JP2007170207A - 車両用駆動力制御装置 - Google Patents
車両用駆動力制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007170207A JP2007170207A JP2005365451A JP2005365451A JP2007170207A JP 2007170207 A JP2007170207 A JP 2007170207A JP 2005365451 A JP2005365451 A JP 2005365451A JP 2005365451 A JP2005365451 A JP 2005365451A JP 2007170207 A JP2007170207 A JP 2007170207A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- driving force
- driver
- vehicle speed
- difference
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
【解決手段】車両前方の走行環境を検出する手段(S1)と、前記車両前方の走行環境を走行する際の車両走行パラメータの目標値を設定する設定手段(S2)と、前記車両前方の走行環境を走行する際の車両走行パラメータの実際の値を検出する検出手段と、前記車両走行パラメータの前記目標値と前記実際の値に基づいて、運転者の操作に対する駆動力の大きさを変更する制御手段(S6、S7)とを備えている。前記制御手段は、前記車両走行パラメータの前記目標値と前記実際の値の差が大きくなるに従い、前記運転者の操作に対する前記駆動力の大きさが大きくなるように変更する。
【選択図】 図1
Description
ことを特徴としている。
図1から図7を参照して、第1実施形態について説明する。本実施形態は、変速機を用いて車両の駆動力制御を行う車両用駆動力制御装置に関する。
図2において、符号10は自動変速機、40はエンジンである。自動変速機10は、電磁弁121a、121b、121cへの通電/非通電により油圧が制御されて5段変速が可能である。図2では、3つの電磁弁121a、121b、121cが図示されるが、電磁弁の数は3に限定されない。電磁弁121a、121b、121cは、制御回路130からの信号によって駆動される。
図1のステップS1では、制御回路130により、前方にコーナーがあるか否かが判定される。制御回路130は、ナビゲーションシステム装置95から入力した信号に基づいて、ステップS1の判定を行う。ステップS1の判定の結果、前方にコーナーがあると判定された場合には、ステップS2に進み、そうでない場合には、本制御フローは終了する。図3の例では、車両Xの前方にコーナー301があるため、ステップS2に進む。
ステップS2では、制御回路130により、コーナー301の目標旋回車速Vreqが算出される。その算出に際して、まず、制御回路130は、ナビゲーションシステム装置95の地図情報に基づいて、コーナー301の曲率半径Rを算出する。次に、制御回路130により、予め設定された目標横Gと、コーナー301の曲率半径Rに基づいて、コーナー301の入口における車速(目標旋回車速Vreq)が求められる。下記式[数1]において、gは重力加速度である。制御回路130は下記式[数1]より、目標旋回車速Vreq[m/s]を求める。ステップS2の次に、ステップS3が行われる。
ステップS3では、制御回路130により、アクセルがOFFであるか否かが判定される。アクセル開度センサ114からの信号又はアイドル接点スイッチ(図示せず)からの信号に基づいて、アクセルがOFFの状態(全閉)か否かが判定される。ステップS3の結果、アクセルがOFFの状態であると判定されれば、ステップS4に進む。一方、アクセルがOFFの状態であると判定されなければ、ステップS3が繰り返し行われる。
ステップS4では、制御回路130により、車両がコーナーを旋回中であるか否かが判定される。制御回路130は、ナビゲーションシステム装置95からの情報に基づいて、ステップS4の判定を行うことができる。その判定の結果、車両がコーナーを旋回中であると判定された場合には、ステップS5に進み、そうでない場合には、ステップS4が繰り返し行われる。
ステップS5では、制御回路130により、アクセルがOFFからONに変化したか否かが判定される。アクセル開度センサ114からの信号又はアイドル接点スイッチ(図示せず)からの信号に基づいて、アクセルの状態が検出される。ステップS5の結果、アクセルがOFFからONに変化したと判定されれば、ステップS6に進む。一方、アクセルがOFFからONに変化したと判定されなければ、ステップS5が繰り返し行われる。
ステップS6では、制御回路130により、目標旋回車速303と実旋回車速302の差Vdが算出される。下式に従って、Vdが算出される。
Vd=現在車速(実旋回車速)−目標旋回車速
ステップS7では、制御回路130により、電子スロットル特性が目標旋回車速303と実旋回車速302の差Vdに応じた特性に変更される。電子スロットル特性は、図7に示すマップ値に従い変更される。
ステップS8では、制御回路130により、通常走行指向の電子スロットル特性への復帰条件が成立したか否かが判定される。ここで、復帰条件は、例えば、現在、コーナーを走行中ではなく、かつ、運転者の加速意思がない場合に成立するとすることができる。この場合、「現在、コーナーを走行中ではない」という条件は、ステアリング角度、横G、左右の車輪速差などから判断することが可能である。「運転者の加速意思がない」という条件は、アイドル接点スイッチ又はアクセル開度センサ114に基づいてアクセルがOFFであることから判断することが可能である。ステップS8の判定の結果、通常走行指向の電子スロットル特性への復帰条件が成立している場合には、ステップS9に進み、そうでない場合は、再度ステップS8が繰り返し行われる。
ステップS9において、制御回路130は、電子スロットル特性が通常走行指向の電子スロットル特性に復帰させる。これにより、上記ステップS7において変更された電子スロットル特性が通常走行指向の特性に戻される。
図8を参照して、第1実施形態の第1変形例について説明する。
図9を参照して、第1実施形態の第2変形例について説明する。
図10及び図11を参照して、第2実施形態について説明する。
なお、上記第1実施形態と共通する部分についての説明は省略する。
Gd=Gym−目標横G
40 エンジン
90 加速度センサ
92 路面μ検出・推定部
95 ナビゲーションシステム装置
114 アクセル開度センサ
116 エンジン回転数センサ
118 道路勾配計測・推定部
122 車速センサ
123 シフトポジションセンサ
130 制御回路
131 CPU
133 ROM
301 コーナー
302 実旋回車速
303 目標旋回車速
401 通常走行指向の電子スロットル特性
402 スポーツ走行指向の電子スロットル特性
402 ゆっくり走行指向の電子スロットル特性
P1 アクセルOFF地点
P2 アクセルON地点
X 車両
Claims (6)
- 車両前方の走行環境を検出する手段と、
前記車両前方の走行環境を走行する際の車両走行パラメータの目標値を設定する設定手段と、
前記車両前方の走行環境を走行する際の車両走行パラメータの実際の値を検出する検出手段と、
前記車両走行パラメータの前記目標値と前記実際の値に基づいて、運転者の操作に対する駆動力の大きさを変更する制御手段と
を備えたことを特徴とする車両用駆動力制御装置。 - 請求項1記載の車両用駆動力制御装置において、
前記制御手段は、前記車両走行パラメータの前記目標値と前記実際の値の差が大きくなるに従い、前記運転者の操作に対する前記駆動力の大きさが大きくなるように変更する
ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。 - 請求項1又は2に記載の車両用駆動力制御装置において、
前記車両走行パラメータは、車速又は横Gである
ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の車両用駆動力制御装置において、
前記車両前方の走行環境は、コーナーである
ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の車両用駆動力制御装置において、
前記制御手段は、前記運転者の操作に対する駆動力の大きさを電子スロットルの制御により変更する
ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載の車両用駆動力制御装置において、
前記制御手段は、車両が前記車両前方の走行環境を通過したことが検出され、運転者による加速操作が検出されないときに、前記運転者の操作に対する駆動力の大きさを通常の状態に戻す
ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005365451A JP4862389B2 (ja) | 2005-12-19 | 2005-12-19 | 車両用駆動力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005365451A JP4862389B2 (ja) | 2005-12-19 | 2005-12-19 | 車両用駆動力制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007170207A true JP2007170207A (ja) | 2007-07-05 |
JP4862389B2 JP4862389B2 (ja) | 2012-01-25 |
Family
ID=38297092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005365451A Expired - Fee Related JP4862389B2 (ja) | 2005-12-19 | 2005-12-19 | 車両用駆動力制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4862389B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8666563B2 (en) | 2011-01-06 | 2014-03-04 | Denso Corporation | Determination apparatus for determining erroneous application of accelerator rather than brake |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03249343A (ja) * | 1990-02-28 | 1991-11-07 | Nippondenso Co Ltd | スロツトル弁制御装置 |
JPH062576A (ja) * | 1992-06-17 | 1994-01-11 | Hitachi Ltd | 電子式スロットル制御装置 |
JPH0687354A (ja) * | 1992-09-07 | 1994-03-29 | Toyota Motor Corp | 車両特性変更装置 |
JPH06248995A (ja) * | 1993-02-26 | 1994-09-06 | Toyota Motor Corp | 車両の駆動力制御装置 |
JP2003327012A (ja) * | 2002-05-13 | 2003-11-19 | Mitsubishi Electric Corp | 車両用走行制御装置 |
JP2004355266A (ja) * | 2003-05-28 | 2004-12-16 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用報知装置 |
JP2005319849A (ja) * | 2004-05-06 | 2005-11-17 | Toyota Motor Corp | 運転技量推定装置及び車両の減速制御装置 |
-
2005
- 2005-12-19 JP JP2005365451A patent/JP4862389B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03249343A (ja) * | 1990-02-28 | 1991-11-07 | Nippondenso Co Ltd | スロツトル弁制御装置 |
JPH062576A (ja) * | 1992-06-17 | 1994-01-11 | Hitachi Ltd | 電子式スロットル制御装置 |
JPH0687354A (ja) * | 1992-09-07 | 1994-03-29 | Toyota Motor Corp | 車両特性変更装置 |
JPH06248995A (ja) * | 1993-02-26 | 1994-09-06 | Toyota Motor Corp | 車両の駆動力制御装置 |
JP2003327012A (ja) * | 2002-05-13 | 2003-11-19 | Mitsubishi Electric Corp | 車両用走行制御装置 |
JP2004355266A (ja) * | 2003-05-28 | 2004-12-16 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用報知装置 |
JP2005319849A (ja) * | 2004-05-06 | 2005-11-17 | Toyota Motor Corp | 運転技量推定装置及び車両の減速制御装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8666563B2 (en) | 2011-01-06 | 2014-03-04 | Denso Corporation | Determination apparatus for determining erroneous application of accelerator rather than brake |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4862389B2 (ja) | 2012-01-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4434101B2 (ja) | 車両用駆動力制御装置 | |
JP4810468B2 (ja) | 変速制御装置 | |
KR101509693B1 (ko) | 운전자의 단기 운전 성향을 판단하는 장치 및 방법 | |
KR101509692B1 (ko) | 차량용 변속 제어 장치 및 방법 | |
US20060030992A1 (en) | Deceleration control apparatus and deceleration control method for vehicle | |
JP2008062854A (ja) | 運転指向推定装置 | |
JP4617915B2 (ja) | 車両の走行路推定装置及び車両の減速制御装置 | |
KR101490919B1 (ko) | 운전자의 단기 운전 성향을 판단하는 장치 및 방법 | |
JP2007283882A (ja) | 道路勾配推定装置 | |
KR20140143879A (ko) | 차량 변속 제어 장치 및 방법 | |
JP2008273252A (ja) | 車両用駆動力制御装置 | |
JP2008087562A (ja) | 車両用駆動力制御装置 | |
JP2006224882A (ja) | 車両の減速制御装置 | |
JP4862389B2 (ja) | 車両用駆動力制御装置 | |
JP4992237B2 (ja) | 車両用駆動力制御装置 | |
JP4843967B2 (ja) | 車両の減速制御装置 | |
JP5018266B2 (ja) | 車両用駆動力制御装置 | |
JP2008002636A (ja) | 車両用駆動力制御装置 | |
JP2007313925A (ja) | 車両用駆動力制御装置 | |
JP2006044591A (ja) | 車両の減速制御装置 | |
JP2007071230A (ja) | 車両用駆動力制御装置 | |
JP4517710B2 (ja) | 変速機の制御装置 | |
JP2008168865A (ja) | 車両制御装置 | |
JP2007313926A (ja) | 車両用駆動力制御装置 | |
JP2009001076A (ja) | 車両用駆動力制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20081103 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100528 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100629 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100830 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110215 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110413 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111011 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111024 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141118 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141118 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |