JP2007174157A - 伝送路設定制御システムおよび伝送路設定制御方法 - Google Patents

伝送路設定制御システムおよび伝送路設定制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】着信と発信のタイミングを考慮することにより、各情報伝送用チャネルを効率的に利用することができる、伝送路設定制御システムを提供する。
【解決手段】ファイルをファイル記憶部17に記憶している場合に、そのファイルの数のBチャネルを、ファイル送信装置1からの発信専用と設定し、それ以外の場合には、ファイル送信装置1への着信専用と設定する。つまり、ファイルを記憶していない場合には、ファイルを送信するタイミングで無いと判定してBチャネルを発信専用と変更せず、またファイルを送信するタイミングである場合には、ファイル送信装置1からの要求によりファイルの数のBチャネルを発信専用と設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報送受信装置と交換機とを接続する複数の情報伝送路それぞれの、前記情報送受信装置に対する受信専用または送信専用の設定制御を行なう伝送路設定制御システムおよび伝送路設定制御方法に関する。
ISDNの回線を用いて端末が情報を送受信するシステムにおいては、当該ISDN回線は複数の情報伝送用チャネル(Bチャネル)と制御信号送信用チャネル(Dチャネル)から構成されており、端末は情報伝送用チャネルの数と同数の他の端末と、同時に情報の送受信ができる。なお、Bチャネルが2本とDチャネルが1本とにより構成されているISDN回線はBRI(basic rate interface)、Bチャネル23本とDチャネル1本により構成されているISDN回線はPRI(primary rate interface)と呼ばれている。またBチャネルは64kbit/s、Dチャネルは16kbit/sの情報転送速度で情報を送受信できるチャネルである。
ここで、このようなISDNを用いたコンピュータシステムにおいて端末と交換機との間にISDN用ルータが設置されている場合には、当該ルータに、各情報伝送用チャネルについての着信専用または発信専用の設定が行なわれる場合がある。これにより、当該システムにおける端末からの情報発信の為の情報伝送用チャネルの確保と、端末における他端末からの情報着信の為の情報伝送用チャネルの確保を行うことができる。また、ルータが設置されていなくとも、交換機側において各情報伝送用チャネルの発信専用設定、着信専用設定を行うこともできる。なお、ISDN用ルータ(またはISDNターミナルアダプタ)において、各情報伝送用チャネルの発信専用設定、着信専用設定を行なう技術について特許文献1に公開されている。
特開平10−4452号公報
ところで、上述のようなISDN回線を用いて情報を送受信するシステムにおいては、各情報伝送用チャネルを効率的に利用していないという問題があった。つまり、各情報伝送用チャネルについて発信専用または着信専用と設定していることで、例えば、着信専用と設定している情報伝送用チャネルの数以上に、着信があった場合には、その着信が拒否されてしまうこととなる。また発信専用と設定している情報伝送用チャネル数以上の送信先に対して同時に情報の発信を行ないたい場合にも、それが不可能となってしまう。
そこで、ルータや交換機において、各情報伝送用チャネルの着信専用設定や発信専用設定を行なわずにシステムを運用することも可能であるが、例えば端末が定期的に情報を送信しなければならないような場合には、必ず発信専用の情報伝送用チャネルを確保しなければならないので、情報の着信と発信のタイミングを考慮した各情報伝送用チャネルの受信専用または送信専用の設定制御が必要となる。
そこでこの発明は、着信と発信のタイミングを考慮することにより、各情報伝送用チャネルを効率的に利用することができる、伝送路設定制御システムおよび伝送路設定制御方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、情報送受信装置と交換機とを接続する複数の情報伝送路それぞれの、前記情報送受信装置に対する着信専用または発信専用の設定制御を行なう伝送路設定制御システムであって、前記情報送受信装置が、送信情報を記憶する送信情報記憶手段と、前記送信情報記憶手段が前記送信情報を記憶する場合に、前記送信情報の数の情報伝送路について自装置からの発信専用と設定する発信専用設定要求を、前記交換機へ送信する発信専用制御手段と、前記送信情報記憶手段の記憶する送信情報を、前記発信専用と設定した情報伝送路それぞれを用いて送信する送信手段と、前記送信情報の送信完了に基づいて、前記発信専用と設定した情報伝送路について着信専用と設定する着信専用設定要求を、前記交換機へ送信する着信専用制御手段と、を備え、前記交換機は、前記発信専用設定要求を受信した場合には、当該発信専用設定要求の情報に格納される情報伝送路の数を検出して、当該数の情報伝送路を前記情報送受信装置からの情報の発信専用と設定する発信専用設定手段と、前記着信専用設定要求を受信した場合には、当該着信専用設定要求の情報に格納される情報伝送路の数を検出して、当該数の情報伝送路を前記情報送受信装置に対する情報の着信専用と設定する着信専用設定手段と、を備えることを特徴とする伝送路設定制御システムである。
また本発明において、前記発信専用制御手段は、所定の処理開始時刻に、前記送信情報が前記送信情報記憶手段に記憶されているか否かを判定し、記憶されている場合にのみ、その記憶されている送信情報の数の情報伝送路を発信専用と制御する発信専用設定要求を、前記交換機へ送信することを特徴とする。
また本発明において、前記送信情報記憶手段は論理格納領域ごとに前記送信情報を記憶しており、前記情報送受信装置は、前記論理格納領域の識別情報と、送信情報の宛先情報と、を対応付けて記憶する宛先情報記憶手段を備え、前記情報送受信装置の送信手段は、送信情報を記憶する前記論理格納領域の識別情報に基づいて、当該論理格納領域に記憶する送信情報それぞれの宛先情報を前記宛先情報記憶手段から読み取り、その宛先情報で示される宛先へ前記論理格納領域に記憶する送信情報を送信することを特徴とする。
また本発明は、情報送受信装置と交換機とを接続する複数の情報伝送路それぞれの、前記情報送受信装置に対する着信専用または発信専用の設定制御を行なう伝送路設定制御システムにおける伝送路設定制御方法であって、前記情報送受信装置の送信情報記憶手段は、送信情報を記憶し、前記情報送受信装置の発信専用制御手段は、前記送信情報記憶手段が前記送信情報を記憶する場合に、前記送信情報の数の情報伝送路について自装置からの発信専用と設定する発信専用設定要求を、前記交換機へ送信し、前記情報送受信装置の送信手段は、前記送信情報記憶手段の記憶する送信情報を、前記発信専用と設定した情報伝送路それぞれを用いて送信し、前記情報送受信装置の着信専用制御手段は、前記送信情報の送信完了に基づいて、前記発信専用と設定した情報伝送路について着信専用と設定する着信専用設定要求を、前記交換機へ送信し、前記交換機の発信専用設定手段は、前記発信専用設定要求を受信した場合には、当該発信専用設定要求の情報に格納される情報伝送路の数を検出して、当該数の情報伝送路を前記情報送受信装置からの情報の発信専用と設定し、前記交換機の着信専用設定手段は、前記着信専用設定要求を受信した場合には、当該着信専用設定要求の情報に格納される情報伝送路の数を検出して、当該数の情報伝送路を前記情報送受信装置に対する情報の着信専用と設定することを特徴とする伝送路設定制御方法である。
また本発明において、前記発信専用制御手段は、所定の処理開始時刻に、前記送信情報が前記送信情報記憶手段に記憶されているか否かを判定し、記憶されている場合にのみ、その記憶されている送信情報の数の情報伝送路を発信専用と制御する発信専用設定要求を、前記交換機へ送信することを特徴とする。
また本発明において、前記情報送受信装置の前記送信情報記憶手段は論理格納領域ごとに前記送信情報を記憶しており、前記情報送受信装置は、前記論理格納領域の宛先情報記憶手段は、識別情報と、送信情報の宛先情報と、を対応付けて記憶し、前記情報送受信装置の送信手段は、送信情報を記憶する前記論理格納領域の識別情報に基づいて、当該論理格納領域に記憶する送信情報それぞれの宛先情報を前記宛先情報記憶手段から読み取り、その宛先情報で示される宛先へ前記論理格納領域に記憶する送信情報を送信することを特徴とする。
本発明によれば、送信情報を送信情報記憶手段に記憶している場合に、その送信情報の数の情報伝送路を、情報送受信装置からの発信専用と設定し、それ以外の場合には、情報送受信装置への着信専用と設定する。つまり送信情報を記憶していない場合には送信情報を送信するタイミングで無いと判定し、情報伝送路を発信専用と変更せず、また送信情報を送信するタイミングである場合には、情報送受信装置からの要求により、発信専用と設定する。これにより、送信情報を送信していない間は、発信専用と設定される情報伝送路がなくなるので、より多くの情報送受信装置への着信を拒否することなく処理することができ、着信の効率を上げることができる。また送信情報を送信する際にはその送信情報の数だけ情報伝送路を発信専用とするので、より多くの情報送受信装置への着信を拒否することなく処理することができ、着信の効率を上げることができる。
以下、本発明の一実施形態による伝送路設定制御システムを図面を参照して説明する。図1は同実施形態による伝送路設定制御システムの構成を示すブロック図である。この図において、符号1はファイル送信装置、2は交換機である。ファイル送信装置1は例えばPC(Personal Computer)やサーバで構成される。そしてファイル送信装置1と交換機2とはISDN回線で接続されている。
またファイル送信装置1は、ISDN回線を介して交換機2と情報の送受信の制御を行なう通信処理部11と、ファイル送信装置1の各処理部を制御する制御部12と、ISDN回線のBチャネルそれぞれについて発信専用または着信専用の設定の要求を行なう発着信制御部13と、ISDN回線を用いた送信情報(以下、ファイルと呼ぶ)の他の装置への送信を判断するファイル送信制御部14と、ファイル送信制御部14が送信すると判定したファイルを送信処理するファイル送信実行部15と、ファイル送信を行う為に利用する各種テーブルを記憶する管理テーブル記憶部16と、送信するファイルを所定のディレクトリ(記憶部内の論理格納領域)に格納したファイル記憶部17と、を備えている。
また交換機2は、ISDN回線を介して他の装置との情報の送受信を行なう通信処理部21と、交換機2内の各処理部を制御する制御部21と、ISDN回線のBチャネルそれぞれについて発信専用設定、着信専用設定を行なう発着信設定部23と、ファイル送信装置1に対する着信可否の判定や、ファイル送信装置1からの情報の発信可否の判定を行なう発着信処理部24と、各種情報を記憶する記憶部25と、を備えている。
図2は宛先アドレステーブルを示す図である。
ファイル送信装置1の管理テーブル記憶部16は、宛先アドレステーブルを記憶している。このテーブルはファイルが記憶されているディレクトリから、当該ファイルの宛先を検出するためのテーブルであり、ディレクトリの識別情報(例えばディレクトリ名)と宛先IPアドレスとを対応付けて記憶している。
図3は発着信設定記憶テーブルを示す図である。
この発着信設定記憶テーブルは交換機2の記憶部25が記憶している。そして、発着信設定部23によって、Bチャネルごとの発信専用または着信専用の設定が行なわれて、このテーブルに記録される。
図4は本実施形態によるファイル送信装置1の処理フローである。
次に、図4を用いて本実施形態によるファイル送信装置1の処理フローについて説明する。
まず、ファイル送信装置1のファイル送信制御部14が管理テーブル記憶部16に記憶されている処理開始時刻を読み取り現在の時刻が処理開始時刻か否かを判定する(ステップS101)。そして処理開始時刻である場合には処理を開始する(ステップS102)。例えば、処理開始時刻が00分を示している場合には、ファイル送信装置1のファイル送信制御部14は、毎時00分に処理を開始する。なお処理の開始は、ユーザからの処理開始指示の入力を受付けたことを契機にしてもよい。処理を開始すると、ファイル送信制御部14は、ファイル記憶部17がファイル(送信情報)を記憶しているか否かを判定する(ステップS103)。このファイルはファイル記憶部17の論理格納領域であるディレクトリごとに記憶されている。そしてファイル送信制御部14は、ファイルが記憶されているディレクトリ数を検出する(ステップS104)。またファイル送信制御部14は、ファイルを記憶するディレクトリ数を発着信制御部13に通知し、その数のBチャネルを発信専用に設定変更するよう通知する(ステップS105)。
次に発着信制御部13は、ファイルが記憶されているディレクトリ数や、予め設定されている発信専用への変更可能なBチャネルの上限数などに基づいて、発信専用へと変更するBチャネルの数を決定し(ステップS106)、当該発信専用へと変更するBチャネルの数を格納した、発信専用設定要求の情報を交換機2へ送信する(ステップS107)。ここで、発信専用へと変更するBチャネルの数の決定方法は、まず、着信専用から発信専用へ変更できるBチャネルの数(a)と、ファイル送信制御部14から通知を受けた発信専用と設定変更するBチャネルの数(b)とを用いてa−bを算出する。そしてこの算出結果が、0以下である場合にはaの数(つまり発信専用へと変更できる最大の数)を、着信専用から発信専用へ変更するBチャネルの数と決定し、1以上である場合にはbの数を、着信専用から発信専用へ変更するBチャネルの数と決定する。なお、着信専用から発信専用へ変更できるBチャネルの数(a)は管理テーブル記憶部16などに記憶されている。
次に、交換機2の発着信設定部23は発着専用設定要求を受信すると、当該発着専用設定要求から、発信専用へと変更するBチャネルの数を読み取り、当該数のBチャネルを着信専用から発信専用へと設定変更する(ステップS108)。この設定変更は、例えば、記憶部25の記憶する発着信設定記憶テーブルにおいて、Bチャネル識別番号に対応付けられている発信/着信設定を、着信専用から発信専用へ書き換えることをいう。そして、発着信設定部23は、変更終了を示す情報をファイル送信装置1へ送信する(ステップS109)。
ファイル送信装置1のファイル送信制御部14は、変更終了の情報を受信すると、次に、ファイルが記憶されているディレクトリ名を検出する(ステップS110)。そして当該ディレクトリ名に対応して宛先アドレステーブルに記録されている宛先IPアドレスを読み取る(ステップS111)。次に、ファイル送信制御部14は、ディレクトリに記憶されているファイルを格納したメッセージであって、前記読み取ったIPアドレス宛のメッセージを生成し、当該メッセージを送信するようファイル送信実行部15へ通知する(ステップS112)。するとファイル送信実行部15は生成されたメッセージを当該メッセージに格納されたIPアドレス宛に送信する処理を行なう(ステップS113)。
次に1つのメッセージの送信の後、ファイル送信制御部14は、ファイルを記憶する他のディレクトリであってファイルが未送信のディレクトリがあるか否かを判定し(ステップS114)、ある場合には、ファイル送信制御部14と、ファイル送信実行部15が上記ステップS119〜ステップS113の処理を繰り返す。これによりファイルが宛先IPアドレスへと順次送信される。なお、それぞれのファイルは異なるBチャネルを用いて宛先IPアドレスへ同時送信される。またファイル送信実行部15は各メッセージの送信終了を検出すると、ファイル送信制御部14へ各メッセージそれぞれについてのメッセージ送信終了を順次通知する(ステップS115)。このメッセージ送信終了の情報には、ファイル送信に利用したBチャネルの識別番号などが格納されている。
次に、ファイル送信制御部14は、ファイル送信終了を受付けた時刻と、次にファイル送信を行なう時刻(上記の処理開始時刻)とを比較して、次の処理開始時刻までの時間間隔が所定の時間以上(例えば5分)あるか否かを判定する(ステップS116)。そしてファイル送信制御部14は、所定の時間以上あると判定した場合には、ファイル送信終了の情報に格納されているBチャネルの識別番号に基づいて、そのBチャネルを発信専用から着信専用に変更するための着信専用設定要求を交換機2へ送信する(ステップS117)。また次の処理開始時刻までの時間間隔が所定の時間以上ない場合にはそのまま待機、つまり発信専用のままとしておく。ここで処理開始時刻までの時間間隔が所定の時間以上あるか否かによって着信専用設定要求の送信を判断する上述の処理は、各Bチャネルについての発信専用から着信専用への無駄な変更処理の削減に有効である。つまり、次の処理開始時刻までの時間間隔が短時間にもかかわらず、わざわざ発信専用から着信専用に変更することは処理の無駄となるので、その処理を削減して、システム全体の処理負荷を軽減することができる。なお、この着信専用設定要求には発信専用から着信専用に変更するBチャネルの識別番号を格納している。また、ファイル送信終了となったBチャネルが複数ある場合には、着信専用設定要求にはそれらファイル送信終了した各Bチャネルの識別番号やそのBチャネルの数が格納されるようにしてもよい。
次に交換機2の着信設定部23は、着信専用設定要求を受信すると、当該着信援用設定要求に格納されているBチャネルの識別番号を読み取り、そのBチャネルの識別番号に対応付けられて発着信設定記憶テーブルに記録されている発信/着信設定を、発信専用から着信専用へ書き換える(ステップS118)。これにより、ファイル送信装置1が予めファイルを送信しないと分かっている時間帯における当該ファイル送信装置1への着信専用のBチャネルの数を増加することができる。そして、発信専用から着信専用への設定変更が終了すると、交換機2の発着信設定部23は、変更終了を示す情報をファイル送信装置1へ送信する(ステップS119)。
また交換機2の発着信処理部24の処理は、例えば、ファイル送信装置1宛ての情報を受信した場合には、着信専用となっているBチャネルがあるか否かを発着信設定記憶テーブルにより判定し、着信専用のBチャネルがある場合には、そのBチャネルを用いてファイル送信装置1宛てに情報を転送する処理を行なう。また全ての着信専用のBチャネルが情報の送信に利用されていたり、着信専用のBチャネルの識別番号が発着信設定記憶テーブルにない場合には、発着信処理部24は、着信不可能のメッセージなどをファイル送信装置1宛てに情報を送信した他装置に対して送信する。
以上の処理により、ファイルをファイル記憶部17に記憶している場合に、そのファイルの数のBチャネルを、ファイル送信装置1からの発信専用と設定し、それ以外の場合には、ファイル送信装置1置への着信専用と設定する。つまりファイルを記憶していない場合にはファイルを送信するタイミングで無いと判定し、Bチャネルを発信専用と変更せず、またファイルを送信するタイミングである場合には、ファイル送信装置1からの要求により、発信専用と設定する。これにより、ファイルを送信していない間は、発信専用と設定されるBチャネルがなくなるので、より多くのファイル送信装置1への着信を拒否することなく処理することができ、着信の効率を上げることができる。またファイルを送信する際にはそのファイルの数だけBチャネルを発信専用とするので、より多くのファイル送信装置1への着信を拒否することなく処理することができ、着信の効率を上げることができる。
なお上述のファイル送信装置1や交換機は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
伝送路設定制御システムの構成を示すブロック図である。 宛先アドレステーブルを示す図である。 発着信設定記憶テーブルを示す図である。 ファイル送信装置1の処理フローである。
符号の説明
1・・・ファイル送信装置
2・・・交換機
11・・・通信処理部
12・・・制御部
13・・・発着信制御部
14・・・ファイル送信制御部
15・・・ファイル送信実行部
16・・・管理テーブル記憶部
17・・・ファイル記憶部
23・・・発着新設定部
24・・・発着信処理部

Claims (6)

  1. 情報送受信装置と交換機とを接続する複数の情報伝送路それぞれの、前記情報送受信装置に対する着信専用または発信専用の設定制御を行なう伝送路設定制御システムであって、
    前記情報送受信装置が、
    送信情報を記憶する送信情報記憶手段と、
    前記送信情報記憶手段が前記送信情報を記憶する場合に、前記送信情報の数の情報伝送路について自装置からの発信専用と設定する発信専用設定要求を、前記交換機へ送信する発信専用制御手段と、
    前記送信情報記憶手段の記憶する送信情報を、前記発信専用と設定した情報伝送路それぞれを用いて送信する送信手段と、
    前記送信情報の送信完了に基づいて、前記発信専用と設定した情報伝送路について着信専用と設定する着信専用設定要求を、前記交換機へ送信する着信専用制御手段と、を備え、
    前記交換機は、
    前記発信専用設定要求を受信した場合には、当該発信専用設定要求の情報に格納される情報伝送路の数を検出して、当該数の情報伝送路を前記情報送受信装置からの情報の発信専用と設定する発信専用設定手段と、
    前記着信専用設定要求を受信した場合には、当該着信専用設定要求の情報に格納される情報伝送路の数を検出して、当該数の情報伝送路を前記情報送受信装置に対する情報の着信専用と設定する着信専用設定手段と、を備える
    ことを特徴とする伝送路設定制御システム。
  2. 前記発信専用制御手段は、
    所定の処理開始時刻に、前記送信情報が前記送信情報記憶手段に記憶されているか否かを判定し、記憶されている場合にのみ、その記憶されている送信情報の数の情報伝送路を発信専用と制御する発信専用設定要求を、前記交換機へ送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の伝送路設定制御システム。
  3. 前記送信情報記憶手段は論理格納領域ごとに前記送信情報を記憶しており、
    前記情報送受信装置は、
    前記論理格納領域の識別情報と、送信情報の宛先情報と、を対応付けて記憶する宛先情報記憶手段を備え、
    前記情報送受信装置の送信手段は、送信情報を記憶する前記論理格納領域の識別情報に基づいて、当該論理格納領域に記憶する送信情報それぞれの宛先情報を前記宛先情報記憶手段から読み取り、その宛先情報で示される宛先へ前記論理格納領域に記憶する送信情報を送信する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の伝送路設定制御システム。
  4. 情報送受信装置と交換機とを接続する複数の情報伝送路それぞれの、前記情報送受信装置に対する着信専用または発信専用の設定制御を行なう伝送路設定制御システムにおける伝送路設定制御方法であって、
    前記情報送受信装置の送信情報記憶手段は、送信情報を記憶し、
    前記情報送受信装置の発信専用制御手段は、前記送信情報記憶手段が前記送信情報を記憶する場合に、前記送信情報の数の情報伝送路について自装置からの発信専用と設定する発信専用設定要求を、前記交換機へ送信し、
    前記情報送受信装置の送信手段は、前記送信情報記憶手段の記憶する送信情報を、前記発信専用と設定した情報伝送路それぞれを用いて送信し、
    前記情報送受信装置の着信専用制御手段は、前記送信情報の送信完了に基づいて、前記発信専用と設定した情報伝送路について着信専用と設定する着信専用設定要求を、前記交換機へ送信し、
    前記交換機の発信専用設定手段は、前記発信専用設定要求を受信した場合には、当該発信専用設定要求の情報に格納される情報伝送路の数を検出して、当該数の情報伝送路を前記情報送受信装置からの情報の発信専用と設定し、
    前記交換機の着信専用設定手段は、前記着信専用設定要求を受信した場合には、当該着信専用設定要求の情報に格納される情報伝送路の数を検出して、当該数の情報伝送路を前記情報送受信装置に対する情報の着信専用と設定する
    ことを特徴とする伝送路設定制御方法。
  5. 前記発信専用制御手段は、所定の処理開始時刻に、前記送信情報が前記送信情報記憶手段に記憶されているか否かを判定し、記憶されている場合にのみ、その記憶されている送信情報の数の情報伝送路を発信専用と制御する発信専用設定要求を、前記交換機へ送信する
    ことを特徴とする請求項4に記載の伝送路設定制御方法。
  6. 前記情報送受信装置の前記送信情報記憶手段は論理格納領域ごとに前記送信情報を記憶しており、
    前記情報送受信装置は、
    前記論理格納領域の宛先情報記憶手段は、識別情報と、送信情報の宛先情報と、を対応付けて記憶し、
    前記情報送受信装置の送信手段は、送信情報を記憶する前記論理格納領域の識別情報に基づいて、当該論理格納領域に記憶する送信情報それぞれの宛先情報を前記宛先情報記憶手段から読み取り、その宛先情報で示される宛先へ前記論理格納領域に記憶する送信情報を送信する
    ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の伝送路設定制御方法。
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