JP2007189094A - Mis型コンデンサ及びmis型コンデンサの製造方法 - Google Patents

Mis型コンデンサ及びmis型コンデンサの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】長期の対策期間を必要とせず効率良く低コストでチャージアップによる誘電体の絶縁破壊を防止すること。
【解決手段】P型シリコン基板11の上に、上部電極配線15による金属と、誘電体膜13による絶縁体と、N+型領域12による半導体との3層のMIS構造部18を有するMIS型コンデンサ30において、熱酸化膜14の上に上下電極15,17を導電状態に接続するショート回路配線31を設ける。この上面に絶縁膜を形成する際のプラズマ照射によって上部電極配線15に電荷がチャージアップし、誘電体膜13の直下に電荷が蓄積されても、この蓄積電荷が、N+型領域12を通って下部電極配線17からショート回路配線31を介して上部電極配線15へ流れ、上下電極15,17間の電位差が略ゼロとなるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、MIS(Metal Insulator Semiconductor)型コンデンサを製造する際に、チャージアップ現象により発生する誘電体の絶縁破壊を防止することが可能なMIS型コンデンサ及びMIS型コンデンサの製造方法に関する。
図3は、従来のMIS型コンデンサの構造を示す断面図である。MIS型コンデンサ10は、P型シリコン基板11の上面の所定領域にN+型領域12がドーピングされ、このN+型領域12の上面の所定領域に誘電体膜13が形成され、この誘電体膜13以外の上面に熱酸化膜14が形成されている。更に、誘電体膜13の上に熱酸化膜14に所定領域はみ出て上部電極配線15が形成され、熱酸化膜14の上に上部電極配線15と絶縁状態で下部電極配線17が形成されている。
この下部電極配線17は、熱酸化膜14を貫通したビア(ビアホール)16を介してN+型領域12に接続状態で形成されている。なお、上部電極配線15及び下部電極配線17は、アルミニュウムなどの導電材料を用いて形成される。上部電極配線15及び下部電極配線17を上下電極15,17とも称す。
このような構造において、破線枠で囲む部分が上部電極配線15による金属と、誘電体膜13による絶縁体と、N+型領域12による半導体との3層構造のMIS構造部18となっている。
次に、このような構造のMIS型コンデンサ10の上に、更に複数層の配線を形成する際の製造方法を、図4の(a)〜(f)を参照して説明する。
(a)に示すように、コンデンサ電極形成工程において、上記のMIS型コンデンサ10を形成する。
(b)に示すように、プラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)法による第1のTEOS(Tetra Ethyl Ortho Silicate)層間膜形成工程において、(a)で形成されたMIS型コンデンサ10の上全面に第1のTEOS層間膜21を形成する。
(c)に示すように、層間ビア形成工程において、第1のTEOS層間膜21にビア22を形成する。これは、配線間の絶縁膜である第1のTEOS層間膜21の上にビア22の部分が開口した図示せぬフォトマスクを形成し、その開口部分のTEOS層間膜21をエッチングによって除去し、その後、フォトマスクを除去することによって形成する。
(d)に示すように、第2の配線生成膜工程において、ビア22が形成された第1のTEOS層間膜21の上に配線生成膜23を形成する。この配線生成膜23はビア22の中にも導入される。
(e)に示すように、第2の配線形成工程において、配線生成膜23をエッチングして所定レイアウトパターンの第2の配線23aを形成する。
(f)に示すように、第2のTEOS層間膜形成工程において、第2の配線23aを覆う全面に第2のTEOS層間膜24を形成し、MIS型コンデンサを製造する。
この種の従来のMIS型コンデンサとして、例えば特許文献1及び2に記載のものがある。
特開昭62−154661号公報 特開2000−150790号公報
しかし、従来のMIS型コンデンサにおいては、(b)のTEOS層間膜形成工程において、TEOS成膜初期のプラズマ照射によって上部電極配線15に電荷がチャージアップし、このチャージアップした電荷数だけ誘電体膜13の直下に極性の異なる電荷が蓄積される。この現象によって、上下電極15,17間に電位差が生じ、この電位が誘電体膜13の絶縁破壊電位を上回る場合、絶縁破壊に至っていた。
この絶縁破壊の防止策として主に次の2つがある。
1つ目は、チャージアップを発生させない方法であり、この具体的な手段として、チャージアップと相関関係にあるプラズマ密度を制御するための設備機構の改善や、製造条件の最適化が挙げられる。
2つ目は、チャージアップに耐えうる誘電体膜を形成する方法であり、この具体的な手段として、誘電体材料の変更や誘電体膜の厚膜化が挙げられる。一般的にMIS型コンデンサに用いられる誘電体材料には、シリコン酸化膜や窒化膜、金属酸化膜等がある。コンデンサの容量と絶縁耐圧の仕様により、材料や膜厚を変更する対策方法である。
しかし、1つ目のチャージアップを発生させない方法を検討する場合、設備機構の改善や製造条件ごとに、素子良品率との相関を検証して行かなければならないため、膨大な費用と対策期間が必要となる。その上、最適化された設備や製造条件が必ずしも、製品毎に仕様の異なる素子に対し、マッチングするとは眼らない。
また、2つ目の誘電体材料や厚さを変更する方法を検討する場合についても、仕様に見合った材料を適用するためには、製造設備や製造条件の変更や、絶縁破壊に耐えうる膜厚を実験により検証する必要があり、これらについても膨大な費用と対策期間が必要となる。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、長期の対策期間を必要とせず効率良く低コストでチャージアップによる誘電体の絶縁破壊を防止することができるMIS型コンデンサ及びMIS型コンデンサの製造方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1によるMIS型コンデンサは、半導体基板上に半導体層が形成され、この上面に誘電体膜を介して第1の電極が形成され、この第1の電極と絶縁状態で該誘電体膜に接続された第2の電極が形成されたMIS型コンデンサにおいて、前記第1及び第2の電極を導電状態に接続する短絡配線を形成したことを特徴とする。
この構成によれば、第1及び第2の電極形成後のMIS型コンデンサの上面に絶縁層を形成する場合、その絶縁層形成のためのプラズマ照射によって第1の電極に電荷がチャージアップし、誘電体膜の直下に電荷が蓄積されても、この蓄積電荷が、半導体層を通って第2の電極から短絡配線を介して第1の電極へ流れるので、第1及び第2の電極間の電位差が略ゼロとなる。従って、従来のように誘電体膜が絶縁破壊することが無くなる。
また、本発明による請求項2によるMIS型コンデンサの製造方法は、半導体基板上に半導体層を形成し、この上面に誘電体膜を介して第1の電極を形成し、この第1の電極と絶縁状態で該誘電体膜に接続された第2の電極を絶縁膜の上に形成するMIS型コンデンサの製造方法において、前記第1及び第2の電極を形成する際に、当該第1及び第2の電極を導電状態に接続する短絡配線を前記絶縁膜の上に形成することを特徴とする。
この方法によれば、第1及び第2の電極形成後のMIS型コンデンサの上面に、多層配線構造とするための絶縁層を形成する場合、その絶縁層形成のためのプラズマ照射によって第1の電極に電荷がチャージアップし、誘電体膜の直下に電荷が蓄積される。しかし、この蓄積電荷が、半導体層を通って第2の電極から短絡配線を介して第1の電極へ流れるので、第1及び第2の電極間の電位差が略ゼロとなり、従来のように誘電体膜が絶縁破壊することが無くなる。
また、本発明による請求項3によるMIS型コンデンサの製造方法は、請求項1において、前記短絡配線を形成する際に、前記第1及び第2の電極のパターンを転写するためのフォトマスクのレイアウトを前記短絡配線のパターンも転写できるように変更し、この変更されたフォトマスクによって前記第1及び第2の電極及び前記短絡配線を形成することを特徴とする。
この方法によれば、短絡配線を形成する際に、フォトマスクの若干の変更で済み、従来と同じ製造工程で実現することができるので、コストも殆どアップせず、効率良く形成することができる。
また、本発明による請求項4によるMIS型コンデンサの製造方法は、請求項2または3において、前記第1及び第2の電極の形成後のコンデンサ上面に多層配線構造とするための絶縁層を形成する第1のステップと、前記絶縁層に上下配線接続用のビアを形成する第2のステップと、前記ビアの形成後に導電材料による配線層を形成する第3のステップと、前記配線層をエッチングして配線を形成する第4のステップとを含む場合に、前記第2のステップにて、前記ビアを形成するためのフォトマスクのレイアウトを前記短絡配線の位置に貫通した開口部も形成できるレイアウトに変更し、この変更されたフォトマスクによって前記ビア及び前記開口部を形成し、前記第4のステップにて、前記エッチングにて配線を形成する際に、エッチングによって、前記開口部に充填された配線層を除去すると共に前記短絡配線を前記第1及び第2の電極が絶縁状態となるように分断することを特徴とする。
この方法によれば、短絡配線の形成後、第1及び第2の電極が絶縁状態となるように短絡配線を分断する場合も、従来と同製造工程において、フォトマスクの若干の変更で済むので、コストも殆どアップせず、効率良く分断することができる。
また、本発明による請求項5によるMIS型コンデンサの製造方法は、請求項4において、前記第4のステップにおける前記開口部に充填された配線層の除去及び前記短絡配線の分断の際のエッチングに、ドライエッチング又はエッチャンウェットエッチングを用いたことを特徴とする。
この方法によれば、開口部に配線層が充填されることによって、この部分の配線層が、絶縁層の上に形成された配線層の2倍以上の厚さになっているので、マージンを含め、エッチング時間を従来の2.5倍程度設ける必要が生じ、通常通りエッチングした場合、配線層の必要部分を損傷することもあるが、ドライエッチング又はエッチャンウェットエッチングを用いれば、配線層の必要部分を損傷することなく適正に短絡配線を除去して分断することが可能となる。
また、本発明による請求項6によるMIS型コンデンサの製造方法は、請求項2または3において、最終工程のダイシングでチップ分割する際に前記短絡配線を分断することを特徴とする。
この方法によれば、従来と同様に製造工程を変えずに、効率的且つローコストで短絡配線の分断が可能となる。
また、本発明による請求項7によるMIS型コンデンサの製造方法は、請求項2または3において、前記第1及び第2の電極の形成後のコンデンサ上面に多層配線構造とするための絶縁層を形成する第1のステップと、前記絶縁層に上下配線接続用のビアを形成する第2のステップと、前記ビアの形成後に導電材料による配線層を形成する第3のステップと、前記配線層をエッチングして配線を形成する第4のステップとを含む場合に、前記第2のステップにて形成された前記開口部から露出した前記短絡配線を、前記第1及び第2の電極が絶縁状態となるようにレーザ光線で焼き切って分断することを特徴とする。
この方法によれば、従来と同様に製造工程を変えずに、効率的且つローコストで短絡配線の分断が可能となる。
以上説明したように本発明によれば、長期の対策期間を必要とせず効率良く低コストでチャージアップによる誘電体の絶縁破壊を防止することができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。但し、本明細書中の全図において相互に対応する部分には同一符号を付し、重複部分においては後述での説明を適時省略する。
図1は、本発明の実施の形態に係るMIS型コンデンサの構造を示し、(a)は平面図、(b)は(a)に示すA1−A2断面図である。
図1に示すMIS型コンデンサ30が、従来のMIS型コンデンサ10と異なる点は、熱酸化膜(絶縁膜)14の上に上部電極配線(第1の電極)15と下部電極配線(第2の電極)17とを導電状態に接続するショート回路配線(短絡配線)31を設けたことにある。
このショート回路配線31は、下部電極配線17の一端とこの一端に近い上部電極配線15の端とを接続するコ字形状を成し、このコ字形状の一辺がP型シリコン基板(半導体基板)11の一辺の近傍に配置される状態で形成されている。
このショート回路配線31の形成方法、並びにショート回路配線31を形成した後にMIS型コンデンサ30の上に更に複数層の配線を形成する際の製造方法を、図2の(a)〜(f)を参照して説明する。
(a)に示すように、コンデンサ電極形成工程において、ショート回路配線31を形成する。このショート回路配線31を形成する際の配線パターンは、上部電極配線15及び下部電極配線17のパターンを転写するためのフォトマスクのレイアウトを、ショート回路配線31のパターンも転写できるように変更して行う。これによって、従来と同じコンデンサ電極形成工程にて配線パターンを実現することができ、製造工程数も従来と同じ数で実現することができる。
(b)に示すように、第1のTEOS層間膜形成工程において、(a)の工程で形成されたMIS型コンデンサ30の上全面に第1のTEOS層間膜(絶縁層)21を形成する。従って、ショート回路配線31も第1のTEOS層間膜21にて覆われる。
このTEOS層間膜形成工程において従来は、前述したようにTEOS成膜初期のプラズマ照射によって上部電極配線15に電荷がチャージアップし、これによって誘電体膜13の直下に極性の異なる電荷が蓄積され、上下電極15,17間に生じた電位差によって誘電体膜13が絶縁破壊していた。
しかし、本製造方法では、誘電体膜13の直下に蓄積した電荷が、下部電極配線17を通過しショート回路配線31を介して上部電極配線15へ流れるので、上下電極15,17間の電位差が略ゼロとなる。従って、誘電体膜13が絶縁破壊することが無くなる。
次に、(c)に示すように、層間ビア形成工程において、第1のTEOS層間膜21にビア22を形成する。この際、第1のTEOS層間膜21にショート回路配線31を除去するための開口部33を形成する。このショート回路配線31の除去は、全てを除去してもよいが、ショート回路配線31が分断状態となって上下電極15,17が絶縁状態となるように行えばよい。
更に、開口部33を形成するには、ビア22を開口するためのフォトマスクのレイアウトを、開口部33のパターンも転写できるように変更して行う。これによって、2つの開口形成部分のTEOS層間膜21をエッチングによって除去し、その後、フォトマスクを除去することによってビア16及び開口部33を形成する。つまり、従来と同じ層間ビア形成工程にて開口部33を形成することができる。
次に、(d)に示すように、第2の配線生成膜工程において、ビア22及び開口部33が形成された第1のTEOS層間膜21の上に配線生成膜23を形成する。この配線生成膜23はビア22及び開口部33の中にも導入される。
次に、(e)に示すように、第2の配線形成工程において、配線生成膜(配線層)23をエッチングして所定レイアウトパターンの第2の配線23aを形成するが、この際に、開口部33に充填された配線生成膜23と共にショート回路配線31も除去する。
この除去する前の開口部33の金属膜厚は、第1のTEOS層間膜21の上に形成された配線生成膜23の金属膜厚の2倍以上の厚さになっている。そこで、マージンを含め、エッチング時間を従来の2.5倍程度設ける。エッチング手法には、ドライエッチングや、エッチャンウェットエッチングを用いている。この手法のエッチングによってショート回路配線31の除去が可能となる。この除去後は開口部34が形成される。
そして、(f)に示すように、第2のTEOS層間膜形成工程において、第2の配線23aを覆う全面に第2のTEOS層間膜24を形成し、MIS型コンデンサを製造する。但し、第2のTEOS層間膜24の形成時に開口部34にも、その膜剤が充填される。
このような本実施の形態のMIS型コンデンサによれば、熱酸化膜14の上に上下電極15,17を導電状態に接続するショート回路配線31を設けたので、上下電極15,17を形成後にコンデンサ上面に第1のTEOS層間膜21を形成する際に次の効果を奏する。
即ち、TEOS成膜初期のプラズマ照射によって上部電極配線15に電荷がチャージアップし、誘電体膜13の直下に電荷が蓄積されても、この蓄積電荷が、N+型領域12を通って下部電極配線17からショート回路配線31を介して上部電極配線15へ流れるので、上下電極15,17間の電位差が略ゼロとなり、従来のように誘電体膜13が絶縁破壊することが無くなる。
また、ショート回路配線31を形成する場合、上下電極15,17のパターンを転写するためのフォトマスクのレイアウトを、ショート回路配線31のパターンも転写できるように変更すればよいので、従来と同じコンデンサ電極形成工程にて上下電極15,17を形成する際にショート回路配線31も形成することができる。従って、従来と同じ製造工程数で実現することができ、尚且つフォトマスクの若干の変更で済むので、コストも殆どアップせず、効率良く形成することができる。
更に、ショート回路配線31の形成後、上下電極15,17が絶縁状態となるようにショート回路配線31を分断する場合も、従来と同製造工程において、フォトマスクの若干の変更と、配線金属である配線生成膜23のエッチング時間だけ変更すればよいので、コストも殆どアップせず、効率良く分断することができる。
また、そのショート回路配線31の分断は、(c)の層間ビア形成工程において、露出したショート回路配線31をレーザ光線によって焼き切ることで行ってもよい。更には、最終工程のダイシングでチップ分割する際にショート回路配線31を切断してもよい。このようにすれば、従来と同様に製造工程を変えずに、効率的且つローコストでショート回路配線31の除去が可能となる。
本発明の実施の形態に係るMIS型コンデンサの構造を示し、(a)は平面図、(b)は(a)に示すA1−A2断面図である。 上記実施の形態のMIS型コンデンサの上に複数層の配線を形成する際の製造工程の説明図である。 従来のMIS型コンデンサの構造を示す断面図である。 従来のMIS型コンデンサの上に複数層の配線を形成する際の製造工程の説明図である。
符号の説明
11 P型シリコン基板
12 N+型領域
13 誘電体膜
14 熱酸化膜
15 上部電極配線1
16,22 ビア
17 下部電極配線
18 MIS構造部
21 第1のTEOS層間膜
23 配線生成膜
23a 第2の配線
24 第2のTEOS層間膜
30 MIS型コンデンサ
31 ショート回路配線
33,34 開口部

Claims (7)

  1. 半導体基板上に半導体層が形成され、この上面に誘電体膜を介して第1の電極が形成され、この第1の電極と絶縁状態で該誘電体膜に接続された第2の電極が形成されたMIS型コンデンサにおいて、
    前記第1及び第2の電極を導電状態に接続する短絡配線を形成したことを特徴とするMIS型コンデンサ。
  2. 半導体基板上に半導体層を形成し、この上面に誘電体膜を介して第1の電極を形成し、この第1の電極と絶縁状態で該誘電体膜に接続された第2の電極を絶縁膜の上に形成するMIS型コンデンサの製造方法において、
    前記第1及び第2の電極を形成する際に、当該第1及び第2の電極を導電状態に接続する短絡配線を前記絶縁膜の上に形成することを特徴とするMIS型コンデンサの製造方法。
  3. 前記短絡配線を形成する際に、前記第1及び第2の電極のパターンを転写するためのフォトマスクのレイアウトを前記短絡配線のパターンも転写できるように変更し、この変更されたフォトマスクによって前記第1及び第2の電極及び前記短絡配線を形成することを特徴とする請求項2に記載のMIS型コンデンサの製造方法。
  4. 前記第1及び第2の電極の形成後のコンデンサ上面に多層配線構造とするための絶縁層を形成する第1のステップと、前記絶縁層に上下配線接続用のビアを形成する第2のステップと、前記ビアの形成後に導電材料による配線層を形成する第3のステップと、前記配線層をエッチングして配線を形成する第4のステップとを含む場合に、
    前記第2のステップにて、前記ビアを形成するためのフォトマスクのレイアウトを前記短絡配線の位置に貫通した開口部も形成できるレイアウトに変更し、この変更されたフォトマスクによって前記ビア及び前記開口部を形成し、
    前記第4のステップにて、前記エッチングにて配線を形成する際に、エッチングによって、前記開口部に充填された配線層を除去すると共に前記短絡配線を前記第1及び第2の電極が絶縁状態となるように分断する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載のMIS型コンデンサの製造方法。
  5. 前記第4のステップにおける前記開口部に充填された配線層の除去及び前記短絡配線の分断の際のエッチングに、ドライエッチング又はエッチャンウェットエッチングを用いたことを特徴とする請求項4に記載のMIS型コンデンサの製造方法。
  6. 最終工程のダイシングでチップ分割する際に前記短絡配線を分断することを特徴とする請求項2または3に記載のMIS型コンデンサの製造方法。
  7. 前記第1及び第2の電極の形成後のコンデンサ上面に多層配線構造とするための絶縁層を形成する第1のステップと、前記絶縁層に上下配線接続用のビアを形成する第2のステップと、前記ビアの形成後に導電材料による配線層を形成する第3のステップと、前記配線層をエッチングして配線を形成する第4のステップとを含む場合に、
    前記第2のステップにて形成された前記開口部から露出した前記短絡配線を、前記第1及び第2の電極が絶縁状態となるようにレーザ光線で焼き切って分断する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載のMIS型コンデンサの製造方法。
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