JP2007181750A - ガソリンスタンドの地下水浄化システムおよび浄化方法 - Google Patents

ガソリンスタンドの地下水浄化システムおよび浄化方法 Download PDF

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Abstract

【課題】浄化のための特別な工事を行うことなく、ガソリンスタンドに常設する既設の検知管を用いて効果的に地下水を浄化することができる浄化システムを提供する。
【解決手段】地下水を浄化するシステムは、
(1)酸素を供給する手段(5,6)、および
(2)地下水の水面上に位置し、地下水をその上方の大気から遮断する隔壁手段(7)
を有して成り、
酸素を供給する手段によって、隔壁手段の下方に位置する地下水内に酸素を供給することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、油類を貯蔵するタンク(特に地中に埋設されたもの)、例えばガスリンスタンドの地下タンクの周囲に設けられた管状体、例えば漏洩検査用井戸(以下、「検知管」とする)を利用して、タンクの周辺の地下水に含まれる有害物質、例えばベンゼンおよびその他の油類を分解して地下水を浄化する場合に使用する地下水浄化システムおよび浄化方法に関する。
従来、地下水に含まれる油類等の有害物質を除去して地下水を浄化する場合、以下の特許文献に例示されるように、浄化用の井戸を掘り、その中に二重管を挿入した装置を準備し、そのような装置に空気を供給すると共に地下水を汲み上げ、供給した空気に地下水に含まれる有害物質を分配させ、有害物質を含む空気を活性炭等の吸着部材に通して有害物質を吸着する手法が広く用いられている。
特開2001−146767号公報
ガソリンスタンドは、事業の規模が一般的に比較的小規模である。従って、ガソリンスタンドで上述のような井戸を掘るための工事を行う場合、大型工作機械をガソリンスタンド内に配置する必要があり、また、工事を行う期間中、営業を休止せざるを得ないことになる。
また、地下水を汲み上げる装置、活性炭に吸着させる装置を設置する広大なスペースが必要となるため、大規模な工場等で用いる、上述の従来技術の浄化手法をガソリンスタンドに適用する事実上不可能であった。
本発明は、このような従来の問題点を解決しようとするものであり、ガソリンスタンドのような小規模な事業場においても簡便に採用できる、新たな地下水浄化システムを提供することを課題とする。
上記課題について、鋭意検討を重ねた結果、ガソリンスタンド等でタンクの周囲で地中に埋設される検知管を地下水の浄化に利用することが好都合であり、更に、そのような利用に特定の構成のシステムまたは装置を使用できることが望ましいとの考えに到り、本発明の地下水浄化システムおよび浄化方法を想到した。即ち、本発明は、検知管を用いる地下水の浄化に好都合に利用できる、地下水浄化システムおよび浄化方法を提供する。
本発明の主たる特徴は、浄化システムを管状体、例えば上述のような検知管に適用できるように構成し、管状体内に存在する地下水に酸素を供給して、そのような地下水に溶存している酸素量を増やしてそこに含まれる有害物質の、好気的環境における微生物による分解を促進すると共に、管状体内の地下水の溶存酸素濃度を高めることによって、供給された酸素の一部分を管状体の外側周囲に存在する地下水に供給することによって、管状体の外側においても、好気的環境における有害物質の微生物による分解を促進できる点に存する。
本発明は、地下水を浄化するシステム(または浄化する装置)であって、
(1)酸素を供給する手段、および
(2)地下水の水面上に位置し、地下水をその上方の大気から遮断する隔壁手段
を有して成り、
酸素を供給する手段によって、隔壁手段の下方に位置する地下水内に酸素を供給することを特徴とする浄化システム(または浄化装置)
を提供する。
更に、本発明は、
(1)地下水の水面上に、地下水を大気から遮断する隔壁手段を配置すること、および
(2)地下水に酸素を供給すること
を含む、地下水の浄化方法をも提供する。この浄化方法は、上述および後述する本発明の浄化システムを使用することによって好都合に実施できる。
本発明によれば、地下水の浄化のために特別な工事を行うことなく、ガソリンスタンドに常設する既設の検知管を用いて、地下水に含まれる有害物質を効果的に除去することによって、地下水を浄化することができる。
発明を実施するための形態
以下、本発明を実施するための形態を詳細に説明する。
油類を貯蔵するタンクが埋設されている箇所、例えばガスリンスタンドで問題となる有害物質は、主としてベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン等の油であり、そのような有害物質は、一般的には酸素の存在する好気的環境下で微生物によって分解されて無害な二酸化炭素に変化する。
上述のような有害物質が、何等かの理由でタンクの周囲で漏洩した場合、タンクの周辺に存在する地下水に含まれることになる。地下水は通常酸素の乏しい嫌気的状態である場合が多く、従って、有害物質を分解するには、酸素を地下水中に効果的に導入して地下水中の溶存酸素を上昇させること必要となる。
そこで、タンクの周囲に存在する既設の検知管を利用して、そこに溜まる地下水を介して酸素をタンクの周囲の、従って、検知管の周囲の地下水に供給することができれば、地下水の浄化を効率的に実施できるとの考えに到った。尚、検知管が存在しない場合においては、タンクの周囲に検知管と同様の管状体を別途設ければよい。この場合、管状体を地中に挿入して、管の壁面および/または底面を介してその周囲の地下水が管状体内に流れ込むようにすればよい。この場合、検知管程度の細い管を管状体として用いることができるので、管状体の挿入は、井戸を掘る場合と比較にならないほど容易である。
尚、検知管とは、本来、その周囲の地下水が油のような有害物質を含んでいるか否か(従って、例えばタンクからの油等の漏洩の有無)をチェックするために用いるものであり、上述のようにタンクの周囲に配置され、その下方、好ましくは底部に近い部分に開口部を有し、その開口部を通じて、検知管の周囲に存在する地下水が流入して溜まるようになっている。
本発明の地下水浄化システムにおいて、酸素を供給する手段は、管状体または検知管に存在する地下水に酸素を供給できる手段であればよく、地下水に酸素を供給することによって、地下水中に溶存している酸素の濃度を増加させる。具体的には、既に存在する酸素を地下水に供給する手段であってよく、あるいは地下水中において酸素を発生する手段であってよい。
本発明の浄化システムの1つの好ましい態様では、酸素を供給する手段は、外部から地下水に酸素または酸素含有ガス、例えば空気を送るポンプである。この場合、ポンプから吐出されるガスを地下水中に導入する導管(例えばホース、チューブ、パイプ等)も酸素または酸素含有ガスを供給する手段の一部を構成し、その先端を地下水中に没入する。
尚、ポンプは、ブロアー、コンプレッサー等であってもよい。ポンプと導管を組み合わせて酸素または酸素含有ガスを供給する手段を構成することによって、検知管に溜まった地下水中へ直接酸素を導入することができる。
尚、酸素または酸素含有ガスを地下水内に導入するホース等の管の先端には、導入する酸素または酸素含有ガスを細分化して地下水中への酸素の溶解を効率的にするための手段を用いることが好ましい。これら手段には、多孔質材料、特に連続細孔を有する無機物の塊(エアストーン等)、スパージャー等をホース等の導管の先端部に取り付けるのが好ましく、微細な気泡の形態で酸素を供給できる。
酸素または酸素含有ガスを地下水へ供給する導管の先端は、地下水の水面の下方に位置し、好ましくは、地下水の底部に位置する、即ち、地下水が溜まっている管状体または検知管の下部、好ましくは底部に位置する。また、そのような導管は、後述する隔壁手段を通過してその先端が水面下、好ましくは検知管の底部またはその付近に位置するのが好ましい。
酸素または酸素含有ガスを供給する手段がポンプの場合、ポンプを常時運転して酸素または酸素含有ガスを供給すると、地下水中の有害物質濃度の大小にかかわらず電力を消費することとなる。従って、地下水中の有害物質の濃度に応じて、ポンプを運転して酸素または酸素含有ガスを供給するのが好ましい。そこで、有害物質を分析するセンサーを地下水面の上方の大気中に配置して、地下水に含まれる有害物質の濃度に相関する大気中の有害物質の濃度を検知し、その濃度が所定の値より高い場合にポンプを運転するように、センサーによる分析とポンプの運転とを関連付けるのが好ましい。
そのようなセンサーとしては電極式センサー、化学式センサーなどを例示できる。例えば、そのようなセンサーからの有害物質濃度の情報に関する信号に基づいてスイッチング回路等の演算手段を介してポンプの稼働をオン・オフすることが可能である。
本発明の浄化システムの別の好ましい態様では、酸素を供給する手段は、アリカリ金属またはアルカリ土類金属の過酸化物、あるいはそのような金属の過炭酸塩(特に炭酸塩の過酸化水素付加物として知られているもの)等の酸素発生物質であり、これを地下水の中に存在ならしめ、水との反応によって化学的に酸素を発生させて地下水に供給する。別の態様では、酸素発生物質は、アルカリ土類金属水酸化物の過酸化水素付加物、例えば水酸化カルシウムの過酸化水素付加物(Ca(OH)・xH、xは整数)である。
好ましい過酸化物は、例えば過酸化マグネシウム(MgO)、過酸化カルシウム(CaO)、過酸化カリウム(K)等であり、好ましい過炭酸塩は、過炭酸ナトリウム(NaCO・1.5H)等である。
これら過酸化物または過炭酸塩は固体で水に難溶であり、地下水と反応して徐々に酸素を発生する。また、酸素を発生した後には固体状の残渣が残るので、酸素発生物質を適当な容器に入れて検知管内の地下水中に入れ、その後、適宜撤去できるようにすることが好ましい。
そのように適当な容器としては、ステンレス製網カゴ、不織布製袋、細孔を設けた樹脂製容器等の細孔を有する壁によって規定される容器を例示できる。この容器の中に酸素発生物質を入れて地下水中に没入させると、細孔から地下水が容器内に進入して酸素発生物質と反応して酸素を生成する。この場合、酸素発生物質は、ペレット状(例えばタブレット状、シリンダー状、円柱状、球状等の形態)であるのが好ましく、それによって酸素発生物質と地下水との接触面積が適度に制限され、その結果、反応が徐々に進行して酸素が徐々に発生する、即ち、酸素徐放性となる。地下水に溶存できる酸素の量に限界があるため、一度に多量の酸素が発生する場合には、溶存できずに大気中に放出されて無駄になる酸素が増えることを考慮すると、このような徐放性は有用な性質である。
本発明の浄化システムの更に別の好ましい態様では、酸素を供給する手段は、過酸化水素(H)であり、過酸化水素は触媒の存在下、分解して酸素を地下水中に放出する。従って、過酸化水素も酸素発生物質であると言える。地下水中には過酸化水素を分解する触媒として作用する物質も一般的に含まれているので、過酸化水素の分解のために特別な触媒は通常必要ではない。
過酸化水素は、水溶液として市販されており、これを必要量だけ徐々に地下水中へ放出できる容器に入れ、その容器を検知管内の地下水中に没入させることが好ましい。
そのように没入させる容器とは、少なくとも1つ、通常2つまたはそれ以上の細孔を設けた樹脂製容器、細孔を設けた樹脂製袋などが挙げられる。その細孔を介して過酸化水素が容器の外部に少しずつ出て行く、および/またはその細孔を介して地下水が容器内に入り込み、その結果、過酸化水素が徐々に分解して酸素が徐々に放出される、即ち、酸素徐放性となるようになっているのが好ましい。尚、上述の過酸化物または過炭酸塩と比較すると、過酸化水素の場合は、酸素の除放性に劣ることも有り得るので、地下水中で発生した酸素は、検知管内の地下水面から大気中へ散逸することがある。
上述のように、地下水に溶存できずに地下水面上の大気中に散逸する酸素を減らして地下水に供給される酸素をより効果的に地下水内に保持して溶存させると共に、無駄を抑制するために、本発明の浄化システムは、大気と地下水面との間に、地下水を大気から遮断する隔壁手段を有する。
隔壁手段としては、地下水面上に浮かぶものが好ましく、また、検知管に溜まっている地下水の実質的に全ての水面を覆うような広がりを有するもの、いわゆる蓋として機能するものが好ましい。このような隔壁手段を設けることによって、大気中へ逸脱する酸素を最小限に止め、効果的に地下水中の溶存酸素濃度を上昇させることが可能となる。
このような隔壁手段を設けると、地下水中に含まれる有害物質が大気中に放出されるリスクも低減するという別の利点もある。尚、隔壁手段は、本発明の地下水浄化システムのいずれの態様にも用いることが望ましく、態様に応じて用いる種々の酸素供給手段の作用を阻害するものであってはならない。例えば、ポンプと組み合わせて導管を用いる場合、導管は、隔壁手段を貫通して地下水中に延在する。その場合、導管が通過する隔壁手段の部分は、これらの間に隙間が生じないようにこれらが一体に接続されているのが好ましい。
また、上述の酸素発生物質を入れた容器を地下水中に没入させる場合、隔壁手段の下部からこれらの容器を例えば棒状物または紐状物(例えばワイヤー)を用いて吊り下げてもよく、あるいは、導管と同様に、これらの容器を吊り下げる手段である棒状物、紐状物等が隔壁手段を貫通するように構成してもよい。このような吊り下げる手段を検知管または管状体の地表面に位置する蓋に取り付けて、この地表面の蓋から、隔壁手段および容器が順にぶら下がるように構成してもよい。
好ましい隔壁手段としての蓋は、地下水面上に浮く(水面浮遊性)材質や形状が好ましく、発泡スチロール、ポリエチレン、ポリプロピレン等の板状、シート状、フィルム状等の材料から形成されているのが好ましい。隔壁手段は、管状体または検知管の壁部に密接できるのが好ましいが、壁部と隔壁手段との間に隙間が存在してもよい。
隔壁手段、例えば蓋は、前記酸素発生物質を含む容器を地下水中へ導入する紐状物または棒状物と一体化させることで、個別に管状体または検知管へ装着する必要が無くなり、さらには水面浮遊性の一体化した蓋によって、容器の水面からの位置が一定となり、その結果、酸素が供給される水深が一定とできるので好ましい。
本発明の浄化システムのいずれの態様においても、供給された酸素の一部分が溶存せずに地下水面上の大気中に排出され得るが、この酸素が地下水に含まれる有害物質を同伴することがある。そのような有害物質を除去するために、地下水の水面上、特に、隔壁手段の上方に吸着手段を設けるのが好ましい。ポンプによって空気を地下水に送り込むことによって酸素を供給する場合も同様である。
吸着手段としては活性炭、アルミナ、ゼオライト等の多孔質のガス吸着剤が好ましく、また、そのような吸着剤が管状体または検知管の断面の実質的に全体にわたって延在するのが好ましく、排出される余分な酸素または他のガス(例えば窒素)の実質的に全部が吸着手段を通過するようにする。吸着剤は、ガスがその全体を通過するように設計された適当な容器、例えばメッシュで形成されたかご状の容器に収容するのが好ましい。
尚、吸着手段は、上述の隔壁手段および酸素発生物質を収容する容器と一体化するのが好ましく、例えば上述の棒状物、紐状物に吸着手段、隔壁手段および容器を上から順に一体に固定できる。この場合、これらの手段等を別々に検知管内に配置する手間が省けるので好ましい。また、地下水の水位さえ把握できれば、特別の専門知識が無くともマニュアル通りの実施によって本発明の浄化システムを稼働させることができる。
次に、実施例によって本発明を更に詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
図1は、本発明の浄化システムを配置した検知管内の様子を模式的に示す断面図である。図1において、符号1はガソリンスタンドの地面、符号2は内径50mmの円筒形の塩ビ製管を用いた検知管の壁、符号3は地下水の水位を示す水位線、符号4は検知管の底部に設けられ、検知管内部に地下水を導くための孔、符号5は地上に設置され空気を送るポンプ、符号6はポンプから地下水中へ空気を送る導管としてのシリコン製チューブ、符号7はチューブが貫通すると共にそれと一体化し、地下水をその上方の大気から遮断する隔壁手段としてのポリエチレン製の蓋、符号8はチューブの先端に設けられたエアストーンである。尚、符号9は、検知管内に溜まっている地下水である。
図2は、本実施例の検知管お配置状態を示す、ガソリンスタンドに埋設されたタンクおよびその周囲の様子を模式的に示す平面図である。符号10は地下に埋設されている地下ガソリンタンク、符号12はガソリンタンクの周辺に設けられた検知管であり、他の符号は先と同様である。尚、検知管12に到るまでの導管6が地表面上に設置される場合、必要に応じて適当なカバー(例えば鉄製カバー)等で覆うことが望ましく、導管上を車両等が通過できるようにできる。
図示した実施例では、ポンプ5から検知管2中の地下水9へ供給された空気は、エアストーンにより微細化されて、含まれる酸素が効率よく地下水中へ拡散して溶解する。一方、溶解せずに地下水面付近まで上昇した空気は、地下水面に設けられた蓋7により地下水面の上方の大気への逸脱が抑制されるため、より効率よく地下水中に溶解することとなる。
地下水中の溶存酸素が増加すると、好ましくは飽和濃度に達すると、そのような濃度は、検知管の周囲の地下水に含まれる酸素濃度より大きい、通常相当大きい。そのため、検知管の内部と外部との間で地下水中の溶存酸素濃度に明らかな濃度勾配が生じ、そのような濃度勾配が推進力(driving force)となって、検知管2の底部に設けられた孔4より外部に酸素が拡散し、検知管の外側の周辺一帯を、有害物質の微生物の分解による浄化に必要な好気的環境に変えることとなる。
(実施例2)
図3は、本発明の別の浄化システムを配置した検知管内の様子を模式的に示す、図1と同様の断面図であり、符号1〜4は先と同様であり、符号25は過酸化カルシウム円筒状造粒物(例えば直径1.5mm、長さ5mm、150g)を収容するステンレス製円筒状金網容器(例えば直径35mm、長さ450mm、メッシュ目開き1mm角)、符号26は円筒状金網容器を地下水中へ導入してその状態を保持し、また、地下水から取り出すためのステンレス製ワイヤー、符号27は前記ワイヤーと一体化し、地下水と外気を遮断する発泡スチロール製の蓋、符号28前記ワイヤーに連結した鉄製の検知管の蓋である。尚、符号29は、検知管内に溜まっている地下水である。
図示した実施例では、地下水中に没入された容器25の網目から地下水が容器の内部に進入し、そこで過酸化カルシウム造粒物と反応して酸素が生成し、生成した酸素が容器の網目からその周囲の地下水に供給され、地下水中を上昇しながら地下水に溶解する。一方、溶解せずに地下水面付近まで上昇した酸素は、地下水面に設けられた蓋により大気への逸脱が阻止されるため、より効率よく地下水中に溶解することとなる。
先と同様に、地下水中の溶存酸素が飽和に達すると、酸素は溶存酸素の濃度勾配により、検知管底部に設けられた孔より外部に拡散し、検知管の周辺一帯を有害物質の浄化に必要な好気的環境にすることとなる。
(実施例3)
図4は、本発明の更に別の浄化システムを配置した検知管内の様子を模式的に示す、図1と同様の断面図であり、符号1〜4は先と同様であり、符号35は過酸化水素水溶液を入れたポリエチレン製円筒容器(例えば直径30mm、長さ500mm)、符号36は円筒容器を地下水中へ導入および回収するためのステンレス製ワイヤー、符号37は前記ワイヤーと一体化し、地下水と外気を遮断する発泡スチロール製の蓋、符号38前記ワイヤーに連結した鉄製の検知管の蓋、符号39はポリエチレン製容器に設けられ、過酸化水素を徐々に地下水中へ放出するための細孔(複数の細孔であってよく、そうであるのが好ましいが、1つのみ図示、例えば直径0.1mm)である。
図示した実施例では、地下水中に没入された容器35の細孔39から地下水が容器の内部に進入し、それによって過酸化水素が分解して酸素が生成し、生成した酸素が容器の細孔からその周囲の地下水に供給され、地下水中を上昇しながら地下水に溶解する。一方、溶解せずに地下水面付近まで上昇した酸素は、地下水面に設けられた蓋により大気への逸脱が阻止されるため、より効率よく地下水中に溶解することとなる。尚、過酸化水素が容器35の細孔39から地下水内に拡散することによって流出し、そこで分解して酸素が発生するということも生じ得る。
地下水中の溶存酸素が飽和に達すると、酸素は溶存酸素の濃度勾配により、検知管底部に設けられた孔より外部に拡散し、周辺一帯を有害物質の浄化に必要な好気的環境にすることとなる。
(実施例4)
図5は、図1に示す実施例において、吸着手段49を更に有する。この吸着手段49は、は地下水に供給された酸素の内、溶解しきれずに地下水から放出される酸素ガス、あるいは空気を供給する場合については、地下水に溶解しない窒素をも含むガスが、蓋7と検知管の壁との間の隙間を通って地下水からその上の大気に出て行く際に、ガスが通過する吸着手段としての活性炭を含む容器である。
地下水から大気中に出ていくガスは、地下水に含まれる有害物質を同伴しているので、そのようなガスが、吸着手段中を通過することによって、同伴される有害物質が吸着手段によって吸着され、有害物質が検知管からその外部に放出されるのが最小限となる。特にポンプによって空気を供給する場合、地下水から放出されるガス量が多くなるので、このように吸着手段を設けるのが好ましい。
(実施例5)
図6は、図5に示す実施例において、センサー50およびそれからの信号を受け、ポンプ5を駆動させる演算装置51を更に有する。センサー50と演算装置51との間、また、演算装置51とポンプ5との間は信号伝達のためのケーブル52により接続されている。この実施例では、検知管2の地下水面3の上方に設けられた、ベンゼン等有害物質を検知するセンサー50によってセンサーの周囲の大気を分析してそこに含まれる有害物質の濃度を測定し、測定濃度に応じた信号がセンサー50から演算装置51に送られ、演算装置51は、送られてきた信号に応じて、ポンプ5のオンまたはオフする。
このようにセンサーとポンプを組み合わせると、地下水中の汚染物質濃度の変動がある場合に、その濃度をセンサーで検知して、ポンプの稼働の要否を判断して、演算装置へその判断の情報を伝達でき、演算装置は有害物質濃度が、予め設定された値を超えた場合にポンプの駆動を開始する信号をケーブルを通じてポンプへ送ることで、有害物質濃度が高い時のみ浄化を行うことが可能となる。
ポンプはインバーター機能を有してもよく、その場合、演算装置によって、ポンプのオン・オフの操作に加えて、あるいはその代わりに、センサーによる測定濃度に応じてポンプによる空気の吐出量を変えることができ、より適切な量の空気を検知管内の地下水に供給できる。
上述の本発明の地下水洗浄システムの説明から容易に理解できるように、本発明の地下水洗浄方法は、以下の特徴を少なくとも1つ更に含むことが好ましい:
(1)酸素を供給する地下水は、管状体(例えば検知管)の下部に設けた孔を介して管状体(例えば検知管)の外側からその中に流入したものであること;
(2)酸素を供給することによって管状体(例えば検知管)内の地下水中の溶存酸素濃度を、管状体(例えば検知管)の外側に存在する地下水中の溶存酸素濃度より大きくし、その結果、管状体(例えば検知管)内の地下水中の酸素を管状体(例えば検知管)の外側に存在する地下水中に拡散させること:
(3)酸素を管状体(例えば検知管)の外側に位置する地下水中に拡散させることによって、管状体(例えば検知管)の外側に存在する地下水を好気性環境とし、管状体(例えば検知管)の外側に存在する地下水に含まれる物質を分解すること。
本発明に係るガソリンスタンドの地下水浄化システムによれば、浄化のための特別な工事を行うことなく、ガソリンスタンドに常設する既設の検知管を用いて効果的に地下水の有害物質を除去して地下水を浄化することができる。
本発明の浄化システムを配置した検知管内の様子を模式的に示す断面図。 本実施例の検知管お配置状態を示す、ガソリンスタンドに埋設されたタンクおよびその周囲の様子を模式的に示す平面図。 本発明の別の浄化システムを配置した検知管内の様子を模式的に示す、図1と同様の断面図。 本発明の更に別の浄化システムを配置した検知管内の様子を模式的に示す、図1と同様の断面図。 図1に示す実施例において、吸着手段を更に有する本発明の浄化システムを模式的に示す、図1と同様の断面図。 図5に示す実施例において、センサーおよび演算装置を更に有する本発明の浄化システムを模式的に示す、図1と同様の断面図。
符号の説明
1…地面、2…検知管またはその壁、3…地下水の水位、4…検知管の孔、
5…ポンプ、6…導管、7…隔壁手段または蓋、8…エアストーン、9…地下水、
10…タンク、12…検知管、25…円筒状金網容器、26…ワイヤー、
27…隔壁手段または蓋、28…検知管の蓋、29…地下水、35…円筒容器、
36…ワイヤー、37…隔壁手段または蓋、38…検知管の蓋、39…細孔、
49…吸着手段、50…センサー、51…演算装置、52…ケーブル。

Claims (18)

  1. 地下水を浄化するシステムであって、
    (1)酸素を供給する手段、および
    (2)地下水の水面上に位置し、地下水をその上方の大気から遮断する隔壁手段
    を有して成り、
    酸素を供給する手段によって、隔壁手段の下方に位置する地下水内に酸素を供給することを特徴とする浄化システム。
  2. 酸素を供給する手段は、ポンプおよび導管、または化学的に酸素を発生させる物質である、請求項1に記載の浄化システム。
  3. 化学的に酸素を発生させる物質は、地下水との反応によって、あるいは自己分解によって酸素を発生する、請求項2に記載の浄化システム。
  4. 化学的に酸素を発生させる物質は、過酸化物または過炭酸塩である、請求項3に記載の浄化システム。
  5. 過酸化物は、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の過酸化物、あるいは過酸化水素である、請求項4に記載の浄化システム。
  6. 過炭酸塩は、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の過炭酸塩である、請求項4に記載の浄化システム。
  7. 化学的に酸素を発生させる物質は、酸素を徐々に地下水中に放出する、請求項3〜6のいずれかに記載の浄化システム。
  8. 化学的に酸素を発生させる物質はペレット状である、請求項7に記載の浄化システム。
  9. 化学的に酸素を発生させる物質は、細孔を有する壁を有する容器内に収容されている、請求項7に記載の浄化システム。
  10. 隔壁手段は、地下水の水面上に浮いた状態で遮断する、請求項1〜9のいずれかに記載の浄化システム。
  11. 隔壁手段の上方に吸着手段を更に有する、請求項1〜10のいずれかに記載の浄化システム。
  12. 地下水の上方の大気中のガスを分析するセンサー、およびセンサーの分析結果に基づいてポンプをオン/オフする手段を更に有する、請求項2に記載の浄化システム。
  13. 地中に埋設された油類貯蔵タンクの周囲の漏洩検知管内の地下水に酸素を供給する、請求項1〜12のいずれかに記載の浄化システム。
  14. (1)地下水の水面上に、地下水を大気から遮断する隔壁手段を配置すること、および
    (2)地下水に酸素を供給すること
    を含む、地下水を浄化する方法。
  15. 酸素を供給する地下水は、管状体の下部に設けた孔を介して管状体の外側からその中に流入したものである、請求項14に記載の浄化方法。
  16. 酸素を供給することによって管状体内の地下水中の溶存酸素濃度を、管状体の外側に存在する地下水中の溶存酸素濃度より大きくし、その結果、管状体内の地下水中の酸素を管状体の外側に存在する地下水中に拡散させる、請求項15に記載の浄化方法。
  17. 酸素を管状体の外側に位置する地下水中に拡散させることによって、管状体の外側に存在する地下水を好気性環境とし、管状体の外側に存在する地下水に含まれる物質を分解する、請求項14〜16のいずれかに記載の浄化方法。
  18. 請求項1〜13のいずれかに記載の浄化システムを用いて実施する、請求項14〜17のいずれかに記載の浄化方法。
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