JP2024069073A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】前ドアの状態だけでなく、画像形成処理が行われていない状態において、書込み光源の点灯に関わる制御部に対して電源供給を停止させることで消費電力の削減を図ることができる画像形成装置を提供する。【解決手段】本発明は、ドアの開放を検知するインターロックスイッチと、書込み光源の点灯を制御する書込み光源データ生成部と、前記書込み光源データ生成部へ供給する電源を生成する書込み光源電源生成部と、前記書込み光源データ生成部を用いた画像形成を制御するプリンタ制御部と、を備え、前記書込み光源電源生成部は、前記インターロックスイッチからの信号がドアの開放状態となった場合と、前記プリンタ制御部からの信号で生成停止が指示された場合と、の何れの場合においても前記電源の生成を停止する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
レーザ光を用いた画像形成装置では、画像形成装置の前ドア(ドアの一例)を開けた際、レーザ光が外部に放射されないように、前ドアの開閉に連動してレーザ光に使用している電源をOFFまたはONする技術が開示されている。また、画像形成装置の消費電力の削減のため、画像形成装置に対する操作者による操作が一定時間行われない場合に、省電力モードと呼ばれ、画像形成装置の一部への電力供給を停止する技術が開発されている。特許文献1には、安全性の高いレーザ走査部を備えた画像形成装置を提供することを目的として、監視部からの動作可能状態信号およびポリゴンミラー駆動部からの回転状態信号に基づき、電力供給部に電力供給の指示を与える構成が開示されている。
しかしながら、上述の画像形成装置では、より安全性を高めるため、前ドアの開閉以外にレーザ走査部の状態または監視部によって、レーザ駆動部への電源供給を制御しているが、消費電力については十分に削減できていないという課題がある。特許文献1では、レーザ駆動部への電源供給を制御しているので、仮にレーザ点灯信号が入力したとしてもレーザ光の点灯は止めることができるが、動作可能状態信号の生成自体は行われているため、電力の十分な削減は困難である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、前ドアの状態だけでなく、画像形成処理が行われていない状態において、書込み光源の点灯に関わる制御部に対して電源供給を停止させることで消費電力の削減を図ることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ドアの開放を検知するインターロックスイッチと、書込み光源の点灯を制御する書込み光源データ生成部と、前記書込み光源データ生成部へ供給する電源を生成する書込み光源電源生成部と、前記書込み光源データ生成部を用いた画像形成を制御するプリンタ制御部と、を備え、前記書込み光源電源生成部は、前記インターロックスイッチからの信号がドアの開放状態となった場合と、前記プリンタ制御部からの信号で生成停止が指示された場合と、の何れの場合においても前記電源の生成を停止する。
本発明によれば、前ドアの状態だけでなく、画像形成処理が行われていない状態において、書込み光源の点灯に関わる制御部に対して電源供給を停止させることで消費電力の削減を図ることができる、という効果を奏する。
図1は、本実施の形態にかかる画像形成装置の構成の一例を説明するための図である。 図2は、本実施の形態にかかる画像形成装置が有する作像装置の構成の一例を説明するための図である。 図3は、本実施の形態にかかる画像形成装置が備える光ビーム走査装置の構成の一例を説明するための図である。 図4は、本実施の形態にかかる画像形成装置が有する画像形成制御部および光ビーム走査装置の構成の一例を説明するための図である。 図5は、本実施の形態にかかる画像形成装置が有するプリンタ制御部の構成の一例を説明するための図である。 図6は、本実施の形態にかかる画像形成装置の印刷時の制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図7は、本実施の形態にかかる画像形成装置の印刷時の制御処理の流れの他の例を示すフローチャートである。 図8は、本実施の形態にかかる画像形成装置が有するLD電源生成部について説明するための図である。 図9は、本実施の形態にかかる画像形成装置におけるLD電源のONまたはOFFするタイミングの一例を説明するための図である。
以下に添付図面を参照して、画像形成装置の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態にかかる画像形成装置の構成の一例を説明するための図である。本実施の形態にかかる画像形成装置のプリンタ100には、中央に中間転写ユニットが設けられている。当該中間転写ユニットには、無端ベルトである中間転写ベルト10が設けられている。中間転写ベルト10は、3つの支持ローラ14~16に掛け廻されており、時計廻りに回動駆動される。
第2の支持ローラ15の右には、画像転写後に中間転写ベルト10上に残留する残留トナーを除去する中間転写体クリーニングユニット17が設けられている。第1の支持ローラ14と第2の支持ローラ15との間の中間転写ベルト10には、その移動方向に沿って、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、およびブラック(K)の各色の感光体ユニット、帯電ユニット18、現像ユニットおよびクリーニングユニットを有する作像装置20が設けられている。作像装置20は、プリンタ100本体に対して脱着可能に装着されている。
作像装置20の上方には、各色の感光体ユニットの感光体ドラム40に画像形成のためのレーザ光を照射する光ビーム走査装置21が設けられている。本実施の形態では、感光体の一例として感光体ドラム40を用いているが、これに限定するものではなく、感光体は、感光体ベルト等であっても良い。中間転写ベルト10の下方には、2次転写ユニット22がある。2次転写ユニット22は、2つのローラ23間に、無端ベルトである2次転写ベルト24を掛け渡して、中間転写ベルト10を押し上げて第3の支持ローラ16に押当てるように配置されている。この2次転写ベルト24は、中間転写ベルト10上の画像を用紙上に転写する。
2次転写ユニット22の横には、用紙上の転写画像を定着する定着ユニット25が設けられ、トナー像が転写された用紙が定着ユニット25に送り込まれる。定着ユニット25は、無端ベルトである定着ベルト26に加熱加圧ローラ27を押し当てたものである。2次転写ユニット22および定着ユニット25の下方には、表面に画像を形成した直後の用紙を、裏面にも画像を記録するために表裏を反転して送り出すシート反転ユニット28が設けられる。
画像形成装置の操作部ユニットのスタートスイッチが押され、原稿自動搬送装置(ADF:Auto Document Feeder)400の原稿給紙台30上に原稿がある場合、原稿自動搬送装置400は、原稿をコンタクトガラス32上に搬送する。ADF400に原稿が無い場合、画像形成装置は、コンタクトガラス32上の手置きの原稿を読むために、画像読み取りユニット300のスキャナを駆動し、第1キャリッジ33および第2キャリッジ34を、読み取り走査駆動する。
そして、第1キャリッジ33上の光源からコンタクトガラス32に光を発射するとともに、原稿面からの反射光を第1キャリッジ33上の第1ミラーで反射して第2キャリッジ34に向け、第2キャリッジ34上のミラーで反射して結像レンズ35を通して読取りセンサであるCCD(Charged Coupled Device)36に結像する。次いで、画像形成装置は、CCD36で得た画像信号に基づいて、Y,M,C,K各色の記録データを生成する。
また、画像形成装置の操作部ユニットのスタートスイッチが押された場合、パソコン等から画像出力の指示があった場合、またはFAXの出力指示があった場合、画像形成装置は、中間転写ベルト10の回動駆動を開始するとともに、作像装置20の各ユニットの作像準備を開始する。そして、画像形成装置は、各色作像の作像シーケンスを開始し、各色用の感光体ドラム40に対して、各色の記録データに基づいて変調された露光レーザを投射する各色作像プロセスにより、各色のトナー像を中間転写ベルト10上に一枚の画像として、重ね転写する。画像形成装置は、トナー画像の先端が2次転写ユニット22に進入する際に、同時に、用紙の先端が2次転写ユニット22に進入するようにタイミングをはかって用紙を2次転写ユニット22に送り込む。これにより、中間転写ベルト10上のトナー像が用紙に転写される。トナー像が移った用紙は、定着ユニット25に送り込まれ、そこでトナー像が用紙に定着される。
なお、画像形成装置は、給紙テーブル200の給紙ローラ42の1つを選択回転駆動し、給紙ユニット43が多段に備える給紙トレイ44の1つからシート(用紙)を繰り出し、分離ローラ45で1枚だけ用紙を分離して、給紙路46に入れる。次いで、画像形成装置は、用紙を搬送ローラ47で搬送してプリンタ100内の搬送ローラ48に導き、搬送ローラ48のレジストローラ49に突き当てて止めてから、前述のタイミングで2次転写ユニット22に送り出す。画像形成装置は、手差しトレイ51上に用紙を差し込んで給紙することもできる。ユーザが手差しトレイ51上に用紙を差し込んでいる場合、画像形成装置は、プリンタ100が給紙ローラ50を回転駆動して手差しトレイ51上のシートの一枚を分離して手差し給紙路53に引き込み、同じくレジストローラ49に突き当てて止める。
画像形成装置は、定着ユニット25で定着処理を受けて排出される用紙を、切換爪55で排出ローラ56に案内して排紙トレイ57上にスタックする。または、画像形成装置は、用紙を切換爪55でシート反転ユニット28に案内し、そこで用紙を反転して再び転写位置へと導き、裏面にも画像を記録して後、排出ローラ56で排紙トレイ57上に排出する。画像転写後の中間転写ベルト10上に残留する残留トナーは、中間転写体クリーニングユニット17で除去し、再度の画像形成に備える。ここでは、カラー画像形成装置の例を示したが、1色の印刷を行うモノクロ画像形成装置であっても良い。
図2は、本実施の形態にかかる画像形成装置が有する作像装置の構成の一例を説明するための図である。本実施の形態にかかる画像形成装置は、4色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)の画像を重ね合わせたカラー画像を形成する4組の作像装置20(画像作像部)と、4組の光ビーム走査装置21と、を備えている。
光ビーム走査装置21については、図3で説明するが、画像データ(例えば、CCD36で得た画像信号に基づいて生成される記録データ)に応じて駆動変調されることにより選択的に光ビームを出射する書込み光源の一例であるLD(Laser Diode)211(図3参照)が設けられる。当該LD211から出射された光ビームは、ポリゴンモータによって回転するポリゴンミラー213(図3参照)によって偏向され、fθレンズ214(図3参照)を通り、折り返しミラー215(図3参照)で反射し、感光体ドラム40上を走査する。本実施の形態では、書込み光源の一例として、LD211を用いているが、光ビームを出射可能な光源であれば良い。
各色の作像装置20とも、感光体ドラム40の回りには、帯電ユニット18、現像ユニット、転写器、クリーニングユニット、除電器が備わっている。そして、各色の作像装置20は、通常の電子写真プロセスである帯電、露光、現像、転写により中間転写ベルト10上に1色目の画像を形成し、次に2色目、3色目、4色目の順に画像を転写することにより、4色の画像が重ね合わさったカラー画像を形成する。さらに、画像形成装置は、2次転写ユニット22によって、中間転写ベルト10上に形成された画像を、搬送されてくる記録紙(用紙)に転写することで、4色の画像が重ね合わさったカラー画像を記録紙上に形成する。そして、画像形成装置は、定着ユニット25によって記録紙上の画像を定着させる。また、画像形成装置は、中間転写ベルト10上のトナー像を除去するために、中間転写体クリーニングユニット17を備える。また、画像形成装置は、色毎に、現像ユニットに補給するトナーが入っているトナーボトルを備える。ここでは、本実施の形態にかかる画像形成装置が、カラー画像形成装置の例を示したが、1色の印刷を行うモノクロ画像形成装置であっても良い。
図3は、本実施の形態にかかる画像形成装置が備える光ビーム走査装置の構成の一例を説明するための図である。図3は、本実施の形態にかかる光ビーム走査装置21を上方から見た図である。各色の光ビーム走査装置21とも、同じ構成を有している。光ビーム走査装置21は、LD211から出射される光ビームが、CYL(シリンダレンズ)212を通り、ポリゴンミラー213に入射し、ポリゴンミラー213が回転することにより光ビームを偏向し、fθレンズ214を通り、折り返しミラー215によって感光体ドラム40上を走査する。本実施の形態では、各色の光ビーム走査装置21は、ポリゴンミラー213を有しているが、複数の光ビーム走査装置21が、1つのポリゴンミラー213を使用して、LD211から出射される光ビームを偏向する構成としても良い。
光ビーム走査装置21は、感光体ドラム40の主走査方向の書出し側の端部に、同期ミラー216、同期レンズ217、同期検知センサ218を備え、fθレンズ214を透過した光ビームが同期ミラー216によって反射され、同期レンズ217によって集光され、同期検知センサ218に入射するような構成になっている。同期検知センサ218は、主走査方向の書き出しタイミングを決定する同期検知信号を検出する同期検知センサの役割を果たしている。
図4は、本実施の形態にかかる画像形成装置が有する画像形成制御部および光ビーム走査装置の構成の一例を説明するための図である。図4では、1色分の画像形成制御部(ポリゴンモータ制御部409およびLD点灯データ生成部410)、および光ビーム走査装置21を示しているが、プリンタ制御部401、電源装置402、LD電源生成部403、インターロックスイッチ404以外は、色毎に、画像形成制御部および光ビーム走査装置21を備えている。
光ビーム走査装置21は、感光体ドラム40の主走査方向の書出し側の端部に、LD211から出射された光ビームを検出する同期検知センサ(同期センサ)218を備え、fθレンズ214を透過した光ビームが同期ミラー216によって反射され、同期レンズ217によって集光させて同期検知センサ218に入射するような構成になっている。LD211からから出射される光ビームが同期検知センサ218上を通過することにより、同期検知センサ218から同期検知信号XDETPが出力され、画素クロック生成部405、同期検知用点灯制御部406、書出開始位置制御部407に送られる。
LD点灯データ生成部410は、LD211(書込み光源の一例)の点灯を制御する書込み光源データ生成部の一例として機能する。本実施の形態では、LD点灯データ生成部410は、画素クロック生成部405、同期検知用点灯制御部406、書出開始位置制御部407、およびLD制御部408を有する。また、本実施の形態では、LD点灯データ生成部410は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェアで実現されるが、これに限定するものではなく、各種の回路によって実現することが可能である。
画素クロック生成部405では、同期検知信号XDETPに同期した画素クロックPCLKを生成し、書出開始位置制御部407、同期検知用点灯制御部406に送る。同期検知用点灯制御部406は、最初に同期検知信号XDETPを検出するために、LD強制点灯信号BDをONしてLDを強制点灯させる。また、同期検知用点灯制御部406は、同期検知信号XDETPを検出した後、同期検知信号XDETPと画素クロックPCLKを用いて、フレア光が発生しない程度で確実に同期検知信号XDETPが検出できるようなタイミングでLD211を点灯させる。
そして、同期検知用点灯制御部406は、同期検知信号XDETPを検出したらLD211を消灯するようなLD強制点灯信号BDを生成し、LD制御部408に送る。また、同期検知用点灯制御部406は、各LD211の光量制御タイミング信号APCを同期検知信号XDETPと画素クロックPCLKを用いて生成し、LD制御部408に送る。この光量制御タイミング信号APCは、画像書き込み領域外で実行する必要があり、そのタイミングで光量を狙いの光量に制御する。
LD制御部408では、LD強制点灯信号(同期検知用強制点灯信号)BD、光量制御タイミング信号APC、および画素クロックPCLKに同期した画像データに応じてLD(レーザ)211を点灯制御する。そして、LD211から光ビーム(レーザビーム)が出射し、ポリゴンミラー213に偏向され、fθレンズ214を通り、折り返しミラー215によって感光体ドラム40上を走査することになる。
書出開始位置制御部407は、同期検知信号XDETP、画素クロックPCLK、およびプリンタ制御部401からの制御信号等により、画像書出し開始タイミングおよび画像幅を決定する主走査制御信号XLGATE、副走査制御信号XFGATEを生成している。
ポリゴンモータ制御部409は、プリンタ制御部401からの制御信号により、ポリゴンモータを規定の回転数で回転制御する。
LD電源生成部403は、電源装置402から供給された電源からLD電源を生成する。具体的には、LD電源生成部403は、LD点灯データ生成部410へ供給するLD電源(電源の一例)を生成する書込み光源電源生成部の一例として機能する。また、LD電源生成部403は、インターロックスイッチ404およびプリンタ制御部401によるONまたはOFF制御によってLD電源の生成をONまたはOFF可能である。LD電源は、LD点灯データ生成部410、および同期検知センサ218に供給され、LD211の点灯制御に使われる。
また、プリンタ制御部401は、LD点灯データ生成部410を用いた画像形成を制御するプリンタ制御部の一例である。また、プリンタ制御部401は、インターロックスイッチ404の状態を見て、ドアの開閉状態を確認し、印刷動作が可能な状態なのかをチェックしている。ここで、インターロックスイッチ404は、画像形成装置が有するドア(例えば、前ドア)の開放を検知するインターロックスイッチの一例である。
LD電源生成部403は、インターロックスイッチ404からの検知信号がドアの開放状態となった場合(すなわち、インターロックスイッチ404からの検知信号によりドアが解放状態となったことを検知した場合)と、プリンタ制御部401からの制御信号でLD電源の生成停止が指示された場合と、の何れの場合においてもLD電源の生成を停止する。これにより、印刷動作を開始するまではLD211が点灯されず、印刷動作中のみ、LD点灯データ生成部410等の各制御部へのLD電源の供給がONされる。その結果、前ドアの状態だけでなく、画像形成処理が行われていない状態において、LD211の点灯に関わる各制御部に対してLD電源の供給を停止させることで、LD電源の生成による消費電力の削減を図ることができる。
また、LD電源生成部403は、感光体ドラム40上で光ビームを走査させるポリゴンモータを回転させる前に、LD点灯データ生成部410、および同期検知センサ218へのLD電源の供給をONする。これにより、LD電源の生成による消費電力を低減させ、かつ画像形成動作の開始前に確実にLD点灯データ生成部410を動作させることができる。
また、LD電源生成部403は、ポリゴンモータを停止させる前に、LD点灯データ生成部410、および同期検知センサ218へのLD電源の供給をOFFする。これにより、印刷動作中のみLD電源を生成することができるので、LD電源の生成による消費電力をさらに低減することができる。
また、LD電源生成部403は、画像形成装置がカラー画像形成装置である場合、色毎に設けられるLD点灯データ生成部410等へのLD電源の供給を色毎に制御する。これにより、印刷動作に用いない色のLD点灯データ生成部410等へのLD電源の供給を停止することができるので、消費電力をさらに低減することができる。
また、LD電源生成部403は、カラー画像形成装置の印刷モード(例えば、カラー印刷、モノクロ印刷)によってLD点灯データ生成部410等へのLD電源の供給を色毎に制御しても良い。これにより、印刷動作に用いない色のLD点灯データ生成部410等へのLD電源の供給を停止することができるので、LD電源の生成による消費電力をさらに低減できる。
また、LD電源生成部403は、作像順に合わせてLD点灯データ生成部410等へのLD電源の供給を色毎に制御しても良い。これにより、作像が終わった色から順に、LD点灯データ生成部410等へのLD電源の供給を停止することができるので、LD電源の生成による消費電力をさらに低減できる。
図5は、本実施の形態にかかる画像形成装置が有するプリンタ制御部の構成の一例を説明するための図である。プリンタ制御部401は、CPU(Central Processing Unit)401a、RAM(Random Access Memory)401b、ROM(Read Only Memory)401c、I/Oポート401dを含んで構成され、各ハードウェアはバスを介して接続されている。
CPU401aは、画像形成装置の動作を制御するプログラムを実行し、所定の処理を行う装置である。RAM401bは、CPU401aが実行するプログラムの実行空間を提供するための揮発性の記憶装置であり、プログラムおよびデータの格納用または展開用として使用される。ROM401cは、CPU401aが実行するプログラムおよびファームウェア等を記憶するための不揮発性の記憶装置である。I/Oポート401dは、CPU401aで制御されるモータ等への出力情報、各種センサ等からの入力情報等を処理する装置である。
I/Oポート401dには、LD電源生成部403、およびインターロックスイッチ404が接続されている。また、書出開始位置制御部407、LD制御部408、同期検知用点灯制御部406、画素クロック生成部405、ポリゴンモータ制御部409についてもバスを介して接続され、CPU401aからの指示により、各種データの設定、ONまたはOFF制御等が行われる。
図6は、本実施の形態にかかる画像形成装置の印刷時の制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。印刷を開始する場合、画像形成装置の前ドアは閉まっていて、インターロックスイッチ404がONの状態になっている必要がある。ここで、インターロックスイッチ404がONの状態とは、インターロックスイッチ404によってドアの開放を検知していない状態である。
次いで、画像形成装置の操作パネルのスタートキーが押された場合、画像形成装置は、まず、プリンタ制御部401からの指示によりLD電源生成部403をONしてLD電源を生成し、LD点灯データ生成部410、および同期検知センサ218にLD電源を供給する(ステップS601)。
次に、画像形成装置は、プリンタ制御部401からの指示に従って、規定の回転数でポリゴンモータを回転させる(ステップS602)。その後、画像形成装置は、プリンタ制御部401から各制御部に各種設定値を設定して(ステップS603)、同期検知信号XDETPを出力するため、各LD211が規定光量で点灯できる状態にする光量制御タイミング信号APCを生成する動作を行う(ステップS604)。その後、画像形成装置は、画像形成動作を開始する(ステップS605)。そして、画像形成装置は、次の画像がなければ(ステップS606:No)、LD211を消灯し(ステップS607)、ポリゴンモータを停止し(ステップS608)、プリンタ制御部401からの制御信号に従ってLD電源生成部403をOFFして(ステップS609)、LD電源の供給を止め、終了する。
図7は、本実施の形態にかかる画像形成装置の印刷時の制御処理の流れの他の例を示すフローチャートである。図6に示す流れとの違いは、画像形成終了後のLD電源をOFFするタイミングが、ポリゴンモータの停止前にプリンタ制御部401からの制御信号に従って、LD電源生成部403をOFFしてLD電源の供給を止めるところである。それ以外の処理は、図6に示す流れと同様である。
図8は、本実施の形態にかかる画像形成装置が有するLD電源生成部について説明するための図である。図4との違いは、カラー画像形成装置において、色毎にLD電源の生成を個別にONまたはOFF制御できることである。カラー画像形成装置であってもモノクロ印刷の場合は、K色のみLD211を点灯することになり、他の色についてはLD211を点灯させる必要がない。よって、プリンタ制御部401は、印刷モードによってLD電源を生成する必要がある色を選択し、LD電源生成部403を介して、色毎に、LD電源の生成のONまたはOFFを制御する。
図9は、本実施の形態にかかる画像形成装置におけるLD電源のONまたはOFFするタイミングの一例を説明するための図である。図2に示す画像形成装置の場合、各色のLD211の点灯による潜像画像の生成タイミングは、図9に示すFGATE信号のように感光体ドラム40間のピッチ分だけずれたタイミングになる。よって、色毎にLD電源の生成を個別にONまたはOFF制御できる構成の場合、LD電源生成部403は、画像データによるLD211の点灯が終了した色、つまりFGATE信号がネゲートした色から順にLD電源の生成のOFFが可能となる。
なお、本実施の形態では、LD電源をONするタイミングが、各色同じになっているが、これは印刷ページ毎に出力されるSTART信号に対して各色の書き出し開始タイミングを制御しているためである。仮に、別方式、例えば、一つ前の色に対してタイミングを制御する場合は、LD電源をONするタイミングも色毎に変えることが可能となる。
このように、本実施の形態にかかる画像形成装置によれば、印刷動作を開始するまではLD211が点灯されず、印刷動作中のみ、LD点灯データ生成部410等の各制御部へのLD電源の供給がONされる。その結果、前ドアの状態だけでなく、画像形成処理が行われていない状態において、LD211の点灯に関わる各制御部に対してLD電源の供給を停止させることで、LD電源の生成による消費電力の削減を図ることができる。
なお、上記実施の形態では、本発明の画像形成装置を、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機に適用した例を挙げて説明するが、複写機、プリンタ、スキャナ装置、ファクシミリ装置等の画像形成装置であればいずれにも適用することができる。
本発明の態様は、例えば、以下のとおりである。
<1> ドアの開放を検知するインターロックスイッチと、
書込み光源の点灯を制御する書込み光源データ生成部と、
前記書込み光源データ生成部へ供給する電源を生成する書込み光源電源生成部と、
前記書込み光源データ生成部を用いた画像形成を制御するプリンタ制御部と、を備え、
前記書込み光源電源生成部は、前記インターロックスイッチからの信号がドアの開放状態となった場合と、前記プリンタ制御部からの信号で生成停止が指示された場合と、の何れの場合においても前記電源の生成を停止する、画像形成装置。
<2> 前記光源電源生成部は、感光体上で光ビームを走査させるポリゴンモータを回転させる前に前記光源データ生成部への電源の供給をONにする、<1>に記載の画像形成装置。
<3> 前記光源電源生成部は、光ビームを走査させるポリゴンモータを停止させる前に前記光源データ生成部への電源の供給をOFFにする、<1>または<2>に記載の画像形成装置。
<4> 前記画像形成装置は、カラー画像形成装置であり、
前記光源電源生成部は、色毎に設けられた前記光源データ生成部への電源の供給を色毎に制御する、<1>から<3>のいずれか一に記載の画像形成装置。
<5> 前記光源電源生成部は、前記カラー画像形成装置の印刷モードによって前記光源データ生成部への電源の供給を色毎に制御する、<4>に記載の画像形成装置。
<6> 前記光源電源生成部は、作像順に合わせて前記光源データ生成部への電源の供給を色毎に制御する、<4>に記載の画像形成装置。
21 光ビーム走査装置
40 感光体ドラム
211 LD
213 ポリゴンミラー
214 fθレンズ
215 折り返しミラー
216 同期ミラー
217 同期レンズ
218 同期検知センサ
401 プリンタ制御部
402 電源装置
403 LD電源生成部
404 インターロックスイッチ
405 画素クロック生成部
406 同期検知用点灯制御部
407 書出開始位置制御部
408 LD制御部
409 ポリゴンモータ制御部
410 LD点灯データ生成部
特開2006-88443号公報

Claims (6)

  1. ドアの開放を検知するインターロックスイッチと、
    書込み光源の点灯を制御する書込み光源データ生成部と、
    前記書込み光源データ生成部へ供給する電源を生成する書込み光源電源生成部と、
    前記書込み光源データ生成部を用いた画像形成を制御するプリンタ制御部と、を備え、
    前記書込み光源電源生成部は、前記インターロックスイッチからの信号がドアの開放状態となった場合と、前記プリンタ制御部からの信号で生成停止が指示された場合と、の何れの場合においても前記電源の生成を停止する、画像形成装置。
  2. 前記書込み光源電源生成部は、感光体上で光ビームを走査させるポリゴンモータを回転させる前に前記書込み光源データ生成部への電源の供給をONにする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記書込み光源電源生成部は、光ビームを走査させるポリゴンモータを停止させる前に前記書込み光源データ生成部への電源の供給をOFFにする、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成装置は、カラー画像形成装置であり、
    前記書込み光源電源生成部は、色毎に設けられた前記書込み光源データ生成部への電源の供給を色毎に制御する、請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記書込み光源電源生成部は、前記カラー画像形成装置の印刷モードによって前記書込み光源データ生成部への電源の供給を色毎に制御する、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記書込み光源電源生成部は、作像順に合わせて前記書込み光源データ生成部への電源の供給を色毎に制御する、請求項4に記載の画像形成装置。
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