JP2014037747A - プッシュプル型電気錠 - Google Patents

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Abstract

【課題】ベース部に揺動自在なハンドル部を同一の電気錠表面で一体的に設け、電装品をベース部に収容することで、簡素な構造で耐久性に優れ、デザインの自由度を向上させることのできるプッシュプル型電気錠を提供する。
【解決手段】プッシュプル型電気錠11において、扉面に固定され扉面から浮上して扉面に沿う電気錠表面25のうちの一部分である第1表面27を有するベース部13と、ベース部13に収容される非接触リーダーと、電気錠表面25のうち第1表面27を除いた他部分である第2表面41を有し揺動軸によってベース部13に揺動自在に支持されるハンドル部15と、ハンドル部15の揺動軸と反対側の揺動先端部49がベース部13から扉面に沿う方向に突出されることで扉面と揺動先端部49との間に形成される操作空間部17と、を設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、扉面に台座が取り付けられるプッシュプル型電気錠に関する。
施解錠装置には、レバーやグリップ、ハンドル等の操作部材の押すまたは引くという操作と、扉の開閉方向とを同じにして、ラッチボルトやデッドボルトの進退を可能とするプッシュプル錠がある。例えば特許文献1,2に開示のプッシュプル錠は、ラッチの係脱を室内外の操作部材で行なう。一方、施解錠装置には、電動モーターによって施解錠を行う電気錠がある。例えば特許文献3,4に開示の電気錠は、内蔵アンテナにて非接触で信号の送受を行い、ボタンやスイッチの操作で施解錠を行なう。また、プッシュプル錠には、特許文献5,6に開示されるように、台座に略T字型となるハンドルを設けて、デザイン性に配慮したものもある。
特開2007−16391号公報 特開2002−70386号公報 特許第4884860号公報 特許第4936918号公報 特公平02−055591号公報 特開2007−154499号公報
しかしながら、特許文献1,2の施解錠装置は、扉面に対して揺動して動作する操作部材の構成のみであり、電気錠に対応させるためには、すなわち電動モーターや電池等の電源、リーダーなどの電装部品を別構造として設ける必要があり、構造が複雑となる。そして、操作部材に電装品を設ければ、電装品の耐久性に懸念が生じた。特許文献3,4の施解錠装置は、電気錠を構成しているが、一般的なドアハンドルであり、上記した扉の開閉方向と同方向を操作方向とするプッシュプル錠についての記載がない。プッシュプル錠はハンドル部と台座との結合が機械的であり、操作部材の可動部分に電装品が設けられると、その機械的動作による断線や動作不良の虞がある。また、特許文献5,6の施解錠装置は、デザイン性には優れるが、機械的な構成であり、特許文献1,2の施解錠装置と同様、台座に電装品を追加すると、台座が扉面より大きく突出し大型化して見栄えが低下する。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、ベース部に揺動自在なハンドル部を同一の電気錠表面で一体的に設け、電装品をベース部に収容することで、簡素な構造で耐久性に優れ、デザインの自由度を向上させることのできるプッシュプル型電気錠を提供することにある。
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本発明の請求項1記載のプッシュプル型電気錠11は、扉面に固定され前記扉面から浮上して前記扉面に沿う電気錠表面25のうちの一部分である第1表面27を有するベース部13と、
前記ベース部13に収容される非接触リーダー29と、
前記電気錠表面25のうち前記第1表面27を除いた他部分である第2表面41を有し揺動軸43によって前記ベース部13に揺動自在に支持されるハンドル部15と、
前記ハンドル部15の前記揺動軸43と反対側の揺動先端部49が前記ベース部13から前記扉面に沿う方向に突出されることで前記扉面と前記揺動先端部49との間に形成される操作空間部17と、
を具備することを特徴とする。
このプッシュプル型電気錠11では、ベース部13とハンドル部15との二部品に大別構成することができ、電気錠に対応させるための電装品、例えば非接触リーダー29を別体構成として設ける必要がなく、構造が複雑とならない。また、電装品がベース部13に収容されるので、電装品がハンドル部15に設けられる場合に比べ、断線や動作不良が生じ難くなる。さらに、ベース部13の内方に電装品が収容されるので、ベース部13の外側に電装品が付設される場合に比べ、外観形状の制約が少なくなる。
本発明の請求項2記載のプッシュプル型電気錠11は、請求項1記載のプッシュプル型電気錠11であって、
前記第1表面27と前記第2表面41とが同一平面であることを特徴とする。
このプッシュプル型電気錠11では、一つの同一平面からなる電気錠表面25が、ベース部13の露出面となる第1表面27と、ハンドル部15の露出面となる第2表面41とに区分され、一見では単一部材の表面となる。その電気錠表面25の第2表面41のみを掴んで操作すれば、第2表面41を有したハンドル部15が、ベース部13に対して揺動変位し、操作力がベース部13へ入力可能となる。
本発明の請求項3記載のプッシュプル型電気錠11は、請求項1または2記載のプッシュプル型電気錠11であって、
前記ベース部13に電池ボックス59が収容されることを特徴とする。
このプッシュプル型電気錠11では、ベース部13の露出面である第1表面27の一部分が電池ボックス59の蓋61となり、この蓋61が開けられることで、ベース部13の内方に確保された電池ボックス59の電池収容スペース63が開放される。電池57を電池収容スペース63に収容した電池ボックス59は、蓋61によって覆われることで、外観から存在が分からなくなる。
本発明の請求項4記載のプッシュプル型電気錠11は、請求項1または2または3記載のプッシュプル型電気錠11であって、
前記第1表面27に施解錠状態を表示する状態表示部65が設けられることを特徴とする。
このプッシュプル型電気錠11では、現在の施解錠状態がハンドル部15に近接したベース部13の状態表示部65に例えばイルミネーション表示され、施解錠操作のためのハンドル部15へのアプローチの間、視野から外れることなく、状態表示部65を見続けることができる。
本発明の請求項5記載のプッシュプル型電気錠11は、請求項1,2,3,4のいずれか1つに記載のプッシュプル型電気錠11であって、
前記第1表面27に施解錠ボタン67が設けられていることを特徴とする。
このプッシュプル型電気錠11では、施解錠ボタン67による解錠操作と、ハンドル部15による開扉操作とが近接位置で行え、片手による解錠開扉操作が可能となる。
本発明に係る請求項1記載のプッシュプル型電気錠によれば、ベース部に揺動自在なハンドル部を、同一の電気錠表面でベース部に一体的に設け、かつ、電装品をベース部に収容することで、簡素な構造とすることができ、扉への組み付け等が容易となる。また、ベース部に電装品が収容される構造とされることで、断線などの虞が無く耐久性を高めることが可能となる。さらに、ベース部の内方に電装品が収容されるので、外観形状の制約が少なくなり、デザインの自由度を向上させることができる。
本発明に係る請求項2記載のプッシュプル型電気錠によれば、ベース部とハンドル部とが同一平面に一体に纏められ、あたかも一つの操作用取手のような外観となり、すっきりとしたデザインにできる。
本発明に係る請求項3記載のプッシュプル型電気錠によれば、電池の収容スペースを別途に確保する必要がなく、構造を簡素にでき、組み付け性、メンテナンス性、電池交換性等を良好にでき、且つ、デザイン性を向上させることができる。
本発明に係る請求項4記載のプッシュプル型電気錠によれば、ハンドル部に近接した状態表示部によって施解錠状態が容易に確認でき、操作感を良好にできる。
本発明に係る請求項5記載のプッシュプル型電気錠によれば、ハンドル部に近接した施解錠ボタンによって施解錠操作性を向上させることができる。
本発明に係るプッシュプル型電気錠の扉に取り付けられた状態を表す斜視図である。 図1に示したプッシュプル型電気錠の斜視図である。 図2に示したプッシュプル型電気錠の分解斜視図である。 図2に示したプッシュプル型電気錠の電池交換時の斜視図である。 図2に示したプッシュプル型電気錠のベース部に状態表示部が設けられた場合の斜視図である。 図2に示したプッシュプル型電気錠の開扉操作時の斜視図である。 ハンドル部をL字型とした変形例に係るプッシュプル型電気錠の斜視図である。 図7に示した変形例に係るプッシュプル型電気錠の開扉操作時の斜視図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明に係るプッシュプル型電気錠の扉に取り付けられた状態を表す斜視図、図2は図1に示したプッシュプル型電気錠の斜視図、図3は図2に示したプッシュプル型電気錠の分解斜視図、図4は図2に示したプッシュプル型電気錠の電池交換時の斜視図、図5は図2に示したプッシュプル型電気錠のベース部に状態表示部が設けられた場合の斜視図、図6は図2に示したプッシュプル型電気錠の開扉操作時の斜視図である。
本実施形態に係るプッシュプル型電気錠11は、ベース部13と、ハンドル部15と、操作空間部17と、を備え、扉面に取り付けられる。扉面は、室内扉面19または室外扉面21の双方であってよい。上述したように、プッシュプル型電気錠11は、扉23の開扉方向とハンドル部15の操作方向が同じとなる。従って、室内扉面19と室外扉面21とに取り付けられるプッシュプル型電気錠11ではハンドル部15の可動方向が異なっており、例えば、閉扉状態から室外へ扉が開放する構成とした場合、室外からのハンドル部15の操作は引く操作となり、ハンドル部15の揺動先端部49は扉面から離間する可動方向となり、一方、室内からのハンドル部15の操作は押す操作となり、ハンドル部15の揺動先端部49は扉面に近接する可動方向となる。
ベース部13は、扉面に固定され、扉面から浮上して扉面に沿う電気錠表面25のうちの一部分である第1表面27を有する。本実施形態において、ベース部13は、上下に長い直方体状に形成され、第1表面27は扉面と略平行とされる。
ベース部13には、本実施形態では、図4に示す非接触リーダー29及び制御基板31が収容される。このうち、少なくとも非接触リーダー29は、室外扉面21に取り付けられるプッシュプル型電気錠11、及び室内扉面19に取り付けられるプッシュプル型電気錠11の双方に設けられる。非接触リーダー29は、図5に示すカード型キー33や、合鍵35のヘッド部37、携帯電話などに対して信号の送受を行わせることができる。また、制御基板31は、室内側のみに設けられる場合がある。
ベース部13には図示しない電動モーターを設けることができる。電動モーターは、制御基板31によって駆動が制御され、不図示の機構部を作動させることにより、扉に設けられる錠箱51のデッドボルトの進退を行わせたり、図1に示すラッチボルト39の後退を制限または許容したりして施解錠を行わせたりすることができる。
プッシュプル型電気錠11は、非接触リーダー29、制御基板31、電動モーターによって、例えばカード型キー33、所謂スマートキー等を携帯することにより、非接触リーダー29に近づくだけで施解錠を可能にすることができる。また、合鍵35を取り出さず、合鍵35を意識せずに入退出が可能とする構成も可能である。
ベース部13にはハンドル部15が設けられる。ハンドル部15は、電気錠表面25のうち第1表面27を除いた他部分である第2表面41を有し図3に示す揺動軸43によってベース部13に揺動自在に支持される。本実施形態において、ハンドル部15は、正面視において略T字型に形成される。ハンドル部15の裏面45には小板状の揺動杆47が垂直に突設され、揺動杆47は上下に貫通する揺動軸43によってベース部13に回転自在に支持される。
プッシュプル型電気錠11では、ハンドル部15の揺動軸43と反対側の揺動先端部49がベース部13から扉面に沿う方向に突出される。これにより、扉面と揺動先端部49との間には、図1に示した操作空間部17が確保されている。操作者は、この操作空間部17に手指を挿入しながらハンドル部15の揺動先端部49を掴み、扉23が室外側に開く構成の室外扉面21に取り付けられるプッシュプル型電気錠11の場合では引っ張る方向に操作する。ベース部13には、このハンドル部15の作動を、扉23に内蔵された錠箱51(図1参照)へ伝達する図示しない機構部が設けられる。機構部からの操作力の入力された錠箱51は、例えば扉23の木口53から突出するラッチボルト39を木口53から錠箱内へ後退可能にして、開扉を可能とする。
ハンドル部15は、操作されることによって、図6に示すように第2表面41が第1表面27に対して変位する、すなわち、室外扉面21に取り付けられるプッシュプル型電気錠11では浮き上がる。この変位量は、図6に示すように、揺動先端部49の厚みよりも小さい量が好ましく、具体的には、数度の角度範囲となるよう設定される。これにより、指の挟まれることがないように構成されている。また、ベース部13と揺動先端部49との双方の境界部分は、斜面55(図3参照)によって形成される。この斜面55は、平面の他、好ましくは揺動軸43を中心した回転方向の軌跡に沿う曲面となる。これにより、ハンドル部15の操作前と操作後の状態であっても、ベース部13とハンドル部15との間に隙間の生じることが防止されている。
本実施形態において、プッシュプル型電気錠11は、図2に示すように、ベース部13とハンドル部15との第1表面27と第2表面41とが同一平面となる。また、これら第1表面27と第2表面41との電気錠表面25が四角形となる。本実施形態では、電気錠表面25にはチェック柄が付されている。これは、ハンドル部15がT字型であることをカモフラージュした場合のデザインとするためのものである。
ベース部13の内方には、図4に示すように、複数の電池57を収容可能とする電池ボックス59が配置される。この電池ボックス59は、室内扉面19に取り付けられるプッシュプル型電気錠11のみに設けられる。室外扉面21に取り付けられるプッシュプル型電気錠11には電池ボックス59からの給電配線が接続される。電池ボックス59には蓋61が設けられ、蓋61は第1表面27の一部分となる。蓋61は、ベース部13に対して着脱または回転開閉されることで、電池ボックス59の電池収容スペース63を開放または閉鎖する。なお、電池ボックス59の蓋61は、図例のように正面に限らず、ベース部13の側方から着脱や開閉されるものであってもよい。
ベース部13の第1表面27には、施解錠状態を表示する図5に示す状態表示部65が設けられる。状態表示部65は、室外扉面21に取り付けられるプッシュプル型電気錠11、及び室内扉面19に取り付けられるプッシュプル型電気錠11の双方に設けられる。状態表示部65は、電気錠表面25のデザインの一部分となるように、例えば区画されている一部が光るよう構成される。より具体的には、施錠状態をブルーやグリーンに光らせ、解錠状態を赤く光らせる。また、施錠時や解錠時にハンドル部15を操作すると、施錠或いは解錠していることを示すよう光らせることとしてもよい。さらに、カードや合鍵35を接近させると光る構成や、動作する、例えば駆動源であるモーターが動くと光るなどとすることができる。また、上記した区画部分が光るだけではなく、例えば、図形や文字が透けて光って見えるように構成し、視認性を良好とすることとしてもよい。
また、ベース部13の第1表面27には、施解錠ボタン67が設けられていてもよい。この施解錠ボタン67は、操作する、例えば押すことによって、錠箱51に対して施錠または解錠を行なえるようにする。例えば上記のカード型キー33を携帯しているときに室外扉面21に設けられるプッシュプル型電気錠11の施解錠ボタン67を押すことで施錠或いは解錠することも可能となる。
次に、上記構成を有するプッシュプル型電気錠11の作用を説明する。
プッシュプル型電気錠11では、ベース部13とハンドル部15との二部品に大別構成することができ、電気錠に対応させるための電装品、例えば非接触リーダー29や制御基板31を別体構成として設ける必要がなく、構造が複雑とならない。
また、電装品がベース部13に収容されるので、電装品がハンドル部15に設けられる場合に比べ、断線や動作不良が生じ難くなる。さらに、ベース部13の内方に電装品が収容されるので、ベース部13の外側に電装品が付設される場合に比べ、外観形状の制約が少なくなる。
また、プッシュプル型電気錠11は、一つの同一平面からなる電気錠表面25が、ベース部13の露出面となる第1表面27と、ハンドル部15の露出面となる第2表面41とに区分され、一見では単一部材の表面となる。その電気錠表面25の操作空間部17側の第2表面41のみを掴んで操作すれば、第2表面41を有したハンドル部15が、ベース部13に対して揺動変位し、操作力がベース部13へ入力可能となる。これにより、ベース部13とハンドル部15とを同一平面に一体に纏められ、あたかも一つの操作用取手のような外観となり、すっきりとしたデザインにできる。
また、ベース部13の露出面である第1表面27の一部分が電池ボックス59の蓋61となり、この蓋61が開けられることで、ベース部13の内方に確保された電池ボックス59の電池収容スペース63が開放される。電池57を電池収容スペース63に収容した電池ボックス59は、蓋61によって覆われることで、外観から存在が分からなくなる。これにより、電池57の収容スペースを別途に確保する必要がなく、構造を簡素にでき、組み付け性、メンテナンス性、電池交換性等を良好にでき、且つ、デザイン性を向上させることができる。
また、現在の施解錠状態がハンドル部15に近接したベース部13の状態表示部65に例えばイルミネーション表示され、施解錠操作のためのハンドル部15へのアプローチの間、視野から外れることなく、状態表示部65を見続けることができる。これにより、ハンドル部15に近接した状態表示部65によって施解錠状態が容易に確認でき、操作感を良好にできる。
さらに、施解錠ボタン67による解錠操作と、ハンドル部15による開扉操作とが近接位置で行え、片手による解錠開扉操作が可能となる。これにより、ハンドル部15に近接した施解錠ボタン67によって施解錠操作性を向上させることができる。
図7はハンドル部69をL字型とした変形例に係るプッシュプル型電気錠71の斜視図、図8は図7に示した変形例に係るプッシュプル型電気錠71の開扉操作時の斜視図である。
上述した実施形態では、ハンドル部15をT字型としたプッシュプル型電気錠11の場合を例に図1〜図6にて説明したが、図7,図8に示すように、プッシュプル型電気錠71は、ハンドル部69をL字型として構成してもよい。
ハンドル部69をL字型としたプッシュプル型電気錠71によれば、上記と同様の作用効果が奏されるとともに、ハンドル部69を小型化でき、プッシュプル型電気錠71のコンパクト化が可能となる。
従って、本実施形態に係るプッシュプル型電気錠11によれば、ベース部13に揺動自在なハンドル部15を、同一の電気錠表面25でベース部13に一体的に設け、かつ、電装品をベース部13に収容することで、簡素な構造で耐久性を高めることができるとともに、デザインの自由度を向上させることができる。
なお、本発明に係るプッシュプル型電気錠11は、ベース部13の前面を開閉自在の蓋カバー(図示せず)として、シリンダ錠の鍵穴を配置させてもよい。このような構成によれば、例えば、電気的な施解錠動作に加え、マニュアル操作として合鍵を用いた施解錠を行なうことも可能となる。また、同様に蓋カバーを開閉可能な構成とすることで、ベース部13内の電装品を出し入れ可能とする構成とすることができ、制御基盤の交換などメンテナンス性を向上することができる。
11…プッシュプル型電気錠
13…ベース部
15…ハンドル部
17…操作空間部
19…扉面(室内扉面)
21…扉面(室外扉面)
25…電気錠表面
27…第1表面
29…非接触リーダー
41…第2表面
43…揺動軸
49…揺動先端部
59…電池ボックス
65…状態表示部
67…施解錠ボタン

Claims (5)

  1. 扉面に固定され前記扉面から浮上して前記扉面に沿う電気錠表面のうちの一部分である第1表面を有するベース部と、
    前記ベース部に収容される非接触リーダーと、
    前記電気錠表面のうち前記第1表面を除いた他部分である第2表面を有し揺動軸によって前記ベース部に揺動自在に支持されるハンドル部と、
    前記ハンドル部の前記揺動軸と反対側の揺動先端部が前記ベース部から前記扉面に沿う方向に突出されることで前記扉面と前記揺動先端部との間に形成される操作空間部と、
    を具備することを特徴とするプッシュプル型電気錠。
  2. 請求項1記載のプッシュプル型電気錠であって、
    前記第1表面と前記第2表面とが同一平面であることを特徴とするプッシュプル型電気錠。
  3. 請求項1または2記載のプッシュプル型電気錠であって、
    前記ベース部に電池ボックスが収容されることを特徴とするプッシュプル型電気錠。
  4. 請求項1または2または3記載のプッシュプル型電気錠であって、
    前記第1表面に施解錠状態を表示する状態表示部が設けられることを特徴とするプッシュプル型電気錠。
  5. 請求項1,2,3,4のいずれか1つに記載のプッシュプル型電気錠であって、
    前記第1表面に施解錠ボタンが設けられていることを特徴とするプッシュプル型電気錠。
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