JP2007167730A - 破砕機の破砕歯取り付け装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】破砕機において、破砕歯、解砕歯等の交換が容易であるとともに、強固な取り付けができる破砕機の破砕歯取り付け装置の提供。
【解決手段】破砕機本体に、回転可能に支持されているロータ軸10aと、このロータ軸10aに固定され、外周部に環状凹溝15dが形成されたロータ本体15と、所定の数に分割されているとともに、前記ロータ本体15の所定の位置に着脱可能に設けられ、前記ロータ本体15に取り付けられた時、外周部に被破砕物を破砕するための破砕歯部21aが所定の角度毎に形成される分割破砕歯体21とからなっている。分割破砕歯体21に設けられた環状凸部21e、係合凹部21d、係合部材16を介して、分割破砕歯体21に破砕動作で作用する負荷は、ロータ軸10a側が受ける。固定部材30には、破砕抵抗が直接作用することがなく、確実な取り付けが可能となっている。
【選択図】図3

Description

本発明は、被破砕物を破砕、解砕等する破砕機の破砕歯取り付け装置に関する。更に詳しくは、破砕歯を交換容易な分割破砕歯とし、分割破砕歯の交換作業性の向上、分割破砕歯取り付け部の剛性向上を図った破砕機の破砕歯取り付け装置に関する。
一般に回転式破砕機と称するものは、産業廃棄物、即ちコンクリート廃材やアスファルト混合塊、土木建築用の骨材、又は砕石等の被破砕物(原料)を破砕、解砕及び粉砕等するためのもので、破砕された材料はリサイクル材等に再利用可能となる。この回転式破砕機は、ケーシング内に破砕歯、解砕歯等を水平軸に固定されたロータを複数(例えば2個)設け、一方のロータを正転方向に、他方のロータを逆転方向に回転させる。そして、この回転しているロータ間に被破砕物を投入し、破砕歯、解砕歯等によって被破砕物を破砕する構成になっている。ロータに取り付けられた破砕歯、解砕歯等は直接被破砕物と常に接しているので、使用していると、時間の経過とともに歯の部分等が摩耗、破損などしてくる。
一般に破砕歯、解砕歯等が摩耗、破損などしてしまうと、破砕効率が著しく低下する。そのため、破砕歯、解砕歯等が摩耗、破損などした場合、破砕歯、解砕歯等の交換を行う必要がある。従来の破砕機では、破砕歯、解砕歯等はロータ軸の軸線方向に分割されたものであり、歯部が部分的に摩耗等しても破砕歯、解砕歯等の全体を交換するものであった。そのため、ロータを破砕機本体から取り外してから破砕歯、解砕歯の交換作業を行う必要があり、交換作業が容易に行えないこと、交換作業に時間がかかることから破砕機の生産性が低下しランニングコストが増加してしまうという問題点があった。その一つの解決方法として、破砕歯を分割して構成するものがあり、いろいろなものが提案されている(例えば、特許文献1〜4参照)。
また、回転軸に対するホイルの取付構造に関して、従来のキー結合、ボルト結合では回転軸の動力をホイルに十分伝えることができないという問題点を解決するものとして、リッパホイル等の交換が容易で動力の伝達を十分に行える取付構造が知られている。すなわち、分割したリッパホイルを回転軸の外周にはめ込んだ後、溶接して回転軸を囲むリッパホイルを構成する破砕機のホイル取付構造が知られている(例えば、特許文献5参照)。
特開平05−309284号公報 特許第3333848号公報 特許第2665453号公報 実公平01−009634号公報 特公平05−051347号公報
しかしながら、特許文献1から4の技術は、破砕歯を分割して取り付け、取り外しを容易に行うことに重点があり、分割された破砕歯の取り付け部の剛性に対しての配慮が足りないものであった。すなわち、特許文献1の技術は、ドラムの表面に係止突起が形成されているが、表面に形成されているため、大きな負荷がかかった場合係止突起が固定している溶接部がとれてしまうおそれがあった。また、ドラムの軸線と平行な方向から破砕の負荷がかかった場合、ボルトに負荷がかかってしまう。特許文献2の技術は、歯の高さが高く、例えば前述したコンクリート廃材やアスファルト混合塊等の被破砕物(原料)を破砕し、シャフトの軸線と平行な方向から負荷がかかった場合、ボルトによる取り付け部の剛性が不足するおそれがあった。
特許文献3の技術は、噛込み歯の背後から隣接分割切刃の後端に通したボルトで締着連結しているが、このボルトに円周方向の負荷がかかるため取付け剛性が不足するおそれがあった。特許文献4の技術は、円周方向に負荷がかかった場合、ボルトに剪断力がかかり、負荷が大きい場合破断するおそれがあるものであった。すなわち、特許文献1〜4には、ボルト等に負荷がかかり破断する可能性があり取り付け部の剛性が十分でないという問題点があった。
一方、特許文献5の技術は、取り付け部の剛性を向上させてはいるが、ホイルを外す場合、ホイルの溶接部を熱溶断して分離する必要があり、簡単にホイルを取り外すことができるものでないという問題点があった。さらに、破砕機が稼働運転されている工場、施工現場等に溶接機の設備が必要であり、溶接、熱溶断することができる作業者も必要であった。
そのため、前述したコンクリート廃材やアスファルト混合塊等の被破砕物(原料)を破砕する破砕機において、破砕運転により摩耗や破損した破砕歯、解砕歯等の交換(取り外し、取り付け)が容易であるとともに、硬い被破砕物を破砕可能な強固な取り付けが行える破砕機の破砕歯取り付け装置の開発が要望されていた。
本発明は、前記した課題を解決するためになされたもので、下記の目的を達成する。
本発明の目的は、コンクリート廃材やアスファルト混合塊等の被破砕物(原料)を破砕する破砕機において、破砕歯、解砕歯等を分割し、破砕歯、解砕歯等の取り付け、取り外しなど交換作業が容易であるとともに、分割した破砕歯、解砕歯等であっても強固な取り付けができる破砕機の破砕歯取り付け装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために本発明は以下の手段を採用する。
本発明1の破砕機の破砕歯取り付け装置は、
破砕機本体に、回転可能に支持されているロータ軸と、このロータ軸に固定され、外周部に環状凹溝が形成されたロータ本体とからなるロータに破砕歯を取り付けるための破砕機の破砕歯取り付け装置であって、所定数に分割されているとともに、前記ロータ本体の所定の位置に着脱可能に設けられ、前記ロータ本体に所定数取り付けられた時、外周部に被破砕物を破砕するための破砕歯部が所定の角度毎に形成される分割破砕歯体と、前記環状凹溝の所定の角度位置に設けられた係合部材と、記分割破砕歯体の内周側に、前記ロータ本体に形成された前記環状凹溝に嵌入離脱可能に設けられ、嵌入されたとき、前記分割破砕歯体が前記ロータ軸の軸線方向から受ける負荷を前記ロータ側に伝達する環状凸部と、前記分割破砕歯体の前記環状凸部に前記係合部材と係脱可能に設けられ、係合したとき、前記分割破砕歯体が前記ロータ軸の軸線の周り方向から受ける負荷を前記ロータ側に伝達する係合凹部と、前記ロータ本体に対して前記分割破砕歯体が嵌入されたとき、前記分割破砕歯体が前記ロータ本体から抜け出さないよう固定する固定部材とからなることを特徴とする。
本発明2の破砕機の破砕歯取り付け装置は、本発明1において、
前記分割破砕歯体は、外周部と内周部の略中間に、前記ロータ軸の軸線と平行な方向の両側に鍔部が形成されているものであることを特徴とする。
本発明3の破砕機の破砕歯取り付け装置は、本発明1または2において、
前記固定部材は、前記分割破砕歯体の前記環状凸部が前記環状凹溝に嵌入されたとき、前記分割破砕歯体の円周方向両端の被固定部を押圧して前記ロータ本体に固定するものであることを特徴とする。
本発明4の破砕機の破砕歯取り付け装置は、本発明1から3において、
前記固定部材は、前記ロータ本体に前記分割破砕歯体を固定したとき、上面部が前記分割破砕歯体の破砕歯部の歯元外径面より下方に位置しているものであることを特徴とする。
上述したように、本発明の破砕機の破砕歯取り付け装置は、破砕機本体にロータを組み込んだまま、破砕歯、解砕歯等の交換ができ、作業が容易であるとともに安全性が高い破砕歯取り付け装置を提供することができる。また、被破砕物(原料)の材質によって、破砕歯、解砕歯等の材質、形状などが異なるものを取り付けることもできる。さらに、破砕歯、解砕歯等が部分的に摩耗、破損などしても、その摩耗、破損などした破砕歯、解砕歯のみ交換できるためランニングコストを抑えることができる。
ロータ軸の軸線の周り方向、ロータ軸線と平行な方向、及び、ロータ軸線と直交する方向など、各方向からの負荷に対して、負荷を剛性の高いロータ側に伝達し、破砕歯取り付け装置の剛性を向上させることができる。言い換えると、どの方向からの負荷も、固定部材及び固定部材を固定しているボルトなどにかかることがなく、固定部材は分割破砕歯体が抜け出てくるのを押さえるだけの機能を有するものであればよいことになる。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明を行う。
図1は、本発明の破砕歯の取り付け装置が設けられた破砕機の要部を示す部分断面図、図2は、図1をA−A線で矢視した断面図、図3は、破砕歯取り付け装置の概要を示す斜視図、図4は、破砕歯取り付け装置の要部を示す部分断面図、図5は、分割された破砕歯を組み付けた状態を示す説明図、図6は、分割された破砕歯を組み付ける前の状態を示す説明図である。図7は、破砕歯および破砕歯取り付け装置に負荷される分力と反力の状態を説明するための部分断面図、図8は、図7をC−C線で矢視した断面図である。
この実施の形態では、破砕機をロールクラッシャとして説明を行うが、他の種類の破砕機であってもよいことはいうまでもない。また、破砕歯を解砕歯として説明を行うが、他の種類の破砕歯であってもよい。ロールクラッシャは少なくとも2つのロータを有し、この2つのロータにはそれぞれ解砕歯が設けられ、2つのロータの回転に伴ない上方から供給されるコンクリート等の塊を2つのロータで挟み砕いていくものである。ロールクラッシャーについての基本的な構成については、周知な技術であり詳細な説明は省略するが、本発明の理解を容易にするため図1,2をもとに概略説明する。
図1,2に示すように、ロールクラッシャ1は中心軸線が互いに平行になるように配置された2つのロータ(第1ロータ10、第2ロータ11)を備えている。図示しない架台上に脚部を介して搭載されている。ロールクラッシャ1は、上下が開放された四角形状の箱機枠5等からなる破砕機本体(クラッシャ本体)を有している。
第1ロータ10、第2ロータ11は互いに平行に配置されている。第1ロータ10は、ロータ軸10aとロータ本体15とから構成されている。第2ロータ11は、ロータ軸11aとロータ本体15aとから構成されている。ロータ軸10a側に解砕歯20が、ロータ軸11a側に解砕歯25が各々設けられている。ロータ軸10a,ロータ軸11aは、箱機枠5に回転可能に支持されている。ロータ軸10a,ロータ軸11aの端部には、各々、スプロケットホイール7a,7bが固定されている。箱機枠5には電動機(図示せず)が設けられいる。電動機の回転駆動力が、電動機出力軸側スプロケットホイール、チェーン、スプロケットホイール7a,7b等回転駆動力伝達手段を介して第1ロータ10、第2ロータ11に伝達され回転駆動される。
又、箱機枠5上にはホッパー(図示せず)が設けられ、被破砕物(原料)の供給口となっている。ロールクラッシャ1は概ねこのような構造になっていて、コンクリート等の被破砕物(原料)はホッパーに投入され、第1ロータ10、第2ロータ11の回転(例えば、図2の矢印方向への回転)に伴なう解砕歯20,25のせん断力、圧縮力、曲げ力等で破砕され、箱機枠5の下部側の方向に落下するようになっている。解砕歯20,25により、例えば所定の大きさ以下に破砕された破砕処理済被破砕物は箱機枠5の下部側に排出され、箱機枠5の下部に設けられたコンベア(図示せず)等により回収される。なお、ロータを回転駆動する駆動体は、減速機付電動機、流体圧で回転駆動する流体圧モータ(例えば、油圧モータ)など他の駆動体であってもよい。
図1,2に示すように、ロータは第1ロータ10と第2ロータ11の2つのロータをセットとして構成されるが、基本構造はどちらも同じである。この実施の形態では、第1ロータを中心にして説明を行う。この第1ロータ10のロータ軸10aにロータ本体15が固定される。ロータ本体15は、一方のロータディスク13と他方のロータディスク14とが一体化されて構成されたものである。一方のロータディスク13と他方のロータディスク14に所定の角度(この実施の形態では90度)毎に係合部材16を挿入可能な挿入穴13a、14aが形成されている(図4参照)。
この一方のロータディスク13の挿入穴13aと他方のロータディスク14の挿入穴14aとに係合部材16を挿入し、両方のロータディスク13,14を重ね合わせる。重ね合わせた状態で、係合部材16の端部とロータディスク13,14とが栓(プラグ)溶接され一体化されている。この係合部材16は、後述する分割破砕歯体(以下、分割歯体という)21がロータ軸10aの周り方向に相対的に変位するのを規制するためのものである。係合部材16は、断面は長方形状で、十分剛性のあるものとすることが好ましい。係合部材16は、ロータディスク13,14に両端支持された状態で溶接固定されており、高剛性に一体化されている。一体化されたロータ本体15に形成された環状凹溝15dは、分割歯体21がロータ本体15に対してロータ軸10aの軸線と平行な方向に変位するのを規制するためのものである。言い換えると、環状凹溝15dに分割歯体21が嵌入されたとき、破砕作業の動作時、分割歯体21がロータ軸10aの軸線方向から受ける負荷を第1ロータ10側に伝達することができる。なお、ロータディスク13,14、係合部材16を溶接で一体化したものとして説明を行っているが、ねじ結合等で一体化してもよい。
一体化されたロータ本体15は、ロータ軸10aに、キー部材10bでロータ軸10aの軸線の周り方向に位置決めがされている。また、一体化されたロータ本体15は、ロータ軸10aに、順次焼きばめされて固定されている。なお、一体化されたロータ本体は、ロータ軸にねじ、溝付きナット等で固定されているものであってもよい。ロータ本体15とロータ本体15との間には、スペーサ17が入れられる。ロータ軸10aに対して、ロータ本体15、スペーサ17とが順次組み付けられる。ロータ本体15のロータディスク13,14の外周部と、スペーサ17の外周部とを、各々溶接し、ロータ軸10a、ロータ本体15、スペーサ17とが一体化した第1ロータ10が作成される。一体化された第1ロータ10には、後述する固定部材30が挿入される端面溝15b、固定部材30を固定するためのボルト31のねじ部がねじ込まれるねじ穴15cが形成されている(図6参照)。
図5,6に示すように、ロータ本体15の外周面には破砕歯部(以下、歯部という)21aを備えた分割歯体21が設けられる。分割歯体21は所定の角度(例えば、この実施の形態では90度)毎に分割されている。すなわち、この実施の形態では、4個の分割歯体21でロータ本体15の全周に亘って形成された分割型の解砕歯20が構成されるように設けられている。分割歯体21が全周に設けられた状態では、解砕歯20の歯部21aが、図2,5に示すように所定の角度(例えば、この実施の形態では30度)間隔に突出して配置されている。
第2ロータ11のロータ軸11aにもロータ本体15aが固定される。ロータ本体15aの外周面には歯部を備えた分割歯体26が設けられている。分割歯体26は所定の角度(例えば、この実施の形態では90度)毎に分割されている。すなわち、この実施の形態では、4個の分割歯体26でロータ本体15aの全周に亘って形成された分割型の解砕歯25となるように設けられている。分割歯体26が全周に設けられた状態では、解砕歯25の歯部が、図2に示すように所定の角度(例えば、この実施の形態では30度)間隔に突出して配置されている。
図1に示すように、第1ロータ10の歯部21aと第2ロータ11の歯部とは、ロータ軸10a(またはロータ軸11a)の軸線方向に所定の寸法ずれて配置されている。すなわち、第1ロータ10の歯部21aと第2ロータ11の歯部とが、ロータ軸10a(またはロータ軸11a)の軸線方向に、交互に突出するような構成になっている。
図3から6に従って、分割歯体21の各部位の説明を行う。
分割歯体21は、内周部と外周部と略中間に、ロータ軸15の軸線方向の両端側に鍔部(スカート部)21bが形成されている。分割歯体21の鍔部21bの上方側(外周部側)に歯部21aが形成されている。分割歯体21の鍔部21bの下方側(内周部側)には、分割歯体21の軸線方向の位置決めを行う環状凸部21eが形成されている。鍔部21bの鍔内周部21gは、ロータ本体15の外周部に当接可能になっている。また、分割歯体21の歯部21aが側面方向に倒れるような変形をした場合、鍔内周部21gが、ロータ本体15の外周部に当接して踏ん張ることができる。さらに、鍔部21dは、破砕作業時に破砕された微細な被破砕物等を、環状凸部21e、環状凹溝15dなどに侵入させないための保護カバーの役割もしている。分割歯体21の内周部21fは、ロータ本体15に形成された環状凹溝15dの溝外周面15e(図8参照)と当接可能となっている。
環状凸部21eの中央または略中央には、ロータ軸10aの軸線の周り方向の位置決めを行うための係合凹部21dが形成されている。係合凹部21dは、ロータ本体15に一体に固定されている係合部材16と係脱可能に設けられている。係合凹部21dと係合部材16とが係合すると、破砕作業の動作時、分割歯体21がロータ軸10aの軸線の周り方向に受ける負荷をロータ本体15、第1ロータ10側に伝達する。また、係合凹部21dと係合部材16とが係合することによって、ロータ本体15に対する分割歯体21のロータ軸10aの軸線の周り方向の位置を規制し位置決めを行っている。
分割歯体21の円周方向の両端の下部側には、被固定部21cが形成されている。この被固定部21cは、固定部材30に押圧されて固定される部位である。ロータ本体15には、固定部材30が挿入される位置に端面溝15bが形成されている。固定部材30は、この端面溝15bに案内され、挿入される。ロータ部材15には、固定部材30を固定するためのねじ穴15cが形成されている。固定部材30は、ボルト31で固定された状態では、分割歯体21の歯部21aの歯元側外周面より上にでないように設けられている。また、固定部材30は、分割歯体21が抜け出てこないように押さえる作用をすればよく、破砕作業の動作時の負荷を受けることがない。従って、従来の破砕歯取り付け部に使用されることが多いくさび形状でなく、直方体形状となっている。従って、破砕作業時の振動等で食い込んだりなどして、取り外しにくくなることが生じない。
図5,6に従って、ロータ本体15に対する分割歯体21の取り付け、取り外し方法について説明を行う。図5は、ロータ本体15に対して分割歯体21,21,21,21が取り付けられている状態を示している。図6は、全部の分割歯体21が取り外された状態を示しているが、一般に、ロールクラッシャ1、破砕機を使用している作業者が行うのは、1つまたは2つなどの摩耗、破損等した分割歯体21のみの取り外し、取り付けを行う交換作業である。
ロータ本体15から、摩耗、破損等した旧分割歯体21を取り外す作業について説明を行う。交換しなければならない旧分割歯体21の両端の固定部材30のボルト31を緩め、固定部材30とともにロータ本体15から取り外す。旧分割歯体21が取り外し可能となるので取り外す。取り外れない場合、取り外しにくい場合等には、軽く旧分割歯体21をたたいたりするとよい。新しい分割本体21を取り付ける面などは、清掃用エア、ウェスなどで清掃することが好ましい。
次に、旧分割歯体21が取り外された環状凹溝15dに、新しい分割歯体21の環状凸部21eを嵌め合わせるとともに、係合部材16に、新しい分割歯体21の係合凹部21dを係合させ、ロータ本体15に新しい分割歯体21を嵌入させる。嵌入終了後、固定部材30を挿入し、ボルト31をロータ本体15のねじ穴15cに締め付け固定すると、図5のような状態となる。新しい分割歯体21が嵌入しにくい場合には、分割歯体21等を軽くたたいて嵌入するとよい。このように、摩耗、破損等した旧分割歯体21の取り外し作業、新しい分割歯体21の取り付け作業を容易に行うことができる。
また、破砕機本体(クラッシャ本体)に第1ロータ10、第2ロータ11を組み込んだまま、破砕歯、解砕歯等の交換ができ、作業が容易であるとともに安全性が向上している。さらに、分割歯体の取り付け、取り外し作業が容易に行えるので、被破砕物(原料)の材質等によって、破砕歯、解砕歯等の材質、形状などが異なるものに交換することもできる。また、破砕歯、解砕歯等が部分的に摩耗等しても、その摩耗した破砕歯、解砕歯のみ交換できるため、破砕歯、解砕歯等交換のためのメンテナンス時間が削減でき生産性が向上し、ランニングコストを抑えることができる。
次に、図7,8に従って、分割歯体21にかかる破砕抵抗、反力、破砕歯取り付け部の剛性について説明を行う。
図7,8は、分割歯体21に作用する破砕抵抗による分力、その分力に対抗するため作用する反力の状態を示した説明図である。分割歯体21の歯部21aに作用する破砕抵抗を三方向の分力に分解すると、図7,図8に示すように、回転方向分力F1、ロータ軸10aの軸線と直交する方向の分力F2、ロータ軸10aの軸線と平行な方向の分力F3のようになる。分力F1は、ロールクラッシャ1の駆動トルクや駆動動力に関係するものである。図7に示すように、破砕作業の動作により、ロータ軸10aの軸線の周り方向に分力F1が負荷された場合、係合部材16に反力R1が生じ負荷を受ける。反力R1は、分力R1a、R1bとなり、周り方向の負荷を受ける。このように、固定部材30、ボルト31には分力、反力ともに作用しない。
また、破砕動作により、ロータ軸10aの軸線と直交する方向から分力F2が負荷された場合には、分割歯体21の内周部21fにロータ本体15側から反力R2が作用し、荷重F2を受ける。また、鍔部21bの内周部21g側から反力R3が作用し、荷重F2を受けてもよい。
さらに、図8に示すように、ロータ軸10aの軸線と平行な方向から分力F3に起因するモーメントは、概略すると互いに方向が異なる2点の反力R4,R5が環状凸部21eの側面に作用し、荷重を受けることができるので、取り付け強度を確保できる。また、歯部21aに斜め方向からの分力(例えば、分力F2と分力F3の合力)が作用した場合には、鍔部21bが踏ん張って反力を作用させればよい。
すなわち、分割歯体21にどの方向から荷重が負荷された場合にも、固定部材30及び固定部材30を固定しているボルト31には、荷重が負荷されないように構成されている。従って、分割歯体21にかかる破砕作業による荷重は、直接、または係合部材16を介して、剛性の高いロータ本体15、ロータ軸10a等の第1ロータ10側に伝達され、剛性の低い固定部材30,ボルト31に荷重が作用しない。従って、固定部材30は、分割歯体21がロータ本体15から抜け出さないようにするだけでよい。言い換えると、この実施の形態の破砕歯取り付け部の剛性は、負荷が伝達される係合部材16、ロータ本体15、ロータ軸10a等第1ロータ10側の剛性であり、高剛性の破砕歯取り付け部とすることができる。第2ロータ11側も同様な構成であり、高剛性の破砕歯取り付け部となっている。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はこの実施の形態に限定されることはない。本発明の目的、趣旨を逸脱しない範囲内で変更可能であることはいうまでもない。例えば、分割歯体(分割破砕歯体)は、3分割、6分割など他の分割数のものであってもよい。また、歯部(破砕歯部)も他の分割数、形状のものであってもよい。
図1は、本発明の破砕歯取り付け装置が設けられた破砕機の要部を示す部分断面図である。 図2は、図1をA−A線で矢視した断面図である。 図3は、破砕歯取り付け装置の概要を示す斜視図である。 図4は、破砕歯取り付け装置の要部を示す部分断面図である。 図5は、分割された破砕歯を組み付けた状態を示す説明図である。 図6は、分割された破砕歯を取り付ける前の状態を示す説明図ある。 図7は、破砕歯および破砕歯取り付け装置に負荷される分力と反力の状態を説明するための部分断面図である。 図8は、図7をC−C線で矢視した断面図である。
符号の説明
1 … ロールクラッシャ
10,11 … ロータ
10a,11a…ロータ軸
15,15a… ロータ本体
15d… 環状凹溝
16 … 係合部材
20,25… 破砕歯(解砕歯)
21,26… 分割破砕歯体
21a… 破砕歯部
21d… 係合凹部
21e… 環状凸部
30 … 固定部材

Claims (4)

  1. 破砕機本体に、回転可能に支持されているロータ軸(10a,11a)と、
    このロータ軸(10a,11a)に固定され、外周部に環状凹溝(15d)が形成されたロータ本体(15,15a)とからなるロータ(10,11)に分割された破砕歯を取り付けるための破砕機の破砕歯取り付け装置であって、
    所定数に分割されているとともに、前記ロータ本体(15,15a)の所定の位置に着脱可能に設けられ、前記ロータ本体(15,15a)に所定数取り付けられた時、外周部に被破砕物を破砕するための破砕歯部(21a)が所定の角度毎に形成されている分割破砕歯体(21,26)と、
    前記環状凹溝(15d)の所定の角度位置に設けられた係合部材(16)と、
    前記分割破砕歯体(21,26)の内周側に、前記ロータ本体(15,15a)に形成された前記環状凹溝(15d)に嵌入離脱可能に設けられ、嵌入されたとき、前記分割破砕歯体(21,26)が前記ロータ軸(10a,11a)の軸線方向から受ける負荷を前記ロータ(10,11)側に伝達する環状凸部(21e)と、
    前記分割破砕歯体(21,26)の前記環状凸部(21e)に前記係合部材(16)と係脱可能に設けられ、係合したとき、前記分割破砕歯体(21,26)が前記ロータ軸(10a,11a)の軸線の周り方向から受ける負荷を前記ロータ(10,11)側に伝達する係合凹部(21d)と、
    前記ロータ本体(15,15a)に対して前記分割破砕歯体(21,26)が嵌入されたとき、前記分割破砕歯体(21,26)が前記ロータ本体(15,15a)から抜け出さないよう固定する固定部材(30)とからなる
    ことを特徴とする破砕機の破砕歯取り付け装置。
  2. 請求項1に記載された破砕機の破砕歯取り付け装置において、
    前記分割破砕歯体(21,26)は、外周部と内周部の略中間に、前記ロータ軸(10a,11a)の軸線と平行な方向の両側に鍔部(21b)が形成されているものである
    ことを特徴とする破砕機の破砕歯取り付け装置。
  3. 請求項1または2に記載された破砕機の破砕歯取り付け装置において、
    前記固定部材(30)は、前記分割破砕歯体(21,26)の前記環状凸部(21e)が前記環状凹溝(15d)に嵌入されたとき、前記分割破砕歯体(21,26)の円周方向両端の被固定部(21c)を押圧して前記ロータ本体(15,15a)に固定するものである
    ことを特徴とする破砕機の破砕歯取り付け装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載された破砕機の破砕歯取り付け装置において、
    前記固定部材(30)は、前記ロータ本体(15,15a)に前記分割破砕歯体(21,26)を固定したとき、上面部が前記分割破砕歯体(21,26)の破砕歯部(21a)の歯元外径面より下方に位置しているものである
    ことを特徴とする破砕機の破砕歯取り付け装置。
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