JP2006114961A - 呼の設定要求の規制方法、規制装置およびそのためのプログラム、ならびに呼設定サーバ - Google Patents

呼の設定要求の規制方法、規制装置およびそのためのプログラム、ならびに呼設定サーバ Download PDF

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Abstract

【課題】 大量のメモリ容量を必要としないで大量発呼している端末を特定し、そこからの呼の設定要求を規制する規制方法、規制装置およびそのためのプログラム、ならびに呼設定装置を提供すること。
【解決手段】 規制装置30では、呼設定サーバ40から測定開始依頼があった場合、測定部31で単位時間当たりの呼設定確立のためのパケットの発呼量を測定し、規制対象リスト作成・更新部32で前記測定した発呼量が予め決められた閾値を超過している場合に、規制対象としてその発アドレスを規制対象リストに記録更新し、規制実施部34で規制対象リストに一定回数連続して掲載された発アドレスからの呼の設定要求を規制する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、呼の設定要求の規制技術に係り、特にVoIP(Voice over IP)網などのIP網における少なくとも電話を含むセッションを設定するアプリケーションの呼の設定要求を規制する規制方法およびそのためのプログラム、ならびに呼設定サーバに関する。
まず、従来の電話網の輻輳制御における呼設定規制について説明する。電話網における輻輳は、特定の地域または特定の加入者への着信系輻輳が大部分を占めている。そのため、輻輳制御システムは、通常、着信系輻輳を制御することを目的に作られている。
以下、情報通信技術ハンドブック編集委員会編「情報通信技術ハンドブック」pp.87-89(昭和62年12月20日,オーム社発行)(非特許文献1)に基づいて、電話網の呼設定規制の例を説明する。
図7は、上記特許文献1に開示された従来の電話網の輻輳制御システムのシステム構成図である。
同図において、加入者輻輳に対しては、加入者線交換機(LS)で話中加入者の番号を抽出、分類することにより、輻輳加入者を検出し、中心局エリア(DA)に設置した加入者輻輳制御部に加入者番号を送出する。
制御部では、中心局エリア(DA)内の加入者線交換機(LS)および隣接した中心局エリア(DA)の制御部に規制加入者番号と規制率を送出する。各加入者線交換機(LS)の対地識別規制装置で、着信番号を識別し、当該加入者への呼を規制する。
地域輻輳に対しては、市外着信交換機(TIS)で輻輳を検知すると、総括局エリアに設置した地域輻輳制御部に当該市外着信交換機(TIS)の市外番号を転送する。
制御部は、総括局エリア内の市外発信交換機(TOS)および他の制御部に規制市外番号と規制率を送出し、市外発信交換機(TOS)の対地識別規制装置で当該地域への呼を規制する。
情報通信技術ハンドブック編集委員会編「情報通信技術ハンドブック」pp.87-89(昭和62年12月20日,オーム社発行)
上記従来技術で説明した電話網の場合、問題となる輻輳は着信輻輳であり、特定端末からの大量発呼による輻輳は問題にならなかった。そのため、輻輳制御システムも着信輻輳だけに対応するように作られており、発信輻輳に対しては全く考慮されていなかった。
しかしながら、IP網における少なくとも電話を含むセッションを設定するアプリケーションの場合、端末の高機能化によって特定端末から大量発呼が可能となり、大量発呼が原因で輻輳を起こす可能性がある。
しかし、現状の電話網での輻輳システムでは、IP網と網の構造が異なるため、そのまま適用することができないばかりでなく、仮に、IP網用に作り変えたとしても発信輻輳に対処することは不可能であった。
大量発呼を行っている端末を規制するためには、大量発呼している端末を特定する必要がある。そして大量発呼している端末の特定には、全ての発信端末からの信号を記録しなければならない。しかし、全ての信号を記録するためには、大量のメモリが必要になるという問題がある。
そこで、本発明の目的は、上記問題点を解決し、大量のメモリ容量を必要としないで大量発呼している端末を特定し、そこからの呼の設定要求を規制する規制方法、規制装置および呼設定装置ならびにそのためのプログラムを提供することである。
本発明は、上記目的を達成するために、次のような構成を採用したものである。
(1)本発明の規制方法は、IP網におけるセッションを設定するアプリケーションの呼の設定要求の規制方法であって、複数の端末から発呼された要求に対して、予め決められた時間t内に到着する発呼量を測定するステップと、該測定ステップによって測定された発呼量に基づいて、規制対象となる端末を特定するステップと、該特定された端末からの発呼を規制する規制率を決定するステップと、前記予め決められた時間tの後、前記決定された規制率での規制を継続する規制継続時間を決定するステップと、前記決定された規制率および規制継続時間に基づいて前記特定された端末からの発呼を規制するステップと、前記規制継続時間後に前記規制を解除するステップとを有することを特徴とする。
(2)また、上記において、前記規制対象となる端末を特定するステップは、予め決められた時間t内に到着する呼の設定要求を発端末毎に測定し、該発端末毎の設定要求数が予め設定された閾値を越えた場合に、該発端末を特定された端末のアドレスを、連続して閾値を越えた回数(以下、連続掲載回数という)とともに規制対象リストに登録するステップであることを特徴とする。
(3)また、上記において、前記規制継続時間として、予め定められた一定の継続時間、あるいは、予め定められた複数個の継続時間の中から周期毎に選択された継続時間が用いられることを特徴とする。
(4)また、上記において、前記予め定められた複数個の継続時間の中から周期毎に行われる継続時間の選択は、周期毎の前記時間t内に測定された発呼量あるいは前記連続掲載回数に基づいて行われることを特徴とする。
(5)さらに、上記において、前記規制率は、周期毎の前記時間t内に測定された発呼量あるいは前記連続掲載回数に基づいて行われることを特徴とする。
(6)また、上記において、前記予め決められた時間t内に到着する発呼量の測定の開始および終了は、呼設定サーバからの依頼により行われることを特徴とする。
(7)本発明の規制装置は、IP網におけるセッションを設定するアプリケーションの呼の設定要求の規制装置であって、複数の端末から発呼された要求に対して、予め決められた時間t内に到着する発呼量を測定する測定手段と、該測定手段によって測定された発呼量に基づいて、規制対象となる端末を特定する手段と、該特定された端末からの発呼を規制する規制率を決定する手段と、前記予め決められた時間tの後、前記決定された規制率での規制を継続する規制継続時間を決定する手段と、前記決定された規制率および規制継続時間に基づいて前記特定された端末からの発呼を規制する手段と、前記規制継続時間後に前記規制を解除する手段とを有することを特徴とする。
また、上記において、前記規制対象となる端末を特定する手段は、予め決められた時間t内に到着する呼の設定要求を発端末毎に測定し、該発端末毎の設定要求数が予め設定された閾値を越えた場合に、該発端末を特定された端末のアドレスを、連続して閾値を越えた回数とともに規制対象リストに登録する手段であることを特徴とする。
また、上記において、前記規制継続時間として、予め定められた一定の継続時間、あるいは、予め定められた複数個の継続時間の中から周期毎に選択された継続時間が用いられることを特徴とする。
また、上記において、前記予め定められた複数個の継続時間の中から周期毎に行われる継続時間の選択は、周期毎の前記時間t内に測定された発呼量あるいは前記連続掲載回数に基づいて行われることを特徴とする。
また、上記において、前記規制率は、周期毎の前記時間t内に測定された発呼量あるいは前記連続掲載回数に基づいて行われることを特徴とする。
また、上記において、前記予め決められた時間t内に到着する発呼量の測定の開始および終了は、呼設定サーバからの依頼により行われることを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピュータを、上記規制装置における各手段として機能させるための呼の設定要求の規制用プログラムである。
本発明の呼設定サーバは、IP網におけるセッションを設定するアプリケーションの呼の設定装置であって、処理負荷に基づき、請求項7から11のいずれかに記載の呼の設定要求の規制装置に対して、各発アドレス毎の発呼量の測定の依頼、測定終了の依頼を行うことを特徴とする。
本発明によれば、大量発呼を行っている端末の特定に必要なメモリとして、短時間の測定時間t内に到着する呼の情報を保存するメモリと、規制対象リストに必要なメモリに抑えることができ、さらに、規制の量は、規制対象リストの連続掲載回数や発呼量などに応じて決定されるため、きめ細かい規制を行うことが可能になるという効果を奏している。
本発明の特徴は、IP網における特定端末からの大量発信規制に関する技術において、単位時間当たりの発呼量を測定する手段と、測定した発呼量が閾値を超過している場合に、規制対象としてその発アドレスを規制対象リストに記録する手段と、規制対象リストに一定回数連続して掲載された発アドレスを呼の設定要求を規制する規制手段を具備させたものである。
以下、本発明の一実施例に係る規制方法を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施例の呼の設定要求の規制装置のネットワークにおける位置付けを説明するための概略構成図である。
同図は、端末1A(11),端末2A(12),端末1B(21),端末2B(22)の4つの端末があり、端末1A(11)と端末2A(12)が呼設定の際に呼設定サーバA(15)を、端末1B(21)と端末2B(22)が呼設定の際に呼設定サーバB(25)を使用して呼の設定を行う場合の例である。
端末1A(11),端末2A(12),端末1B(21),端末2B(22)は、パケット通信可能な情報端末あるいは通信端末であれば如何なるものでもよいが、本図では、端末1A(11)と端末1B(21)が電話機で、端末2A(12)と端末2B(22)がパーソナルコンピュータ(PC)の場合を例にしている。
端末1A(11)または端末2A(12)から発せられたパケットは、ルータ(13)を経由してIP網(20)内を転送される。呼設定が必要なアプリケーションは、呼設定確立のためのパケットが呼設定サーバA(15)に届けられ、該呼設定サーバA(15)により呼設定が行われる。
一方、端末1B(21)または端末2B(22)から発せられたパケットは、ルータ(23)を経由してIP網(20)内を転送される。呼設定が必要なアプリケーションは、呼設定確立のためのパケットが呼設定サーバB(25)に届けられ、該呼設定サーバB(25)により呼設定が行われる。
本発明に係る規制装置は、各呼設定サーバそれぞれに対応して設けら、この規制装置により本発明の特徴である発信規制が行われる。
図1では、呼設定サーバA(15)に対応して規制装置A(14)が設けられ、呼設定サーバB(25)に対応して規制装置B(24)が設けられていて、規制装置が呼設定サーバとは別装置になっているが、規制装置を呼設定サーバの1モジュールとして実現、すなわち規制装置を呼設定サーバの内部構成として実現する形態も可能である。
図3は、規制装置30(すなわち図2の規制装置A(14)あるいは規制装置B(24)に対応)のブロック構成図である。
同図に示すように、規制装置30は、呼設定サーバ40に接続され(上述したように規制装置は呼設定サーバの一部として内部に組みこまれていてよい)、測定部31、規制対象リスト作成・更新部32、制御部33、規制実施部34から構成されている。
規制装置30の機能の概要を述べると、測定部31で単位時間当たりの呼設定確立のためのパケットの発呼量を測定し、規制対象リスト作成・更新部32で前記測定した発呼量が閾値を超過している場合に、規制対象としてその発アドレスを規制対象リストに記録更新し、規制実施部34で規制対象リストに一定回数連続して掲載された発アドレスからの呼設定要求を規制するようにしたものである。
本発明に係る規制装置30は、CPU、メモリ、外部記憶装置(ハードディスク装置など)、表示装置などのハードウェアからなる通常のコンピュータ構成(コンピュータのハードウェア構成は図3では省略)を有しており、測定部31、規制対象リスト作成・更新部32、制御部33、規制実施部34などは、対応するプログラムをCPUで実行することにより実現される。
なお、規制装置30が呼設定サーバの一部として内部に組みこまれる場合は、呼設定サーバのCPUやメモリを用いて測定部31、規制対象リスト作成・更新部32、制御部33、規制実施部34などに対応するプログラムが実行されることはいうまでもない。これらのプログラムは、後述するように、CD−ROM,DVD,FDなどの記録媒体やインターネットなどのネットワークを介して呼設定サーバや規制装置を構成するコンピュータにインストールすることが可能である。
図4は、本発明に係る規制装置30が行う呼設定要求の規制方法の一処理動作例を示すフローチャートである。以下、図4のフローチャートに沿って、規制装置における一処理動作例を説明する。
今、端末1A(11)から大量発呼がなされている状況を考える。
このとき、端末2A(12)から呼設定確立のためのパケットが大量にネットワーク内に送出されるとする。この呼設定確立のためのパケットは、規制装置A(14)を経由して呼設定サーバA(15)に届けられる。呼設定サーバA(15)は処理負荷を判定し、それが予め決められた値より大きいと判断した場合に規制装置A(14)に対して呼設定確立のためのパケット数(発呼量)の測定開始依頼を行う。
呼設定サーバA(15)から規制装置A(14)(より詳しくは図3の制御部33)に測定開始依頼があると(図4のステップS1)、規制装置Aは規制対象リスト作成・更新部32によって規制対象リストの連続掲載回数を0として初期化を行う(図4のステップS2)。
次に、図3の測定部31において、時間tだけ測定を行い、その間に到着した呼設定確立のためのパケットを各発アドレス毎に計数し(図4のステップS3;特許請求の範囲の発呼量を測定するステップあるいは手段に相当)、発アドレス毎に計数したパケット数が予め決められた閾値を越えていなければ(図4のステップS4:N)、その発アドレスは規制対象リストには加えず廃棄して(図4のステップS6)、ステップS10の処理に進み、呼設定サーバから測定終了依頼がなければ(ステップS10:N)、図4のステップS3の処理に戻り、測定終了依頼があれば(ステップS10:Y)、処理を終了する。ステップS4の判断は、制御部33で行ってもよいし規制対象リスト作成・更新部32で行ってもよい。
一方、もし、発アドレス毎に計数したパケット数が予め決められた閾値を越えていれば(ステップS4:Y)、図3の規制対象リスト作成・更新部32において、その発アドレスが規制対象リストになければ加え、さらに、規制対象リストに既にそのアドレスが有る無しに関わらず、連続掲載回数を1加算する(図4のステップS5;特許請求の範囲の規制対象となる端末を特定するステップあるいは手段に相当)。
次に、図3の規制対象リスト作成・更新部32において、規制対象リスト内の発アドレスで、今回の測定時間t内で観測されなかった発アドレスがあれば、規制対象リストから削除する(図4のステップS7)。図5は、本発明に係る規制対象リストの一例を示す図である。
次に、図3の規制実施部34において、規制対象リストに基づいて規制を開始する(図4のステップS8:特許請求の範囲の規制するステップあるいは手段に相当)。
なお、規制の仕方は、連続掲載回数の大小に応じて、規制継続時間を決定する。また、測定時間t内に到着した呼設定確立のためのパケット数に応じて規制率(到着した呼設定確立のためのパケットを規制する割合)を決定してもよい。すなわち、連続掲載回数が多い場合に規制継続時間Tを大きくし、呼設定確立のためのパケット数が多い場合に規制率Rを大きくするなどである。
図6は、上記規制の仕方を説明するための図であり、同図(a)は、連続掲載回数の大きさ対して決められる規制継続時間Tの一例を示し、同図(b)は、測定時間t内に到着した呼設定確立のためのパケット数に対して決められる規制率の一例を示している。図6では、連続掲載回数の大きさ(同図(a)参照)および測定時間t内に到着した呼設定確立のためのパケット数(同図(b)参照)を3段階にした例を示しているが、何段階にするかは任意である。
なお、図6(a)の例は、規制継続時間が連続掲載回数に基づいて決められる例であるが、測定時間t内に到着した呼設定確立のためのパケット数によって決めるするようにしてもよい。
また、図6(b)の例は、規制率が測定時間t内に到着した呼設定確立のためのパケット数によって決められる例であるが、連続掲載回数に基づいて決めるようにしてもよい。
さらに、規制継続時間と規制率の両方を、測定時間t内に到着した呼設定確立のためのパケット数と連続掲載回数の所定の組み合わせによって決めるようにしてもよい(以上、特許請求の範囲の規制率を決定するステップあるいは手段、および規制継続時間を決定するステップあるいは手段に相当)。
測定終了後、T時間経過したかを判定する(図4のステップS9)。ここで、Tは一定にしてもよいし、変動させてもよい。
Tを一定にした場合、実装(構成)は簡単になるが、端末側がこの一定時間Tを前提にし、意図的にタイミングを変えて呼設定確立のためのパケットを発生させた場合には、測定時間t内で発アドレスを観測することができなくなり、規制がかからないようにされる可能性がある。
一方、Tを変動させるようにした場合は、実装(構成)は複雑になるが、先に指摘した測定時間t内に発アドレスを観測することができないという可能性を低くすることができる利点がある。
T時間経過しても呼設定サーバから測定終了依頼がなければ(ステップS9:Y,ステップS10:N)、図4のステップS3の処理に戻り、測定終了依頼があれば(ステップS10:Y)、処理を終了する(以上、特許請求の範囲の請求項6,12に相当)。
なお、本発明では、呼設定サーバからの依頼により規制装置34で測定を開始し、呼設定サーバからの測定終了依頼によって規制装置での測定を終了させているが、呼設定サーバからの依頼無しに、常時、規制装置34で測定を行う形態も可能である。
その場合、規制は、予め決められた規制継続時間が経過し、その後、さらなる規制継続がなければ自動的に規制を解除することとなる(以上、特許請求の範囲の規制を解除するステップあるいは手段に相当)。
これにより、呼設定サーバからの測定開始依頼、測定終了依頼がなく、常時測定の場合にも、端末からの大量発呼が停止することにより、自動的に規制が解除されることになる。
また、本発明に係る規制装置30における測定部31、規制対象リスト作成・更新部32、制御部33、規制実施部34によって行われる図4のフローチャートに示した各処理は、対応するプログラムをCPUで実行することにより行われる。このプログラムは、図4のフローチャートに示す処理をプログラムコード化したものであり、CD−ROM、DVD、FDなどの記録媒体に格納して配布したり、インターネットなどのネットワークを介してユーザに配布することにより普及することができる。
本発明の呼の設定要求の規制装置の位置付けを説明するための概略構成図である。 本発明に係る大量発呼端末の特定のための測定概念図である。 本発明に係る呼の設定要求の規制装置のブロック図である。 本発明に係る呼の設定要求の規制方法の一処理動作例を示すフローチャートである。 本発明に係る規制対象リストの一例を示す図である。 本発明に係る規制の仕方を説明するための図である。 従来の電話網の輻輳設定システムを説明するための図である。
符号の説明
11:端末1A
12:端末2A
13:ルータ
14:規制装置A
15:呼設定サーバA
20:IP網
21:端末1B
22:端末2B
23:ルータ
24:規制装置B
25:呼設定サーバB
30:規制装置
31:測定部
32:規制対象リスト作成・更新部
33:設定部
34:規制実施部
40:呼設定サーバ

Claims (14)

  1. IP網におけるセッションを設定するアプリケーションの呼の設定要求の規制方法であって、
    複数の端末から発呼された要求に対して、予め決められた時間t内に到着する発呼量を測定するステップと、該測定ステップによって測定された発呼量に基づいて、規制対象となる端末を特定するステップと、該特定された端末からの発呼を規制する規制率を決定するステップと、前記予め決められた時間tの後、前記決定された規制率での規制を継続する規制継続時間を決定するステップと、前記決定された規制率および規制継続時間に基づいて前記特定された端末からの発呼を規制するステップと、前記規制継続時間後に前記規制を解除するステップとを有することを特徴とする呼の設定要求の規制方法。
  2. 請求項1記載の呼の設定要求の規制方法において、
    前記規制対象となる端末を特定するステップは、予め決められた時間t内に到着する呼の設定要求を発端末毎に測定し、該発端末毎の設定要求数が予め設定された閾値を越えた場合に、該発端末を特定された端末のアドレスを、連続して閾値を越えた回数(以下、連続掲載回数という)とともに規制対象リストに登録するステップであることを特徴とする呼の設定要求の規制方法。
  3. 請求項1または2記載の呼の設定要求の規制方法において、
    前記規制継続時間として、予め定められた一定の継続時間、あるいは、予め定められた複数個の継続時間の中から周期毎に選択された継続時間が用いられることを特徴とする呼の設定要求の規制方法。
  4. 請求項3記載の呼の設定要求の規制方法において、
    前記予め定められた複数個の継続時間の中から周期毎に行われる継続時間の選択は、周期毎の前記時間t内に測定された発呼量あるいは前記連続掲載回数に基づいて行われることを特徴とする呼の設定要求の規制方法。
  5. 請求項2から4のいずれかに記載の呼の設定要求の規制方法において、
    前記規制率は、周期毎の前記時間t内に測定された発呼量あるいは前記連続掲載回数に基づいて行われることを特徴とする呼の設定要求の規制方法。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の呼の設定要求の規制方法において、
    前記予め決められた時間t内に到着する発呼量の測定の開始および終了は、呼設定サーバからの依頼により行われることを特徴とする呼の設定要求の規制方法。
  7. IP網におけるセッションを設定するアプリケーションの呼の設定要求の規制装置であって、
    複数の端末から発呼された要求に対して、予め決められた時間t内に到着する発呼量を測定する測定手段と、該測定手段によって測定された発呼量に基づいて、規制対象となる端末を特定する手段と、該特定された端末からの発呼を規制する規制率を決定する手段と、前記予め決められた時間tの後、前記決定された規制率での規制を継続する規制継続時間を決定する手段と、前記決定された規制率および規制継続時間に基づいて前記特定された端末からの発呼を規制する手段と、前記規制継続時間後に前記規制を解除する手段とを有することを特徴とする呼の設定要求の規制装置。
  8. 請求項7記載の呼の設定要求の規制装置において、
    前記規制対象となる端末を特定する手段は、予め決められた時間t内に到着する呼の設定要求を発端末毎に測定し、該発端末毎の設定要求数が予め設定された閾値を越えた場合に、該発端末を特定された端末のアドレスを、連続して閾値を越えた回数(以下、連続掲載回数という)とともに規制対象リストに登録する手段であることを特徴とする呼の設定要求の規制装置。
  9. 請求項7または8記載の呼の設定要求の規制装置において、
    前記規制継続時間として、予め定められた一定の継続時間、あるいは、予め定められた複数個の継続時間の中から周期毎に選択された継続時間が用いられることを特徴とする呼の設定要求の規制装置。
  10. 請求項9記載の呼の設定要求の規制装置において、
    前記予め定められた複数個の継続時間の中から周期毎に行われる継続時間の選択は、周期毎の前記時間t内に測定された発呼量あるいは前記連続掲載回数に基づいて行われることを特徴とする呼の設定要求の規制装置。
  11. 請求項8から10のいずれかに記載の呼の設定要求の規制装置において、
    前記規制率は、周期毎の前記時間t内に測定された発呼量あるいは前記連続掲載回数に基づいて行われることを特徴とする呼の設定要求の規制装置。
  12. 請求項7から11のいずれかに記載の呼の設定要求の規制装置において、
    前記予め決められた時間t内に到着する発呼量の測定の開始および終了は、呼設定サーバからの依頼により行われることを特徴とする呼の設定要求の規制装置。
  13. コンピュータを、請求項7から12に記載の呼の設定要求の規制装置における各手段として機能させるための呼の設定要求の規制用プログラム。
  14. IP網におけるセッションを設定するアプリケーションの呼の設定サーバであって、
    処理負荷に基づき、請求項7から11のいずれかに記載の呼の設定要求の規制装置に対して、各発アドレス毎の発呼量の測定の依頼、測定終了の依頼を行う手段を有することを特徴とする呼設定サーバ。
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