31は、フレーム基盤27の4つの周縁から裏側に直角に折り曲げられる。これによって、フレーム基盤27の裏側には、液晶表示器22を収容するための収容部が、裏側に開口し、フレーム基盤27、左側壁28、右側壁29、上側壁30、下側壁31で囲まれた形状として形成される。画像視認開口部32は、液晶表示器22の前面よりも小さな方形であって、フレーム基盤27に、前後方向への貫通孔として設けられる。
部品取付部33は、フレーム基盤27の画像視認開口部32よりも右側に位置する右端部および左側壁28に2個ずつ設けられる。フレーム基盤27の右端部における部品取付部33は、フレーム基盤27から裏側に直角に折り曲げられた突片の後部が左側に直角に折り曲げられた形態である。左側壁28における部品取付部33は、左側壁28の前縁部から右側に直角に折り曲げられた形態である。よって、部品取付部33は、フレーム基盤27よりも裏側に離れてフレーム基盤27と平行である。部品取付部33には、ねじ結合孔36が、前後方向への貫通孔として形成される。表示位置決め部34は、右側における部品取付部33の間に位置し、フレーム基盤27から裏側に直角に折り曲げられた形態である。容器取付部35は、左側壁28および右側壁29に2個ずつ設けられる。左側の容器取付部35は、左側壁28から裏側に突出した突片の後部が右側に直角に折り曲げられた形態である。右側の容器取付部35は、右側壁29から裏側に突出した突片の後部が左側に直角に折り曲げられた形態である。よって、容器取付部35は、フレーム基盤27と平行である。容器取付部35には、ねじ結合孔37が、前後方向への貫通孔として設けられる。
液晶表示器22には、電気的に表示形態の変えられる画像を前面側の方形な表示画面41を全体的に照明するための、バックライト光源42や導光部材および光拡散部材などからなるバックライト構成部材が含まれる。液晶表示器22には、フレーム取付部43が、液晶表示器22の左右端部に2箇所ずつ設けられる。フレーム取付部43は、前側凹部44と裏側凹部45との間に存在する隔壁46に前後方向への貫通孔として形成されたねじ挿入孔47を備える。前側凹部44は、液晶表示器22の前面および端面に開口し、液晶表示器22の前面から内部への窪みとして形成される。裏側凹部45は、液晶表示器22の裏面および端面に開口し、液晶表示器22の裏面から内部への窪みとして形成される。液晶表示器22の左右方向の一端部には、バックライト光源42に通電するための被覆電線からなるバックライト引出線48が、液晶表示器22から外部に延長されて設けられる。バックライト引出線48の端部にはコネクタ49が設けられる。液晶表示器22の裏面には、制御用のコネクタ50が設けられる。
隔壁体23は、鉄板のような金属板により、隔壁基盤52、左側壁53、上側壁54、下側壁55、フレーム取付部56、制御基板取付部57、ライト基板取付部58、コネクタ挿入孔59を一体に備えた構造に構成される。隔壁基盤52は、液晶表示器22の裏面と同じ大きさの方形である。左側壁53、上側壁54、下側壁55は、隔壁基盤52における左縁部、上縁部、下縁部なる3つの周縁から裏側に直角に折り曲げられる。フレーム取付部56は、隔壁基盤52の左右端部に2個ずつ設けられる。フレーム取付部56は、隔壁基盤52から前側に直角に折り曲げられた突片の前部が右側または左側に直角に折り曲げられた形態である。よって、フレーム取付部56は、隔壁基盤52から前側に離れて隔壁基盤52と平行である。フレーム取付部56には、ねじ挿入孔60が、前後方向への貫通孔として形成される。
制御基板取付部57は、隔壁基盤52に複数設けられる。制御基板取付部57は、隔壁基盤52から裏側に直角に折り曲げられた突片の後部が右側または左側または上側または下側に直角に折り曲げられた形態である。よって、制御基板取付部57は、隔壁基盤52から裏側に離れて隔壁基盤52と平行である。制御基板取付部57には、ねじ結合孔61が、前後方向への貫通孔として形成される。ライト基板取付部58は、隔壁基盤52の右端部に2個設けられる。ライト基板取付部58は、隔壁基盤52から裏側に直角に折り曲げられた突片の後部が上側または下側に直角に折り曲げられた形態である。よって、ライト基板取付部58は、隔壁基盤52から裏側に離れて隔壁基盤52と平行である。ライト基板取付部58には、ねじ結合孔62が、前後方向への貫通孔として形成される。
制御回路基板24は、遊技機に搭載された電源装置から供給される電力で起動して液晶表示器22に対する画像表示の制御処理を実行する部品であって、CPU64、画像データロム65、コネクタ66;67;68;69、図外のインターフェース回路部品などの電気部品がプリント基板のような回路基板の表面に実装された構造である。CPU64、画像データロム65、コネクタ66乃至69、図外のインターフェース回路部品などの電気部品の電気端子が回路基板の裏側から前側に突出し、電気端子が回路基板に敷設されたプリント電線と呼ばれる箔状電線で相互に配線される。制御回路基板24には、隔壁取付部70が、回路基板に、前後方向に貫通したねじ挿入孔として形成される。隔壁取付部70は、制御回路基板24を隔壁体23に固定するための部分である。コネクタ66には、被覆電線からなる表示制御電線71の一端に設けられたコネクタ72が機械的に嵌め込まれて通電可能に接続される。表示制御電線71の他端には、コネクタ73が設けられる。コネクタ67には、被覆電線からなるバックライト電線74の一端に設けられたコネクタ75が機械的に嵌め込まれて通電可能に接続される。バックライト電線74の他端には、コネクタ76が設けられる。図2の容器3が画像表示構造体2に装着される場合、コネクタ68;69は、容器3の前側からコネクタ収容部13に取り込まれる(図4参照)。
バックライト回路基板25は、制御回路基板24から供給される電力でバックライト光源42を点灯させる部品であって、電圧変換部品78、コネクタ79;80、図外の回路素子などの電気部品がプリント基板のような回路基板の表面に実装された構造である。電圧変換部品78やコネクタ79;80などの電気部品の電気端子が回路基板の裏側から前側に突出し、電気端子が回路基板に敷設されたプリント電線と呼ばれる箔状電線で相互に配線される。バックライト回路基板25には、隔壁取付部81が、回路基板に、前後方向に貫通したねじ挿入孔として形成される。隔壁取付部81は、バックライト回路基板25を隔壁体23に固定するための部分である。
液晶表示器22、隔壁体23、制御回路基板24、バックライト回路基板25は、ユニットフレーム21に、次のように組み立てられる。先ず、液晶表示器22および隔壁体23がユニットフレーム21に取り付けられる。その場合、表示画面41がフレーム基盤27の裏面の側に向けられ、2本のバックライト引出線48が右側に配置され、液晶表示器22がユニットフレーム21の裏側からユニットフレーム21の収容部に取り込まれ、液晶表示器22の右面が表示位置決め部34の左面に接触され、表示画面41の中央部が画像視認開口部32と対向し、表示画面41の周縁部がフレーム基盤27の裏面に重ね合わされ、前側凹部44が部品取付部33に嵌め込まれ、バックライト引出線48がユニットフレーム21の外側に引き出される。その後、隔壁基盤52の前面が液晶表示器22の裏面の側に向けられ、隔壁体23が液晶表示器22の裏側からユニットフレーム21の収容部に取り込まれ、コネクタ挿入孔59にはコネクタ50が挿入され、フレーム取付部56が裏側凹部45に嵌め込まれる。そして、タッピングスクリューのような止ねじ82が、隔壁体23の裏側から、ねじ挿入孔60およびねじ挿入孔47を順に経由し、ねじ結合孔36に締結されることによって、液晶表示器22および隔壁体23がユニットフレーム21の内部にユニットフレーム21の裏側から取り付けられる。
次に、制御回路基板24およびバックライト回路基板25が隔壁体23に取り付けられる。その場合、制御回路基板24が隔壁体23に取り付けられた後、バックライト回路基板25が隔壁体23に取り付けられるか、または、バックライト回路基板25が隔壁体23に取り付けられた後、制御回路基板24が隔壁体23に取り付けられるというように、制御回路基板24およびバックライト回路基板25のいずれが先に取り付けられてもよい。制御回路基板24は、次のように取り付けられる。制御回路基板24の前面が隔壁基盤52の裏面の側に向けられ、制御回路基板24が隔壁体23の裏側からユニットフレーム21の収容部に挿入され、制御回路基板24の上縁部がコネクタ挿入孔59よりも下側に配置され、制御回路基板24の前面が制御基板取付部57の裏面に重ね合わされ、タッピングスクリューのような止ねじ83が制御回路基板24の裏側から隔壁取付部70を経由してねじ結合孔61に締結されることによって、制御回路基板24が隔壁体23に取り付けられる。つまり、制御回路基板24は、ユニットフレーム21の裏側から隔壁体23を介してユニットフレーム21の内部裏側に取り付けられる。そして、表示制御電線71のコネクタ73がコネクタ50に機械的に嵌め込まれて通電可能に接続されるので、表示制御電線71がユニットフレーム21と制御回路基板24との間に挟まれることがなく、ユニットフレーム21と制御回路基板24との間に表示制御電線71を通すための隙間を設ける必要がなく、ユニットフレーム21の前後方向の外形寸法を小さくすることができるという利点がある。
バックライト回路基板25は、次のように取り付けられる。バックライト回路基板25の前面が隔壁基盤52の裏面の側に向けられ、バックライト回路基板25が隔壁体23の裏側からユニットフレーム21の収容部に挿入され、バックライト回路基板25の前面がライト基板取付部58の裏面に重ね合わされ、タッピングスクリューのような止ねじ84がバックライト回路基板25の裏側から隔壁取付部81を経由してねじ結合孔62に締結されることによって、バックライト回路基板25が液晶表示器22よりも右側に位置して隔壁体23に取り付けられる。バックライト引出線48のコネクタ49がコネクタ80に機械的に嵌め込まれて通電可能に接続され、バックライト電線74のコネクタ75がコネクタ67に機械的に嵌め込まれて通電可能に接続されるので、バックライト引出線48やバックライト電線74がユニットフレーム21とバックライト回路基板25との間に挟まれることがなく、ユニットフレーム21とバックライト回路基板25との間にバックライト引出線48やバックライト電線74を通すための隙間を設ける必要がなく、ユニットフレーム21の前後方向の外形寸法を小さくすることができるという利点がある。
図4を参照し、遊技画像表示装置1が遊技盤86に取り付けられるための取付構造について説明する。遊技盤86の裏面には、取付台87が止ねじのような取付具で遊技盤86の裏側から取り付けられる。遊技盤86は、遊技盤86の前面における図外のガイドレールで囲まれた内側の遊技領域に入賞部品を備え、遊技領域から入賞部品に取り込まれたパチンコ球と呼ばれる球を遊技盤86の裏側に排出する構造である。取付台87は、セット板とも呼ばれ、入賞部品から遊技盤86の裏側に排出された球を下方に誘導して排出する機能を備える。遊技盤86および取付台87には、図柄視認窓88が、前後方向への貫通孔として形成される。図柄視認窓88の周りの取付台87の裏面には、部品支持部89および部品固定部90が設けられる。
遊技画像表示装置1は、取付台87に次のように取り付けられる。図3の表示画面41が遊技盤86の裏面の側に向けられるように遊技画像表示装置1の前面が遊技盤86の裏面の側に向けられ、突起14が遊技盤86の裏側から部品支持部89に下側から嵌め込まれ、突起14と部品支持部89との嵌め込まれた部分を中心とし、遊技画像表示装置1が前側に移動されると、固着具16が筒状の部品固定部90の内部に挿入され、固着取付部15が部品固定部90の裏面に接触する。そして、固着具16が人によって前側に押し込まれると、固着具16の先端部に装着された図外の爪部材が径方向外側に広がって部品固定部90の内部に係合し、遊技画像表示装置1が取付台87の裏面に固定的に取り付けられる。その後、被覆電線からなる図外の遊技制御電線の一端に設けられたコネクタが遊技画像表示装置1のコネクタ68;69に機械的に嵌め込まれて通電可能に接続され、遊技制御電線の他端に設けられたコネクタが主制御装置と呼ばれる図外の遊技制御装置のコネクタに機械的に嵌め込まれて通電可能に接続される。遊技制御装置は、取付台87または遊技盤86の裏面または遊技盤86の装着される遊技機枠に取り付けられる。
図1に示すように、最良の形態によれば、液晶表示器22が金属製のユニットフレーム21および金属製の隔壁体23で前後方向から挟まれているので、バックライト光源42から発生された熱がユニットフレーム21および隔壁体23から通気孔12を経由して容器3の外部に放熱される。とりわけ、バックライト光源42前側には、ユニットフレーム21のフレーム基盤27が接触するかまたは接触する程度に近づいて配置されているので、バックライト光源42から発生された熱がフレーム基盤27から容器取付部35を経由して容器3と制御回路基板24およびバックライト回路基板25との間の空間Dに放出される。そして、空間Dに放出された熱は、蓋基盤6の通気孔12から上側壁9の通気孔12に抜ける空気の流れに乗って空間Dから容器3の外部に放熱されるという利点がある。よって、冷却ファンやそれの駆動回路などの部品を使用することなく、容器3およびユニットフレーム21から構成された筐体の内部で発生した熱を筐体の外部に適切に放熱できるという利点がある。
液晶表示器22の表示画面を球の衝突から保護するための無色な合成樹脂や無色なガラスなど光を透過する性質の有る材料からなる保護パネルは、液晶表示器22とフレーム基盤27との間に挟み込むように設けてもよく、図柄視認窓88に対応して取付台87の裏面または前面に設けてもよく、図柄視認窓88に対応して遊技盤86の遊技領域に設置される飾り部品の裏面または前面に設けてもよい。
1 遊技画像表示装置
2 画像表示構造体
3 容器
4 止ねじ
12 通気孔
21 ユニットフレーム
22 液晶表示器
23 隔壁体
24 制御回路基板
25 バックライト回路基板
2 画像表示構造体
3 容器
4 止ねじ
12 通気孔
21 ユニットフレーム
22 液晶表示器
23 隔壁体
24 制御回路基板
25 バックライト回路基板
Claims (1)
- 画像表示構造体が金属からなるユニットフレームとバックライト光源を含む液晶表示器と金属からなる隔壁体と液晶表示器に対する画像表示の制御処理を実行する制御回路基板と制御回路基板から供給される電力でバックライト光源を点灯させるバックライト回路基板とを備え、液晶表示器がユニットフレームおよび隔壁体で前後方向から挟まれ、制御回路基板およびバックライト回路基板が隔壁体に取り付けられており、画像表示構造体が通気孔を備えた合成樹脂からなる容器の前側の開口から容器の内部に格納され、前方から角箱筒状の容器の前側から容器の内部に挿入され、止ねじが容器の裏側からユニットフレームに締結されることによって、液晶表示器が容器の内部前側に配置され、制御回路基板およびバックライト回路基板が容器の内部後側に配置されたことを特徴とする遊技画像表示装置。
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