JP2007188789A - 放電灯点灯装置並びに照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィラメント端子の接続不良が検出可能であり且つ検出の誤動作を確実に防止できる放電灯点灯装置並びに照明器具を提供する。
【解決手段】例えば、点灯モード移行直後に低圧側フィラメントにおいて端子CからDの向きで正方向の直流成分が印加されると同時に低圧側フィラメントから高圧側フィラメントの向きで正方向の直流成分が印加された場合、本実施形態においては第1のマスク回路MK1がコンパレータNLから出力する指令(Highレベルの信号)を無効としているので、必ずラッチ回路F/Fが動作してラッチ信号を出力し、当該ラッチ信号が第2のマスク回路MK2で無効化されることなく周波数制御回路3に与えられてインバータ回路の発振停止(若しくは出力制限)動作が維持される。その結果、先行予熱モードと始動モードが連続的に繰り返されるといった誤動作が防止できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、放電灯点灯装置並びに当該放電灯点灯装置を搭載した照明器具に関するものである。
図11は特許文献1に示される従来例の回路図である。以下、その回路構成について説明する。
直流電源Eには、スイッチング素子Q1,Q2の直列回路が接続されている。各スイッチング素子Q1,Q2はパワーMOSFETよりなり、そのゲート端子には抵抗R1,R2を介して制御回路部1の駆動回路2から交互にオン・オフ駆動するドライブ信号が供給されている。一方のスイッチング素子Q2の両端には、直流カット用コンデンサC0を介して、共振用(限流用)インダクタL1と共振用コンデンサC1の直列回路が接続されている。共振用コンデンサC1の両端には、負荷である放電灯Laが並列接続されている。放電灯Laは蛍光ランプのような熱陰極型の放電灯であり、一対のフィラメントを備えている。スイッチング素子Q1,Q2、直流カット用コンデンサC0、共振用(限流用)インダクタL1、共振用コンデンサC1、放電灯Laはインバータ回路を構成している。なお、直流カット用コンデンサC0には抵抗R0が並列接続されている。
インダクタL1は一対の2次巻線を備え、第1の2次巻線の端子a,b間にはコンデンサC2を介して放電灯Laの一方のフィラメント端子A,Bが接続されている。第2の2次巻線の端子c,d間にはコンデンサC3を介して放電灯Laの他方のフィラメント端子C,Dが接続されている。放電灯Laのフィラメントに電流を供給するインダクタL1の各2次巻線と、フィラメントに流れる電流量を制御するコンデンサC2,C3はフィラメント予熱回路を構成している。
スイッチング素子Q1,Q2を制御する制御回路部1は、スイッチング素子Q1,Q2が交互にオン・オフ駆動される周波数を制御する周波数制御回路3を備えている。この周波数制御回路3は、電源が投入されてから所定の時間が経過するまでフィラメントを加熱する先行予熱モードの周波数fph、その後さらに所定の時間が経過するまで負荷を点灯開始させるための始動電圧を印加する周波数fst、その後所定の負荷の出力状態が得られる周波数ftに移行するタイマー機能を有している。
また上述の制御回路部1には、所定のコンパレータNL,ELが構成されており、コンパレータNLの出力はHighでインバータ回路を発振開始させ、Lowで発振停止させる。コンパレータELの出力はHighでインバータ回路を停止させる。ただし、予熱・始動時は、コンパレータELの出力にてインバータ回路を停止させる機能を禁止している。
この放電灯点灯装置は、放電灯Laの低圧側フィラメントの接続の有無を検出するための低圧側無負荷検出回路、インバータ回路の起動時に放電灯Laの接続の有無を検出するための起動時無負荷検出回路、ならびに放電灯Laに印加される電圧(ランプ電圧)の直流成分検出回路を備えている。
まず、低圧側無負荷検出回路について説明する。直流電源Eの正極と放電灯Laの低圧側のフィラメント端子Dの間には抵抗R8が接続されており、フィラメント端子Dと直流電源Eの負極(グランドライン)の間には、抵抗R12とR13の直列回路が接続されている。抵抗R13の両端にはコンデンサC7が並列接続されており、その電位VDはトランジスタQ3のべ一ス・エミッタ間に印加されている。これらの抵抗R8、R12、R13、コンデンサC7、トランジスタQ3、フィラメント端子C,Dから低圧側無負荷検出回路が構成されている。
次に、起動時無負荷検出回路について説明する。直流電源Eの正極と放電灯Laの高圧側のフィラメント端子Bの間には抵抗R5が接続されており、高圧側のフィラメント端子Aと直流電源Eの負極(グランドライン)の間には、抵抗R9,R10とツェナーダイオードZD1の直列回路が接続されている。ツェナーダイオードZD1の両端にはダイオードD1を介して抵抗R11とコンデンサC6が並列接続されており、その電位VCはコンパレータNLのプラス側入力端子に接続されている。これらの抵抗R5、フィラメント端子B,A、抵抗R9,R10、ツェナーダイオードZD1、ダイオードD1、抵抗R11、コンデンサC6から起動時無負荷検出回路が構成されている。
次に、ランプ電圧の直流成分を検出する第1の直流成分検出回路について説明する。直流カット用コンデンサC0とインダクタL1の接続点と直流電源Eの負極(グランドライン)の間には、抵抗R3,R4の直列回路が接続されている。抵抗R4の両端にはコンデンサC4が並列接続されており、その電位VAはダイオードD2を介してコンパレータELのプラス側入力端子に接続されている。これらの抵抗R3、R4、コンデンサC4により第1の直流成分検出回路が構成されている。
次に、ランプ電圧の直流成分を検出する第2の直流成分検出回路について説明する。フィラメント端子Bと直流電源Eの負極(グランドライン)の間には、抵抗R6とR7の直列回路が接続されている。抵抗R7の両端にはコンデンサC5が並列接続されており、その電位VBはダイオードD3を介してコンパレータELのプラス側入力端子に接続されている。これらの抵抗R6、R7、コンデンサC5により第2の直流成分検出回路が構成されている。
以下、従来例の動作について説明する。インバータ回路は、制御回路部1からスイッチング素子Q1,Q2への駆動信号により、スイッチング素子Q1,Q2が交互にオン・オフ動作し、インダクタL1、コンデンサC1、放電灯Laからなる共振負荷回路に矩形波状の高周波電圧を印加し、放電灯Laを正弦波状の高周波で点灯させるものである。また、ここでスイッチング素子Q1,Q2のオンデューティ比は略50%で動作するものである。
図12はインバータ動作周波数とコンデンサC1の共振電圧の関係を示している。図中、fphは予熱時の動作周波数、fstは始動時の動作周波数、ftは点灯時の動作周波数、foは無負荷共振周波数である。インバータ回路は電源が投入されると、制御回路部1によりインダクタL1とコンデンサC1により決まる無負荷共振周波数foに対して高く、放電灯Laが点灯しないような周波数fph(先行予熱周波数)にて発振開始し、放電灯Laには始動時より低い共振電圧が印加される。このとき、インダクタL1の2次巻線に発生する電圧によりコンデンサC2,C3を介してフィラメントに電流を流し、フィラメントを加熱する(先行予熱モード)。所定の時間先行予熱を行なった後、インバータの動作周波数は放電灯Laを点灯できるように周波数fst(始動電圧印加周波数)に変化し、放電灯Laが点灯できるような共振電圧が印加され、放電灯Laが点灯する(始動モード)。その後、周波数はft(点灯周波数)に変化し、通常点灯状態に移行する(点灯モード)。
ここで、本従来例には放電灯Laが外れたことを検知し、インバータ回路を発振停止させる機能を有しており、その動作について説明する。
まず、フィラメント端子A,B,C,Dが接続された状態で電源が投入されると、直流電源Eからの低圧側無負荷検出回路の抵抗R8を介して、フィラメント端子D,Cおよびこれに並列に接続された抵抗R12、R13、コンデンサC7の経路で直流バイアスが印加される。しかしながら、フィラメント抵抗値は概ね数Ω〜数十Ωであり、抵抗R8,R12,R13は共振負荷回路に影響が無いよう、数十kΩ〜数MΩの値で構成するため、フィラメント端子D,C間に印加される直流バイアスは極めて低く、トランジスタQ3のべ一ス・エミッタ間に接続された抵抗R13の直流バイアスも殆ど無いため、トランジスタQ3はオフとなる。
また、直流電源Eから起動時無負荷検出回路の抵抗R5、フィラメント端子B、A、抵抗R9、R10、ツェナーダイオードZD1、ダイオードD1、抵抗R11、コンデンサC6の経路で直流バイアスが印加される。この時はトランジスタQ3はオフしているため、抵抗R11、コンデンサC6の直流バイアスは抵抗R14の影響を受けず、起動時無負荷検出回路を構成する抵抗のみで決まる分圧比の電圧が印加される。これにより、コンパレータNLには基準電圧Ref-NL以上の直流バイアスが印加され、コンパレータNLの出力はHighとなり、インバータ回路は発振開始される。
この時、第1の直流成分検出回路のコンデンサC4には、放電灯Laが点灯していないため、所定の分圧比で決まる直流電圧VAが印加され、ダイオードD2を介して基準電圧Ref-ELを越える電圧がコンパレータELに入力される場合があるが、コンパレータELは先行予熱時モード・始動モードでは検出動作を禁止している。
同様に第2の直流成分検出回路のコンデンサC5にも、放電灯Laが点灯していないため、所定の分圧比で決まる直流電圧VBが印加され、ダイオードD3を介して基準電圧Ref-ELを越える電圧がコンパレータELに入力される場合があるが、コンパレータELは先行予熱時モード・始動モードでは検出動作を禁止している。
フィラメント端子AもしくはBが外れている状態で電源投入された場合は、上述した起動時無負荷検出回路の直流電源Eからの直流バイアスはコンデンサC2に遮断されるため、抵抗R11、コンデンサC6の電位VCは上昇せず、トランジスタQ3のオン・オフに関わらずコンパレータNLのプラス側入力端子への入力電圧は基準電圧Ref-NLを下回るため、コンパレータNLの出力はLowとなり、インバータ回路は発振停止する。
フィラメント端子CもしくはDが外れている場合は、フィラメント端子C−D間のインピーダンスはコンデンサC3のみとなり、直流インピーダンスは無限大となるため、低圧側無負荷検出回路のトランジスタQ3のべ一ス・エミッタ間には抵抗R8,R12,R13により決まるバイアスが供給されるため、トランジスタQ3がオンする。抵抗R14はフィラメント端子A−Bが接続され、抵抗R11に基準電圧Ref-NLを上回るバイアスが入力されていても、それを基準電圧Ref-NLを下回るようなバイアスに低下させるような抵抗値としている。つまり、フィラメント端子A−Bの接続に関わらず、フィラメント端子CもしくはDが外れている場合は、トランジスタQ3がオンし、インバータ回路は発振停止となる。
次に放電灯Laが点灯した状態において、フィラメント端子A,B,C,Dが外れた場合について説明する。まず、点灯中、フィラメント端子CもしくはDが外れた場合は、電源投入時にフィラメント端子CもしくはDが外れた場合と同様にトランジスタQ3のべ一スに直流バイアスが供給されるため、トランジスタQ3はオンし、コンパレータNLのプラス入力端子への入力電圧が基準電圧Ref-NLを下回り、インバータ回路は発振停止する。
次にフィラメント端子A,Bが外れた場合について説明する。放電灯Laが点灯状態になると、放電灯Laのインピーダンスは無限大から数百Ωに低下する。また、起動時無負荷検出回路の抵抗器のインピーダンスは共振回路への影響が無いように、抵抗器での電力損失を抑えるため数十kΩ〜数MΩと放電灯Laの点灯時のインピーダンスに対して十分大きな値に設定されている。これにより起動時無負荷検出回路の抵抗R9,R10,R11への直流電源Eからの直流バイアスは、放電灯La側のインピーダンスの影響により抵抗分圧比が極端に減少するため殆ど無くなる。しかしながら、インバータ回路が発振開始するとコンデンサC1、放電灯Laの両端には高周波電圧が発生し、この高周波電圧をツェナーダイオードZD1にて半波整流とピーク値クランプした電圧に変換し、それをダイオードD1、抵抗R11、コンデンサC6にて整流平滑することにより、コンパレータNLに入力されるコンデンサC6の電位VCを保持しているものである。
第1及び第2の直流成分検出回路は放電灯Laが点灯している場合、スイッチング素子Q1,Q2がデューティ比50%で動作しているので、放電灯Laには直流成分はほとんど印加されない。このため抵抗R4,R7の電位VA,VBは、並列接続されたコンデンサC4,C5により高周波成分は印加されず、直流成分を分圧して検出するため、殆ど0Vとなる。
放電灯Laの点灯中、フィラメントのA端子に接続不良が起きた場合、インバータ回路上での放電灯Laのランプ電流は、通常、フィラメントのA端子を流れるが、その経路が遮断されるのでインダクタL1の2次巻線(予熱巻線)の端子a,bとコンデンサC2、フィラメントのB端子の経路で電流が流れ続ける。このとき、コンデンサC2の容量が共振負荷回路に大きな影響を与えない容量であれば、放電灯Laの出力の変動もほとんど無いため、そこで発生する共振電圧も同じであるため、コンパレータNLへの入力電圧に変化は無い。
フィラメント端子Aが接続不良となった場合の等価回路と動作波形を図13、図14に示す。これらの図において、第1の直流成分検出回路をZ3、起動時無負荷検出回路の抵抗R9以下の回路部をZ9、第2の直流成分検出回路をZ6と表記している。この等価回路より、フィラメント端子Aが接続不良になった場合には、ランプ電流経路にコンデンサC2が挿入された形になり、インバータ回路上の直流カット用コンデンサは、コンデンサC0にコンデンサC2が加わる形となる。
通常点灯時は、直流電源Eの約半分の電圧がコンデンサC0に印加されるが、フィラメント端子Aが接続不良となった場合は、コンデンサC0とコンデンサC2に印加される電圧は抵抗R0と検出回路Z3,Z9の直流抵抗分圧比で決定される。コンデンサC2には、その分圧比に応じた直流電圧が印加される。ここで検出回路Z6は放電灯Laに並列的に接続されているが、放電灯Laのインピーダンスは検出回路Z6を構成するインピーダンスに比べ非常に小さいためにほとんど無視できる。
この状態においては、第1の直流成分検出回路Z3は放電灯LaとコンデンサC2の直列回路に印加される直流成分電圧を検出する構成となるので、放電灯Laの直流成分がほぼ0Vであっても、コンデンサC2の直流成分電圧を抵抗R3とR4との抵抗分圧にて検出するため、通常点灯時より検出電圧が高くなり、基準電圧Ref-ELを上回る電圧がコンパレータELに入力され、インバータ回路を発振停止させる。
この時の動作波形を図14に示しており、図中、VLaは放電灯Laの両端電圧(ランプ電圧)、VLa+VC2はフィラメント端子Aが接続不良となった際のコンデンサC2と放電灯Laの直列回路への印加電圧を示しており、ここで示すDCとは、上述したコンデンサC2に分担された直流電圧を示しており、DC’は検出回路Z3を構成する抵抗R4に印加される検出電圧である。
フィラメント端子Bが接続不良となった場合の等価回路、動作波形を図15、図16に示す。この等価回路より、フィラメント端子Bが接続不良になった場合には、ランプ電流経路は変化せずフィラメント端子Aを流れ続ける。この状態で第2の直流成分検出回路Z6と放電灯Laの間にコンデンサC2が挿入される。このとき第2の直流成分検出回路Z6の検出電圧は、直流電源Eを抵抗R5、検出回路Z6で分圧した構成となる。つまり、コンデンサC2により放電灯Laのインピーダンスの影響を受けなくなり、抵抗R7とコンデンサC5には、直流電源Eを抵抗R5,R6,R7で分圧した電圧が印加され、それが基準電圧Ref-ELを上回り、インバータ回路が発振停止する。
本従来例によれば、フィラメント端子の一端が接続不良となっても、ランプ電流経路が存在するインバータ回路において、一端接続不良状態を容易に検出することができ、さらに、一端接続不良状態を検出したときにインバータ回路を所定の状態に制御することができる。したがって、フィラメント端子の一端接続不良状態の継続発振を防止することができる。
また、フィラメント端子の一端接続不良後からもう一端が接続不良となったときに発生するアークの発生モードヘ移行しないため、安全件に優れたインバータ回路を比較的安価な構成で提供でき、且つ検出精度の高い保護回路が実現できる。
特開2004−193074公報
ところで上記従来例においては、非常に稀ではあるが、次のような誤動作を招く虞がある。つまり、放電灯Laが寿命末期状態でもなく、フィラメントも断線していないといった正常状態であるにも関わらず、放電灯Laの様々なばらつき要因により、放電灯Laの点灯モード移行直後に、放電灯Laのフィラメント及び高圧フィラメントと低圧フィラメントとの間に直流成分が印加される場合がある。例えば、点灯モード移行直後に低圧側フィラメントにおいて端子CからDの向きで正方向の直流成分が印加されると同時に、低圧側フィラメントから高圧側フィラメントの向きで正方向の直流成分が印加された場合、低圧側無負荷検出回路においてトランジスタQ3がオンし、コンパレータNLのプラス入力端子への入力電圧が基準電圧Ref-NLを下回り、また、第1の直流成分検出回路においては通常点灯時より検出電圧が高くなり、基準電圧Ref-ELを上回る電圧がコンパレータELに入力され、また、通常点灯時より検出電圧が高くなり、基準電圧Ref-ELを上回る電圧がコンパレータELに入力される。つまり、いずれかの検出によってインバータ回路が発振停止する。その後、フィラメントは正常であるので起動時無負荷検出が動作することなく、インバータ回路は先行予熱モードから動作を再開し、始動モードを経て点灯モードに移行した直後に再度、低圧側無負荷検出回路または第1の直流成分検出回路または第2の直流成分検出回路のいずれかが動作して発振停止する。
このような動作を延々と繰り返し、先行予熱モードと始動モードが連続的に繰り返されるのでトランジスタQ1及びQ2など回路の各部へのストレスを増大させるだけでなく、使用者に不快感を与えるという不都合があった。
以上のような課題を解決するために、コンパレータELの代わりにフリップフロップ(図示せず)を採用し、かつ第1の直流成分検出回路及び第2の直流成分検出回路の検出時定数を低圧側無負荷検出回路の検出時定数よりも小さくするという方法がある。この方法によっては、点灯モード移行直後に低圧側フィラメントにおいて端子CからDの向きで正方向の直流成分が印加されると同時に低圧側フィラメントから高圧側フィラメントの向きで正方向の直流成分が印加された場合に第1の直流成分検出回路または第2の直流成分検出回路の検出時定数が低圧側無負荷検出回路の検出時定数よりも小さいので、必ず先にフリップフロップが動作してラッチ動作となり、発振停止維持するので先行予熱モードと始動モードが連続的に繰り返されるといった誤動作はなくなるが、低圧側無負荷検出回路の検出時定数を比較的大きくしなければならず、点灯中のフィラメント端子の一端接続不良の検出スピード(検出に要する時間)が高圧側と低圧側とで異なり、低圧側の検出スピードが高圧側に比べて遅くなるという課題があった。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、フィラメント端子の接続不良が検出可能であり且つ検出の誤動作を確実に防止できる放電灯点灯装置並びに照明器具を提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、直流入力を高周波交流出力に変換して熱陰極型の放電灯のフィラメントに供給するインバータ回路と、インバータ回路の動作周波数を調整することで前記フィラメントを予熱する予熱モード、フィラメントに高電圧を印加して放電灯を始動する始動モード、放電灯を定格点灯させる点灯モードの少なくとも3つの動作モードを前記直流入力の入力開始時点から時系列で切り換える制御手段と、インバータ回路の起動前に放電灯の接続外れを検出する無負荷検出手段と、無負荷検出手段で放電灯の接続外れが検出されたときにインバータ回路を停止させる指令を制御手段に対して与える第1の異常制御手段と、インバータ回路の起動後に放電灯の接続外れを検出する断線検出手段と、断線検出手段で放電灯の接続外れが検出されたときにインバータ回路を停止又は出力制限させる指令を制御手段に対して与える第2の異常制御手段と、インバータ回路の起動後又は放電灯の始動後において第1の異常制御手段から出力する指令を無効とする第1の無効化手段と、放電灯が定格点灯するまで第2の異常制御手段から出力する指令を無効とする第2の無効化手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、第1の異常制御手段並びに第2の異常制御手段は、放電灯の接続外れが検出されたときに無負荷検出手段並びに断線検出手段から出力する検出信号を入力する共通の入力端子を具備することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、第1及び第2の異常制御手段と第1及び第2の無効化手段が一つの集積回路からなることを特徴とする。
請求項4の発明は、上記目的を達成するために、直流入力を高周波交流出力に変換して熱陰極型の放電灯のフィラメントに供給するインバータ回路と、インバータ回路の動作周波数を調整することで前記フィラメントを予熱する予熱モード、フィラメントに高電圧を印加して放電灯を始動する始動モード、放電灯を定格点灯させる点灯モードの少なくとも3つの動作モードを前記直流入力の入力開始時点から時系列で切り換える制御手段と、インバータ回路の起動前に放電灯の接続外れを検出する無負荷検出手段と、無負荷検出手段で放電灯の接続外れが検出されたときにインバータ回路を停止させる指令を制御手段に対して与える第1の異常制御手段と、放電灯の寿命末期状態を検出する寿命検出手段と、寿命検出手段で放電灯の寿命末期状態が検出されたときにインバータ回路を停止又は出力制限させる指令を制御手段に対して与える第3の異常制御手段と、インバータ回路の起動後又は放電灯の始動後において第1の異常制御手段から出力する指令を無効とする第1の無効化手段と、放電灯が定格点灯するまで第3の異常制御手段から出力する指令を無効とする第3の無効化手段とを備えたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4の発明において、第1の異常制御手段並びに第3の異常制御手段は、放電灯の接続外れが検出されたときに無負荷検出手段から出力する検出信号と放電灯の寿命末期状態が検出されたときに寿命検出手段から出力する検出信号を入力する共通の入力端子を具備することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項4又は5の発明において、第1及び第3の異常制御手段と第1及び第3の無効化手段が一つの集積回路からなることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1〜6の何れかの発明において、前記制御手段は、外部から与えられる調光指令に応じてインバータ回路の動作周波数を変化させて放電灯を定格点灯時よりも低い光出力で調光点灯させる調光モードを動作モードとして有し、第2の無効化手段は、当該制御手段が調光モードで動作しているときに第2又は第3の異常制御手段から出力する指令を無効とすることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項7の発明において、第2又は第3の無効化手段は、定格点灯時を100%としたときに20%未満の光出力で前記制御手段が放電灯を調光点灯させているときに第2又は第3の異常制御手段から出力する指令を無効とすることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1、2、4、5の何れかにおいて、第2の異常制御手段は、断線検出手段又は寿命末期状態から検出信号が入力されたときに制御手段に対する指令をラッチすることを特徴とする。
請求項10の発明は、上記目的を達成するために、請求項1〜9の何れかに記載の放電灯点灯装置と、当該放電灯点灯装置が取り付けられる器具本体と、器具本体に設けられ放電灯が着脱自在に装着されるとともに放電灯点灯装置と放電灯を電気的に接続するソケットとを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、従来例と同様にフィラメント端子の一端が接続不良となってもランプ電流経路が存在するインバータ回路を備えた放電灯点灯装置において、一端接続不良状態を容易に検出することができるとともに検出の誤動作を確実に防止でき、また、フィラメント端子の一端接続不良後からもう一端が接続不良となったときに発生するアークの発生モードヘ移行しないため、安全性に優れたインバータ回路を比較的安価な構成で提供でき、しかも、先行予熱モードと始動モードが連続的に繰り返されるといった誤動作を防止しつつ検出精度の高い保護機能が実現できる。
(実施形態1)
本実施形態の回路図を図1に示す。本実施形態は、コンパレータELの代わりにラッチ回路F/Fを用いるとともにコンパレータNLの出力をRSフリップフロップからなるラッチ回路F/Fのリセット端子Rに入力した点、コンパレータNLの出力を第2のマスク回路MK2を介して周波数制御回路3に入力した点、抵抗R12と抵抗R13との間に抵抗R15を接続し、抵抗R12とR15の接続点とグランド間にコンデンサC8を接続して第3の直流成分検出回路を構成するとともにコンデンサC8の電位VEがダイオードD4を介してラッチ回路F/Fのセット入力端子Sに入力された点、起動時無負荷検出回路においてダイオードD1を削除して短絡するとともにツェナーダイオードZD1を削除した点、インバータ回路の起動後又は放電灯Laの始動後において第1の異常制御手段たるコンパレータNLから出力する指令(Highレベルの信号)を無効とする第1の無効化手段たる第1のマスク回路MK1と放電灯Laが定格点灯するまで第2の異常制御手段たるラッチ回路F/Fから出力する指令(ラッチ信号)を無効とする第2の無効化手段たる第2のマスク回路MK2とを備えた点が図11に示した従来例と異なっているが、その他の構成については当該従来例と共通の構成を有している。従って、従来例と共通の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
ラッチ回路F/Fは、予め設定された内部基準電圧以上の電圧がセット入力端子Sに入力されると出力端子Qより第1のマスク回路MK1にラッチ信号(Highレベルの信号)を出力する。リセット端子Rには第2のマスク回路MK2の出力が入力され、インバータ回路の起動前にコンパレータNLが動作した場合にラッチ回路F/Fのラッチをリセットする(出力端子QをLowレベルとする)。このリセット動作は、例えば放電灯Laの交換時に自動的にラッチを解除するために行われる。
低圧側無負荷検出回路は第2のマスク回路MK2によってインバータ回路の起動後における検出動作が禁止されているので、点灯時におけるフィラメント端子C、Dの外れを検出できない。そこで、第3の直流成分検出回路を追加することにより点灯時におけるフィラメント端子C、Dの外れを検出可能としている。すなわち、放電灯Laの点灯時にフィラメント端子C及びDが接続されている正常状態では、第3の直流成分検出回路を構成するコンデンサC8の電位VEが略0Vとなるからラッチ回路F/Fからラッチ信号が出力されないが、フィラメント端子CもしくはDが外れた場合、フィラメント端子C−D間のインピーダンスがコンデンサC3のみとなって直流インピーダンスが無限大となり、コンデンサC8の両端間には抵抗R8,R12,R15,R13により決まる直流電圧が印加されるため、ラッチ回路F/Fからラッチ信号が出力されてインバータ回路が発振停止する。ここで、トランジスタのオン電圧が1V程度であるのに対し、ラッチ回路F/Fの入力端子Sに予め設定された内部基準電圧は耐ノイズ性能向上の目的などで5V程度とすることが多く、VDとVEのレベルを変えるために抵抗R12,R13の間に抵抗R15を挿入している。
一方、起動時無負荷検出回路においては、始動モード以降の放電灯Laの両端に発生する高周波電圧を整流平滑してコンデンサC6の電位VCをコンパレータNLの基準電圧Ref-NL以上に保持する必要がなくなるため、半波整流部品であるツェナーダイオードZD1とダイオードD1が不要となるだけでなく、放電灯Laの種類によっては点灯時の高周波電圧が低いものがあるが、そのような放電灯Laの場合にも、高周波充電を期待して抵抗R11の抵抗値を比較的大きくし抵抗R10の抵抗値を比較的小さくするといった設計をするために抵抗R10の大型化や数量増加を考慮しなくてよい。
ここで、放電灯Laが外れた場合にインバータ回路を発振停止(若しくは出力制限)させる動作については、基本的に従来例と共通であるから説明は省略する。一方、放電灯Laが寿命末期状態でもなく、フィラメントも断線していないといった正常状態であるにも関わらず、放電灯Laの様々なばらつき要因により、放電灯Laの点灯モード移行直後に、放電灯Laのフィラメント及び高圧フィラメントと低圧フィラメントとの間に直流成分が印加される場合、本実施形態では、以下のようにして先行予熱モードと始動モードが連続的に繰り返される誤動作の発生を防止している。
例えば、点灯モード移行直後に低圧側フィラメントにおいて端子CからDの向きで正方向の直流成分が印加されると同時に低圧側フィラメントから高圧側フィラメントの向きで正方向の直流成分が印加された場合、本実施形態においては第1のマスク回路MK1がコンパレータNLから出力する指令(Highレベルの信号)を無効としているので、必ずラッチ回路F/Fが動作してラッチ信号を出力し、当該ラッチ信号が第2のマスク回路MK2で無効化されることなく周波数制御回路3に与えられてインバータ回路の発振停止(若しくは出力制限)動作が維持され、その結果、先行予熱モードと始動モードが連続的に繰り返されるといった誤動作が防止できる。しかも、発明が解決しようとする課題において説明したように第1の直流成分検出回路及び第2の直流成分検出回路の検出時定数を低圧側無負荷検出回路の検出時定数よりも小さくする必要がないから、点灯中のフィラメント端子の一端接続不良の検出スピード(検出に要する時間)が高圧側と低圧側とで異なることがなく、低圧側の検出スピードが高圧側に比べて遅くなるという課題も解決できる。
上述のように本実施形態によれば、従来例と同様にフィラメント端子の一端が接続不良となってもランプ電流経路が存在するインバータ回路において、一端接続不良状態を容易に検出することができるとともに検出の誤動作を確実に防止でき、また、フィラメント端子の一端接続不良後からもう一端が接続不良となったときに発生するアークの発生モードヘ移行しないため、安全性に優れたインバータ回路を比較的安価な構成で提供でき、しかも、先行予熱モードと始動モードが連続的に繰り返されるといった誤動作を防止しつつ検出精度の高い保護機能が実現できる。なお、第1及び第2の直流成分検出回路は、放電灯Laが寿命末期状態(いわゆるエミレス状態)となり、半波放電が発生して直流成分が印加されたことを検出するエミレス検出回路(寿命検出手段)と兼用することが可能であるから、フィラメントの接続不良のみならず放電灯Laの寿命末期状態を検出してインバータ回路の発振を停止若しくは出力制限して回路を保護することができる。また、第1のマスク回路MK1において始動モード以降にコンパレータNLの指令を無効化しても同様の効果が得られる。さらに、交流電源と交流電源を整流平滑する回路(例えば、昇圧形チョッパ回路)とで直流電源Eが構成される構成であっても構わない。
(実施形態2)
本実施形態の回路図を図2に示す。本実施形態は、直流カット用コンデンサC0と抵抗R0の並列回路が共振用コンデンサC1と放電灯Laとの間に挿入された点と、第1の直流成分検出回路における抵抗R3を共振用コンデンサC1と放電灯Laの接続点に接続した点とが実施形態1と異なるが、それ以外の構成並びに基本的な動作は実施形態1と共通である。したがって、実施形態1と共通の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態においては、図3(a)(b)に示すようにフィラメント端子AあるいはBが接続不良となった場合の等価回路が実施形態1(従来例)と異なるが、接続不良検出時の動作は基本的に実施形態1(従来例)と共通であるから説明は省略する。ここで、コンデンサC0を直流成分カット用としているが、コンデンサC0の容量を共振に寄与し得る値とすることで所謂二重共振回路の構成を採用しても同様の効果が得られる。
上述のように本実施形態においても、実施形態1と同様にフィラメント端子の一端が接続不良となってもランプ電流経路が存在するインバータ回路において、一端接続不良状態を容易に検出することができるとともに検出の誤動作を確実に防止でき、また、フィラメント端子の一端接続不良後からもう一端が接続不良となったときに発生するアークの発生モードヘ移行しないため、安全性に優れたインバータ回路を比較的安価な構成で提供でき、しかも、先行予熱モードと始動モードが連続的に繰り返されるといった誤動作を防止しつつ検出精度の高い保護機能が実現できる。なお、第1及び第2の直流成分検出回路をエミレス検出回路と兼用することが可能であるから、フィラメントの接続不良のみならず放電灯Laの寿命末期状態を検出してインバータ回路の発振を停止若しくは出力制限して回路を保護することができる。また、第1のマスク回路MK1において始動モード以降にコンパレータNLの指令を無効化しても同様の効果が得られる。さらに、交流電源と交流電源を整流平滑する回路(例えば、昇圧形チョッパ回路)とで直流電源Eが構成される構成であっても構わない。
(実施形態3)
本実施形態の回路図を図4に示す。本実施形態は、実施形態2において負荷である放電灯Laの構成を直列2灯式で構成した例であり、その他の実施形態2と同一構成には同一符号を付すことにより、また同一動作については説明を省略する。
本実施形態においても、実施形態1、2と同様にフィラメント端子の一端が接続不良となってもランプ電流経路が存在するインバータ回路において、一端接続不良状態を容易に検出することができるとともに検出の誤動作を確実に防止でき、また、フィラメント端子の一端接続不良後からもう一端が接続不良となったときに発生するアークの発生モードヘ移行しないため、安全性に優れたインバータ回路を比較的安価な構成で提供でき、しかも、先行予熱モードと始動モードが連続的に繰り返されるといった誤動作を防止しつつ検出精度の高い保護機能が実現できる。なお、第1及び第2の直流成分検出回路をエミレス検出回路と兼用することが可能であるから、フィラメントの接続不良のみならず放電灯Laの寿命末期状態を検出してインバータ回路の発振を停止若しくは出力制限して回路を保護することができる。また、第1のマスク回路MK1において始動モード以降にコンパレータNLの指令を無効化しても同様の効果が得られる。さらに、交流電源と交流電源を整流平滑する回路(例えば、昇圧形チョッパ回路)とで直流電源Eが構成される構成であっても構わない。
(実施形態4)
本実施形態の回路図を図5に示す。本実施形態は、実施形態2において負荷である放電灯Laのフィラメントの予熱電流を予熱トランスL2とコンデンサC9より供給するように構成した例である。すなわち、インダクタL1にフィラメント予熱用の2次巻線を設けるのではなく、スイッチング素子Q2の両端にコンデンサC9を介して予熱トランスL2の1次巻線を接続し、この予熱トランスL2にフィラメント予熱用の2次巻線を設けている。その他の実施形態2と同一構成には同一符号を付すことにより、また同一動作については説明を省略する。
本実施形態においても、実施形態1〜3と同様にフィラメント端子の一端が接続不良となってもランプ電流経路が存在するインバータ回路において、一端接続不良状態を容易に検出することができるとともに検出の誤動作を確実に防止でき、また、フィラメント端子の一端接続不良後からもう一端が接続不良となったときに発生するアークの発生モードヘ移行しないため、安全性に優れたインバータ回路を比較的安価な構成で提供でき、しかも、先行予熱モードと始動モードが連続的に繰り返されるといった誤動作を防止しつつ検出精度の高い保護機能が実現できる。なお、第1及び第2の直流成分検出回路をエミレス検出回路と兼用することが可能であるから、フィラメントの接続不良のみならず放電灯Laの寿命末期状態を検出してインバータ回路の発振を停止若しくは出力制限して回路を保護することができる。また、第1のマスク回路MK1において始動モード以降にコンパレータNLの指令を無効化しても同様の効果が得られる。さらに、交流電源と交流電源を整流平滑する回路(例えば、昇圧形チョッパ回路)とで直流電源Eが構成される構成であっても構わない。
(実施形態5)
本実施形態の回路図を図6に示す。本実施形態は、第1及び第2の直流成分検出回路を共通の抵抗R4並びにコンデンサC4で構成した点と、第1及び第2の直流成分検出回路並びに低圧側無負荷検出回路、起動時無負荷検出回路の各検出回路の出力端子を直接若しくはダイオードD2,D4を介してコンパレータNL及びラッチ回路F/Fの入力端子に共通接続した点と、制御回路部1を所謂HVIC(High Voltage IC)とした点とが実施形態2と異なっているが、その他の実施形態2と同一構成には同一符号を付すことにより、また同一動作については説明を省略する。
制御回路部1を構成するHVICは、例えば、多重フィールドプレート構造を用いた600V耐圧接合分離プロセスにより、同一のチップ上に8V/24V系のCMOS、24V系バイポーラ、及び600V耐圧DMOS等の素子を内蔵しており、これにより、低圧/高圧系の制御・保護回路、600Vレベルシフト回路、及びドライバを1チップで実現している。
本実施形態においても、実施形態1〜4と同様にフィラメント端子の一端が接続不良となってもランプ電流経路が存在するインバータ回路において、一端接続不良状態を容易に検出することができるとともに検出の誤動作を確実に防止でき、また、フィラメント端子の一端接続不良後からもう一端が接続不良となったときに発生するアークの発生モードヘ移行しないため、安全性に優れたインバータ回路を比較的安価な構成で提供でき、しかも、先行予熱モードと始動モードが連続的に繰り返されるといった誤動作を防止しつつ検出精度の高い保護機能が実現できる。さらに、すべての検出回路の出力が1つに共通化できて制御回路部1の入力端子が1つとなるため、制御回路部1を構成するHVICのパッケージの小型化が可能となる。なお、第1及び第2の直流成分検出回路をエミレス検出回路と兼用することが可能であるから、フィラメントの接続不良のみならず放電灯Laの寿命末期状態を検出してインバータ回路の発振を停止若しくは出力制限して回路を保護することができる。また、第1のマスク回路MK1において始動モード以降にコンパレータNLの指令を無効化しても同様の効果が得られる。さらに、交流電源と交流電源を整流平滑する回路(例えば、昇圧形チョッパ回路)とで直流電源Eが構成される構成であっても構わない。
(実施形態6)
本実施形態の回路図を図7に示す。本実施形態は、第1及び第2の直流成分検出回路並びに低圧側無負荷検出回路、起動時無負荷検出回路の各検出出力が全てマイコン10を通して制御回路部1に与えられる点と、第1のマスク回路MK1の機能がマイコン10で実現されている点とが実施形態5と異なっているが、その他の実施形態5と同一構成には同一符号を付すことにより、また同一動作については説明を省略する。
マイコン10は、外部の調光器20から与えられる調光指令(例えば、インバータ回路の出力が定格ランプ電力に等しいときを100%とした出力比で表される数値)に応じて制御回路部1の周波数制御回路3を制御してインバータ回路の動作周波数を変化させることにより、放電灯Laを定格点灯時よりも低い光出力で調光点灯させる機能を有している。
本実施形態においても、実施形態1〜5と同様にフィラメント端子の一端が接続不良となってもランプ電流経路が存在するインバータ回路において、一端接続不良状態を容易に検出することができるとともに検出の誤動作を確実に防止でき、また、フィラメント端子の一端接続不良後からもう一端が接続不良となったときに発生するアークの発生モードヘ移行しないため、安全性に優れたインバータ回路を比較的安価な構成で提供でき、しかも、先行予熱モードと始動モードが連続的に繰り返されるといった誤動作を防止しつつ検出精度の高い保護機能が実現できる。さらに、マイコン10に第1のマスク回路MK1の機能を持たせるので容易に実現できるという利点があるとともに、第1のマスク回路MK1の機能を有しない安価な既存のHV1Cを制御回路部1として利用できる。なお、第1及び第2の直流成分検出回路をエミレス検出回路と兼用することが可能であるから、フィラメントの接続不良のみならず放電灯Laの寿命末期状態を検出してインバータ回路の発振を停止若しくは出力制限して回路を保護することができる。また、第1のマスク回路MK1において始動モード以降にコンパレータNLの指令を無効化しても同様の効果が得られる。さらに、交流電源と交流電源を整流平滑する回路(例えば、昇圧形チョッパ回路)とで直流電源Eが構成される構成であっても構わない。
ここで、放電灯Laの使用開始初期には定格ランプ電力よりも低いランプ電力で調光点灯し、累積点灯時間が増加するにつれて定格ランプ電力に近づくように増大させることにより、寿命期間における放電灯Laの出力を略一定に保ちつつ省エネルギ化を図る技術が既に知られているが(例えば、特開2002−43086公報等参照)、調光器20を用いずに放電灯Laの累積点灯時間を計時するタイマ機能をマイコン10に搭載しても構わない。
(実施形態7)
本実施形態の回路図を図8に示す。本実施形態は、調光器20から与えられる調光指令(調光比)が所定値未満であるときに第1乃至第3の直流成分検出回路の何れかの検出出力を無効化する第3のマスク回路MK3を備えた点が実施形態6と異なっているが、その他の実施形態6と同一構成には同一符号を付すことにより、また同一動作については説明を省略する。
熱陰極形の放電灯Laのインピーダンス(ランプインピーダンス)は調光比が約20%未満になると急激に増加することが知られている(図9参照)。したがって、調光器20から与えられる調光指令(調光比)が所定値(約20%)未満となる領域ではフィラメントが異常でないにも関わらず、例えば、第1の直流成分検出回路の検出電圧VAがラッチ回路F/Fの基準電圧を超えてしまい、フィラメント異常の誤検出によってインバータ回路が発振停止若しくは出力制限されてしまう可能性がある。
そこで本実施形態では、調光器20から与えられる調光指令(調光比)が20%未満であるときに第3のマスク回路MK3が第1乃至第3の直流成分検出回路の何れかの検出出力を無効化することにより、上述のように調光比20%未満の領域におけるフィラメント異常の誤検出を防止することができる。なお、本実施形態では第3のマスク回路MK3をマイコン10で実現している。
本実施形態においても、実施形態1〜6と同様にフィラメント端子の一端が接続不良となってもランプ電流経路が存在するインバータ回路において、一端接続不良状態を容易に検出することができるとともに検出の誤動作を確実に防止でき、また、フィラメント端子の一端接続不良後からもう一端が接続不良となったときに発生するアークの発生モードヘ移行しないため、安全性に優れたインバータ回路を比較的安価な構成で提供でき、しかも、先行予熱モードと始動モードが連続的に繰り返されるといった誤動作を防止しつつ検出精度の高い保護機能が実現できる。なお、第1及び第2の直流成分検出回路をエミレス検出回路と兼用することが可能であるから、フィラメントの接続不良のみならず放電灯Laの寿命末期状態を検出してインバータ回路の発振を停止若しくは出力制限して回路を保護することができる。また、第1のマスク回路MK1において始動モード以降にコンパレータNLの指令を無効化しても同様の効果が得られる。さらに、交流電源と交流電源を整流平滑する回路(例えば、昇圧形チョッパ回路)とで直流電源Eが構成される構成であっても構わない。また、実施形態6と同様に調光器20を用いずに放電灯Laの累積点灯時間を計時するタイマ機能をマイコン10に搭載しても構わない。
ところで上述した実施形態1〜7の放電灯点灯装置は、図10(a)又は(b)に示すように放電灯点灯装置(図示せず)が取り付けられる略角柱状の器具本体30と、器具本体30に設けられ直管形の放電灯Laが着脱自在に装着されるとともに放電灯点灯装置と放電灯Laを電気的に接続する一対のソケット31,31とを備えた照明器具(直付け形の施設用蛍光灯器具)に用いることができる。
実施形態1の回路図である。 実施形態2の回路図である。 同上を示し、(a)はフィラメント端子Aが接続不良となった場合の等価回路、(b)はフィラメント端子Bが接続不良となった場合の等価回路である。 実施形態3の回路図である。 実施形態4の回路図である。 実施形態5の回路図である。 実施形態6の回路図である。 実施形態7の回路図である。 同上における調光比と検出電圧の関係を示すグラフである。 本発明の照明器具の実施形態を示し、(a)は1灯タイプの斜視図、(b)は2灯タイプの斜視図である。 従来例の回路図である。 同上のインバータ動作周波数と共振電圧の関係を示す特性図である。 同上のフィラメント端子Aが接続不良となった場合の等価回路図である。 同上のフィラメント端子Aが接続不良となった場合の動作説明図である。 同上のフィラメント端子Bが接続不良となった場合の等価回路図である。 同上のフィラメント端子Bが接続不良となった場合の動作説明図である。
符号の説明
1 制御回路部
2 駆動回路
3 周波数制御回路
NL コンパレータ
F/F ラッチ回路
MK1 第1のマスク回路
MK2 第2のマスク回路

Claims (10)

  1. 直流入力を高周波交流出力に変換して熱陰極型の放電灯のフィラメントに供給するインバータ回路と、インバータ回路の動作周波数を調整することで前記フィラメントを予熱する予熱モード、フィラメントに高電圧を印加して放電灯を始動する始動モード、放電灯を定格点灯させる点灯モードの少なくとも3つの動作モードを前記直流入力の入力開始時点から時系列で切り換える制御手段と、インバータ回路の起動前に放電灯の接続外れを検出する無負荷検出手段と、無負荷検出手段で放電灯の接続外れが検出されたときにインバータ回路を停止させる指令を制御手段に対して与える第1の異常制御手段と、インバータ回路の起動後に放電灯の接続外れを検出する断線検出手段と、断線検出手段で放電灯の接続外れが検出されたときにインバータ回路を停止又は出力制限させる指令を制御手段に対して与える第2の異常制御手段と、インバータ回路の起動後又は放電灯の始動後において第1の異常制御手段から出力する指令を無効とする第1の無効化手段と、放電灯が定格点灯するまで第2の異常制御手段から出力する指令を無効とする第2の無効化手段とを備えたことを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 第1の異常制御手段並びに第2の異常制御手段は、放電灯の接続外れが検出されたときに無負荷検出手段並びに断線検出手段から出力する検出信号を入力する共通の入力端子を具備することを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  3. 第1及び第2の異常制御手段と第1及び第2の無効化手段が一つの集積回路からなることを特徴とする請求項1又は2記載の放電灯点灯装置。
  4. 直流入力を高周波交流出力に変換して熱陰極型の放電灯のフィラメントに供給するインバータ回路と、インバータ回路の動作周波数を調整することで前記フィラメントを予熱する予熱モード、フィラメントに高電圧を印加して放電灯を始動する始動モード、放電灯を定格点灯させる点灯モードの少なくとも3つの動作モードを前記直流入力の入力開始時点から時系列で切り換える制御手段と、インバータ回路の起動前に放電灯の接続外れを検出する無負荷検出手段と、無負荷検出手段で放電灯の接続外れが検出されたときにインバータ回路を停止させる指令を制御手段に対して与える第1の異常制御手段と、放電灯の寿命末期状態を検出する寿命検出手段と、寿命検出手段で放電灯の寿命末期状態が検出されたときにインバータ回路を停止又は出力制限させる指令を制御手段に対して与える第3の異常制御手段と、インバータ回路の起動後又は放電灯の始動後において第1の異常制御手段から出力する指令を無効とする第1の無効化手段と、放電灯が定格点灯するまで第3の異常制御手段から出力する指令を無効とする第3の無効化手段とを備えたことを特徴とする放電灯点灯装置。
  5. 第1の異常制御手段並びに第3の異常制御手段は、放電灯の接続外れが検出されたときに無負荷検出手段から出力する検出信号と放電灯の寿命末期状態が検出されたときに寿命検出手段から出力する検出信号を入力する共通の入力端子を具備することを特徴とする請求項4記載の放電灯点灯装置。
  6. 第1及び第3の異常制御手段と第1及び第3の無効化手段が一つの集積回路からなることを特徴とする請求項4又は5記載の放電灯点灯装置。
  7. 前記制御手段は、外部から与えられる調光指令に応じてインバータ回路の動作周波数を変化させて放電灯を定格点灯時よりも低い光出力で調光点灯させる調光モードを動作モードとして有し、第2の無効化手段は、当該制御手段が調光モードで動作しているときに第2又は第3の異常制御手段から出力する指令を無効とすることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の放電灯点灯装置。
  8. 第2又は第3の無効化手段は、定格点灯時を100%としたときに20%未満の光出力で前記制御手段が放電灯を調光点灯させているときに第2又は第3の異常制御手段から出力する指令を無効とすることを特徴とする請求項7記載の放電灯点灯装置。
  9. 第2の異常制御手段は、断線検出手段又は寿命末期状態から検出信号が入力されたときに制御手段に対する指令をラッチすることを特徴とする請求項1、2、4、5の何れかに記載の放電灯点灯装置。
  10. 請求項1〜9の何れかに記載の放電灯点灯装置と、当該放電灯点灯装置が取り付けられる器具本体と、器具本体に設けられ放電灯が着脱自在に装着されるとともに放電灯点灯装置と放電灯を電気的に接続するソケットとを備えたことを特徴とする照明器具。
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