JP2007176233A - リンク式可動体のハーネス配索構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイヤハーネスの余長部の屈曲に伴うスペースの増大や耐久性の低下を防止しつつ構造を簡素化する。
【解決手段】可動体1を水平なリンクアーム2で固定体4に回動自在に支持させ、リンクアームに沿ってワイヤハーネス14を固定体から可動体に配索し、リンクアームの両端側の各軸部71,72の中心ないし中心寄りでワイヤハーネスを垂直に立ち上げて、可動体の開閉時にワイヤハーネスの立ち上げ部14a1,14b1を周方向に捩り自在とした。ワイヤハーネス14を中空のリンクアーム内に挿通した。立ち上げ部14a1,14b1を中空の軸部内に挿通した。リンクアーム2に代えて高剛性のハーネスプロテクタ11を用いた。
【選択図】図1

Description

本発明は、可動体として例えば自動車のドアをリンクで開閉自在に支持し、リンク内に給電用のワイヤハーネスを最端距離で配索しつつ垂直に立ち上げてドア開閉時に捩り動作させるリンク式可動体のハーネス配索構造に関するものである。
図7は、従来のリンク式可動体のハーネス配索構造の一形態を示すものである(特許文献1参照)。
このリンク式可動体はリンク式ドア62であり、リンク式ドア62は略L字状の一本の支持アーム71で車両ボディ70にスイング自在に支持されたものである。支持アーム71はドア62の自重を支えるべく、高い剛性を有している。
支持アーム71とは別に前後一対のリンクアーム65,66が平行に設けられ、各リンクアーム65,66の基端は車両ボディ70に回動自在に軸支され、各リンクアーム65,66の先端はスライダ64に回動自在に軸支され、スライダ64はドア側の水平なガイドレール63にスライド自在に係合している。
ハーネス支持構造として、車両ボディ側からワイヤハーネス68が前側のリンクアーム66の外側面に沿って水平に配索され、ホルダ72でリンクアーム66に固定され、ワイヤハーネス68の一方が、ドア側のガイドレール内のスライダ64に続くキャタピラ状の外装部材69に沿って略U字ないしJ字状に屈曲しつつドア内に導入されて、ドア内の補機や電装品に接続され、ワイヤハーネス68の他方68aが車両ボディ70側に向けて少し屈曲しつつ配索されて電源側に接続されている。図7で向かって右側が車両前側である。
補機等としては、例えばパワーウィンドモータやドアロックユニット、スピーカ、ドア開閉駆動装置等が挙げられる。これらの補機に常時給電を行うべく、ドア62の開閉ストロークを吸収する機構としてリンクアーム65,66とガイドレール63とスライダ64と外装部材69が採用されている。外装部材69はガイドレール63の下側の収容ケース67で受けられている。
ドア62の全閉時に、支持アーム71やリンクアーム65,66は前方に伸長し、スライダ64はガイドレール63の前端側に移動し、ワイヤハーネス68の一方は外装部材69の屈曲動作で収容ケース67内に収容される。ワイヤハーネス68はリンクアーム66と共に回動する。
ドア62の全開時に、リンクアーム65,66は図7のドア半開状態を維持し、支持アーム71が後方に伸長し、スライダ64がガイドレール63の後端側に移動し、ワイヤハーネス68は外装部材69と共に後方へ長く引き出される。
特開平10−175483号公報(図5,図9)
しかしながら、上記従来のリンク式可動体のハーネス配索構造にあっては、支持アーム71の他に一対のリンクアーム65,66を必要とするために、構造が複雑化、高コスト化するという問題があった。また、ワイヤハーネス68の余長吸収を行うべく、ガイドレール63やスライダ64やキャタピラ式の外装部材69等を必要とするために、これによっても構造が複雑化、高コスト化するという問題があった。また、ドア62を開閉した際に、リンクアーム66の基端側66a(車両ボディ70側)でワイヤハーネス68の余長部分68aが弛んで屈曲したり引っ張られたりするために、ドア側での余長吸収に加えて、車両ボディ側においてもワイヤハーネス68がリンクアーム66等に噛み込んだりしないように配慮しなければならず(ドア側と車両ボディ側との両方に管理ポイントがあるため)、常時給電を確実に行わせるための設計や管理等が大変であると共に、ワイヤハーネス68の余長部分68aを屈曲させるためのスペースが必要となり、車両ボディ側の部品等の配置の自由度が制限され兼ねないという問題や、外装部材69内のハーネス部分や車両ボディ側の余長部分68aが屈曲することで、ワイヤハーネス68が傷みやすくなるという懸念があった。また、リンクアーム66に沿ってワイヤハーネス68が露出した状態で配索されるために、ワイヤハーネス68が外部と干渉したり雨水等の悪影響を受け兼ねないという問題があった。
なお、可動体として自動車のドア以外のドアやその他の可動体を用いた場合においても、上記リンク式可動体のハーネス配索構造を適用した場合には、上記同様の問題を生じる懸念があった。
本発明は、上記した点に鑑み、構造を簡単且つ低コスト化すると共に、ワイヤハーネスの余長の管理ポイントを削減して、余長部の屈曲に伴うスペースの増大や屈曲耐久性の低下を防止することのできるリンク式可動体のハーネス配索構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係るリンク式可動体のハーネス配索構造は、可動体を水平なリンクアームで固定体に回動自在に支持させ、該リンクアームに沿ってワイヤハーネスを該固定体から該可動体に配索し、該リンクアームの両端側の各軸部の中心ないし中心寄りで該ワイヤハーネスを垂直に立ち上げて、可動体の開閉時に該ワイヤハーネスの立ち上げ部を周方向に捩り自在としたことを特徴とする。
上記構成により、ワイヤハーネスの立ち上げ部の中心とリンクアームの軸部の中心とが一致ないしほぼ一致し、可動体開閉時のリンクアームの揺動に伴って、立ち上げ部に曲げ力が作用することなく、立ち上げ部が周方向に均一に捩られて、リンクアームの回動変位をスムーズ且つ確実に吸収する。立ち上げ部は可動体の開き動作で正方向に捩られ、可動体の閉じ動作で逆方向に捩られて、捩りが解除される。立ち上げ部の捩り動作は従来の余長部の屈曲動作よりもワイヤハーネスの負担が少なく、耐久性を向上させるものである。各立ち上げ部は互いに逆方向に捩られて、ワイヤハーネス全体の捩れが相殺される。ワイヤハーネスはリンクアームの両方の軸部を結ぶ直線上に最端距離で配索される。ワイヤハーネスはリンクアーム内に挿通させてもよく、リンクアームの外壁面に沿って配索してもよい。各軸部を筒状に形成して、軸部内にワイヤハーネスを挿通してもよく、軸部の上方で立ち上げ部を同心に配置してもよい。軸部の中心寄りとは、軸部が立ち上げ部よりもかなり太い場合に、実使用上、軸部の完全中心から立ち上げ部が少し外れて配置されることを言う。
請求項2に係るリンク式可動体のハーネス配索構造は、請求項1記載のリンク式可動体のハーネス配索構造において、前記ワイヤハーネスが中空の前記リンクアーム内に挿通されたことを特徴とする。
上記構成により、ワイヤハーネスがリンクアーム内で外部との干渉や雨水等から安全に保護される。リンクアームはハーネスプロテクタを兼ねる。ワイヤハーネスはリンクアームの両端部において立ち上げられて軸部内を挿通することが好ましい。
請求項3に係るリンク式可動体のハーネス配索構造は、請求項1又は2記載のリンク式可動体のハーネス配索構造において、前記立ち上げ部が中空の前記軸部内に挿通されたことを特徴とする。
上記構成により、可動体の開閉時に立ち上げ部が軸部内で径方向の位置ずれなく保持されつつ屈曲なくスムーズ且つ確実に捩られる。ワイヤハーネスをリンクアームの外側で例えば下壁に沿って配索した場合は、下壁から立ち上げ部が軸部を通ってリンクアーム外に導出される。ワイヤハーネスをリンクアーム内に挿通した場合は、リンクアームの内側空間から直接に軸部内に挿通される。
請求項4に係るリンク式可動体のハーネス配索構造は、請求項2又は3記載のリンク式可動体のハーネス配索構造において、前記リンクアームに代えて高剛性のハーネスプロテクタを用いたことを特徴とする。
上記構成により、予めハーネスプロテクタ内にワイヤハーネスが挿通させた状態に組み立てられ、そのハーネスプロテクタ組立体の両端部が軸部でリンク機構(可動体側と固定体側のリンクブラケット)に回動自在に連結される。ハーネスプロテクタではなくリンクアームを用いる場合も予めワイヤハーネスを挿通させておくことが、可動体側と固定体側へのリンクアームの組付性の点から好ましい。
請求項5に係るリンク式可動体のハーネス配索構造は、請求項1〜4の何れかに記載のリンク式可動体のハーネス配索構造において、前記可動体がドアであり、前記固定体が車両ボディであることを特徴とする。
上記構成により、上記請求項1〜4の何れかに記載されたリンク式可動体のハーネス配索構造において、可動体をドアに、固定体を車両ボディにそれぞれ置き換えた形態として上記同様の作用効果が奏される。
請求項1記載の発明によれば、リンクアームの両端側の各軸部の中心とワイヤハーネスの立ち上げ部の中心とを一致させたことで、可動体の開閉時に可動体側と固定体側の各立ち上げ部が曲げ力を受けることなく周方向に均一に捩られて、リンクアームの回動をスムーズ且つ確実に吸収するから、従来のハーネス余長部が不要となり、余長部の屈曲に起因する耐久性の低下や屈曲スペースの確保の問題が解消され、ハーネス配索が省スペースで行われ、しかもリンクアームが可動体の支持とハーネスの配索経路とを兼ねることで、構造が簡素化・低コスト化される。また、両立ち上げ部が互いに逆方向に捩られることで、ワイヤハーネスの捩りが相殺されて、耐久性が向上する。また、ワイヤハーネスが可動体と固定体との間に最端距離で配索されるから、ワイヤハーネスが短縮化・低コスト化される。
請求項2記載の発明によれば、ワイヤハーネスがリンクアーム内で安全に保護されるから、給電の信頼性が向上すると共に、ハーネスプロテクタが不要となって構造が簡素化・低コスト化される。
請求項3記載の発明によれば、ワイヤハーネスの立ち上げ部が軸部内で径方向の位置ずれなく安定に保持されるから、立ち上げ部の捩れ動作が安定して確実に行われ、立ち上げ部の耐久性が一層向上し、給電の信頼性が一層向上する。
請求項4記載の発明によれば、予めハーネスプロテクタのメーカーでハーネスプロテクタ内にワイヤハーネスを挿通させておくことで、可動体側や固定体側へのハーネスプロテクタの組付性が向上する。
請求項5記載の発明によれば、車両の狭いスペース内でドア開閉時のワイヤハーネスの余長を確実に吸収させることができ、車両のハーネス配索部分の省スペース化が達成される。
図1は、本発明に係るリンク式可動体のハーネス配索構造の一実施形態の概要例を示すものである。
このリンク式可動体は自動車のリンク式ドア1であり、リンク式ドア(可動体)1は、中空のリンクアーム2で車両ボディ(固定体)4にスイング(回動)自在に支持されている。リンクアーム2は鉄やアルミ合金等の金属材で高い強度及び剛性を存して形成されている。なお、リンクアーム2の上方に対向して他のリンクアーム(図示せず)を設けたり、リンクアーム2の前又は後に平行に他のリンクアーム(図示せず)を設けたり、あるいはリンクアーム2とは別にガイドレール(図示せず)でドア1を支持したりすることも可能である。
リンクアーム2の先端部はドア側の金属製のリンクブラケット5に金属製の軸部71で回動自在に支持され、リンクアーム2の基端部は車両ボディ側の金属製のリンクブラケット6に金属製の各軸部72で回動自在に支持されている。両リンクブラケット5,6は平行に配置され、リンクアーム2と左右一対のリンクブラケット5,6とでリンク機構が構成されている。車両ボディ側のリンクブラケット6はロッカパネル8の内側に配置されている。前後一対のリンクアームを用いる場合は、一対のリンクアームは左右一対の長いリンクブラケットで連結される。
図1で向かって左側が車両前側、右側が車両後側である。図1で実線がドア1の全開状態、鎖線がドア1の全閉状態をそれぞれ示している。ドア1の全開時にリンクアーム2は車両ボディ4の外側に突出して斜め後方に延びて、ドア1の前側に乗降用の開口9が形成され、ドア1と車両ボディ4との間に渡り空間10が形成され、ドア1の全閉時にリンクアーム2は前側に倒れ、ドア1と車両ボディ4は密着する。ドア1の開閉時にリンクアーム2は揺動し、各リンクブラケット5,6は常に平行に位置する。
リンクアーム2の内側空間にワイヤハーネス14が挿通配索されている。ワイヤハーネス14はリンクアーム2に沿って水平に配索され、リンクアーム2の両端部においてそれぞれ垂直に立ち上げられつつ、垂直な軸部71,72の内部を通ってリンクアーム2から上向きに導出されている。
すなわち、ドア側のハーネス部分14aの立ち上げ部14a1は筒状の軸部71を通ってリンクブラケット5の上壁を貫通しつつ、ドア側の合成樹脂製のプロテクタ16内に導入されている。プロテクタ16内で立ち上げ部14a1の上端側は水平方向に屈曲され、再度、垂直に立ち上げられて合成ゴム製の貫通レスグロメット17を経てドア1内に配索されている。
軸部71は図1の円内にその一例の拡大図を示す如く、下半側にハーネス挿通用の切欠孔7aを有しており、例えばワイヤハーネス14をリンクアーム2の孔部とリンクブラケット5の孔部とを経て上向きに導出させた状態で、上側のハーネス部分に外挿した軸部71を両孔部に下向きに挿入することで、リンクアーム2とリンクブラケット5とが軸部71で回動自在に連結されつつ、切欠孔7aからワイヤハーネス14の水平部分14cが弛みなく導出され、軸部71の上部開口7bから立ち上げ部14a1が弛みなく導出される。
立ち上げ部14a1の外径は軸部71の内孔(符号7bで代用する)の内径よりもやや小さく設定され、立ち上げ部14a1は内孔内を周方向に捩れ自在となっている。例えば軸部71の上端には停止用の鍔部7dが一体に設けられ、軸部71の下端側はリンクブラケット5の下壁の孔部を貫通して金属製のCリング等(図示せず)で係止され、リンクブラケット5からの抜け出しが阻止される。
車両ボディ側のハーネス部分14bの立ち上げ部14b1は筒状の軸部72を通ってリンクブラケット6の上壁とロッカパネル8の上壁を貫通しつつ、好ましくは車両ボディ側の図示しない合成樹脂製のプロテクタを経て水平なハーネス部分14b2として車両ボディ側に配索されている。
軸部72は前記ドア側の軸部71と同様に、下半側にハーネス挿通用の切欠孔7aを有し、例えばワイヤハーネス14をリンクアーム2の孔部とリンクブラケット6の孔部とを経て上向きに導出させた状態で、上側のハーネス部分に外挿した軸部72を両孔部に下向きに挿入することで、リンクアーム2とリンクブラケット6とが軸部72で回動自在に連結されつつ、切欠孔7aからワイヤハーネス14の水平部分14cが弛みなく導出され、軸部72の上部開口7bから立ち上げ部14b1が弛みなく導出される。
立ち上げ部14b1の外径は軸部72の内孔(符号7bで代用する)の内径よりもやや小さく設定され、立ち上げ部14b1は内孔内を周方向に捩れ自在となっている。例えば軸部72の上端には停止用の鍔部7d(図2)が一体に設けられ、軸部72の下端側はリンクブラケット6の下壁の孔部を貫通して金属製のCリング等7e(図2)で係止され、リンクブラケット6からの抜け出しが阻止される。
図2に車両ボディ側のハーネス部分14bの配索形態の一例を示す如く、リンクアーム2の端部の外側に断面コの字状のリンクブラケット6が位置し、リンクブラケット6は断面コの字状のロッカパネル8の内側に配置される。
ハーネス部分14bの垂直な立ち上げ部14bはロッカパネル8の孔部8dとその上のスペーサプレート33の孔部33aを通って水平なハーネス部分14b2として車両ボディ内へ配索されている。
スペーサプレート33の上にはスカッフプレート(踏み板)34が配置され、ロッカパネル8の鍔部8cにスカッフプレート34の鍔部34aが係合し、水平なハーネス部分14b2はスカッフプレート34とスペーサプレート33との間の隙間に配索される。
以上のように、ワイヤハーネス14をリンクアーム2の内部に配索し、ドア側と車両ボディ側においてリンクアーム2の各端の軸部71,72と同心にハーネス部分14a,14bの立ち上げ部14a1,14b1を配置した(軸部71,72の中心と立ち上げ部14a1,14b1の中心を一致させた)ことで、ドア開閉時のリンクアーム2の揺動に伴って両立ち上げ部14a1,14b1がそれぞれ周方向に捩れ運動を行って、リンクアーム2の回動変位をスムーズに吸収する。
リンクアーム2の一方及び他方のハーネス部分14a,14bが立ち上げ部14a1,14b1の捩れ動作のみでリンクアーム2の回動を吸収し、何らハーネス余長部を生じないから、余長部の屈曲動作に起因するドア側や車両ボディ側のスペースの肥大化や、ワイヤハーネスの耐久性の低下が確実に防止される。
また、各軸部71,72の中心と各立ち上げ部14a1,14b1の中心を一致させたことで、ドアの開閉時にリンクアーム内の水平なハーネス部分が何ら引張や圧縮を受けないから、リンクアーム内で水平なハーネス部分14cを直線的に張った状態に配索することができ、車両ボディ4とドア1とを結ぶワイヤハーネス14が最端距離で配索され、ワイヤハーネス14の短縮化が可能となる。
また、矩形筒状のリンクアーム内にワイヤハーネス14を挿通させることで、リンクアーム14に沿うハーネス保護用のプロテクタが不要となり、部品点数・部品コストの削減が可能となる。
なお、上記実施形態において、ドア側のプロテクタ16や車両ボディ側のプロテクタ(図示せず)の形状等は必要に応じて適宜設定される。
図3は、リンクアーム2に代えて剛性の高い中空のハーネスプロテクタ11を用い、プロテクタ11で他方のリンクアーム3と共にドア1(図1)の重量の支持を行わせ、プロテクタ11に沿ってワイヤハーネス14を配索した実施形態を示すものである。前例と同様の構成作用部分には同じ符号を付して詳細な説明を省略する。図3は図1とは前後反転して示している。
ハーネスプロテクタ11は金属やグラスファイバやカーボンファイバ等の繊維材で形成されることが好ましい。ワイヤハーネス14はプロテクタ11の内部空間に水平に配索され(水平部分を符号14cで示す)、プロテクタ11の両端部で垂直に立ち上げられつつ(立ち上げ部を符号14a1,14b1で示す)、プロテクタ11の筒状の軸部71,72を通ってリンクブラケット5,6の上側に導出される。
プロテクタ11は矩形筒状の水平部22と、水平部22の両端側に接合された略L字状の中空ブロック状の端部25とで構成され、一例として、各端部25は各軸部71,72を挿通させる孔部25aを有し、各軸部71,72は前例同様のハーネス挿通用の切欠部7aを有し、上方から各端部25に挿入され、図示しない鍔部やCリング等で端部に固定され、且つ他の鍔部(図2の符号7d)やCリング等(図2の符号7e)で各リンクブラケット5,6に固定されることが好ましい。
なお、軸部71,72を各端部25に一体に設けることも可能であり、また、各端部25を水平部22に一体に形成することも可能であり、各端部25を水平部22と同じ高さで形成することも可能である。プロテクタ11の形状や成形構造及び軸部71,72との連結構造等は必要に応じて適宜設定可能である。また、一対の平行なリンクアームを用いた場合には、何れか一方のリンクアームを上記プロテクタ11に代えたり、両側のリンクアームを各プロテクタ11に代えることも可能である。
ワイヤハーネス14をプロテクタ11の内部に配索し、ドア側と車両ボディ側においてプロテクタ11の各端の軸部71,72と同心にハーネス部分14a,14bの立ち上げ部14a1,14b1を配置した(軸部71,72の中心と立ち上げ部14a1,14b1の中心を一致させた)ことで、図1の例と同様の作用効果が奏される。
図4〜図6は、本発明に係るリンク式可動体のハーネス配索構造の一実施形態の詳細例を示すものである。この詳細例は基本的に図1の概要例と同様であり、図1と同様の構成作用部分には同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
図4は、図1とは前後を逆にして作図したドア全開状態の斜視図、図5は同じくドア全開状態の平面図であり、車両ボディ(固定体)4のロッカパネル8が断面略コの字状に水平方向に形成され、ドア(可動体)1のインナパネル1a(一部を示す)がドア底部1bから垂直に立ち上げられている。
ワイヤハーネス14の一方のハーネス部分14aはリンクアーム2の基端側の軸部71に沿って立ち上げられつつ、ドア1側のプロテクタ16内に導入され、立ち上げ部14a1が軸部71内とプロテクタ16内で周方向捩り自在で、立ち上げ部14a1に続くハーネス部分がプロテクタ16からインナパネル1aに沿って配索されている。図5の如く立ち上げ部14a1はリンクアーム2の軸部71内に位置する。インナパネル1aにはドアトリム(図示せず)が装着され、プロテクタ16はインナパネル1とドアトリムとの間に位置する。
ワイヤハーネス14の他方のハーネス部分4bはリンクアーム2の先端側の軸部72に沿って周方向捩り自在に立ち上げられつつ(立ち上げ部を符号14b1で示す)、ロッカパネル8の上壁8aの孔部8dを通り、水平なハーネス部分14b2としてロッカパネル8の上側から車両ボディ4側に配索されている。他方のハーネス部分4bも一方のハーネス部分4aと同様に合成樹脂製のプロテクタ(図示せず)で覆って保護することが好ましい。
リンクアーム2は左右一対の断面コの字状のリンクブラケット5,6で揺動自在に連結され、一方のリンクブラケット5がドア底部1bに固定され、他方のリンクブラケット6がロッカパネル8の溝部27に配置固定されている。
リンクアーム2,3は剛性の高い金属材で矩形筒状に形成され、車両ボディ4へのドア1の支持と、車両ボディ4からドア1へのワイヤハーネス14の配索との両方の役目を果たしている。リンクアーム2は軸部71,72で各リンクブラケット5,6に回動自在に支持されている。一例としてドア開閉時のリンクアーム2の開閉角度は120゜程度である。
ドア側のプロテクタ47は、略L字状の樋状部で構成されるプロテクタ本体49と、プロテクタ本体49のハーネス挿通開口を塞ぎ、係止手段で係止される板状のカバー53とで構成される。プロテクタ本体49は垂直部54と中間の水平部(水平なプロテクタ部分)16とで構成され、上側の垂直部54は傾斜部で水平部16に続き、可撓板部18は下側の垂直部15の内側の側壁にほぼ同一面で続いている。
上側の垂直部54に続く固定板57にワイヤハーネス14がテープ巻き等で固定され、ドアインナパネル1aの溝部内に嵌合した弾性の貫通レスグロメット17(図1)で防水される。カバー53は水平部16と上側の垂直部54との開口を塞いで、ワイヤハーネス14をプロテクタ本体49内に保持する。プロテクタ47はドアインナパネル1aに表面実装される貫通レスプロテクタである。プロテクタ47の水平部16はリンクブラケット5の上壁面に配置されて、係止クリップ58(図5)等でドアインナパネル1aに固定される。
なお、プロテクタ47の形状等はドアインナパネル1aの形状等に応じて適宜設定される。車両ボディ4側のハーネス部分14bの立ち上げ部14b1と水平部14b2を覆うプロテクタ(図示せず)の形状等もドア側のプロテクタ47と同様に必要に応じて適宜設定される。
車両ボディ側のプロテクタ(図示せず)としては、例えば、ハーネス部分14bの立ち上げ部14b1を覆う垂直なプロテクタ部分と、立ち上げ部14b1に続く水平なハーネス部分14b2を覆う水平なプロテクタ部分とで略L字状に構成されたものが好ましい。プロテクタは係止クリップ等で例えばロッカパネル8に固定され、垂直なプロテクタ部分はロッカパネル8の孔部8dや図2のスペーサプレート33の孔部33aを貫通することが好ましい。プロテクタは垂直と水平なプロテクタ部分に分割して形成することも可能である。これはドア側のプロテクタ47においても同様である。
図5のドア全開時に、ワイヤハーネス14はリンクアーム2に沿って斜め前方に真直に配索される。図5のドア全開から図6の如くドア1を前方に閉じることで、一方のハーネス部分14aがドア側のプロテクタ47で固定されつつ、立ち上げ部14a1が軸部71内で周方向に捩れてリンクアーム2の回動を吸収し、ワイヤハーネス14はリンクアーム2に沿って斜め後向きに位置する。立ち上げ部14a1は図5で反時計回りに捩られる。
車両ボディ側の他方のハーネス部分14bは一方のハーネス部分14aと同様に、リンクアーム2の前方への倒れ(閉じ)動作に伴って立ち上げ部14b1が周方向に捩れることで、リンクアーム2の回動をスムーズに吸収する。立ち上げ部14b1は図5で時計回りに捩られる。各立ち上げ部14a1,14b1は同じリンクアーム2の左右の各軸部71,72の内側に位置し、各立ち上げ部14a1,14b1と各軸部71,72との中心が一致しているから、リンクアーム2の回動支点とワイヤハーネス14の回動支点とが一致し、ワイヤハーネス14の屈曲動作が生じることがない(周方向の捩り動作のみで済む)。また、両方の立ち上げ部14a1,14b1が互いに逆方向に捩られることで、ワイヤハーネス14に作用する捩り力が相殺され、ワイヤハーネス14にかかる捩り負荷が軽減される。
図6のドア全閉状態から図5のドア全開状態に至る間で、両方のハーネス部分14a,14bの立ち上げ部14a1,14b1が図6とは逆方向に捩られて(捩りが解除されて)、リンクアーム2の回動がスムーズに吸収される。この行程においても、両方の立ち上げ部14a1,14b1が互いに逆方向に捩られることで、ワイヤハーネス14に作用する捩り力が相殺され、ワイヤハーネス14にかかる捩り負荷が軽減される。
両方のハーネス部分14a,14bの立ち上げ部14a1,14b1を軸部71,72内で周方向に捩るようにしたから、ワイヤハーネス14の余長が不要となり、余長の管理ポイントが消滅し、常時給電を確実に行わせるための設計や管理等が容易化され、常時給電の信頼性が向上すると共に、余長部の屈曲動作のためのスペースが不要となって、ドア側及び車両ボディ側のハーネス配索部の省スペース化が可能となり、しかも余長部の繰り返しの屈曲に伴うワイヤハーネス14の屈曲耐久性の低下が防止される。ワイヤハーネス14がリンクアーム2内で外部との干渉や雨水等から安全に保護されることは言うまでもない。
なお、上記実施形態においては、リンクアーム2の軸部71,72内にワイヤハーネス14を挿通させたが、ワイヤハーネス14を軸部71,72内に挿通させずに、例えば軸部71,72の近傍でワイヤハーネス14の立ち上げ部14a1,14b1を立ち上げることも可能である。この場合、ワイヤハーネス14はリンクアーム2の両端部の開口から外部に導出されつつ立ち上げられてドア側や車両ボディ側に配索される。立ち上げ部14a1,14b1は両軸部71,72を結ぶ延長線上において軸部71,72の近傍に配置されることが好ましい。但しこの場合は、立ち上げ部14a1,14b1と軸部71,72との中心が少しずれるために、リンクアーム2の揺動に伴って立ち上げ部14a1,14b1が少し屈曲しつつ捩られることは否めない。軸部71,72にワイヤハーネス14を挿通させない場合、軸部71,72は筒状(中空)でなく中実として強度を高めることができる。
また、上記実施形態においては、ワイヤハーネス14をリンクアーム2やそれに代わるプロテクタ11内に挿通させたが、例えばワイヤハーネス14をリンクアーム2の上壁2a(図4)に配置して、リンクアーム2の両端部において軸部71,72の軸線上に両ハーネス部分14a,14bの立ち上げ部14a1,14b1を配置することも可能である。
また、ワイヤハーネス14の何れか一方のハーネス部分(14a)を軸部(71)内を挿通させ、何れか他方のハーネス部分(14b)を軸部外で軸部(72)と同一軸線上又は軸部(72)の近傍で立ち上げることも可能である。
また、リンクアーム2(3)の内側ではなく外側でワイヤハーネス14をリンクアーム2の下壁(底壁)に沿って配索し、リンクアーム2の両端部で下壁から垂直に立ち上げた立ち上げ部14a1,14b1を軸部71,72の内側に挿通させて軸部71,72と同心とすることも可能である。
また、図3のハーネスプロテクタ11を用いた実施形態において、ハーネスプロテクタ11を矩形筒状の水平部22のみで延長構成し、水平部22の両端部の開口から垂直に立ち上げられつつ外部に導出された立ち上げ部14a1,14b1を筒状の軸部71,72内に挿通させたり、あるいは軸部71,72の近傍に配置したりすることも可能である。ハーネスプロテクタ11はワイヤハーネス14を保護するものであるので、水平部22内にワイヤハーネス14を挿通させることは必須である。
また、上記実施形態においては、軸部71,72の中心とワイヤハーネス14の立ち上げ部14a1,14b1の中心とを一致させるものとして説明したが、例えば筒状の軸部71,72の内径が立ち上げ部14a1,14b1の外径よりもかなり大きく設定された場合は、実使用時に軸部71,72の完全中心ではなく中心寄りに立ち上げ部14a1,14b1を配置することも可能であり、これによっても軸部71,72の中心に配置したのとほぼ同じ効果が得られる。
また、リンク式可動体として自動車のリンク式ドア以外に、電車や機関車等のリンク式ドアや、加工機械や検査装置等のリンク式ドアやリンク式カバー等に上記リンク式可動体のハーネス配索構造を適用することも可能である。この場合、電車や機関車等の車両ボディや加工機械の機械ボディや検査装置の装置ボディ等が固定体と呼称される。
本発明に係るリンク式可動体のハーネス配索構造の一実施形態の概要例を示す斜視図である。 固定体側のハーネス部分の配索構造の一形態を示す分解斜視図である。 本発明に係るリンク式可動体のハーネス配索構造の他の実施形態を示す分解斜視図である。 本発明に係るリンク式可動体のハーネス配索構造の一実施形態の詳細例を示すドア全開状態の斜視図である。 同じリンク式可動体のハーネス配索構造を示す可動体全開状態の平面図である。 同じリンク式可動体のハーネス配索構造を示す可動体全閉状態の平面図である。 従来のリンク式可動体のハーネス配索構造の一例を示す斜視図である。
符号の説明
1 ドア(可動体)
2 リンクアーム
4 車両ボディ(固定体)
1,72 軸部
11 ハーネスプロテクタ
14 ワイヤハーネス
14a1,14b1 立ち上げ部

Claims (5)

  1. 可動体を水平なリンクアームで固定体に回動自在に支持させ、該リンクアームに沿ってワイヤハーネスを該固定体から該可動体に配索し、該リンクアームの両端側の各軸部の中心ないし中心寄りで該ワイヤハーネスを垂直に立ち上げて、ドアの開閉時に該ワイヤハーネスの立ち上げ部を周方向に捩り自在としたことを特徴とするリンク式可動体のハーネス配索構造。
  2. 前記ワイヤハーネスが中空の前記リンクアーム内に挿通されたことを特徴とする請求項1記載のリンク式可動体のハーネス配索構造。
  3. 前記立ち上げ部が中空の前記軸部内に挿通されたことを特徴とする請求項1又は2記載のリンク式可動体のハーネス配索構造。
  4. 前記リンクアームに代えて高剛性のハーネスプロテクタを用いたことを特徴とする請求項2又は3記載のリンク式可動体のハーネス配索構造。
  5. 前記可動体がドアであり、前記固定体が車両ボディであることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のリンク式可動体のハーネス配索構造。
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