JPS63208359A - ファクシミリ蓄積交換機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 ２　ベーン この発明は、受信された画像情報を蓄積する一方、蓄積
された画像情報を指定された宛先へ送信する中継型のフ
ァクシミリ蓄積交換機に関する。

従来の技術 従来のこの種のファクシミリ蓄積交換機は、それぞれに
専用の通信回線が割探当てられた受信チャンネルと送信
チャンネルを有する。受信チャンネルからは、受信専用
に割り当てられた通信回線を介して、ファクシミリから
の宛先情報および画像情報が受信される。受信された受
宛先情報および画像情報は大容量の画像蓄積部に一旦記
憶・蓄積される。一方、送信チャンネルからは、送信専
用に割り当てられた通信回線を介して、上記画像蓄積部
に記憶・蓄積された画像情報が指定の宛先へ送信される
。この場合、受信と送信のチャンネル数の配分は、使用
可能な通信回線数などを考慮してあらかじめ固定的に設
定される。

これにより、たとえば１のファクシミリから送られてき
た画像情報を複数のファクシミリへ回報送信することな
どができるようになっている。と３　ページ の場合、その送信の宛先は、画像情報とともに送られて
くる宛先情報によって指定される。宛先情報は、たとえ
ばマークの記入によって宛先等が表記されたマークシー
ト画像の形で送られてくる。

発明が解決しようとする問題点 しかし、かかる構成によれば、画像蓄積部の容量が不足
することによって、受信不能やシステムダウンといった
状態を生じてしまうことがある、という問題があった。

上述の問題は以下の理由で生じる。すなわち、受信チャ
ンネルと送信チャンネルのそれぞれの必要数は、通信状
況によっていずれか一方に偏ることがある。たとえば、
回報送信の指定宛先数の多い画像情報が受信されると、
送信チャンネルの数が不足気味となる。この送信チャン
ネルの不足状態が続くと、画像蓄積部に送信待ちの画像
情報が溜る一方となって、画像蓄積部の容量が満ばいに
なシ、新たに受信される画像情報を蓄積する余裕がなく
なってしまうようになる。

ここで、上述したような事態を回避するだめの対策とし
ては、受信チャンネル数に対する送信チャンネル数の配
分をあらかじめ多めに設定することが考えられる。つま
り、受信チャンネル数を減らし、その代わりに送信チャ
ンネル数を増やすのである。

しかし、受信チャンネル数を減らすと、今度は、季節的
あるいは時間的な要因などによってファクシミリからの
通信量が多く彦っだときに、受信チャンネル数が不足し
て、端末であるファクシミリ側から呼出してもなかなか
継がらないといった不満が多く力る。

たとえば、年間を通して見れば、決算期などにおける通
信量は他の時期と異なってくる。月単位では、月末や月
初めに通信量が多くなる傾向がある。−日のうちでは、
朝の１０時前後と夕方５時前後に通信が集中しやすい。

１だ、突発的な事由によって、季節や時間帯に関係々く
一時的に通信量が急増することもある。

したがって、結局は、送信と受信の両チャンネル共に十
分表敷を用意しておかなければならなく５　ページ なる。そのためには、通信回線などの設備を大幅に増設
しなければ々ら彦い。しかし、多大々費用を払って設備
を増設しても、通信状況が落ち着いている平常時には、
その増設した設備の平均的な稼働率が低下してしまうと
いう無駄が生じる。

この発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、比較
的少ない通信回線数および小規模な設備でもって、送信
と受信のいずれのチャンネルにも大きな不足状態を来す
ことなく、画像蓄積部の容量が満ばいになることによシ
生じる受信不能あるいはシステムダウンといっだ事態を
効率良く回避することができるファクシミリ蓄積交換機
を提供することを目的とする。

問題点を解決するだめの手段 この発明は上述の問題点を解決するため、上記画像蓄積
部の情報蓄積状態を監視する画像蓄積監視手段を備え、
この監視手段の監視結果に基づいて、受信チャンネル数
と送信チャンネル数を相補的に可変制御するとともに、
設定された受信チャンネル数に連動して、受信用に振り
向けられる通６ベーノ 倍量線数いわゆる着信トランク数を可変制御するという
構成を備えたものである。

作用 この発明は上述の構成によって、画像蓄積部の情報蓄積
量が一定限度を越えると、これによって送信チャンネル
の割シ当で数が一時的に増大させられて、画像蓄積部に
溜っていた情報がすみやかに送信されるようになる。

送信によって画像蓄積部の容量が回復すると、一時的に
増大させられた送信チャンネルの割り当て数は減少され
、その代わりに受信チャンネルと着信トランクの割り当
て数が増大させられて、ファクシミリからの通信量の増
大に対応できる態勢が確保されるようになる。

以上のように、画像蓄積部の情報蓄積状態に応じて通信
回線々どの設備が送信用と受信用とに使い分けられるこ
とによシ、比較的少々い通信回線数および小規模彦設備
でもって、送信と受信のいずれのチャンネルにも太き寿
不足状態を来すことなく、画像蓄積部の容量が満ばいに
なることによ７ベージ シ生じる受信不能あるいはシステムダウンといった事態
を効率良く回避することができる。

実施例 第１図は、この発明の一実施例によるファクシミリ蓄積
交換機の概略構成を示す。

同図に示すファクシミリ蓄積交換機１０は、受信された
画像情報を蓄積する一方、蓄積された画像情報を指定さ
れた宛先へ送信する中継型のファクシミリ蓄積交換機で
あって、回線交換部１、送受信チャンネル部２、画像蓄
積部３、外部記憶装置４、チャンネル制御部５、着信ト
ランク制御部６、および画像蓄積監視手段７などを有す
る。

回線交換部１は、複数の公衆通信回線りに対して着信お
よび発信の処理を行う。この回線交換部１には複数の着
信トランクが設定されるようになっていて、この設定さ
れた着信トランク数と同数までのファクシミリ２０から
の送信を同時に受は付けることができるようになってい
る。

送受信チャンネル部２は、上記回線交換部１に接続され
た通信回線りの数分だけ設けられている。

各送受信チャンネル部２にはそれぞれ、送信チャンネル
部２ａと受信チャンネル部２ｂが対になって設けられて
いる。これとともに、各送受信チャンネル部２ごとに切
換回路８１〜Ｓｎが設けられている。これにより、各送
受信チャンネル部２はそれぞれ、送信チャンネル部２ａ
あるいは受信チャンネル部２ｂのいずれか一方が選択さ
れて設定されるように寿っている。

受信チャンネル部２ｂは、ファクシミリ２０からの宛先
情報および画像情報を受信する。受信された宛先情報お
よび画像情報は、大容量の画像蓄積部３に一旦記憶・蓄
積される。このとき、画像蓄積部３に蓄積された情報は
、要すれば、さらに大容量の外部記憶装置４に転送され
て蓄積される。

外部記憶装置４は上記画像蓄積部３を補助するものであ
って、たとえばハードディスク記憶装置などの大容量記
憶装置によって構成される。

一方、送信チャンネル部２ａは、上記画像蓄積部３に記
憶された画像情報を指定されたファクシミリ２０へ送信
する。この場合、その送信の宛先９　ぺ−７ は、画像情報とともに送られてくる宛先情報によって指
定される。宛先情報は、たとえばマークの記入によって
宛先等が表記されたマークシート画像の形で送られてく
る。また、画像情報の送信は、回線交換部１において発
信用に設定された通信回線りを介して行われる。

チャンネル制御部５は、上記切換回路８１〜Ｓｎの切換
位置を個別に制御することによって、送信チャンネル部
２ａの数と受信チャンネル部２ｂの数を相補的に可変制
御する。このチャンネル制御部５の制御は、後述する画
像蓄積監視手段７から与えられる制御データに基づいて
行われる。

着信トランク制御部６は、上記回線交換部における着信
トランク数すなわち受信用に同時使用可能な通信回線り
の数を可変制御する。このチャンネル制御部５の制御も
、後述する画像蓄積監視手段７から与えられる制御デー
タに基づいて行われる。

画像蓄積監視手段７は、上記画像蓄積部３と外部記憶装
置４の情報蓄積状態を監視するとともに、１０７、−７ この監視結果に基づいて、上記チャンネル制御部５と上
記着信トランク６に与えられる制御データを生成する。

この場合、画像蓄積監視手段７は、画像蓄積部３と外部
記憶装置４に残っている記憶容量の合計を監視する。そ
して、監視された記憶容量の合計があらかじめ設定され
た量よりも少なくなったときに、送信チャンネル部２ａ
の設定数を一時的に多く指定するような制御データを生
成する。

第２図は上記画像蓄積監視手段７の構成例を示す。

同図に示す画像蓄積監視手段７は、空き領域読取部７１
、演算部７２、制御データ発生部７３などによって構成
されている。

空き領域読取部７１は、画像蓄積部３の一部に割り当て
られているディレクトり一領域３１から、現在使われて
いない空き記憶領域のポインタ・データを読取る。ディ
レクトリ−領域３１には、画像蓄積部３と外部記憶装置
４０両方の空き記憶領域が登録されている。演算部７２
は、空き領域読取部７１が読取ったポインタ・データに
基づいて、残シの記憶容量の合計を算出する。制御デー
タ発生部７３は、算出された残シの記憶容量に基づいて
、上記チャンネル制御部５と上記着信トランク制御部６
の制御データを生成する。この制御データ発生部７３は
、たとえば残シ記憶容量と制御データをテーブル形式で
記憶したＲＯＭなどによって構成される。

以上のような構成によシ、画像蓄積部３と外部記憶装置
４における画像情報の蓄積状態に基づいて、受信チャン
ネル部と２ｂ送信チャンネル部２ａの数が相補的に可変
制御されるとともに、設定された受信チャンネル部２ａ
の数に連動して着信トランク数が可変制御されるように
なっている。

これによシ、画像蓄積部３と外部記憶装置４の情報蓄積
量が一定限度を越えると、このときだけ送信チャンネル
部２ａの割り当て数が自動的に増大させられて、画像蓄
積部３などに溜っていた情報がすみやかに送信されるよ
うになる。

送信によって画像蓄積部３と外部記憶装置４の容量が回
復すると、一時的に増大させられた送信チャンネル部２
ａの割り当て数は減少され、その代わりに受信チャンネ
ル部２ｂと着信トランクの割シ当で数が増大させられて
、ファクシミリ２゜からの通信量の増大に対応できる態
勢が確保される。

以上のようにして、画像蓄積部３などの情報蓄積状態に
応じて通信回線などの設備が送信用と受信用とに使い分
けられる。これによって、比較的少ない通信回線数およ
び小規模な設備でもって、送信と受信のいずれのチャン
ネルにも大きな不足状態を来すことなく、画像蓄積部３
々どの容量が満ばいになることによシ生じる受信不能あ
るいはシステムダウンといった事態を効率良く回避する
ことができる。

なお、上述した実施例において、送信チャンネル部２ａ
の設定数を、画像蓄積部３と外部記憶装置４に残ってい
る記憶容量の大小に応じて、複数段階に分けて制御する
ように構成すると、さらにきめ細かな制御が行われるよ
うになる。

１３、、−／ 発明の効果 以上の説明から明ら力・なように、この発明は、画像蓄
積部の情報蓄積状態を監視する画像蓄積監視手段を備え
、この監視手段の監視結果に基づいて、受信チャンネル
数と送信チャンネル数を相補的に可変制御するとともに
、設定された受信チャンネル数に連動して着信トランク
数を可変制御するという構成によシ、画像蓄積部の情報
蓄積状態に応じて通信回線などの設備が送信用と受信用
とに使い分けられるようカシ、これによって、比較的少
々い通信回線数および小規模な設備でもって、送信と受
信のいずれのチャンネルにも大きな不足状態を来すこと
なく、画像蓄積部の容量が満ばいになることにより生じ
る受信不能あるいはシステムダウンといっだ事態を効率
良く回避することができる、という効果を有するもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例によるファクシミリ蓄積交
換機の概略構成を示すブロック図、第２図は画像蓄積監
視手段の具体的な構成例を示すブ１４４、−７ ０ツク図である。 １０・・・ファクシミリ蓄積交換機、１・・回線交換部
、２・・・送受信チャンネル部、２ａ・・・送信チャン
ネル部、２ｂ・・・受信チャンネル部、８１〜Ｓｎ・・
・切換回路、３・・・画像蓄積部、４・・・画像蓄積手
段を補助す、る外部記憶装置、５・・・チャンネル制御
部、６・・・着信トランク制御部、７・・・画像蓄積監
視手段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の着信トランクが設定可能な回線交換部と、ファク
   シミリからの宛先情報および画像情報を受信するために
   設定される受信チャンネル部と、上記宛先情報および画
   像情報を記憶する画像蓄積部と、この画像蓄積部に記憶
   された画像情報を指定された宛先へ送信するために設定
   される送信チャンネル部と、上記画像蓄積部の情報蓄積
   状態を監視する画像蓄積監視手段と、この画像蓄積監視
   手段の監視結果に基づいて上記受信チャンネル部の数と
   上記送信チャンネル部の数を相補的に可変制御するチャ
   ンネル制御部と、上記受信チャンネル部の設定数に連動
   して上記回線交換部における着信トランク数を可変制御
   する着信トランク制御部とを備えたファクシミリ蓄積交
   換機。