JP2007185185A - パンの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本願発明は、小麦粉、イースト、塩等の材料からなるパン生地本体にイチゴジャム、アンズジャム、オレンジジャム、メープルジャム、ブドウジャム等からなるジャムを混ぜ込み、このジャムが混ぜ込まれた後のパン生地を発酵させ、この発酵させたパン生地を焼成することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
なお、上記各イーストの含有量を採用した場合において、前記パン生地の発酵時間を、60〜90分とすることが好ましい。さらに、パン生地の発酵時間は、70分以上とすることが好ましく、また、80分以下とすることが好ましい。
また、前記塩は、ジャムを混ぜ込んだパン生地100gあたり0.9g以下とすることが最終製品のカリウム成分を少なくする観点から好ましく、より好ましくは0.8g以下、さらに好ましくは0.74g以下である。
なお、上記各塩の含有量を採用した場合において、前記パン生地の焼成時間を、40〜60分とすることが好ましい。さらに、パン生地の発酵時間は、45分以上とすることが好ましく、また、50分以下とすることが好ましい。
また、前記塩としては、たとえば精製塩や、並塩などを採用することが可能である。
本実施形態のパンの製造方法は、小麦粉、イースト、塩等の材料からなるパン生地本体にジャムを混ぜ込む工程、このジャムが混ぜ込まれた後のパン生地を発酵させる工程、この発酵させたパン生地を焼成する工程を備えている。
また、パン生地の発酵時間は、従来のパンと異なりイーストの分量を少なくしているため、70〜80分と従来のパンよりも長時間として見た目(焼き目)が良くなるように設定している。また、この発酵に際して、温度を33〜38度に維持することが好ましい。
上記製造方法において、ジャムの含有量を変更させた例を図1に示す。ここで、図1の最上段は、ジャムを混ぜ込む前のパン生地本体100gに対して混ぜ込んだジャムのグラム数で、第二段目はパン生地(ジャムを混ぜ込んだもの)におけるジャムの割合を重量パーセントで表している。第三段目は、このパン生地のリン成分の含有量であり、第四段目は、パン生地(ジャムを混ぜ込んだもの)におけるリン成分の割合を重量パーセントで表している。第五段目は、このパン生地のカリウム成分の含有量であり、第六段目は、パン生地(ジャムを混ぜ込んだもの)におけるカリウム成分の割合を重量パーセントで表している。第七段目(最下段)は、各パンの評価を示している。
本実施形態のパンの製造方法は、小麦粉、イースト、塩等の材料からなるパン生地本体にジャムを混ぜ込む工程、このジャムが混ぜ込まれた後のパン生地を発酵させる工程、この発酵させたパン生地を焼成する工程を備えている。
また、パン生地の発酵時間は、従来のパンと異なりイーストの分量を少なくしているため、70〜80分と従来のパンよりも長時間として見た目(焼き目)が良くなるように設定している。また、この発酵に際して、温度を33〜38度に維持することが好ましい。
上記製造方法において、ジャムの含有量を変更させた例を図2に示す。ここで、図2の最上段は、ジャムを混ぜ込む前のパン生地本体100gに対して混ぜ込んだジャムのグラム数で、第二段目はパン生地(ジャムを混ぜ込んだもの)におけるジャムの割合を重量パーセントで表している。第三段目は、このパン生地のリン成分の含有量であり、第四段目は、パン生地(ジャムを混ぜ込んだもの)におけるリン成分の割合を重量パーセントで表している。第五段目は、このパン生地のカリウム成分の含有量であり、第六段目は、パン生地(ジャムを混ぜ込んだもの)におけるカリウム成分の割合を重量パーセントで表している。第七段目(最下段)は、各パンの評価を示している。
Claims (11)
- 小麦粉、イースト、塩等の材料からなるパン生地本体にジャムを混ぜ込み、このジャムが混ぜ込まれた後のパン生地を発酵させ、この発酵させたパン生地を焼成することを特徴とするパンの製造方法。
- 請求項1記載のパンの製造方法であって、
前記ジャムは、イチゴジャム、リンゴジャム、ブルーベリージャム、アンズジャム、オレンジジャム、メープルジャムまたはブドウジャムからなることを特徴とするパンの製造方法。 - 請求項1または2記載のパンの製造方法であって、
ジャムを混ぜる前のパン生地本体100gあたり、15〜55gのジャムを混ぜ込むことを特徴とするパンの製造方法。 - 請求項1乃至3の何れかに記載のパンの製造方法であって、
前記パン生地本体の材料としてのイーストを、ジャムを混ぜ込んだパン生地100gあたり0.7〜1.4g含有せしめ、
前記パン生地の発酵時間を、60〜90分とすることを特徴とするパンの製造方法。 - 請求項1乃至4の何れかに記載のパンの製造方法であって、
前記パン生地本体の材料としての塩を、ジャムを混ぜ込んだパン生地100gあたり0.6〜0.8g含有せしめ、
前記パン生地の焼成時間を、40〜60分とすることを特徴とするパンの製造方法。 - 小麦粉、イースト、塩等の材料からなるパン生地本体にジャム混ぜ込まれ、このジャムが混ぜ込まれたパン生地を発酵・焼成して製造され、前記パン生地100gあたり、45〜50mgのカリウム成分が含まれることを特徴とするパン。
- 小麦粉、イースト、塩等の材料からなるパン生地本体にジャム混ぜ込まれ、このジャムが混ぜ込まれたパン生地を発酵・焼成して製造され、前記パン生地100gあたり、38〜43mgのリン成分が含まれることを特徴とするパン。
- 請求項6または7記載のパンであって、
前記ジャムは、前記ジャムは、イチゴジャム、リンゴジャム、ブルーベリージャム、アンズジャム、オレンジジャム、メープルジャムまたはブドウジャムからなることを特徴とするパン。 - 請求項6乃至8の何れかに記載のパンであって、
前記パン生地本体には、ジャムを混ぜる前のパン生地本体100gあたり、15〜55gのジャムが混ぜ込まれていることを特徴とするパン。 - 請求項6乃至9の何れかに記載のパンであって、
前記パン生地の材料としてのイーストを、ジャムを混ぜ込んだパン生地100gあたり0.7〜1.4g含有せしめられていることを特徴とするパン。 - 請求項6乃至10の何れかに記載のパンであって、
前記パン生地の材料としての塩を、ジャムを混ぜ込んだパン生地100gあたり0.6〜0.8g含有せしめられていることを特徴とするパン。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112493444A (zh) * | 2020-11-26 | 2021-03-16 | 浙江一鸣食品股份有限公司 | 一种天然酵母面团的制备方法及其制备的吐司 |
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2006
- 2006-12-11 JP JP2006333899A patent/JP2007185185A/ja active Pending
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