JP2007187425A - 壁体用通気口装置 - Google Patents

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Yoshihisa Tanaka
慶尚 田中
Kinjiro Yoshimura
金次郎 芳村
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Abstract

【課題】外観性を確保しつつ、現場作業を最小限度に抑えて高品質で効率の良い施工を可能とする壁体用通気口装置を提供することにある。
【解決手段】壁体用通気口装置は、壁体Wの通気開口部に取付けてその内外を連通する通気路2aを形成するとともに同壁体Wの一部として組み込みが可能なベース板2と、このベース板2の外周に嵌合して上記通気路2aから連通する下部開口4hを形成した外部フード4とから構成され、上記ベース板2には、引掛け操作により外部フード4の前後方向動作を拘束する引掛機構Pと、この引掛機構Pによって拘束保持された状態の外部フード4をその下部開口4hの近傍位置で上記ベース板2に固定する締結機構Qとを同外部フード4が覆う範囲内に構成したものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、壁体の通気開口部に取付ける壁体用通気口装置に関するものである。
特許文献1に示される通気口装置は、そのベース板側を壁体の通気開口部に取付けてコーキングにより防水施工を要する。このような作業は建築現場において壁体部材を含む現場状況に合わせて作業をせざるを得ないことから、作業の品質、工数の点で多くに課題を抱えている。
そのような建築現場における作業を削減して高品質化と高効率化を図るために、壁体の外側に大きく飛び出す外部フードをベース板と別体に構成し、このベース板の取付けおよびコーキングを壁体製造の一環として壁体を工場内で事前に処理し、この壁体を建築現場で建て付けした後にそのベース板に外部フードを所定の作業手順で取付ける工法が提案されている。
特開2005−164186号公報
しかしながら、別体構成の外部フードの取付けについて、その正面側からのビス止め構成は外観を損ね、側面のビス止めは壁面が側方に近接する入り隅部で適用工具が限定され、また、複数のビス止めは作業性に欠けるという問題を内包することから実現に至っていない。
本発明の目的は、外観性を確保しつつ、現場作業を最小限度に抑えて高品質で効率の良い施工を可能とする壁体用通気口装置を提供することにある。
請求項1に係る発明は、壁体Wの通気開口部に取付けてその内外を連通する通気路2aを形成するとともに同壁体Wの一部として組み込みが可能なベース板2と、このベース板2の外周に嵌合して上記通気路2aから連通する下部開口4hを形成した外部フード4とからなる壁体用通気口装置において、上記ベース板2には、引掛け操作により外部フード4の前後方向動作を拘束する引掛機構Pと、この引掛機構Pによって拘束保持された状態の外部フード4をその下部開口4hの近傍位置で上記ベース板2に固定する締結機構Qとを同外部フード4が覆う範囲内に構成したことを特徴とする。
上記通気口装置のベース板は、壁体に取付けることにより壁体に組み込まれてその内外を連通し、また、外部フードは、引掛機構の引掛け操作によって前後方向に拘束されて保持され、かつ、外部フードの下部開口の近傍位置の締結機構によりベース板に固定されるとともに、引掛機構および締結機構が外部フードにより覆われる。
請求項2に係る発明は、請求項1の構成において、前記引掛機構Pは、外部フード4に形成した差込み爪21と、この差込み爪21を受けるベース板2側の差込み口Hとから構成し、この差込み口Hは、上記ベース板2から突出して差込み爪21の前面側に回り込む前縁部材14により形成したことを特徴とする。
上記ベース板から突出する前縁部材によって同ベース板の前面に引掛機構の差込み口が形成され、この差込み口に外部フードの差込み爪が差し込まれることにより外部フードがベース板に引っ掛け保持される。
請求項3に係る発明は、請求項2の構成において、前記前縁部材14は、差込み口Hの前縁部に張り出してその近傍における差込み爪21の進入動作を規制する張出部16を備えることを特徴とする。
上記差込み爪の進入位置が差込み口の前縁側に外れた場合は張出部によって差込み爪の進入が規制される。
本発明により以下の効果を奏する。
請求項1の発明により、壁体の製造時に前方突出の小さいベース板を取付けて壁体に組み込むことによりベース板が一体の壁体として建付け施工が可能となり、この壁体が建築現場で建付けされた後において、そのベース板について簡易な引掛け操作と外部フードの下部開口の近傍位置における正面側からの締結操作とにより、引掛機構および締結機構を露出することなく外部フードを取付けることができるので、壁体用通気口装置の外観性を確保しつつ、現場作業を最小限度に抑えて高品質で効率の良い施工が可能となる。
請求項2の発明により、ベース板の前面側で通気口を覆うルーバー板を差込み支持する舌片等の突出部を利用して差込み口を形成することができるので、引掛機構を簡易に構成することができる。
請求項3の発明により、差込み爪の進入位置が差込み口の前縁側に外れた場合は張出部によって差込み爪の進入が規制されることから、引っ掛け操作の過誤が目視で容易に発見できるので、同外部フードの異常取付けを回避することができる。
本発明の実施の形態について以下に図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、壁体用通気口装置の分解斜視図、図2は、組み付け状態の縦断面図である。
壁体用通気口装置1は、壁体Wの内外を連通する筒状の通気路2aを背面側に延設して壁体Wの通気開口部に取付けるベース板2と、このベース板2の通気路2aの開口を塞ぐように装着するルーバー板3と、これらベース板2およびルーバー板3を覆って下部開口4hを形成した外部フード4とから構成される。
詳細には、ベース板2には左右に間を空けて2つの舌片13,13をその前面側に切り起こし、これら2つの舌片13,13はその下方から差し込まれたルーバー板3の上端縁を支持するべく下方に開いて屈曲突設する。これら左右の舌片13,13には、両者を連結する前縁部材14を設けることにより両舌片13,13の間に差込み爪を受けるための差込み口Hを画成し、この前縁部材14には、差込み口Hの前方に張り出してその近傍における差込み爪の進入動作を規制する張出部16を設ける。また、通気路2aの外周には建物側の通気ダクトDと嵌合固定するための弾性爪2bを付設する。
ルーバー板3は、ベース板2の通気路2aの開口と対応する範囲に通気案内用のルーバー3aによる開口を形成する。ルーバー板3の上辺部3bは上記舌片13,13に差し込んだ際の遊びを排除するように前方に傾斜させるとともに、左右の側辺3c、3cを前側に折り曲げて曲げ剛性を確保する。下辺部は図示せぬ取付孔によりベース板2に締結固定する。また、必要により、ルーバー3aを覆うメッシュ3dを設ける。
外部フード4は、少なくともベース板2の通気路2aの開口正面および左右の側面を覆うカバー板4aを同ベース板2の上辺部および左右の側辺部の外周面に嵌合して構成する。このカバー板4aには上記通気路2aと連通する下部開口4hを形成し、上部に庇部4bを設ける。庇部4bには、その下面にベース板2の差込み口Hに進入する差込み爪21を下垂状に形成し、この差込み爪21と上記差込み口Hとにより外部フード4の引っ掛け操作でその前後方向動作を拘束する引掛機構Pを構成する。また、外部フード4の下端にベース板2の前面部と接する横断部材22を左右方向に架設し、この横断部材22とベース板2との間に両者間を締結固定するビス23等による締結機構Qを設ける。
上述の構成による壁体用通気口装置は、ベース板2を壁体Wの通気開口部に取付けることにより壁体に組み込まれてその内外を連通し、また、外部フード4は、引掛機構Pにより引掛け操作でベース板2に引掛け保持でき、かつ、締結機構Qにより外部フード4の下部開口4hから正面操作でベース板2に締結固定されるとともに、引掛機構Pおよび締結機構Qが外部フード4により覆われる。
したがって、壁体Wの工場生産時において前方突出の小さいベース板2を取付けて同壁体Wに組み込むことにより、ベース板2が一体化された壁体Wとして建付け施工が可能となり、この壁体Wが建築現場で建付けされた後に、そのベース板2について簡易な引掛け操作と外部フード4の下部開口4hの近傍位置における正面側からの操作軸線Aによる締結操作とにより、引掛機構Pおよび締結機構Qを露出することなく外部フード4を取付けることができる。したがって、壁体用通気口装置の外観性を確保しつつ、現場作業を最小限度に抑えて高品質で効率の良い施工が可能となる。
上記引掛機構の差込み口Hは、ルーバー板3の上端を差込み支持する舌片13等の突出部を利用することにより、前縁部材14の付加だけで引掛機構Pを簡易に構成することができる。また、差込み口Hの前縁部14に張出部16を備えることから、差込み爪21の進入位置が差込み口Hの前縁側に外れた場合は張出部16によって差込み爪21の進入が規制される。したがって、引っ掛け操作の過誤により差込み爪21が差込み口Hを外れた場合は目視で容易に発見できるので、同外部フード4の異常取付けを回避することができる。
なお、以上の説明における引掛機構Pは上記構成に限定されることなく、差込み口Hと差込み爪21をベース板2と外部フード4について逆に構成した場合を含め、上からの引っ掛け操作によって外部フード4の前後方向動作を拘束する構成を幅広く含むものである。
また、上記壁体用通気口装置は、図に示す角形に限定されることなく、丸形を含む幅広いフード形状について広く適用しうることが明らかである。
さらに、上記壁体用通気口装置は、壁体組込み用に限定されることなく、通常の現場施工についても、作業性の点で利点が得られることから、広く適用の対象となることが明らかである。
通気口装置の分解斜視図である。 構成の従断面図延長部材の嵌合部の拡大断面図にである。
符号の説明
1 壁体用通気口装置
2 ベース板
2a 通気路
3 ルーバー板
3b 上辺部
4 外部フード
4h 下部開口
13 舌片(引掛機構)
14 前縁部材(引掛機構)
16 張出部
21 差込み爪(引掛機構)
22 横断部材
23 ビス(締結機構)
D 通気ダクト
H 差込み口(引掛機構)
P 引掛機構
Q 締結機構
W 壁体
A 操作軸線

Claims (3)

  1. 壁体(W)の通気開口部に取付けてその内外を連通する通気路(2a)を備えて同壁体(W)の一部として組み込みが可能なベース板(2)と、このベース板(2)の外周に嵌合して上記通気路(2a)から連通する下部開口(4h)を形成した外部フード(4)とからなる壁体用通気口装置において、
    上記ベース板(2)には、引掛け操作により外部フード(4)の前後方向動作を拘束する引掛機構(P)と、この引掛機構(P)によって拘束保持された状態の外部フード(4)をその下部開口(4h)の近傍位置で上記ベース板(2)に固定する締結機構(Q)とを同外部フード(4)が覆う範囲内に構成したことを特徴とする壁体用通気口装置。
  2. 前記引掛機構(P)は、外部フード(4)に形成した差込み爪(21)と、この差込み爪(21)を受けるベース板(2)側の差込み口(H)とから構成し、この差込み口(H)は、上記ベース板(2)から突出して差込み爪(21)の前面側に回り込む前縁部材(14)により形成したことを特徴とする請求項1記載の壁体用通気口装置。
  3. 前記前縁部材(14)は、差込み口(H)の前縁部に張り出してその近傍における差込み爪(21)の進入動作を規制する張出部(16)を備えることを特徴とする請求項2記載の壁体用通気口装置。
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