JP2007168828A - 段ボール箱の蓋固定用具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 一定の間隔をあけて平行に配置すると共に、上部1を連結している内側部材2と外側部材3で平面視鉤形状に形成する。内側部材2又は外側部材3の少なくとも一方の下部2a、3aを、下方になるに連れ外側に張り出して末広がり状に形成する。本発明は、開いた蓋4aが平面視で鉤形を作る隅の位置に、隣り合う蓋4aにわたって差し込み、蓋4aを開いた状態に固定する。
【選択図】 図1
Description
しかるに従来品は、差し込み操作を容易にするためのガイド部材を有するのに止まり、取り外し操作については特に対策が施されていなかった。即ち従来品の場合は、例えば蓋から取り外すとき、手掛かりが少なく、また内側部材、外側部材の外面を摘むと滑り易かったから、従来品によると抜き取り操作がし難い、という問題点があった。
而して段ボール箱は、板紙の厚さが種々異なるのが通例である。従って段ボール箱の蓋を固定するこの種の用具は、板紙の厚さが異なる場合でも、ガタつくことなく、ピタッとフィットして押さえることができるよう形成されているのが望ましい。
しかるに従来品は、単に箱の隅に差し込んで蓋を押さえることができるのに止まるものであった。従って従来品によると、蓋の復元力でこの種の用具が次第に持ち上がって外れ、使用中に抜け落ちる場合があった。
従って本発明の解決しようとする技術的課題は、品物の出し入れが容易になるよう蓋を開いた状態に固定でき、蓋に取り付け易いだけではなく、取り外し操作も容易になるよう形成した使い勝手の良い段ボール箱の蓋固定用具を提供することにある。
また本発明は、このような着脱操作の容易な蓋固定用具において、紙厚が異なる場合でも、ガタつくことなくフィットして蓋を固定できるよう形成した蓋固定用具を提供することにある。
即ち本発明は、図1等に示されるように、一定の間隔をあけて平行に配置されると共に、上部1が連結されている内側部材2と外側部材3で平面視鉤形状に形成され、開かれた蓋4aが平面視で鉤形を作る隅の位置に、隣り合う蓋4aにわたって差し込まれ、蓋4aを開いた状態に固定する段ボール箱4の蓋固定用具であって、上記の内側部材2又は外側部材3の少なくとも一方の下部2a、3aが、下方になるに連れ外側に張り出されて末広がり状に形成されていることを特徴とする(請求項1)。
なぜならこれによると、段ボール箱4の紙厚が異なる場合でも、ピタッとフィットした状態で差し込み、抜け落ちることなく、確実に固定できるからである。
即ちこの本発明は、一定の間隔をあけて平行に配置されると共に、上部1が連結されている内側部材2と外側部材3で平面視鉤形状に形成され、開かれた蓋4aが平面視で鉤形を作る隅の位置に、隣り合う蓋4aにわたって差し込まれ、蓋4aを開いた状態に固定する段ボール箱4の蓋固定用具であって、上記の内側部材2と外側部材3とが、屈曲された金属線材8で枠状に形成されていることを特徴とする(請求項3)。
従って本発明によれば、蓋を開いた状態に押さえて固定でき、蓋に差し込み易くなり、また下端に手指を掛けて容易に取り外すことができる。
また請求項3記載の本発明の場合は、金属線材によるため多少の変形が容易になり、蓋の内外面に露出する金属線材に手掛かり箇所が多数発生する。従ってこれによれば、蓋を開いた状態に押さえて固定でき、蓋に差し込み易くなるだけではなく、手指を掛ける箇所が多いため、金属線材に手指を掛けて容易に取り外すことができる。
本発明品は、図1等に示されるように、一定の間隔をあけて平行に配置されると共に、上部1が連結されている内側部材2と外側部材3で平面視鉤形状に形成されている。この実施形態に係る本発明品は、合成樹脂材で一体成形され、上記の内側部材2と外側部材3の下部2a、3aは、夫々下方になるに連れ外側に張り出されて末広がり状に形成されている。
先ず使用者は、段ボール箱4の蓋4aを開いて立ち上げ、隣り合う蓋4a同士が鉤形に作る隅に、本発明品を差し込む。この場合本発明品は、下部2a、3aが、下方になるに連れ外側に張り出されて末広がり状に形成されているから、蓋4aの上端縁に、内側部材2と外側部材3の下部2a、3aの内面が接触して導かれ、円滑に差し込むことができる。なおこの実施形態では、箱4の四隅に本発明品が差し込まれているが、本発明は、例えば箱4の対角線上の隅に、2箇所だけ差し込んで蓋4aを固定するのでも良い。
なお本発明品は、起立状の蓋4aに差し込むのに代え、蓋4aを箱4の外側面に沿わせて折り返し、折り返された蓋4aの上端部と、箱本体の側壁の上端部の位置に差し込み、蓋4aを箱本体に、本発明品で固定するのでも良い。
なおこの実施形態に係る本発明品は、上部1の外面が、内側の段差5に対応して段差状に形成されているが、上部1の外面形状はこれに限られず、例えば図1に示されるように、平行な垂直面状に形成されるので良い。
この本発明は、図示されるように、一定の間隔をあけて平行に配置されると共に、上部1が連結されている内側部材2と外側部材3で平面視鉤形状に形成され、開かれた蓋4aが平面視で鉤形を作る隅の位置に、隣り合う蓋4aにわたって差し込まれ、蓋4aを開いた状態に固定する段ボール箱4の蓋固定用具であって、上記の内側部材2と外側部材3とが、この実施形態では屈曲された1本の金属線材8で枠状に、且つ繋ぎのない一筆書き状に形成されている。
なおこの本発明品を蓋4aから取り外すときは、蓋4aの内外面を押えている線状の内側部材2、外側部材3の位置や、上部1に手指を掛けて引き上げることで、簡単に蓋4aから抜脱できる。
2 内側部材
2a 下部
3 外側部材
3a 下部
4 段ボール箱
4a 蓋
Claims (3)
- 一定の間隔をあけて平行に配置されると共に、上部が連結されている内側部材と外側部材で平面視鉤形状に形成され、開かれた蓋が平面視で鉤形を作る隅の位置に、隣り合う蓋にわたって差し込まれ、蓋を開いた状態に固定する段ボール箱の蓋固定用具であって、上記の内側部材又は外側部材の少なくとも一方の下部が、下方になるに連れ外側に張り出されて末広がり状に形成されていることを特徴とする段ボール箱の蓋固定用具。
- 請求項1記載の段ボール箱の蓋固定用具であって、上部の内側に、縦断面クランク形の段差が形成され、この段差の垂直面と、この垂直面と対向する内面との間隔が、段ボール箱を形成する板紙の厚さに選定されていることを特徴とする段ボール箱の蓋固定用具。
- 一定の間隔をあけて平行に配置されると共に、上部が連結されている内側部材と外側部材で平面視鉤形状に形成され、開かれた蓋が平面視で鉤形を作る隅の位置に、隣り合う蓋にわたって差し込まれ、蓋を開いた状態に固定する段ボール箱の蓋固定用具であって、上記の内側部材と外側部材とが、屈曲された金属線材で枠状に形成されていることを特徴とする段ボール箱の蓋固定用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005367218A JP2007168828A (ja) | 2005-12-20 | 2005-12-20 | 段ボール箱の蓋固定用具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005367218A JP2007168828A (ja) | 2005-12-20 | 2005-12-20 | 段ボール箱の蓋固定用具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007168828A true JP2007168828A (ja) | 2007-07-05 |
Family
ID=38295932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005367218A Pending JP2007168828A (ja) | 2005-12-20 | 2005-12-20 | 段ボール箱の蓋固定用具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007168828A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011167023A (ja) * | 2010-02-15 | 2011-08-25 | Honda Motor Co Ltd | アキシャルギャップ型モータのロータ及びその製造方法 |
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JPH041128U (ja) * | 1990-04-12 | 1992-01-07 |
-
2005
- 2005-12-20 JP JP2005367218A patent/JP2007168828A/ja active Pending
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