JP2007171509A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】シャッタの閉状態による潜像を形成できなくなることを防止し、光走査装置の光伝達系の汚れを確実に防止し、しかも不慮の衝撃・振動による汚れも抑えられる画像形成装置を提供する。
【解決手段】感光体1に光書き込みを行う光学ユニット10のレーザビームが出射されるスリット16を開閉するシャッタ20と、そのシャッタ20を駆動するモータ22とを有し、感光体1の駆動停止または停止命令に合わせて、モータ22にシャッタ閉の信号を送り、画像形成開始時にはモータ22にシャッタ開の信号を送るメイン制御部30を備えている。
【選択図】図6
【解決手段】感光体1に光書き込みを行う光学ユニット10のレーザビームが出射されるスリット16を開閉するシャッタ20と、そのシャッタ20を駆動するモータ22とを有し、感光体1の駆動停止または停止命令に合わせて、モータ22にシャッタ閉の信号を送り、画像形成開始時にはモータ22にシャッタ開の信号を送るメイン制御部30を備えている。
【選択図】図6
Description
本発明は、光走査装置のレーザビームが出射される光出射口を開閉するシャッタと、該シャッタを駆動する駆動手段とを有する画像形成装置に関する。
近年、レーザプリンタやデジタル複写機等の画像形成装置においては、画像の高品質化、画像形成速度の高速化、装置の小型化、省エネ化等が要求されており、光書込装置内に設けられた像担持体である感光体に向けてレーザビームを照射する光学部材も高性能なものが用いられるようになっている。
この種の画像形成装置において、感光体の下方に光走査装置を配置したものが知られている。このような画像形成装置では、感光体、現像装置及びクリーニング装置からトナーがこぼれることがあり、このため光走査装置は光出射口からトナー等が内部に浸入することを防止するため、光出射口はガラス板等の透過性防塵部材で覆っている。しかし、かかる構成であると、防塵ガラスによってトナーの光走査装置内への侵入を防げるものの防塵ガラスに付着してこれを汚し画像品質を低下させるという問題があった。
そこで、特許文献1及び2に記載されているようにシャッタを設けて防塵ガラス等の光伝達系が汚れることを防止している。この装置は防塵ガラス上に落下しようとするトナーをシャッタで受けることで防塵ガラスが汚れることを防ぐというもので、かなり有効な手段である。
ところで、特許文献1に示された装置は、感光体の現像開始後に開状態とし、感光体の現像停止前にシャッタを閉状態にしている。また、特許文献2に示された装置は、感光体の同期マークを検知して一定時間経過後、シャッタを開状態とし、副走査方向書込信号が停止してから一定時間経過後、シャッタを閉状態としている。
しかしながら、特許文献1に示された装置のシャッタ制御では、感光体の現像停止前にシャッタを閉状態にしているため、誤ってシャッタを閉状態にして潜像を形成できなくなる不具合がある。さらに、特許文献1では感光体の現像停止前にシャッタを閉状態に、感光体の現像開始後にシャッタを開状態にしてしまうため、シャッタの閉開の為の余分な時間を浪費することとなってしまい、画像形成終了までに多くの時間がかかってしまうことになる。
また、特許文献2に示された装置のシャッタ制御では、副走査方向書込信号が停止してから一定時間経過後ではないとシャッタを閉状態にできないため、不慮の衝撃等によるトナー落ちにより、レーザ光源やレーザ伝達光学系の汚れの可能性が高くなってしまう。
本発明は、上記した従来の事情に鑑み、シャッタの閉状態による潜像を形成できなくなることを防止し、光走査装置の光伝達系の汚れを確実に防止し、しかも不慮の衝撃・振動による汚れも抑えられる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、感光体に光書き込みを行う光走査装置のレーザビームが出射される光出射口を開閉するシャッタと、該シャッタを駆動する駆動手段とを有する画像形成装置において、前記感光体の駆動停止または停止命令に合わせて、前記駆動手段にシャッタ閉の信号を送り、画像形成開始時には前記駆動手段にシャッタ開の信号を送るシャッタ制御手段を備えていることを特徴とする画像形成装置を提案する。
なお、本発明は、前記シャッタ制御手段は前記感光体の駆動停止または停止命令時に、すでに次の画像形成開始準備及び画像形成開始が待機状態の場合、前記駆動手段にシャッタ閉の信号を送らずに、シャッタを開状態に維持すると、効果的である。
さらに、本発明は、前記光走査装置がレーザ光を照射する複数のスリットを備えているとき、各々個別にスリット部分に開閉自在に設けられたシャッタを各々個別に開閉する駆動手段と、各々個別にシャッタ開閉制御を行える手段とを設けると、効果的である。
さらにまた、本発明は、前記感光体の駆動停止または停止命令時に、すでに次の画像形成開始準備及び画像形成開始が待機状態で、使用する複数のレーザ光が特定されている場合、使用する複数のレーザ光に対する前記該当シャッタ制御手段には閉信号を送らずに、開状態のままとし、使用しないレーザ光に対する前記シャッタ制御手段には閉信号を送り、閉状態とすると、効果的である。
本発明によれば、潜像形成が終了した感光体の駆動停止時、または停止命令によりシャッタを閉状態にしているので、誤ってシャッタを閉状態にして、潜像できなくなる不具合を確実に防ぐことができる。さらに、画像形成準備状態時には、シャッタを閉状態とはせずに開状態とし待機することにより、次の画像形成をすばやく行うことができ、画像形成終了までの時間を短くすることができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
図1は、本発明に係る画像形成装置としてのレーザビームプリンタの内部構成を示す概略説明図である。
図1は、本発明に係る画像形成装置としてのレーザビームプリンタの内部構成を示す概略説明図である。
図1において、符号1は感光体であり、この感光体1が図示していない駆動手段によって反時計方向に回転駆動されるとき、帯電装置2によって表面が帯電され、その帯電部分に光走査装置としての光学ユニット10からレーザ光が照射されて静電潜像が形成される。この潜像は現像装置3を通るときにトナーにより可視化されてトナー像となる。このトナー像は、転写装置4の作用によって図示していない給紙部から感光体1に搬送された転写材に転写され、転写後は定着装置(図示せず)で定着されて排紙される。
一方、画像を転写した後の感光体1はトナーが残留することが避けられず、この残留トナーはクリーニング装置5により感光体1から除去される。
上記光学ユニット10は、図示しない半導体レーザから出射されたレーザ光がコリメータレンズ、球面レンズ、シリンダレンズを透過してポリゴンモータ11へ入射する。ポリゴンモータ11で偏向されたレーザ光は、再度Fθレンズ群12を透過してミラー13,14,15で順次反射され、光出射口であるスリット16を斜め上方に通過して感光体1の上に収束し、その表面を軸方向に走査する。なお、画像形成装置の多くはこのスリット16を防塵ガラスで覆っている。
上記光学ユニット10は、図示しない半導体レーザから出射されたレーザ光がコリメータレンズ、球面レンズ、シリンダレンズを透過してポリゴンモータ11へ入射する。ポリゴンモータ11で偏向されたレーザ光は、再度Fθレンズ群12を透過してミラー13,14,15で順次反射され、光出射口であるスリット16を斜め上方に通過して感光体1の上に収束し、その表面を軸方向に走査する。なお、画像形成装置の多くはこのスリット16を防塵ガラスで覆っている。
光学ユニット10と感光体1の間には板状に形成されたシャッタ20が設けられている。本実施形態のシャッタ20は、開口21が形成され、光の出射方向において開口21とスリット16が重なると開状態となり、開口21とスリット16がずれると閉状態である。このシャッタ20はその開閉がセンサ30,31によって検知される。
シャッタ20は、矢印A方向にスライド移動可能に装着されていて、駆動手段によって往復移動されることによりスリット16が開閉される。そのシャッタ20の駆動手段としては、例えば図2に示すようにモータ22の正転逆転して歯の噛み合いで移動するもの、図3に示すようにばねとソレノイド23を利用して移動するもの及び図4に示すようにモータ22でカム24を回転し、作動レバー25を介して移動するもの等が適用することができる。なお、スライドではなく回動によって開閉させるシャッタ20の場合、その回動軸をモータ22で駆動すれば良い。さらに、複数個のレーザ光を射出するスリット16を備えた光学ユニット10の場合、それぞれのスリットに対応したシャッタ20設けても良いが、図2ないし図4の駆動手段であれば、1つのシャッタ20に複数個の開口21を形成し、そのシャッタ20を駆動することで複数個同時の開閉が可能である。
次に、シャッタの開閉は図5に示すメイン制御部30によって例えば図6のフローチャートに基づいて制御する。
図6において、レーザビームプリンタの電源がONとなると(ステップ1)、メイン制御部30は初期処理とウォームアップ処理を行い(ステップ2)、プリンタ待機状態となり(ステップ3)、ホストマシンからのプリント命令を待つ(ステップ4)。ホストマシンからのプリント命令がなければ、プリント命令を待つ待機状態が続行されるが、プリント命令があるとプリント開始準備処理に入る(ステップ5)。プリント開始準備処理に入るとメイン制御部は、プリンタ待機状態をプリント開始にしてからメインモータで感光体を回転させて、ステップ5に相当する感光体の帯電や転写、定着等の制御を行う。このプリント開始準備処理またはプリント開始時にシャッタを開状態への指令を出す(ステップ6)。そして、シャッタ駆動手段はシャッタ開指令が送られるとソレノイドまたはモータを駆動してシャッタを開状態にする。
図6において、レーザビームプリンタの電源がONとなると(ステップ1)、メイン制御部30は初期処理とウォームアップ処理を行い(ステップ2)、プリンタ待機状態となり(ステップ3)、ホストマシンからのプリント命令を待つ(ステップ4)。ホストマシンからのプリント命令がなければ、プリント命令を待つ待機状態が続行されるが、プリント命令があるとプリント開始準備処理に入る(ステップ5)。プリント開始準備処理に入るとメイン制御部は、プリンタ待機状態をプリント開始にしてからメインモータで感光体を回転させて、ステップ5に相当する感光体の帯電や転写、定着等の制御を行う。このプリント開始準備処理またはプリント開始時にシャッタを開状態への指令を出す(ステップ6)。そして、シャッタ駆動手段はシャッタ開指令が送られるとソレノイドまたはモータを駆動してシャッタを開状態にする。
そして、通常はプリント終了時にメインモータを停止させて感光体の駆動を停止し、シャッタ閉信号を送り、ソレノイドまたはモータを駆動してシャッタを閉状態にし、プリンタ待機状態へと移行する。しかし、プリント終了後、すなわち感光体駆動停止または停止命令があった場合、シャッタを閉状態にすると、プリンタ待機状態に移行する以前の段階でホストマシンからプリント命令があったときにシャッタが閉状態でプリントできない場合がある。
そこで、本実施形態では図6のフローチャートのステップ7でプリントが終了したかが判断された後、プリント動作が終了後にホストマシンからのプリント命令があったかが判断される(ステップ8)。そして、ホストマシンからのプリント命令がないことを確認後に、メインモータをOFFし(ステップ10)、シャッタを閉状態にし(ステップ11)、ステップ3のプリント待機状態に戻す。
しかし、ホストマシンからのプリント命令があったときは、シャッタを閉状態にすることなく、開状態のまま保持することにより(ステップ9)、次のプリント終了までに要する時間を短くすることが可能となる。
ところで、カラーレーザプリンタの場合、4つの感光体を備えているものがあり、光学ユニット10からこれらの感光体へレーザビームを出射するものでは1つのシャッタ20が出射口である4つのスリットを同時に開閉するものでもよいが、4つのスリット毎にシャッタとそれを駆動する駆動手段を設けるようにする。
このように構成すると、複数のレーザ光を有する光学ユニットの場合、次の画像形成に必要なレーザビームに対応するシャッタを閉状態にすることなく、開状態を保持することにより、次の画像形成終了までに要する時間を短くでき、しかもトナー落ち等の要因による、レーザ光源やレーザ伝達光学系の汚れを防ぐことが可能となる。
1 感光体
10 光学ユニット(光走査装置)
16 スリット
20 シャッタ
22 モータ
30 メイン制御部
10 光学ユニット(光走査装置)
16 スリット
20 シャッタ
22 モータ
30 メイン制御部
Claims (4)
- 感光体に光書き込みを行う光走査装置のレーザビームが出射される光出射口を開閉するシャッタと、該シャッタを駆動する駆動手段とを有する画像形成装置において、
前記感光体の駆動停止または停止命令に合わせて、前記駆動手段にシャッタ閉の信号を送り、画像形成開始時には前記駆動手段にシャッタ開の信号を送るシャッタ制御手段を備えていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、前記シャッタ制御手段は前記感光体の駆動停止または停止命令時に、すでに次の画像形成開始準備及び画像形成開始が待機状態の場合、前記駆動手段にシャッタ閉の信号を送らずに、シャッタを開状態に維持することを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1または2に記載の画像形成装置において、前記光走査装置がレーザ光を照射する複数のスリットを備えているとき、各々個別にスリット部分に開閉自在に設けられたシャッタを各々個別に開閉する駆動手段と、各々個別にシャッタ開閉制御を行える手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項3に記載の画像形成装置において、前記感光体の駆動停止または停止命令時に、すでに次の画像形成開始準備及び画像形成開始が待機状態で、使用する複数のレーザ光が特定されている場合、使用する複数のレーザ光に対する前記該当シャッタ制御手段には閉信号を送らずに、開状態のままとし、使用しないレーザ光に対する前記シャッタ制御手段には閉信号を送り、閉状態としたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
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JP2005368427A JP2007171509A (ja) | 2005-12-21 | 2005-12-21 | 画像形成装置 |
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JP2005368427A Pending JP2007171509A (ja) | 2005-12-21 | 2005-12-21 | 画像形成装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014126829A (ja) * | 2012-12-27 | 2014-07-07 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2017010064A (ja) * | 2016-10-06 | 2017-01-12 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
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2005
- 2005-12-21 JP JP2005368427A patent/JP2007171509A/ja active Pending
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