JP2007173114A - 電池用極板の製造方法及び製造装置 - Google Patents

電池用極板の製造方法及び製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】圧延処理後における活物質ペーストの塗着量のばらつきを抑え、最適な活物質ペーストの塗着量とした電池用極板を製造することが可能な製造方法及び製造装置を提供する。
【解決手段】第2面密度測定装置50が、活物質ペーストを塗着させた芯材を乾燥及び圧延することで得られる圧延済板の所定部位における圧延後面密度を測定する。塗着装置10は、圧延後面密度に基づいて芯材に対する活物質ペーストの塗着量をフィードバック調整する。圧延装置40は、圧延後面密度に基づいて芯材に対する圧延量をフィードバック調整する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電池用極板の製造方法及び製造装置に関する。
電池用極板の製造において、平板状の芯材に活物質ペーストを塗着する工程では、その塗着量によって、容量など電池の特性が決定されるため、適切な塗着量で活物質ペーストを芯材に塗着する必要がある。さらに、活物質ペーストを塗着した塗着済板の厚みも容量など電池の特性に影響が出るおそれがあるため、芯材に塗着された活物質ペーストを乾燥した後に、その乾燥済板を圧延して適切な厚みになるように調整する必要がある。
平板状の芯材に活物質ペーストを塗着する工程において、適切な塗着量で芯材に塗着する方法としては、例えば特許文献1で示されている方法が提案されている。この方法は、芯材に塗着された活物質ペーストを乾燥工程において乾燥する前に、塗着部分に放射線を照射して、放射線の透過量を測定する。そして、その透過量により塗着量を測定することで、塗着制御の応答性を高め目標塗着量の許容範囲からはずれる場合には、測定塗着量が目標塗着量の許容範囲に収まるように塗着工程をフィードバック制御する。特許文献1における制御工程は、目標塗着量と測定塗着量との誤差を求めて、その誤差に対して塗着条件を変更して、塗着量のばらつきを抑えている。
また、特許文献2には、放射線の透過量に基づいて塗着量を測定し、測定塗着量が目標塗着量の許容範囲からはずれる場合には、活物質ペーストを供給する定量ポンプの回転数や活物質ペーストを吐出して芯材に塗布するスリットノズル部と芯材との間隔を調整することで、測定塗着量が目標塗着量の許容範囲に収まるようにフィードバック制御する点が開示されている。
上記の特許文献1や特許文献2では、芯材に塗着された活物質ペーストを乾燥し、さらに乾燥済板を圧延して適切な厚みに調整した後の圧延済板については塗着量の検査をしていない。
しかし、乾燥済板の圧延による芯材の伸び率の変動によっては、圧延処理を施した後の圧延済板を電池の組み立て寸法(単板サイズ)に切断することで得られる各単板サイズの極板の重量が変動し、所望の電池の特性を得られない場合がある。
特開平9−161792号公報 特開2002−25541号公報
本発明は、圧延処理後における活物質ペーストの塗着量のばらつきを抑え、最適な活物質ペーストの塗着量とした電池用極板を製造することが可能な製造方法及び製造装置を提供する。
本発明に係る電池用極板の製造方法は、芯材に活物質ペーストを塗着してなる電池用極板の製造方法において、前記活物質ペーストを塗着させた塗着済板を乾燥後、圧延することで得られる圧延済板の所定部位における圧延後面密度を測定する圧延後面密度測定工程と、前記圧延後面密度に基づいて、芯材に対する活物質ペーストの塗着量をフィードバック調整するフィードバック工程と、を含むことを特徴とする。
本発明の1つの態様によれば、電池用極板の製造方法は、圧延する前の塗着済板の所定部位における圧延前面密度を測定する圧延前面密度測定工程を含み、前記フィードバック工程では、前記圧延後面密度と前記圧延前面密度との差分に基づいて、芯材に対する活物質ペーストの塗着量をフィードバック調整することを特徴とする。
本発明の1つの態様によれば、前記フィードバック工程では、芯材に塗着した活物質ペーストの塗着厚みを調整することで塗着量を調整することを特徴とする。
本発明の1つの態様によれば、前記フィードバック工程では、活物質ペーストを塗着させた塗着済板を乾燥させることで得られる乾燥済板に対する圧延量を調整することで塗着量を調整することを特徴とする。
本発明の1つの態様によれば、前記フィードバック工程では、乾燥済板の加圧部位における張力を調整することで圧延量を調整することを特徴とする。
本発明の1つの態様では、前記フィードバック工程では、乾燥済板の加圧部位における加圧力を調整することで圧延量を調整することを特徴とする。
本発明の1つの態様では、前記フィードバック工程では、前記圧延後面密度と目標面密度との差が、第1閾値より大きい場合には、芯材に塗着した活物質ペーストの塗着厚みを調整することで塗着量を調整し、当該差分が第1閾値より小さくかつ第1閾値よりも小さい閾値である第2閾値より大きい場合には、前記活物質ペーストを塗着させた塗着済板を乾燥させることで得られる乾燥済板に対する圧延量を調整することで塗着量を調整することを特徴とする。
本発明に係る電池用極板の製造方法は、芯材に活物質ペーストを塗着してなる電池用極板の製造方法において、前記芯材に前記活物質ペーストを所定量塗着して、塗着済板を形成する塗着工程と、前記塗着済板上の活物質ペーストを乾燥させ、乾燥済板を形成する乾燥工程と、前記乾燥済板を所定圧延量にて圧延して、圧延済板を形成する圧延工程と、前記圧延済板の所定部位における圧延後面密度を測定する圧延後面密度測定工程と、前記圧延後面密度に基づいて、前記活物質ペーストの塗着量を調整する調整工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、圧延処理後における活物質ペーストの塗着量のばらつきを抑えることが可能な電池用極版の製造方法及び製造装置を提供することができる。
本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態とする)について、以下図面を用いて説明する。
図1に示す電池用極板製造装置100は、長手方向NTに搬送される長尺平板状の芯材1に活物質ペーストPを塗着させ、これを乾燥し、さらに圧延して電池用負極板を製造する電池用極板製造装置である。
芯材1は、例えば、薄板の金属に多数の孔を開けたパンチングメタルを用いる。また、活物質ペーストPは、例えば、水素吸蔵合金、増粘剤、結着剤及び電導助剤を混練することで得られるペーストを用いる。そして、電池用極板製造装置100が製造した電池用負極板は例えばアルカリ蓄電池の負極板として用いる。
本実施形態に係る電池用極板製造装置100は、図1に示すとおり、ロール状に巻回された長尺の芯材1をその長手方向NT、具体的には、搬送方向HT(図中右方向)に搬送する。この電池用極板製造装置100は、芯材1に活物質ペーストPを塗着する塗着装置10と、活物質ペーストPを塗着することで得られる塗着済板1Pの第1面密度W1を測定する第1面密度測定装置20と、塗着済板1Pを乾燥させる乾燥炉30と、塗着済板1Pを乾燥させることで得られる乾燥済板1Dを圧延する圧延装置40と、乾燥済板1Dを圧延することで得られる圧延済板1Rの第2面密度W2を測定する第2面密度測定装置50とを備える。
このように構成された電池用極板製造装置100において、塗着装置10は、第1面密度W1を用いて、芯材1への活物質ペーストPの塗着量を目標塗着量となるようにフィードバック制御する。
従来、圧延済板1Rについては面密度測定装置などにより塗着量などの検査をしていなかった。しかし、乾燥済板1Dの圧延による芯材の伸び率の変動によっては、圧延処理を施した後の圧延済板1Rを電池の組み立て寸法(単板サイズ)に切断することで得られる各単板サイズの極板の重量が変動し、所望の電池の特性を得られない場合がある。
そこで、本実施形態では、圧延済板1Rについても第2面密度測定装置50により面密度を測定し、測定した面密度に基づいて塗着量を調整する。
図2は、塗着装置10及び第1面密度測定装置20の概略構成を示す図である。図2に示すように、供給ポンプ12から供給される活物質ペーストPは、タンク14に貯えられる。芯材1は、ガイドローラ13a,13b,13cに案内され移動し、タンク14内部に導入される。芯材1の表裏両面には、タンク14内を移動する際に、活物質ペーストPが塗着される。その後、塗着済板1Pは、タンク14の上方に設けられて所定の間隔で対向する一対のドクターナイフ15a,15bの間を通過することで、塗着したペーストの厚さ及び重量が調整される。さらに、塗着済板1Pは、ドクターナイフ15の上方に設けられた一対の対向する櫛歯状スリット(ペースト除去用ゴム)16a,16bの間を通過することで、塗着済板1Pに塗着したペーストを櫛歯状に除去する。塗着済板1Pは櫛歯状スリット16を通過することで、図3に示すように、塗着済板1Pの表裏両面にペーストが塗着していない無地帯ML1〜ML10が搬送方向HTに形成される。その結果、塗着済板1Pの表裏両面に9列の塗着帯PL1〜PL9が搬送方向HTに形成される。このようにペーストを塗着させることで、塗着済板1Pは、最終的に適当な長さに切断され、さらに塗着帯PLごとに細断されて9個の電池用負極板となる。また、無地帯MLは、電池を構成する導電部材に溶接するための溶接部となる。
図2に戻り、第1面密度測定装置20は、所定の領域に向けてX線を放射する第1X線照射器22と、塗着済板1Pを透過したX線量を計測して、塗着済板1Pの単位面積当たりの質量(第1面密度W1)を測定する第1X線面密度計24とを含んでいる。
本実施形態では、図4に示すように、第1面密度測定装置20は、直径15mmの範囲にX線を照射して、その部分の第1面密度W1を測定している。さらに、この第1面密度測定装置20は、移動機構(図示せず)を備え、移動機構は、第1X線照射器22及び第1X線面密度計24を、塗着済板1Pの幅方向WTの全幅に亘り、同期してこの幅方向WTに等速で往復移動させる。従って、この第1面密度測定装置20は、塗着済板1Pの平面上の部位に関し、幅方向WTについて所定の幅方向間隔WKごとの複数の第1所定部位SBにおける第1面密度W1を順次測定することができる。
第2面密度測定装置50も図5に示すように、第2X線照射器52及び第2X線面密度計54を備え、圧延済板1Rの平面上の部位に関し、幅方向WTについて所定の幅方向間隔WKごとの複数の第2所定部位SCにおける第2面密度W2を順次測定する。
なお、本実施形態において、芯材1(塗着済板1P及び圧延済板1R)の平面上の部位に関し、第2所定部位SCは、第1所定部位SBと一致するように、第1面密度測定装置20に対する第2面密度測定装置50の配置及び幅方向WTへの移動の速度及びタイミングを調整してもよい。
ここで、図4についてさらに説明する。図4は、芯材1(塗着済板1P及び圧延済板1R)と、第1面密度測定装置20及び第2面密度測定装置50との関係を示した説明図である。破線で示す第1面密度測定装置20は、搬送方向HT(図中、右方向)に搬送される芯材1のうち、幅方向WTの一端縁1SR(図中、下側縁)から他端縁1SL(図中、上側縁)までを覆うように配置され、この範囲を、第1X線照射器22及び第1X線面密度計24が各々幅方向WTに移動する。第2面密度測定装置50も同様である。
本実施形態では、第1面密度測定装置20は、塗着済板1Pの一端縁1SRと他端縁1SLとの間を幅方向WTに等速で往復移動している。また、塗着済板1Pは、搬送方向HTに所定の搬送速度で移動している。このため、所定時間間隔ごとに第1面密度W1を測定すると、塗着済板1Pの平面上における部位のうち、第1面密度W1を測定した第1所定部位SBは、図4に拡大して示すように、塗着済板1Pの長手方向NT及び幅方向WTのいずれにも交差する斜め方向の仮想直線上に散点状に配列されることになる。また、隣り合う第1所定部位SB同士の間隔は、幅方向WTについてみると、幅方向間隔WKとなる。第2面密度測定装置50も同様である。
なお、本実施形態では、芯材1(塗着済板1P及び圧延済板1R)の全幅を310mm、幅方向間隔WKを2mmとして、一端縁1SRから他端縁1SLまで第1面密度W1及び第2面密度W2を順次測定する。よって、一端縁1SRから他端縁1SLまでの往路および復路の測定によりそれぞれ約155カ所の面密度を測定することができる。
また、前述のように、第1面密度測定装置20に対する第2面密度測定装置50の配置や移動速度、タイミングを調整すれば、第1所定部位SBと第2所定部位SCとは芯材1上の同じ位置について測定することができる。
続いて、圧延装置40について図6を用いて説明する。
図6に示すように、圧延装置40は、加圧力調整ローラ42a,42b、張力調整ローラ46a,46b、ガイドローラ44a,44b,48a,48bを備える。加圧力調整ローラ42a、張力調整ローラ46a,46bは、それぞれ鉛直方向V(図中、上下方向)に移動するように図示しないローラ制御装置によって制御される。ローラ制御装置は、第2面密度W2に基づいて、加圧力調整ローラ42aを鉛直方向に移動させることで、乾燥済板1Dに対する加圧力PRを調整する。また、ローラ制御装置は、第2面密度W2に基づいて、張力調整ローラ46a,46bをそれぞれ鉛直方向Vに移動させることで、圧延部位RMにおける乾燥済板1Dの長手方向NTの張力TEを調整する。
このように圧延装置40が乾燥済板1Dを圧延することで、乾燥済板1Dの表裏両面に塗着される活物質ペーストPの場所による厚さ(密度)の不均一性がより改善される。この結果、圧延済板1Rを負極板として利用した場合、充放電反応の場所による不均一性に起因する電池特性の劣化を一層防止することができる。
続いて、本実施形態における第2面密度W2に基づく塗着量調整の手順について、図7に示すフローチャートを用いて説明する。
電池用極板製造装置100は、まず、極板製造の開始時を受けて、初期設定を行う(S100)。初期設定により、ドクターナイフ15a,15bの間隔D、加圧力調整ローラ42aによる加圧力PR、張力調整ローラ46a,46bによる張力TEの初期値が設定される。また初期値設定後、フェールセーフ処理として、電池用極板製造装置100は、初期値が正しく設定されているか異常確認を行う。さらに、電池用極板製造装置100は、第1面密度測定装置20及び第2面密度測定装置50が正常に作動するか異常確認を行う。
次いで、電池用極板製造装置100は、圧延済板1Rが第2面密度測定装置50の測定範囲に移動した段階で第2面密度測定装置50のX線計測を開始し(S102)、その後、第2面密度計測データを読み込み、X線出力レベルを決定する(S104)。
ここで、X線出力レベルの算出方法について具体的に説明する。図8は、第2面密度測定装置50が面密度を測定することで得られる第2面密度計測データの一例である。圧延済板1Rの搬送方向HTの先頭側(図4中、右側)から順に、一端縁1SRから他端縁1SLまでの第2面密度W2データを第1次測定、第2次測定、・・・、第n次測定と表す。電池用極板製造装置100は、測定ポイントWK1〜WK155から、各塗着帯PLの面密度データを抽出し、塗着帯PLごとに分ける。この抽出は、例えば、隣り合う測定ポイントWKの面密度の差異を算出し、その差異の大きさに基づいて無地帯MLと塗着帯PLとの境目のエッジを検出することで行えばよい。次いで、電池用極板製造装置100は、各塗着帯PLの中央点における面密度データと、その左右何点かからの面密度データの平均値を求めることで、各塗着帯PLの第2平均面密度W2Aを算出し、さらに全塗着帯の第2全平均面密度AW2Aを求める。図9は、1列から9列の各塗着帯PLの第2平均面密度W2A及び第2全平均面密度AW2Aを示す第2平均面密度データの一例を示す。
電池用極板製造装置100は、第2平均面密度データを参照して、過去いくつかの第2全平均面密度AW2Aの平均値を求める。なお、第2全平均面密度AW2Aの平均値を求める際に利用する第2全平均面密度AW2Aの個数は、適宜変更可能であり、短期的な面密度変化を優先する場合には、例えば、3つとする。一方、長期的な面密度変化を優先する場合には、例えば、50〜100個の第2全平均面密度AW2Aを用いて平均値を求める。続いて、その平均値と基準面密度との差(以下、第2面密度差ΔW2と称す)を求めて、第2面密度差ΔW2の大きさに応じて、X線出力レベルXLを求める。X線出力レベルXLは、例えばレベル1〜レベル5の5段階で定める。このレベルの決定は、第2面密度差ΔW2と予め定められた閾値TH1〜TH4とを比較することで行う。より具体的には、図10に示すように、第2面密度差ΔW2が閾値TH1より小さければ、レベル1とし、閾値TH1と閾値TH2との間であれば、レベル2とする。また、閾値TH2と閾値TH3との間であれば、レベル3とし、閾値TH3と閾値TH4との間であれば、レベル4とする。加えて、閾値TH4より大きければ、レベル5とする。なお、本実施形態では、測定した面密度と基準面密度との差が最も少ない中位レベルをレベル3に割り当てている。
さて、図7に戻り、ステップS104においてX線出力レベルが決定すると、続いて、電池用極板製造装置100は、決定したX線出力レベルが中位レベル(レベル3)かどうかを判定する(S106)。判定の結果、中位レベルでなければ(ステップS106の判定結果が、否定「N」)、決定したX線出力レベルに基づいて塗着量の変化量を決定する(S108)。より具体的には、電池用極板製造装置100は、ドクターナイフの間隔Dの変化間隔ΔDを決定する。変化間隔ΔDは、例えば、図11に示すようにレベルごとに予め定めておけばよい。そして、電池用極板製造装置100は、決定した変化量に基づいて塗着量を調整する(S110)。つまり、電池用極板製造装置100は、決定した変化間隔ΔDだけドクターナイフの間隔Dを調整する。なお、図11中に示す「(700μm)」は、ドクターナイフの間隔Dの初期値を示す。その後、電池用極板製造装置100は、ドクターナイフの間隔Dの調整後の芯材1に対する面密度が得られるまで、X線測定を所定期間だけ中断し(S112)、所定期間経過後まだ電池用極板製造装置100が稼働中であれば(ステップS114の判定結果が、肯定「Y」)、さらにステップS102以降の処理を続ける。
一方、X線出力レベルが中位レベルであれば(ステップS106の判定結果が、肯定「Y」)、塗着量を調整する必要がないため、電池用極板製造装置100が稼働中であれば(ステップS116の判定結果が、肯定「Y」)、さらにステップS102以降の処理を続ける。
以上のように、本実施形態によれば、電池用極板製造装置100は、圧延済板1Rについて第2面密度測定装置50により第2面密度W2を測定し、第2面密度W2に基づいて塗着量を調整する。これにより、乾燥済板1Dの圧延による芯材1の伸び率の変動によっては、圧延済板1Rを電池の組み立て寸法(単板サイズ)に切断することで得られる各単板サイズの極板の重量(活物質ペーストの塗着量)が変動し、所望の電池の特性を得られないことを防ぐことができる。
なお、上記の説明では、測定した第2面密度W2に基づいて、ドクターナイフの間隔Dを変化させることで塗着量を調整する例について説明した。しかし、塗着量は、圧延装置40における張力TEや加圧力PRを変化せることでも調整することができる。そこで、ドクターナイフの間隔Dの代わりに、張力TEや加圧力PRを変化させることで塗着量を調整してもよい。
図12は、X線出力レベルに応じて張力TEを調整する場合における各レベルの張力変化量を示す。X線出力レベルに応じて張力TEを調整する場合、電池用極板製造装置100は、圧延装置40における張力調整ローラ46a,46bを鉛直方向に上下することで、X線出力レベルに応じて張力TEを調整する。なお、図12中に示す「2000N」は、張力TEの初期値を示す。
図13は、X線出力レベルに応じて加圧力PRを調整する場合における各レベルの加圧力変化量を示す。X線出力レベルに応じて加圧力PRを調整する場合、電池用極板製造装置100は、圧延装置40における加圧力調整ローラ42aを鉛直方向に上下することで、X線出力レベルに応じて加圧力PRを調整する。なお、図13中に示す「150t(トン)」は、加圧力PRの初期値を示す。
また、X線出力レベルに応じて塗着量を調整する手段を適宜切り替えてもよい。つまり、X線出力レベルに応じて、ドクターナイフの間隔Dによる調整か、張力TEによる調整か、もしくは加圧力PRによる調整かを適宜選択してもよい。例えば、ドクターナイフの間隔Dを調整するほうが張力TEを調整するよりも塗着量変化率が大きいことを考慮して、第2面密度差ΔW2の絶対値が所定の第1閾値よりも大きい場合には、ドクターナイフの間隔Dを調整することで塗着量を変化させ、第2面密度差ΔW2の絶対値が所定の第1閾値よりも小さくかつ第1閾値よりも小さい閾値である所定の第2閾値もよりも大きい場合には、張力TEの調整をすることで塗着量を変化させる。図14は、X線出力レベルに応じてドクターナイフの間隔Dもしくは張力TEの調整をする場合における各レベルの塗着量調整値を示す。図14では、X線出力レベルXLを、レベル1〜レベル9までの9段階に設定し、中位レベルをレベル5としている。そして、それぞれのレベルに応じた塗着量調整値として、ドクターナイフの間隔Dや張力TEの変化量を定めている。このように、X線出力レベルに応じてドクターナイフの間隔Dや張力TEを選択的に調整することで、塗着量の微調整をより正確に行うことができる。
さらに、上記ではレベルに応じたドクターナイフの間隔Dや張力TEの変化量は、レベルに応じて固定値を用いた。しかし、レベルに応じて予め定めた調整量が少なすぎると、X線出力レベルが最上位レベルや最下位レベルの状態が続く場合がある。この場合、目標の塗着量を満たさない圧延済板1Rが続くことになる。そこで、第2面密度W2の測定の結果、X線出力レベルが最上位レベル(レベルが5段階であれば、レベル5)や最下位レベル(同じく、レベル1)を例えば2回続けた場合には、そのレベルに対する調整量を増加させる。例えば、電池用極板製造装置100は、X線出力レベルがレベル5を2回続けた場合には、レベル5に対応する変化間隔ΔDを何割か増加させた値(例えば、変化間隔ΔDを2倍にした値)に基づいてドクターナイフの間隔Dを調整する。これにより、目標の塗着量を満たさない芯材1を極力少なくすることができる。
また、上記では、各塗着帯PLの中央点における面密度データと、その左右何点かからの面密度データの平均値を求めることで、各塗着帯PLの第2平均面密度W2Aを算出し、X線出力レベルを決定する例について説明した。しかし、塗着帯PLの中には、芯材1が搬送方向HTに移動する際に、塗着帯PLの一部のペーストがはがれ落ち、欠陥部分を形成する場合がある。この欠陥部分が塗着帯PLの中央付近とは離れた箇所に形成された場合、上記のように各塗着帯PLの中央付近における面密度データのみを用いてX線出力レベルを決定すると、欠陥部分を含んだ圧延済板1Rが正常と判断されてしまう場合がある。
そこで、各塗着帯PLの中央付近における面密度データを用いてX線出力レベルを決定する前に、面密度データを用いて欠陥部分の有無を検査しても良い。より具体的には、塗着帯PLごとに面密度データを抽出した後、各面密度データのばらつきを検査することで欠陥部分の有無を検査する。つまり、欠陥部分が存在する場合、他の面密度データと比べて差異が大きい面密度データが存在する。よって、差異が大きい面密度データが存在する場合には、欠陥部分が存在するとして不良と判定する。なお、不良と判定された場合には、その測定部位にマーカなどで目印をしておけばよい。
また、上記の説明では、第2面密度測定装置50で測定した第2面密度データを用いてX線出力レベルを決定し、塗着量を調整する例について説明した。しかし、第2面密度データのほかに、第1面密度測定装置20で測定した第1面密度データも併せて利用して、塗着量を調整してもよい。例えば、第2面密度データ(第2全平均面密度AW2A)と第1面密度データ(第1全平均面密度AW1A)との差を求めて、その差に基づいてX線出力レベルを決定し、塗着量を調整してもよい。
本実施形態における電池用極板製造装置の構成図である。 本実施形態における塗着装置及び第1面密度測定装置の構成図である。 本実施形態における電池用極板製造装置により製造される電池用負極板について説明するための説明図である。 電池用極板製造装置における芯材と、第1面密度測定装置及び第2面密度測定装置との関係を説明するための説明図である。 本実施形態における第2面密度測定装置の構成図である。 本実施形態における圧延装置について説明するための説明図である。 本実施形態における電池用極板製造装置が第2面密度データに基づいて塗着量を調整する手順を示すフローチャートである。 第2面密度測定装置が面密度を測定することで得られる第2面密度計測データの一例である。 第2平均面密度及び第2全平均面密度を示す第2平均面密度データの一例である。 第2面密度差とX線出力レベルとの関係を説明するための説明図である。 X線出力レベルとドクターナイフの変化間隔との関係を説明するための説明図である。 X線出力レベルと張力変化量との関係を説明するための説明図である。 X線出力レベルと加圧力変化量との関係を説明するための説明図である。 X線出力レベルとドクターナイフの変化間隔及び張力変化量との関係を説明するための説明図である。
符号の説明
10 塗着装置、12 供給ポンプ、13,44,48 ガイドローラ、14 タンク、15 ドクターナイフ、16 櫛歯状スリット、20 第1面密度測定装置、22 第1X線照射器、24 第1X線面密度計、30 乾燥炉、40 圧延装置、42 加圧力調整ローラ、46 張力調整ローラ、50 第2面密度測定装置、52 第2X線照射器、54 第2X線面密度計、100 電池用極板製造装置。

Claims (13)

  1. 芯材に活物質ペーストを塗着してなる電池用極板の製造方法において、
    前記活物質ペーストを塗着させた塗着済版を乾燥後、圧延することで得られる圧延済板の所定部位における圧延後面密度を測定する圧延後面密度測定工程と、
    前記圧延後面密度に基づいて、芯材に対する活物質ペーストの塗着量をフィードバック調整するフィードバック工程と、
    を含む電池用極板の製造方法。
  2. 請求項1に記載の電池用極板の製造方法において、
    圧延する前の塗着済板の所定部位における圧延前面密度を測定する圧延前面密度測定工程を含み、
    前記フィードバック工程では、
    前記圧延後面密度と前記圧延前面密度との差分に基づいて、芯材に対する活物質ペーストの塗着量をフィードバック調整することを特徴とする電池用極板の製造方法。
  3. 請求項1または2に記載の電池用極板の製造方法において、
    前記フィードバック工程では、
    芯材に塗着した活物質ペーストの塗着厚みを調整することで塗着量を調整することを特徴とする電池用極板の製造方法。
  4. 請求項1または2に記載の電池用極板の製造方法において、
    前記フィードバック工程では、
    前記活物質ペーストを塗着させた塗着済板を乾燥させることで得られる乾燥済板に対する圧延量を調整することで塗着量を調整することを特徴とする電池用極板の製造方法。
  5. 請求項4に記載の電池用極板の製造方法において、
    前記フィードバック工程では、
    乾燥済板の加圧部位における張力を調整することで圧延量を調整することを特徴とする電池用極板の製造方法。
  6. 請求項4に記載の電池用極板の製造方法において、
    前記フィードバック工程では、
    乾燥済板の加圧部位における加圧力を調整することで圧延量を調整することを特徴とする電池用極板の製造方法。
  7. 請求項1に記載の電池用極板の製造方法において、
    前記フィードバック工程では、
    前記圧延後面密度と目標面密度との差が、第1閾値より大きい場合には、芯材に塗着した活物質ペーストの塗着厚みを調整することで塗着量を調整し、当該差分が第1閾値より小さくかつ第1閾値よりも小さい閾値である第2閾値より大きい場合には、前記活物質ペーストを塗着させた塗着済板を乾燥させることで得られる乾燥済板に対する圧延量を調整することで塗着量を調整することを特徴とする電池用極板の製造方法。
  8. 芯材に活物質ペーストを塗着してなる電池用極板の製造方法において、
    前記芯材に前記活物質ペーストを所定量塗着して、塗着済板を形成する塗着工程と、
    前記塗着済板上の活物質ペーストを乾燥させ、乾燥済板を形成する乾燥工程と、
    前記乾燥済板を所定圧延量にて圧延して、圧延済板を形成する圧延工程と、
    前記圧延済板の所定部位における圧延後面密度を測定する圧延後面密度測定工程と、
    前記圧延後面密度に基づいて、前記活物質ペーストの塗着量を調整する調整工程と、
    を含む電池用極板の製造方法。
  9. 芯材に活物質ペーストを塗着してなる電池用極板の製造装置において、
    前記活物質ペーストを塗着させた塗着済板を乾燥後、圧延することで得られる圧延済板の所定部位における圧延後面密度を測定する圧延後面密度測定部と、
    前記圧延後面密度に基づいて、芯材に対する活物質ペーストの塗着量をフィードバック調整するフィードバック部と、
    を備える電池用極板の製造装置。
  10. 請求項9に記載の電池用極板の製造装置において、
    前記フィードバック部は、
    芯材に塗着した活物質ペーストの塗着厚みを調整することで塗着量を調整することを特徴とする電池用極板の製造装置。
  11. 請求項9に記載の電池用極板の製造装置において、
    前記フィードバック部は、
    前記活物質ペーストを塗着させた塗着済板を乾燥させることで得られる乾燥済板に対する圧延量を調整することで塗着量を調整することを特徴とする電池用極板の製造装置。
  12. 請求項9に記載の電池用極板の製造装置において、
    前記フィードバック部は、
    前記圧延後面密度と目標面密度との差が、第1閾値より大きい場合には、芯材に塗着した活物質ペーストの塗着厚みを調整することで塗着量を調整し、当該差分が第1閾値より小さくかつ第1閾値より小さい閾値である第2閾値より大きい場合には、前記活物質ペーストを塗着させた塗着済板を乾燥させることで得られる乾燥済板に対する圧延量を調整することで塗着量を調整することを特徴とする電池用極板の製造装置。
  13. 芯材に活物質ペーストを塗着してなる電池用極板の製造装置において、
    前記芯材に前記活物質ペーストを所定量塗着して、塗着済板を形成する塗着部と、
    前記塗着済板上の活物質ペーストを乾燥させ、乾燥済板を形成する乾燥部と、
    前記乾燥済板を所定圧延量にて圧延して、圧延済板を形成する圧延部と、
    前記圧延済板の所定部位における圧延後面密度を測定する圧延後面密度測定部と、
    前記圧延後面密度に基づいて、前記活物質ペーストの塗着量をフィードバック調整するフィードバック部と、
    を含む電池用極板の製造装置。
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