JP2007188651A - 発光棒状体およびドアハンドル - Google Patents

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Abstract

【課題】ドアハンドル等に利用可能な発光棒状体の提供。すなわち、暗がりを照らして視認性をよくしたり、安全を確保したりするのに用いられるような発光棒状体であって、離れた部位を照らすのに充分な光を得られるとともに、棒状の形態に基づく別の機能を得ることができるようにすること。
【解決手段】棒状をなす本体部12の一部に、長さ方向に沿って溝部12aが形成されるとともに、該溝部12aに、一部の面13aを露出する棒状の導光材13が収納され、上記一部の面13aと反対側の反射面13bには、導光材13の長さ方向と交わる方向に延びる複数本の切り込み溝31が導光材13の長さ方向に間隔32を隔てて配置され、上記本体部12の端部には、導光材13の端面に対向する光源51と、該光源51を点灯するための電源52および制御回路53を内蔵する取付け部14が備えられた発光棒状体11。
【選択図】図15

Description

この発明は、たとえば暗がりを照らして視認性をよくしたり、安全を確保したりするのに用いられるような発光棒状体、およびこれを用いた物品に関する。
発光する棒状体としては、照明用光源であるが、下記特許文献1に記載のものが提案されている。これは、発光ダイオードと丸棒状の導光棒とからなり、導光棒の背部側の外周部には、等大の円錐状凹部からなる光輝反射部が各端から中央に向かって徐々に狭くなる間隔をおいて列設されている。上記発光ダイオードは、導光棒の各端に隣接して設置される。
すなわち、2個の発光ダイオードで発生した光線を導光棒の各端に通して各光輝反射部で反射させて、光輝反射部と対向する他側の外周部から放射させ、被照明物品を照明する。
しかし、この特許文献1の技術は、導光棒が発光ダイオードからの光を受けてそれ自体が照明として機能するものであって、その棒状の形態に基づく別の機能を有しない。
また、発光ダイオードが導光棒の両端(各端)に必要であるとともに、導光棒の長さが長くなると長さ方向の導光作用が弱化し、発光作用の均一性が失われる(特開平11−273435号公報の段落番号[0004]参照)という難点もある。
一方で、発光するだけではなく、その形態に基づいてある機能を得られるようにしたものが提案されている。たとえば、下記特許文献2、3である。
特許文献2の技術は、ドアの取っ手であって、柱状の取っ手本体と、この取っ手本体の両端部に取付けられドア本体の所定位置に固着される取付金具とからなる。取っ手本体はその全体を合成樹脂等で形成され、内部に気泡が封入されるとともに、取付金具には、取っ手本体に光を照射する光源と、暗くなった時に光源を点灯させる光センサユニットが内蔵されている。
このドアの取っ手によれば、取っ手全体を照らすことができ、取っ手自体や鍵穴が見やすくなるという効果を有するが、取っ手本体の全体が透明な合成樹脂等で形成されているため、冷たい印象があるとともに、意匠的にもドアと対応がとりにくい場合が多々ある。
また、木材や金属等で形成されたものに比して強度が低下するおそれがある。軽いドアの取っ手であればさしたる問題ではないかもしれないが、重いドアのドアハンドルやその他の物品、たとえば体重のような大きな荷重がかかる手摺などには使用できない。
特許文献3は、発光する手摺についての技術である。この発光手摺装置は、手摺部材とエンドブラケットとを有し、手摺部材には長手方向に沿って凹溝が形成されて、この凹溝内に発光体が敷設されている。そして、上記発光体を発光させるための人検知センサまたは光センサと、電源および電気回路が備えられる。
この発光手摺装置によれば、手摺部材を有するので、特許文献2のように強度の点で問題になることはなく、その外観も室内の内装にあわせて所望の状態にすることができる利点がある。
しかし、発光体は線状のエレクトロルミネセンス発光体(以下、EL発光体という。)または発光ダイオードを使用するので、足元などを充分に照明するような光が必ずしも得られるとは限らない。
すなわち、発光ダイオードは、それを敷設しただけでは照明に使えるほど明るく光らない。一方、EL発光体は、発光ダイオードを普通に用いた場合に比して明るい光が得られ、はっきりと光を認識できるようにすることができるものの、それでもその光は、発光体の存在を示す程度であって、足元などの離れた部位を照明するような光にはなり得ない。
また、EL発光体を使用する場合には、あらかじめ定められた長さのものしか使用できず、手摺を設置する現場において、その情況に応じて対応することはむつかしい。この手摺では、EL発光体が発光するための電源等をエンドブラケットに内蔵して取付けの簡単化が図られているが、その効果が減殺されてしまう。
特開平10−255532号公報 実開平4−105384号公報 特開2004−143924号公報
そこで、この発明は、離れた部位を照らすのに充分な光を得られるとともに、棒状の形態に基づく別の機能を得ることもでき、汎用性の高い発光棒状体を得ることを主たる課題とする。
そのための手段は、棒状をなす本体部の一部に、長さ方向に沿って溝部が形成されるとともに、該溝部に、一部の面を露出する棒状の導光材が収納され、上記一部の面と反対側の反射面には、導光材の長さ方向と交わる方向に延びる複数本の切り込み溝が導光材の長さ方向に間隔を隔てて配置され、上記本体部の端部には、導光材の端面に対向する光源と、該光源を点灯するための電源および制御回路を内蔵する取付け部が備えられた発光棒状体である。
上記本体部の一部とは、一箇所という意味ではなく、複数箇所も含む意味である。また、上記一部の面とは、導光材の長さ方向における全部のほか、その一部も含む意味である。
上記構成によれば、取付け部に内蔵された電源と制御回路とにより発光する光源からの光は、本体部の長さ方向に沿って延びる溝部に収納された導光材の端部から入り、導光材の長さ方向(導光方向)に進むにつれて、次々に反射面の切り込み溝によって反射され、導光材の一部の面、すなわち出射面から放出される。このとき、入射した光は、導光材内を全反射しながら進んでゆく。そして光はそのうちに、切り込み溝に当たって向きを変え、全反射角よりも小さくなった光が出射面から出射する。切り込み溝は、導光材の長さ方向と交わる方向に延びるものであるので、通る光をある程度まとめて反射屈折させる。反射屈折させられた光は、外側面から出射させられるとともに、導光材内をさらに進む。
また、切り込み溝同士の間には間隔が設けられているので、切り込み溝に当たらなかった光の成分は、少しも減衰することなく導光方向後段の別の切り込み溝に当たって反射屈折させられる。一度切り込み溝に当たった光の成分でも、一部は透過し、導光方向後段の別の切り込み溝に当たって、同様に反射屈折させられる。導光方向後段の切り込み溝に対しては、全反射しながら進む光の成分と既に別の切り込み溝を透過した光の成分とが当たり、外側面から出射させられるとともに、導光材内をさらに進む。
このため、光源の光を、その進む方向とは直角の方向に対して、効率よく出射できる。この結果、長い導光材であってもムラのない高輝度の光を得ることができ、離れた部位を照らす照明として作用し得る。
しかも、導光材は、棒状をなす本体部に収納されており、発光するのは導光材の部分のみである。このため、外観において導光材を目立たないようにすることもできて、所望の外観を得られ、発光棒状体を取付ける部位にふさわしい統一の取れた外観にすることができる。そのうえ、本体部を有するので、所望の強度を得ることができ、たとえばドアハンドルや手摺、クローゼット内の吊棒、棚、カーテンレール、工事現場等で用いられるバリケード用のバーなど、荷重のかかる部位に使用することが可能な発光棒状体とすることができる。
また、取付け部は、光源等を隠蔽して保護するとともに、適宜固定に利用されたり、外観の向上に利用されたりする。
ここで、上記各構成要素については、次のような態様に構成することができる。
その態様の一つは、上記導光材の反射面と溝部との間に、導光材が溝部に収納された時に圧縮されて変形し導光材を弾力的に支持する弾性支持材が介装されたものである。
すなわち、溝部に収納された導光材は、弾性支持材によって弾力的に支持されるため、導光材を収納する際に必要なクリアランスを埋めることができ、本体部との一体性が高まる。このため、発光棒状体が動いた時にガタガタ音がするようなことはなく、1本の棒状体として良好に使用できる。
なお、この場合、導光材の反射面での光の反射性を良好にするため、弾性支持材は白色や銀色などの光反射性のよい色に設定されるのが好ましい。溝部の内面に塗装や貼り付けなどの加工を施す必要もなくなり、加工の手間が省ける。
また、導光材の反射面と弾性支持材との間に水分が入ると光の反射性に影響が出るおそれがあるので、導光材における反射面と接する部分を、線状の突条で形成して導光材を収納した時に空間部が形成されるようにするとともに、空間部の底面である弾性支持材の反射面側の面には、長さ方向に沿ったガイド溝を形成するのが好ましい。
態様の他の一つは、上記反射面が、切り込み溝を導光材の長さ方向と交わる方向に隙間をあけて直線的に間欠配置して形成されたものである。
すなわち、切り込み溝に対して真っ直ぐに入ってくる光の成分のすべてを、切り込み溝で反射屈折してしまわずに、一部をより遠くまで飛ばして、光の利用効率を良くすることができる。
光の利用効率を良くするためには、たとえば、上記切り込み溝のうち導光方向で隣に位置する切り込み溝同士の、導光材の長さ方向(導光方向)と交わる方向での位置が、非同一に設定されたり、また、切り込み溝のうち、隣に位置する切り込み溝同士の深さが、異なるように設定されたり、さらには、切り込み溝が、導光材の端部から真っ直ぐに入る光が臨界角より小さい角で当たる傾斜面を有するように形成されたりしたものであるもよい。
態様の他の一つは、上記取付け部に、接近した人間を検知する人感センサが内蔵されたものである。
すなわち、人感センサが存在するので、たとえば暗がりの中でも人が近づけば点灯状態を得ることができる。また、人感センサは取付け部に内蔵されているので、本体部の機能を阻害するようなことはなく、棒状体としての所望の機能を発揮できる。
別の手段は、上記発光棒状体を用いて形成されたドアハンドルである。
この場合、上記取付け部がドアに対しての取付けを行うブラケットであるとよい。部品点数の低減と構造の簡素化を図ることができる。
以上のように、この発明によれば、光源から導光材に入った光を、切り込み溝を有する特異な構造の導光材内で反射させて出射させるので、離れた部位を照らすのに充分な光を得られる。このため、単にその存在を認識させる程度の光ではなく、光の当たった部位を明るくする程度に光らせることができる。
しかも、導光材は照明に必要な部分のみを露出した状態で本体部材内に収納されている。また、光源等は取付け部に収められている。このため、外観や周囲との調和を所望のものとすることができるとともに、棒状の形態が有する、たとえば荷重支持、動力伝達、連結などの様々な機能を得ることができる。この結果、さまざまな場面で使用できる汎用性の高い発光棒状体となる。
また、この発明のドアハンドルによれば、ドアとの調和を図りながらドアハンドル自体や鍵穴の位置を明示したり、装飾効果を発揮したりすることができる。
この発明を実施するための一形態を、以下図面に基づいて詳述する。
図1は、発光棒状体11の構造を示す説明図であり、この図に示すように、棒状の本体部材12と、該本体部材12内に、一部の面を露出した状態で収納された導光材13と、上記本体部材12の両端部に備えられた取付け部材14,15とを有する。上記各部の形状は、発光棒状体11の目的によって異なるので、まず一例として、本体部材12と取付け部材14が丸棒状をなす発光棒状体11の構成および作用効果について説明してから、次に具体的な使用例について説明する。
上記本体部材12は、図2に示したような断面円形の丸棒形状で、木材やアルミの押し出し、硬質合成樹脂などの適宜の材料で形成される。中実でなく中空であるもよい。
そして、この本体部材12の周面の一部には、その長さ方向の全体にわたって凹字状の溝部12aが形成されている。この溝部12aは、上記導光材13を収納するためのものである。
上記導光材13は、たとえばアクリルなどの透明の合成樹脂で形成された中実の角材形状である。具体的には、本体部材12と同一の長さに形成され、その断面形状は、図2に示したように、断面略長方形状で、全ての面に鏡面加工が施されている。そして、本体部材12に取付けられたときに外側に露出する出射面13a(上記一部の面)とは反対側の内側面に、図3に示したよな多数の切り込み溝31が間隔32を隔てて配設されて、反射面13bが形成される。なお、長さ方向の両端面のうち一方が、図1、図2に示したように光源としての発光ダイオード51と対向して光が入ってくる入射面13cである。
上記切り込み溝31は、導光材13内を透過または全反射する光の成分を反射屈折させて、出射面13aから出射されせるためのもので、たとえば、図4、図5に示したように、V字状に形成される。
切り込み溝31は、導光方向、すなわち図示例の導光材13は棒状であるので、その長さ方向を横切る方向に延びるように形成される。
そして、その配列は様々考えられるが、図3に示した如く導光方向に間隔32を隔てるとともに、導光方向を横切る方向に隙間33をあけて形成するのが好ましい。
切り込み溝31を導光方向で間隔32を隔てて形成すると、全反射して進んできた光の成分を次々と切り込み溝31で反射屈折させてしまわずに、全反射して導光方向に進む光の割合を多くすることができる。また、切り込み溝31に当たって反射屈折した光の成分のうち、全反射せずに透過した光の成分が後段の切り込み溝においてすぐに減衰させられることを抑制することができる。
切り込み溝31を、導光方向を横切る方向で隙間33をあけて形成、換言すれば切り込み溝31を直線的に間欠配置すると、切り込み溝31に対して入射面13cから真っ直ぐに入ってくる光の成分のすべてを、反射面13bで反射屈折してしまわずに、一部をより遠くまで飛ばして、光の利用効率を良くすることができる。
導光方向を横切る方向での配置に際しては、図3、図4に示したように、導光方向で隣に位置する切り込み溝31同士の、導光方向を横切る方向での位置を非同一にする。すなわち、切り込み溝31と隙間33のパターンを、導光方向を横切る方向でずらすのが好ましい。このように切り込み溝31と隙間33のパターンをずらすことによって、一度切り込み溝31に当たって反射屈折させられた光の成分が著しく減衰させられずに、全反射してくる光の成分と一緒になって、更に導光材13内を進むことができる(図6、図7参照)。
また、切り込み溝31は、上述の如く図5に示したようにV字状に形成され、その傾斜面34の角度は、入射面13cから直角に入る光が導光材13の材料であるアクリルの臨界角(42.2度)よりも小さい角度θで当たるように設定するのが好ましい。このように形成すると、切り込み溝31の傾斜面34に当たる光は全反射せずに一部の光成分は屈折して透過する。そして、反射屈折しながら後端に位置する切り込み溝31に当たる。
すなわち、切り込み溝31に当たった光の成分が全て反射させられ、出射させられるのではなく、図7に示したように一部の光成分は後段の切り込み溝31へ向けて透過し、さらに反射屈折する。この反射屈折時には、導光材13内を全反射してくる光の成分も加わり、光の著しい減衰は起こらない。
上述のような切り込み溝31は、周知のレーザ加工で形成できる。
なお、切り込み溝31の断面形状は、その他の形状、たとえばU字状等であるもよく、どのような形状にしても、入射面13cから直角に入る光が導光材13の材料であるアクリルの臨界角よりも小さい角度で当たる角度の傾斜面34を有するとよい。
また、図8に示したように、切り込み溝31の深さを、切り込み溝31ごとに異ならせるもよい。導光方向を横切る方向に隣に位置する切り込み溝31のパターンがたとえ同一であっても、後段側の切り込み溝31が前段側の切り込み溝31よりも深ければ、後段側の切り込み溝31でも充分に光の反射屈折が行え、光の減衰を抑制できる。
さらに、上述の導光方向を横切る方向とは、直角のみを意味するものではなく、たとえば図9(a)に示したように傾斜していてもよく、図9(b)に示したように、導光方向を横切る方向に延びる切り込み溝31は、一直線状に並ぶものでなくともよい。
切り込み溝31が外部から見えないように隠蔽し、出射面13aから出射される光を和らげようとする場合には、図10に示したように出射面13aにサンドブラスト等により拡散面35を形成するとよい。サンドブラストで拡散面35を直接形成するほか、シートを貼着して形成することもできる。
また、上記入射面13cと反対側の面には、ステンレス等からなる端面反射シート36が貼着されている。この端面反射シート36は、上記のようにしてあたった光の成分を入射面13c側に反射させて、上記のような反射屈折を更に行わせる。これによって、使用する発光ダイオードの数を抑えることができるとともに、導光材内を通る光の利用効率を高めることができる。
上述のような構成の導光材13は、上記本体部材12の溝部12aに対して出射面13aを露出した状態で収納される。出射面13aは、本体部材12の外表面と同一か、それよりも若干下がるように収納される。そして、本体部材12の両端部に上記取付け部材14,15が取付けられる。
取付け部材14,15は、発光棒状体11の目的に応じた適宜の形状に形成される。そして、これら取付け部材14,15のうちの一方(取付け部材14)の内部には、図11の電源制御ブロック図に示したように、上記発光ダイオード51と、電源としての電池52と、制御回路53と、接近する人間を検知するための人感センサ54と、電池52の残量電力が所定値以下か否かを判定するバッテリチェックのための、バッテリチェック回路55・チェック用スイッチ56・チェック用発光ダイオード57を搭載した基板58が収納される(図2参照)。
上記人感センサ54には、赤外線センサ、超音波センサ、光電センサなど適宜のものが使用できるが、人間から放射される遠赤外線を受けることで動作する焦電型モーションセンサを使用するとよい。取付け部材14における人感センサ54収納部位に対応する部位は、遠赤外線を透過可能な合成樹脂等で形成され、その色は、必ずしも透明である必要はないが、たとえば白色などのような薄い色が好ましい。
人感センサ54および発光ダイオード51は、電池52からの電力で駆動する制御回路54に接続される。この制御回路54には、ワンショット回路(タイマなどでもよい)が備えられ、検知信号がOFFになってから所定時間経過するまで発光ダイオード51を点灯するように制御されている。
すなわち、人感センサ54が、接近する人間を一度検知すると、人間を検知しなくなった時から所定時間経過するまで、発光ダイオード51を点灯する。上記所定時間は、たとえば発光棒状体11を一般家庭の玄関ドアのドアハンドルとする場合には、10秒から30秒ほどでよい。また、所定時間は、切換スイッチによって適宜切換変更できるように構成するもよい。
また、電池52は、周知のバッテリチェック回路55と接続され、このバッテリチェック回路55は、チェック用スイッチ56のON・OFF切換により駆動し、電池52の電圧が所定値以下であればチェック用発光ダイオード57を点灯するように制御されている。
他方の取付け部材15は、一方の取付け部材14と同様に、発光棒状体11の目的に応じた適宜の形状に形成され、その内部には、上記いずれの部材も不要である。
ただし、本体部材12の長さが長く、長さ方向の一方の端で人間を検知するように構成したときで、発光棒状体11の明かりが必要であるのに消えてしまうなどの不都合がある場合には、上記他方の取付け部材15にも人感センサ54や基板58などの必要な部材を収納し、両端の取付け部材14,15同士を、本体部材12内を通して電気的に接続する。
発光棒状体11を複数本の本体部材12で構成する場合も同様で、図12に示したように、本体部材12間に位置する中間取付け部材16を設け、本体部材12の両端に位置する取付け部材14,14に発光ダイオード51と人感センサ54を内蔵し、導光材13における中間取付け部材16側の端面に、上記端面反射シート36を貼着するとよい。
もちろん、上記端面反射シート36を用いずに、導光材13の両端面を入射面13cとすべく構成して、より明るい照明が可能となるようにするもよい。
以上のように構成された発光棒状体11では、人間が接近することによって自動的に発光ダイオード51がひかり、その光が導光材13を通って出射され、出射方向を照らす。そして、人間が発光棒状体11から離れれば、発光ダイオード51は所定時間経過後自動的に消灯する。
このように、人感センサ54が人間を検知することにより自動的に点灯・消灯が行われるので、必要な時以外には点灯しないようにすることができ、省エネが図れるとともに、使用する発光ダイオード51も1本の発光棒状体11に対して1個でよく、きわめて経済的である。
また、電池52などの必要な部材はすべて取付け部材14内に収納されているので、施工が簡単であるとともに、美麗な外観を得ることもできる。
そして、発光ダイオード51の光を導いて出射面13aから放つ導光材13が上述のように構成されているので、その明るさには、従来発光ダイオードを用いて発光するように構成されたものとは異なる、際立ったものがある。
すなわち、導光材13では、入射面13cから入射した光は、導光材13内を全反射しながら進んでゆく。そして光は、そのうちに切り込み溝31に当たって向きを変え、全反射角よりも小さくなった光が出射面13aから出射する。
光を反射屈折させる切り込み溝31は、導光方向を横切る方向に延びるものであるので、図6に丸印で示したように、通る光をある程度まとめて反射屈折させる。そして反射屈折させられた光は、一部の成分は出射面13aから出射させられるとともに、残りの成分は導光材13内を反射屈折してさらに進む。
出射面13aから出射される光は、ある程度まとまるので、切り込み溝31が粗面をなすドットや円錐状凹部である場合に比して、比較的強い光が得られる。
また、切り込み溝31同士の間には間隔32と隙間33を設けているので、切り込み溝31に当たらなかった光の成分は、全反射して導光方向の後段に進み、何ら減衰することなく別の切り込み溝31に当たって反射屈折させられる。
一度切り込み溝31に当たった光の成分でも、切り込み溝31の傾斜面34の角度を上述のように臨界角を考慮して設定したので、一部は透過し、導光方向後段の別の切り込み溝31に当たって、同様に反射屈折させられる。導光方向後段の切り込み溝31に対しては、全反射しながら進む光の成分と既に別の切り込み溝31を透過した光の成分とが当たり、出射面13aから出射させられるとともに、導光材13内をさらに進む。
このように、入射面13cから入射した光は、導光材13内を全反射しながら進んでゆく過程で、反射面13bにおける導光方向を横切る複数本の切り込み溝31で、切り込み溝31ごとにある程度まとめて断続的に反射屈折させられ、出射面から出射させられ、また導光材13内をさらに進む。しかも、切り込み溝31同士の間には間隔32や隙間33を設けているので、入射した光がすぐさま立て続けに散乱反射させられて著しく減衰することはなく、導光方向後段にも充分に光が届く。
このため、光の利用効率が高く、導光材13が長くてもムラのない高輝度の光を得ることができ、離れた部位を照らす照明として使用できる。
しかも、導光材13は、棒状をなす本体部材12の溝部12a内に収納されており、発光するのは導光材13の部分のみである。このため、外観上、導光材13を目立たないようにすることもできて、所望の外観を得られ、発光棒状体11を使用する部位にふさわしい統一の取れた外観にすることができる。そのうえ、本体部材12を有するので、所望の強度を得ることができ、荷重のかかる部位に使用することが可能な発光棒状体11とすることが可能である。
なお、前述の如く本体部材12は、適宜中空や中実に形成されるものであるが、導光材13の収納は、たとえば図13に示したように弾性支持材17を介装して行うとよい。
図13(a)は、本体部材12をアルミの押し出しで形成した中空状のものの例で、(b)は中実の場合の例を示す。
前者の場合、(a)に示したように本体部材12には、内側ほど幅広の溝部12aが形成され、該溝部12aの開口縁には、内側に張り出す抜け止め縁12b,12bが形成されている。
一方、導光材13の反射面13b側には、幅方向外側に張り出す段部13d,13dが形成され、溝部12a内に収納された時に、この段部13dが上記抜け止め縁12bに内側から係止するように設定されている。
また、上記溝部12aの底面には、凹溝12cが形成され、この凹溝12cに上記弾性支持材17が取付けられる。
弾性支持材17は、ナイロン等の適宜の柔軟な合成樹脂で形成され、少なくとも反射面13b側の面は、白色や銀色などの光反射性のよい色に設定されている。そして、その形状は、上記凹溝12cに嵌合する嵌入突起17aを基板17bの裏面に有するとともに、基板17bの裏面における幅方向の両側位置には、反射面13bに押圧されて変形させられ、導光材13を弾力的に支持する2本の支持突起17c,17cが形成される。
また、これら支持突起17c,17cの間の部分は、導光材13を収納した時に反射面13bとの間に空間部18が形成されるように低く形成されるとともに、その底面の中央に、長さ方向に沿って長い1本の凸条17dが形成されている。
なお、図中17eは、基板17bを弾力的に支持するとともに水分がたまるのを抑制する支持突起である。また、図中19は、本体部材12の表面を装飾等するために取付けられる化粧部材であって、不要ならば省略することもできる。
本体部材12が中実の場合も、本体部材12の形状が異なるだけで同様に構成できる。すなわち、(b)に示したように、本体部材12に内側ほど幅広となるアリ溝状の溝部12aが形成されるとともに、その溝部12aの底面に凹溝12cが形成される。そして、上述の構成を有する弾性支持材17が凹溝12cに取付けられる。
上記のように弾性支持材17を介装すると、溝部12aに収納された導光材13は弾力的に支持されるため、導光材13を収納する際に必要なクリアランスを埋めることができ、本体部材12との一体性が高まる。このため、発光棒状体11が動いた時にガタガタ音がするようなことはなく、1本の棒状体として良好に使用できる。
また、弾性支持材17の色は光反射性のよい色に設定されているので、溝部12aの内面に塗装や貼り付けなどの加工を施さずとも、導光材13の反射面13bでの光の反射性を良好にすることができる。このため、加工の手間を省け、生産効率が良好になる。
さらに、反射面13bと弾性支持材17との間に空間部18が形成されので、たとえ導光材13の反射面13bと弾性支持材17との間に水分が入っても、その空間部18の存在により、シミのように水分の痕ができたりすることを阻止できる。また、ガイド溝17dも形成されているので水はけが良好であって、この点からも光の反射性を良好に保つことができる。
以上のような効果を得られる発光棒状体11の使用例をつぎに説明する。なお、構成の説明は、上記説明におけるものと同一の符号を付して、簡単に行う。
(使用例1)
図14、図15、図16は、上記発光棒状体11を玄関用のドア61のドアハンドル62に適用した例を示す。すなわち、ドアハンドル62は、全体の長さがたとえば300mm〜500mm程度に形成されるが、その中間部分が導光材13を収納した本体部材12で構成され、一端部が、発光ダイオード51、電池52、人感センサ54等の必要部材を内蔵した取付け部材14で構成され、他端部がそれらを内蔵しない取付け部材15で構成される。一端部の取付け部材14は、必要部材を収納するケーシングの役割を果たすとともに、ドア61に対する取付けを行うブラケットの役割を果たす。他端部の取付け部材15は、ドア61に対する取付けを行うブラケットの役割を果たす。
上記本体部材12は、図示例では断面円形に図示したが、所望の外観を得るように、その断面形状や表面形状を適宜設定できる。
図15が、ドアハンドル62の長さ方向の中間部における横断面図であり、この図に示すように、本体部材12における導光材13の収納位置は適宜設定される。(a)に示したように、ドア61側に向けるほか、(b)に示したように、ドア61に対して真っ直ぐではなく一方側、好ましくはドア61の開放側端部に向けることもできる。また、(c)のように、本体部材12における左右両側に2本の導光材13を収納することもできる。この場合には、2個の発光ダイオードを導光材13に対応させて収納する。
これらの例のように、導光材13が正面側から見えないようにすることで、ドア61に凝らされた意匠感を減殺しないで、外観の良好さを保つことができる。もちろん、導光材13が正面から見えるようにすることもできる。
図16は、ドアハンドル62の側面図である。上記の通り、2個の取付け部材14,15のうち一方14のみに発光ダイオード51と人感センサ54が収納されるが、(a)のように、導光材13における反発光ダイオード51側の端面全体に端面反射シート36を取付けると、前述したように、発光ダイオード51の使用数量を抑え、光の有効利用を図ることができる。また、(b)のように、上記端面反射シート36の中央に、光が透過する透過孔36aを形成しておくとともに、取付け部材15における対応部位に光が通過する孔部15aを形成してさらに必要に応じて凹レンズ15bを備えておけば、その先に光を導出させることができる。ドア61の鍵穴63にその先を向ければ、暗い中でも容易に鍵を開けることができるようになる。
鍵穴63を照明するためには、上記発光ダイオード51とは別に設けた光源で行うこともできる。すなわち、取付け部材15内に光源59を内蔵するとともに、該光源59の周囲を透光性の材料からなるカバー部材15aで隠蔽する。
このように構成されたドアハンドル62によれば、ドア61に対して人間が近づくことによって発光ダイオード51が自動的に点灯し、ドアハンドル62とその近傍を照らす。このため、たとえ外灯がない場合でも、また不測に切れてしまっている場合でも、ドアハンドル62自体や鍵穴63の位置を明示することができるほか、装飾効果を得ることもできる。また、本体部材12を有しているので、ドア61が重い場合でも、充分な強度を得ることができる。
なお、ドアとしては玄関用のドア61に限らず、たとえば、病院、倉庫等の各種建物の外部および内部の適宜ドアに使用できるとともに、そのドアのタイプも引き戸等であるもよい。
(使用例2)
図17、図18は、上記発光棒状体11をクローゼット71の吊棒72に適用した例を示す。すなわち、吊棒72はクローゼット71の幅に合わせて適宜長さに形成されるが、その中間部分のハンガ等が吊り下げられる部分が導光材13を収納した本体部材12で構成され、一端部が、発光ダイオード51、電池52、人感センサ54等の必要部材を内蔵した取付け部材14で構成され、他端部がそれらを内蔵しない取付け部材15で構成される。一端部の取付け部材14は、必要部材を収納するケーシングの役割を果たすとともに、クローゼット71の内壁面71aに対する取付けを行うブラケットの役割を果たす。他端部の取付け部材15は、クローゼット71の内壁面71aに対する取付けを行うブラケットの役割を果たす。
図18(a)は、吊棒72を下から見た図であり、この図に示すように導光材は、本体部材12における下面に出射面13aを露出するように収納される。このため、吊棒72の中間部における縦断面図である(b)に仮想線で示したように、吊り下げられるハンガのフック73は、本体部材12のみに当たる。そして、導光材13からの光はハンガに掛けられた衣服類の方向に向かって照射される。
このように構成された吊棒72によれば、暗い室内においても、クローゼット71の扉を開けるだけで、人感センサ54の検知に基づいて吊棒72の下側から光が照射される。このため、室内の電気をつけなくとも、クローゼット71内の衣服を見ることができ、必要な衣服を間違えずに即座に取り出すことができる。また、ハンガの荷重は、本体部材12が支えるので、充分な強度を得られる。
なお、クローゼットは、ウォークインクローゼットであるもよい。また、発光棒状体11は、クローゼット内やその他の箇所における棚などにも適用することができる。
(使用例3)
図19(a)は、上記発光棒状体11を棒状のカーテンレール81に適用した例である。すなわち、カーテンレール81は、取付け位置にあわせて適宜長さに形成されるが、その中間部分におけるリングランナ82を挿嵌する部分が導光材13を収納した本体部材12で構成され、一端部が、発光ダイオード51、電池52、人感センサ54等の必要部材を内蔵した取付け部材14で構成され、他端部がそれらを内蔵しない取付け部材15で構成されている。一端部の取付け部材14は、必要部材を収納するケーシングの役割を果たすとともに、本体部材12の端部を装飾するエンドキャップの役割を果たす。他端部の取付け部材15は本体部材12の端部を装飾するエンドキャップの役割を果たす。
図19(b)は、カーテンレール81の端部の拡大図である。この図に示すように、導光材13は本体部材12の下面側に収納されている。
このため、暗い室内において人感センサ54が人間を検知して発光ダイオード51が点灯すると、光はカーテンレール81の下方に向かって放射され、その部分が明るくなる。この結果、たとえば人感センサ54の検知レベルを人間が室内のドアを開けた時に検知できるように設定しておけば、人間が室内のドアを開けたときに、室内の端である窓際を照らすことができ、室内の電灯を点けるまでもなく室内のありさまを瞬時に認識することができる。室内電灯のスイッチの位置を認識することができるとともに、帰宅時において、室内が平穏であったことの確認ができて暗闇からも開放されて、安心感が得られるという効果も有する。また、カーテン83の荷重は、本体部材12が支えるので、カーテンレール81として充分な強度を得られる。
(使用例4)
図20(a)は、上記発光棒状体11を工事現場等で使用されるバリケード用のコーンバー91に適用した例である。すなわち、コーンバー91は、離間して設置されるコーン92,92の上端部に受け渡すように取付けられるものであり、適宜長さに形成されるが、その中間部分における浸入規制とサイン機能を果たす部分が導光材13を収納した本体部材12で構成され、一端部が、発光ダイオード51、電池52、人感センサ54等の必要部材を内蔵した取付け部材14で構成され、他端部がそれらを内蔵しない取付け部材15で構成される。各取付け部材14,15は、端部に環状の環状部93を有し、一端部の取付け部材14は必要部材を収納するケーシングの役割を果たすとともに、コーン92の上端部に対して取付ける取付け部としての役割を果たす。他端部の取付け部材15はコーン92の上端部に対して取付ける取付け部としての役割を果たす。
図20(b)は、コーンバー91の端部を正面側から見た拡大図である。この図に示すように、導光材13は本体部材12の正面側に収納されている。また、本体部12の外周面には、注意を促す黄色と黒色の表示模様が付されている。
このため、暗い屋外等において人感センサ54が人間を検知して発光ダイオード51が点灯すると、光はコーンバー91から人間が近づいてきた方向である正面側に向かって放射され、その部分が明るくなる。この結果、暗い夜間において人間が不用意に近づいたときに、そこが立ち入り禁止などとして規制された場所であることを知らせることができる。車両のようにライトを持たないで歩行する人間にとって、バリケード等に不測に衝突してしまうようなことを阻止でき、安全性を確保できる。また、コーンバー91は、導光材13だけではなく本体部材12を有するので、所望の強度を得ることができるとともに上記表示模様の存在のため、コーンバーとしての機能を確実に得ることができる。
なお、導光材13は、正面側のみではなく背面側にも設けるとよく、表示模様も、「立ち入り禁止」などの文字等を含むものであるもよい。この場合には、本体部材12に形成された溝部12aの内側にも表示模様を付しておけば、認識可能な表示にできる。また、発光棒状体11は、コーンバーのほか、たとえばバリケード用のパイプ等に適用することもできる。
この発明の構成と、上記一形態の構成との対応において、
この発明の本体部は、上記一形態の構成の本体部12に対応し、
以下同様に、
一部の面は、出射面13aに対応し、
取付け部は、取付け部材14に対応し、
光源は、発光ダイオード51に対応し、
電源は、電池52に対応するも、
この発明は上記一形態の構成のみに限定されるものではなく、その他の形態を採用することができる。
たとえば、電源には商用電源を使用するもよく、また主電源のON・OFFスイッチを備えて不要時にOFF切換できるようにするもよい。
また、本体部は、断面円形以外の様々な形態であるもよい。
さらに、点灯は、点滅により行わせるもよい。上記使用例4のように注意を喚起する場合には、効果的である。
発光棒状体の使用例も、上記のものに限定されず、たとえば工事現場、交通整理等で用いられるハンディータイプのリフレクターライトや侵入防止用や案内用の手摺状の棒状体などにも使用できる。
発光棒状体の構造を示す説明図。 発光棒状体の要部構造を示す説明図。 導光材の要部平面図。 導光材の要部断面図。 導光材の要部の拡大断面図。 導光材の作用状態の説明図。 導光材の作用状態の説明図。 導光材の他の例を示す断面図。 導光材の他の例を示す平面図。 導光材の他の例を示す断面図。 制御ブロック図。 発光棒状体の他の構造を示す説明図。 本体部の断面図。 発光棒状体をドアハンドルに用いた場合の正面図。 ドアハンドルの横断面図。 ドアハンドルの側面図。 発光棒状体を吊棒に用いた場合に斜視図。 吊棒の構造を示す説明図。 発光棒状体をカーテンレールに用いた場合の説明図。 発光棒状体をコーンバーに用いた場合の説明図。
符号の説明
11…発光棒状体
12…本体部材
12a…溝部
13…導光材
13a…出射面
13b…反射面
14…取付け部材
17…弾性支持材
31…切り込み溝
32…間隔
33…隙間
51…発光ダイオード
52…電池
53…制御回路
54…人感センサ
62…ドアハンドル
72…吊棒
81…カーテンレール
91…コーンバー

Claims (6)

  1. 棒状をなす本体部の一部に、長さ方向に沿って溝部が形成されるとともに、
    該溝部に、一部の面を露出する棒状の導光材が収納され、
    上記一部の面と反対側の反射面には、導光材の長さ方向と交わる方向に延びる複数本の切り込み溝が導光材の長さ方向に間隔を隔てて配置され、
    上記本体部の端部には、導光材の端面に対向する光源と、該光源を点灯するための電源および制御回路を内蔵する取付け部が備えられた
    発光棒状体。
  2. 前記反射面が、切り込み溝を導光材の長さ方向と交わる方向に隙間をあけて直線的に間欠配置して形成された
    請求項1に記載の発光棒状体。
  3. 前記導光材の反射面と溝部との間に、導光材が溝部に収納された時に圧縮されて変形し導光材を弾力的に支持する弾性支持材が介装された
    請求項1または請求項2に記載の発光棒状体。
  4. 前記取付け部に、接近した人間を検知する人感センサが内蔵された
    請求項1から請求項3のうちのいずれか一項に記載の発光棒状体。
  5. 請求項1から請求項4のうちのいずれか一項に記載の発光棒状体を用いて形成された
    ドアハンドル。
  6. 前記取付け部が、ドアに対しての取付けを行うブラケットである
    請求項5に記載のドアハンドル。
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