JP2019011672A - ドア操作装置およびドア - Google Patents
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Abstract
【課題】ノイズレスデザインを阻害することなく間接光を提供できるドア操作装置およびドアを提供する。【解決手段】ドア操作装置3が、ドア体を有するドアと共に使用される。ドア操作装置3は、少なくとも一部が、ドア体上から離間し、延在する、ドア操作に供される操作部31と、操作部31によって遮蔽される不可視領域に配置される発光部と、を備える。【選択図】図2
Description
本発明はノイズレスデザインを阻害しないドア操作装置およびドアに関する。
本件特許出願は、2017年6月30日に出願した日本国特許出願2017−129144号に基づく優先権を主張し、上記日本国特許出願の全内容を参照によって援用する。
近年、特に空間デザインにおけるデザイン様式の1つとして、凹凸、線や間隙などを可能な限り排除し、外観を最小限の要素によって構成するノイズレスデザインが提示されている。このノイズレスデザインは、主に他の要素との調和を目的として、特に建築物により創出される環境や空間における各設備に対して適用される。ここで、該当する設備としては、例えば、キッチン、入浴設備、収納設備、ドアなどが挙げられる。
また、昨今、ドアには錠前の動作を電気的に行う電気錠が備えられた電気錠システムが設けられ、この電気錠システムにおいて、電気錠による施解錠状態、更に、電気錠による施解錠が認証に基づく場合には認証状態を、視覚的手段、例えばLEDによる発光によってユーザに報知する技術が知られている。
このような技術としては、例えば、ドア体に固定されるハンドルベースと、ハンドルベースに回転操作自在に連結されるハンドル体とを備え、ハンドル体には電気錠の施解錠制御ボタンと、ハンドル体の上面に目視可能に配置されて施解錠制御ボタンに対応して施解錠操作結果を表示する発光部とが配置されるハンドル装置、が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ノイズレスデザインを適用したドア、またはこのようなドアに備えられるハンドル装置において、施解錠に係る報知を発光により行う場合、特に発光されない状態においては発光部がノイズレスデザインを阻害するノイズとなり外観上好ましくない、という問題があった。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、ノイズレスデザインを阻害することなく間接光を提供できるドア操作装置およびドアを提供することを目的とする。
本発明の一態様におけるドア操作装置は、ドア体を有するドアと共に使用されるドア操作装置であって、少なくとも一部が、前記ドア体上から離間し、延在する、ドア操作に供される操作部と、前記操作部によって遮蔽される不可視領域に配置される発光部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一態様におけるドアは、ドア体と、少なくとも一部が、前記ドア体上から離間し、延在する、ドア操作に供される操作部と、前記操作部によって遮蔽される不可視領域に配置される発光部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、操作部によって遮蔽される不可視領域に配置された発光部によって、ノイズレスデザインを阻害することなく間接光を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。以下の実施形態において説明される「ハンドル部」および「手掛け部」は「操作部」の下位概念として例示するものであり、「ハンドル装置」および「手掛け装置」は「ドア操作装置」の下位概念として例示するものである。
<第1の実施形態>
(ハンドル装置の構成)
まず、第1の実施形態に係るハンドル装置の構成について説明する。図1は、第1の実施形態に係るドアの構成を示す概略図である。図2は、第1の実施形態に係るハンドル装置の構成を示す斜視図である。なお、図1は、室外側からドアを見た状態を示す。
(ハンドル装置の構成)
まず、第1の実施形態に係るハンドル装置の構成について説明する。図1は、第1の実施形態に係るドアの構成を示す概略図である。図2は、第1の実施形態に係るハンドル装置の構成を示す斜視図である。なお、図1は、室外側からドアを見た状態を示す。
図1に示すように、本実施形態に係るドア2は、部屋を画成する壁100に形成され、枠体1により縁取られ、室内に連通する開口を塞ぐ板状の部材(ドア体)である。このドア2は、左右方向一方(図1における右側)の一辺がこの辺方向を向く軸周りに回動可能に枠体1に軸支されることにより、開閉可能となった、所謂開き戸として構成されているが、折れ戸や引き戸として構成しても良く、どのような種類のドアであっても良い。なお、以降の説明においては、室外側を前方、室内側を後方、前後方向(y方向)及び上下方向(z方向)に直交する方向を左右方向(x方向)とする。
また、ドア2における左右方向他方(図1における左側)には、ハンドル装置3が配置されており、このハンドル装置3は、ドア2の一部を構成するように、具体的には、ドア2とハンドル装置3とにより1つの外形を成すように一体的に形成される。すなわち、ハンドル装置3は、ドア体を有するドア2と共に使用される。なお、ハンドル装置3は、図示の通り、本実施形態では室外側に取付けられているが、ドア2の室外側、室内側のどちらに取付けられても良い。
図2に示すように、ハンドル装置3は、所定の高さを有し、ドア2に固定可能に構成された略板状の基部30と、基部30においてドア2が取り付けられる面とは反対側の面、本実施形態においては前面側に設けられ、断面略L字形に形成された、ドア2を開閉させるためのハンドル部31とを備える。また、ハンドル装置3は、図2には図示されない、スイッチ32、発光部33、アンテナ35、電気錠36、制御装置40、を備える(図6参照)。ここで、電気錠36は、アクチュエータにより駆動されるデッドボルトを備えてドア2を施解錠する。アンテナ35は、電気錠36に対する鍵であり、一意な識別情報である鍵IDを含む鍵ID情報が格納された非接触ICチップを備えたIDキーと無線通信を行って鍵ID情報を読み取る。制御装置40は、IDキーに対する認証を行い、この認証に基づいて電気錠36によるドア2の施解錠を制御する。スイッチ32は、例えば静電容量センサであり、電気錠36による解錠のトリガとして機能する。発光部33は、例えばLEDであり、IDキーに対する認証状態及び電気錠36による施解錠状態を点灯によってハンドル装置3のユーザに報知する。
基部30は、ハンドル部31が接続される第1部分301と、第1部分301に対して左右方向においてドア2が軸支される側に設けられる第2部分302と、第1部分301と第2部分302とを接続する第3部分303とを有する。第2部分302の前方面302aは第1部分301の前方面301aに対して所定距離Dだけ前方に位置し、このため、第3部分303の前方側の面は、第1部分301側から第2部分302側にかけて前方に傾斜する傾斜面303aとして形成されている。上記から自明である通り、上記した前方面301a、前方面302a、および傾斜面303aは、ドア2(ドア体)の表面を構成する。
ハンドル部31は、前方に(すなわち、ドア体の表面から)突出する突出部311とこの突出部311の前方に接続され、左右方向一方(図3における右側)、具体的には、第2部分302が設けられる側であって、実施形態においてはドア2が軸支される側に突出するハンドル体312とを有する。上記から自明である通り、ハンドル体312を含むハンドル部31は、ドア2を開閉させるためにユーザの把持に供される部分(すなわち、ドア操作に供される部分)である。突出部311には、左右方向におけるハンドル体312の突出側(図3における右側)に側方面311aが形成される。また、ハンドル体312には、第1部分301の前方面301aと互いに対向する後方面312aが後方側に形成される。上記から自明である通り、ハンドル部31の一部であるハンドル体312は、ドア体上から離間し延在する。なお、ハンドル体312は、その突出方向先端が左右方向において第3部分303よりも所定距離Wだけ突出部311側(図3における左側)に位置するように形成されると良い。また、図2および図3等から自明であるが、基部30の一部(第1部分301)が、ハンドル体312を含むハンドル部31と対向している。
(発光部の配置位置)
次に、発光部の配置位置について説明する。図3は、ハンドル体の後方面に発光部を配置したハンドル装置の構成を示す図1のA−A線断面図である。図4は、突出部の側方面に発光部を配置したハンドル装置の構成を示す図1のA−A線断面図である。図5は、基部の前方面に発光部を配置したハンドル装置の構成を示す図1のA−A線断面図である。
次に、発光部の配置位置について説明する。図3は、ハンドル体の後方面に発光部を配置したハンドル装置の構成を示す図1のA−A線断面図である。図4は、突出部の側方面に発光部を配置したハンドル装置の構成を示す図1のA−A線断面図である。図5は、基部の前方面に発光部を配置したハンドル装置の構成を示す図1のA−A線断面図である。
図3に示すように、本実施形態において、スイッチ32、発光部33は、ハンドル部31のハンドル体312の後方面312aに配置される。上記(特に、図2および図3)から自明である通り、後方面312aは、ハンドル部31(ハンドル体312)自体によって遮蔽されているので、前方に位置するユーザから見えない(すなわち、正面視で視認されない)不可視領域を構成する。すなわち、スイッチ32および発光部33は、ハンドル部31によって遮蔽される不可視領域に配置される。ここで、ハンドル体312が、その先端が距離Wだけ第3部分303より左方に位置するように形成されることによって、ユーザがハンドル体312の後方面312aに配置されたスイッチ32を操作することが容易となる。
ユーザは、ドア2の開閉動作を行う際にハンドル体312を把持する。ハンドル体312を把持する際、ユーザが、ハンドル体312の後方面312aに手を掛ける蓋然性が高いことは、自明である。上記したように、開閉時にユーザが触れる蓋然性が高い後方面312aにスイッチ32を配置することによって、スイッチ32の操作とドア2の開閉動作とを別個にユーザが行う必要が回避されるので、ユーザの利便性が向上する。
また、発光部33をハンドル体312の後方面312a(すなわち、ハンドル部31によって遮蔽される不可視領域)に配置することによって、ハンドル装置3のユーザから発光部33が視認されず、ノイズレスデザインを阻害することなく、IDキーに対する認証状態及び電気錠36による施解錠状態を間接光によりユーザに報知することができる。そのため、基部301の前方面301a、突出部311の側方面311a、ハンドル体312の後方面312aは、所定以上の光反射率を有するように形成されると良い。また、基部30の第3部分303に形成された傾斜面303aによって、発光部33による間接光を前方へ向けることができ、延いては、発光部33の発光効率を向上させることができる。
なお、発光部33は、上下方向においてスイッチ32と同じ位置(すなわち、スイッチ32と同一の高さ)、更には左右方向においてスイッチ32よりも突出部311側に設けられると良く、これによって、発光部33の点灯による報知において、スイッチ32の位置をもユーザに知らせることができ、延いてはスイッチ32の操作をユーザに催すことができる。
また、図4に示すように、発光部33を、ハンドル部31の突出部311の側方面311aに配置しても良い。このように配置することによって、発光部33による光の照射方向をハンドル体312の突出方向に向けることができ、発光部33の発光効率を向上させることができる。なお、上記(特に、図2および図4)から自明である通り、側方面311aは、ハンドル体312によって遮蔽されているので、前方に位置するユーザから見えない(すなわち、正面視で視認されない)不可視領域を構成する。すなわち、発光部33は、ハンドル部31によって遮蔽される不可視領域に配置される。
また、図5に示すように、発光部33を、基部30の第1部分301の前方面301aに、具体的には、左右方向における突出部311の側方面311aから、ハンドル体312の突出方向先端までの範囲S内に収まる前方面301a上に配置しても良い。この前方面301a上における範囲S内に収まる部分は、言い換えれば、前方面301aにおけるハンドル体312と対向する部分である。このように配置することによって、スイッチ32から発光部33を離間させることができ、ノイズレスデザインを阻害しない光によるユーザへの報知において、ハンドル装置3の設計の自由度を向上させることができる。なお、上記(特に、図2および図5)から自明である通り、前方面301aは、ハンドル体312によって遮蔽されているので、前方に位置するユーザから見えない(すなわち、正面視で視認されない)不可視領域を構成する。すなわち、基部30の一部(前方面301a)に不可視領域の一部が形成され、発光部33は、ハンドル部31によって遮蔽される不可視領域に配置される。
このように、発光部33を、ハンドル部31のハンドル体312の後方面312a、ハンドル部31の突出部311の側方面311a、または、基部30の第1部分301の前方面301aにおける範囲S内に配置することによって、つまり、ハンドル装置3を前方から見た場合にハンドル体312の陰となる位置(すなわち、ハンドル体312によって遮蔽され正面視で視認されない不可視領域)に発光部33を配置することによって、発光部33をユーザに視認されないものとしつつ光による報知を行うことができる。なお、発光部33は、ハンドル体312の後方面312a、ハンドル部31の突出部311の側方面311a、範囲S内に収まる前方面301a(すなわち、不可視領域)上の少なくともいずれかに配置されていれば良い。例えば、発光部33を後方面312aから側方面311aにかけて一体的に配置すること、発光部33を側方面311aから前方面301aにおける範囲S内にかけて一体的に配置すること、発光部33を後方面312a、側方面311a、前方面301aにおける範囲S内に亘って一体的に配置することなどが考えられる。また、例えば、発光部33を、後方面312a、側方面311a、前方面301aにおける範囲S(すなわち、不可視領域)内のうち、2箇所以上の位置に複数設けるようにしても良い。
(制御装置の構成)
次に、認証に基づいて電気錠による施解錠を制御する制御装置の構成及び動作について説明する。図6は、制御装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図7は、制御装置の機能構成を示すブロック図である。
次に、認証に基づいて電気錠による施解錠を制御する制御装置の構成及び動作について説明する。図6は、制御装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図7は、制御装置の機能構成を示すブロック図である。
図6に示すように、制御装置40は、ハードウェアとして、CPU(Central Processing Unit)41、RAM(Random Access Memory)42、記憶装置43、入出力IF(InterFace)45を備える。CPU41とRAM42は、協働して後述する各種機能を実行する。記憶装置43は、CPU41及びRAM42により実行される各種機能に係るデータを記憶する。入出力IF45は、スイッチ32、発光部33、アンテナ35、電気錠36のそれぞれとCPU41とが通信するためのインターフェイスである。
図7に示すように、制御装置40は、CPU41及びRAM42により実行される機能として、IDキーに対する認証を行う認証部401と、認証部401による認証結果に基づいて電気錠36を制御する制御部402と、認証部401による認証状態、及び制御部402による電気錠36の施解錠状態について発光部33を発光させてユーザに報知する報知部403とを備える。
(制御装置の動作)
次に、制御装置の動作について説明する。図8は、制御装置の動作を示すフローチャートである。
次に、制御装置の動作について説明する。図8は、制御装置の動作を示すフローチャートである。
図8に示すように、まず、認証部401は、アンテナ35によりIDキーから鍵ID情報が取得されたか否かを判定する(S101)。
鍵ID情報が取得された場合(S101,YES)、認証部401は、取得された鍵ID情報に含まれる鍵IDが予め登録された鍵IDと一致するか否かを判定する(S102)。ここで、認証部401は、具体的には、取得された鍵IDと記憶装置43に記憶された鍵IDとの比較を行う。
取得された鍵IDが予め登録された鍵IDと一致する場合(S102,YES)、報知部403が発光部33を第1の発光パターンにより発光させ(S103)、その後、制御部402が、スイッチ32がONであるか否かを判定する(S104)。
スイッチ32がONである場合(S104,YES)、制御部402が電気錠36を解錠状態とし(S105)、その後、報知部402が、発光部33を第1の発光パターンとは異なる第2の発光パターンにより発光させ(S106)、本フローが終了する。
一方、スイッチ32がOFFである場合(S104,NO)、報知部402は、再度、発光部33を第1発光パターンにより発光させる(S106)。
また、ステップS102において、取得された鍵IDが予め登録された鍵IDと一致しない場合(S102,NO)、報知部402は、発光部33を第1及び第2の発光パターンとは異なる第3の発光パターンにより発光させ(S107)、本フローが終了する。
また、ステップS101において、鍵ID情報が取得されない場合(S101,NO)、認証部401は、再度、アンテナ35によりIDキーから鍵ID情報が取得されたか否かを判定する(S101)。
このような制御装置40の動作において、第1〜第3の発光パターンは、互いに発光の仕方が異なっていれば良く、例えば、点滅回数や点灯時間を互いに異ならせたり、発光部33をフルカラーLEDとして発光色を異ならせたりしても良い。また、スイッチ32と発光部33とを互いに同じ高さ位置とすることによって、ステップS102の認証が成功した場合に認証が成功したことを示すと同時に、スイッチ32の操作をユーザに催すことができる。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態について説明する。本実施形態においては、ハンドル装置の構成が第1の実施形態とは異なり、また、これに伴ってドアの構成も第1の実施形態とは異なる。図9は、第2の実施形態に係るドアの構成を示す概略図である。図10は、第2の実施形態に係るハンドル装置の構成を示す斜視図である。図11は、第2の実施形態に係るハンドル装置の構成を示す断面図である。なお、図11は、前後方向(y方向)軸及び上下方向(z方向)軸を有する平面(yz平面)により切断した基部及びハンドル部の断面を側方から見た図である。
次に、第2の実施形態について説明する。本実施形態においては、ハンドル装置の構成が第1の実施形態とは異なり、また、これに伴ってドアの構成も第1の実施形態とは異なる。図9は、第2の実施形態に係るドアの構成を示す概略図である。図10は、第2の実施形態に係るハンドル装置の構成を示す斜視図である。図11は、第2の実施形態に係るハンドル装置の構成を示す断面図である。なお、図11は、前後方向(y方向)軸及び上下方向(z方向)軸を有する平面(yz平面)により切断した基部及びハンドル部の断面を側方から見た図である。
図9に示すように、本実施形態に係るドア2aは、第1の実施形態に係るハンドル装置3とは異なるハンドル装置5が配置される点で第1の実施形態に係るドア2とは異なり、また、これによって、ドア2aは、室外側の略全面が平面に形成される点がドア2とは異なる。
図10及び図11に示すように、本実施形態に係るハンドル装置5は、ドア2aに固定可能に構成された板状の座であり、ドア2aのドア面と協働して平面を形成するエスカチオンとして構成された基部50と、基部50においてドア2aが取り付けられる面とは反対側の面、本実施形態においては前面側に設けられ、側方から見て略U字状に形成された、ドア2aを開閉させるためのハンドル部51とを備える。すなわち、ハンドル装置5は、ドア体を有するドア2aと共に使用され、基部50の一部は、ハンドル部51と対向する。また、ハンドル装置5は、図9〜図11に図示されないアンテナ35、電気錠36、制御装置40、を備えるものとする。
ハンドル部51は、所謂グリップハンドルタイプのハンドルであり、基部50から前方に突出する第1突出部511と、この第1突出部511の下方に離間した位置に設けられて基部50から前方に突出する第2突出部512と、第1突出部511と第2突出部512とをこれらの前方側において接続するハンドル体513とを有する。上記から自明である通り、ハンドル体513は、ドア2aを開閉させるためにユーザの把持に供される部分(すなわち、ドア操作に供される部分)である。ハンドル体513は、第1突出部511から下方に突出するように、または第2突出部からは上方に突出するように、上下方向に延在する。上記から自明である通り、ハンドル部51の一部であるハンドル体513は、ドア2aのドア面(ドア体上)から離間し延在する。
ハンドル体513における後方面513a(すなわち、ハンドル部51によって遮蔽される不可視領域)には、第1の実施形態におけるスイッチ32及び発光部33と同様の機能を有するスイッチ52及び発光部53が設けられ、スイッチ52と発光部53とは、発光部53がスイッチ52自体を発光させるように略同位置に配置される。なお、ハンドル体513にスイッチ52のみを設け、基部50においてハンドル体513の後方面513aと対向する領域(すなわち、基部50の一部である不可視領域)に発光部53’を設けても良い。このように発光部53または53’を不可視領域に設けることによって、発光部53をハンドル装置5またはドア2aの前面に設けることなく、即ち、ノイズレスデザインを阻害することなく、スイッチ52の位置を発光によってユーザに報知できる。なお、スイッチ52、発光部53及び53’は、第1の実施形態と同様に、それぞれ、静電容量センサ、LEDとして構成されているものとする。
<第3の実施形態>
次に、第3の実施形態について説明する。本実施形態においては、ハンドル部の構成が第2の実施形態とは異なる。図12は、第3の実施形態に係るハンドル装置の構成を示す斜視図である。図13は、第3の実施形態に係るハンドル装置の構成を示す平面図である。なお、図13においては一部が断面として示される。
次に、第3の実施形態について説明する。本実施形態においては、ハンドル部の構成が第2の実施形態とは異なる。図12は、第3の実施形態に係るハンドル装置の構成を示す斜視図である。図13は、第3の実施形態に係るハンドル装置の構成を示す平面図である。なお、図13においては一部が断面として示される。
図12及び図13に示すように、本実施形態に係るハンドル装置6は、第2の実施形態と同様にエスカチオンとして構成された基部60と、基部60の前面側に設けられ、上下方向(z方向)のいずれか一方から見て略U字状に形成された、ドア2aを開閉させるためのハンドル部61を備える。すなわち、ハンドル装置6は、ドア体を有するドア2aと共に使用され、基部60の一部は、ハンドル部61と対向する。また、ハンドル装置6は、図12及び図13に図示されないアンテナ35、電気錠36、制御装置40、を備えるものとする。
ハンドル部61は、所謂グリップハンドルタイプのハンドルであり、基部60から前方に突出する第1突出部611と、この第1突出部611に対して左右方向一方(図12,13においては左方)に離間して設けられて前方に突出する第2突出部612と、第1突出部611と第2突出部612とをこれらの前方側において接続するハンドル体613とを有する。上記から自明である通り、ハンドル体613は、ドア2aを開閉させるためにユーザの把持に供される部分(すなわち、ドア操作に供される部分)である。ハンドル体613は、第1突出部611から左方に突出するように、または第2突出部612から右方に突出するように、左右方向に延在する。上記から自明である通り、ハンドル部61の一部であるハンドル体613は、ドア2aのドア面(ドア体上)から離間し延在する。
ハンドル体613における後方面613a(すなわち、ハンドル部61によって遮蔽される不可視領域)には、第1の実施形態におけるスイッチ32及び発光部33と同様の機能を有するスイッチ62及び発光部63が設けられ、スイッチ62と発光部63とは、発光部63がスイッチ62自体を発光させるように略同位置に設けられる。なお、ハンドル体613にスイッチ62のみを設け、基部60においてハンドル体613の後方面613aと対向する領域(すなわち、基部60の一部である不可視領域)に発光部63’を設けても良い。また、スイッチ62は、静電容量センサではなく、前方に押圧可能な物理スイッチとして構成され、発光部63は、第1の実施形態と同様にLEDとして構成されているものとする。
<第4の実施形態>
次に、第4の実施形態について説明する。本実施形態においては、ハンドル部の構成が第2及び第3の実施形態とは異なる。図14は、第4の実施形態に係るハンドル装置の構成を示す斜視図である。図15は、第4の実施形態に係るハンドル装置の構成を示す断面図である。なお、図15は、前後方向(y方向)軸及び左右方向(x方向)軸を有する平面(xy平面)により切断した基部及びハンドル部の断面を上方から見た図である。
次に、第4の実施形態について説明する。本実施形態においては、ハンドル部の構成が第2及び第3の実施形態とは異なる。図14は、第4の実施形態に係るハンドル装置の構成を示す斜視図である。図15は、第4の実施形態に係るハンドル装置の構成を示す断面図である。なお、図15は、前後方向(y方向)軸及び左右方向(x方向)軸を有する平面(xy平面)により切断した基部及びハンドル部の断面を上方から見た図である。
図14及び図15に示すように、本実施形態に係るハンドル装置7は、第2及び第3の実施形態と同様にエスカチオンとして構成された基部70と、基部70の前面側に設けられ、上下方向のいずれか一方から見て略L字状に形成された、ドア2aを開閉させるためのハンドル部71を備える。すなわち、ハンドル装置7は、ドア体を有するドア2aと共に使用され、基部70の一部は、ハンドル部71と対向する。また、ハンドル装置7は、図14及び図15に図示されないアンテナ35、電気錠36、制御装置40、を備えるものとする。
ハンドル部71は、所謂レバーハンドルタイプのハンドルであり、基部70から前方に突出する突出部711と、この突出部711から左右方向一方(図14及び図15における右方)に突出するハンドル体712とを有する。上記から自明である通り、ハンドル部71の一部であるハンドル体712は、ドア2aのドア面(ドア体上)から離間し延在する。上記から自明である通り、ハンドル体712は、ドア2aを開閉させるためにユーザの把持に供される部分(すなわち、ドア操作に供される部分)である。
ハンドル体712における後方面712a(すなわち、ハンドル部71によって遮蔽される不可視領域)には、第1の実施形態におけるスイッチ32及び発光部33と同様の機能を有するスイッチ72及び発光部73が設けられ、スイッチ72と発光部73とは、発光部73がスイッチ72自体を発光させるように略同位置に設けられる。なお、ハンドル体712にスイッチ72のみを設け、基部70においてハンドル体712の後方面712aと対向する領域(すなわち、基部70の一部である不可視領域)に発光部73’を設けても良い。また、スイッチ72、発光部73は、第1の実施形態と同様に、それぞれ、静電容量センサ、LEDとして構成されているものとする。
<第5の実施形態>
次に、第5の実施形態について説明する。本実施形態においては、ハンドル部の構成が第2〜第4の実施形態とは異なる。図16は、第5の実施形態に係るハンドル装置の構成を示す斜視図である。図17は、第5の実施形態に係るハンドル装置の構成を示す断面図である。なお、図17は、前後方向(y方向)軸及び左右方向(x方向)軸を有する平面(xy平面)により切断した基部及びハンドル部の断面を上方から見た図である。
次に、第5の実施形態について説明する。本実施形態においては、ハンドル部の構成が第2〜第4の実施形態とは異なる。図16は、第5の実施形態に係るハンドル装置の構成を示す斜視図である。図17は、第5の実施形態に係るハンドル装置の構成を示す断面図である。なお、図17は、前後方向(y方向)軸及び左右方向(x方向)軸を有する平面(xy平面)により切断した基部及びハンドル部の断面を上方から見た図である。
図16及び図17に示すように、本実施形態に係るハンドル装置8は、第2〜第4の実施形態と同様にエスカチオンとして構成された基部80と、基部80の前面側に設けられ、上下方向のいずれか一方から見て略L字状に形成された、ドア2aを開閉させるためのハンドル部81を備える。すなわち、ハンドル装置8は、ドア体を有するドア2aと共に使用され、基部80の一部または全部が、ハンドル部81と対向する。また、ハンドル装置8は、図16及び図17に図示されないアンテナ35、電気錠36、制御装置40、を備えるものとする。
ハンドル部81は、所謂プレートハンドルタイプのハンドルであり、基部80から前方に突出する突出部811と、この突出部811の前方端部に設けられて左右方向一方(図16及び図17における右方)に延在するハンドル体812とを有する。上記から自明である通り、ハンドル部81の一部であるハンドル体812は、ドア2aのドア面(ドア体上)から離間し延在する。上記から自明である通り、ハンドル体812は、ドア2aを開閉させるためにユーザの把持に供される部分(すなわち、ドア操作に供される部分)である。このハンドル体812は、突出部811に対して高さ方向のサイズが大きく形成されており、略平板上に形成される。
ハンドル体812における後方面812a(すなわち、ハンドル部81によって遮蔽される不可視領域)には、第1の実施形態におけるスイッチ32及び発光部33と同様の機能を有するスイッチ82及び発光部83が設けられ、スイッチ82と発光部83とは、発光部83がスイッチ82自体を発光させるように略同位置に設けられる。なお、ハンドル体812にスイッチ82のみを設け、基部80においてハンドル体812の後方面812aと対向する領域(すなわち、基部80の全部または一部である不可視領域)に発光部83’を設けても良い。また、スイッチ82、発光部83及び83’は、第1の実施形態と同様に、それぞれ、静電容量センサ、LEDとして構成されているものとする。
上述した第1〜第5の実施形態においては、本発明に係るハンドル装置は、基部から前後方向に突出する少なくとも1つの突出部と、この突出部から突出部の突出方向と略直交する一方向(上下方向軸及び左右方向軸を有する平面と略平行する一方向)に向けて延在するハンドル体とを有したものとしたが、ハンドル体は、突出部の突出方向に交差する一方向に延在するものであれば良い。上記から自明である通り、ハンドル部の一部であるハンドル体は、ドア面から離間し延在する任意の構成であり得る。例えば、ハンドル体の延在方向を、上下方向または左右方向から傾斜させても良く、また、上下方向軸及び左右方向軸を有する平面に対して傾斜させても良い。
また、第2〜第5の実施形態におけるハンドル装置についても、突出部におけるハンドル体が延在する側の側面に発光部を配置しても良い。
<第6の実施形態>
次に、第6の実施形態について説明する。本実施形態においては、ハンドル装置ではなくドアに発光部を設ける点が第1〜第5の実施形態とは異なる。また、本実施形態のハンドル装置は、エスカチオン等の基部を有さない。図18は、第6の実施形態に係るドアの構成を示す斜視図である。
次に、第6の実施形態について説明する。本実施形態においては、ハンドル装置ではなくドアに発光部を設ける点が第1〜第5の実施形態とは異なる。また、本実施形態のハンドル装置は、エスカチオン等の基部を有さない。図18は、第6の実施形態に係るドアの構成を示す斜視図である。
図18に示すように、本実施形態に係るドア2bは、第1〜第5の実施形態におけるドア2及びドア2aと同様に、部屋を画成する壁100に形成され、枠体1により縁取られ、室内に連通する開口を塞ぐ板状の部材である。より具体的には、ドア2bは、前後方向両側、即ち、室外側及び室内側のそれぞれにドア面20a、ドア面20bが形成された板状のドア体20を備える。このドア2bは、左右方向一方(図18における右側)の一辺がこの辺方向を向く軸周りに回動可能に枠体1に軸支されることにより、開閉可能となった、所謂開き戸として構成されているが、折れ戸や引き戸として構成しても良く、どのような種類のドアであっても良い。
このドア2bの室外側の面であるドア面20aには、第2の実施形態に係るハンドル装置5から基部50を取り除いた形態の、所謂グリップハンドルタイプのハンドルであるハンドル装置9が設けられる。このハンドル装置9は、ドア面20aから前方に突出する第1突出部911と、この第1突出部911の下方に離間した位置に設けられてドア面20から前方に突出する第2突出部912と、第1突出部911と第2突出部912とをこれらの前方側において接続するハンドル体913とを有する。上記から自明である通り、ハンドル装置9の一部であるハンドル体913は、ドア体20(より詳細には、ハンドル体913に対向するドア体20の対向面)から離間し延在する。上記から自明である通り、ハンドル体913は、ドア2bを開閉させるためにユーザの把持に供される部分(すなわち、ドア操作に供される部分)である。
このようなハンドル装置9におけるハンドル体913において、ドア面20aと対向する面である後方面913a(すなわち、ハンドル体913によって遮蔽される不可視領域)には、第1の実施形態におけるスイッチ32と同様の機能を有するスイッチ92が設けられる。また、ドア2bのドア面20aにおけるハンドル体913の後方面913aと対向する領域(すなわち、ハンドル体913によって遮蔽される不可視領域)には、第1の実施形態における発光部33と同様の機能を有する発光部21が設けられる。これにより、発光部21をハンドル装置9またはドア2bにおいて利用者から容易に発光部21自体を認識可能な位置に設けることなく、即ち、ノイズレスデザインを阻害することなく、スイッチ92の位置を発光によってユーザに報知できる。なお、スイッチ92及び発光部21は、第1の実施形態と同様に、それぞれ、静電容量センサ、LEDとして構成されているものとする。
なお、ドア2bは、少なくとも、図18に図示されない電気錠36をドア体20内部に内蔵して備えるものとし、更には、図示されないアンテナ35及び制御装置40を内蔵して備えても良く、アンテナ35及び制御装置40のうち、ドア2bに備えられない構成要素をハンドル装置9に備えるようにしても良い。また、ハンドル装置9を室内側のドア面20bに設けるようにしても良い。また、ドア2bに設けられるハンドル装置9は、第1〜第5の実施形態と同様に、ドア面20aから前後方向に突出する少なくとも1つの突出部と、突出部の突出方向に交差する一方向に延在するものであれば良い。上記から自明である通り、ハンドル装置9の一部であるハンドル体913は、ドア体20上(より詳細には、ハンドル体913に対向するドア体20の対向面)から離間し延在する任意の構成であり得る。
<第7の実施形態>
次いで、第7の実施形態を説明する。本実施形態においては、第6の実施形態と同様、基部を有さないハンドル装置が、直接的にドアに接続する。また、第1から第6の実施形態と同様、ハンドル部によって遮蔽されることで形成される不可視領域に発光体が配置される。なお、本明細書における「不可視領域」とは、非限定的に例示すると、ユーザからの正面視で視認されない領域のことである。
次いで、第7の実施形態を説明する。本実施形態においては、第6の実施形態と同様、基部を有さないハンドル装置が、直接的にドアに接続する。また、第1から第6の実施形態と同様、ハンドル部によって遮蔽されることで形成される不可視領域に発光体が配置される。なお、本明細書における「不可視領域」とは、非限定的に例示すると、ユーザからの正面視で視認されない領域のことである。
図19は、第7の実施形態のドア2bを示す正面図である。壁100は、部屋を構成し部屋の区画を規定する(すなわち、部屋を画成する)。壁100に形成された矩形状の開口は、枠体1によって縁取られ、室内に連通する。ドア2bは、上記した矩形状の開口を塞ぐように設けられる。ドア2bは、室外側にドア面20aが形成され、室内側にドア面20bが形成された板状の部材であるドア体20を有する。
ドア2bは、蝶番等によって枠体1の1辺(図19では右辺)に回動可能に取り付けられる。すなわち、ドア2bは、枠体1の1辺を軸として回動する開き戸である。なお、前述の実施形態と同様、ドア2bに関して任意の開閉機構を採用可能であり、例えば、ドア2bが折れ戸や引き戸として構成されてもよい。
図20は、ドア2bに設けられたハンドル装置10を示す一部拡大斜視図である。ドア2bの開閉に用いられるハンドル部101を備えたハンドル装置10は、ドア面20a(図19の左辺近傍)上に設けられる。ハンドル部101は、ドア面20aから前方に向けて(前後方向,y方向に)アーチ状に突出することにより開閉時にユーザの把持に供される。すなわち、ハンドル部101は、ユーザによるドア操作に供される部分であって、ドア体20の表面(ドア面20a)から突出する部分を有する。ハンドル部101の上部101aおよび下部101bは、それぞれ、ドア面20aに直接的に接続している。すなわち、本実施形態のドア体20およびハンドル装置10は、一体不可分に構成されている。
ハンドル部101のうち突出した部分である中央部101cは、中央部101cの後方面101dに対向したドア面20aである対向面20cから離間しつつ、屈曲しながら上下方向に延在している。ハンドル部101とドア体20との間には間隙が存在する。この間隙を取り囲む後方面101dおよび対向面20cは、ハンドル部101によって遮蔽される不可視領域である。
図21は、ハンドル部101を示す断面図である。図21は、前後方向(y方向)および上下方向(z方向)に拡がる平面(yz平面)により切断したハンドル部101およびドア体20の断面を側方から見た図である。
ハンドル部101は、第1の実施形態のスイッチ32と同様に機能するスイッチ102を備える。スイッチ102は、不可視領域であるハンドル部101の後方面101dに配置される。なお、スイッチ102が、ドア体20の対向面20cに配置されてもよい。
ハンドル部101は、第1の実施形態の発光部33と同様に機能する発光部103を備える。発光部103は、不可視領域内の任意の位置に配置され得る。発光部103は、例えば、ハンドル部101の後方面101dおよびドア体20の対向面20cのいずれか一方または双方に設けられる。
本実施形態では、以上のように、ハンドル装置10やドア2bの前面(すなわち、可視領域)ではなく不可視領域に発光部103が設けられているので、ノイズレスデザインを阻害することなく、間接光をユーザに提供することが可能である。また、スイッチ102と発光部103とが略同位置に配置されているので、スイッチ102の位置を発光部103の発光によってユーザに報知することが可能である。
<第8の実施形態>
次いで、第8の実施形態を説明する。第1から第7の実施形態では、ドア操作に供される操作部として「ハンドル部」が例示されているが、以降の実施形態では、操作部の別の例としての「手掛け部」が提示される。
次いで、第8の実施形態を説明する。第1から第7の実施形態では、ドア操作に供される操作部として「ハンドル部」が例示されているが、以降の実施形態では、操作部の別の例としての「手掛け部」が提示される。
概略的に説明すると、手掛け部は、ドア体の表面からドア内部方向へ陥設された凹部上に位置する対向面から離間し延在する構成要素である。手掛け部に遮蔽されることによって凹部上に不可視領域が構成される。操作部によって遮蔽される不可視領域に発光部が配置されることは、前述の実施形態と同様である。
図22は、第8の実施形態のドア2cを示す正面図である。本実施形態に係るドア2cは、前述の実施形態にて説明されるドア2(2a,2b)と同様に、部屋を画成する壁100に形成された矩形状の開口を塞ぐように設けられる。ドア2cは、室外側にドア面20aが形成され、室内側にドア面20bが形成された板状の部材であるドア体20を有する。本実施形態のドア2cは、左右方向(x方向)いずれかの縦辺(図22の右側に位置する辺)に回動可能にて軸支される。ただし、前述の実施形態と同様、ドア2cに関して任意の開閉機構を採用可能であることは当然である。ドア2cには、上下方向(z方向)に延在する手掛け装置11が設けられる。
図23は、ドア2cに設けられた手掛け装置11を示す一部拡大斜視図である。ドア2cの開閉に用いられる手掛け部111を備えた手掛け装置11は、ドア2cの左辺全体に亘って(すなわち、ドア2cの左辺の上端から下端にかけて)設けられる。なお、手掛け装置11は、ドア2cと一体として成形されてもよく(すなわち、手掛け部111を備えたドア2cとして成形されてもよく)、各々個別に成形された後に互いに組み合わされてもよい。
図24は、手掛け部111を示す断面図である。図24は、左右方向(x方向)および前後方向(y方向)に拡がる平面(xy平面)により切断した手掛け部111、手掛け装置11、およびドア体20の断面を上方から見た図である。
図22ないし図24に示すように、本実施形態のドア2cにおいて、ドア体20の表面からドア内部方向へ向けて、より具体的には、ドア2cの戸先から凹状に陥没する方向(図24のx方向右側)に対して、凹部Cc1が陥設されている。凹部Cc1が陥設されることによって手掛け部111および対向面Os1が形成される。すなわち、凹部Cc1は手掛け部111を形成する。手掛け部111は、凹部Cc1上に位置する対向面Os1から離間し延在する。
手掛け部111は、ドア体20が延在する平面方向(zx平面方向)において平板状に形成されることにより、ドア2cの開閉時にユーザの把持に供される。すなわち、手掛け部111は、ユーザによるドア操作に供される。本実施形態の手掛け部111は、前述した実施形態のハンドル部と異なり、ドア体20の表面(ドア面20a)から突出した部分を有さないにも関わらず、ユーザがドア操作を行うことを可能にするので、ノイズレスデザインをより高度に実現することが可能である。
なお、本実施形態に於いて、手掛け部111は、図22および図23に示すように、ドア体20の上端から下端に亘って延在してもよいし、ユーザの操作に供される箇所のみに、例えばドア体20の上下方向(z方向)中央部のみに限定して延在してもよい。
図22ないし図24から明らかなように、手掛け部111の後方面111a、凹部Cc1の対向面Os1、および凹部Cc1の底面Bsは、手掛け部111によって遮蔽される不可視領域である。
手掛け装置11は、第1の実施形態のスイッチ32と同様に機能するスイッチ112を備える。スイッチ112は、上記した凹部Cc1上に位置する不可視領域である手掛け部111の後方面111aに配置される。なお、スイッチ112が、凹部Cc1の対向面Os1または凹部Cc1の底面Bsに配置されてもよい。
手掛け装置11は、第1の実施形態の発光部33と同様に機能する発光部113を備える。発光部113は、上記した凹部Cc1上に位置する不可視領域内の任意の位置に配置され得る。発光部113は、例えば、手掛け部111の後方面111a、凹部Cc1の対向面Os1、および凹部Cc1の底面Bsのうち、いずれか1箇所、2箇所、または3箇所全てに設けられる。
なお、本実施形態において、発光部113は、図22および図23に示すように、ドア体20の上端から下端に亘って延在してもよいし、スイッチ112と略同位置に(すなわち、ドア操作に供される部分に限定して)配置されてもよい。
本実施形態では、以上のように、手掛け装置11やドア2cの前面(すなわち、可視領域)ではなく不可視領域に発光部113が設けられているので、ノイズレスデザインを阻害することなく、間接光をユーザに提供することが可能である。また、前述した実施形態と同様に、スイッチ112と発光部113とが略同位置に配置されているので、スイッチ112の位置を発光部113の発光によってユーザに報知することが可能である。
<第9の実施形態>
次いで、第9の実施形態を説明する。第8の実施形態の手掛け装置11は上下方向(z方向)に延在するが、本実施形態の手掛け装置12は左右方向(x方向)に延在する。
次いで、第9の実施形態を説明する。第8の実施形態の手掛け装置11は上下方向(z方向)に延在するが、本実施形態の手掛け装置12は左右方向(x方向)に延在する。
図25は、第9の実施形態のドア2dを示す正面図である。本実施形態に係るドア2dは、前述の実施形態にて説明されるドア2(2a,2b,2c)と同様に、部屋を画成する壁100に形成された矩形状の開口を塞ぐように設けられる。他の特徴についても同様である。ドア2dには、左右方向(x方向)に延在する手掛け装置12が設けられる。
図26は、手掛け部121を示す断面図である。図26は、前後方向(y方向)および上下方向(z方向)に拡がる平面(yz平面)により切断した手掛け部121、手掛け装置12、およびドア体20の断面を示す側方斜視図である。なお、手掛け装置12は、ドア2dと一体として成形されてもよく(すなわち、手掛け部121を備えたドア2dとして成形されてもよく)、各々個別に成形された後に互いに組み合わされてもよい。
図25および図26に示すように、本実施形態のドア2dにおいて、ドア体20の表面からドア内部方向へ向けて、より具体的には、ドア2dのドア面20aから凹状に陥没する方向(図26のy方向右側)に対して、凹部Cc2が陥設されている。凹部Cc2が開設されることによって手掛け部121および対向面Os2が形成される。すなわち、凹部Cc2は手掛け部121を形成する。手掛け部121は、凹部Cc2を部分的に覆うように構成され、凹部Cc2上に位置する対向面Os2から離間し延在する。
手掛け部121は、ドア体20が延在する平面方向(zx平面方向)において平板状に形成されることにより、ドア2dの開閉時にユーザの把持に供される。すなわち、手掛け部121は、ユーザによるドア操作に供される。本実施形態の手掛け部121は、第8の実施形態の手掛け部111と同様に、ドア体20の表面(ドア面20a)から突出した部分を有さないにも関わらず、ユーザがドア操作を行うことを可能にするので、ノイズレスデザインをより高度に実現することが可能である。
なお、本実施形態に於いて、手掛け部121は、図25に示すように、ドア体20の左端から右端に亘って延在してもよいし、ユーザの操作に供される箇所のみに、例えばドア体20の左右方向(x方向)の一端部のみ(特に、回動軸のある辺と反対側の辺である端部)に限定して延在してもよい。
図25および図26から明らかなように、手掛け部121の後方面121a、凹部Cc2の対向面Os2、および凹部Cc2の上端面Usは、手掛け部121によって遮蔽される不可視領域である。
手掛け装置12は、第1の実施形態のスイッチ32(不図示)と同様に機能するスイッチ122を備える。スイッチ122は、上記した凹部Cc2上に位置する不可視領域である手掛け部121の後方面121aに配置される。なお、スイッチ122が、凹部Cc2の対向面Os2または凹部Cc2の上端面Usに配置されてもよい。
手掛け装置12は、第1の実施形態の発光部33と同様に機能する発光部123を備える。発光部123は、上記した凹部Cc2上に位置する不可視領域内の任意の位置に配置され得る。発光部123は、例えば、手掛け部121の後方面121a、凹部Cc2の対向面Os2、および凹部Cc2の上端面Usのうち、いずれか1箇所、2箇所、または3箇所全てに設けられる。
なお、本実施形態において、発光部123は、図25に示すように、ドア体20の左端から右端に亘って延在してもよいし、スイッチ122と略同位置に(すなわち、ドア操作に供される部分に限定して)配置されてもよい。
本実施形態では、以上のように、手掛け装置12やドア2dの前面(すなわち、可視領域)ではなく不可視領域に発光部123が設けられているので、ノイズレスデザインを阻害することなく、間接光をユーザに提供することが可能である。また、前述した実施形態と同様に、スイッチ122と発光部123とが略同位置に配置されているので、スイッチ122の位置を発光部123の発光によってユーザに報知することが可能である。
<第10の実施形態>
次いで、第10の実施形態を説明する。図27は、第10の実施形態のドア2eを示す正面図である。本実施形態に係るドア2eは、前述の実施形態にて説明されるドア2(2a,2b,2c,2d)と同様に、部屋を画成する壁100に形成された矩形状の開口を塞ぐように設けられる。他の特徴についても同様である。ドア2eには、略矩形状をなす手掛け装置13が設けられる。手掛け装置13は、ドア2eの左右方向(x方向)の中央より左側(回動軸の反対側)、かつ上下方向(z方向)の略中央に設けられる。
次いで、第10の実施形態を説明する。図27は、第10の実施形態のドア2eを示す正面図である。本実施形態に係るドア2eは、前述の実施形態にて説明されるドア2(2a,2b,2c,2d)と同様に、部屋を画成する壁100に形成された矩形状の開口を塞ぐように設けられる。他の特徴についても同様である。ドア2eには、略矩形状をなす手掛け装置13が設けられる。手掛け装置13は、ドア2eの左右方向(x方向)の中央より左側(回動軸の反対側)、かつ上下方向(z方向)の略中央に設けられる。
図28は、ドア2eに設けられた手掛け装置13を示す一部拡大斜視図である。手掛け装置13は、ドア2eの開閉に用いられる手掛け部131を備えている。手掛け装置13は、ドア2eと一体として成形されてもよく(すなわち、手掛け部131を備えたドア2eとして成形されてもよく)、各々個別に成形された後に互いに組み合わされてもよい。
図29は、手掛け部131を示す断面図である。図28は、図27および図28におけるB−B’線に沿った、前後方向(y方向)および上下方向(z方向)に拡がる平面(yz平面)により切断した手掛け部131、手掛け装置13、およびドア体20の断面を示す側方斜視図である。
図27ないし図29に示すように、本実施形態のドア2eにおいて、ドア体20の表面からドア内部方向へ向けて、より具体的には、ドア2eのドア面20aから凹状に陥没する方向(図27の紙面奥側、図29のy方向右側)に対して、凹部Cc3が陥設されている。凹部Cc3が開設されることによって手掛け部131および対向面Os3が形成される。すなわち、凹部Cc3は手掛け部131を形成する。手掛け部131は、凹部Cc3を挟んで対向するドア面20aを橋渡しするように、かつ凹部Cc3を部分的に覆うように構成され、凹部Cc3上に位置する対向面Os3から離間し延在する。
手掛け部131は、ドア体20が延在する平面方向(zx平面方向)において平板状に形成されることにより、ドア2eの開閉時にユーザの把持に供される。すなわち、手掛け部131は、ユーザによるドア操作に供される。本実施形態の手掛け部131は、第8の実施形態の手掛け部111と同様に、ドア体20の表面(ドア面20a)から突出した部分を有さないにも関わらず、ユーザがドア操作を行うことを可能にするので、ノイズレスデザインをより高度に実現することが可能である。
なお、本実施形態に於いて、手掛け部131は、ドア体20上の任意の位置に配置されることが可能である。
図28および図29から明らかなように、手掛け部131の後方面131a、凹部Cc3の対向面Os3、および凹部Cc3上の手掛け部131と対向面Os3とに挟まれている側面Ssは、手掛け部131によって遮蔽される不可視領域である。
手掛け装置13は、第1の実施形態のスイッチ32と同様に機能するスイッチ132を備える。スイッチ132は、上記した凹部Cc3上に位置する不可視領域である手掛け部131の後方面131aに配置される。なお、スイッチ132が、凹部Cc3の対向面Os3または凹部Cc2の側面Ssに配置されてもよい。
手掛け装置13は、第1の実施形態の発光部33と同様に機能する発光部133を備える。発光部133は、上記した凹部Cc3上に位置する不可視領域内の任意の位置に配置され得る。発光部133は、例えば、手掛け部131の後方面131a、凹部Cc3の対向面Os3、および凹部Cc3の側面Ssのうち、いずれか1箇所、2箇所、または3箇所全てに設けられる。発光部133は、スイッチ132と略同位置に設けられてもよい。
本実施形態では、以上のように、手掛け装置13やドア2eの前面(すなわち、可視領域)ではなく不可視領域に発光部133が設けられているので、ノイズレスデザインを阻害することなく、間接光をユーザに提供することが可能である。また、前述した実施形態と同様に、スイッチ132と発光部133とが略同位置に配置されているので、スイッチ122の位置を発光部123の発光によってユーザに報知することが可能である。
<変形例>
上記した実施形態は多様に変形される。以下に実施形態の変形例を示す。
上記した実施形態は多様に変形される。以下に実施形態の変形例を示す。
第8の実施形態において、手掛け部111について、ドア体20の表面からドア内部方向へ陥設された凹部Cc1上に位置する対向面Os1から離間し延在する構成であれば、任意の構成が採用され得る。例えば、図30のように、ドア2cのドア面20aから凹状に陥没する方向(図30のy方向上側)に対して凹部Cc1が陥設され、凹部Cc1を部分的に覆うように延在する2箇所の手掛け部111が採用されてもよい。また、図31の左右どちらか一方の手掛け部111のみを備える構成も当然に採用可能である。なお、手掛け部111は、直線状に形成される構成に限られず、曲線状に形成されてもよい。
第9の実施形態において、手掛け部121について、ドア体20の表面からドア内部方向へ陥設された凹部Cc2上に位置する対向面Os2から離間し延在する構成であれば、任意の構成が採用され得る。例えば、図31のように、ドア2dのドア面20aから凹状に陥没する方向(図31のy方向右側)に対して凹部Cc2が陥設され、凹部Cc2を部分的に覆うように延在する2箇所の手掛け部121が採用されてもよい。なお、手掛け部121は、直線状に形成される構成に限られず、曲線状に形成されてもよい。
第10の実施形態において、手掛け部131について、ドア体20の表面からドア内部方向へ陥設された凹部Cc3上に位置する対向面Os3から離間し延在する構成であれば、任意の構成が採用され得る。例えば、円形状に形成された凹部Cc3の全周に亘って手掛け部131が形成されてもよい。
本発明は、その要旨または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施の形態は、あらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、何ら拘束されない。更に、特許請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、全て本発明の範囲内のものである。なお、第1〜第5の実施形態において、ハンドル装置が基部を含むものとしたが、基部を含まないハンドル装置についても本発明に含まれるものとする。
<実施形態の概要>
上記した実施形態(特に、第1から第6の実施形態)は、以下のように表現することが可能である。
上記した実施形態(特に、第1から第6の実施形態)は、以下のように表現することが可能である。
[項目1]
ハンドル装置が、ドアに固定可能に構成された基部と、前記基部に接続されて該基部から前記ドア面に直交する方向における一方に突出する少なくとも1つの突出部と、該突出部に接続され該突出部の突出方向に交差する一方向に延在するハンドル体とを有するハンドル部と、前記ハンドル体における前記基部と対向する面、前記突出部における前記ハンドル体が延在する側の側面、または、前記基部における前記ハンドル体と対向する面の少なくともいずれかに配置される発光部とを備える。
ハンドル装置が、ドアに固定可能に構成された基部と、前記基部に接続されて該基部から前記ドア面に直交する方向における一方に突出する少なくとも1つの突出部と、該突出部に接続され該突出部の突出方向に交差する一方向に延在するハンドル体とを有するハンドル部と、前記ハンドル体における前記基部と対向する面、前記突出部における前記ハンドル体が延在する側の側面、または、前記基部における前記ハンドル体と対向する面の少なくともいずれかに配置される発光部とを備える。
[項目2]
項目1に記載のハンドル装置において、前記ハンドル体は、上下方向に延在することが可能である。
項目1に記載のハンドル装置において、前記ハンドル体は、上下方向に延在することが可能である。
[項目3]
項目1に記載のハンドル装置において、前記ハンドル体は、左右方向に延在することが可能である。
項目1に記載のハンドル装置において、前記ハンドル体は、左右方向に延在することが可能である。
[項目4]
項目1〜項目3のいずれかに記載のハンドル装置において、前記ハンドル体は、前記ハンドル体の延在方向に互いに異なる位置に設けられた2つの突出部間を接続するように延在することが可能である。
項目1〜項目3のいずれかに記載のハンドル装置において、前記ハンドル体は、前記ハンドル体の延在方向に互いに異なる位置に設けられた2つの突出部間を接続するように延在することが可能である。
[項目5]
項目1〜項目4のいずれかに記載のハンドル装置において、前記発光部は、前記ハンドル体における前記基部と対向する面に配置されることが可能である。
項目1〜項目4のいずれかに記載のハンドル装置において、前記発光部は、前記ハンドル体における前記基部と対向する面に配置されることが可能である。
[項目6]
項目1〜項目4のいずれかに記載のハンドル装置において、前記発光部は、前記突出部における前記ハンドル体が延在する側の側面に配置されることが可能である。
項目1〜項目4のいずれかに記載のハンドル装置において、前記発光部は、前記突出部における前記ハンドル体が延在する側の側面に配置されることが可能である。
[項目7]
項目1〜項目4のいずれかに記載のハンドル装置において、前記発光部は、前記基部における前記ハンドル体と対向する面に配置されることが可能である。
項目1〜項目4のいずれかに記載のハンドル装置において、前記発光部は、前記基部における前記ハンドル体と対向する面に配置されることが可能である。
[項目8]
別のハンドル装置は、ドアに取り付けられるハンドル装置であって、前記ドアのドア面に直交する方向における一方に突出する少なくとも1つの突出部と、該突出部に接続され該突出部の突出方向に交差する一方向に延在するハンドル体とを有するハンドル部と、前記ハンドル体における前記ドア面と対向する面、または、前記突出部における前記ハンドル体が延在する側の側面の少なくともいずれかに配置される発光部とを備える。
別のハンドル装置は、ドアに取り付けられるハンドル装置であって、前記ドアのドア面に直交する方向における一方に突出する少なくとも1つの突出部と、該突出部に接続され該突出部の突出方向に交差する一方向に延在するハンドル体とを有するハンドル部と、前記ハンドル体における前記ドア面と対向する面、または、前記突出部における前記ハンドル体が延在する側の側面の少なくともいずれかに配置される発光部とを備える。
[項目9]
ドアが、項目1〜項目8のいずれかに記載のハンドル装置を備える。
[項目10]
別のドアは、ドア面が形成されたドア体と、前記ドア面に直交する方向における一方に突出する少なくとも1つの突出部と、前記突出部に接続され該突出部の突出方向に交差する一方向に延在するハンドル体と、前記ドア面における前記ハンドル体と対向する領域に設けられる発光部とを備える。
ドアが、項目1〜項目8のいずれかに記載のハンドル装置を備える。
[項目10]
別のドアは、ドア面が形成されたドア体と、前記ドア面に直交する方向における一方に突出する少なくとも1つの突出部と、前記突出部に接続され該突出部の突出方向に交差する一方向に延在するハンドル体と、前記ドア面における前記ハンドル体と対向する領域に設けられる発光部とを備える。
3 ハンドル装置(ドア操作装置)
30 基部
31 ハンドル部(操作部)
33 発光部
301a 前方面
311 突出部
311a 側方面
312 ハンドル体
312a 後方面
30 基部
31 ハンドル部(操作部)
33 発光部
301a 前方面
311 突出部
311a 側方面
312 ハンドル体
312a 後方面
Claims (7)
- ドア体を有するドアと共に使用されるドア操作装置であって、
少なくとも一部が、前記ドア体上から離間し、延在する、ドア操作に供される操作部と、
前記操作部によって遮蔽される不可視領域に配置される発光部と、を備えることを特徴とするドア操作装置。 - 少なくとも一部が前記操作部と対向する基部をさらに備え、前記基部の少なくとも一部に前記不可視領域の一部が位置する、ことを特徴とする請求項1に記載のドア操作装置。
- 前記操作部は、前記ドア体の表面から突出した部分を有するハンドル部である、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のドア操作装置。
- 前記ドア体の表面からドア内部方向へ陥設されて前記操作部を形成する凹部を備え、
前記操作部は、前記凹部上に位置する対向面から離間し、延在する手掛け部であり、
前記発光部は、前記凹部上に位置する前記不可視領域に配置される、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のドア操作装置。 - ドア体と、
少なくとも一部が、前記ドア体上から離間し、延在する、ドア操作に供される操作部と、
前記操作部によって遮蔽される不可視領域に配置される発光部と、を備えることを特徴とするドア。 - 前記操作部は、前記ドア体の表面から突出した部分を有するハンドル部である、ことを特徴とする請求項5に記載のドア。
- 前記ドア体の表面からドア内部方向へ陥設されて前記操作部を形成する凹部を備え、
前記操作部は、前記凹部上に位置する対向面から離間し、延在する手掛け部であり、
前記発光部は、前記凹部上に位置する前記不可視領域に配置される、ことを特徴とする請求項5に記載のドア。
Applications Claiming Priority (2)
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JP2017129144 | 2017-06-30 | ||
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2018
- 2018-06-29 JP JP2018124865A patent/JP2019011672A/ja active Pending
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