JP2007109661A - 8ピンによる力率改善およびバラスト制御のための集積回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】ピンの数が少なく、かつプログラミングが容易なバラスト制御IC、およびこのICにおいて行われるバラスト制御方法を提供する。
【解決手段】蛍光ランプを含む負荷回路に電力を供給するパワー回路を制御する集積回路において、パワー回路へ駆動信号を与え、パワー回路から電流および電圧検知信号を受け取り、かつこの電流および電圧検知信号にリアルタイムで応答することによって、駆動信号を修正するバラスト制御兼駆動回路部を設ける。
【選択図】図1
【解決手段】蛍光ランプを含む負荷回路に電力を供給するパワー回路を制御する集積回路において、パワー回路へ駆動信号を与え、パワー回路から電流および電圧検知信号を受け取り、かつこの電流および電圧検知信号にリアルタイムで応答することによって、駆動信号を修正するバラスト制御兼駆動回路部を設ける。
【選択図】図1
Description
本願については、米国特許仮出願第60/725,706号(2005年10月12日出願)、および2006年10月11日出願の米国仮特許出願に基づく優先権を主張する。本明細書においては、両出願の内容を参考として組み込んでいる。
本発明は、力率を補正することによって、蛍光灯用バラスト(安定器)を制御する集積回路(IC)に係り、より詳しくは、ピンの数が少なく、かつプログラミングが容易なバラスト制御ICに関する。
蛍光灯用のバラストを制御する集積回路については、特許文献1〜4に記載があり、本明細書においては、これらの特許文献の内容を参考としている。
米国特許第5545955号明細書
米国特許第6211623号明細書
米国特許第6259614号明細書
米国特許第6617805号明細書
本発明は、力率改善方法、バラスト制御用集積回路、および単一の集積回路に組み込まれるハーフブリッジドライバを提供することを目的としている。
本発明の上記以外の目的は、次の通りである。
・臨界伝導モードで、ブーストタイプの力率改善(PFC)方法。
・内部VBUS(電源)による感応および制御。
・内部PFCによる過電流からの保護。
・内部PFCによるゼロ交差の検知。
・内部PFCによるループ補償。
・順応性のある飽和点灯電圧の制御。
・内部非ゼロ電圧スイッチング(ZVS)による保護。
・予熱時間のプログラム調整。
・予熱周波数のプログラム調整。
・稼働周波数のプログラム調整
・VCC(電源電圧)の閾値が負値となる場合には、係止される。
・デッドタイムの固定(通常1.5μs)。
・DCバスが不足電圧の場合の再設定。
・蛍光ランプ挿入時の自動再起動。
・アップダウン障害のカウンタ。
・内部ブートストラップMOSFET。
・定電圧が15.6Vのツェナークランプダイオードを電源電圧に適用する。
・微小電流(200μA)による起動。
・ラッチイミュニティと電子システム部(ESD)の保護。
・臨界伝導モードで、ブーストタイプの力率改善(PFC)方法。
・内部VBUS(電源)による感応および制御。
・内部PFCによる過電流からの保護。
・内部PFCによるゼロ交差の検知。
・内部PFCによるループ補償。
・順応性のある飽和点灯電圧の制御。
・内部非ゼロ電圧スイッチング(ZVS)による保護。
・予熱時間のプログラム調整。
・予熱周波数のプログラム調整。
・稼働周波数のプログラム調整
・VCC(電源電圧)の閾値が負値となる場合には、係止される。
・デッドタイムの固定(通常1.5μs)。
・DCバスが不足電圧の場合の再設定。
・蛍光ランプ挿入時の自動再起動。
・アップダウン障害のカウンタ。
・内部ブートストラップMOSFET。
・定電圧が15.6Vのツェナークランプダイオードを電源電圧に適用する。
・微小電流(200μA)による起動。
・ラッチイミュニティと電子システム部(ESD)の保護。
本発明に係るバラスト制御用集積回路は、高電圧検知回路を備え、力率改善とバラスト制御システムの機能を果たす。第1の高電圧ピンは、力率改善のためのゼロ交差と過電流を検知する。第2の高電圧ピンは、DCバス電圧とハーフブリッジ電圧を検知する。プログラム調整が可能なバラスト制御パラメータは、予熱時間、予熱周波数、および稼働周波数である
本発明に関係する事項は、点灯電圧の制御、蛍光ランプのストライクからの保護、オープンフィラメント、蛍光ランプの寿命、蛍光ランプの取外し、および自動再ストライクである。8ピンのICにおいて、プログラム調整可能なバラストパラメータおよび誤作動からの保護を、本発明による高電圧制御と組み合わせると、回路素子の数を大幅に減らすことができ、生産性と信頼性が向上させつつ、高性能なバラストシステムを保持することができる。
本発明によれば、次の効果が得られる。
・力率改善のための二次側巻線が不要となる。
・力率改善のための電流検知レジスタが不要となる。
・力率改善のための補償キャパシタが不要となる。
・ハーフブリッジ補償キャパシタが不要となる。
・VBUS電圧検知レジスタ網が不要となる。
・外部ブートストラップダイオードが不要となる。
・8ピンの小型パッケージとなる。
・回路素子の数を大幅に削減できる。
・回路の生産性と信頼性が増す。
・設計に要する時間が短縮される。
・力率改善のための二次側巻線が不要となる。
・力率改善のための電流検知レジスタが不要となる。
・力率改善のための補償キャパシタが不要となる。
・ハーフブリッジ補償キャパシタが不要となる。
・VBUS電圧検知レジスタ網が不要となる。
・外部ブートストラップダイオードが不要となる。
・8ピンの小型パッケージとなる。
・回路素子の数を大幅に削減できる。
・回路の生産性と信頼性が増す。
・設計に要する時間が短縮される。
本発明の効果をより詳しく述べると、
1)わずか8ピンで、蛍光ランプの力率改善およびバラスト制御回路を実現することができる。
1)わずか8ピンで、蛍光ランプの力率改善およびバラスト制御回路を実現することができる。
2)ハイサイドゲートドライバ出力(HO端子)がOFF(論理が「ロー(low)」)であれば、ハーフブリッジ回路の停止中(UVLOモードまたは障害モード中)に、ローサイドゲートドライバ出力(LO端子)を、入力端子として用いることができる。HO端子がONのときには、LO端子はONまたはOFFとなる。この間、HO端子をOFFに保つと、ハーフブリッジ回路を通じてシュートスルー(shoot through)が生ずるのを防ぐことができる。
3)蛍光ランプが正しく取り付けられたか否かを検知するために、ハーフブリッジ回路が停止されている間、LO端子を入力端子として用いることができる。
4)所望のバラスト制御パラメータ(例えば、予熱周波数)を調整する前提として、端子電圧を計測するために、ハーフブリッジ回路が停止されている間、LO端子を入力端子として用いることができる。
5)LO端子電圧は、所望のバラスト制御パラメータ(例えば、予熱周波数)を調整するために用いることができる。ON時間パルス中に、電圧の振幅を調整する場合には、ツェナーダイオードを用いる。
6)所望のバラスト制御パラメータ(例えば、予熱周波数)を調整するために、VCC端子電圧を用いることができる。VCC端子電圧の振幅を調整する場合には、ツェナーダイオードを用いる。
7)インダクタの飽和を検知し、飽和点の直近下位にあるインダクタ電流を制御することによって、LOゲートドライバ出力、またはHOゲートドライバ出力のON時間を調整することができる。
また、インダクタの飽和を検知するため、インダクタ電流の勾配(di/dt)を計測する。インダクタ電流の勾配の変化は、インダクタ飽和の兆候を示すため、飽和レベルよりも低いピーク電流を低下させるべく、ON時間を短縮させるために用いることができる。
インダクタの飽和を動的に検知し、インダクタ電流を飽和レベル以下に制御するため、インダクタの許容範囲および温度とは無関係に、蛍光ランプの安全な点灯電圧を維持することができる。
また、インダクタの飽和を検知するため、インダクタ電流の勾配(di/dt)を計測する。インダクタ電流の勾配の変化は、インダクタ飽和の兆候を示すため、飽和レベルよりも低いピーク電流を低下させるべく、ON時間を短縮させるために用いることができる。
インダクタの飽和を動的に検知し、インダクタ電流を飽和レベル以下に制御するため、インダクタの許容範囲および温度とは無関係に、蛍光ランプの安全な点灯電圧を維持することができる。
8)ハイサイド(high-side)MOSFETがONのときに、前記パワー回路におけるハーフブリッジの中間点であるVS端子を経由するDCバス電圧を計測する。内部の分圧器は、VS端子とCOM端子の間に接続される。
ハイサイドMOSFETがON(すなわち、HO端子がON,論理が「ハイ (high)」)のときには、VS端子は、ハイサイドMOSFETを介して、DCバスと接続され、分圧器は、DCバスの比の測定値(通常100:1)を与える。この測定値は、追加のピンまたは外部分圧器を用いずに、DCバスを一定レベルに制御するため、力率改善回路によって利用される。
ハイサイドMOSFETがON(すなわち、HO端子がON,論理が「ハイ (high)」)のときには、VS端子は、ハイサイドMOSFETを介して、DCバスと接続され、分圧器は、DCバスの比の測定値(通常100:1)を与える。この測定値は、追加のピンまたは外部分圧器を用いずに、DCバスを一定レベルに制御するため、力率改善回路によって利用される。
9)ローサイドMOSFETがONのときに、ハーフブリッジの中間点であるVS端子を経由するローサイドハーフブリッジMOSFET電流を計測する。ローサイドMOSFETのドレイン(ローサイドMOSFETのON抵抗(RDSon)を通じて流れる負荷電流から生ずる)における電圧を測定するために、ローサイドMOSFETがONの間、内部ハーフブリッジMOSFETは、ONとされる。
内部ハーフブリッジMOSFETは、ローサイド検知回路部を損傷するおそれのある高電圧を遮断するため、上記以外の時間には、OFFとされる。ローサイドハーフブリッジMOSFET電流の測定値は、インダクタが飽和している間に、di/dtを検知するため、または、より一般的に、過電流からの保護のために利用される。
内部ハーフブリッジMOSFETは、ローサイド検知回路部を損傷するおそれのある高電圧を遮断するため、上記以外の時間には、OFFとされる。ローサイドハーフブリッジMOSFET電流の測定値は、インダクタが飽和している間に、di/dtを検知するため、または、より一般的に、過電流からの保護のために利用される。
10)非ゼロ電圧スイッチングの発生を検知するため、ハーフブリッジの中間点であるVS端子における電圧を計測する。HO端子がOFFの場合、内部高電圧MOSFETは、OFFとされる。ローサイドスイッチをONとする前に、中間点における電圧がCOM端子に向かうならば、計測は、デッドタイムによる遅延の後で、かつLO端子がONのときに行われる。この電圧が0よりも大きいときには、非ゼロ電圧スイッチングによる障害条件として捉えられ、バラスト制御回路は停止する。
11)蛍光ランプの取外し、1つまたは複数のオープンフィラメント、開放回路、および誤ったランプ障害条件を検知するために、非ゼロ電圧スイッチングを用いる。これらの障害条件が発生すると、ハーフブリッジは、非ゼロ電圧スイッチング(ハードスイッチング)条件の下で作動する。非ゼロ電圧スイッチング検知回路部は、上記の非ゼロ電圧スイッチング条件を検知し、バラスト制御回路を停止させる。
12)バラスト制御回路を停止する前に、障害の発生回数を検知するため、障害カウンタを用いる。障害カウンタを用いると、バラスト制御回路は、AC入力部における電圧スパイク等の理由で生ずる非同期ノイズに対して、適切に対処しうるようになる。障害カウンタを用いないと、バラスト制御回路は、このノイズにより、誤って停止する場合がある。
13)外部回路を用いて、バラストをラッチオフさせるために、UVLO+とUVLO-の閾値の対の間に、VCC端子のラッチ閾値を設ける。本発明の一実施形態においては、このラッチ閾値は、稼働モードの間だけ使用され、蛍光ランプの寿命(EOL)を検知するのに用いられる。
14)新規な力率改善補償回路が得られる。
15)新規なゼロ電圧スイッチング検知回路が得られる。
16)新規な過電流検知回路が得られる。
14)新規な力率改善補償回路が得られる。
15)新規なゼロ電圧スイッチング検知回路が得られる。
16)新規な過電流検知回路が得られる。
本発明の上記以外の特徴と効果は、添付の図面を参照して行う、以下の実施形態の説明から明らかになると思う。
バラスト制御回路100は、あらゆる型の蛍光灯を適切に制御するという機能を有している。制御の対象は、予熱周波数、予熱時間、稼働周波数、点灯電圧、蛍光ランプのストライクからの保護、蛍光ランプ取外し時の開放回路の保護、蛍光ランプ取替え後の自動再起動、および蛍光ランプの寿命である。
バラスト制御回路100のモードは、次の通りである。
1)UVLO(低電圧ロックアウト)モード
2)読み出し/設定モード
3)予熱モード
4)点灯モード
5)稼働モード
6)障害モード
上記各モードの移行条件は、図3に示してある。
1)UVLO(低電圧ロックアウト)モード
2)読み出し/設定モード
3)予熱モード
4)点灯モード
5)稼働モード
6)障害モード
上記各モードの移行条件は、図3に示してある。
1)UVLO(低電圧ロックアウト)モード
UVLOモードとは、バラスト制御回路(図2参照)へ印加される電圧(VCC)が正しい起動閾値電圧よりも低い状態をいう。UVLOモードの間、力率改善回路およびバラスト制御回路は機能を停止し、必要最小限の機能を果たす回路部のみが作動する。作動する回路は、UVLO回路部10、再起動論理回路部12、および予熱周波数読み出し/設定回路部22である。
UVLOモードとは、バラスト制御回路(図2参照)へ印加される電圧(VCC)が正しい起動閾値電圧よりも低い状態をいう。UVLOモードの間、力率改善回路およびバラスト制御回路は機能を停止し、必要最小限の機能を果たす回路部のみが作動する。作動する回路は、UVLO回路部10、再起動論理回路部12、および予熱周波数読み出し/設定回路部22である。
PFC(力率改善)回路部は停止している。外部力率改善MOSFET(MPFC)が、設定通りのままで、予期しない作動をしないように、PFCゲートドライバ14の出力は、OFF(論理が「ロー」)とされる。バラストオシレータ16は停止しており、ハイサイドゲートドライバ18の出力端子(HOピン)はOFF(論理が「ロー」)である。
ローサイドゲートドライバ20の出力端子(LO端子)は、UVLOモードの間は、再起動論理回路部12および予熱周波数読み出し/設定回路部22のための入力端子として用いられる。UVLOモードの間、LO端子を入力端子として用いるのは、バラスト制御回路100の特徴である。
公知のハーフブリッジドライバ回路は、UVLOモードの間、外部ハーフブリッジMOSFETが、予期しない作動を開始するのを奉仕するため、LO端子とHOピンの両方をOFF(論理が「ロー」)とする。トーテムホールのような立体形状をもつ上側MOSFET(MHS)がOFFの場合には、ハーフブリッジの中間点には電圧が生じないため、下部MOSFET(MLS)がONであるかOFFであるかは問題ではない。したがって、LO端子は、UVLOモードおよび障害モードの際に、入力端子として用いることができる。
LO端子を、蛍光ランプが取り替えられたことを検知したときの自動再起動用入力端子、および予熱周波数をプログラム調整するときの入力端子として用いるならば、これらの機能を実行するための新たなピンは必要ない。LO端子を、UVLOモード時の入力端子として用いることは、バラスト制御回路100の特徴である。この特徴のために、力率改善によるバラスト制御回路100は、簡易な8ピンのパッケージとして構成することができる。
UVLOモードの間、電源は、LO端子と接続される。電流は、LO端子とCOM端子の間に接続されているレジスタ(RFPH)を通って流れる。LO端子における電圧は、読み出し/設定回路部22によって測定され、バラストオシレータ16の予熱周波数を設定するために用いられる。再起動論理回路部12は、UVLOモードの間、蛍光ランプが、ランプ共鳴出力ステージに正しく取り付けられたことを検知するため、LO端子電圧を測定する。
蛍光ランプが挿入されない場合には、レジスタRFPHにおける電圧は、VCCに近づき、LO端子電圧を、再起動閾値電圧(通常10V)以上に引上げるとともに、バラスト制御回路100が、UVLOモードから移行するのを防止する。
蛍光ランプが挿入された場合には、レジスタRFPHは、下段のランプフィラメントを介して、COM端子(図1参照)と接続され、LO端子電圧を、再起動閾値電圧以下に引下げる。LO端子電圧が、再起動閾値電圧を下回り、かつVCCが、UVLOモード起動閾値電圧を上回ると、バラスト制御回路は、UVLOモードから、読み出し/設定モードに移行する。
UVLOモードの間、バラスト制御回路には、微小の「マイクロパワー」電流(通常200μA)が流れる。マイクロパワー電流は、VCC端子、交流の整流された入力電圧用端子、およびUVLOモード起動閾値電圧用端子の間に接続されたレジスタRVCCとともに、バラストのための交流ON電圧を設定する。
2)読み出し/設定モード
UVLOモードの間、バラスト制御回路は、LO端子に電源電流を供給する。外部レジスタRFPHは、LO端子とCOM端子の間に接続されている。この場合、電流は、レジスタRFPHを通って、LO端子に至る。
UVLOモードの間、バラスト制御回路は、LO端子に電源電流を供給する。外部レジスタRFPHは、LO端子とCOM端子の間に接続されている。この場合、電流は、レジスタRFPHを通って、LO端子に至る。
VCCがUVLO+閾値を上回ると、バラスト制御回路は、直ちに、読み出し/設定モードに入り、読み出し/設定回路部は、LO端子電圧を測定して、対応する予熱周波数を設定する。この動作は、読み出し/設定モードの間、LO端子電圧を測定し、これを、予め設定してある複数の電圧と比較する複数のコンパレータを用いることにより実行される。
LO端子電圧の範囲は、どのコンパレータの出力が、ハイ(high)またはロー(low)となるかを決定する。このハイおよびローの論理信号は、予熱の間、バラストオシレータ16の正しい周波数を設定するため、適当なラッチ回路を構成するために用いられる。コンパレータの数により、プログラムで設定する予熱周波数のレベルの数が決まる。例えば、32個のコンパレータを用いる場合には、予熱周波数のレベルの数は32個となる。予熱周波数が設定されると、バラスト制御回路100は、読み出し/設定モードから、予熱モードへ移行する。
3)予熱モード
VCCがUVLO+閾値を上回ると、バラスト制御回路は、予熱モードに移行し、予熱周波数が設定される。PFC回路部は、作動を開始し、PFC端子電圧は、高い力率を実現し、かつDCバス電圧を一定レベルに制御するよう、正しいON時間とOFF時間で振動する。また、バラストオシレータ16も作動し、最初に、LOゲートドライバの出力がONとなる。外部ローサイドハーフブリッジ下側MOSFET(MLS)をONとするため、LO端子を通って、ゲートドライブ電流(通常300mA)が供給される。LO端子電圧は、LO端子とCOM端子の間に接続されているツェナーダイオードDTPHによって制限される。
VCCがUVLO+閾値を上回ると、バラスト制御回路は、予熱モードに移行し、予熱周波数が設定される。PFC回路部は、作動を開始し、PFC端子電圧は、高い力率を実現し、かつDCバス電圧を一定レベルに制御するよう、正しいON時間とOFF時間で振動する。また、バラストオシレータ16も作動し、最初に、LOゲートドライバの出力がONとなる。外部ローサイドハーフブリッジ下側MOSFET(MLS)をONとするため、LO端子を通って、ゲートドライブ電流(通常300mA)が供給される。LO端子電圧は、LO端子とCOM端子の間に接続されているツェナーダイオードDTPHによって制限される。
LO端子に最初のON時間パルスが印加されている間、予熱時間読み出し/設定回路部は、LO端子電圧を測定し、対応するバラスト予熱時間を設定する。予熱周波数の読み出し/設定と同様に、バラスト予熱時間の設定も、複数のコンパレータと複数の電圧レベルを用いて行われる。コンパレータの数によって、プログラムで設定するバラスト予熱時間の数が決まる。
LO端子に接続されたツェナーダイオードDTPHの最小ツェナー電圧は、バラスト制御回路がUVLOモードから移行しうるよう、VCCおよびUVLO+閾値よりも高くなければならない。
予熱時間が設定された後、HO端子電圧とLO端子電圧は、予熱周波数よりも一定の割合だけ高い当初のソフトスタート周波数で振動する。HO端子電圧とLO端子電圧は、50%の負荷サイクルの下に、LOからHOへ、およびHOからLOへのスイッチング間のデッドタイム(非重畳時間;通常1.5μs)なしで、ONとOFFを繰り返す。バラストオシレータの周波数は、迅速に、予熱周波数まで低下し、予熱時間中は、この周波数にとどまる。
予熱時間は、LO端子とCOM端子の間に接続されたツェナーダイオードDTPHによって予熱が開始され、LO端子へ最初のON時間パルスが印加されている間に、設定される。その結果、この予熱時間に対応し、内部キャパシタCPHと比較される内部電圧(VTPH)のレベルが設定される。内部キャパシタCPHの電圧は、バラストオシレータ16の各サイクルに1度生じる短時間のパルス(通常100ns)とともに増大する。その結果、内部キャパシタCPHは、「階段状」に充電される。CPHの充電を階段状に制御するならば、CPHとして、非常に小さいキャパシタを用いることができる。
バラストオシレータ16が、予熱時間中に、内部キャパシタCPHに対する階段状パルスの周波数を定めるため、予熱時間は、予熱周波数と、LO端子に接続している外部ツェナーダイオードに依存して決まる。内部キャパシタ電圧が設定された電圧レベル(VTPH)を上回ると、バラスト制御回路は、予熱モードから点灯モードへ移行する。
予熱モードの間、非ゼロ電圧スイッチング(ZVS)保護回路部24も作動し、ハーフブリッジの中間点で、ハードスイッチングが生じているか否かを検知する。蛍光ランプの取外し、オープンフィラメント、または開放回路の条件に伴って、非ゼロ電圧スイッチングが生じた場合には、バラスト制御回路は、例えば非ゼロ電圧スイッチングが50回生じた後に、障害モードへ移行する。
非ゼロ電圧スイッチング保護回路部は、ハーフブリッジの中間点に追加して接続された高電圧検知MOSFETを用いて、ハードスイッチングを検知する。HO端子がOFF(デッドタイムの開始)になると、高電圧検知MOSFETが作動する。他方、LO端子がON(デッドタイムの終了)になると、VS端子における電圧が測定される。この際、電圧がゼロでない場合には、非ゼロ電圧スイッチングによる障害が生じたと判断される。
4)点灯モード
バラスト制御回路は、内部キャパシタCPHにおける電圧が、設定されている内部電圧(VTPH)を最初に上回ったときに、点灯モードへ移行する。この場合、直ちに、内部キャパシタCPHからCOM端子に放電され、ついで、予熱モードのときと同様の「階段状」に充電される。
バラスト制御回路は、内部キャパシタCPHにおける電圧が、設定されている内部電圧(VTPH)を最初に上回ったときに、点灯モードへ移行する。この場合、直ちに、内部キャパシタCPHからCOM端子に放電され、ついで、予熱モードのときと同様の「階段状」に充電される。
この第2の充填時間中に、バラストオシレータ16における周波数は、予熱周波数から最終的な稼働周波数まで、予め設定した割合で徐々に低下する。この結果、バラストオシレータの周波数が、共鳴ランプ出力ステージの共鳴周波数まで低下するにつれて、蛍光ランプLの両端の電圧は、増大する。蛍光ランプの電圧が、所定の点灯電圧に到達すると、蛍光ランプは点灯する。バラストオシレータの周波数は、最終的な稼働周波数に到達するまで、徐々に低下する。
蛍光ランプが点灯しない場合には、ランプ電圧とインダクタタンク電流(電流検知回路部28参照)は、インダクタが飽和するまで、増加を続ける。インダクタが飽和すると、di/dt検知回路部26は、インダクタ電流の急激な上昇を検知し、LO端子とHO端子のON時間を減少させるため、バラストオシレータの周波数を所定量増加させる。
LO端子とHO端子のON時間が減少すると、対応する外部MOSFETのMHSとMLSは、各サイクルにおいて、早期にOFFとなる。この結果、インダクタ電流のピークは低下し、飽和レベルを下回る。バラストオシレータの周波数は、点灯モードの間、インダクタ電流を飽和レベル以下に保持するため、そのままとどまる。
インダクタ電流を飽和レベル以下に制御すると、順応性のある点灯制御回路が得られる。この回路は、温度やインダクタの大きさ・型に拘らず、最大インダクタ電流を飽和レベル以下に制御する。この結果、公知のバラスト制御において一般に用いられている、正確な電流検知を行うレジスタが不要となる。
また、インダクタ電流を飽和レベル以下に制御すると、蛍光ランプの両端の電圧が、蛍光ランプの点灯中、一定のレベルに制御される。このバラスト制御回路による点灯制御は、蛍光ランプ点灯の信頼性を高めるものである。この点灯制御は、温度が低い場合、または古い蛍光ランプを点灯させる場合に有益であり、蛍光ランプを取り替えるまでの点灯回数を多くすることができ、蛍光ランプを長寿命にする。
インダクタ電流は、ハーフブリッジの中間点(VS端子)に接続された高電圧検知MOSFETを用いて、検知される。HO端子がONのとき、ハーフブリッジの中間点の電圧は、DCバス電圧のレベルにあり、高電圧検知MOSFETはOFFとなって、高電圧を遮断する。LO端子がONのときには、外部にある下側ハーフブリッジMOSFET(MSL)のON抵抗RDSonの両端における電圧を測定するため、高電圧検知MOSFETはONとなる。この回路は、di/dtを検知するが、di/dtの値は、MOSFETごとに異なりかつ温度によって変化するON抵抗RDSonの値とは無関係である。
内部キャパシタCPHにおける電圧が、2度目に、設定された予熱時間電圧のレベル(VTPH)まで上昇したときに、バラスト制御回路は、点灯モードから稼働モードへ移行する。
5)稼働モード
予熱モードの後、内部キャパシタCPHにおける電圧が、2度目に、設定された予熱時間電圧のレベル(VTPH)まで上昇すると、点灯モードの終了が知らされ、バラスト制御回路は、稼働モードへ移行する。
予熱モードの後、内部キャパシタCPHにおける電圧が、2度目に、設定された予熱時間電圧のレベル(VTPH)まで上昇すると、点灯モードの終了が知らされ、バラスト制御回路は、稼働モードへ移行する。
点灯モードにおいて、蛍光ランプLの点灯が成功すると、バラストオシレータの周波数は、最終的な稼働周波数まで、低下し続ける。稼働周波数は、VCC端子とCOM端子の間に接続されたツェナーダイオードDFRUNによって、プログラム調整される。ツェナーダイオードDFRUNによってVCC端子に設定された電圧は、タイミングキャパシタCTのためのランピング閾値を設定する。
タイミングキャパシタCTは、LO端子とHO端子の各スイッチングサイクルにおいて、電源から給電を受け、VCC電圧まで直線的に充電される。タイミングキャパシタCTが、COM電圧からVCC電圧まで充電されるのに要する時間から、短い一定のデッドタイムによる遅延(通常1.5μs)を差し引いたものが、LO端子とHO端子のON時間を決定する。
タイミングキャパシタCTがVCC電圧まで充電されると、タイミングキャパシタCTは、直ちにCOM電圧まで放電され、再び充電される。この結果、タイミングキャパシタCTにおける電圧の波形は、鋸歯状となる。各ON時間は、LOゲートドライバ出力とHOゲートドライバ出力(図4参照)の間で、交互に切り替わる。
稼働モードの間、点灯制御回路部は作動を停止する。di/dtが、その最大値を一定の回数(通常50回)上回ったときには、バラスト制御回路は、障害モードへ移行する。
蛍光ランプが、点灯モードの間に点灯しなかった場合には、di/dt検知回路部は、点灯モードの間、バラストオシレータの周波数を一定レベルに維持することによって、インダクタ電流を飽和レベル以下に制御する。点灯制御回路部は、稼働モードにおいては停止するため、バラストオシレータの周波数は、稼働周波数に向かって再び低下し始める。その結果、インダクタは再び飽和し、di/dt検知回路部26によって検知される。
di/dt検知回路部26によって飽和の回数(通常50回)が検出された後、バラスト制御回路は、障害モードへ移行し、高電流と高電圧が回路素子に損傷を与えたり、蛍光ランプの保守を行っている人に危害を与えたりする前に、安全に遮断される。
蛍光ランプが点灯モードの間に点灯した場合には、バラスト制御回路が稼働モードへ移行するまでに、バラストオシレータの周波数は、稼働周波数まで低下する。
DCバス不足電圧保護回路部は、稼働モードの間、作動する。DCバス電圧が安全でないレベル以下に低下した場合には、バラスト制御回路は、これを検知し、安全にOFFとなるよう、VCC電圧を、UVLO-電圧以下に放電させる。蛍光ランプの寿命に関するラッチ閾値(VCCEOL-)も、VCC端子において働く。
蛍光ランプの寿命が到来した場合には、ランプ電圧に非対称なシフトが生じる。このシフトは、QEOLを含む外部の回路によって検知され、VCC電圧は、ラッチ閾値(VCCEOL-)以下とされる。稼働モードの間に、VCC電圧が、ラッチ閾値(VCCEOL-)以下になると、バラスト制御回路は、安全に停止状態から解放される。
公知のバラスト制御は、VCCについて、UVLO閾値の「ON」と「OFF」のみを用いる。この閾値は、非ラッチタイプで、かつ「ON」と「OFF」の間にヒステリシスを有する。
次に、蛍光ランプの寿命と、回路が障害を引き起こすラッチオフを計測するため、もう一つの端子を用いる。すなわち、VCCにラッチが係る第3の閾値(UVLO+とUVLO-の間にあり、稼働モードでのみ働く)を付加することにより、蛍光ランプは、VCC端子において、寿命切れから保護される。したがって、蛍光ランプを寿命切れから保護するために、特別に端子を設ける必要はない。
稼働モードの最中に蛍光ランプの寿命が到来した場合には、外部の寿命検知回路において、QEOLを用いて、VCCをVCCEOL-まで引き下げる。バラスト制御回路は、障害モードへ移行し、安全にラッチオフされ、微小パワー電流をVCC端子に引き込む。
外部のサプライレジスタRVCCは、VCCを外部ツェナーダイオード電圧(DFRUN)まで引上げる。したがって、バラスト制御回路は、障害モードにとどまる。蛍光ランプを取り外すことによって、LO端子電圧が、再起動閾値(VRESTART+)まで上昇するか、またはVCCが、UVLO-閾値(通常6V)まで低下すると、ラッチは再設定され、バラスト制御回路全体がUVLOモードへ移行する。
LO端子電圧が、VRESTART-閾値(蛍光ランプが取り付けられるときの閾値)よりも低く、かつVCCが、UVLO+閾値(通常11.5V)よりも大きい場合には、バラスト制御回路は、読み出し/設定モードへ移行し、再度、通常の蛍光ランプの予熱、点灯および稼働のための過程を実行する。
稼働モードの際には、非ゼロ電圧スイッチング回路部24も作動する。稼働モードの最中に、蛍光ランプの交換やオープンフィラメントによって、非ゼロ電圧スイッチング条件が生じた場合には、予熱モードの場合と同様に、非ゼロ電圧スイッチング回路部が、ハーフブリッジの中間点(VS端子)において、ハードスイッチングを検出する。ハードスイッチングが所定の回数(通常50回)生ずると、バラスト制御回路は、障害モードへ移行して、安全にラッチオフされる。
6)障害モード
非ゼロ電圧スイッチング条件が生じた場合には、バラスト制御回路は、予熱モードから障害モードへ移行する。この外、di/dt条件が生ずるか、またはVCCがVCCEOL-よりも低下した場合には、バラスト制御回路は稼働モードから障害モードへ移行する。
非ゼロ電圧スイッチング条件が生じた場合には、バラスト制御回路は、予熱モードから障害モードへ移行する。この外、di/dt条件が生ずるか、またはVCCがVCCEOL-よりも低下した場合には、バラスト制御回路は稼働モードから障害モードへ移行する。
バラスト制御回路が障害モードにあるときには、バラストオシレータ16とdi/dt検知回路部26は、ラッチオフされ、ゲートドライバ出力HOと力率改善回路部PFCは、OFF(論理が「ロー」)とされる。バラスト制御回路は、VCC端子において微小パワー電流(通常200μA)を消費する間は、このラッチオフ状態にとどまる。
LOゲートドライバ出力は、開放回路へ送られ、蛍光ランプの交換を検知するための入力となる。LO端子電圧が、VRESTART+(蛍光ランプを取り外すときの電圧)よりも引上げられるか、またはVCC電圧がUVLO−よりも低下した(AC電圧はOFFまたは遮断される)場合には、障害モード用のラッチは再設定され、バラスト制御回路は、障害モードからUVLOモードへ移行する。
以上、本発明を特定の実施形態に即して説明してきたが、当業者にとっては、多くの変形例や設計変更が自明であると思われる。したがって、本発明の技術的範囲は、上記の実施形態に限定されるものではない。
10 UVLO回路部
12 再起動論理回路部
14 PFCゲートドライバ
16 バラストオシレータ
18 ハイサイドゲートドライバ
20 ローサイドゲートドライバ
22 予熱周波数読み出し/設定回路部
24 ゼロ電圧スイッチング保護回路部
26 di/dt検知回路部
28 電流検知回路部
30 DCバス電圧検知回路部
100 バラスト制御回路
12 再起動論理回路部
14 PFCゲートドライバ
16 バラストオシレータ
18 ハイサイドゲートドライバ
20 ローサイドゲートドライバ
22 予熱周波数読み出し/設定回路部
24 ゼロ電圧スイッチング保護回路部
26 di/dt検知回路部
28 電流検知回路部
30 DCバス電圧検知回路部
100 バラスト制御回路
Claims (50)
- 蛍光ランプを含む負荷回路に電力を供給するパワー回路を制御する集積回路であって、前記パワー回路へ駆動信号を与え、パワー回路から電流および電圧検知信号を受け取り、かつこの電流および電圧検知信号にリアルタイムで応答することによって、前記駆動信号を修正するバラスト制御兼駆動回路部を含むことを特徴とする集積回路。
- 前記パワー回路へ供給されるDCバス電圧を調整するため、力率改善回路部を制御する力率改善制御回路部をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の集積回路。
- 複数の制御モードを有し、前記電流および電圧検知信号に応答して、前記複数の制御モードから1つの制御モードを選択するようになっていることを特徴とする請求項1記載の集積回路。
- 前記複数の制御モードは、UVLO(低電圧ロックアウト)モード、読み出し/設定モード、予熱モード、点灯モード、稼働モード、および障害モードであることを特徴とする請求項3記載の集積回路。
- 端子の数が8を超えないことを特徴とする請求項1記載の集積回路。
- 前記パワー回路の停止中に、入力端子として用いられるローサイド(low-side)ゲートドライバ出力端子を有することを特徴とする請求項1記載の集積回路。
- 前記パワー回路は、前記UVLOモードまたは障害モードの間に停止されることを特徴とする請求項6記載の集積回路。
- 前記ローサイドゲートドライバ出力端子は、蛍光ランプが正しく取り付けられているか否かを検知するため、前記パワー回路が停止されている間、入力端子として用いられることを特徴とする請求項6記載の集積回路。
- 前記ローサイドゲートドライバ出力端子は、所望のバラスト制御パラメータを調整する際に用いる端子電圧を測定するため、前記パワー回路が停止されている間、入力端子として用いられることを特徴とする請求項6記載の集積回路。
- 前記ローサイドゲートドライバ出力端子は、予熱周波数を調整するために用いられることを特徴とする請求項9記載の集積回路。
- 外部レジスタに接続されている内部電源が、前記端子電圧を設定するようになっていることを特徴とする請求項9記載の集積回路。
- 前記ローサイドゲートドライバ出力端子における端子電圧は、所望のバラスト制御パラメータを調整するため、ON時間パルス中に設定されることを特徴とする請求項6記載の集積回路。
- 前記ローサイドゲートドライバ出力端子における端子電圧は、予熱時間を設定するために用いられることを特徴とする請求項12記載の集積回路。
- 前記ローサイドゲートドライバ出力端子における端子電圧を、ON時間パルス中に調整するツェナーダイオードをさらに備えることを特徴とする請求項12記載の集積回路。
- VCC(電源電圧)端子電圧は、所望のバラスト制御パラメータを調整するために用いられることを特徴とする請求項1記載の集積回路。
- 前記VCC端子電圧は、稼働周波数を調整するために用いられることを特徴とする請求項15記載の集積回路。
- VCC端子における電圧振幅を調整するためのツェナーダイオードをさらに備えることを特徴とする請求項15記載の集積回路。
- 前記パワー回路におけるインダクタの飽和を検知し、飽和点の直近下位にあるインダクタ電流を制御するため、駆動信号のON時間を調整するようになっていることを特徴とする請求項1記載の集積回路。
- 前記パワー回路におけるインダクタの飽和を検知するため、インダクタ電流の勾配(di/dt)を計測するようになっていることを特徴とする請求項18記載の集積回路。
- 追加のピンまたは外部分圧器を用いることなく、力率改善回路部によってDCバスを一定レベルに制御するため、ハイサイド(high-side)MOSFETがONのときに、前記パワー回路におけるハーフブリッジの中間点であるVS端子を経由するDCバス電圧を計測するようになっていることを特徴とする請求項1記載の集積回路。
- ローサイドMOSFETがONのときに、前記パワー回路におけるハーフブリッジの中間点であるVS端子を経由するローサイドハーフブリッジMOSFET電流を計測するようになっていることを特徴とする請求項1記載の集積回路。
- 非ゼロ電圧スイッチングの発生を検知するため、前記パワー回路におけるハーフブリッジの中間点であるVS端子における電圧を計測するようになっていることを特徴とする請求項1記載の集積回路。
- 非ゼロ電圧スイッチング発生の条件は、蛍光ランプの取外し、1つまたは複数のフィラメントの切断、開放回路、および誤ったランプ障害条件であり、非ゼロ電圧スイッチング検知回路部は、この条件を検知して、バラスト制御回路を停止させるようになっていることを特徴とする請求項1記載の集積回路。
- 外部回路を用いて、バラストをラッチオフさせるために、UVLO+とUVLO-の閾値の対の間に、VCC端子のラッチ閾値を設けてあることを特徴とする請求項1記載の集積回路。
- 前記ラッチ閾値は、稼働モードの間だけ使用されるものであり、かつ蛍光ランプの寿命を示すものであることを特徴とする請求項24記載の集積回路。
- 蛍光ランプを含む負荷回路に電力を供給するパワー回路を制御する集積回路における力率改善およびバラスト制御方法であって、前記パワー回路へ駆動信号を与え、パワー回路から電流および電圧検知信号を受け取り、かつこの電流および電圧検知信号にリアルタイムで応答することによって、前記駆動信号を修正するバラスト制御兼駆動回路部を含むことを特徴とする力率改善およびバラスト制御方法。
- 前記パワー回路へ供給されるDCバス電圧を調整するため、力率改善回路部を制御する力率改善制御回路部をさらに含むことを特徴とする請求項26記載の力率改善およびバラスト制御方法。
- 複数の制御モードを有し、前記電流および電圧検知信号に応答して、前記複数の制御モードから1つの制御モードを選択するようになっていることを特徴とする請求項26記載の力率改善およびバラスト制御方法。
- 前記複数の制御モードは、UVLO(低電圧ロックアウト)モード、読み出し/設定モード、予熱モード、点灯モード、稼働モード、および障害モードであることを特徴とする請求項28記載の力率改善およびバラスト制御方法。
- 端子の数が8を超えないことを特徴とする請求項26記載の力率改善およびバラスト制御方法。
- 前記パワー回路の停止中に、入力端子として用いられるローサイド(low-side)ゲートドライバ出力端子を有することを特徴とする請求項26記載の力率改善およびバラスト制御方法。
- 前記パワー回路は、前記UVLOモードまたは障害モードの間に停止されることを特徴とする請求項31記載の力率改善およびバラスト制御方法。
- 前記ローサイドゲートドライバ出力端子は、蛍光ランプが正しく取り付けられているか否かを検知するため、前記パワー回路が停止されている間、入力端子として用いられることを特徴とする請求項31記載の力率改善およびバラスト制御方法。
- 前記ローサイドゲートドライバ出力端子は、所望のバラスト制御パラメータを調整する際に用いる端子電圧を測定するため、前記パワー回路が停止されている間、入力端子として用いられることを特徴とする請求項31記載の力率改善およびバラスト制御方法。
- 前記ローサイドゲートドライバ出力端子は、予熱周波数を調整するために用いられることを特徴とする請求項34記載の力率改善およびバラスト制御方法。
- 外部レジスタに接続されている内部電源が、前記端子電圧を設定するようになっていることを特徴とする請求項34記載の力率改善およびバラスト制御方法。
- 前記ローサイドゲートドライバ出力端子における端子電圧は、所望のバラスト制御パラメータを調整するため、ON時間パルス中に設定されることを特徴とする請求項31記載の力率改善およびバラスト制御方法。
- 前記ローサイドゲートドライバ出力端子における端子電圧は、予熱時間を設定するために用いられることを特徴とする請求項37記載の力率改善およびバラスト制御方法。
- 前記ローサイドゲートドライバ出力端子における端子電圧を、ON時間パルス中に調整するツェナーダイオードをさらに備えることを特徴とする請求項37記載の力率改善およびバラスト制御方法。
- VCC(電源電圧)端子電圧は、所望のバラスト制御パラメータを調整するために用いられることを特徴とする請求項26記載の力率改善およびバラスト制御方法。
- 前記VCC端子電圧は、稼働周波数を調整するために用いられることを特徴とする請求項40記載の力率改善およびバラスト制御方法。
- VCC端子における電圧振幅を調整するためのツェナーダイオードをさらに備えることを特徴とする請求項40記載の力率改善およびバラスト制御方法。
- 前記パワー回路におけるインダクタの飽和を検知し、飽和点の直近下位にあるインダクタ電流を制御するため、駆動信号のON時間を調整するようになっていることを特徴とする請求項26記載の力率改善およびバラスト制御方法。
- 前記パワー回路におけるインダクタの飽和を検知するため、インダクタ電流の勾配(di/dt)を計測するようになっていることを特徴とする請求項43記載の力率改善およびバラスト制御方法。
- 追加のピンまたは外部分圧器を用いることなく、力率改善回路部によってDCバスを一定レベルに制御するため、ハイサイド(high-side)MOSFETがONのときに、前記パワー回路におけるハーフブリッジの中間点であるVS端子を経由するDCバス電圧を計測するようになっていることを特徴とする請求項26記載の力率改善およびバラスト制御方法。
- ローサイドMOSFETがONのときに、前記パワー回路におけるハーフブリッジの中間点であるVS端子を経由するローサイドハーフブリッジMOSFET電流を計測するようになっていることを特徴とする請求項26記載の力率改善およびバラスト制御方法。
- 非ゼロ電圧スイッチングの発生を検知するため、前記パワー回路におけるハーフブリッジの中間点であるVS端子における電圧を計測するようになっていることを特徴とする請求項26記載の力率改善およびバラスト制御方法。
- 非ゼロ電圧スイッチング発生の条件は、蛍光ランプの取外し、1つまたは複数のフィラメントの切断、開放回路、および誤ったランプ障害条件であり、非ゼロ電圧スイッチング検知回路部は、この条件を検知して、バラスト制御回路を停止させるようになっていることを特徴とする請求項26記載の力率改善およびバラスト制御方法。
- 外部回路を用いて、バラストをラッチオフさせるために、UVLO+とUVLO-の閾値の対の間に、VCC端子のラッチ閾値が設けてあることを特徴とする請求項26記載の力率改善およびバラスト制御方法。
- 前記ラッチ閾値は、稼働モードの間だけ使用されるものであり、かつ蛍光ランプの寿命を示すものであることを特徴とする請求項49記載の力率改善およびバラスト制御方法。
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