JP2007179074A - 電源基板、配線基板、電気光学モジュール、及び電子機器 - Google Patents

電源基板、配線基板、電気光学モジュール、及び電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】駆動電圧のノイズが低減された電気光学モジュールを提供する。
【解決手段】ドライバD1を備えたフレキシブル基板Fとは、別体に電源基板Bを設けることにより、電源基板Bから供給される駆動電圧のノイズを低減する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気光学モジュール、電源基板、配線基板、及び電子機器に関するものである。
液晶素子等の電気光学素子を備えた電気光学パネルを携帯電話やテレビ等の電子機器に装着する際の実装形態が知られている(例えば、特許文献1)。
特開平10−209581号公報
しかしながら、電気光学パネル上の電気光学素子を安定的に駆動するためには、電気光学パネルそのもの構成だけではなく、電気光学パネルの実装方法、電気光学パネルと配線基板との接続方法、電気光学モジュールの構成や構造にも十分配慮する必要がある。
例えば、電気光学パネルの高精細化が進む現状において、制御信号のノイズや遅延、あるいは駆動電圧の不安定化などに対して、実装形態の面からも十分な対策を講じる必要がある。
本発明の一つの目的は、このような課題を解決するための電気光学モジュール及び、関連部品を提供することである。
本発明の第1の電気光学モジュールは、複数の電気光学素子を備えた電気光学パネルと、前記電気光学パネルに供給するための信号を生成するドライバを備え、前記電気光学パネルに接続された配線基板と、前記複数の電気光学素子を駆動するためのパネル用駆動電圧を生成する電源基板と、を含み、前記パネル用駆動電圧は、前記配線基板を経由して前記電気光学パネルに供給されること、を特徴とする。
上記の電気光学モジュールにおいて、前記ドライバを備える前記配線基板と、前記電源基板と、を別体に設けることにより、前記電源基板だけを検査することができ、動作不良の検出が容易となる。
また、ドライバの機能と電源回路の機能とを一体のICとして構成した場合、上記のいずれかの機能に不良が発見された場合、IC全てを良品と交換する必要があるが、上記の本発明の電気光学モジュールのように、電源回路の機能を、前記ドライバを備える前記配線基板とは、別体の前記電源基に設けることにより、電源回路としての機能に動作不良が発見された場合において、良品の電源基板と交換するだけでよい。
なお、「電気光学パネル」とは、電気光学素子を備えたパネルであって、例えば、液晶パネルや有機ELパネル等の表示パネルに代表される。
「電気光学モジュール」とは、上記の「電気光学パネル」を備えているものであり、例えば、液晶モジュールや有機ELモジュールに代表される。
上記の電気光学モジュールにおいて、前記パネル用駆動電圧は、前記ドライバを経由せずに、前記配線基板に設けられた駆動電圧用配線を介して、前記電気光学パネルに供給されることが好ましい。
このようにすることにより、前記ドライバで生成する前記電気光学パネルの制御のためのデータ信号、クロック信号等の信号と前記電気光学パネルに供給される前記パネル用駆動電圧との干渉による、前記パネル用駆動電圧の不安定化、上記の信号の鈍りや遅延等の問題を軽減することができる。
上記の電気光学モジュールにおいて、前記電源基板は、さらに前記ドライバを駆動するためのドライバ用駆動電圧を生成し、前記ドライバ用駆動電圧は前記ドライバに供給されることが好ましい。
このような電気光学モジュールの利点の一つは、例えば、前記電源基板を、所望のスペックを有する電源基板と交換することにより、前記ドライバ用駆動電圧を変更することが可能となる点である。
上記の電気光学モジュールにおいて、前記電源基板における前記パネル用駆動電圧の生成に用いられる基準電圧及び前記ドライバを制御するドライバ制御信号は、前記配線基板に設けられた第1のコネクタを介して外部から供給され、前記基準電圧は、前記配線基板に設けられた前記第1のコネクタとは異なる第2のコネクタを介して前記電源基板に供給されるようにしてもよい。
上記の電気光学モジュールにおいて、「基準電圧」とは、例えば、携帯電話本体等の外部装置から供給されるバッテリ電源の電圧や、接地電位であってもよい。
上記の電気光学モジュールにおいて、前記パネル用駆動電圧あるいは前記ドライバ用駆動電圧は、前記接地電位と前記バッテリ電源の電圧とを基に生成される。
上記の電気光学モジュールにおいて、前記パネル用駆動電圧または前記ドライバ用駆動電圧は、前記電源基板から前記第2のコネクタを介して前記配線基板を介して供給されるようにしてもよい。
上記の電気光学モジュールにおいて、前記基準電圧を前記電源基板に供給するために設けられた基準電圧用配線の前記第1のコネクタから前記第2のコネクタに至る配線距離は、前記ドライバ制御信号を、前記第1のコネクタから前記ドライバへ供給するためのドライバ制御信号用配線の配線距離より小であることが好ましい。つまり、前記基準電圧用配線の引き回しを短くすることが好ましい。これにより、外部から供給される前記基準電圧の不安定化が軽減される。
上記の電気光学モジュールにおいて、前記基準電圧用配線の線幅は、前記ドライバ制御信号用配線の線幅より大であることが好ましい。これにより、前記基準電圧が前記電源基板に至るまでに生じる電圧降下等の問題を軽減することができる。
本発明の電源基板は、外部から供給される基準電圧に基いて電気光学パネル用または前記電気光学パネルを駆動するドライバに供給する駆動電圧を生成する電源基板であって、少なくとも1部が第1の導電材料により構成される、前記駆動電圧を伝送するための第1の導電層と、少なくとも1部が第2の導電材料により構成される、前記基準電圧を伝送するための第2の導電層と、を含み、前記第1の導電層と前記第2の導電層とは、少なくとも1つの絶縁層により隔てられていることを特徴とする。
つまり、導電材料を含む導電層を積層することにより、前記電源基板の必要とする占有面積を小とすることができる。
なお、前記第1の導電層には、前記駆動電圧を生成するための電子回路を備えていてもよい。
上記の電源基板において、さらに、少なくとも1部が第3の導電材料により構成され、所定電位に接続された第3の導電層を含んでいることが好ましい。前記所定電位とは、例えば、上述の接地電位やバッテリ電源の電圧である。
この電源基板を、データ信号等を伝送する信号配線と重ねて配置した電気光学モジュールにおいて、前記信号配線がノイズの発生源となった場合でも、前記第3の導電層によりノイズを遮断することができる。このため、前記駆動電圧の不安定化が抑制される。
このような効果は、前記第3の導電層において、前記第3の導電材料が占める面積をより大きくすることにより顕著となる。
本発明の配線基板は、複数の電気光学素子を備えた電気光学パネルに前記複数の電気光学素子を駆動するための駆動信号を生成するためのドライバを備えた配線基板であって、外部装置と前記配線基板とを接続するための第1のコネクタと、前記複数の電気光学素子を駆動するための駆動電圧を生成するための電源基板と前記配線基板とを接続するための第2のコネクタと、を備えていること、を特徴とする。
上記の配線基板において、例えば、基準電圧や前記ドライバに供給される制御信号等の携帯電話本体等の外部装置から供給される電圧や信号は、前記第1のコネクタを介して前記配線基板に供給され前記電源基板において生成したパネル用駆動電圧や前記ドライバを駆動するためのドライバ用駆動電圧等の前記電源基板において生成される電圧は、前記第2のコネクタを介して、前記配線基板に供給される。
前記第2のコネクタを介して、さらに前記電源基板を制御するための信号が、前記ドライバから前記電源基板を介して供給されるようにしてもよい。
上記の配線基板において、前記複数の電気光学素子は、前記複数の電気光学素子の各々に対応して設けられた画素電極と前記複数の画素電極に対して共通に設けられた共通電極との間に設けられ、前記共通電圧を供給するための第1の配線と、前記複数の画素電極に駆動電圧を供給するための第2の配線と、を含み、前記第1の配線の線幅は、前記第2の配線の線幅より大であることが好ましい。
これにより、共通電極に対する電圧供給を安定的に行うことができる。
上記の配線基板において、「共通電極」とは、例えば、有機EL装置においては、画素電極に対向して設けられる対向電極である。当該対向電極が陰極である場合、共通電極の電位は、接地電位である。
上記の配線基板において、前記複数の電気光学素子は、赤色電気光学素子と、緑色電気光学素子と、青色電気光学素子と、を含み、前記複数の電気光学素子は、前記複数の電気光学素子の各々に対応して設けられた画素電極と前記複数の画素電極に対して共通に設けられた共通電極との間に設けられ、前記共通電圧を供給するための第1の配線と、前記赤色電気光学素子に対応する画素電極に駆動電圧を供給するための赤色電気光学素子用配線と、前記緑色電気光学素子に対応する画素電極に駆動電圧を供給するための緑色電気光学素子用配線と、前記青色電気光学素子に対応する画素電極に駆動電圧を供給するための青色電気光学素子用配線と、を含み、前記赤色電気光学素子用配線、前記緑色電気光学素子用配線、及び前記青色電気光学素子用配線のうち、少なくとも1種類の配線の線幅と、当該少なくとも1種類の配線以外の配線の線幅と、は異なっていてもよい。
上記の配線基板において、前記複数の電気光学素子は、赤色電気光学素子と、緑色電気光学素子と、青色電気光学素子と、を含み、前記複数の電気光学素子は、前記複数の電気光学素子の各々に対応して設けられた画素電極と前記複数の画素電極に対して共通に設けられた共通電極との間に設けられ、前記共通電圧を供給するための第1の配線と、前記赤色電気光学素子に対応する画素電極に駆動電圧を供給するための赤色電気光学素子用配線と、前記緑色電気光学素子に対応する画素電極に駆動電圧を供給するための緑色電気光学素子用配線と、前記青色電気光学素子に対応する画素電極に駆動電圧を供給するための青色電気光学素子用配線と、を含み、前記赤色電気光学素子用配線、前記緑色電気光学素子用配線、及び前記青色電気光学素子用配線の各種類の配線の線幅は、対応する電気光学素子の輝度効率により設定されていることが好ましい。
上記の配線基板は、例えば、電気光学素子が色によって特性や視感度が異なる場合、それらの条件に応じて配線の幅を異ならせることで、特性や視感度の補償という点で有利である。
上記の配線基板において、前記複数の電気光学素子は、赤色電気光学素子と、緑色電気光学素子と、青色電気光学素子と、を含み、前記複数の電気光学素子は、前記複数の電気光学素子の各々に対応して設けられた画素電極と前記複数の画素電極に対して共通に設けられた共通電極との間に設けられ、前記共通電圧を供給するための第1の配線と、前記赤色電気光学素子に対応する画素電極に駆動電圧を供給するための赤色電気光学素子用配線と、前記緑色電気光学素子に対応する画素電極に駆動電圧を供給するための緑色電気光学素子用配線と、前記青色電気光学素子に対応する画素電極に駆動電圧を供給するための青色電気光学素子用配線と、を含み、前記赤色電気光学素子用配線の線幅は、前記緑色電気光学素子用配線、及び前記青色電気光学素子用配線の線幅より大であるようにしてもよい。
この配線基板のように、赤色電気光学素子用配線の線幅を大とすることにより、赤色電気光学素子の輝度効率が相対的に劣る場合でも、赤色電気光学素子の輝度を補償することができる。
上記の配線基板において、前記複数の電気光学素子は、赤色電気光学素子と、緑色電気光学素子と、青色電気光学素子と、を含み、前記複数の電気光学素子は、前記複数の電気光学素子の各々に対応して設けられた画素電極と前記複数の画素電極に対して共通に設けられた共通電極との間に設けられ、前記共通電圧を供給するための第1の配線と、前記赤色電気光学素子に対応する画素電極に駆動電圧を供給するための赤色電気光学素子用配線と、前記緑色電気光学素子に対応する画素電極に駆動電圧を供給するための緑色電気光学素子用配線と、前記青色電気光学素子に対応する画素電極に駆動電圧を供給するための青色電気光学素子用配線と、を含み、前記緑色電気光学素子用配線の線幅は、前記赤色電気光学素子用配線及び前記青色電気光学素子用配線の線幅より小であることが好ましい。
このように、前記緑色電気光学素子用配線の線幅を相対的に小とすることにより、緑色電気光学素子に輝度効率が高い場合でも、緑画素の輝度を補償することができる。
上記の配線基板において、前記配線基板は、可撓性を有していることが好ましく、少なくとも1部分で折り曲げられることが好ましい。
上記の配線基板において、上記の配線基板の少なくとも1部に3辺からなる切り込みを設けることが好ましい。例えば、上位の3辺は、上記の配線基板に設けられたドライバ等の構造物に適合させて設けることが好ましい。これにより、上記の配線基板を折り曲げた場合でも、当該構造物は、折り曲げられずに破壊されない。
本発明の第2の電気光学モジュールは、上記の配線基板と、前記配線基板と接続された電気光学パネルと、を含み、記配線基板と前記電気光学パネルとは、前記電気光学パネルの外周をなす複数の辺のうち一つの辺にある接続部で接続され、前記配線基板は、第1の部分と、前記配線基板を折り曲げられることにより設けられる、前記第1の部分に対向する第2の部分と、を含み、前記第1の部分は、前記電気光学パネルの光が取り出される方向にある第1の主面の反対側の第2の主面に前記電気光学パネルを支持する支持部材を介して設けられ、前記第2の部分は、前記第2の部分と前記第2の主面との間に前記第の1の部分が介在するように設けられ、前記ドライバは、前記第1の部分と前記第2の部分との間に挟まれていることを特徴としている。
つまり、上記の電気光学モジュールにおいては、光の取り出し方向とは逆、すなわち、前記電気光学パネルの裏面を利用して、前記配線基板が取り付けられており、スペースが有効に利用されている。
さらに、上記の電気光学モジュールにおいて、前記ドライバは、屈曲構造を有する前記配線基板に挟まれているので、前記ドライバに加えられる機械的力、光、あるいは熱等の外部因子の影響が緩和されるという効果も奏する。
上記の電気光学モジュールにおいて、前記第1のコネクタ及び前記第2のコネクタは、前記第2の部分に設けられていることが好ましい。
上記の電気光学モジュールにおいて、前記第2の部分には、ベース部と前記ベース部から突出した第1の突出部とが設けられ、前記第1のコネクタは、前記突出部の先端に設けられていることが好ましい。
上記の電気光学モジュールにおいて、前記第1の突出部が、前記電気光学パネルの外周をなす複数の辺のうち、前記電気光学パネルと前記配線基板とを接続する接続部のある辺から張り出すように設けられていることが好ましい。
これにより、携帯電話等の外部装置との接続が容易となる。
上記の電気光学モジュールにおいて、前記第2の部分には、前記ベース部から突出した第2の突出部とが設けられ、前記第2のコネクタは、前記第2の突出部の先端に設けられていることが好ましい。
上記の電気光学モジュールにおいて、前記ベース部から前記第1の突出部の先端までの距離は、前記ベース部から前記第2の突出部の先端の先端までの距離よりも長いことが好ましい。
上記の電気光学モジュールにおいて、前記第1の突出部の前記ベース部との付根の位置は、前記第2の突出部の前記ベース部との付根の位置より、前記電気光学パネルの外周をなす複数の辺のうち、前記接続部のある辺と交わる2辺のうちいずれかの1辺により近接して設けられていることが好ましい。
つまり、前記第2の突出部の前記ベース部における付根の位置は、前記第1の突出部の前記ベース部における付根の位置より中央に位置していることが好ましい。
上記の電気光学モジュールにおいて、前記第2のコネクタを介して接続された電源基板を、さらに含み、前記電源基板は、前記第2の主面に前記支持部材及び前記配線基板の前記第1の部分を介して設けられ、前記電源基板は、前記第2のコネクタより前記電気光学パネルの前記接続部に近接して設けられていることが好ましい。
後述するように、ドライバが、当該ドライバと電気光学パネルとの接続部に対して近接して設けられると、当該ドライバと当該接続部とを接続する複数の配線間の間隔が当該接続に近接する程、広がる。つまり、当該複数の配線の距離が中央程、短くなり、当該複数の配線の距離が位置により異なることになり、これにより、当該複数の配線を介して伝送される信号の間の時間的ずれ等の不都合が生ずる。
従って、ドライバは、当該ドライバと電気光学パネルとの接続部に対してある程度の距離を保って設けることが望ましい。
しかし、その一方で、配線基板において、ドライバと当該ドライバと電気光学パネルとの接続部との間のスペースは無駄なスペースということなる。そこで、本発明の電気光学モジュールにおいては、この無駄なスペースを利用して、電源基板を設けることにより、電気光学パネルの裏面のスペースを有効に利用している。
上記の電気光学モジュールにおいて、前記電源基板は、脱着可能な機構によって前記支持部材の取り付けられていることが好ましい。上記の電気光学モジュールにおいて、前記電源基板に不良が発見された場合、容易に取り外し、良品と交換することができる。また、必要に応じて、所望のスペックを有する電源基板との交換も可能である。
本発明の電子機器は、上記の電気光学モジュールを備えている。
表示モジュールMはフレキシブル基板と表示パネルPと表示パネルPを支持するためのフレームSFとにより構成されている。図1に表示モジュールの裏面(表示部の反対側)の構成を示した。図2(A)及び図2(B)には、それぞれ図1におけるX−X' 断面及びY−Y'断面が示されている。図1が示しているように表示モジュールMの裏面には、ドライバD1及び補助ドライバD2を備えたフレキシブル基板F及び電源基板Bが設けられている。
ドライバD1は、図2(B)に示したように折り曲げられたフレキシブル基板Fの2つの部分によって挟まれている。ドライバD1は、データ信号、プリチャージ信号、クロック信号、検査信号、走査線駆動回路を制御するための制御信号、ドライバD1自身及び表示パネルPに供給する駆動電圧を制御するための信号等を生成する。
補助ドライバD2は、フレキシブル基板Fの上述の折り曲げられた部分以外の部分に切り込み(後述する図5における切り込みKに対応)が設けられ、展開された部分に設けられている。補助ドライバD2は、フレキシブル基板Fどの部分にも覆われてはおらず、露出している。補助ドライバD2は、メモリ部、パスコン等を備えており、ドライバD1の動作を補助する機能を有している。
電源基板Bは、主に表示パネルに備えられている画素回路、走査線駆動回路、検査回路等のパネル用駆動電圧やドライバD1を駆動するためのドライバ用駆動電圧を生成している。
電源基板Bは第2のコネクタC2を介してフレキシブル基板に接続されており、後述するような機構によってフレームSFに固定されている。フレキシブル基板Fは、表示パネルPの電源基板Bに近い辺で折り曲げられ表示パネルPに接続されているが、これにより、電源基板Bは、ドライバD1よりフレキシブル基板Fと表示パネルPとの接続部の近くに配置されることになる。
ドライバから電気光学パネルに至る配線のパターンは、扇形あるいはそれに類似した形状となるが、当該ドライバが電気光学パネルとの接続部に対して近接して設けられると、より広がった扇形形状となる。つまり、中央部に位置する配線の長さと端部に位置する配線の長さとの間に大きな差異が生じることとなる。これにより、当該配線を介して伝送される信号の間の時間的ずれ等の不都合が生ずる。従って、ドライバは、当該ドライバと電気光学パネルとの接続部に対してある程度の距離を保って設けることが望ましい。
しかし、その一方で、配線基板において、ドライバと当該ドライバと電気光学パネルとの接続部との間のスペースは無駄なスペースということなる。そこで、本実施形態の電気光学モジュールMにおいては、この無駄なスペースを利用して、電源基板Bを設けることにより、電気光学パネルの裏面のスペースを有効に利用している。
上述のようにドライバD1と電源基板Bとが、重ならないように配置されているため、表示モジュールMの断面方向の厚みを小さくすることができる。
なお、図2のおいては、電源基板Bが、フレキシブル基板Fと接するようになっているが、電源基板Bで発生した熱を効率良く散逸させるためには、電源基板Bとフレキシブル基板Fとの間に隙間を設けるようにしてもよい。
フレームSFは、金属材料で構成されているが、これにより金属材料の熱伝導性により、表示パネルPに通電する等により発生する熱が、外部に放散される。さらに、フレームSFには、複数の孔Hが設けられており、放熱効果をより向上させている。
次に電源基板Bの断面構造について説明する。電源基板Bは複数の導電層を含む多層構造を有している。本実施形態では、具体的には4層構造を有しており、コネクタC2の接続部に近い層から、第1導電層L1、第2導電層L2、第3導電層L3、及び第4導電層L4となっている。第1導電層L1〜第2導電層L4のいずれも、その少なくとも1部分は導電材料で構成されている。第1導電層L1と第2導電層L2との間、第2導電層L2と第3導電層L3との間、及び第3導電層L3と第4導電層L4との間には、それぞれ、第1絶縁層I1、第2絶縁層I2、及び第3絶縁層I3が設けられている。図示しないが、上記の各絶縁層には、上下導通のためのコンタクトホールが設けられている。
表示モジュールMにコネクタC1を介して外部装置から供給される電源電圧V及び接地電位Gは、それぞれ第2導電層L2及び第3導電層L3に供給されている。第1導電層L1は、基準電圧V及び接地電位Gに基いて生成された表示パネルP用のパネル駆動電圧VPやドライバD1や補助ドライバD2のドライバ用駆動電圧VD等を伝導させる導電層として用いられており、パネル用駆動電圧VPやドライバ用駆動電圧VDはコネクタC2及びフレキシブル基板Fを介して表示パネルPに供給されることになる。
電源基板Bの裏面に相当する、最下層の第4導電層L4は、所定の電位に設定されている。本実施形態では、電源基板Bの裏面全体が導電材料により構成されている。
ところで、表示モジュールMにおいて、ドライバD1からのデータ信号、クロック信号等の信号を表示パネルPに供給するための信号配線は、第4導電層L4に近接しているが、上述のように第4導電層L4は所定の電位に設定されているので、上記の信号配線を通過する信号の電位の変動、あるいはノイズ等の電源基板Bに対する影響が、第4導電層L4により遮蔽される。このため、電源基板Bで生成したパネル用駆動電圧等を安定に表示パネルPに供給することができる。
なお、本実施形態では、第1層L1〜第4層L4は、いずれも銅薄膜により構成されている。
次に図4を参照して、表示モジュールMの構成について詳述する。
表示パネルPの表示面(光が取り出される方向)側の主面には、円偏光フィルムCPFが備え付けられている。
表示パネルPの表示面側の主面の反対側には、接着テープAT3を介してフレームSFが取り付けられている。
フレームSFの、表示パネルPが取り付けられた側の主面とは反対側の主面には、接着テープAT2を介してフレキシブル基板Fが取り付けられている。フレキシブル基板Fの、フレームSF側の主面とは反対側の第1の主面には、上述のようにドライバD1と補助ドライバD2とが配置されている。ドライバD1は、フレキシブル基板Fの前記第1の主面と、フレキシブル基板Fの折り曲げられた部分との間に挟まれており、ドライバD1と当該折り曲げられた部分との間には接着テープAT1が介在している。
電源基板Bは、絶縁テープIT1を介してフレキシブル基板Fの前記第1の主面に配置されている。なお、電源基板Bは、フレームSFの突出部Wに設けられた孔に、電源基板Bに設けられた突出部Qを嵌め込むという機構で、固定されている。一方、電気的な接続は、電源基板Bに設けられたコネクタC2(B)にフレキシブル基板Fに設けられたコネクタC2(A)を接続することにより為されている。このような簡単な機構で、電源基板Bは固定され、かつまた、電気的に接続されているので、電源基板Bに不良があることが判明した場合、容易に取り替えることができる。また、駆動電圧の出力等の性能等の異なる電源基板Bも容易に取り替えることができる。
また、電源基板BをドライバD1とは別体で設けられているので、ドライバD1及び電源基板Bに対してそれぞれ専用の検査用端子を設けることができる。このため、不具合の原因等を短時間で調べることができ、電源基板B及びドライバDの性能評価も比較的容易に行うことができる。
図5を参照しながら、フレキシブル基板Fの詳細な構造について述べる。
フレキシブル基板Fには前述のように、補助ドライバD2の少なくとも1辺と当該1辺と交わる2辺の少なくとも一部に沿って切り込みKがもうけられている。このため、フレキシブル基板Fを図2に示したように折り曲げても、補助ドライバD2は折り曲げられることはない。
ベース部から突き出した第1の突出部U1の先端部にはフレキシブル基板F側の接続部であるコネクタC1が設けられ、ベース部から突き出した第2の突出部U2の先端部にはフレキシブル基板F側の接続部であるコネクタC2が設けられている。図5からも明らかなようにコネクタC1と第1の突出部の付け根との距離は、にコネクタC2と第2の突出部の付け根との距離より長くなるように構成されている。このため、先に説明した図1からも分かるように、表示パネルPとフレキシブル基板とを接続し、実装した場合、表示パネルPの外周からコネクタC1が突き出した構造となる。コネクタC1が表示パネルPから突き出しているので、コネクタC1と外部装置との接続が立体的に容易となる。
フレキシブル基板Fには、接地電位Gを表示パネルPに供給するための配線WG、赤画素(赤色電気光学素子)用の駆動電圧を表示パネルPに供給するための配線WR、緑画素(緑色電気光学素子)用の駆動電圧を表示パネルPに供給するための配線WGr、青画素(青色電気光学素子)用の駆動電圧を表示パネルPに供給するための配線WBが設けられている。配線WGは、上述の配線のうち最も、フレキシブルFの外側に設けられており、フレキシブル基板Fの外周から、配線WG、配線WR、配線WGr、配線WBの順に設けられている。
配線WGは、表示パネルPにおいて画素電極に対向して設けられた共通電極に接続されているが、このため、配線抵抗を低くするために配線WGの配線の幅を大きくしている。結果的に、配線WR、WGr、WBのいずれより線幅が広くなっている。
配線WR、WGr、WBの線幅は、画素に配置された有機EL素子の特性や、色バランス等を考慮して適宜設定することができるが、本実施形態で採用している赤画素用の有機EL素子の発光効率が、緑画素用の有機EL素子の発光効率より相対的に低く、また、色バランス等を考慮して、線幅がWR>WB>WGrになるように設定している。
次に、表示モジュールMにおける種々の電圧及びデータ信号等の種々の信号の伝送経路について、図6〜図8の模式図を用いて説明する。
図6を用いて、接地電位Gの供給について述べる。外部装置EからコネクタC1を介して供給される接地電位Gは、ドライバD1、補助ドライバD2、及び表示パネルPに供給される。さらに第2のコネクタC2を介して、フレキシブル基板Fとは別体に設けられた電源基板Bにも接地電位Gは供給される。
図7を用いてドライバD及び表示パネルPに供給される駆動電圧について述べる。外部装置EからコネクタC1を介して供給される電源電圧Vは、いったん第2のコネクタC2を介して電源基板Bに入力される。電源基板Bでは、電源電圧V及び上述した接地電位Gを基に、ドライバDに供給するドライバ用駆動電圧VD及び表示パネルPに供給するパネル用駆動電圧VPを生成する。
ドライバ用駆動電圧VDには、例えば、D/Aコンバータの基準電圧、プリチャージ電圧、あるいは、走査線駆動回路のための駆動電圧等が含まれる。
一方、パネル用駆動電圧VPは、ドライバD1を経由せずに直接、表示パネルPに供給される。パネル用駆動電圧VPには、例えば、電気光学素子を駆動するための駆動電圧が含まれる。これらの駆動電圧は、図5の説明で述べた、赤画素(赤色電気光学素子)用の駆動電圧を表示パネルPに供給するための配線WR、緑画素(緑色電気光学素子)用の駆動電圧を表示パネルPに供給するための配線WGr、及び青画素(青色電気光学素子)用の駆動電圧を表示パネルPに供給するための配線WBを介して、表示パネルPに供給される。
パネル用駆動電圧VPやドライバ用駆動電圧VDの生成やレベル等を調整には、ドライバD1から供給される制御信号SPが利用されている。この制御信号SPとして、例えば、表示パネルPの電気光学素子の劣化や温度等の使用環境に関するデータを電源基板Bに供給することにより、パネル用駆動電圧VPやドライバ用駆動電圧VDの出荷時の初期設定やフィールドにおける再設定等を行うことが可能となる。
一例を挙げれば、表示パネルPが赤(R)、緑(G)、及び青(B)といった発光色の異なる有機エレクトロルミネッセンス素子から構成されている場合、色バランスの調整、経時変化、あるいは使用環境等の条件に応じて有機エレクトロルミネッセンス素子の駆動電圧を調整することがあるが、上述の条件に基いて生成した制御信号SPを電源基板Bに供給することによって、表示パネル用駆動電圧VPのレベルを適宜調整することができる。
また、上述のような条件に応じて、表示パネルPに供給するデータ信号を加工する必要がある場合は、制御信号SPを電源基板Bに供給することにより、D/Aコンバータの基準電圧の変更や調整を行うことができる。
次に、図8を用いて、ドライバDを制御するための制御信号Sの供給について述べる。外部装置Eから第1のコネクタC1を介して供給された制御信号Sは、ドライバD1に入力される。制御信号Sには、例えば、D/A変換を行うためのデジタルデータ、タイミングの制御を行う基準信号となるクロック信号、走査信号を生成するための信号等が含まれる。ドライバD1は、制御信号Sを基に、上述した、表示パネルPに供給する種々の信号を生成する。
図6〜図8に示した構成とすることにより、以下のような効果が得られる。すなわち、外部装置Eから入力される電源電圧VをドライバDに入力することなしに、コネクタC2を介して短い経路で電源基板Bに入力しているので、配線の引き回し等による電圧降下等や、外部からの電圧の変動要因の影響を低減することができる。
なお、本実施形態において、具体的には、電源電圧Vあるいは接地電位Gを供給するために設けられた配線のコネクタC1から電源基板Bに至る配線距離を制御信号Sを供給するために設けられた配線のコネクタC1からドライバD1に至る配線距離に比べて短くしている。
また、電源電圧Vあるいは接地電位Gを供給するために設けられた配線の、コネクタC1から電源基板Bに至る配線の幅を、制御信号Sのための配線の、コネクタC1からドライバD1に至る配線の幅に比べて大きくしている。これにより、電源電圧Vの電圧降下等、ノイズの発生等の問題が軽減される。
上述の表示モジュールは、モバイル型のパーソナルコンピュータや、携帯電話や、ディジタルスチルカメラ等の種々の電子機器に搭載することができる。
図9は、モバイル型のパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。
パーソナルコンピュータ1000は、キーボード1020を備えた本体部1040と、本発明の実施形態に係る表示モジュールを用いた表示部1060とを備えている。
図10は、携帯電話の斜視図である。携帯電話2000は、複数の操作ボタン2020と、受話口2040と、送話口2060と、本発明の実施形態に係る表示モジュールを用いた表示部2080とを備えている。
図11は、ディジタルスチルカメラ3000の構成を示す斜視図である。なお、外部機器との接続についても簡易的に示している。通常のカメラは、被写体の光像によってフィルムを感光するのに対し、ディジタルスチルカメラ3000は、被写体の光像をCCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子の光電変換によって撮像信号を生成するものである。ここで、ディジタルスチルカメラ3000のケース3020の背面には、本発明の実施形態に係る表示モジュールを用いた表示部3040が設けられており、CCDによる撮像信号に基づいて表示が行われる。このため、表示部3040は、被写体を表示するファイダとして機能する。また、ケース3020の観察側(図においては裏面側)には、光学レンズやCCD等を含んだ受光ユニット3060が設けられている。
ここで、撮影者が表示パネル3040に表示された被写体像を確認して、シャッタボタン3080を押下すると、その時点におけるCCDの撮像信号が、回路基板3100のメモリに転送・格納される。また、ディジタルスチルカメラ3000にあっては、ケース3020の側面に、ビデオ信号出力端子3120と、データ通信用の入出力端子3140とが設けられている。そして、図に示されるように、前者のビデオ信号出力端子3120には、テレビモニタ4300が、また、後者のデータ通信用の入出力端子3140にはパーソナルコンピュータ4400が、それぞれ必要に応じて接続される。さらに、所定の操作によって、回路基板3100のメモリに格納された撮像信号が、テレビモニタ4300や、パーソナルコンピュータ4400に出力される。
なお、電子機器としては、図9のパーソナルコンピュータや、図10の携帯電話、図11のディジタルスチルカメラのほかにも、テレビ、ビューファインダ型やモニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS(Point Of Sale)端末、タッチパネルを備えた機器等を挙げることができる。
本発明の実施形態に係る表示モジュールの裏面の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る表示モジュールの断面構造を示す図である。 本発明の実施形態に係る電源基板の断面構造を示す図である。 本発明の実施形態に係る表示モジュールの組み立て図である。 本発明の実施形態に係るフレキシブル基板の平面構造を示す図である。 本発明の実施形態に係るフレキシブル基板の配線構造を模式的に表わした図である。 本発明の実施形態に係るフレキシブル基板の配線構造を模式的に表わした図である。 本発明の実施形態に係るフレキシブル基板の配線構造を模式的に表わした図である。 本発明の実施形態に係る電子機器について説明する図である。 本発明の実施形態に係る電子機器について説明する図である。 本発明の実施形態に係る電子機器について説明する図である。
符号の説明
B…電源基板、C1…コネクタ、C2…コネクタ、D1…ドライバ、D2…補助ドライバ、F…フレキシブル基板、M…表示モジュール。

Claims (13)

  1. 外部から供給される基準電圧に基いて電気光学パネル用または前記電気光学パネルを駆動するドライバに供給する駆動電圧を生成する電源基板であって、
    少なくとも1部が第1の導電材料により構成された、前記駆動電圧を伝送するための第1の導電層と、
    少なくとも1部が第2の導電材料により構成された、前記基準電圧を伝送するための第2の導電層と、を含み、
    前記第1の導電層と前記第2の導電層とは、少なくとも1つの絶縁層により隔てられていること、
    を特徴とする電源基板。
  2. 請求項1に記載の電源基板において、
    さらに、少なくとも1部が第3の導電材料により構成され、所定電位に接続された第3の導電層を含んでいること、
    を特徴とする電源基板。
  3. 請求項2に記載の電源基板において、
    前記第3の導電層における前記第3の導電材料の占める面積は、前記第1の導電層における前記第1の導電材料が占める面積より大きいこと、
    を特徴とする電源基板。
  4. 複数の電気光学素子を備えた電気光学パネルに前記複数の電気光学素子を駆動するための駆動信号を生成するドライバを備えた配線基板であって、
    外部装置と前記配線基板とを接続するための第1のコネクタと、
    前記複数の電気光学素子を駆動するための駆動電圧を生成する電源基板と接続するための第2のコネクタを備えていること、
    を特徴とする配線基板。
  5. 請求項4に記載の配線基板において、
    前記複数の電気光学素子は、前記複数の電気光学素子の各々に対応して設けられた複数の画素電極と前記複数の画素電極に対して共通に設けられた共通電極との間に設けられ、
    共通電圧を供給するための第1の配線と、
    前記複数の画素電極に駆動電圧を供給するための第2の配線と、を含み、
    前記第1の配線の線幅は、前記第2の配線の線幅より大であること、
    を特徴とする配線基板。
  6. 請求項4に記載の配線基板において、
    前記複数の電気光学素子は、赤色電気光学素子と、緑色電気光学素子と、青色電気光学素子と、を含み、
    前記複数の電気光学素子は、前記複数の電気光学素子の各々に対応して設けられた複数の画素電極と前記複数の画素電極に対して共通に設けられた共通電極との間に設けられ、
    共通電圧を供給するための第1の配線と、
    前記赤色電気光学素子に対応する画素電極に駆動電圧を供給するための赤色電気光学素子用配線と、
    前記緑色電気光学素子に対応する画素電極に駆動電圧を供給するための緑色電気光学素子用配線と、
    前記青色電気光学素子に対応する画素電極に駆動電圧を供給するための青色電気光学素子用配線と、を含み、
    前記赤色電気光学素子用配線、前記緑色電気光学素子用配線、及び前記青色電気光学素子用配線のうち、少なくとも1種類の配線の線幅と、当該少なくとも1種類の配線以外の配線の線幅と、は異なっていること、
    を特徴とする配線基板。
  7. 請求項4に記載の配線基板において、
    前記複数の電気光学素子は、赤色電気光学素子と、緑色電気光学素子と、青色電気光学素子と、を含み、
    前記複数の電気光学素子は、前記複数の電気光学素子の各々に対応して設けられた複数の画素電極と前記複数の画素電極に対して共通に設けられた共通電極との間に設けられ、
    共通電圧を供給するための第1の配線と、
    前記赤色電気光学素子に対応する画素電極に駆動電圧を供給するための赤色電気光学素子用配線と、
    前記緑色電気光学素子に対応する画素電極に駆動電圧を供給するための緑色電気光学素子用配線と、
    前記青色電気光学素子に対応する画素電極に駆動電圧を供給するための青色電気光学素子用配線と、を含み、
    前記赤色電気光学素子用配線、前記緑色電気光学素子用配線、及び前記青色電気光学素子用配線の各種類の配線の線幅は、対応する電気光学素子の輝度効率により設定されていること、
    を特徴とする配線基板。
  8. 請求項4に記載の配線基板において、
    前記複数の電気光学素子は、赤色電気光学素子と、緑色電気光学素子と、青色電気光学素子と、を含み、
    前記複数の電気光学素子は、前記複数の電気光学素子の各々に対応して設けられた複数の画素電極と前記複数の画素電極に対して共通に設けられた共通電極との間に設けられ、
    共通電圧を供給するための第1の配線と、
    前記赤色電気光学素子に対応する画素電極に駆動電圧を供給するための赤色電気光学素子用配線と、
    前記緑色電気光学素子に対応する画素電極に駆動電圧を供給するための緑色電気光学素子用配線と、
    前記青色電気光学素子に対応する画素電極に駆動電圧を供給するための青色電気光学素子用配線と、を含み、
    前記赤色電気光学素子用配線の線幅は、前記緑色電気光学素子用配線、及び前記青色電気光学素子用配線の線幅より大であること、
    を特徴とする配線基板。
  9. 請求項4に記載の配線基板において、
    前記複数の電気光学素子は、赤色電気光学素子と、緑色電気光学素子と、青色電気光学素子と、を含み、
    前記複数の電気光学素子は、前記複数の電気光学素子の各々に対応して設けられた複数の画素電極と前記複数の画素電極に対して共通に設けられた共通電極との間に設けられ、
    共通電圧を供給するための第1の配線と、
    前記赤色電気光学素子に対応する画素電極に駆動電圧を供給するための赤色電気光学素子用配線と、
    前記緑色電気光学素子に対応する画素電極に駆動電圧を供給するための緑色電気光学素子用配線と、
    前記青色電気光学素子に対応する画素電極に駆動電圧を供給するための青色電気光学素子用配線と、 を含み、
    前記緑色電気光学素子用配線の線幅は、前記赤色電気光学素子用配線及び前記青色電気光学素子用配線の線幅より小であること、
    を特徴とする配線基板。
  10. 請求項4乃至9のいずれか一項に記載の配線基板において、
    前記配線基板は、可撓性を有していること、
    を特徴とする配線基板。
  11. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電源基板と、
    請求項4乃至10のいずれか一項に記載の配線基板と、
    前記配線基板と接続され、複数の電気光学素子を備えた電気光学パネルと、を備えること、
    を特徴とする電気光学モジュール。
  12. 請求項4乃至10のいずれか一項に記載の配線基板と、
    外部から基準電圧が供給され、ドライバから制御信号が供給される電源基板と、
    前記配線基板と接続され、複数の電気光学素子を備えた電気光学パネルと、を備え、
    前記電源基板は、前記基準電圧及び前記制御信号に基づいて、前記複数の電気光学素子を駆動するためのパネル用駆動電圧を生成し、生成された前記パネル用駆動電圧は、前記配線基板を経由して前記電気光学パネルに供給されること、
    を特徴とする電気光学モジュール。
  13. 請求項11または12に記載の電気光学モジュールを備えた電子機器。
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