JP2007181285A - 自動列車制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】データベースの低減化を図る。
【解決手段】先行列車1及び続行列車2が存在する軌道回路1T〜7Tを検知して、続行列車2に停止目標情報が通知されたときに続行列車2が存在する軌道回路7Tから続行列車2が停止すべき軌道回路4Tまでの路線データ及び停止目標情報が通知されたときの続行列車2の列車位置及び列車速度から、続行列車2が停止すべき軌道回路4T内の停止位置5に停止するための停止パターン4を作成し、列車速度が停止パターン4を超えているときに続行列車2の速度を停止パターン4に追随させるブレーキ指令を出力する。
【選択図】図1
【解決手段】先行列車1及び続行列車2が存在する軌道回路1T〜7Tを検知して、続行列車2に停止目標情報が通知されたときに続行列車2が存在する軌道回路7Tから続行列車2が停止すべき軌道回路4Tまでの路線データ及び停止目標情報が通知されたときの続行列車2の列車位置及び列車速度から、続行列車2が停止すべき軌道回路4T内の停止位置5に停止するための停止パターン4を作成し、列車速度が停止パターン4を超えているときに続行列車2の速度を停止パターン4に追随させるブレーキ指令を出力する。
【選択図】図1
Description
この発明は、先行列車が存在する軌道回路に続行列車が進入するのを阻止するように制御する自動列車制御装置に関するものである。
従来の自動列車制御装置は、地上制御装置から与えられる停止目標ブロック情報を用いて、記憶されたブロック単位停止パターン情報の中から用いる停止パターン情報を検索し、検索した停止パターン情報により列車の制御を行う(例えば、特許文献1参照)。
従来の自動列車制御装置は、路線を分割したブロック毎にブロック単位停止パターン情報を作成して記憶部に記憶しているので、列車上に大量のデータベースを配置しておく必要があるという問題点があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、データベースの低減化を図ることができる自動列車停止装置を提供する。
この発明に係わる自動列車停止装置は、路線を複数の軌道回路に区分して、先行列車が存在する軌道回路に続行列車が進入するのを阻止するために、続行列車が所定の軌道回路に停止するように制御する自動列車制御装置において、先行列車及び続行列車が存在する軌道回路を検知し、続行列車が停止すべき軌道回路を指定した停止目標情報を所定時間毎に続行列車に通知する停止目標通知手段と、予め決められた基準点からの距離及び各軌道回路の境界から所定の距離に存在する勾配及び曲線を含む路線データを保持した路線データ保持手段と、続行列車が存在する列車位置を検知して列車位置情報を出力する列車位置検知手段と、続行列車の列車速度を検知して列車速度情報を出力する速度検知手段と、停止目標情報が通知されたときに続行列車が存在する軌道回路の路線データから続行列車が停止すべき軌道回路までの路線データと、停止目標情報が通知されたときの続行列車の列車位置及び列車速度とから、続行列車が停止すべき軌道回路内の停止位置に停止するための停止パターンを作成する停止パターン作成手段と、列車速度が停止パターンを超えているときに続行列車の速度を停止パターンに追随させるブレーキ指令を出力する速度制御手段とを備えたものである。
この発明は、続行列車に停止目標情報が通知されたときに続行列車が存在する軌道回路から停止すべき軌道回路までの路線データと、続行列車に停止目標情報が通知されたときの列車位置情報及び列車速度情報とから、続行列車が停止すべき軌道回路内の停止位置に停止するための停止パターンを作成することにより、軌道回路毎の停止パターンを記憶しておく必要がないので、列車上のデータベースの量を低減させることができる。
実施の形態1.
図1は、この発明を実施するための実施の形態1における路線上の先行列車と続行列車との位置を示す説明図、図2は自動列車制御装置の構成を示す構成図である。
図1及び図2において、先行列車1、続行列車2等の列車の走行する路線3が複数の軌道回路1T〜7Tに区分されている。先行列車1が軌道回路2Tに存在し、続行列車2が軌道回路7Tに存在しているとする。ここで、続行列車2は停止パターン4により減速されて軌道回路4Tの停止位置5に停止するものとする。
路線データ保持手段6は、例えば始発駅を基準点として路線3における基準点からの距離及び各軌道回路1T〜7Tの境界から所定の距離に存在する勾配及び曲線を含む路線データを保持している。列車位置検知手段7は速度発電機(図示せず)のパルス数により基準点からの列車位置を検知して列車位置情報を出力する。列車速度検知手段8は速度発電機(図示せず)の出力により列車速度を検知して列車速度情報を出力する。地上に配置された停止目標通知手段9は各列車1,2が軌道回路1T〜7Tのいずれに存在するかを検知し、続行列車2に所定時間毎に停止目標情報を通知する。停止パターン作成手段10は停止目標情報を受信して続行列車2が停止すべき停止位置までの停止パターン4を作成する。停止パターン4は続行列車2の減速度で減速したときに先行列車1が存在する軌道回路2Tより後方の例えば軌道回路4Tに停止可能なように、停止位置5からの距離における制限速度を規定するものである。速度制御手段11は続行列車2の列車速度が停止パターン4を超えているときにブレーキ指令を出力する。
図1は、この発明を実施するための実施の形態1における路線上の先行列車と続行列車との位置を示す説明図、図2は自動列車制御装置の構成を示す構成図である。
図1及び図2において、先行列車1、続行列車2等の列車の走行する路線3が複数の軌道回路1T〜7Tに区分されている。先行列車1が軌道回路2Tに存在し、続行列車2が軌道回路7Tに存在しているとする。ここで、続行列車2は停止パターン4により減速されて軌道回路4Tの停止位置5に停止するものとする。
路線データ保持手段6は、例えば始発駅を基準点として路線3における基準点からの距離及び各軌道回路1T〜7Tの境界から所定の距離に存在する勾配及び曲線を含む路線データを保持している。列車位置検知手段7は速度発電機(図示せず)のパルス数により基準点からの列車位置を検知して列車位置情報を出力する。列車速度検知手段8は速度発電機(図示せず)の出力により列車速度を検知して列車速度情報を出力する。地上に配置された停止目標通知手段9は各列車1,2が軌道回路1T〜7Tのいずれに存在するかを検知し、続行列車2に所定時間毎に停止目標情報を通知する。停止パターン作成手段10は停止目標情報を受信して続行列車2が停止すべき停止位置までの停止パターン4を作成する。停止パターン4は続行列車2の減速度で減速したときに先行列車1が存在する軌道回路2Tより後方の例えば軌道回路4Tに停止可能なように、停止位置5からの距離における制限速度を規定するものである。速度制御手段11は続行列車2の列車速度が停止パターン4を超えているときにブレーキ指令を出力する。
次に動作について説明する。図3は図2に示す自動列車制御装置の動作を説明するフローチャートである。図1から図3において、停止目標通知手段9は路線3のレールに高周波信号を流して各列車1,2の車輪がレールを短絡することにより、高周波信号の受信レベルの違いから各列車1,2が軌道回路1T〜7Tのいずれに在線するかを検知する。例えば図1において、両列車1,2が存在する軌道回路間2T,7Tが所定の間隔になると停止目標情報を続行列車2に通知する(ステップS1)。ここで、所定の間隔とは先行列車1が存在する軌道回路2Tより後方の例えば軌道回路4Tに停止可能としてある。さらに、停止目標通知手段9は両列車1,2の位置を常時検知して所定時間、例えば数百ミリ秒毎に続行列車2に通知する。停止目標情報は、例えば先行列車1が軌道回路2Tに存在するとき、先行列車1が存在する軌道回路2Tより後方となる続行列車2が停止すべき軌道回路4Tが指定される。続行列車2に停止目標情報が通知されると、停止パターン作成手段10は停止目標情報が通知されたときに続行列車2が存在する軌道回路7Tから続行列車2が停止すべき軌道回路4Tまでの路線データと、停止目標情報が通知されたときの続行列車2の列車速度及び列車位置とから、続行列車2が停止すべき軌道回路4T内の停止位置5に停止するための停止パターン4を作成する(ステップS2)。続行列車2の列車速度が停止パターン4を超えると(ステップS3)、速度制御手段11からブレーキ装置(図示せず)へブレーキ指令が出力される(ステップS4)。続行列車2は停止パターン4に追随するように減速しながら停止位置5に停止する(ステップS5)。
停止パターン4は、停止目標通知手段9からの停止目標情報が所定時間毎に更新される都度、停止パターン作成手段10で再作成される。例えば、先行列車1が軌道回路1Tに移動し、続行列車2が軌道回路7Tに在線している場合は、続行列車2が軌道回路7Tから軌道回路3Tの停止位置に停止するための停止パターンを作成する。
以上のように、続行列車2に例えば停止すべき軌道回路4Tが通知されたときに、続行列車2が存在する軌道回路7Tから停止すべき軌道回路4Tまでの各路線データと、続行列車2に停止目標情報が通知されたときの列車位置情報及び列車速度情報とから、続行列車2が停止すべき軌道回路4T内の停止位置5に停止するための停止パターン4を作成することにより、軌道回路1T〜7T毎の停止パターンを記憶しておく必要がないので、列車上のデータベースの量を低減させることができる。
停止パターン4は、停止目標通知手段9からの停止目標情報が所定時間毎に更新される都度、停止パターン作成手段10で再作成される。例えば、先行列車1が軌道回路1Tに移動し、続行列車2が軌道回路7Tに在線している場合は、続行列車2が軌道回路7Tから軌道回路3Tの停止位置に停止するための停止パターンを作成する。
以上のように、続行列車2に例えば停止すべき軌道回路4Tが通知されたときに、続行列車2が存在する軌道回路7Tから停止すべき軌道回路4Tまでの各路線データと、続行列車2に停止目標情報が通知されたときの列車位置情報及び列車速度情報とから、続行列車2が停止すべき軌道回路4T内の停止位置5に停止するための停止パターン4を作成することにより、軌道回路1T〜7T毎の停止パターンを記憶しておく必要がないので、列車上のデータベースの量を低減させることができる。
1 先行列車、2 続行列車、3 路線、4 停止パターン、5 停止位置、
6 路線データ保持手段、7 列車位置検知手段、8 列車速度検知手段、
9 停止目標通知手段、10 停止パターン作成手段、11 速度制御手段。
6 路線データ保持手段、7 列車位置検知手段、8 列車速度検知手段、
9 停止目標通知手段、10 停止パターン作成手段、11 速度制御手段。
Claims (1)
- 路線を複数の軌道回路に区分して、先行列車が存在する上記軌道回路に続行列車が進入するのを阻止するために、上記続行列車が所定の上記軌道回路に停止するように制御する自動列車制御装置において、上記先行列車及び上記続行列車が存在する上記軌道回路を検知し、上記続行列車が停止すべき上記軌道回路を指定した停止目標情報を所定時間毎に上記続行列車に通知する停止目標通知手段と、予め決められた基準点からの距離及び上記各軌道回路の境界から所定の距離に存在する勾配及び曲線を含む路線データを保持した路線データ保持手段と、上記続行列車が存在する列車位置を検知して列車位置情報を出力する列車位置検知手段と、上記続行列車の列車速度を検知して列車速度情報を出力する速度検知手段と、上記停止目標情報が通知されたときに上記続行列車が存在する上記軌道回路から上記続行列車が停止すべき上記軌道回路までの路線データ及び上記停止目標情報が通知されたときの上記続行列車の上記列車位置及び上記列車速度から、上記続行列車が停止すべき上記軌道回路内の停止位置に停止するための停止パターンを作成する停止パターン作成手段と、上記列車速度が上記停止パターンを超えているときに上記続行列車の速度を上記停止パターンに追随させるブレーキ指令を出力する速度制御手段とを備えた自動列車制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005375474A JP2007181285A (ja) | 2005-12-27 | 2005-12-27 | 自動列車制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005375474A JP2007181285A (ja) | 2005-12-27 | 2005-12-27 | 自動列車制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007181285A true JP2007181285A (ja) | 2007-07-12 |
Family
ID=38305871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005375474A Pending JP2007181285A (ja) | 2005-12-27 | 2005-12-27 | 自動列車制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007181285A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101544237B (zh) * | 2008-03-24 | 2011-11-23 | 株式会社日立制作所 | 列车控制装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11178122A (ja) * | 1997-12-10 | 1999-07-02 | Nippon Signal Co Ltd:The | 自動列車制御装置 |
JP2002087264A (ja) * | 2000-09-11 | 2002-03-27 | Nippon Signal Co Ltd:The | 列車走行制御システム |
-
2005
- 2005-12-27 JP JP2005375474A patent/JP2007181285A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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