JP2007170207A - 車両用駆動力制御装置 - Google Patents

車両用駆動力制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007170207A
JP2007170207A JP2005365451A JP2005365451A JP2007170207A JP 2007170207 A JP2007170207 A JP 2007170207A JP 2005365451 A JP2005365451 A JP 2005365451A JP 2005365451 A JP2005365451 A JP 2005365451A JP 2007170207 A JP2007170207 A JP 2007170207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
driving force
driver
vehicle speed
difference
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005365451A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4862389B2 (ja
Inventor
Kazuyuki Shiiba
一之 椎葉
Kunihiro Iwatsuki
邦裕 岩月
Shinya Iizuka
信也 飯塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2005365451A priority Critical patent/JP4862389B2/ja
Publication of JP2007170207A publication Critical patent/JP2007170207A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4862389B2 publication Critical patent/JP4862389B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

【課題】車両がコーナーを通過した後の加速時に、そのときの運転者に適した加速状態を得ることが可能な車両用駆動力制御装置を提供する。
【解決手段】車両前方の走行環境を検出する手段(S1)と、前記車両前方の走行環境を走行する際の車両走行パラメータの目標値を設定する設定手段(S2)と、前記車両前方の走行環境を走行する際の車両走行パラメータの実際の値を検出する検出手段と、前記車両走行パラメータの前記目標値と前記実際の値に基づいて、運転者の操作に対する駆動力の大きさを変更する制御手段(S6、S7)とを備えている。前記制御手段は、前記車両走行パラメータの前記目標値と前記実際の値の差が大きくなるに従い、前記運転者の操作に対する前記駆動力の大きさが大きくなるように変更する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両用駆動力制御装置に関し、特に、車両がコーナーを通過した後の加速時に、そのときの運転者に適した加速状態を得ることが可能な車両用駆動力制御装置に関する。
特開平7−306998号公報(特許文献1)には、走行経路を推定し、現在の速度で走行を続けた場合に危険な地点がある場合に、その地点に到達する以前に運転者の技量に応じて安全な速度に車両速度を制御する技術が記載されている。同技術は、道路地図情報を記憶する手段(地図情報)と、地図情報での自車位置を推定する自車位置検知手段と、運転者の運転技量を計測・判定するためのドライバ技量計測手段とその入力となるセンサ群と、運転者の技量により制御内容を切り換える制御内容切り換え手段と、エンジントルクを制御する制御手段を備え、自動車のエンジン始動時から停止までの間に運転技量に応じた安全走行制御を施す。同技術によれば、走行経路を推定し、現在の速度で走行を続けた場合に危険な地点がある場合に、運転者の技量に応じた方法で、その地点に到達する以前に安全な速度にすることで、カーブが曲がり切れず道路から飛び出し、周りの構造物などと衝突するといった事故を未然に防ぐことが可能となる。
特開平7−306998号公報 特開2004−119238号公報
上記特許文献1のように車両がコーナーを走行するときにコーナー進入時の運転者の指向ないしは技量を反映させて車両の減速制御を行う技術が知られている。しかしながら、この制御は、車両がコーナーを通過した後の加速時には、運転者の指向ないしは技量と合わない制御となっており、運転者の指向ないしは技量に合った加速状態が得られないという課題がある。
また、運転者の技量ないしは指向が過去に蓄積された情報に基づいて推定される場合には、現在の運転者の技量ないしは指向を正しく求めることができないという問題がある。即ち、運転者の技量ないしは指向が過去に蓄積された情報に基づいて推定される場合には、ある程度の回数コーナーを走行しないと運転技量ないしは指向を推定することができない。運転者が交代した場合にも、直ちにその運転者の技量ないしは指向を推定することができない。運転者が変わらない場合であっても、運転の途中に運転者の運転指向が変わった場合には、直ちに運転者の技量ないしは指向を推定することができない。
本発明の目的は、車両がコーナーを通過した後の加速時に、そのときの運転者に適した加速状態を得ることが可能な車両用駆動力制御装置を提供することである。
本発明の車両用駆動力制御装置は、車両前方の走行環境を検出する手段と、前記車両前方の走行環境を走行する際の車両走行パラメータの目標値を設定する設定手段と、前記車両前方の走行環境を走行する際の車両走行パラメータの実際の値を検出する検出手段と、前記車両走行パラメータの前記目標値と前記実際の値に基づいて、運転者の操作に対する駆動力の大きさを変更する制御手段とを備えている。
本発明の車両用駆動力制御装置において、前記制御手段は、前記車両走行パラメータの前記目標値と前記実際の値の差が大きくなるに従い、前記運転者の操作に対する前記駆動力の大きさが大きくなるように変更することを特徴としている。
本発明の車両用駆動力制御装置において、前記車両走行パラメータは、車速又は横Gであることを特徴としている。
本発明の車両用駆動力制御装置において、前記車両前方の走行環境は、コーナーである
ことを特徴としている。
本発明の車両用駆動力制御装置において、前記制御手段は、前記運転者の操作に対する駆動力の大きさを電子スロットルの制御により変更することを特徴としている。
本発明の車両用駆動力制御装置において、前記制御手段は、車両が前記車両前方の走行環境を通過したことが検出され、運転者による加速操作が検出されないときに、前記運転者の操作に対する駆動力の大きさを通常の状態に戻すことを特徴としている。
本発明によれば、車両がコーナーを通過した後の加速時に、そのときの運転者に適した加速状態を得ることが可能となる。
以下、本発明の車両用駆動力制御装置の一実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1から図7を参照して、第1実施形態について説明する。本実施形態は、変速機を用いて車両の駆動力制御を行う車両用駆動力制御装置に関する。
本実施形態の構成としては、以下に詳述するように、コーナーの曲率半径R、曲率、又は変位角などのコーナーの曲がり度合いを検知又は推定する手段(ナビゲーションシステム等)と、アクセル操作(アクセル開度を含む)を検出する手段と、アクセルペダル開度に対する駆動力特性(電子スロットル特性、ディーゼルエンジンである場合には燃料噴射量、モータが使用される場合にはモータ電流)を変更する駆動力特性変更手段と、を備えている。なお、以下では、駆動力特性変更手段は、駆動力特性として、電子スロットル特性を変更するものとして説明する。
本実施形態では、車両がコーナーにアクセルOFFの状態で進入する場合に、目標旋回車速(運転者指向が通常走行指向である場合にコーナーを走行するときの車速)と現在の実旋回車速の差が大きい場合(例えば差が正の値である場合)には、駆動力特性変更手段がより大きな駆動力が出る側に駆動力特性を変更し、一方、目標旋回車速と現在の実旋回車速の差が小さい場合(例えば差が負の値である場合)には、より小さな駆動力しか出ない側に駆動力特性を変更する。
これにより、目標旋回車速と実旋回車速の差が大きい場合には、迅速な加速が得られるとともに、目標旋回車速と実旋回車速の差が小さい場合には、適度な駆動力となり、飛び出し感の低減が可能となる。通常、目標旋回車速と実旋回車速の差が大きい場合には、実旋回車速が高くてスポーツ走行指向(通常走行指向時よりも高い車速で走行する指向)であるか又は運転技量が高い場合が多く、一方、目標旋回車速と実旋回車速の差が小さい場合には、実旋回車速が低くてゆっくり走行指向(通常走行指向時よりも低い車速で走行する指向)であるか又は運転技量が低い場合が多いことから、過去の情報に基づいて運転者指向又は運転技量の推定を行うことなく、直ちに運転者指向又は運転技量に合った駆動力制御を行うことができる。
上記のように、本実施形態の目標旋回車速と実旋回車速の差は、運転指向及び運転技量のいずれにも対応していると捉えることができることから、即ち、目標旋回車速と実旋回車速の差が大きい場合には、運転指向がスポーツ走行指向であるか、又は、運転技量が高いことが考えられ、いずれの場合にも車両がコーナーを通過した後の加速時には、通常時よりも大きな駆動力が求められる。目標旋回車速と実旋回車速の差が小さい場合には、運転指向がゆっくり走行指向である場合であるか、運転技量が低いことが考えられ、いずれも場合にも車両がコーナーを通過した後の加速時には、通常時よりも小さな駆動力が求められる。目標旋回車速と実旋回車速が概ね同じ値である場合には、運転指向が通常走行指向である場合であるか、運転技量が平均的であることが考えられ、いずれも場合にも車両がコーナーを通過した後の加速時には、通常時の駆動力が求められる。
図2を参照して、本実施形態の構成について説明する。
図2において、符号10は自動変速機、40はエンジンである。自動変速機10は、電磁弁121a、121b、121cへの通電/非通電により油圧が制御されて5段変速が可能である。図2では、3つの電磁弁121a、121b、121cが図示されるが、電磁弁の数は3に限定されない。電磁弁121a、121b、121cは、制御回路130からの信号によって駆動される。
エンジン40の吸気配管41には、電子式スロットルバルブ43が設けられている。アクセルペダル115の操作によって変化するアクセル開度がアクセル開度センサ114によって検出されると、制御回路130は、そのアクセル開度に基づいて、スロットル弁制御指令をスロットル開度制御装置(図示せず)に出力する。そのスロットル開度制御装置は、そのスロットル弁制御指令に基づいて、電子スロットルバルブ43の開度を制御する。
エンジン回転数センサ116は、エンジン40の回転数を検出する。車速センサ122は、車速に比例する自動変速機10の出力軸120cの回転数を検出する。シフトポジションセンサ123は、シフトポジションを検出する。パターンセレクトスイッチ117は、変速パターンを指示する際に使用される。加速度センサ90は、車両の減速度(減速加速度)を検出する。
道路勾配計測・推定部118は、CPU131の一部として設けられることができる。道路勾配計測・推定部118は、加速度センサ90により検出された加速度に基づいて、道路勾配を計測又は推定するものであることができる。また、道路勾配計測・推定部118は、平坦路での車速とスロットル開度に対する加速度を予めROM133に記憶させておき、実際に車速センサ122により検出した車速の時間変化率より算出される加速度と比較して道路勾配を求めるものであることができる。
ナビゲーションシステム装置95は、自車両を所定の目的地に誘導することを基本的な機能としており、演算処理装置と、車両の走行に必要な情報(地図、直線路、カーブ、登降坂、高速道路など)が記憶された情報記憶媒体と、自立航法により自車両の現在位置や道路状況を検出し、地磁気センサやジャイロコンパス、ステアリングセンサを含む第1情報検出装置と、電波航法により自車両の現在位置、道路状況などを検出するためのもので、GPSアンテナやGPS受信機などを含む第2情報検出装置等を備えている。
路面μ検出・推定部92は、路面の摩擦係数μに代表される路面の滑り易さ(低μ路か否か)を検出又は推定する。ここで、低μ路には、悪路(路面の凹凸が大きい場合や路面に段差がある等を含む)が含まれる。即ち、路面μ検出・推定部92では、走行路面の摩擦係数μが演算され、その演算された摩擦係数μが予め定められたしきい値を超えているか否かによって、低μ路か否かが決定される。
路面μ検出・推定部92は、将来に走行予定の路面についての情報(ナビ情報など)に基づいて、低μ路であるか否かを予測する。ここで、ナビ情報には、ナビゲーションシステム装置95のように予め記憶媒体(DVDやHDDなど)に記録されている路面(例えば非舗装路)の情報の他、車両自体が過去の実走行や他の車両や通信センターとの通信(車車間通信や路車間通信を含む)を介して得た情報(道路状況を示す情報や天候状況を示す情報を含む)が含まれる。その通信には、道路交通情報通信システム(VICS)やいわゆるテレマティクスが含まれる。
制御回路130は、アクセル開度センサ114、エンジン回転数センサ116、車速センサ122、シフトポジションセンサ123、加速度センサ90の各検出結果を示す信号を入力し、また、パターンセレクトスイッチ117のスイッチング状態を示す信号を入力し、また、ナビゲーションシステム装置95からの信号を入力する。
制御回路130は、周知のマイクロコンピュータによって構成され、CPU131、RAM132、ROM133、入力ポート134、出力ポート135、及びコモンバス136を備えている。入力ポート134には、上述の各センサ114、116、122、123、90からの信号、上述のスイッチ117からの信号、及びナビゲーションシステム装置95のそれぞれからの信号が入力される。出力ポート135には、電磁弁駆動部138a、138b、138cが接続されている。
ROM133には、予め図1のフローチャートに示す動作(制御ステップ)が記述されたプログラムが格納されているとともに、自動変速機10のギヤ段を変速するための変速マップ及び変速制御の動作(図示せず)が格納されている。制御回路130は、入力した各種制御条件に基づいて、自動変速機10の変速を行う。
図1から図6を参照して、本実施形態の動作について説明する。
図3及び図4に示すように、車両Xは、コーナー301を旋回するに際して、符号P1の地点かつ符号t1の時点でアクセルをOFFにしてからコーナー301を旋回し、符号P2の地点かつ符号t3の時点でアクセルをONにしてコーナー301を脱出していく。
図4に示すように、車両Xは、アクセルをOFFにした後のt2の時点でコーナー301の旋回を開始する(旋回判定フラグ参照)。アクセルをOFFにしているコーナー301の旋回中は、車両Xの車速302が低下し、t3時点でアクセルがONにされると、車速302が上昇していく。目標旋回車速303は、上記のように、運転者指向が通常走行指向である場合にコーナー301を走行するときの車速である。
本実施形態では、車両Xの前方にコーナー301を検出し、かつコーナー301を旋回走行中のアクセルOFFの時、電子スロットル特性を実旋回車速302と目標旋回車速303の差に基づいて決定される特性に変更する。
アクセルONの時(t3)の目標旋回車速303と実旋回車速302の差(=実旋回車速302−目標旋回車速303)Vdが大きい場合には、同じアクセルペダル操作量でも通常走行指向時の電子スロットル特性(図5の符号401)よりもスロットルが開き、より大きな駆動力が出る方向に電子スロットル特性を変更する(図5の符号402)。一方、目標旋回車速303と実旋回車速302の差Vdが小さい場合には同じアクセルペダル操作量でも通常走行指向時の電子スロットル特性(図5の符号401)よりもスロットルが開かず、より小さな駆動力しか出ない方向に電子スロットル特性を変更する(図5の符号403)。
上記のように、目標旋回車速303と、アクセルON時の実旋回車速302の差Vdが大きい場合には、運転者の指向が、コーナー301を通常走行指向時よりも高い車速で走行するスポーツ走行指向であるか又は運転技量が高いと判定することができ、通常走行指向時よりも大きな駆動力が出る方向に電子スロットル特性が変更されるため(図5の符号401から402に変更)、アクセルONにより駆動力がすぐに得られ、迅速に加速することができる。
一方、目標旋回車速303と、アクセルON時の実旋回車速302の差Vdが小さい場合には、運転者の指向が、コーナー301を通常走行指向時よりも低い車速で走行するゆっくり走行指向であるか又は運転技量が低いと判定することができ、通常走行指向時よりも小さな駆動力しか出ない方向に電子スロットル特性が変更されるため(図5の符号401から403に変更)、アクセルONにより駆動力が急激に立ち上がることがなく、飛び出し感を抑制することができる。このように、本実施形態によれば、過去の情報又は数多くの情報に基づいて運転者の指向又は運転技量を算出することなく、直ちに運転者の感覚に合った制御とすることができる。
図6に示すように、目標旋回車速303と実旋回車速302の差Vdが、予め設定された第1閾値(正の値)未満又は予め設定された第2閾値(負の値)よりも大きな0近傍の値である場合(図5の例ではVd=0m/s)に、通常走行指向の電子スロットル特性401とされる。また、差Vdが第1閾値以上の値である場合(図5の例ではVd=10m/s)に、スポーツ走行指向の電子スロットル特性402とされる。この場合、スポーツ走行指向の電子スロットル特性402は、差Vdが大きくなればなるほど通常走行指向の電子スロットル特性401よりもスロットルが開く特性とされる。また、差Vdが第2閾値以下の値である場合(図5の例ではVd=−5m/s)には、ゆっくり走行指向の電子スロットル特性403とされる。この場合、ゆっくり走行指向の電子スロットル特性403は、差Vdが小さくなればなるほど通常走行指向の電子スロットル特性401よりもスロットルが開かない特性とされる。
以下、図1及び図2を参照して、具体的な制御フローについて説明する。
[ステップS1]
図1のステップS1では、制御回路130により、前方にコーナーがあるか否かが判定される。制御回路130は、ナビゲーションシステム装置95から入力した信号に基づいて、ステップS1の判定を行う。ステップS1の判定の結果、前方にコーナーがあると判定された場合には、ステップS2に進み、そうでない場合には、本制御フローは終了する。図3の例では、車両Xの前方にコーナー301があるため、ステップS2に進む。
[ステップS2]
ステップS2では、制御回路130により、コーナー301の目標旋回車速Vreqが算出される。その算出に際して、まず、制御回路130は、ナビゲーションシステム装置95の地図情報に基づいて、コーナー301の曲率半径Rを算出する。次に、制御回路130により、予め設定された目標横Gと、コーナー301の曲率半径Rに基づいて、コーナー301の入口における車速(目標旋回車速Vreq)が求められる。下記式[数1]において、gは重力加速度である。制御回路130は下記式[数1]より、目標旋回車速Vreq[m/s]を求める。ステップS2の次に、ステップS3が行われる。
Figure 2007170207
[ステップS3]
ステップS3では、制御回路130により、アクセルがOFFであるか否かが判定される。アクセル開度センサ114からの信号又はアイドル接点スイッチ(図示せず)からの信号に基づいて、アクセルがOFFの状態(全閉)か否かが判定される。ステップS3の結果、アクセルがOFFの状態であると判定されれば、ステップS4に進む。一方、アクセルがOFFの状態であると判定されなければ、ステップS3が繰り返し行われる。
後述するように、本実施形態では、アクセルが全閉のとき(より正確には、アクセルがOFFからONに変わった瞬間)に(ステップS3−Y→ステップS5−Y)、電子スロットル特性が変更される(ステップS7)。アクセルが開いているときに電子スロットル特性が変更されると、運転者にとって不意の駆動力の増減が生じ、違和感となるためである。
[ステップS4]
ステップS4では、制御回路130により、車両がコーナーを旋回中であるか否かが判定される。制御回路130は、ナビゲーションシステム装置95からの情報に基づいて、ステップS4の判定を行うことができる。その判定の結果、車両がコーナーを旋回中であると判定された場合には、ステップS5に進み、そうでない場合には、ステップS4が繰り返し行われる。
車両がコーナーを旋回中であるか否かの判定は、ナビゲーションシステム装置95からの情報に基づいて行う以外にも、車両のステアリング角度、横G、又は、左右の車輪速差に基づいて行うことができる。
本実施形態は、コーナーの脱出時の駆動力を最適化するために目標旋回車速303と実旋回車速302の差に基づいて電子スロットル特性を変更するものであり、コーナーの旋回前は電子スロットル特性を変更しない。そのため、ステップS4において、車両がコーナーを旋回中であるか否かを判断する。
[ステップS5]
ステップS5では、制御回路130により、アクセルがOFFからONに変化したか否かが判定される。アクセル開度センサ114からの信号又はアイドル接点スイッチ(図示せず)からの信号に基づいて、アクセルの状態が検出される。ステップS5の結果、アクセルがOFFからONに変化したと判定されれば、ステップS6に進む。一方、アクセルがOFFからONに変化したと判定されなければ、ステップS5が繰り返し行われる。
運転者のアクセルON操作をもって、運転者は減速を終了し、コーナー脱出に向けて加速を始めたと判断する。図4に示すように、通常は、アクセルがOFFからONに変化した時点t3の車速302が最も低くなるので、この時点の車速302と目標旋回車速303の差に基づいて、運転者指向を判定する(ステップS6)。また、上述したように、電子スロットル特性の変更(ステップS7)は、運転者にとって違和感が抑えられるアクセルOFFからONになった瞬間に行われることが好ましいため、ステップS5において、そのタイミングを検出している。
[ステップS6]
ステップS6では、制御回路130により、目標旋回車速303と実旋回車速302の差Vdが算出される。下式に従って、Vdが算出される。
Vd=現在車速(実旋回車速)−目標旋回車速
目標旋回車速303と実旋回車速302の差Vdが大きければ、コーナー301を相対的に高速で走行するスポーツ走行指向であると判定し、差Vdが小さければ、コーナー301を相対的に低速で走行するゆっくり走行指向であると判定する。ステップS6の次には、ステップS7が行われる。
[ステップS7]
ステップS7では、制御回路130により、電子スロットル特性が目標旋回車速303と実旋回車速302の差Vdに応じた特性に変更される。電子スロットル特性は、図7に示すマップ値に従い変更される。
図5及び図6を参照して説明したように、差Vdが第1閾値以上である場合には、スポーツ走行指向の電子スロットル特性402とされ、その場合、差Vdが大きくなればなるほど、通常走行指向の電子スロットル特性401に比べて、電子スロットルバルブ43が開く特性とする。一方、差Vdが第2閾値以下である場合には、ゆっくり走行指向の電子スロットル特性403とされ、その場合、差Vdが小さくなればなるほど、通常走行指向の電子スロットル特性401に比べて、電子スロットルバルブ43が閉じる特性(コントロール性重視の特性)とする。
図7は、図5の例における、差Vdが0m/sである場合の通常走行指向の電子スロットル特性401と、差Vdが10m/sである場合のスポーツ走行指向の電子スロットル特性402と、差Vdが−5m/sである場合のゆっくり走行指向の電子スロットル特性403のついての、アクセルペダル開度に対するスロットル開度を示している。アクセルペダル開度が同じであるときに、差Vdが10m/sである場合は、差Vdが0m/sである場合に比べて、スロットル開度が大きくなるように設定され、差Vdが−5m/sである場合は、差Vdが0m/sである場合に比べて、スロットル開度が小さくなるように設定される。
図7に示すように、アクセルペダル開度が0degであるときには、差Vdの値にかかわらず、スロットル開度が0degであるため、アクセルがOFFからONに変わった瞬間(ステップS5−Y)に電子スロットル特性を変更すれば(ステップS7)、運転者にとっては、いつ電子スロットル特性が変更したかが分からず、違和感が抑制される。
[ステップS8]
ステップS8では、制御回路130により、通常走行指向の電子スロットル特性への復帰条件が成立したか否かが判定される。ここで、復帰条件は、例えば、現在、コーナーを走行中ではなく、かつ、運転者の加速意思がない場合に成立するとすることができる。この場合、「現在、コーナーを走行中ではない」という条件は、ステアリング角度、横G、左右の車輪速差などから判断することが可能である。「運転者の加速意思がない」という条件は、アイドル接点スイッチ又はアクセル開度センサ114に基づいてアクセルがOFFであることから判断することが可能である。ステップS8の判定の結果、通常走行指向の電子スロットル特性への復帰条件が成立している場合には、ステップS9に進み、そうでない場合は、再度ステップS8が繰り返し行われる。
[ステップS9]
ステップS9において、制御回路130は、電子スロットル特性が通常走行指向の電子スロットル特性に復帰させる。これにより、上記ステップS7において変更された電子スロットル特性が通常走行指向の特性に戻される。
本実施形態によれば、車両がコーナーを通過した後の加速時に、運転者の指向ないしは技量に合う駆動力制御が行われ、運転者の指向ないしは技量に合った加速状態が得られる。この場合、運転者の技量ないしは指向を過去に蓄積された情報に基づいて推定する必要がなく、直ちに運転者の技量ないしは指向を推定することができる。
なお、上記第1実施形態では、実旋回車速302と目標旋回車速303の差Vdは、コーナー旋回中のアクセルOFFからONに変化したときに求められたが(ステップS4−Y→S5−Y→ステップS6)、差Vdを求める時期は、そのタイミング(コーナー旋回中のアクセルOFFからONに変化したとき)に限定されるものではない。コーナー旋回中であればアクセルがOFFからONに変わる地点までの実旋回車速302は概ね一定であるので、コーナー旋回中であれば、アクセルがONに変化する前のOFFの状態のときに、差Vdが計測されることができる。即ち、図4のt2のタイミング以降に差Vdが計測されて、その差Vdに基づいて、電子スロットル特性が変更されることができる。
(第1実施形態の第1変形例)
図8を参照して、第1実施形態の第1変形例について説明する。
上記第1実施形態の図1のステップS7では、電子スロットル特性が差Vdに基づいて、図7に示すマップ値に従って変更された。これに代えて、本変形例では、電子スロットル特性が差Vdに基づいて、図8に示すマップ値に従って変更される。
横Gは、下記式[数2]によって求められる。
Figure 2007170207
上記式[数2]により、コーナーRが小さいほど、旋回車速の変化に対して横Gが変化する割合が大きい(例えば曲率半径Rが100mのコーナーを10m/sで走行すると、横Gは1.0m/s2となり、11m/sで走行すると、横Gは1.21m/s2となり、横Gは0.21m/s2増加する。これに対して、曲率半径Rが50mのコーナーを10m/sで走行すると、横Gは2.0m/s2となり、11m/sで走行すると、横Gは2.42m/s2となり、横Gは0.42m/s2増加する。)。
図12は、運転指向と横Gとの関係を示している。コーナー走行時に車両に発生する横Gの最大値を実測した結果、横Gの最大値は、主に運転指向に大きく依存し、運転者やコーナーRの違いの影響は少ない。このように、運転指向は、主に横Gに表れるので、コーナーRが小さいほど差Vdの絶対値は小さくなることになる。従って、図7のマップを図8に示すように、コーナーRと差Vdと、アクセルペダル開度のマップ値とすることができる。
(第1実施形態の第2変形例)
図9を参照して、第1実施形態の第2変形例について説明する。
上記第1実施形態の図1のステップS7では、電子スロットル特性が差Vdに基づいて、図7に示すマップ値に従って変更された。これに代えて、本変形例では、電子スロットル特性が差Vdに基づいて、図9に示すマップ値に従って変更される。
実際に得られる駆動力は、変速段により異なるため、図9に示すように、現在の変速段を考慮したマップ値とすることができる。また、路面勾配や路面μにより車両の加速度が変わるため、路面勾配や路面μを考慮したマップ値とすることができる。路面勾配は、道路勾配計測・推定部118(図2)により計測・推定することができ、路面μは、路面μ検出・推定部92により計測・推定することができる。さらに、それぞれを組み合わせて、差Vd、コーナーR、変速段、路面勾配、路面μとアクセルペダル開度のマップ値とすることができる。
(第2実施形態)
図10及び図11を参照して、第2実施形態について説明する。
なお、上記第1実施形態と共通する部分についての説明は省略する。
上記第1実施形態では、目標旋回車速と実旋回車速の差に基づいて、電子スロットル特性が変更されたが、これに代えて、車両の最大横Gと予め設定された目標横Gに差に基づいて、電子スロットル特性が変更されることができる。上記第1実施形態の図1のステップS2の[数1]に示すように、横Gと旋回車速とは対応しているためである。
コーナーを高い車速で走行するスポーツ走行指向である場合又は運転技量が高い場合には、車両の最大横Gが大きくなり、一方、コーナーを低い車速で走行するゆっくり走行志向又は運転技量が低い場合には、車両の最大横Gが小さくなる。従って、目標横Gと最大横Gとの差に基づいて、電子スロットル特性を変更すれば、目標旋回車速と実旋回車速の差に基づいて電子スロットル特性を変更するのと同様の効果が得られる。
図10及び図11を参照して第2実施形態の動作について説明する。
図10のステップS101は、上記図1のステップS1と同様であるため、説明を省略する。次に、ステップS102では、目標横Gが算出される。目標横Gは、予め設定された値であり、例えば0.4である。次に、ステップS103では、最大横G値Gymがリセットされる。次に、ステップS104〜ステップS106は、上記図1のステップS3〜ステップS5と同様であるため、説明を省略する。
ステップS107では、目標横Gと最大横G値Gymの差Gdが求められる。差Gdは下記式により求められる。
Gd=Gym−目標横G
次に、ステップS108では、目標横Gと最大横G値Gymの差Gdに基づいて、電子スロットル特性が変更される。電子スロットル特性は、図11に示すマップ値に従い変更される。この場合、上記第1実施形態の変形例と同様に、現在の変速段や路面勾配や路面μを考慮することができる。
次のステップS109及びステップS110は、上記第1実施形態の図1のステップS8及びステップS9と同様であるため、説明を省略する。
図12に示したように、コーナー走行時に車両に発生する横Gの最大値を実測した結果、横Gの最大値は、主に運転指向に大きく依存し、運転者やコーナーRの違いの影響は少ない。従って、目標横Gを例えば0.4のような固定値とし、目標横Gと最大横Gとの差を求めることにより、運転指向ないしは運転技量を求めることができる。
第2実施形態によれば、上記第1実施形態と同様に、車両がコーナーを通過した後の加速時に、運転者の指向ないしは技量に合う駆動力制御が行われ、運転者の指向ないしは技量に合った加速状態が得られる。この場合、運転者の技量ないしは指向を過去に蓄積された情報に基づいて推定する必要がなく、直ちに運転者の技量ないしは指向を推定することができる。
なお、上記第1実施形態では、目標旋回車速303と実旋回車速302の差Vdに基づいて電子スロットル特性が変更され、上記第2実施形態では、目標横Gと最大横G値Gymの差Gdに基づいて電子スロットル特性が変更された。これに代えて、上記第1実施形態では、目標旋回車速303と実旋回車速302の比に基づいて電子スロットル特性が変更され、上記第2実施形態では、目標横Gと最大横G値Gymの比に基づいて電子スロットル特性が変更されることができる。
本発明の車両用駆動力制御装置の第1実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の車両用駆動力制御装置の第1実施形態の概略構成図である。 本発明の車両用駆動力制御装置の第1実施形態を説明するための図である。 本発明の車両用駆動力制御装置の第1実施形態の動作を示すタイムチャートである。 本発明の車両用駆動力制御装置の第1実施形態における電子スロットル特性を示す図である。 本発明の車両用駆動力制御装置の第1実施形態における車速差と電子スロットル特性の関係を説明するための図である。 本発明の車両用駆動力制御装置の第1実施形態におけるアクセルペダル開度に対するスロットル開度を説明するための図である。 本発明の車両用駆動力制御装置の第1実施形態の第1変形例におけるアクセルペダル開度に対するスロットル開度を説明するための図である。 本発明の車両用駆動力制御装置の第1実施形態の第2変形例におけるアクセルペダル開度に対するスロットル開度を説明するための図である。 本発明の車両用駆動力制御装置の第2実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の車両用駆動力制御装置の第2実施形態におけるアクセルペダル開度に対するスロットル開度を説明するための図である。 コーナーRと横G最大値と運転者指向と運転者との関係を説明するための図である。
符号の説明
10 自動変速機
40 エンジン
90 加速度センサ
92 路面μ検出・推定部
95 ナビゲーションシステム装置
114 アクセル開度センサ
116 エンジン回転数センサ
118 道路勾配計測・推定部
122 車速センサ
123 シフトポジションセンサ
130 制御回路
131 CPU
133 ROM
301 コーナー
302 実旋回車速
303 目標旋回車速
401 通常走行指向の電子スロットル特性
402 スポーツ走行指向の電子スロットル特性
402 ゆっくり走行指向の電子スロットル特性
P1 アクセルOFF地点
P2 アクセルON地点
X 車両

Claims (6)

  1. 車両前方の走行環境を検出する手段と、
    前記車両前方の走行環境を走行する際の車両走行パラメータの目標値を設定する設定手段と、
    前記車両前方の走行環境を走行する際の車両走行パラメータの実際の値を検出する検出手段と、
    前記車両走行パラメータの前記目標値と前記実際の値に基づいて、運転者の操作に対する駆動力の大きさを変更する制御手段と
    を備えたことを特徴とする車両用駆動力制御装置。
  2. 請求項1記載の車両用駆動力制御装置において、
    前記制御手段は、前記車両走行パラメータの前記目標値と前記実際の値の差が大きくなるに従い、前記運転者の操作に対する前記駆動力の大きさが大きくなるように変更する
    ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の車両用駆動力制御装置において、
    前記車両走行パラメータは、車速又は横Gである
    ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の車両用駆動力制御装置において、
    前記車両前方の走行環境は、コーナーである
    ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の車両用駆動力制御装置において、
    前記制御手段は、前記運転者の操作に対する駆動力の大きさを電子スロットルの制御により変更する
    ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の車両用駆動力制御装置において、
    前記制御手段は、車両が前記車両前方の走行環境を通過したことが検出され、運転者による加速操作が検出されないときに、前記運転者の操作に対する駆動力の大きさを通常の状態に戻す
    ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。
JP2005365451A 2005-12-19 2005-12-19 車両用駆動力制御装置 Expired - Fee Related JP4862389B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005365451A JP4862389B2 (ja) 2005-12-19 2005-12-19 車両用駆動力制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005365451A JP4862389B2 (ja) 2005-12-19 2005-12-19 車両用駆動力制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007170207A true JP2007170207A (ja) 2007-07-05
JP4862389B2 JP4862389B2 (ja) 2012-01-25

Family

ID=38297092

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005365451A Expired - Fee Related JP4862389B2 (ja) 2005-12-19 2005-12-19 車両用駆動力制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4862389B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8666563B2 (en) 2011-01-06 2014-03-04 Denso Corporation Determination apparatus for determining erroneous application of accelerator rather than brake

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03249343A (ja) * 1990-02-28 1991-11-07 Nippondenso Co Ltd スロツトル弁制御装置
JPH062576A (ja) * 1992-06-17 1994-01-11 Hitachi Ltd 電子式スロットル制御装置
JPH0687354A (ja) * 1992-09-07 1994-03-29 Toyota Motor Corp 車両特性変更装置
JPH06248995A (ja) * 1993-02-26 1994-09-06 Toyota Motor Corp 車両の駆動力制御装置
JP2003327012A (ja) * 2002-05-13 2003-11-19 Mitsubishi Electric Corp 車両用走行制御装置
JP2004355266A (ja) * 2003-05-28 2004-12-16 Nissan Motor Co Ltd 車両用報知装置
JP2005319849A (ja) * 2004-05-06 2005-11-17 Toyota Motor Corp 運転技量推定装置及び車両の減速制御装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03249343A (ja) * 1990-02-28 1991-11-07 Nippondenso Co Ltd スロツトル弁制御装置
JPH062576A (ja) * 1992-06-17 1994-01-11 Hitachi Ltd 電子式スロットル制御装置
JPH0687354A (ja) * 1992-09-07 1994-03-29 Toyota Motor Corp 車両特性変更装置
JPH06248995A (ja) * 1993-02-26 1994-09-06 Toyota Motor Corp 車両の駆動力制御装置
JP2003327012A (ja) * 2002-05-13 2003-11-19 Mitsubishi Electric Corp 車両用走行制御装置
JP2004355266A (ja) * 2003-05-28 2004-12-16 Nissan Motor Co Ltd 車両用報知装置
JP2005319849A (ja) * 2004-05-06 2005-11-17 Toyota Motor Corp 運転技量推定装置及び車両の減速制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8666563B2 (en) 2011-01-06 2014-03-04 Denso Corporation Determination apparatus for determining erroneous application of accelerator rather than brake

Also Published As

Publication number Publication date
JP4862389B2 (ja) 2012-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4434101B2 (ja) 車両用駆動力制御装置
JP4810468B2 (ja) 変速制御装置
KR101509693B1 (ko) 운전자의 단기 운전 성향을 판단하는 장치 및 방법
KR101509692B1 (ko) 차량용 변속 제어 장치 및 방법
JP2008062854A (ja) 運転指向推定装置
US20060030992A1 (en) Deceleration control apparatus and deceleration control method for vehicle
JP4617915B2 (ja) 車両の走行路推定装置及び車両の減速制御装置
JP2007283882A (ja) 道路勾配推定装置
KR101484218B1 (ko) 차량 변속 제어 장치 및 방법
KR101490919B1 (ko) 운전자의 단기 운전 성향을 판단하는 장치 및 방법
JP2008087562A (ja) 車両用駆動力制御装置
JP2006224882A (ja) 車両の減速制御装置
JP2008273252A (ja) 車両用駆動力制御装置
JP4862389B2 (ja) 車両用駆動力制御装置
JP4992237B2 (ja) 車両用駆動力制御装置
JP4843967B2 (ja) 車両の減速制御装置
JP5018266B2 (ja) 車両用駆動力制御装置
JP2008002636A (ja) 車両用駆動力制御装置
JP2007313925A (ja) 車両用駆動力制御装置
JP2006044591A (ja) 車両の減速制御装置
JP2007071230A (ja) 車両用駆動力制御装置
JP2008168865A (ja) 車両制御装置
JP2007313926A (ja) 車両用駆動力制御装置
JP2009001076A (ja) 車両用駆動力制御装置
JP4973174B2 (ja) 車両用駆動力制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081103

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100629

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110215

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110413

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111011

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111024

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141118

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141118

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees