JP2008282811A - プログラムスタート安定器 - Google Patents

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Abstract

【課題】共振出力回路に影響するパラメータ変動を補償するプログラムスタート型安定器を提供し、該プログラムスタート型安定器が、ランプフィラメントに対する適切なレベルの予熱と、ランプを点灯するために十分に高い点灯電圧とを提供することを保証すること。
【解決手段】制御回路が共振出力回路内の電圧を監視し、該電圧が第1の指定レベルに達するとインバータの動作周波数が第1の現在値に所定の予熱期間にわたって維持されるように制御し、該電圧が第2の指定レベルに達するとインバータの動作周波数が第2の現在値に所定の点灯期間にわたって維持されるように制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は包括的には放電ランプに給電するための回路に関する。より詳細には、本発明は1つまたは複数の気体放電ランプのプログラムスタート動作を行うための安定器に関する。
気体放電ランプ用の電子的安定器はしばしば、2つのグループに分類されることが多く、ランプをどのように点灯するかにしたがって、予熱型とインスタントスタート型とに分類されることが多い。予熱型の安定器では、ランプフィラメントは最初、比較的高いレベル(たとえば7Vのピーク)で、制限された期間にわたって(たとえば1秒以下にわたって)予熱され、その後に、適度に高い電圧(たとえば500Vのピーク)がランプに印加されてランプは点灯される。インスタントスタート型の安定器ではランプフィラメントは予熱されないので、ランプを点灯するためには格段に高い始動電圧(たとえば1000Vのピーク)が必要とされる。インスタントスタート型の動作は特定の利点を提供し、たとえばランプを比較的低い周辺温度で点灯できるという利点や、ランプの通常の動作中のフィラメント加熱に係る電力の消費がないことに起因してエネルギー効率が比較的高い(すなわちワットあたりの光出力が比較的高い)という利点を提供するということが一般的に認知されている。それに対して、予熱型動作は通常、ランプ寿命をインスタントスタート型動作より著しく長くする。
予熱型安定器として分類される安定器のグループの中では、2つの主なカテゴリーが存在し、ラピッドスタート安定器およびプログラムスタート安定器がある。プログラムスタート安定器は一般的に、ラピッドスタート安定器より有利である。その理由は主に、通常動作中のランプフィラメントの加熱で消費されるエネルギー量が一般的に、この型の安定器では格段に低減されることにある。
予熱型安定器は典型的には、1つまたは複数の共振出力回路を有する。これらの1つまたは複数の共振出力回路は数多くの機能を提供するのに使用され、たとえばランプフィラメントの予熱、ランプを点灯するための高電圧の供給、および定常動作中のランプに給電するための大きさが制限された電流の供給等に使用される。ランプの有効動作寿命を確保および最適化するためには、安定器が、適切なレベルのフィラメント予熱と、ランプ点灯のために適切に高い点灯電圧とをランプに提供することが重要である。
プログラムスタート安定器は典型的には、高周波インバータおよび共振出力回路を含む回路を使用する。当業者に公知であるように、共振回路の実効共振周波数は、共振インダクタのインダクタンスおよび共振コンデンサのキャパシタンスを含む所定のパラメータに依存する。実際には、これらのパラメータは構成要素の公差の影響を受け、また著しく大きい量で変動する可能性もある。付加的に、共振回路の実効共振周波数は安定器をランプに接続するリード線の長さおよび/または電気的な配線の性質による影響を受ける。電気的な配線により寄生容量(「浮遊容量」とも称される)が生じ、この寄生容量は実質的に共振回路の実効共振周波数を変化させ、このことによって、安定器によってランプに供給される予熱電圧および点灯電圧の大きさに影響を及ぼす。このようなパラメータの変化により、適切な予熱電圧および点灯電圧がランプに供給されることを保証するためのインバータの動作周波数を事前に(すなわち先験的に)規定することが困難になり、かつ/または、非現実的になる。
パラメータ変動から生じる上記の問題は、安定器が複数の共振回路を有する場合、かつ/または、安定器出力接続部とランプとの間の配線が著しく長い場合に一層深刻化する。後者の場合、これによって生じる寄生容量が非常に重要なファクタとなる。したがって、事前に規定された所与のインバータ動作周波数で、共振出力回路によって提供されるフィラメント予熱電圧および点灯電圧の大きさは著しく変化する可能性があり、また場合によっては、所望のようにランプの予熱および点灯を行うのに十分でないか、もしくは少なくとも理想的なものには遥かに及ばないという検証結果が出る場合もある。
したがって、共振出力回路に影響するパラメータ変動を補償するプログラムスタート型安定器を提供し、該プログラムスタート型安定器が、ランプフィラメントに対する適切なレベルの予熱と、ランプを点灯するために十分に高い点灯電圧とを提供することを保証する必要がある。このような能力を有し、便利かつ高い費用対効果で実現できる安定器は、従来技術より著しく大きな利点を提供する。
前記課題は、
ランプフィラメントの対を有する少なくとも1つの気体放電ランプに給電するための安定器において、
インバータ出力端子を有し、該インバータ出力端子で、動作周波数を有するインバータ出力電圧を出力するように動作するインバータと、
該インバータ出力端子と該気体放電ランプとの間に結合された共振出力回路と、
該共振出力回路と該インバータとに結合された制御回路
とを有し、
該共振出力回路は、
(i)該ランプフィラメントを予熱し、
(ii)該気体放電ランプを点灯するための点灯電圧を供給し、
(iii)該気体放電ランプの動作のために、大きさが制限された電流を供給する
ために動作するように構成されており、
該制御回路は、
(a)該共振出力回路内の電圧を監視し、
(b)監視されている該電圧が第1の指定レベルに達すると該電圧に応答して、該インバータが該インバータの動作周波数を第1の現在値に、所定の予熱期間にわたって維持することにより、該共振出力回路が該ランプフィラメントの予熱を該予熱期間中に行うように制御し、
(c)該予熱期間の完了に応答して、該インバータの動作周波数が該第1の現在値から低減するようにし、
(d)監視されている該電圧が第2の指定レベルに達すると該電圧に応答して、該インバータに該インバータの動作周波数を第2の現在値に、所定の点灯期間にわたって維持させることにより、該共振出力回路が該気体放電ランプの点灯のための点灯電圧を供給するように制御する
ように動作することを特徴とする安定器によって解決される。
図1に、フィラメント72,74の対を有する気体放電ランプ70に給電するための安定器10が示されている。安定器10は、インバータ200、共振出力回路400および制御回路600を有する。
インバータ200は入力側202およびインバータ出力端子204を有する。動作中、インバータ200は入力側202を介して実質的に直流(DC)の電圧VRAILを受け取る。VRAILは典型的には、適切な整流回路(例えば全波ブリッジ整流器と力率改善(power factor correcting)DC/DCコンバータとの組み合わせ、例えばブーストコンバータ)によって供給され、この整流回路は、慣用されている交流(AC)電圧源(例えば60Hzで120Vrmsまたは277Vrms)から電力を受け取る。安定器10の動作中、インバータ200はインバータ出力端子204において(また回路アースに関して)、典型的には約20,000Hzよりも高く選択されている動作周波数を有するインバータ出力電圧を供給する。
共振出力回路400はインバータ出力端子204とランプ70との間に接続されている。共振出力回路400は、ランプ70に結合するために適合された出力接続部402,404,406,408を有する。安定器10の動作中、共振出力回路400は以下のことを実現する:
(i)ランプフィラメント72,74の予熱
(ii)ランプ70の点灯のための点灯電圧
(iii)ランプ70の動作のための大きさが制限された電流
制御回路600はインバータ200および共振出力回路400に接続されている。安定器10の動作中、制御回路600は共振出力回路400内の電圧を監視する。フィラメント電圧(たとえば出力接続部402と404との間の電圧と、出力接続部406と408との間の電圧)がランプ70のフィラメント72,74を適切に予熱するのに十分な大きさに達したことを示唆する指定された第1のレベルに、監視されている電圧が達したことに応答して、制御回路600はインバータ200に、該インバータ200の動作周波数を第1の現在値に所定の予熱期間にわたって維持させる。動作周波数を、指定された期間にわたって第1の現在値に維持することにより、制御回路600は共振回路400に、予熱期間にわたって、フィラメント72,74を適切かつ十分に予熱するのに適切なレベルにフィラメント電圧を維持させる。予熱期間の終了に基づいて、制御回路600はインバータ200の動作周波数を、第1の現在値から低減させる。
インバータ200の動作周波数が第1の現在値から低減するにつれ、(共振出力回路400内の)監視されている電圧は第2の指定レベルに達するまで上昇する。この第2の指定レベルは、点灯電圧(すなわち、出力接続部の対402,404および406,408にそれぞれ存在する電圧)が、ランプ70の適切な点灯に十分な大きさに達したことを示唆するレベルである。この時点で、制御回路600はインバータ200に、該インバータ200の動作周波数を所定の点灯期間にわたって第2の現在値に維持させる。動作周波数を第2の現在値に維持することにより、制御回路600は共振出力回路400に、所定の点灯期間にわたって点灯電圧を次のようなレベルに、すなわち、高信頼性でありかつランプ70の有効動作寿命の最適化に繋がるようにランプ70の点灯に適したレベルに維持させる。
このようにして制御回路600は、インバータ200に適した動作周波数を(すなわち予熱期間中および点灯期間中に)選択するように動作し、ランプフィラメントが十分に予熱されてランプの適切かつ高信頼性の点灯に適切な点灯電圧が提供されることを保証する。
ここで、安定器10を実現するための有利な回路構成を、図2を参照して説明する。
図2に図解されているように、出力回路400は有利には、並列負荷される直列共振型の出力回路として構成される。この出力回路は、第1の出力接続部402と第2の出力接続部404と第3の出力接続部406と第4の出力接続部408と、共振インダクタ(1次側巻線420と第1の2次側巻線450と第2の2次側巻線460とを有し、2次側巻線450,460は、1次側巻線420に磁気的に結合されていると解釈することとする)と、共振コンデンサ422と、分圧コンデンサ426と、直流(DC)ブロックコンデンサ428と、第1のフィラメントコンデンサ452と、第2のフィラメントコンデンサ462とを有する。第1の出力接続部402および第2の出力接続部404はランプ70の第1のフィラメント72に結合されるように適合されており、第3の出力接続部406および第4の出力接続部408はランプ70の第2のフィラメント74に結合されるように適合されている。(共振インダクタの)1次側巻線420は、インバータ出力端子204と第2の出力接続部404との間に結合されている。第1のフィラメントコンデンサ452は第1の2次側巻線450に直列に結合されており、第1のフィラメントコンデンサ452と第1の2次側巻線450とのこの直列結合体は、第1の出力接続部402と第2の出力接続部404との間に結合されている。第2のフィラメントコンデンサ462は第2の2次側巻線460に直列に結合されており、第2のフィラメントコンデンサ462と第2の2次側巻線460とのこの直列結合体は、第3の出力接続部406と第4の出力接続部408との間に結合されている。共振コンデンサ422は第2の出力接続部404に結合されており、分圧コンデンサ426は共振コンデンサ422と回路アース60との間に結合されている。当業者であれば、出力回路400の実効共振容量は、共振コンデンサ422と分圧コンデンサ426との直列結合体の等価容量に等しいことが理解できる。DCブロックコンデンサ428は第4の出力接続部408と回路アース60との間に接続されている。
安定器10の動作中、出力回路400はインバータ出力電圧を(インバータ出力端子204を介して)受け取り、(出力接続部402,404,406,408を介して)ランプフィラメント72,74の加熱のための電圧と、ランプ70の点灯のための高電圧と、ランプ70の動作用の大きさが制限された電流とを供給する。たとえば、ランプ70がT8型のランプとして構成される場合、フィラメント72,74の加熱用の電圧は典型的には、約3.5Vrmsのオーダになるように選択され、ランプ70の点灯用の高電圧は典型的には、約600Vrmsのオーダになるように選択され、大きさが制限された動作電流は典型的には、180mAのオーダになるように選択される。
図2に示されているように、インバータ200は有利には駆動ハーフブリッジ型(driven half-bridge type)のインバータとして実現されており、インバータ入力側202、インバータ出力端子204、第1のインバータスイッチ210、第2のインバータスイッチ220およびインバータ駆動回路230を有する。上記で言及したように、入力側202が実質的なDC電圧VRAILを受け取るように適合されている。第1のインバータスイッチ210および第2のインバータスイッチ220は有利にはNチャネル型の電界効果トランジスタ(FET)によって実現されている。インバータ駆動回路230はインバータFET210,220に接続されており、またこのインバータ駆動回路230は、多数の入手可能なデバイスのうち任意のデバイスによって実現することができる。有利にはインバータ駆動回路230は適切な集積回路(IC)デバイス、例えばInternational Rectifier, Inc社製のIR2520ハイサイドドライバICによって実現されている。
安定器20の動作中、インバータ駆動回路230は実質的に相補的なやり方で(すなわち、FET210がオンのときFET220はオフ、FET220がオンのときFET210はオフ)インバータFET210,220を整流し、実質的に矩形波の電圧をインバータ出力端子204と回路アース60との間に供給する。インバータ駆動回路230はDC給電入力側232(230のピン1)および電圧制御発振器(VCO)入力側234(230のピン4)を有する。DC給電入力側232は動作電流(すなわちインバータ駆動回路230の給電用の電流)をDC電圧源+VCCから受け取る。このDC電圧源は典型的には、約+15ボルトのオーダの電圧を供給するよう選定されている。インバータ200の動作周波数はVCO入力側234に供給される電圧に依存して設定されている。より詳細には、VCO入力側234に存在する瞬時電圧により、インバータ駆動回路230がインバータトランジスタ210,220を整流する瞬時周波数が求められる。殊に、VCO入力側234における電圧が増加すると、周波数は低下する。当業者であれば、インバータ駆動回路230がインバータトランジスタ210,220を整流する瞬時周波数は、インバータ出力端子204と回路アース60との間に供給されるインバータ出力電圧の基本周波数(本明細書においては「動作周波数」と称する)と同じであることが分かる。インバータ駆動回路230に関連する他の構成要素はコンデンサ244,262および抵抗器242,246,248を含み、これらの構成要素の動作は当業者には公知である。
有利には、安定器10は分圧コンデンサ426の電圧を監視し、インバータ200の動作周波数を制御することによって、ランプフィラメント72,74の予熱とランプ70の適切な点灯とのために十分な電圧が供給されることを保証する。分圧コンデンサ426の電圧は、フィラメント72,74の予熱およびランプ70の点灯のために供給される電圧を表すので、フィラメント72,74の適切な予熱およびランプ70の適切な点灯のために適切な電圧が供給されているか否かを示唆することが理解できる。さらに制御回路600は、適用可能な標準技術とランプ70の有効な動作寿命を最適化する目的とで説明されたように、予熱電圧および点灯電圧が指定された期間にわたって供給されることを保証する。
上記で挙げられたように、監視されている電圧(すなわち分圧コンデンサ426の電圧)が2つの指定されたレベルのうち1つのレベルに達する時点まで、制御回路600はインバータ動作周波数を低減させる。監視されているこの電圧が第1の指定レベルに達した場合、制御回路600は動作周波数を第1の現在レベルに、所定の予熱期間にわたって維持し(これによって、フィラメント加熱電圧が所望のレベルで供給されることを保証し)、ランプ70の点灯を試行する前にフィラメント72,74に対して十分な加熱時間が与えられるようにする。予熱期間が終了すると、監視されている電圧が第2の指定レベルに達する時点まで制御回路600はインバータ動作周波数を低減させ、この時点で制御回路600は、動作周波数を第2の現在レベルに所定の点灯のために維持し(これによって、出力接続部402と404との対の間に存在する点灯電圧および406と408との対の間に存在する点灯電圧が、ランプ70を高い信頼性で点灯するのに十分に高いレベルになるのを保証する)、適切な点灯を行う十分な機会がランプ70に与えられるようにする。このようにして、安定器10は自動的に(共振回路の構成要素の値の変化または安定器出力接続部402,404,406,408とランプ72との間の配線による寄生容量に起因する)出力回路400内のパラメータ変動を自動的に補償し、このことによって、フィラメント72,74を適切かつ高信頼性で予熱しランプ72を適切かつ高信頼性で点灯するのに適した電圧が供給されることを保証する。
以下で、インバータ200および制御回路600を実現するための有利な回路構成について、図2を参照しながら次のように説明する。
図2に示されているように、インバータ200は有利にはさらに、スタートアップ回路とブートストラップ給電回路とを有する。ブートストラップ給電回路は電荷ポンプ回路を含むことができる。
インバータ駆動回路230を最初に作動化するために電力を供給するのに使用されるスタートアップ回路は、有利には、スタートアップ抵抗器250および給電コンデンサ252を有する。スタートアップ抵抗器250は+VRAILとインバータ駆動回路230のDC給電入力側232との間に結合されている。給電コンデンサ252はDC給電入力側232と回路アース60との間に結合されている。動作中、電力がまず最初に安定器10に印加された後、給電コンデンサ252は(抵抗器250を介して)電圧+VRAILから荷電される。コンデンサ252の電圧が十分なレベル(すなわち、インバータ駆動回路230に必要なスタートアップ電圧)に達すると、インバータ駆動回路230は動作を開始し、インバータのスイッチングを行う。
定常動作電力をインバータ駆動回路230に供給するために使用されるブートストラップ給電回路は、有利には、結合コンデンサ270と第1のダイオード272と第2のダイオード278と抵抗器284とを有する。結合コンデンサ270はインバータ出力端子204に結合されている。第1のダイオード272は、回路アース60に結合されたアノード274と、結合コンデンサ270に結合されたカソード276とを有する。第2のダイオード278はアノード280およびカソード282を有し、アノード280は第1のダイオード272のカソード276に結合されている。抵抗器284は第2のダイオード278のカソード282とインバータ駆動回路230のDC給電入力側232との間に結合されている。動作中、インバータ200が動作中である場合、ブートストラップ給電回路は一種の半波整流回路として、給電コンデンサ252の電圧(DC給電側232と回路アース60との間の電圧に等しい)を、インバータ駆動回路230の動作の維持に必要なレベルに維持する。
図2に示されているように、安定器10の有利な実施形態では制御回路600は、電圧検出回路610と、周波数ホールド回路700と、タイミング制御回路900とを有する。電圧検出回路610、周波数ホールド回路700およびタイミング制御回路900を実現するための有利な構造、ならびにこれらの回路の種々の動作の詳細を以下において説明する。
電圧検出回路610は共振出力回路400に結合されており、検出出力側612を有する。動作中、電圧検出回路610は、監視される電圧(すなわちコンデンサ426の電圧)が第1の指定レベルおよび第2の指定レベルに到達したことに応答して、検出出力側612で第1の検出信号および第2の検出信号を供給する。より詳細には、
(i)監視されている電圧が第1の指定レベル(すなわち、フィラメント72,74の予熱に適した電圧の供給を示唆するレベル)に達した場合、電圧検出回路610は(大きさが比較的小さい)第1の検出信号を検出出力側612で供給し、
(ii)監視されている電圧が第2の指定レベル(すなわち、ランプ70の点灯に適した電圧の供給を示唆するレベル)に達した場合、電圧検出回路610は(大きさが比較的大きい)第2の検出信号を検出出力側612で供給する。監視されている電圧は単に、共振コンデンサ422の電圧の縮小版であり、この電圧は、フィラメント加熱電圧および点灯電圧の双方を示す。したがって、指定レベルにある監視されている電圧は、フィラメント予熱電圧および点灯電圧が所望のレベルにあることに相応する。
図2に示されたような安定器10の有利な実施形態では、電圧検出回路610は第1のダイオード616と第2のダイオード622とローパスフィルタとを有し、該ローパスフィルタはフィルタ抵抗器628およびフィルタコンデンサ632を有する。第1のダイオード616はアノード618およびカソード620を有する。第2のダイオード622はアノード624およびカソード626を有する。第1のダイオード616のアノード618は第2のダイオード622のカソード626と接続されている。第2のダイオード622のアノード624は回路アース60に結合されている。フィルタ抵抗器628は第1のダイオード616のカソード620と検出出力側612との間に結合されている。フィルタコンデンサ632は検出出力側612と回路アース60との間に結合されている。
安定器10および電圧検出回路610の動作中、フィルタコンデンサ632(ひいては検出出力側612)で生じる電圧は単に、分圧コンデンサ426の電圧の正の半周期の縮小版であり、フィルタリングされたバージョンである。フィルタ抵抗器628およびフィルタコンデンサ632は、監視されている電圧中にあるすべての高周波成分を抑圧するのに使用される。
周波数ホールド回路700は電圧検出回路610の検出出力側612とインバータ駆動回路230のVCO入力側234との間に接続されている。動作中、検出出力側612で出力された(フィラメント予熱電圧または点灯電圧のいずれかが十分に高いレベルに達したことを示唆する)第1の検出信号または第2の検出信号のいずれかに応答して、周波数ホールド回路700は実質的に、VCO入力側234に供給された電圧を特定の値に(すなわち第1の値または第2の値のいずれかに)所定の期間にわたって(すなわち、フィラメント予熱期間または点灯期間にわたって)維持する。VCO入力側234における電圧をその時点の適切なレベルに維持することによって、インバータ200の動作周波数は相応に(構成要素の製造公差または配線の容量に起因するあらゆるパラメータ変動を考慮する)適切なレベルに維持されるか、または該適切なレベルの近くに維持され、ランプ70のフィラメントを予熱するのに適した電圧と、ランプ70を適切に点灯するための適切な点灯電圧が維持される。
詳細には、
(i)検出出力側612で(フィラメント予熱電圧が十分に高いレベルに達したことを示唆する)第1の検出信号が出力されたことに応答して、周波数ホールド回路700は、VCO入力側234に供給される電圧を第1の値に、予熱期間にわたって実質的に維持し、
(ii)検出出力側612で(点灯電圧が十分に高いレベルに達したことを示唆する)第2の検出信号が出力されたことに応答して、周波数ホールド回路700は、VCO入力側234に供給される電圧を第2の値に、点灯期間にわたって実質的に維持する。
図2に示されているように、周波数ホールド回路700は有利には、第1の電子的スイッチ730と、第2の電子的スイッチ750と、第3の電子的スイッチ710と、プルダウン抵抗器744と、第1の抵抗器740と、第2の抵抗器742と、第3の抵抗器726と、第4の抵抗器728とを有する。第1の電子的スイッチ730はベース732とコレクタ734とエミッタ736とを有し、エミッタ736は回路アース60に結合されている。第2の電子的スイッチ750はゲート752とドレイン754とソース756とを有し、ドレイン754は第1の電子的スイッチ730のベース732に結合されており、ソース756は回路アース60に結合されている。第3の電子的スイッチ710はベース712とコレクタ714とエミッタ716とを有し、コレクタ714は第1の電子的スイッチ730のコレクタ734に結合されており、エミッタ716は回路アース60に結合されている。プルダウン抵抗器744はインバータ駆動回路230のVCO入力側234と第1の電子的スイッチ730のコレクタ734との間に結合されている。第1の抵抗器740は(電圧検出回路610の)検出出力側612と第1の電子的スイッチ730のベース732との間に結合されている。第2の抵抗器742は第1の電子的スイッチ730のベース732と回路アース60との間に結合されている。第3の抵抗器726は(電圧検出回路610の)検出出力側612と第3の電子的スイッチ710のベース712との間に結合されている。第4の抵抗器728は第3の電子的スイッチ710のベース712と回路アース60との間に結合されている。
有利には、図2に示されているように、第1の電子的スイッチ730および第3の電子的スイッチ710はそれぞれ、NPNバイポーラ接合トランジスタ(BJT)として構成されている。第2の電子的スイッチ750は有利には、Nチャネル電界効果トランジスタ(FET)によって構成されている。付加的に、周波数ホールド回路700はさらに、第3の抵抗器726に並列に結合されたツェナーダイオード720も有することが有利である。より詳細には、ツェナーダイオード720は、(電圧検出回路610の)検出出力側612に結合されたカソード722と、第3の電子的スイッチ710のベース712に結合されたアノード724とを有する。ツェナーダイオード720は有利には、第2の検出信号(すなわち、十分な大きさの点灯電圧が共振出力回路400によって供給されていることを示唆する信号)が検出出力側612で供給される時点まで第3の電子的スイッチ710が作動化されないことを保証するために、周波数ホールド回路700に含まれる。
安定器10の動作中、周波数ホールド回路700内では、監視されている電圧が第1の指定レベルに達したことを検出出力側612の電圧信号が示唆する場合、BJT730はアクティベートされる。したがって抵抗器740,742は、検出出力側612の電圧が第1の指定レベルに達した場合にBJT730をアクティベートするように形成される。BJT730がオンされると、インバータ駆動回路230のVCO入力側234における電圧がさらに上昇することを一時的に阻止するために、VCO入力側234は基本的にプルダウン抵抗器744を介して回路アース60と接続される。その結果として、VCO入力側234の電圧は、BJT730がオンされ続ける時間にわたって(すなわちフィラメント予熱期間にわたって)実質的に第1の現在レベルに維持される(このことによって、インバータ動作周波数は実質的に第1の現在値に維持される)。
タイミング制御回路900が予熱制御信号を第1の出力側902で供給すると、BJT730はオフされる(このことによって、フィラメント予熱期間は終了する)。より詳細には、タイミング制御回路900が予熱制御信号を第1の出力側902で供給すると、FET750はアクティベートされる。FET750がオンされることにより、BJT730のベース732は回路アース60に結合され、BJT730はデアクティベートされる。BJT730がオフされると、インバータ駆動回路230のVCO入力側234の電圧は上昇し続けられるようになる(このことによって、インバータ200の動作周波数は減少する)。
フィラメント加熱期間の完了後にインバータ200の動作周波数が低減するにつれ、監視されているコンデンサ426の電圧は上昇する。監視されている電圧が第2の指定レベルに達した場合、BJT710はアクティベートされる。したがって抵抗器726,728は、検出出力側612の電圧が第2の指定レベルに達した場合にBJT710をアクティベートするように形成されている。BJT710がオンされると、VCO入力側234における電圧がさらに上昇することを一時的に阻止するために、VCO入力側234は基本的に再び、プルダウン抵抗器744を介して回路アース60と接続される。その結果として、VCO入力側234の電圧は、BJT710がオンされ続ける時間にわたって(すなわち点灯期間にわたって)実質的に第2の現在レベルに維持される(このことによって、インバータ動作周波数は実質的に第2の現在値に維持される)。
ランプ70が点灯して電流を流し始めると、点灯/動作しているランプが共振出力回路400の電圧応答に及ぼす「負荷」効果(loading effect)によって、監視されている(コンデンサ426の)電圧は(第2の指定レベルから)格段に低減する。その時点で、検出出力側612における電圧信号のレベルはBJT710の導通状態を維持するには十分でないレベルに戻り、これによってBJT710はオフされる。BJT710がオフされると、VCO入力側234における電圧が上昇できるようになり、これによりインバータ200の動作周波数が低減される。
タイミング制御回路900は少なくとも、周波数ホールド回路700に結合されている第1の出力側902を有する。安定器10の動作中、タイミング制御回路900は第1の出力側902で、予熱期間の完了に関して予熱制御信号を供給する。予熱制御信号は周波数ホールド回路700によって、予熱期間が完了したことを示唆し、インバータ動作周波数がランプ70の点灯のための点灯電圧を生成するために低減するのを許可するために、(すなわち、FET750のゲート752に対する駆動信号として)使用される。
タイミング制御回路900は有利にはプログラミング可能なマイクロコントローラとして実現される。このようなマイクロコントローラは例えば、パーツ番号PIC10F510(Microchip, Inc.社製)のような適切な集積回路によって構成することができ、このような集積回路は比較的コストが低く、また必要とされる動作電力が低いという利点を有する。動作中、マイクロコントローラ900は、(マイクロコントローラ900にプログラミングされる)内部タイミング機能にしたがって、予熱期間に関連して周波数ホールド回路700のタイミングおよびアクティベートを制御するために使用される。
有利には、図2に示されているように、マイクロコントローラ900はさらに第2の出力側904および第3の出力側906を有する。タイミング制御回路900の第2の出力側904は、電流制御信号を供給するために構成されている(この有利な使用に関して、ここで詳細に説明する)。タイミング制御回路900の第3の出力側906は、シャットダウン制御信号を供給するために構成されている(この有利な使用に関して、ここで詳細に説明する)。付加的に、インバータ駆動回路230は有利には、さらに周波数制御入力側(すなわち、インバータ駆動回路230のピン3)も有する。
制御回路600は有利には、さらにインバータシャットダウン回路850およびランプ電流制御回路800も有する。ここで図2を参照して、インバータシャットダウン回路850およびランプ電流制御回路800に関する有利な構造および/または適切な動作の詳細を以下のように説明する。
安定器10の有利な実施形態では、インバータシャットダウン回路850はマイクロコントローラ900の第3の出力側906とインバータ駆動回路230のDC給電入力側232との間に結合されている。図2に示されているように、インバータシャットダウン回路850は電子的スイッチ860および抵抗器854を有する。(有利には、Pチャネル電界効果トランジスタによって構成されている)電子的スイッチ860はゲート862とドレイン864とソース866とを有し、ゲート862はマイクロコントローラ900の第3の出力側906に結合されており、ソース866は回路アース60に結合されている。抵抗器854はインバータ駆動回路230のDC給電入力側232とFET860のドレイン864との間に結合されている。抵抗器854は次のように(たとえば100Ω等に)形成されている。すなわち、DC給電入力側232から回路アース60への電流流出量が、ブートストラップ給電回路の供給量より格段に多くなり、かつ、なおFET860のパルス電流定格内にあることを保証するように形成されている。
安定器10の動作中、(ランプの障害状態等に応答して)シャットダウン制御信号がマイクロコントローラ900の第3の出力側906で出力されると、インバータシャットダウン回路850はインバータ駆動回路230をデアクティベートするように動作する。より詳細には、FET860が(マイクロコントローラ900からのシャットダウン信号によって)アクティベートされると、インバータ駆動回路230のDC給電入力側232は抵抗器854を介して回路アース60に有効に結合される。その結果、給電コンデンサ252に蓄積された電荷が(抵抗器854による電流放電を介して)低減され、DC給電入力側232の電圧が減少する。DC給電入力側232の電圧が(インバータ駆動回路230を構成するために使用されるデバイスの)不足電圧閾値を下回ると、インバータ駆動回路230はデアクティベートされ、インバータ200は動作を終了する。インバータ駆動回路230は、FET860がオン状態に維持される限り、非作動状態に維持される。
シャットダウン信号(すなわち、マイクロコントローラ900の第3の出力側906で出力される信号)が(たとえば、ランプ障害状態等の補正の後に)終了されると、インバータシャットダウン回路850はインバータ駆動回路230の再アクティベートを許可する。このことにより、本来はインバータ駆動回路230のデアクティベートを必要としていたすべての状態の補正後に通常の動作を再開するために、安定器10へ入力電力を循環する必要は全くなくなる。
安定器10の有利な実施形態では、ランプ電流制御回路800がマイクロコントローラ900の第2の出力側904とインバータ駆動回路230の周波数制御入力側(ピン3)との間に結合されている。図2で図解されているように、ランプ電流制御回路は電子的スイッチ810と第1の抵抗器804と第2の抵抗器822とコンデンサ820とを有する。有利にはNPNバイポーラ接合トランジスタ(BJT)によって実現される電子的スイッチ810は、ベース812とコレクタ814とエミッタ816とを有し、ベース812はマイクロコントローラ900の第2の出力側904に結合されており、エミッタ816は回路アースに結合されている。第1の抵抗器804は、インバータ駆動回路230の周波数制御入力側(すなわちピン3)とBJT810のコレクタ814との間に結合されている。第2の抵抗器822およびコンデンサ820はそれぞれ、BJT810のベース812と回路アース60との間に結合されている。
安定器10の動作中、(たとえばランプ70の動作電流ひいては光出力を低減するための調光コマンドに応答して)電流制御信号がマイクロコントローラ900の第2の入力側904で出力されると、ランプ電流制御回路800はインバータ200の動作周波数の変化を引き起こすように動作する。より詳細には、電流制御信号はBJT810をアクティベートし、抵抗器804を抵抗器242に有効に並列にすることにより、周波数制御入力側(すなわちインバータ駆動回路230のピン3)と回路アース60との間に存在する等価抵抗が低減される。その結果、当業者であれば理解できるように、インバータ200の動作周波数は上昇され、ランプ70に供給される動作電流は相応に低減される。
このようにして安定器10は、プログラムスタートモードでのランプの動作の問題を経済的かつ高信頼性で解決する手段を提供する。上記のことを安定器10は、共振出力回路におけるパラメータの変動(構成要素の公差および/または出力配線による寄生容量に起因するパラメータの変動)を自動的に補償することにより達成し、これにより、信頼性が高く且つランプの有効動作寿命を確保するように、ランプ70に適切なフィラメント加熱電圧および点灯電圧が供給される。付加的に、安定器10は付加的な構成を収容するためのフレキシブルなプラットフォームを提供し、たとえばランプ障害保護部およびランプ電流制御部等を収容するためのフレキシブルなプラットフォームを提供する。このことは、適切かつ低コストに実現することができる。
本発明を特定の有利な実施形態に関連させて説明したが、当業者であれば本発明の新規の思想および範囲から逸脱することなく、多くの修正および変更をなすことができる。たとえば、ここで記載された特定の有利な実施形態は、1つの気体放電ランプに給電するための安定器を対象とするが、当業者であれば、本発明の原理は、2つまたは複数の気体放電ランプに給電するための安定器に適用できるように容易に変更することができ、また、複数の共振回路を含む出力回路に適用できるように容易に変更することもできる。付加的に、当業者であれば想到できるように、制御回路600およびタイミング制御回路900は種々の付加的な構成を提供するように適合することができ、たとえばランプ障害保護を提供するように適合することができる。たとえばタイミング制御回路900は、DCブロックコンデンサ428の電圧と検出出力側612の電圧とを監視してランプ障害状態を指示するために、1つまたは複数の入力側と、所属の周辺回路とを有するように変更することができる。
本発明の有利な実施形態による、気体放電ランプに給電するためのプログラムスタート安定器のブロック回路図である。 本発明の有利な実施形態による、気体放電ランプに給電するためのプログラムスタート安定器の詳細な回路図である。
符号の説明
10 安定器
70 ランプ
72,74 フィラメント
200 インバータ
230 インバータ駆動回路
400 共振出力回路
600 制御回路
610 電圧検出回路
700 周波数ホールド回路
800 ランプ電流制御回路
850 インバータシャットダウン回路
900 タイミング制御回路

Claims (24)

  1. ランプフィラメントの対を有する少なくとも1つの気体放電ランプに給電するための安定器において、
    インバータ出力端子を有し、該インバータ出力端子で、動作周波数を有するインバータ出力電圧を出力するように動作するインバータと、
    該インバータ出力端子と該気体放電ランプとの間に結合された共振出力回路と、
    該共振出力回路と該インバータとに結合された制御回路
    とを有し、
    該共振出力回路は、
    (i)該ランプフィラメントを予熱し、
    (ii)該気体放電ランプを点灯するための点灯電圧を供給し、
    (iii)該気体放電ランプの動作のために、大きさが制限された電流を供給する
    ために動作するように構成されており、
    該制御回路は、
    (a)該共振出力回路内の電圧を監視し、
    (b)監視されている該電圧が第1の指定レベルに達すると該電圧に応答して、該インバータが該インバータの動作周波数を第1の現在値に、所定の予熱期間にわたって維持することにより、該共振出力回路が該ランプフィラメントの予熱を該予熱期間中に行うように制御し、
    (c)該予熱期間の完了に応答して、該インバータの動作周波数が該第1の現在値から低減するようにし、
    (d)監視されている該電圧が第2の指定レベルに達すると該電圧に応答して、該インバータに該インバータの動作周波数を第2の現在値に、所定の点灯期間にわたって維持させることにより、該共振出力回路が該気体放電ランプの点灯のための点灯電圧を供給するように制御する
    ように動作することを特徴とする、安定器。
  2. 前記共振出力回路は、並列負荷される直列共振型の出力回路を有する、請求項1記載の安定器。
  3. 前記共振出力回路は、
    前記気体放電ランプの第1のフィラメントに結合するために適合された第1の出力接続部および第2の出力接続部と、
    該気体放電ランプの第2のフィラメントに結合するために適合された第3の出力接続部および第4の出力接続部と、
    1次側巻線と、第1の2次側巻線と、第2の2次側巻線とを有する共振インダクタと、
    該第2の出力接続部に結合された共振コンデンサと、
    該共振コンデンサと回路アースとの間に結合された分圧コンデンサと、
    該第4の出力接続部と回路アースとの間に結合された直流(DC)ブロックコンデンサと、
    該共振インダクタの第1の2次側巻線に直列に結合された第1のフィラメントコンデンサと、
    該共振インダクタの第2の2次側巻線に直列に結合された第2のフィラメントコンデンサ
    とを有し、
    該1次側巻線は、前記インバータと該第2の出力接続部との間に結合されており、
    該第1のフィラメントコンデンサおよび該第1の2次側巻線は、該第1の出力接続部と第2の出力接続部との間に直列に結合されており、
    該第2のフィラメントコンデンサおよび該第2の2次側巻線は該第3の出力接続部と該第4の出力接続部との間に直列に結合されている、請求項2記載の安定器。
  4. 前記インバータは、
    実質的に直流(DC)の電圧源を受け取る入力側と、
    インバータ出力端子と、
    少なくとも1つの第1のインバータスイッチと、
    少なくとも前記第1のインバータスイッチに結合されており、かつ該第1のインバータスイッチを前記動作周波数で整流するように動作するインバータ駆動回路
    とを有し、
    該インバータ駆動回路は、動作電力を受け取るためのDC給電入力側と、電圧制御発振器(VCO)入力側とを有し、
    前記動作周波数は、前記VCO入力側に供給される電圧に依存して設定されている、請求項1記載の安定器。
  5. 前記インバータは、
    前記実質的に直流の電圧源と前記インバータ駆動回路のDC給電入力側とに結合されたスタートアップ回路と、
    前記インバータ出力端子と該インバータ駆動回路のDC給電入力側との間に結合されたブートストラップ給電回路
    とを有する、請求項4記載の安定器。
  6. 前記スタートアップ回路は、
    前記実質的に直流の電圧源と前記インバータ駆動回路のDC給電入力側とに結合されたスタートアップ抵抗器と、
    該インバータ駆動回路のDC給電側と回路アースとの間に結合された給電コンデンサ
    とを有する、請求項5記載の安定器。
  7. 前記ブートストラップ給電回路は電荷ポンプ回路を含む、請求項5記載の安定器。
  8. 前記ブートストラップ給電回路は、
    前記インバータ出力端子に結合された結合コンデンサと、
    回路アースに結合されたアノードと該結合コンデンサに結合されたカソードとを有する第1のダイオードと、
    該第1のダイオードのカソードに結合されたアノードと、カソードとを有する第2のダイオードと、
    該第2のダイオードのカソードと前記インバータ駆動回路のDC給電入力側との間に結合された抵抗器
    とを有する、請求項5記載の安定器。
  9. 前記制御回路は、前記共振出力回路に結合され検出出力側を有する電圧検出回路と、周波数ホールド回路と、タイミング制御回路とを有し、
    該電圧検出回路は、
    (i)該共振出力回路内の監視されている電圧が前記第1の指定レベルに達すると該電圧に応答して、該検出出力側で第1の検出信号を供給し、
    (ii)該共振出力回路内の監視されている電圧が前記第2の指定レベルに達すると該電圧に応答して、該検出出力側で第2の検出信号を供給する
    ように動作し、
    該周波数ホールド回路は、該電圧検出回路の検出出力側と前記インバータ駆動回路のVCO入力側との間に結合されており、次のように動作し、すなわち
    (i)該第1の検出信号に応答して、該VCO入力側に供給される電圧を第1の値に、所定の予熱期間にわたって実質的に維持し、
    (ii)該第2の検出信号に応答して、該VCO入力側に供給される電圧を第2の値に、所定の点灯期間にわたって実質的に維持する
    ように動作し、
    該タイミング制御回路は、該周波数ホールド回路に結合された少なくとも1つの第1の出力側を有し、該予熱期間の完了に関して該第1の出力側で予熱制御信号を出力するように動作する
    ことを特徴とする、請求項4記載の安定器。
  10. 前記電圧検出回路は、
    アノードおよびカソードを有する第1のダイオードと、アノードおよびカソードを有する第2のダイオードと、ローパスフィルタとを有し、
    該第1のダイオードのアノードは該第2のダイオードのカソードに結合されており、
    該第2のダイオードのアノードは回路アースに動作可能に結合されており、
    該ローパスフィルタは、
    該第1のアイオー度のカソードと前記検出出力側との間に結合されたフィルタ抵抗器と、
    該検出出力側と回路アースとの間に結合されたフィルタコンデンサ
    とを有する、請求項9記載の安定器。
  11. 前記周波数ホールド回路は、
    ベースと、コレクタと、回路アースに結合されたエミッタとを有する第1の電子的スイッチと、
    ゲートと、該第1の電子的スイッチのベースに結合されたドレインと、回路アースに結合されたソースとを有する第2の電子的スイッチと、
    ベースと、該第1の電子的スイッチのコレクタに結合されたコレクタと、回路アースに結合されたエミッタとを有する第3の電子的スイッチと、
    前記インバータ駆動回路のVCO入力側と該第1の電子的スイッチのコレクタとの間に結合されたプルダウン抵抗器と、
    前記電圧検出回路の検出出力側と該第1の電子的スイッチのベースとの間に結合された第1の抵抗器と、
    該第1の電子的スイッチのベースと回路アースとの間に結合された第2の抵抗器と、
    該電圧検出回路の検出出力側と該第3の電子的スイッチのベースとの間に結合された第3の抵抗器と、
    該第3の電子的スイッチのベースと回路アースとの間に結合された第4の抵抗器
    とを有する、請求項9記載の安定器。
  12. 前記周波数ホールド回路は、前記第3の抵抗器に並列に結合されたツェナーダイオードを有し、
    該ツェナーダイオードは、前記検出回路の検出出力側に結合されたカソードと、前記第3の電子的スイッチのベースに結合されたアノードとを有する、請求項11記載の安定器。
  13. 前記第1の電子的スイッチはNPNバイポーラ接合トランジスタを含み、
    前記第2の電子的スイッチはNチャネル電界効果トランジスタを含み、
    前記第3の電子的スイッチはNPNバイポーラ接合トランジスタを含む、請求項11記載の安定器。
  14. 前記タイミング制御回路はプログラミング可能なマイクロコントローラを含む、請求項9記載の安定器。
  15. 前記タイミング制御回路は、第2の出力側と第3の出力側とを有し、
    前記インバータ駆動回路は、周波数制御入力側を有し、
    前記制御回路はさらに、
    該タイミング制御回路の第3の出力側と該インバータ駆動回路のDC給電入力側との間に結合されたインバータシャットダウン回路と、
    該タイミング制御回路の第2の出力側と該インバータ駆動回路の周波数制御入力側との間に結合されたランプ電流制御回路
    とを有し、
    該インバータシャットダウン回路は、該タイミング制御回路の第3の出力側で出力されたシャットダウン制御信号に応答して、該インバータ駆動回路をデアクティベートするように動作し、
    該ランプ電流制御回路は、該タイミング制御回路の第2の出力側で出力された電流制御信号に応答して、前記インバータの動作周波数の変化を引き起こすように動作する、請求項9記載の安定器。
  16. 前記インバータシャットダウン回路はさらに、前記タイミング制御回路によるシャットダウン制御信号の終了に応答して、前記インバータ駆動回路の再アクティベートを許可するように動作する、請求項15記載の安定器。
  17. 前記インバータシャットダウン回路は、
    前記タイミング制御回路の第3の出力側に結合されたゲートと、ドレインと、回路アースに結合されたソースとを有する電子的スイッチと、
    前記インバータ駆動回路のDC給電入力側と該電子的スイッチのドレインとの間に結合されたプルダウン抵抗器
    とを有する、請求項15記載の安定器。
  18. 前記ランプ電流制御回路は、
    前記タイミング制御回路の第2の出力側に結合されたベースと、コレクタと、回路アースに結合されたエミッタとを有する電子的スイッチと、
    前記インバータ駆動回路の周波数制御入力側と該電子的スイッチのコレクタとの間に結合された第1の抵抗器と、
    該タイミング制御回路の第2の出力側と該電子的スイッチのベースとの間に結合された第2の抵抗器と、
    該電子的スイッチのベースと回路アースとの間に結合されたコンデンサ
    とを有する、請求項15記載の安定器。
  19. ランプフィラメントの対を有する少なくとも1つの気体放電ランプに給電するための安定器において、
    インバータと、共振出力回路と、制御回路とを有し、
    該インバータは、実質的に直流(DC)の電圧源を受け取るための入力側と、動作周波数を有するインバータ出力電圧を供給するためのインバータ出力端子と、少なくとも1つの第1のインバータスイッチと、インバータ駆動回路とを有し、
    該インバータ駆動回路は少なくとも該第1のインバータスイッチに結合されており、該第1のインバータスイッチを該動作周波数で整流するように動作し、
    該インバータ駆動回路は、動作電力を受け取るためのDC給電入力側と、電圧制御発信器(VCO)入力側とを有し、該動作周波数は該VCO入力側に供給される電圧に依存して設定され、
    該インバータ出力端子と該気体放電ランプとの間に該共振出力回路が結合されており、該共振出力回路は、
    (i)該ランプフィラメントの予熱を行い、
    (ii)該気体放電ランプの点灯のための点灯電圧を供給し、
    (iii)該気体放電ランプの動作のために、大きさが制限された電流を供給する
    ように動作し、
    該共振出力回路と該インバータとの間に該制御回路が結合されており、
    該制御回路は、該共振出力回路に結合された電圧検出回路と、周波数ホールド回路と、タイミング制御回路とを有し、
    該電圧検出回路は検出出力側を有し、次のように動作し、すなわち、
    (i)該共振出力回路内の監視されている電圧が第1の指定レベルに達すると該電圧に応答して、該検出出力側で第1の検出信号を出力し、
    (ii)該共振出力回路内の監視されている電圧が第2の指定レベルに達すると該電圧に応答して、該検出出力側で第2の検出信号を出力する
    ように動作し、
    該電圧検出回路の検出出力側と該インバータ駆動回路のVCO入力側との間に該周波数ホールド回路が結合されており、
    該周波数ホールド回路は、
    (i)該第1の検出信号に応答して、該VCO入力側に供給される電圧を第1の値に、所定の予熱期間にわたって実質的に維持し、
    (ii)該第2の検出信号に応答して、該VCO入力側に供給される電圧を第2の値に、所定の点灯期間にわたって実質的に維持する
    ように動作し、
    該タイミング制御回路は、該周波数ホールド回路に結合された少なくとも1つの第1の出力側を有し、
    該タイミング制御回路は、該予熱期間の完了に関して予熱制御信号を該第1の出力側で供給するように動作することを特徴とする、安定器。
  20. 前記共振出力回路は、
    前記気体放電ランプの第1のフィラメントに結合するために適合された第1の出力接続部および第2の出力接続部と、
    該気体放電ランプの第2のフィラメントに結合するために適合された第3の出力接続部および第4の出力接続部と、
    1次側巻線と、第1の2次側巻線と、第2の2次側巻線とを有する共振インダクタと、
    該第2の出力接続部に結合された共振コンデンサと、
    該共振コンデンサと回路アースとの間に結合された分圧コンデンサと、
    該第4の出力接続部と回路アースとの間に結合された直流(DC)ブロックコンデンサと、
    該共振インダクタの第1の2次側巻線に直列に結合された第1のフィラメントコンデンサと、
    該共振インダクタの第2の2次側巻線に直列に結合された第2のフィラメントコンデンサ
    とを有し、
    該1次側巻線は、前記インバータと該第2の出力接続部との間に結合されており、
    該第1のフィラメントコンデンサおよび該第1の2次側巻線は、該第1の出力接続部と第2の出力接続部との間に直列に結合されており、
    該第2のフィラメントコンデンサおよび該第2の2次側巻線は該第3の出力接続部と該第4の出力接続部との間に直列に結合されている、請求項19記載の安定器。
  21. 前記電圧検出回路は、
    アノードおよびカソードを有する第1のダイオードと、アノードおよびカソードを有する第2のダイオードと、ローパスフィルタとを有し、
    該第1のダイオードのアノードは該第2のダイオードのカソードに結合されており、
    該第2のダイオードのアノードは回路アースに動作可能に結合されており、
    該ローパスフィルタは、
    該第1のダイオードのカソードと前記検出出力側との間に結合されたフィルタ抵抗器と、
    該検出出力側と回路アースとの間に結合されたフィルタコンデンサ
    とを有する、請求項19記載の安定器。
  22. 前記周波数ホールド回路は、
    ベースと、コレクタと、回路アースに結合されたエミッタとを有する第1の電子的スイッチと、
    ゲートと、該第1の電子的スイッチのベースに結合されたドレインと、回路アースに結合されたソースとを有する第2の電子的スイッチと、
    ベースと、該第1の電子的スイッチのコレクタに結合されたコレクタと、回路アースに結合されたエミッタとを有する第3の電子的スイッチと、
    前記インバータ駆動回路のVCO入力側と該第1の電子的スイッチのコレクタとの間に結合されたプルダウン抵抗器と、
    前記電圧検出回路の検出出力側と該第1の電子的スイッチのベースとの間に結合された第1の抵抗器と、
    該第1の電子的スイッチのベースと回路アースとの間に結合された第2の抵抗器と、
    該電圧検出回路の検出出力側と該第3の電子的スイッチのベースとの間に結合された第3の抵抗器と、
    該第3の電子的スイッチのベースと回路アースとの間に結合された第4の抵抗器
    とを有する、請求項19記載の安定器。
  23. 前記タイミング制御回路はプログラミング可能なマイクロコントローラを含む、請求項19記載の安定器。
  24. ランプフィラメントの対を有する少なくとも1つの気体放電ランプに給電するための安定器において、
    インバータと、共振出力回路と、制御回路とを有し、
    該インバータは、実質的に直流(DC)の電圧源を受け取るための入力側と、動作周波数を有するインバータ出力電圧を供給するためのインバータ出力端子と、少なくとも1つの第1のインバータスイッチと、インバータ駆動回路とを有し、
    該インバータ駆動回路は少なくとも該第1のインバータスイッチに結合されており、該第1のインバータスイッチを該動作周波数で整流するように動作し、
    該インバータ駆動回路は、動作電力を受け取るためのDC給電入力側と、電圧制御発信器(VCO)入力側とを有し、該動作周波数は、該VCO入力側に供給される電圧に依存して設定され、
    該共振出力回路は、
    該気体放電ランプの第1のフィラメントに結合するために適合された第1の出力接続部および第2の出力接続部と、
    該気体放電ランプの第2のフィラメントに結合するために適合された第3の出力接続部および第4の出力接続部と、
    共振インダクタと、該第2の出力接続部に結合された共振コンデンサと、分圧コンデンサと、直流(DC)ブロックコンデンサと、第1のフィラメントコンデンサと、第2のフィラメントコンデンサ
    とを有し、
    該共振インダクタは、1次側巻線と、第1の2次側巻線と、第2の2次側巻線とを有し、該1次側巻線は該インバータと該第2の出力接続部との間に結合されており、
    該分圧コンデンサは、該共振コンデンサと回路アースとの間に結合されており、
    該直流(DC)ブロックコンデンサは、該第4の出力接続部と回路アースとの間に結合されており、
    該第1のフィラメントコンデンサは該共振インダクタの第1の2次側巻線に直列に結合されており、該第1のフィラメントコンデンサおよび該第1の2次側巻線は、該第1の出力接続部と該第2の出力接続部との間に直列に結合されており、
    該第2のフィラメントコンデンサは該共振インダクタの第2の2次側巻線に直列に結合されており、該第2のフィラメントコンデンサおよび該第2の2次側巻線は、該第3の出力接続部と該第4の出力接続部との間に直列に結合されており、
    該制御回路は、電圧検出回路と周波数ホールド回路とタイミング制御回路とを有し、
    該電圧検出回路は、検出出力側と、アノードおよびカソードを有する第1のダイオードと、アノードおよびカソードを有する第2のダイオードと、ローパスフィルタとを有し、
    該第1のダイオードのアノードは該第2のダイオードのカソードに結合されており、該第2のダイオードのアノードは回路アースに動作可能に結合されており、
    該ローパスフィルタは、
    該第1のダイオードのカソードと該検出出力側との間に結合されたフィルタ抵抗器と、
    該検出出力側と回路アースとの間に結合されたフィルタコンデンサ
    とを有し、
    該周波数ホールド回路は、第1の電子的スイッチと、第2の電子的スイッチと、第3の電子的スイッチと、プルダウン抵抗器と、第1の抵抗器と、第2の抵抗器と、第3の抵抗器と、第4の抵抗器とを有し、
    該第1の電子的スイッチは、ベースと、コレクタと、回路アースに結合されたエミッタとを有し、
    該第2の電子的スイッチは、ゲートと、該第1の電子的スイッチのベースに結合されたドレインと、回路アースに結合されたソースとを有し、
    該第3の電子的スイッチは、ベースと、該第1の電子的スイッチのコレクタに結合されたコレクタと、回路アースに結合されたエミッタとを有し、
    該プルダウン抵抗器は、該インバータ駆動回路のVCO入力側と該第1の電子的スイッチのコレクタとの間に結合されており、
    該第1の抵抗器は該電圧検出回路の検出出力側と該第1の電子的スイッチのベースとの間に結合されており、
    該第2の抵抗器は該第1の電子的スイッチのベースと回路アースとの間に結合されており、
    該第3の抵抗器は該電圧検出回路の検出出力側と該第3の電子的スイッチのベースとの間に結合されており、
    該第4の抵抗器は、該第3の電子的スイッチのベースと回路アースとの間に結合されており、
    該タイミング制御回路は、該周波数ホールド回路の第2の電子的スイッチに結合された少なくとも1つの第1の出力側を有する
    ことを特徴とする、安定器。
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