JP2007189917A - 移植機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】苗取出位置にて苗トレイより苗Nを取り出し、苗放出位置にて該苗Nを放出する左右一対の苗取爪32を有する苗取出機構24を具備する移植機1において、苗取出位置から苗放出位置まで苗Nを搬送する左右一対の苗取爪32の移動軌跡Mの下方に、該左右一対の苗取爪32によって搬送中の苗Nを受ける苗受け手段28を設ける。
【選択図】図1
Description
例えば特許文献1や特許文献2の移植機において、該苗取出機構は、苗供給機構の前方側に配備されており、一対の苗取爪と、該一対の苗取爪の動作を制御する制御手段とを備えている。これにより、該一対の苗取爪は、苗取出位置となる苗トレイのポット内に移動し、該ポット内にて育苗された苗の根鉢を上方より突き刺して該苗をポットから取り出し、苗放出位置となる植付機構の植付カップの上方まで苗を搬送した後に、該苗を該植付カップに向けて放出する。
即ち、本発明における課題解決のための技術的手段は、苗取出位置にて苗トレイより苗を取り出し、苗放出位置にて該苗を放出する苗取爪を有する苗取出機構を具備する移植機において、
前記苗取出位置から苗放出位置まで苗を搬送する苗取爪の移動軌跡の下方には、該苗取爪によって搬送中の苗を受ける苗受け手段が設けられていることを特徴としている。
また、前記苗受け手段は、前記移動軌跡に沿う受け面を有する受け具を備えており、該受け面の幅は、少なくとも搬送される苗の根鉢の幅よりも大きいことが好ましい。
これによれば、苗取爪によって搬送される苗は、苗取出位置から苗放出位置まで間の何れの位置で落下しても受け具の受け面によって受け止められる。
これによれば、苗取爪から落下してしまう状態となった搬送中の苗は、根鉢から苗取爪が外れてしまう位置まで落下する前に、該根鉢の底部が受け面によって受け止められる。このため、根鉢は苗取爪に突き刺されている状態に保たれ、該苗取爪による苗の保持状態は維持される。これにより、該苗は、根鉢の底部を受け面によって支持された状態で苗取爪に搬送される。即ち、該苗は、苗取爪に引きずられつつ該受け面上を摺動して苗取出位置から苗放出位置まで搬送されることとなる。
これによれば、苗放出位置にて苗を放出した苗取爪は、受け具の受け面に当接することなく苗取出位置に戻ることとなる。
図9に示す如く、本実施の形態の移植機1は、走行機体2の後部に移植装置3及び操縦ハンドル4を備えている。また、該移植機1は、畝Rを跨いだ状態で該畝Rの伸びている方向(図9の左右方向)に前進走行しながら、ソイルブロック苗(根鉢付きの苗。以下、苗Nという)を畝Rに所定間隔毎に植え付ける。
左右一対の前輪9はそれぞれ、架台6の前部に枢支された前輪支軸11の左右端部に支持アーム12を介して支持されている。また、左右一対の後輪10は、ミッションケース5の左右両側から外方に突出している後輪支軸13の左右端部に伝動ケース14を介して支持されている。
移植装置3は、走行機体2の後部に装着された移植フレーム21に設けられており、苗Nを畝Rに植え付ける植付機構22と、苗トレイTを載置して該苗トレイTを縦横に送る苗供給機構23と、該苗供給機構23に載置された苗トレイTから苗Nを取り出して植付機構22へ供給する苗取出機構24と、苗供給機構23の苗取出位置から植付機構22の苗放出位置に至るまで苗取出機構24によって搬送される苗Nを受ける苗受け手段28とを備えている。
図8に示す如く、ポットPは、奥方に向かうにつれて次第に断面形状を小さなものとする略四角錐形状(又は円錐形状)を呈している。また、ポットPの隅部はR面取りが施されており、底壁には通気、排水用の底孔Paが形成されている。
図1及び図2に示す如く、苗取出機構24は、苗載せ台25の前方側に配備されており、固定フレーム21Aに装着された支持台57に配備されたギヤボックス58と、該ギヤボックス58に支持されて第1PTO軸18からの動力を伝達される伝動軸59とを備えている。該伝動軸59の両端部は、ギヤボックス58の側方に突出している。
また、各苗取爪32は、断面L字状に形成されている。
図5に示す如く、苗爪台33は、爪支軸61に回動自在に支持されたベース板33Aにブロック33Bを取り付けて構成されている。ベース板33Aは、回動アーム48を介して遊星歯車機構36に連結されている。また、該ブロック33Bの上面に左右一対の苗取爪32の縦軸32Bが枢支されている。
また、揺動アーム40の中途部には、カムフォロア67が設けられている。該カムフォロア67は、爪支軸61に取り付けられたカム体41の外周面となるカム面41aに当接している。該カム面41aは、揺動アーム40の先端を爪支軸61から離間させて苗取り補助具34の嵌合部材34Bを左右一対の苗取爪32の基端側に位置させる大径部41bと、揺動アーム40の先端を爪支軸61に近接させて嵌合部材34Bを左右一対の苗取爪32の先端側に位置させる小径部41cとから構成されている。
揺動アーム40、リンク部材66、カム体41及び付勢手段62等により、補助具作動手段39が構成されている。苗爪台33とカム体41との相対回動により、揺動アーム40は基端の支軸65を中心に往復揺動することとなり、これによって、苗取り補助具34の押動杆34Aが直線移動する。
爪支軸61は、図2に示すギアボックス58の前記伝動軸59の一端に外嵌している歯車36aを反時計方向に回転させることにより、図7に示す略楕円軌跡Dの下側軌跡Ddを通って中心線Daのポット側端部に至り、中心線Da上から上側軌跡Duを通って中心線DaのポットPから最遠となる最遠端部に至る。
図2〜図4に示す如く、該カム部材50は、溝を形成することにより略円弧形状のカム面50Aを形成しており、取付け具を介してギヤボックス58に固定の取付け板70に固定されている。図7に示す如く、コロ49は、カム面50Aに案内されることにより、略円弧軌跡Eを描いて運動する。これにより、左右一対の苗取爪32の姿勢は、前記横向き姿勢と下向き姿勢との間で変更されることとなる。
該移動軌跡M上を移動する左右一対の苗取爪32は、先端32aをポットP内に位置させる苗取出位置に移動することにより、苗Nの根鉢nを突き刺し、これによって、苗NはポットPから取り出される。
また、該移動軌跡Mにおいては、苗取爪32が苗取出位置から苗放出位置に至る部分軌跡m1の下方に苗取爪32が苗放出位置から苗取出位置に至る部分軌跡m2を有している。
受け具75の受け面74は、図1に示す如く、苗取出位置から苗放出位置に向けて下り方向に傾斜状に形成されている。また、該受け具75の苗放出位置側となる端部には、植付機構22の植付カップ26に向けて屈曲形成された屈曲部75aが設けられている。また、該受け具75の受け面74は、図2に示す如く、苗取出機構24のブロック33Bの幅と同等若しくは該幅よりも大きい幅を有して形成されており、少なくとも苗取出機構24によって搬送される苗Nの根鉢nよりも大きい幅を有するものとして構成されている。
該支持部材76を介して高さ調整をすることにより、受け具75は、受け面74を左右一対の苗取爪32によって搬送される苗Nの根鉢nの底部に摺接可能又は僅かに離間した状態で対向する位置に設定されている。
本実施の形態は以上の構成からなるものであって、次に、図7、図8等を用いて本実施の形態による苗取出し方法を説明する。
このとき、姿勢変更手段37も同時に作動しており、コロ49が略円弧軌跡E上を移動することにより、左右一対の苗取爪32の姿勢が下向き姿勢から先端32aをポットPに向けた横向き姿勢に移行する。そして、左右一対の苗取爪32は、この様な姿勢で取り出し位置のポットPに近接していき、苗Nの茎葉をすくい込む姿勢で該茎葉の下側に近づく。
ここで、左右一対の苗取爪32はポットPの下側の側縁と略平行に進入し、その先端32aはポットPの底孔Paから突出する位置まで突入する。
苗Nを放出した後の左右一対の苗取爪32は、略楕円軌跡Dの下側軌跡Ddを通ってポットPに近づく戻り動作をし、姿勢変更手段37によって略下向き姿勢から横向き姿勢に向けてその姿勢を変更して苗取り出し前の姿勢に戻り、これによって、左右一対の苗取爪32の先端32aは移動軌跡M上を1周することとなる。
3 移植装置
22 植付機構
23 苗供給機構
24 苗取出機構
26 植付カップ
28 苗受け手段
30 苗取出機構
32 苗取爪
74 受け面
75 受け具
76 支持部材
Claims (4)
- 苗取出位置にて苗トレイ(T)より苗(N)を取り出し、苗放出位置にて該苗(N)を放出する苗取爪(32)を有する苗取出機構(24)を具備する移植機において、
前記苗取出位置から苗放出位置まで苗(N)を搬送する苗取爪(32)の移動軌跡(M)の下方には、該苗取爪(32)によって搬送中の苗(N)を受ける苗受け手段(28)が設けられていることを特徴とする移植機。 - 前記苗受け手段(28)は、前記移動軌跡(M)に沿う受け面(74)を有する受け具(75)を備えており、該受け面(74)の幅は、少なくとも搬送される苗(N)の根鉢(n)の幅よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の移植機。
- 前記苗取出機構(24)は、前記苗(N)の根鉢(n)の植付面から前記苗取爪(32)を突き刺した状態で前記苗(N)を搬送するものであり、前記受け具(32)は、受け面(74)を前記苗取爪(32)によって搬送中の苗(N)の根鉢(n)の底部に摺接可能又は僅かに離間した状態で対向する位置に設定可能とされていることを特徴とする請求項2に記載の移植機。
- 前記苗取爪(32)の移動軌跡(M)は、苗取出位置から苗放出位置に至る部分軌跡(m1)よりも下方に苗放出位置から苗取出位置に至る部分軌跡(m2)を有しており、該苗放出位置から苗取出位置に至る部分軌跡(m2)の下方に前記受け具(75)の受け面(74)が位置してることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の移植機。
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-
2006
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