JP2007174870A - プロテクタ - Google Patents

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Tomoyasu Murakami
友康 村上
Shinya Yamaguchi
新矢 山口
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Yazaki Corp
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Abstract

【課題】小さなリブ部を設けるだけで細い電線束から太い電線束まで蛇行配索できるプロテクタを提供する。
【解決手段】底壁2aと両側の側壁2bに囲まれた分岐電線収容室6を有するプロテクタ本体2と、プロテクタ本体2に固定され、分岐電線収容室6が開口する上面を塞ぐ蓋体とを備え、プロテクタ本体2の底壁2aに分岐電線収容室6の電線配索方向に間隔をおいて複数のリブ部7が立設され、この複数のリブ部7を蛇行中心として分岐電線W2を引き回すことによって分岐電線W2が電線収容室6内に蛇行状態に配索された。
【選択図】図3

Description

本発明は、内部に電線を収容して電線を保護するプロテクタに関する。
この種の従来のプロテクタとして図11に示すものがある(例えば特許文献1参照)。
このプロテクタ100は、図11に示すように、プロテクタ本体101を有し、このプロテクタ本体101には底壁101aと両側の側壁101b,101cに囲まれた電線収容室102が形成されている。両側の側壁101b,101cには、電線配索方向に間隔をおいて交互にリブ部103が突設されている。この複数のリブ部103によって電線(電線束を含む概念)Wが蛇行状態に電線収容室102に配索されている。
上記構成において、電線Wに図11に示すような引っ張り力Fが作用すると、引っ張り方向に対して傾斜する電線Wの蛇行箇所が各リブ部103に支持されているため、各リブ部103には電線Wの移動を阻止する大きな摩擦抵抗が発生する。これによって、電線Wがプロテクタ本体101に対して位置ずれしない。
この従来例によれば、拘束テープや拘束バンドを用いることなくプロテクタ100に対する電線Wの位置ずれを防止できるという利点がある。
特開2004−166454号公報
しかしながら、前記従来例のプロテクタ100では、電線収容室102に電線Wを蛇行状態に配索するためには、リブ部103の突出寸法Dを電線収容室102の幅Eの少なくとも半分以上(D>(E/2))に設定する必要があった。従って、リブ部103は、電線収容室102の半分以上を仕切りような大寸法のものでなければならないという問題があった。
また、リブ部103の寸法を電線収容室102の幅半分より十分に大きく設定すると、太い電線を蛇行配索できず、リブ部103の寸法を電線収容室102の幅半分程度に小さく設定すると、細い電線を十分な蛇行角度で蛇行配索できない。このように従来例のリブ部103では細い電線から太い電線まで対応させることが難しい。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、小さなリブ部を設けるだけで細い電線から太い電線まで蛇行配索できるプロテクタを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、電線収容室を有するプロテクタ本体と、このプロテクタ本体に装着され、前記電線収容室が開口する上面を塞ぐ蓋体とを備えたプロテクタにおいて、前記電線収容室の底壁に電線配索方向に間隔をおいて複数のリブ部が立設され、この複数のリブ部を蛇行中心として前記電線を引き回すことによって前記電線が前記電線収容室内に蛇行状態に配索されたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載のプロテクタであって、前記蓋体には、前記各リブ部に対応する各位置に孔が設けられたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2記載のプロテクタであって、前記各リブ部の高さは前記電線収容室の高さより高く設定され、前記各リブ部の先端部が前記蓋体の孔に挿入されたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、リブ部を蛇行中心点として電線を蛇行させるため、リブ部は小さな幅で足りる。そして、リブ部を電線収容室のほぼ中心に配置すれば、その両側に同じ幅の蛇行経路が形成されるため、細い電線から太い電線まで蛇行状態に配索できる。これにより、小さな寸法のリブ部で細い電線から太い電線まで対応可能である。また、リブ部の両側に蛇行スペースが形成されるため、両側の蛇行スペースを用いて自由に蛇行配索ができ、従来例に比べて蛇行配索の自由度が高い。
請求項2の発明によれば、リブ部の先端面と蓋体との間に電線が噛み合っているか否かを目視でチェックできるため、電線を確実に蛇行状態に配置できる。
請求項3の発明によれば、リブ部の先端面と蓋体との間に隙間が発生しないため、リブ部の先端面と蓋体との間に電線が噛み合うような不具合が発生することがない。また、リブ部の先端が蓋体によって保持されるため、リブ部の強度向上にもなる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図4は本発明の第1実施形態を示し、図1は蓋体が開位置にある場合のプロテクタの平面図、図2は分岐電線を蛇行配索する箇所の要部の斜視図、図3は分岐電線に引っ張り力が作用した状態を示す要部の平面図、図4は図3中A−A線に沿う断面図である。
図1及び図2に示すように、プロテクタ1Aは、プロテクタ本体2と、このプロテクタ本体2にヒンジ部3を介して連結された蓋体4とから構成されている。プロテクタ本体2には、底壁2aと両側の側壁2b,2bとに囲まれてメイン電線収容室5と分岐電線収容室6とが形成されている。各分岐電線収容室6の底壁2aには、電線配索方向に間隔をおいて複数のリブ部7が立設されている。各リブ部7は、分岐電線収容室6の幅方向のほぼ中心位置に配置されている。各リブ部7の高さ寸法H1は、図4に示すように、分岐電線収容室6の高さH2より若干低く設定されている。また、両側の側壁2b,2bの外面には、係止溝8が適所に設けられている。
蓋体4は、ヒンジ部3を中心に回転することによってメイン電線収容室5及び分岐電線収容室6の上面を開閉できるようになっている。蓋体4の側端の適所には、係止爪9が設けられている。蓋体4をプロテクタ本体2の閉位置に位置すると各係止爪9が各係止溝8に係止して蓋体4がプロテクタ本体2に装着されるようになっている。
電線Wは、メイン電線W1と、このメイン電線W1より分岐された分岐電線W2から構成されている。メイン電線W1と分岐電線W2は、この実施形態では複数の結束された電線から構成されている。メイン電線W1はメイン電線収容室5にストレート状態に配索されている。分岐電線W2は分岐電線収容室6に複数のリブ部7によって蛇行状態に配索されている。即ち、各リブ部7と両側の側壁2b,2bとの間には蛇行スペースが形成され、各リブ部7を蛇行中心として分岐電線W2を左右の蛇行スペースを交互に引き回すことによって分岐電線W2が配索されている。
上記構成において、分岐電線W2に図3に示すような引っ張り力Fが作用すると、引っ張り方向に対して傾斜する電線Wの蛇行箇所が各リブ部7に支持されているため、各リブ部7には分岐電線W2の移動を阻止する大きな摩擦抵抗が発生する。これによって、分岐電線W2がプロテクタ1Aに対して容易には位置ずれしない。
ここで、リブ部7を蛇行中心点として分岐電線W2を蛇行させるため、リブ部7は小さな幅で分岐電線W2を十分な蛇行状態に配索できる。そして、リブ部7が分岐電線収容室6のほぼ中心に配置されており、その両側に同じ幅の蛇行スペースが形成されるため、細い分岐電線W2から太い分岐電線W2まで蛇行状態に配索できる。これにより、小さな寸法のリブ部7で細い電線から太い電線まで対応可能である。
また、各リブ部7の両側に蛇行スペースがそれぞれ形成されるため、両側の蛇行スペースを用いて自由に蛇行配索ができ、従来例に比べ蛇行配索の自由度が高い。
図5〜図10は本発明の第2実施形態を示し、図5は蓋体が開位置にある場合のプロテクタの平面図、図6は分岐電線を蛇行配索する箇所の要部の斜視図、図7は分岐電線を蛇行配索する箇所の平面図、図8は図7中B−B線に沿う断面図、図9は分岐電線がリブ部と蓋体との間に噛み込まないことを説明するための断面図、図10は第1実施形態では分岐電線がリブ部と蓋体との間に噛み込むことを説明するための断面図である。
この第2実施形態のプロテクタ1Bは、前記第1実施形態のプロテクタ1Aと比較すると、リブ部7の高さ寸法などが相違し、異なる構成箇所のみを説明する。
つまり、リブ部7の高さ寸法H3は、分岐電線収容室6の高さH4より少し高く設定されている。具体的には、リブ部7の高さ寸法H3は、図9に示すように、設計許容誤差、組み付け許容誤差があった場合にも分岐電線収容室6の高さH4より高くなる高さに設定されている。
蓋体4には、複数のリブ部7の対応位置に孔10がそれぞれ設けられている。尚、他の構成は、前記第1実施形態と同一であるため、図面の同一構成部分に同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
この第2実施形態でも、第1実施形態と同様に、小さな寸法のリブ部7で細い電線から太い電線まで対応可能である。また、蓋体4には、各リブ部7に対応する各位置に孔10が設けられているので、図7にて仮想線で示すように、リブ部7の先端面と蓋体4との間に電分岐線W2が噛み合っているか否かを目視でチェックできるため、分岐電線W2を確実に蛇行状態に配置できる。
さらに、各リブ部7は、分岐電線収容室6の高さより長く設定され、各リブ部7の先端部が蓋体4の孔10に挿入されるので、リブ部7の先端面と蓋体4との間に隙間が発生しないため、図9に示すように分岐電線W2がリブ部7の先端面と蓋体4との間に入り込もうとしても入り込むことができない。つまり、図10に示すように、第1実施形態のプロテクタ1Aでは、リブ部7の先端面と蓋体4との間に隙間があるため、リブ部7の先端面と蓋体4との間に分岐電線W2が噛み合うような不具合が発生するおそれがあるが、第2実施形態のプロテクタ1Bでは、リブ部7の先端面と蓋体4との間に分岐電線W2が噛み合うような不具合が発生しない。また、リブ部7の先端が蓋体4によって保持されるため、リブ部7の強度向上にもなる。これによって、引っ張り力に対する位置ずれをより確実に防止できる。
尚、前記第1及び第2実施形態では、分岐電線収容室6にリブ部7を立設して分岐電線W2を蛇行状態に配索する場合を示したが、図1及び図5のC部にリブ部7を立設してメイン電線W1を蛇行状態に配索しても良いことは勿論である。
また、前記第1及び第2実施形態のプロテクタ1A,1Bでは、分岐電線収容室6が1箇所にのみ設けられているが、複数箇所に設けられているものであっても良いことは勿論である。
本発明の第1実施形態を示し、蓋体が開位置にある場合のプロテクタの平面図である。 本発明の第1実施形態を示し、分岐電線を蛇行配索する箇所の要部の斜視図である。 本発明の第1実施形態を示し、分岐電線に引っ張り力が作用した状態を示す要部の平面図である。 本発明の第1実施形態を示し、図3中A−A線に沿う断面図である。 本発明の第2実施形態を示し、蓋体が開位置にある場合のプロテクタの平面図である。 本発明の第2実施形態を示し、分岐電線を蛇行配索する箇所の要部の斜視図である。 本発明の第2実施形態を示し、分岐電線を蛇行配索する箇所の平面図である。 本発明の第2実施形態を示し、図7中B−B線に沿う断面図である。 本発明の第2実施形態を示し、分岐電線がリブ部と蓋体との間に噛み込まないことを説明するための断面図である。 第1実施形態では分岐電線がリブ部と蓋体との間に噛み込むことを説明するための断面図である。 従来例のプロテクタの要部の断面図である。
符号の説明
1A,1B プロテクタ
2 プロテクタ本体
2a 底壁
2b 側壁
4 蓋体
6 分岐電線収容室(電線収容室)
7 リブ部
10 孔
W2 分岐電線(電線)
H3 リブ部の高さ
H4 分岐電線収容室の高さ

Claims (3)

  1. 電線収容室を有するプロテクタ本体と、このプロテクタ本体に装着され、前記電線収容室が開口する上面を塞ぐ蓋体とを備えたプロテクタにおいて、
    前記電線収容室の底壁に電線配索方向に間隔をおいて複数のリブ部が立設され、この複数のリブ部を蛇行中心として前記電線を引き回すことによって電線が前記電線収容室内に蛇行状態に配索されたことを特徴とするプロテクタ。
  2. 請求項1記載のプロテクタであって、
    前記蓋体には、前記各リブ部に対応する各位置に孔が設けられたことを特徴とするプロテクタ。
  3. 請求項2記載のプロテクタであって、
    前記各リブ部の高さ寸法は前記電線収容室の高さより高く設定され、前記各リブ部の先端部が前記蓋体の孔に挿入されたことを特徴とするプロテクタ。
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