JP5064965B2 - 軒天井換気口装置 - Google Patents

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本発明は、一般住宅家屋など建屋の軒天井に設けた換気口から雨水などが屋内天井裏などに吹き込んで浸入するのを防ぎ、かつ近隣の火災時に炎や煙で類焼を防ぐ防火防水機能を兼備する通気見切り縁としての軒天井換気口装置に関するものである。
近年、特に日本家屋などの家屋においては、建屋寿命の耐久性を高めるための建築工法の1つとして、母屋の外壁から屋根が出っ張る部分の軒裏側天井部分の空間に通気見切り縁として軒天井換気口装置が設けられ、屋外から屋内への通気性、あるいは屋内から屋外への通気性を高めるようにしている。また、そうした軒天井換気口装置の場合、雨水などが軒天井空間に吹き込むのを防ぐ止水機能と、隣家が火災に見舞われたときの炎や煙が自家に流れ込んで延焼するのを防ぐ防火機能を兼備したものが最近の傾向になってきており、たとえば特許文献1に記載された換気装置などが提案されている。
一般に、軒の出寸法は隣家土地や建坪との関係から制限されることもあるが、軒の出寸法をできるだけ短小に納めたい場合がある。そうした短小の軒天井空間において効果的に換気を図るべく通気見切り縁を施工しようとすれば、コンパクトな軒天井換気口装置が求められるが、従来この種の装置は短小の軒天井空間における換気機能性が低く、構造的にも複雑である。
また、仕上げ部と仕上げ部との取り合い部分である通気見切り縁としての性格上、軒天井換気口装置を取付施工する工事期間についても建築工事の進行状況に左右されるなど制約が多い。たとえば、建築中の建屋において外壁が仕上がる前に軒天井換気口装置の取り付けを完了することが要求され、また軒先に通称鼻隠し化粧板を施工して仕上がる前に軒天井換気口装置の取り付けを完了することなどが要求される。さらには、想定外で外壁が見込み以上に厚い場合は、軒天井の出寸法が狭まってしまうためにそれだけ換気口装置の取り付けは困難となり、場合によっては取付不能となるような事態も発生する。
さらに、前述のように、防火防水両機能を兼備した軒天井換気口装置の場合はより一層軒天井空間への納まりが一義的に限定され、現場ごとに多種多様の軒天井空間に自在に対応できない。
以上の問題点について、図22に示す軒天井換気口装置の構造例を参照して説明する。この場合の建屋1は、切妻型母屋や寄棟型母屋の屋根合掌が垂木2、野地板3、屋根板4によって構成され、そうした屋根を載せる梁材5が図に垂直方向に延びて通されている。屋根の鼻先となる垂木2の先端の軒先には建屋一周を取り巻くようにして、鼻先の体裁や外観を整える部材である鼻隠し化粧板6が受板7を介して水平方向に延びて取り付けられている。また、梁材5と間柱(図示略)を利用して上下方向に等ピッチで胴縁9が取り付けられ、この胴縁9に建屋外側から外壁11が取り付けられている。
また、軒先の鼻隠し化粧板6と外壁11との間の軒天井空間を塞ぐようにして、軒天井換気口装置を構成する見切り縁14が軒天井板13を介して取付ねじ16で内壁8に固定されている。見切り縁14と外壁11の上面との間には熱発泡部材15が介装されている。さらに、上記鼻隠しの受板7と内壁8との間の空間には破風・鼻隠し下地12が取り付けられている。以上の各部材によって、建屋の仕上げ部と仕上げ部との取り合い部分となる通気見切り縁として軒天井換気口装置が取り付けられ、図22中の矢印Wで示す換気通路が形成される。
特開2003−82783号公報
軒天井換気口装置の構造例として挙げた図22において、建屋1の軒の出寸法が小さい場合は、そこに見切り縁として取り付けられる軒天井換気口装置は複雑化して納まり難く、施工時も外壁11側、あるいは鼻隠し化粧板6側に取り付けざるを得ないなど制約を受ける。また、施工する時期も外壁11が仕上がる前であること、そして鼻隠し化粧板6の仕上がり前であることが厳しく求められる。また、外壁11の厚さ寸法が多種多様な建材に対応できず、特定かつ限定された壁厚さの場合しか対応できない。さらには、止水性や防火性の機能を付帯させると、納まりはより一層限定的なものになって、自在な納まり性に欠け、施工時期の自在な対応性にも欠ける。
そこで、軒の出寸法をできるだけ短小にしてその場合でも納まりよく、壁側、鼻隠し化粧板側のいずれにも自在に取り付けられる対応自在で施工性に優れた軒天井換気口装置が待望されている。
以上に鑑み、本発明の目的は、建屋の軒の出寸法や形状などに制約を受けず自在に対応して取り付けることができ、また建築工事中に他の施工時期に制約されず先付け、後付など自由な時期に施工可能な防火防水性を兼備した軒天井換気口装置を提供することにある。
また、建築現場での施工性が格段に高められ、施工コストの削減にも寄与できる軒天井換気口装置を提供する。
上記目的を達成するために本発明の代表的な軒天井換気口装置は、換気孔を有し、建屋の外壁と鼻隠し化粧板との間の軒天井空間を塞ぐ大きさの断面溝型に成形され、溝型一端の立ち上がり部を前記外壁または前記鼻隠し化粧板の下地に結合して固定される見切り縁パネルと前記見切り縁パネルの溝型他端側の立ち上がり部に装着される、風圧を受けて、前記換気孔を介して前記建屋の内外を連通する換気通路を遮蔽する可動フラップと、を備え、前記見切り縁パネルおよび前記可動フラップを、前記軒天井空間において天地方向の上下方向または水平方向に反転させて装着可能であることを特徴とする。
または、換気孔を有し、建屋の外壁と鼻隠し化粧板との間の軒天井空間を塞ぐ大きさの断面溝型に成形され、溝型一端の立ち上がり部を前記外壁または前記鼻隠し化粧板の下地に結合して固定される見切り縁パネルと前記見切り縁パネルの溝型他端側の立ち上がり部に嵌装される、風圧を受けて、前記換気孔を介して前記建屋の内外を連通する換気通路を遮蔽する可動フラップと、を備え、前記可動フラップは、天地方向の上下方向または水平方向に反転させて前記見切り縁パネルに嵌装可能であることを特徴とする
本発明の防火防水性の両機能を兼備した軒天井換気口装置によれば、外壁の厚み寸法や鼻隠し化粧板側、外壁側取り付けなどに制約を受けず自在に対応して取り付けることができ、建築工事中に他の施工時期に制約されず自由な時期に施工可能である。また、建築現場での施工性が格段に高められ、施工コストの削減にも寄与できる。
以下、本発明に係る通気見切り縁の軒天井換気装置の好適な実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態の軒天井換気口装置の取付例を示す建屋について、従来の軒天井換気口装置を設けた図22に示す建屋の部材に付した符号と同一符号を付してある。
≪第1実施形態≫
図1は、本実施形態の軒天井換気口装置20を建屋1の「壁側」にビス止め固定して取り付けた構造例を示す。建屋1は、屋根3(4)の鼻先となる垂木2の先端の軒先に建屋一周を取り巻くようにして、鼻先の体裁を整える部材の鼻隠し化粧板6が受板7を介して水平方向に延びて取り付けられている。また、梁材5と間柱を利用して上下方向に等ピッチで胴縁9が取り付けられ、この胴縁9に建屋外側から外壁11が取り付けられている。
図2に示すように、軒天井換気装置20は、軽量薄鋼板製または合成樹脂製の見切り縁パネル30にたとえば定尺の1800mmの長さ物を建屋1の軒天井長さに応じた長さに嵌装され、軒天井空間をその奥行き一杯に塞ぐようにして取り付けられている。見切り縁パネル30は図示のような最適断面の溝型に折り曲げプレス成形あるいは金型成形され、取り付け時の天地方向でいう見切り縁パネル30の溝型底部は斜面部31となっており、そこに長手方向にわたって長孔形状、スリット形状またはスロット形状の換気孔32が形成されて格子形状を呈している。斜面部31から溝型一端側には垂直方向に取付ベース部33が立ち上がっており、取付ベース部33の上部は水平と垂直に折り曲がった段付き形状となっている。その垂直部のフランジ部35に取付孔36が設けてあり、取付ねじ16で外壁11側の梁材5と上段胴縁9とに締結することで、軒天井換気口装置20全体が「壁側」に固定される。
また、図2に示すように、見切り縁パネル30の溝型他端側つまり取付ベース部33に対向する反対側には見切り縁カートリッジ保持フランジ部37が設けられ、このフランジ部37の上端に長手方向から挿し込んで見切り縁カートリッジ40を装着保持する部分の係止部38が設けられている。
見切り縁カートリッジ40は、たとえば合成樹脂材を押し出し成形したものでその上部41を見切り縁パネル30側の上記係止部38に長手方向の一端側から挿し込んで係合させる。また、見切り縁カートリッジ40の下部42には長い帯状の熱発泡部材43を嵌め込んで保持させてセット状態にしたカートリッジ化したもので準備される。熱発泡部材43は建築現場でも装着することができる。図3(a)〜(d)は、見切り縁カートリッジ40のカートリッジ本体に熱発泡部材43を装着する作業手順を示している。
また、見切り縁カートリッジ40においては、要部ともいうべき可動フラップ部44がカートリッジ本体にたとえば二色樹脂成形法などによって一体成形で設けられている。二色樹脂成形される場合、可動フラップ部44は可撓性を有する軟質性樹脂でもって薄肉のヒンジ部45を介して垂れ下がるように一体成形で設けられ、風圧を受けて外側にヒンジ部45を回動支点にして回動し、換気通路を遮蔽するようになっている。ヒンジ部45もまた一体成形で薄肉成形され、設定された風力の外気の風によってヒンジ部45を支点にして可動フラップ部44がなびくようにして外側に回動する。
したがって、図4に示すように、準備された見切り縁カートリッジ40を見切り縁パネル30にこの長手方向の一端側から挿し込んで連結することで、軒天井換気装置20として組み立てられる。この軒天井換気口装置20が建屋1の軒天井空間に取り付けられ、以下のように機能して作用する。
−止水機能−
図5に示すように、建屋1の軒天井において、図中の白抜き矢印で示す風雨による雨水は軒天井換気口装置20のスリット状換気孔32から軒天井空間から屋根裏に通ずる換気通路に吹き込もうとする。換気孔32の内側では風力によって見切り縁カートリッジ40側の可動フラップ部44がヒンジ部45を回動支点にして煽られ、外側に回動して見切り縁パネル30との間に形成されている「換気通路」を遮断する。換気通路の遮蔽によって雨水はそれ以上軒天井空間の奥方に吹き込むのを阻止される。
−防火機能−
図6に示すように、火事に見舞われた隣家の火災の煽りを受けて、火炎や煙が軒天井空間に回り込もうとすると、その熱を感知して軒天井換気口装置20に備わる見切り縁カートリッジ40側の熱発泡部材43が熱膨張して見切り縁パネル30との間の「換気通路」を遮断する。火炎は熱膨張した熱発泡部材43によって阻止され、それ以上換気通路の奥方に入り込まず、類焼を免れることができる。
ここで、図7以下の図を参照して第1実施形態の応用例ともいうべき実施例について説明する。
≪応用例1≫〕
上記図1の第1実施形態において軒天井換気口装置20が「壁側」に固定して取り付けた構造例であったのに対して、図7に示す応用例1では軒天井換気口装置20を鼻隠し化粧板6側「受板7」に取付ねじ16で固定して取り付けることができる。この場合、見切り縁パネル30の結合フランジ35を受板7に結合し、見切り縁パネル30を固定している。
≪応用例2≫
図8は、図1に示す第1実施形態において、見切り縁パネル30に設けた水平曲げ部分の壁当てフランジ34の奥行き寸法に対して、外壁11の厚さ寸法が薄い場合の取付例である。
≪応用例3≫
図9および図10はいずれも、図1に示す第1実施形態において、外壁11の厚さ寸法が厚い場合、見切り縁パネル30に設けた取付ベース部33を取付ねじ16で外壁11と胴縁9に固定した納まりの取付例である。
≪応用例4≫
つぎに、図11は、第1実施形態の図1に示す状態から軒天井換気口装置20の見切り縁パネル30を天地方向上下を反転させて納める場合の単品図である。したがって、この場合はスリット状換気孔32が上位に位置する。図12および図13はいずれもその場合の納まりによる取付例を示す。
≪応用例5≫
つぎに、図14は、第1実施形態の見切り縁パネル30の構造的な変形例であり、取付ベース部33の上部に水平曲げ部分の壁当てフランジ34などが設けられていない構造例である。
≪第2実施形態≫
一方、図15〜図19は、本発明に係る軒天井換気口装置20において、見切り縁カートリッジ40側に設けた可動フラップ部の形状をさらに改良した場合の第2実施形態を示す。
図15(a)〜(c)に示すように、本実施形態の見切り縁カートリッジ50はカートリッジ本体51を有し、このカートリッジ本体51の天地方向でいう中間部に仕切フランジ52が一体成形で設けられている。仕切フランジ52で仕切られたカートリッジ本体51の上部53と下部54のいずれにも見切り縁カートリッジ保持フランジ部37の先端に設けた熱発泡材43を取り付けた熱発泡材取り付け部64を抱えるようにして保持可能となっている。
また、上記仕切フランジ52の突端部においてはカートリッジ本体下部54に対向するようにして可動フラップ部60が設けられている。図15では、可動フラップ部60がたとえば「二色樹脂成形法」で仕切フランジ52に一体成形された構造がのものが示されている。すなわち、可動フラップ部60は天地方向でいう上部の根元部61において仕切フランジ52に連接しており、根元部61からフラップ部62が下方へ垂下している。フラップ部62は軟質の合成樹脂材等で成形され、風を受けると弾性でもって根元部61を支点にして撓み、回動のごとき動作が可能となっている。
したがって、そうした可動フラップ部60を有する見切り縁カートリッジ50は、図16に示すように、見切り縁パネル30に挿し込むことで軒天井換気口装置20として組み立てられる(図17参照)。
−止水機能−
図18は、かかる第2実施形態の軒天井換気口装置20を建屋1に取り付けて施工後、雨水などを遮断する止水機能を示す。可動フラップ部60は風圧によって弾性で撓んで外側に回動し、フラップ部62の先端部が見切り縁パネル30側の取付ベース部33に突き当たり、換気通路を遮断する。したがって、スリット状換気孔32から雨水が浸入したとしても、フラップ部62によって完全に遮断され、それ以上天井裏などに回り込むのを防いで止水機能を果たす。
−防火機能−
図19は、隣家の火災発生によって、炎や煙が回り込んできた場合、その熱を感知して軒天井換気口装置20の見切り縁カートリッジ50側に装着されている熱発泡部材43が熱膨張して発泡し、見切り縁パネル30側のスリット状換気孔32を内側から塞ぐ。それによって炎や煙が換気通路から軒天井裏などに回り込み、類焼する難から免れることができる。
≪応用例1≫
図20および図21は、第2実施形態の応用例を示す。この場合、軒天井換気口装置20の見切り縁パネル30を反転させて取り付ける構造例であり、正規の姿勢の見切り縁カートリッジ50を気見切り縁パネル30に挿し込むことによって、図21のように軒天井換気口装置20を組み立てる。
は本発明に係る第1実施形態の軒天井換気口装置を通気見切り縁として施工した構造例を示す図。 同第1実施形態の軒天井換気口装置を組み立てを示す分解図。 同図(a)〜(c)は第1実施形態の熱発泡材装着レールにおいて熱発泡材を装着する組立順を示す図。 同第1実施形態の軒天井換気口装置の組立図。 同第1実施形態において可動フラップ部が作動して止水機能する態様を示す建屋への納まり図。 同第1実施形態において熱発泡材が熱を感知して発泡して換気通路を遮断することによって防火する態様を示す建屋への納まり図。 同第1実施形態において軒天井換気口装置を鼻隠し化粧板側に取り付けて施工した構造例を示す図。 同第1実施形態の応用例として外壁が薄い場合の軒天井換気口装置の納まりを示す構造図。 同第1実施形態の応用例として外壁が厚い場合の軒天井換気口装置の納まりを示す構造図。 同第1実施形態の応用例として外壁が厚い場合の軒天井換気口装置の納まりを示す構造図。 同第1実施形態の応用例として通気見切り縁を上下反転させて用いる場合の単品図。 同第1実施形態の応用例として通気見切り縁を上下反転させて用いた場合の納まりを示す構造図。 同第1実施形態の応用例として通気見切り縁を上下反転させて用いた場合の納まりを示す構造図。 同第1実施形態の通気見切り縁の変形例を示す単品図。 同図(a)〜(c)は本発明に係る第2実施形態の軒天井換気口装置を構成する熱発泡材装着レールの組立例の数種を示す図。 同第2実施形態の軒天井換気口装置を組み立てる際の分解図。 同第2実施形態の軒天井換気口装置の組立図。 同第2実施形態において可動フラップ部で雨水を遮断する止水機能を示す納まり図。 同第2実施形態において熱発泡材が熱を感知して発泡して換気通路を遮断して炎や煙を遮断する防火機能を示す納まり図。 同第2実施形態の応用例として通気見切り縁を上下反転させて用いる場合の組み立てを示す分解図。 同第2実施形態において通気見切り縁を上下反転させて収める構造図。 従来例の軒天井換気口装置を装着した建屋への納まりを示す図。
符号の説明
1 建屋
6 鼻隠し化粧板
11 外壁
16 取付ねじ
20 軒天井換気口装置
30 見切り縁パネル
32 スリット状換気孔
40,50 見切り縁カートリッジ
43 熱発泡部材
44,60 可動フラップ部

Claims (2)

  1. 換気孔を有し、建屋の外壁鼻隠し化粧板との間の軒天井空間を塞ぐ大きさの断面溝型に成形され、溝型一端の立ち上がり部を前記外壁または前記鼻隠し化粧板の下地に結合して固定される見切り縁パネルと
    前記見切り縁パネルの溝型他端側の立ち上がり部に装着される、風圧を受けて前記換気孔を介して前記建屋の内外を連通する換気通路を遮蔽する可動フラップと、
    を備え
    前記見切り縁パネルおよび前記可動フラップを、前記軒天井空間において天地方向の上下方向または水平方向に反転させて装着可能であることを特徴とする軒天井換気口装置。
  2. 換気孔を有し、建屋の外壁鼻隠し化粧板との間の軒天井空間を塞ぐ大きさの断面溝型に成形され、溝型一端の立ち上がり部を前記外壁または前記鼻隠し化粧板の下地に結合して固定される見切り縁パネルと
    前記見切り縁パネルの溝型他端側の立ち上がり部に嵌装される、風圧を受けて前記換気孔を介して前記建屋の内外を連通する換気通路を遮蔽する可動フラップと、
    を備え
    前記可動フラップは、天地方向の上下方向または水平方向に反転させて前記見切り縁パネルに嵌装可能であることを特徴とする軒天井換気口装置。
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