JP2007187061A - 可変動弁機構の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】学習値がクリアされても車両の運転に与える影響を少なくした可変動弁機構の制御装置を提供する。
【解決手段】可変動弁機構は、駆動要素を動かすことによって吸気弁および排気弁のうちの少なくともいずれか一方の弁の最大リフト量を決定するアクチュエータと、アクチュエータの駆動要素の相対位置変化を検知するセンサとを含む。制御装置200は、センサの出力に応じて基準位置に相対位置変化を積算することによって駆動要素の絶対位置を算出する。制御装置200は、算出した絶対位置が不明となった場合には、弁の最大リフト量が最小となる側の駆動要素の第1の動作限界値に絶対位置を仮設定し、駆動要素が第1の動作限界と反対側の第2の動作限界に至るまでアクチュエータを最大リフト量が徐々に増加するように動作させ、駆動要素が第2の動作限界に至ったときに第1の基準位置を絶対位置として学習する。
【選択図】図1

Description

この発明は、可変動弁機構の制御装置に関し、特に内燃機関に設けられた吸気弁および排気弁のうちの少なくともいずれか一方の弁の動作特性を変化させる可変動弁機構の制御装置に関する。
従来の可変動弁機構付内燃機関の制御装置に関し、たとえば、特開2003−41977号公報(特許文献1)は、吸気弁の開弁期間に対応する作用角を変えるためのアクチュエータの最大側変位端位置と最小側変位端位置の学習を行ない、精度よい制御を行なう技術について開示されている。
この技術では、たとえばIGスイッチのオン後に動弁可動条件が初めて成立した場合に、最大作用角に対応する最大側変位端位置の学習と最小作用角に対応するアクチュエータの最小側変位端位置とを学習して、これを用いて可変作用角運転を行なう。
特開2003−41977号公報 特開2001−263015号公報
しかしながら、電気的ノイズなどの影響により、最大変位端位置と最小変位端位置の学習値がクリアされてしまう可能性が考えられる。この場合、再度基準位置が学習されるまで可変動弁機構の動作位置(絶対位置)を検出することができなくなるといった不具合が生じる。その際に、どのように再度学習を行なうようにすれば、走行中の車両の運転に影響を与えずにすむかが問題となる。
この発明の目的は、学習値がクリアされても車両の運転に与える影響を少なくした可変動弁機構の制御装置を提供することである。
この発明は、要約すると、内燃機関に設けられた吸気弁および排気弁のうちの少なくともいずれか一方の弁の動作特性を変化させる可変動弁機構の制御装置であって、可変動弁機構は、駆動要素を動かすことによって吸気弁および排気弁のうちの少なくともいずれか一方の弁の最大リフト量を決定するアクチュエータと、アクチュエータの駆動要素の相対位置変化を検知するセンサとを含み、制御装置は、センサの出力に応じて基準位置に相対位置変化を積算することによって駆動要素の絶対位置を算出する。制御装置は、算出した絶対位置が不明となった場合には、弁の最大リフト量が最小となる側の駆動要素の第1の動作限界値に絶対位置を仮設定し、駆動要素が第1の動作限界と反対側の第2の動作限界に至るまでアクチュエータを最大リフト量が徐々に増加するように動作させ、駆動要素が第2の動作限界に至ったときに第1の基準位置を絶対位置として学習する。
好ましくは、可変動弁機構は、開弁時期を前後に移動させるバルブタイミング機構をさらに含む。制御装置は、第1の基準位置を学習するための動作中は、バルブタイミング機構に対し開弁時期を所定の中間位置に保持させる。
好ましくは、制御装置は、第1の基準位置を学習した後に、一時的に最大リフト量を使用想定範囲の最大値付近の所定値に設定する。
好ましくは、制御装置は、最大リフト量を使用想定範囲の最大値付近の所定値に設定した後に、最大リフト量を車両状態に応じて変化させ、最大リフト量が使用想定範囲の最小値に近い所定の値になったことに応じて、第1の動作限界まで駆動要素を動かして第2の基準位置を絶対位置として学習する。
好ましくは、可変動弁機構は、駆動要素を動かすことによって最大リフト量の増加とともにクランク角度を単位とする開弁範囲を示す作用角も増加させる。
本発明によれば、学習値がクリアされても車両の運転に与える影響を少なくした可変動弁機構の制御装置を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお図中同一または相当部分には同一の符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態に係るエンジン100の構成を示す図である。
図1を参照して、本実施の形態に係る可変動弁機構の制御装置は、図1における制御装置200が実行するプログラムにより実現される。
エンジン100には、エアクリーナ102から空気が吸入される。吸入空気量は、スロットルバルブ104により調整される。スロットルバルブ104はスロットルモータ312により駆動される電機制御式スロットルバルブである。
空気は、シリンダ106(燃焼室)において燃料と混合される。シリンダ106には、インジェクタ108から燃料が直接噴射される。すなわち、インジェクタ108の噴射孔はシリンダ106内に設けられている。燃料は、シリンダ106の吸気側(空気が導入される側)から噴射される。
燃料は吸気行程において噴射される。なお、燃料が噴射される時期は、吸気行程に限らない。また、本実施の形態においては、インジェクタ108の噴射孔がシリンダ106内に設けられた直噴エンジンとしてエンジン100を説明するが、直噴用のインジェクタ108に加えて、ポート噴射用のインジェクタを設けてもよい。さらに、ポート噴射用のインジェクタのみを設けるようにしてもよい。
シリンダ106内の混合気は、点火プラグ110により着火され、燃焼する。燃焼後の混合気、すなわち排気ガスは、三元触媒112により浄化された後、車外に排出される。混合気の燃焼によりピストン114が押し下げられ、クランクシャフト116が回転する。
シリンダ106の頭頂部には、吸気バルブ118および排気バルブ120が設けられる。シリンダ106に導入される空気の量および時期は、吸気バルブ118により制御される。シリンダ106から排出される排気ガスの量および時期は、排気バルブ120により制御される。吸気バルブ118はカム122により駆動される。排気バルブ120はカム124により駆動される。
吸気バルブ118は、VVTL(Variable Valve Timing and Lift)機構126により、開閉タイミング、リフト量および作用角が制御される。排気バルブ120の開閉タイミングは、VVT(Variable Valve Timing)機構129により制御される。なお排気バルブ120についても、リフト量および作用角を制御するようにしてもよい。
ここで、VVTL機構126とは、開閉タイミングを制御するVVT(Variable Valve Timing)機構に、リフト量と作用角とを制御するVVL(Variable Valve Lift)機構を組み合わせたものである。なお、リフト量および作用角のいずれか一方を制御するようにしてもよい。
本実施の形態においては、カム122がVVT機構により回転されることにより、吸気バルブ118の開閉タイミングが制御される。なお、開閉タイミングを制御する方法はこれに限らない。また、VVT機構には、周知の一般的な技術を利用すればよいため、ここではその詳細な説明は繰り返さない。VVL機構については後述する。
制御装置200は、エンジン100が所望の運転状態になるように、スロットル開度θth、点火時期、燃料噴射時期、燃料噴射量、吸気バルブの動作状態(開閉タイミング、リフト量、作用角等)を制御する。制御装置200には、カム角センサ300、クランク角センサ302、ノックセンサ304、スロットル開度センサ306、イグニッションスイッチ308、アクセル開度センサ314から信号が入力される。
カム角センサ300は、カムの位置を表す信号を出力する。クランク角センサ302は、クランクシャフト116の回転数(エンジン回転数)およびクランクシャフト116の回転角度を表す信号を出力する。ノックセンサ304は、エンジン100の振動の強度を表す信号を出力する。スロットル開度センサ306は、スロットル開度θthを表す信号を出力する。イグニッションスイッチ308は、運転者の操作によりオンにされた場合、イグニッションスイッチ308がオンであることを表す信号を出力する。アクセル開度センサ314は、運転者の操作するアクセルペダルの踏み込み量に応じたアクセル開度Accを出力する。
制御装置200は、これらのセンサから入力された信号、メモリ(図示せず)に記憶されたマップおよびプログラムに基づいて、エンジン100を制御する。
図2は、可変動弁機構において実現されるバルブリフトとクランク角の関係を示す図である。
図2を参照して、排気行程において排気弁が開いて閉じ、吸気行程において吸気弁が開いて閉じる。排気弁のバルブリフトが波形EX1,EX2に示されており、これに対して吸気弁のバルブリフトが波形IN1〜IN3,IN2Aに示されている。排気弁側に設けられている可変バルブタイミングシステム(以下VVTも称する)によって排気弁の開閉タイミングは、EX1〜EX2の間で変化する。最進角側のタイミング波形をEX1とすると、これを基準に排気弁VVTの遅角量が矢印RRで示される。
これに対して吸気弁の開閉タイミングは、VVTによって波形IN1〜IN3の間で変化し、最遅角側のタイミング波形をIN3とすると、これを基準に進角量が矢印FRで示されるように定義される。
TDCはピストン上死点、BDCはピストン下死点を示す。ピストン上死点(TDC)付近で排気弁と吸気弁が共に開いている期間をバルブオーバーラップという。VVTではこのオーバーラップ期間を調節することができる。オーバーラップを大きくすれば高速回転時は新気を多く吸入して出力向上となるが、低速回転時は、排気ガスがシリンダ内に引き戻されて燃焼が不安定になる。
さらに吸気弁に関してはバルブリフト量とともに作用角を一定の範囲内で変更することが可能である。
すなわちバルブリフトの最大量は波形IN2で最大リフトとなり、波形IN2Aで最小リフトとなる。また吸気弁が開いてから閉じるまでのクランク角度を作用角と呼ぶ。波形IN2においては作用角は最大となり、波形IN2Aにおいては作用角は最小となっている。
図3は、吸気バルブのリフト量と作用角とを制御するVVL機構400の正面図である。
図3を参照して、VVL機構400は、一方向に延びる駆動軸410と、駆動軸410の外周面を覆う支持パイプ420と、支持パイプ420の外周面上で駆動軸410の軸方向に並んで配置された入力アーム430および揺動カム440とを備える。駆動軸410の先端には、駆動軸410を直線運動させるアクチュエータが接続される。
VVL機構400には、各気筒に設けられた1つのカム122に対応して、1つの入力アーム430が設けられる。入力アーム430の両側には、各気筒に設けられた一対の吸気バルブ118のそれぞれに対応して、2つの揺動カム440が設けられる。
支持パイプ420は、中空円筒状に形成されており、カムシャフト130に対して平行に配置される。支持パイプ420は、軸方向へ移動したり、回転したりしないようにシリンダヘッドに固定される。
支持パイプ420の内部には、その軸方向に摺動可能なように駆動軸410が挿入される。支持パイプ420の外周面上には、駆動軸410の軸芯を中心として揺動可能で、かつ、その軸方向には移動しないように、入力アーム430および2つの揺動カム440が設けられる。
入力アーム430は、支持パイプ420の外周面から離れる方向に突出するアーム部432と、アーム部432の先端に回転可能に接続されたローラ部434とを有する。入力アーム430は、ローラ部434がカム122に当接可能な位置に配置されるように設けられる。
揺動カム440は、支持パイプ420の外周面から離れる方向に突出する略三角形状のノーズ部442を有する。ノーズ部442の一辺には、凹状に湾曲したカム面444が形成される。吸気バルブ118に設けられたバルブスプリングの付勢力により、ロッカアーム128に回転可能に取り付けられたローラがカム面444に押し付けられる。
入力アーム430および揺動カム440は、一体となって駆動軸410の軸芯を中心として揺動する。このため、カムシャフト130が回転すると、カム122に当接された入力アーム430が揺動し、この入力アーム430の動きに連動して揺動カム440も揺動する。この揺動カム440の動きが、ロッカアーム128を介して吸気バルブ118に伝わり、吸気バルブ118が開閉される。
VVL機構400は、さらに、支持パイプ420の軸芯周りにおいて、入力アーム430と揺動カム440との相対位相差を変更する機構を備える。相対位相差を変更する機構によって、吸気バルブ118のリフト量および作用角が適宜変更される。
つまり、両者の相対位相差を拡大すれば、入力アーム430および揺動カム440の揺動角に対するロッカアーム128の揺動角が拡大され、吸気バルブ118のリフト量および作用角が増大される。
また、両者の相対位相差を縮小すれば、入力アーム430および揺動カム440の揺動角に対するロッカアーム128の揺動角が縮小され、吸気バルブ118のリフト量および作用角が小さくされる。
図4は、VVL機構を部分的に示した斜視図である。図4中では、内部構造が明確に把握できるように一部が破断されて表わされる。
図4を参照して、入力アーム430および2つの揺動カム440と、支持パイプ420の外周面との間に規定された空間には、支持パイプ420に対して、回転可能で、かつ軸方向に摺動可能に支持されたスライダギヤ450が収容される。スライダギヤ450は、支持パイプ420上を軸方向に摺動可能に設けられる。
スライダギヤ450には、その軸方向の中央部に位置して、右ねじ螺旋状のヘリカルスプラインが形成されたヘリカルギヤ452が設けられる。また、スライダギヤ450には、ヘリカルギヤ452の両側に位置し、ヘリカルギヤ452とは逆に左ねじ螺旋状のヘリカルスプラインが形成されたヘリカルギヤ454が各々に設けられる。
一方、スライダギヤ450を収容する空間を規定する入力アーム430および2つの揺動カム440の内周面には、ヘリカルギヤ452および454に対応したヘリカルスプラインがそれぞれ形成される。つまり、入力アーム430には、右ねじ螺旋状のヘリカルスプラインが形成されており、そのヘリカルスプラインがヘリカルギヤ452に噛み合っている。また、揺動カム440には、左ねじ螺旋状のヘリカルスプラインが形成されており、そのヘリカルスプラインがヘリカルギヤ454に噛み合っている。
スライダギヤ450には、一方のヘリカルギヤ454とヘリカルギヤ452との間に位置して、周方向に延びる長穴456が形成される。また、図示しないが、支持パイプ420には、長穴456の一部と重なるように、軸方向に延びる長穴が形成される。支持パイプ420の内部に挿通された駆動軸410には、これら長穴456および図示しない長穴の重なった部分を通じて突出する係止ピン412が一体に設けられる。
駆動軸410がその軸方向に移動すると、スライダギヤ450が係止ピン412により押され、ヘリカルギヤ452および454が同時に駆動軸410の軸方向に移動する。このようなヘリカルギヤ452および454の移動に対して、これらにスプライン係合された入力アーム430および揺動カム440は、軸方向に移動しない。そのため、入力アーム430と揺動カム440は、ヘリカルスプラインの噛み合いを通じて駆動軸410の軸芯周りに回動する。
このとき、入力アーム430と揺動カム440とでは、形成されたヘリカルスプラインの向きが逆である。そのため、入力アーム430と揺動カム440の回動方向は互いに逆方向となる。これにより、入力アーム430と揺動カム440との相対位相差が変化し、既に説明したように吸気バルブ118のリフト量および作用角が変更される。なお、VVL機構は、このような形式のものに限られない。
図5は、VVL機構400の駆動軸410を軸方向に直線移動させるアクチュエータ500を示す断面図である。
図5を参照して、アクチュエータ500は、空間512を規定するハウジング510と、空間512に配置され、回転運動を直線運動に変換する差動ローラギヤ600と、差動ローラギヤ600に対して回転運動を入力するモータ700とを備える。ハウジング510には、VVL機構400が設けられたシリンダヘッドに向かって開口する開口部514が形成される。
差動ローラギヤ600は、軸800上に延びるサンシャフト610と、サンシャフト610の外周面612上で軸800と平行に延び、軸800を中心とした周方向に並んで配設された複数のプラネタリシャフト620と、複数のプラネタリシャフト620を取り囲むように設けられ、軸800を中心に筒状に延びるナット630とを含む。
サンシャフト610は、軸800上で駆動軸410と並ぶように配置される。サンシャフト610は、空間512から開口部514を通じてハウジング510の外側に突出するように設けられる。サンシャフト610は、図示しないカップリング等により駆動軸410と接続される。
サンシャフト610は、スプラインが形成されたスプライン部614と、雄ねじが形成されたねじ部616とを有する。空間512内におけるサンシャフト610の端部には、リング状のサンギヤ640が嵌め合わされる。サンギヤ640の外周面には、軸800を中心とした周方向に歯が並ぶ平歯ギヤが形成される。
スプライン部614を取り囲む位置には、周り止めカラー516が固定される。周り止めカラー516の内周面には、スプラインが形成される。周り止めカラー516とスプライン部614とが係合することにより、軸800を中心とするサンシャフト610の回転運動が規制される。
プラネタリシャフト620の両側には、軸800を中心に環状に延びるリテーナ900および910がそれぞれ配設される。プラネタリシャフト620の両端は、リテーナ900および910によって回転自在に支持される。リテーナ900とリテーナ910とは、軸800を中心とした周方向に所定の間隔を空けて設けられ、プラネタリシャフト620と平行に延びる支柱によって互いに結合される。
プラネタリシャフト620は、ねじ部622と、ねじ部622の両側にそれぞれ形成されたギヤ部624および626とを有する。
プラネタリシャフト620のねじ部622には、サンシャフト610のねじ部616に形成された雄ねじと、ナット630の内周面に形成された雌ねじとに螺合する雄ねじが形成される。プラネタリシャフト620のねじ部622に形成される雄ねじは、サンシャフト610のねじ部616に形成された雄ねじとは逆向きであり、ナット630の内周面に形成された雌ねじとは同じ向きである。
プラネタリシャフト620のギヤ部624には、サンギヤ640の外周面に形成された平歯ギヤと、リングギヤ650の内周面に形成された平歯ギヤとに噛み合う平歯ギヤが形成される。同様に、プラネタリシャフト620のギヤ部626には、リングギヤ650の内周面に形成された平歯ギヤと噛み合う平歯ギヤが形成される。
ナット630は、ハウジング510に固定されたベアリングによって、軸800を中心に回転自在に支持される。ナット630の内周面には、サンシャフト610のねじ部616に形成された雄ねじとは逆向きの雌ねじが形成される。
ナット630には、雌ねじが形成された内周面の両側に位置して、リングギヤ650が固定される。リングギヤ650の内周面には、軸800を中心とした周方向に歯が並ぶ平歯ギヤが形成される。
サンシャフト610のねじ部616に形成された雄ねじ、プラネタリシャフト620のねじ部622に形成された雄ねじおよびナット630の内周面に形成された雌ねじは、いずれも同一のピッチを有する多条ねじである。サンシャフト610の雄ねじ、プラネタリシャフト620の雄ねじおよびナット630の雌ねじのピッチ円直径を、それぞれ、Ds、DpおよびDnとし、各ねじの条数を、それぞれ、Ns、NpおよびNnとする。本実施の形態では、サンシャフト610を軸800方向にストロークさせるため、たとえば、Ns:Np:Nn=(Ds+1):Dp:Dnの関係を満たすように各ねじの条数が決定される。なお、各ねじのピッチ円直径と条数とは、これ以外の関係も採り得る。
モータ700は、ロータ720とステータ730とから構成される。ロータ720は、焼嵌め、圧入または接着剤等の手段を用いて、ナット630の外周面に固定される。ハウジング510には、コイル740が巻回されたステータ730が同様の手段により固定される。
ステータ730は、ロータ720の周りを取り囲むように、軸800を中心に環状に延びて形成される。ロータ720は、軸800を中心とした周方向に沿って、ステータ730との間に所定の大きさの隙間を設けるように位置決めされる。ロータ720のステータ730に向い合う位置には、軸800を中心として所定の角度ごとに並ぶ永久磁石750が配設される。コイル740に通電することにより、ロータ720とステータ730との間に磁界が発生する。これにより、ロータ720がナット630とともに軸800を中心に回転する。
ナット630が回転すると、その回転運動は、ナット630およびプラネタリシャフト620に形成されたねじの噛み合いにより、プラネタリシャフト620に伝わる。このとき、プラネタリシャフト620のギヤ部624に形成された平歯ギヤと、サンギヤ640の外周面およびリングギヤ650の内周面に形成された平歯ギヤとが噛み合っている。また、プラネタリシャフト620のギヤ部626に形成された平歯ギヤと、リングギヤ650の内周面に形成された平歯ギヤとが噛み合っている。
そのため、プラネタリシャフト620は、軸800に沿う方向には静止したまま、自転しながら軸800を中心に公転する。また同時に、プラネタリシャフト620は、これら平歯ギヤの噛み合いにより、軸800と平行な姿勢に保持される。
プラネタリシャフト620の回転運動は、プラネタリシャフト620およびサンシャフト610に形成されたねじの噛み合いにより、サンシャフト610に伝わる。サンシャフト610の回転運動は周り止めカラー516により規制されているので、サンシャフト610は、軸800に沿う方向のみに移動する。これにより、駆動軸410が直線移動され、上述したように吸気バルブ118のリフト量および作用角が変更される。
モータ700(ロータ720)の動作量(回転数もしくは回転角度)はセンサ1000により検知される。検知結果を表す信号は、制御装置200に送信される。本実施の形態において、制御装置200は、モータ700の動作量と吸気バルブ118のリフト量や作用角とを関連付けたマップを用いて、モータ700の動作量から吸気バルブ118のリフト量や作用角を間接的に検知する。
アクチュエータであるモータ700は、制御装置200からの制御信号のデューティを変化させることにより駆動要素である駆動軸410を中立状態に保ったり駆動軸410の位置を最大側変位端に向けて増加させたり、逆に最小側変位端に向けて減少させたりすることができる。
逆に、駆動軸410側から軸800に沿う方向に力が加えられても、モータ700が回転するには至らない。これは、サンシャフト610のねじ部616がプラネタリシャフト620のねじ部と噛み合い、さらにプラネタリシャフトのねじ部はサンシャフトと反対側ではナット630の雌ねじのねじ部622と噛み合っており、このナット630は軸800に沿う方向には動かないように拘束されているからである。
そして、駆動軸410側から軸800に沿う方向に加わる力は、サンシャフト610のねじ山からプラネタリシャフト620のねじ山に伝わる際に、略垂直にプラネタリシャフトのねじ山側面で受け止められる。したがって、プラネタリシャフト620を回転させる力はほとんど生じない。このため、モータ700を通電させて強制的にプラネタリシャフト620をギヤ部626の平歯車で回転させる場合には、サンシャフト610が軸800に沿う方向に移動するが、たとえば、モータ700の電源をオフした状態でも、内部摩擦によってプラネタリシャフト620の位置が固定されているのでサンシャフト610は動かず、現在の駆動軸410の位置が維持されることになる。
センサ1000は、たとえば、ロータリーエンコーダなどのパルスを出力するセンサを用いることができる。このパルスをカウントすることにより、イグニッションキーがオンされた直後に駆動軸410の最大側および最小側変位端位置が基準として学習され、この基準値にパルスのカウント値を加算して現在の駆動軸410の変位量に対応する作用角センサ値VCが制御装置200に認識される。
この作用角センサ値VCは、制御装置200の電源オフや、大きな電気的ノイズの印加等によってクリアされてしまう。
図6は、可変動弁機構の学習値がクリアされた後の再学習について説明するための動作波形図である。
図7は、制御装置200で実行されるアクチュエータの最大側変位端位置の再学習処理を説明するためのフローチャートである。
図6、図7を参照して、時刻t0〜t1においては、イグニッションスイッチオン時に学習された学習値を用いてアクセル開度などの車両要求に基づく最適作用角が定められる最適作用角モードで車両が動作している。時刻t0〜t1においてはステップS1で瞬断していないと判断されるので、そのままステップS1の瞬断の判断が行なわれる。なお、たとえば瞬断の処理は、作用角が想定されている113〜260のクランク角の範囲外になってしまった場合、たとえば0にクリアされてしまった場合などで判断される。
時刻t1において、電源の瞬断などの電気的ノイズによって作用角センサ値VCの値がクリアされてしまったとする。するとステップS1において制御装置200は瞬断が起こったと判断してステップS2に処理を進める。
続いてステップS3においては、吸気弁側のVVT進角量FRおよび排気弁側のVVT−EX遅角量を所定値に固定する。図6の例では、VVT進角量は20FR、VVT−EX遅角量は0RRに固定される。この位置は、吸気弁と排気弁のオーバーラップやノッキングなどの発生しないタイミング位置であり、燃費については最適ではないかもしれないが、エンジンの安定的な運転が維持される位置である。
そしてステップS3に処理が進み、リフト量を変更するアクチュエータ500の通常制御を停止し、ステップS4においてアクセル開度Accと連動して動作していたスロットル開度θthを若干絞るように制御が行なわれる。
以上のように、スロットルを絞り、VVTの進角量を固定する動作モードを大作用角モードと呼ぶ。これは、作用角を大作用角に固定し、吸気弁の最大リフト量が大きい状態にあわせてスロットルおよびVVTを固定した状態である。
そして、ステップS5において作用角センサ値VCをアクチュエータの駆動する駆動要素の最小側変位端であるメカLow端(駆動軸410の最小側変位端位置)にセットする。
ステップS5に続いてステップS6の処理が実行され、メカHigh端(駆動軸410の最大側変位端位置)に向けて徐々にアクチュエータの駆動が行なわれる。そしてステップS7においてメカHigh端に当接したか否かの判断が行なわれる。ステップS7においてメカHigh端に当接していないと判断された場合にはステップS6に処理が戻り、さらにメカHigh端に向けてアクチュエータが駆動される。
図6の時刻t1〜t2の間、ステップS6,S7の処理が繰返し実行される。この間は、破線で示す実際の作用角に対して作用角センサ値VCはやや小さい値を取りながら増加していく。この間スロットル開度θthは本来のアクセル開度に対してやや絞られた状態(吸気量が少ない状態)での制御が維持される。
なおステップS7の判断は、アクチュエータ500のロータ720の回転を検知するセンサ1000の出力をカウントするカウント値がこれ以上増加しなくなったことで判断される。
時刻t2においてステップS7のメカHigh端に当接したという判断が発生すると、ステップS8に処理が進み作用角センサ値VCをメカHigh端に対応する値にセットする。図6の波形図においては時刻t2において実際の作用角と作用角センサ値VCとが一致した状態となる。
そして時刻t3においてメカHigh端の学習が完了する。メカHigh端の学習が完了すると、ステップS9において作用角を大作用角に実際に固定する大作用角モードへの移行が行なわれる。すなわち、ここでの大作用角モードは、バルブリフト量および作用角を使用想定範囲の最大値付近に固定して動作を行なわせる動作モードである。このときには、やはりスロットル開度θthはアクセル開度Accに対応する値に比べて少し絞られた状態の制御が続行される。またVVTに関しては、吸気弁側がタイミング0FRに固定した状態に変更される。
ステップS9の処理が終了すると、メカHigh端学習が完了となり、ステップS10において制御は図8のメカLow端の学習処理に移される。
図8は、アクチュエータの駆動要素の最小側変位端位置を再学習するための処理を示したフローチャートである。
図6、図8を参照して、時刻t3〜t4における大作用角運転モードの実行中においては、ステップS21における加速要求の有無が監視されている。そして時刻t4において加速要求がありと判断されるとステップS22に処理が進み動作モードは大作用角モードから最適作用角モードに移行される。これにより、運転者に感じるモードが移行したことによる違和感を少なくすることができる。
動作モードの移行に応じてアクセル開度に対して少し絞られた状態であったスロットル開度は、ステップS23において通常の状態に戻される。そしてメカHigh端の学習値に基づいたバルブリフトおよび作用角の制御が行なわれる。
時刻t4〜t5の間は、この可変とされた作用角が所定のしきい値以下となったか否かがステップS24において監視されている。そして時刻t5において作用角が所定のしきい値より小さくなったことに応じて処理がステップS25に進む。
以降メカLow端(最小側変位端位置)の学習が実行される。メカLow端の学習では、まずステップS25においてメカLow端に向けて徐々にアクチュエータが駆動され、そしてアクチュエータのロータ位置を検知するセンサ1000の出力のカウント値が増加しなくなることをもってメカLow端に当接したかという判断がなされる。メカLow端にアクチュエータの駆動要素が当接しない間はステップS25,S26の処理が繰返して実行される。
そして時刻t6においてステップS27の処理が実行されて作用角センサ値VCがメカLow端の値にセットされ、この値に基づいて以降最適作用角モードが実行されステップS28において完全復帰状態となる。そしてステップS29において制御はメインルーチンに移される。
なお、本実施の形態ではメカHigh端を学習した後にメカLow端の学習が行なわれ、最終的にはメカLow端の学習値を基準値として作用角の制御が行なわれる。これはメカLow端側においてはバルブリフト量が小さいので、同じアクチュエータの変動量に対して吸気量の変化率が大きくなり、より精度よく作用角の制御を行なう必要があるからである。なお、メカHigh端とメカLow端の両方を学習した後に両方の値を用いて作用角を補正するような処理を行なってもよい。
再び、図4、図5を参照して本発明の実施の形態について総括すると、可変動弁機構は、駆動要素である駆動軸410を動かすことによって吸気弁および排気弁のうちの少なくともいずれか一方の弁の最大リフト量を決定するアクチュエータ500と、アクチュエータの駆動要素の相対位置変化を検知するセンサ1000とを含む。制御装置200は、センサ1000の出力に応じて基準位置に相対位置変化を積算することによって駆動要素の絶対位置を算出する。制御装置200は、算出した絶対位置が不明となった場合には、弁の最大リフト量が最小となるであるメカLow端側の駆動要素の第1の動作限界値に絶対位置を仮設定し、駆動要素が第1の動作限界と反対側の第2の動作限界であるメカHigh端に至るまでアクチュエータを最大リフト量が徐々に増加するように動作させ、駆動要素が第2の動作限界に至ったときに第1の基準位置を絶対位置として学習する。
可変動弁機構は、開弁時期を前後に移動させるバルブタイミング機構をさらに含む。制御装置200は、図6の時刻t1〜t2に示した第1の基準位置を学習するための動作中は、バルブタイミング機構に対し開弁時期を所定の中間位置(20FR)に保持させる。
制御装置200は、第1の基準位置を学習した後に、時刻t3〜t4において一時的に最大リフト量を使用想定範囲の最大値付近の所定値に設定する。
制御装置200は、最大リフト量を使用想定範囲の最大値付近の所定値に設定した後に、時刻t4〜t5において最大リフト量を車両状態に応じて変化させ、時刻t5で最大リフト量が使用想定範囲の最小値に近い所定の値になったことに応じて、第1の動作限界であるメカLow端まで駆動要素を動かして第2の基準位置を絶対位置として学習する。
可変動弁機構は、駆動要素を動かすことによって最大リフト量の増加とともにクランク角度を単位とする開弁範囲を示す作用角も増加させる。
以上説明したように、本発明の実施の形態においては、作用角が不明になった場合に、先にメカHigh端位置の学習制御を行なうことで、エンジンの出力低下を招くことなく学習制御を行なうことができる。学習中にVVTを所定の中間位置に保持することにより、ノック領域あるいはEGR(排気ガス戻り)過多領域を通過せずに学習することが可能となる。
さらに、メカHigh端学習後は一旦大作用角運転モードに移行することにより、一定以上の作用角領域であれば作用角が変化してもエンジントルクの急変によるトルクショックがなく切換えることが可能となる。
さらに、メカLow端学習をメカHigh端学習後に最適作用角モードに移行させた後に作用角が所定のしきい値より小さくなった場合に直ちに行なうことにより、厳密な学習精度が要求されるLow端学習を条件が整い次第すぐに行なうことで、精度よい制御が可能となる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に係るエンジン100の構成を示す図である。 可変動弁機構において実現されるバルブリフトとクランク角の関係を示す図である。 吸気バルブのリフト量と作用角とを制御するVVL機構400の正面図である。 VVL機構を部分的に示した斜視図である。 VVL機構400の駆動軸410を軸方向に直線移動させるアクチュエータ500を示す断面図である。 可変動弁機構の学習値がクリアされた後の再学習について説明するための動作波形図である。 制御装置200で実行されるアクチュエータの最大側変位端位置の再学習処理を説明するためのフローチャートである。 アクチュエータの駆動要素の最小側変位端位置を再学習するための処理を示したフローチャートである。
符号の説明
100 エンジン、102 エアクリーナ、104 スロットルバルブ、106 シリンダ、108 インジェクタ、110 点火プラグ、112 三元触媒、114 ピストン、116 クランクシャフト、118 吸気バルブ、120 排気バルブ、122,124 カム、126 VVTL機構、128 ロッカアーム、129 VVT機構、130 カムシャフト、200 制御装置、300 カム角センサ、302 クランク角センサ、304 ノックセンサ、306 スロットル開度センサ、308 イグニッションスイッチ、312 スロットルモータ、314 アクセル開度センサ、400 VVL機構、410 駆動軸、412 係止ピン、420 支持パイプ、430 入力アーム、432 アーム部、434 ローラ部、440 揺動カム、442 ノーズ部、444 カム面、450 スライダギヤ、452,454 ヘリカルギヤ、456 長穴、500 アクチュエータ、510 ハウジング、514 開口部、516 周り止めカラー、600 差動ローラギヤ、610 サンシャフト、612 外周面、614 スプライン部、616,622 ねじ部、620 プラネタリシャフト、624,626 ギヤ部、630 ナット、640 サンギヤ、650 リングギヤ、700 モータ、720 ロータ、730 ステータ、740 コイル、750 永久磁石、800 軸、900,910 リテーナ、1000 センサ。

Claims (5)

  1. 内燃機関に設けられた吸気弁および排気弁のうちの少なくともいずれか一方の弁の動作特性を変化させる可変動弁機構の制御装置であって、
    前記可変動弁機構は、
    駆動要素を動かすことによって前記吸気弁および前記排気弁のうちの少なくともいずれか一方の弁の最大リフト量を決定するアクチュエータと、
    前記アクチュエータの前記駆動要素の相対位置変化を検知するセンサとを含み、
    前記制御装置は、前記センサの出力に応じて基準位置に前記相対位置変化を積算することによって前記駆動要素の絶対位置を算出し、
    前記制御装置は、算出した前記絶対位置が不明となった場合には、前記弁の最大リフト量が最小となる側の前記駆動要素の第1の動作限界値に前記絶対位置を仮設定し、前記駆動要素が前記第1の動作限界と反対側の第2の動作限界に至るまで前記アクチュエータを前記最大リフト量が徐々に増加するように動作させ、前記駆動要素が前記第2の動作限界に至ったときに第1の基準位置を前記絶対位置として学習する、可変動弁機構の制御装置。
  2. 前記可変動弁機構は、
    開弁時期を前後に移動させるバルブタイミング機構をさらに含み、
    前記制御装置は、前記第1の基準位置を学習するための動作中は、前記バルブタイミング機構に対し前記開弁時期を所定の中間位置に保持させる、請求項1に記載の可変動弁機構の制御装置。
  3. 前記制御装置は、前記第1の基準位置を学習した後に、一時的に前記最大リフト量を使用想定範囲の最大値付近の所定値に設定する、請求項1または2に記載の可変動弁機構の制御装置。
  4. 前記制御装置は、前記最大リフト量を使用想定範囲の最大値付近の前記所定値に設定した後に、前記最大リフト量を車両状態に応じて変化させ、前記最大リフト量が使用想定範囲の最小値に近い所定の値になったことに応じて、前記第1の動作限界まで前記駆動要素を動かして第2の基準位置を前記絶対位置として学習する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の可変動弁機構の制御装置。
  5. 前記可変動弁機構は、駆動要素を動かすことによって前記最大リフト量の増加とともにクランク角度を単位とする開弁範囲を示す作用角も増加させる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の可変動弁機構の制御装置。
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