JP2007190147A - ゲーム機の施錠装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】一層効果的に不正解錠を防止することができるゲーム機の施錠装置を提供することを目的とする。
【解決手段】シリンダ錠7は、錠軸7eのカム部材8を基枠体1の正面側に位置させるように、内側に凹部空間7dを形成した脚部7b付きのフランジ部7aを介して取付板2の正面側に取り付けられる。カム部材8が係合する連結杆6のカム係合部6aが基枠体1の正面側に位置する。カム部材8を覆うカバー体19が取付板2の内側面(背面側)に取り付けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、スロットマシン、パチンコ機等のゲーム機の前扉の内側に取り付けられ、前扉を筐体(本体枠、キャビネット等)に対し施錠するゲーム機の施錠装置に関する。
ゲーム機の前扉を本体枠に対し施錠する施錠装置として、断面L字状またはコ字状の取付板と支持板を有した基枠体の内側に、連結杆が摺動可能に配設され、支持板の上部と下部に鉤部材が連結杆に連結されて傾動可能に枢支され、取付板の中間部にシリンダ錠がその錠軸を取付板に設けた孔から内側に差込むように固定され、錠軸の先端に連結杆と係合するカム板が固定されてなる施錠装置が、一般に使用されている。
この種の施錠装置は、シリンダ錠の錠軸をキーで回すことにより、カム板を回動させ、カム板に係合する連結杆を上下に摺動させ、これにより、連結杆の上下端に連結される鉤部材を傾動させ、鉤部材の受け金具との係合をはずして解錠する構造である。しかしながら、施錠状態つまり鉤部材が受け金具と係合した状態であっても、鉤部材に直接力を加えて動かせば、それを傾動させることができるため、ゲーム機の一部に隙間があって、その隙間から針金等を内部に差し込み、針金等で鉤部材に直接力を加えて傾動させると、前扉がキーを用いずに不正に解錠されてしまう問題があった。
そこで、本発明者らは、施錠完了時に連結杆の動きをロックするロック部材を連結杆に枢支して設け、解錠時にはロック部材のロックを解除する機構を設けることにより、上記のような不正解錠を防止する施錠装置を、下記特許文献1などで提案している。
特開2003−70968
この施錠時に連結杆をロックして不正解錠を防止する施錠装置は、ゲーム機の前扉を本体枠に対し閉じ、鉤部材を受け金具の係止部に係止させて施錠を完了すると、ロック部材が連結杆をロックすることにより鉤部材がロックされ、ゲーム機の本体枠と前扉の隙間等から、針金等を差し込んで、連結杆や鉤部材を直接動かして不正解錠をしようとしても、施錠状態にある連結杆や鉤部材はロックされて動かず、不正解錠を防止するものである。
しかしながら、このようなロック部材を設けた施錠装置であっても、シリンダ錠の錠軸に固定されて回転するカム板によって、解錠時にはロック部材のロックが解除されるため、針金等の不正器具の先端をカム板やロック部材の係合部に引っ掛けてロックを解除して、不正解錠が行なわれる可能性があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、一層効果的に不正解錠を防止することができるゲーム機の施錠装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の施錠装置は、取付板と支持板を有した基枠体の支持板の外側に沿って連結杆が摺動可能に配設され、該支持板の上部と下部に鉤部材が該連結杆に連結されて傾動可能に枢支され、該基枠体の中間部にシリンダ錠が取り付けられ、該シリンダ錠の錠軸の先端に前記連結杆と係合するカム部材が固定され、前記基枠体がゲーム機の前扉に縦に取付けられ、該ゲーム機の筐体側に取付けられた受け金具の係止部に前記鉤部材が係止されて前扉を施錠するゲーム機の施錠装置であって、前記シリンダ錠は、該錠軸のカム部材を該基枠体の正面側に位置させるように、内側に凹部空間を形成した脚部付きフランジ部を介して該取付板の正面側に取り付けられ、該カム部材が係合する該連結杆の係合部分が該基枠体の正面側に位置し、該カム部材を覆うカバー部材が該取付板の内側面(背面側)に取り付けられたことを特徴とする。
ここで、上記施錠装置においては、前記筐体側に係止片が設けられ、該前扉の閉鎖時に該係止片が係合する係止凹部が前記連結杆に設けられ、該係止凹部の近傍の該連結杆にロック部材が揺動可能に軸支され、該ロック部材には、該係止片が係合する係合凹部が設けられると共に、カム部材と係合可能なカム係合部が設けられ、該カム係合部は該取付板の内側面(背面側)より該基枠体の正面側に位置して設けることができる。
また、スイッチを動作させるためのスイッチ作動杆が支持板の外側に沿って摺動可能に配設され、カム部材と係合可能なカム係合部をスイッチ作動杆に設けることができる。
また、カム部材には、連結杆のカム係合部とスイッチ作動杆のカム係合部に係合する1個の係合凸部が、カム部材の端部を正面側に曲折して設けられ、係合凸部の一方の面に連結杆のカム係合部が係合し、係合凸部の他方の面にスイッチ作動杆のカム係合部が係合するように構成することができる。
また、連結杆とスイッチ作動杆との間にばね部材が掛け渡され、該ばね部材を該支持板の内側から覆うカバー体を設けることができる。
上記構成の施錠装置では、シリンダ錠が、錠軸のカム部材を基枠体の正面側に位置させるように、内側に凹部を形成した脚部付きフランジ部を介して取付板の正面側に取り付けられ、カム部材が係合する連結杆の係合部分が基枠体の正面側に位置するようにし、カム部材を覆うカバー部材を取付板の内側面に取り付けたから、ゲーム機の筐体と前扉の自由端側の隙間から、針金等の不正器具を差し込んで、基枠体の内側に不正器具の先端が達したとしても、カム部材やそれと係合する連結杆のカム係合部などは基枠体の内側に露出していない。このため、不正器具をそれらに引っ掛けて動かすことはできず、不正解錠を防止することができる。また、連結杆が基枠体の支持板の外側に配設されるため、前扉の自由端側の隙間から差し込まれた不正器具には、支持板が壁となって連結杆に到達することは難しく、これによっても、不正解錠を防止することができる。
さらに、連結杆にロック部材を揺動可能に枢支し、施錠状態において、ロック部材を連結杆と共に筐体側の係止片に係止させて、連結杆をロックする構造とすれば、針金などによる不正解錠を一層効果的に防止することができる。
さらに、スイッチ作動杆を支持板の外側に沿って摺動可能に配設し、上記カム部材には、連結杆のカム係合部とスイッチ作動杆のカム係合部に係合する1個の係合凸部を曲折して設け、係合凸部の一方の面に連結杆のカム係合部を係合させ、係合凸部の他方の面にスイッチ作動杆のカム係合部が係合する構造とすれば、カム部材を小形化してシリンダ錠のフランジ部の内側空間に収容することができ、これにより、スイッチ作動杆やカム部材との係合部分に、針金等の不正器具を到達させないようにして、不正行為を防止することができる。
また、連結杆とスイッチ作動杆との間に掛け渡されたばね部材を、支持板の内側から、カバー体により覆うようにすれば、輸送中、取付作業中などの際、何らかの物体がばね部材に当たるなどして、ばね部材が外れる不具合を防止することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1はスロットマシン用の施錠装置の斜視図を、図2はその背面側からの斜視図を、図3はその背面図を各々示している。また、図7はその分解左側面図を示し、図8はその分解背面図を示している。1は断面を略コ字状とした縦長の基枠体で、その正面側に取付板2に形成し、左側面に支持板3を形成して一体成形され、基枠体1の支持板3の上部と下部及び中間部が分割形成され、上部と下部に幅広の枢支部が形成される。
各枢支部には、鉤部材4、5が下側に傾動可能に、枢支ピン4a、5aによって枢支され、支持板3の中間部の分割支持板3aには後述の本体枠側の係止片26が進入する凹部3bが形成されている。鉤部材4、5は三角形頭部とその中間部の係合凹部を設けて形成され、後述の分割形成された受け金具の係止部24、25に係止可能である。また、上部の支持板3には、後述のばね部材12をカバーするためのばねカバー3cがばねを支持板の内側からカバーするように設けられている。
一方、取付板2の中間部の幅広部には、図10に示すように、シリンダ錠7を取り付けるための開口部が形成され、シリンダ錠7はその開口部にその固定部7cを挿入し、固定部の孔に固定ねじを挿入して締付け固定される。シリンダ錠7は、図9に示すように、その元部にフランジ部7aが形成され、フランジ部7aの両側には脚部7bが背面側に突設され、脚部7bに固定部7cが側方に突設されている。このフランジ部7aの両側に脚部7bを突設することにより、シリンダ錠7の元部に、カム部材を配置するための空間7dを形成している。
シリンダ錠7の錠軸7eはこの空間7d内に突設され、その錠軸7eにカム部材8が固定される。カム部材8には、1個の係合凸部8aのみが設けられ、この係合凸部8aは、板材で形成されたカム部材の側端部を正面側に曲折して形成されている。このカム部材8は係合凸部8aの両側面を作用面として後述のカム係合部に係合させるようにしている。シリンダ錠7は、図7のように、そのフランジ部7aの両側の脚部7bを介して固定されることにより、カム部材8を収容する空間を、取付板2の内側面より正面側に出して取り付けられる。
このように、シリンダ錠7を取付板2に取り付けた状態で、カム部材8は取付板2の内側面より正面側にシフトして、つまり基枠体1の内側よりさらに内側に入った位置に収納され、さらに、そのカム部材8が収納された空間を基枠体1の内側から覆うように、カバー体19が取付板2の内側に取り付けられている(図3、図8)。
基枠体1の支持板3及び分割支持板3aの外側に沿って、帯状長尺の連結杆6が上下に摺動可能に配設され、連結杆6の上端は、鉤部材4の末端部に連結ピン4bにより連結され、その下端は同様に下部の鉤部材5の末端部に連結ピン5bにより連結される。
図7、8の分解図に示すように、連結杆6の略中間部下寄りに、カム部材8の係合凸部8aが係合するカム係合部6aが曲折して形成されると共に、後述の本体枠側の係止片26が進入して係合可能な係止凹部6bが形成されている。さらに、連結杆6は、その中間部に設けた長孔6c、6dにガイドピン11a、11bを通しそれを支持板3、3aに固定することにより、支持板3、3aに沿って摺動可能に支持される。連結杆6は、カム部材8が正面視時計方向に回動したとき、その係合凸部8aがカム係合部6aに係合して、上方に摺動し、これにより、上下の鉤部材4、5を下側に傾動させて解錠動作する。
この連結杆6の内側(支持板3との間)にロック部材10が枢軸10cにより揺動可能に取り付けられる。このロック部材10は、施錠時に連結杆6の移動をロックするもので、枢軸(支軸)10cによって連結杆6に対し揺動可能に取り付けられている。図7に示すように、このロック部材10には、連結杆6の係止凹部6bに対応した位置に係合凹部10aが設けられ、また、カム部材8の係合凸部8aと係合可能なカム係合部10bが内側に突出形成されている。
さらに、支持板3、3aと連結杆6の間にスイッチ作動杆9が摺動可能に配設される。このスイッチ作動杆9は、その中間部にカム係合部9aを設けると共に、非接触スイッチ18をオンオフさせるための作動片9dを下部に設けている。また、このスイッチ作動杆9には、正面側の隙間をカバーするためのカバー部9bがその中間部を内側に曲折して形成されている。
さらに、スイッチ作動杆9の上部と下部にはガイド孔9cが設けられ、そのガイド孔9cにガイドピン11a、11bが挿通され、上下に摺動可能に保持される。また、スイッチ作動杆9は、カム部材8の回動によりそのカム係合部9aが下方に押されて摺動し、作動片9dが下降して非接触スイッチ18をオンオフ動作させる。
ロック部材10と連結杆6との間にばね部材(トーションばね)13がかけられ、ばね部材13はロック部材10を、その係合凹部10aが後述の係止片26と係合する側に回動するように付勢している。ロック部材10は連結杆6に対し枢軸10cにより所定の僅かな角度範囲で回動可能に軸支され、施錠時に本体枠側の係止片26がロック部材10の係合凹部10a進入した際、連結杆6の動き(解錠時の上方への移動)阻止し、ロックする。
また、キーをシリンダ錠7に差し込み錠軸及びカム部材8を回動して行う解錠操作時には、カム部材8の係合凸部8aがロック部材10のカム係合部10bに作用して、ロック部材10をその係合凹部10aと係止片26の係合を外す側に回動させ、連結杆6のロックを解除して解錠方向に摺動させるように構成される。
連結杆6とスイッチ作動杆9との間にばね部材(コイルばね)12が掛けられ、連結杆6は下側に、スイッチ作動杆9は上側に付勢される。連結杆6は、その中間部下寄りに設けたガイド孔6c、6dにガイドピン11a、11bを通し、支持板3に沿って上下に摺動可能に支持される。ガイドピン11a、11bはスイッチ作動杆9のガイド孔9cにも挿通されて、その先端は支持板3に固定される。
これにより、ガイドピン11a、11bは、連結杆6と共にスイッチ作動杆9の上下動をガイドする。さらに、最も下部の支持板3には、前扉の閉鎖時に前扉を支持するために、支持ローラ17が軸支されている。支持ローラ17は、前扉が閉じられる際、筐体側に設けられた滑り板上に乗り上げて、前扉を支持する。
上記構成の施錠装置は、図11に示すように、スロットマシンの前扉21の内側(前扉の正面視で右端)に、シリンダ錠7の先端を前面に露出させ、鉤部材4、5を筐体20側に向けた状態で、取付板2を用いて縦に取付けられる。図11に示すように、シリンダ錠7は前扉21内の孔に挿入され、シリンダ錠7の元部も前扉21に設けた内側凹部内に挿入される。
したがって、その元部のフランジ部7a内のカム部材8は、前扉21の内側凹部内に位置することになり、仮に前扉21の自由端側の隙間から針金等が差し込まれ、基枠体1の内側に針金等の先端が到達した場合でも、カム部材8、カム部材8の係合凸部8aと連結杆6のカム係合部6aなどとの係合部分には、針金等の先端は到達しない。また、支持板3の外側に位置する連結杆6やロック部材10に対しては、支持板3が壁となって、針金等の先端を到達させることはできない。これは針金等の不正器具を使用した不正解錠の防止に対し非常に効果的である。
筐体20の内側には、係止部24、25及び係止片26を有する受け金具23が、その係止部24、25を鉤部材4、5の対応位置に配置して取り付けられる。係止片26は、前扉21の閉鎖時に、上記連結杆6の係止凹部6bとロック部材10の係合凹部10a内に進入するように、その係止凹部6bと係合凹部10aに位置に対応して配置される。
前扉21を筐体20に対し閉じると、施錠装置の上下の鉤部材4、5が筐体20側の係止部24、25に当って下方に傾動し、このとき、係止片26がロック部材10の係合凹部10aの上縁部に当たる。ロック部材10が揺動可能であるため、前扉21を閉じる力によって係止片26に押されて内側に揺動し、係止片26が連結杆6の係止凹部6b内に進入した時、鉤部材4、5が係止部24、25に嵌り係合する。そして、ばね部材12の付勢力により連結杆6が下方に戻ることにより、ロック部材10の係合凹部10aが下に移動し、これにより、図11に示すように、係止片26がロック部材10の係合凹部10aと連結杆6の係止凹部6b内に嵌入し、連結杆6がロックされる。
このように、前扉21を閉じる際に、ロック部材10が揺動して、筐体側の係止片26の係止凹部6bへの係合が許容されるから、係止片26が連結杆6の係止凹部6bに容易に嵌り込むことができ、また、鉤部材4、5が係止部24、25の係止される際、連結杆6がロック部材10と共に一旦上方に移動しその後下方に戻るから、係止片26は係止凹部6bと共に、ロック部材10の係合凹部10aに確実に係合し、連結杆6をロック状態とすることができる。
従って、スロットマシンの前扉21と筐体20の間の隙間から針金等を差し込み、仮に鉤部材4、5や連結杆6を不正に傾動或は摺動させようとしても、連結杆6はロックされて動かず、不正解錠を防止することができる。
前扉21をキーにより解錠する場合は、図12〜図14のように、キーでシリンダ錠7の錠軸を回し、カム部材8を図13の反時計方向に回転させる。このとき、カム部材8の係合凸部8aが、ロック部材10のカム係合部10bに当たって、ロック部材10の下部を前方(係止片26と反対方向)に揺動させながら、連結杆6のカム係合部10bの当り、ロック部材10と連結杆6を上方に摺動させる。
またこのとき、ロック部材10は、その係合凹部10aを係止片26から外すように揺動し、この係止片26と係合凹部10aとの係合が外れる。これによって、連結杆6の上方への移動が可能となり、この際、連結杆6が上方へ移動することにより、上下の鉤部材4、5が下方に傾動して、係止部24、25との係合が外れ、図12のように、前扉21が解錠される。
このように、キーを右に回して、カム部材8の係合凸部8aを同方向に回動させれば、ロック部材10を揺動させてロックを外しながら、連結杆6を解錠方向に移動させ、鉤部材4、5を傾動させて、解錠することができる。
一方、シリンダ錠7に差し込んだキーを左に回すと、図15、図16に示すように、カム部材8が同方向に回動し、その係合凸部8aの裏面側(上記のロック部材10との係合面の反対側)がスイッチ作動杆9のカム係合部9aに係合してこれを下方に摺動させ、作動片9bが非接触スイッチ18に作用してこれをオンオフ動作させ、スロットマシンのリセットなどを行なう。
このように、シリンダ錠7が、錠軸のカム部材8を基枠体1の正面側に位置させるように、内側に凹部空間7dを形成した脚部7b付きのフランジ部7aを介して、取付板2の正面側に取り付けられ、カム部材8が係合する連結杆6の係合部分が基枠体1の正面側に位置するようにし、さらにカム部材8を覆うカバー体19を取付板2の内側面に取り付けたから、ゲーム機の筐体20と前扉21の自由端側の隙間から、針金等の不正器具を差し込んで、基枠体1の内側に不正器具の先端が達したとしても、カム部材8やそれと係合する連結杆6のカム係合部6aなどは基枠体1の内側に露出していないから、不正器具をそれらに引っ掛けて動かすことはできず、不正解錠を防止することができる。また、連結杆6が基枠体1の支持板3の外側に配設されるため、前扉21の自由端側の隙間から差し込まれた不正器具には、支持板3が壁となって連結杆6に到達することは難しく、これによっても、不正解錠を防止することができる。
なお、上記実施形態では、支持板3の上部と下部に鉤部材4、5を傾動可能に枢支し、連結杆6によって両鉤部材4、5を連結したが、上部と下部に鉤部を一体に形成してなる施錠杆を基枠体内に摺動可能に配設した構造の施錠装置にも適用することができ、この場合には、施錠杆の一部にカム部材と係合するカム係合部を設けると共に、ロック部材をその施錠杆に枢軸を介して軸支し、施錠杆に係止凹部を設け、筐体側の係止片をそこに係合させる構造にすれば良い。
本発明の一実施形態を示す施錠装置の斜視図である。 その背面からの斜視図である。 その平面図である。 カム部材をカバーするカバー体を外した状態の背面図である。 施錠装置の要部拡大左側面図である。 同要部拡大正面図である。 施錠装置の分解右側面図である。 同分解背面図である。 シリンダ錠とカム部材の分解斜視図(a)とシリンダ錠とカム部材の組付斜視図(b)である。 シリンダ錠の基枠体に対する分解斜視図である。 施錠装置の使用状態を示す左側面図である。 同施錠装置の解錠時の左側面図である。 前扉を解錠操作した際の要部拡大背面斜視図である。 前扉を解錠操作した際の要部拡大正面斜視図である。 スイッチを動作させた際の要部拡大背面斜視図である。 スイッチを動作させた際の要部拡大正面斜視図である。
符号の説明
1 基枠体
2 取付板
3 支持板
4、5 鉤部材
6 連結杆
6a カム係合部
6b 係止凹部
7 シリンダ錠
7a フランジ部
7b 脚部
7d 空間
8 カム部材
10 ロック部材
10a 係合凹部
10b カム係合部
19 カバー体
20 本体枠
21 前扉
26 係止片

Claims (6)

  1. 取付板と支持板を有した基枠体の支持板の外側に沿って連結杆が摺動可能に配設され、該支持板の上部と下部に鉤部材が該連結杆に連結されて傾動可能に枢支され、該基枠体の中間部にシリンダ錠が取り付けられ、該シリンダ錠の錠軸の先端に前記連結杆と係合するカム部材が固定され、前記基枠体がゲーム機の前扉に縦に取付けられ、該ゲーム機の筐体側に取付けられた受け金具の係止部に前記鉤部材が係止されて前扉を施錠するゲーム機の施錠装置であって、
    前記シリンダ錠は、該錠軸のカム部材を該基枠体の正面側に位置させるように、内側に凹部空間を形成した脚部付きフランジ部を介して該取付板の正面側に取り付けられ、該カム部材が係合する該連結杆の係合部分が該基枠体の正面側に位置し、該カム部材を覆うカバー部材が該取付板の内側面に取り付けられたことを特徴とするゲーム機の施錠装置。
  2. 前記筐体側に係止片が設けられ、前記前扉の閉鎖時に該係止片が係合する係止凹部が前記連結杆に設けられ、該係止凹部の近傍の該連結杆にロック部材が揺動可能に軸支され、該ロック部材には、該係止片が係合する係合凹部が設けられると共に、前記カム部材と係合可能なカム係合部が設けられ、該カム係合部は該基枠体の正面側に配置することを特徴とする請求項1記載のゲーム機の施錠装置。
  3. スイッチを動作させるためのスイッチ作動杆が前記支持板の外側に沿って摺動可能に配設され、前記カム部材と係合可能なカム係合部を該スイッチ作動杆に設けたことを特徴とする請求項1記載のゲーム機の施錠装置。
  4. 前記カム部材には、前記連結杆のカム係合部と前記スイッチ作動杆のカム係合部に係合する1個の係合凸部が、カム部材の端部を基枠体の正面側に曲折して設けられ、該係合凸部の一方の面に連結杆のカム係合部が係合し、該係合凸部の他方の面にスイッチ作動杆のカム係合部が係合するように構成されたことを特徴とする請求項3記載のゲーム機の施錠装置。
  5. 前記連結杆と前記スイッチ作動杆との間にばね部材が掛け渡され、該ばね部材を該支持板の内側から覆うカバー体が設けられたことを特徴とする請求項3記載のゲーム機の施錠装置。
  6. 取付板と支持板を有した基枠体の支持板の外側に沿って、上部と下部に鉤部を一体に形成した施錠杆が、摺動可能に配設され、該基枠体の中間部にシリンダ錠が取り付けられ、該シリンダ錠の錠軸の先端に前記施錠杆と係合するカム部材が固定され、前記基枠体がゲーム機の前扉に縦に取付けられ、該ゲーム機の筐体側に取付けられた受け金具の係止部に前記鉤部が係止されて前扉を施錠するゲーム機の施錠装置であって、
    前記シリンダ錠は、該錠軸のカム部材を該基枠体の正面側に位置させるように、内側に凹部空間を形成した脚部付きフランジ部を介して該取付板の正面側に取り付けられ、該カム部材が係合する該施錠杆の係合部分が該基枠体の正面側に位置し、該カム部材を覆うカバー部材が該取付板の内側面に取り付けられたことを特徴とするゲーム機の施錠装置。
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