JP2007165941A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】処理効率の低下を抑制しつつセキュリティレベルの向上を図る。
【解決手段】本発明の画像処理装置1は、原稿の画像を読み取って画像データを入力する画像入力部1と、データ転送先情報が埋め込まれた原稿の画像を画像入力部1で読み取った場合に、当該原稿の画像データからデータ転送先情報を抽出するジョブ管理部17と、データ転送先情報が指定するネットワーク3上の端末装置2に画像データを転送するとともに、その端末装置2から画像データを取得する通信部16と、取得した画像データを記録媒体に印刷出力する画像出力部13とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の画像処理装置1は、原稿の画像を読み取って画像データを入力する画像入力部1と、データ転送先情報が埋め込まれた原稿の画像を画像入力部1で読み取った場合に、当該原稿の画像データからデータ転送先情報を抽出するジョブ管理部17と、データ転送先情報が指定するネットワーク3上の端末装置2に画像データを転送するとともに、その端末装置2から画像データを取得する通信部16と、取得した画像データを記録媒体に印刷出力する画像出力部13とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像データを取り扱う複写機、複合機等の画像処理装置と画像処理方法に関する。
コピージョブを実行可能な複写機、複合機等の画像処理装置として、原稿から読み取った画像データを装置本体に内蔵のハードディスクに一旦記憶し、そのハードディスクから適宜画像データを読み出して印刷出力するものが知られている。この種の画像処理装置では、装置本体からハードディスクが抜き取られて解析されると、ハードディスクに残っている画像データを第三者に盗み見られる恐れがある。このため、ハードディスクに残っている画像データが機密文書から読み取ったものであれば、第三者に機密情報が漏洩してしまう。
こうした機密情報の漏洩を防止するには、コピージョブでハードディスクに記憶した画像データを出来るだけ早く消去することが有効な手段となる。ただし、画像データをハードディスクから消去するには、ある程度の時間がかかる。また、画像データをハードディスクから消去している間は、新たな画像データをハードディスクに書き込んだり、他の画像データをハードディスクから読み出したりすることができない。このため、コピージョブで1枚の原稿を処理するたびに画像データを消去していたのでは、処理効率が著しく低下してしまう。
また、複数のコピージョブで順にハードディスクに記憶した画像データを所定のタイミングで一括消去する場合は、ハードディスクから画像データを消去するタイミングを適切に設定する必要がある。特に、ジョブの割り込み機能を備えた画像処理装置において、処理中のジョブを中断して割り込みジョブを実行する場合は、ジョブの実行順序が入れ替わるため、割り込み前のジョブで使用した画像データ又は割り込みジョブで使用した画像データに関して、画像データを消去するタイミングが不適切になる恐れがある。
そこで従来においては、割り込みジョブで使用した画像データ(以下、「割り込みジョブデータ」とも記す)の量に応じて、割り込みジョブデータの消去タイミングを制御する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。この従来技術では、割り込みジョブデータの量が所定量未満であれば、割り込みジョブデータを消去してから割り込み前のジョブに復帰し、割り込みジョブデータの量が所定量を超える場合は、割り込みジョブデータを消去せずに割り込み前のジョブに復帰することにより、処理効率の低下抑制とセキュリティレベルの向上を図るとしている。
しかしながら上記従来技術においては、例えば、割り込みジョブで機密文書から読み取った画像データをハードディスクに記憶した場合に、割り込みジョブデータ(機密文書から読み取った画像データ)の量が所定量を超えると、割り込みジョブデータをハードディスから消去しないまま割り込み前のジョブに復帰することになる。さらに、割り込みジョブを終えて割り込み前のジョブに復帰した場合に、その後、あるタイミング(例えば、画像処理装置が待機状態となったタイミング)でハードディスク内の画像データを消去するときに、上述のように機密文書から読み取った画像データの消去が後回しにされる恐れがある。そうした場合、十分なセキュリティレベルを確保できなくなる。
本発明に係る画像処理装置は、原稿の画像を読み取って画像データを入力する画像入力手段と、データ転送先情報が埋め込まれた原稿の画像を画像入力手段で読み取った場合に、当該原稿の画像データからデータ転送先情報を抽出する抽出手段と、画像入力手段によって読み取られた画像データを、抽出手段で抽出されたデータ転送先情報が指定する外部記置に転送する転送手段と、この転送手段によって転送された画像データを外部装置から取得する取得手段と、この取得手段によって取得された画像データを記録媒体に印刷出力する画像出力手段とを備えるものである。
この画像処理装置においては、データ転送先情報が埋め込まれた原稿をコピージョブで取り扱う場合に、原稿から読み取った画像データを外部装置に転送し、そこから画像データを取得して記録媒体に印刷出力するため、コピージョブで原稿から読み取った画像データが自装置内のハードディスク等に残ることがない。したがって、例えば機密文書などの重要な原稿にデータ転送先情報を埋め込んでおくことにより、機密文書等から読み取った画像データを自装置内に残すことなくコピージョブを行うことが可能となる。
本発明に係る他の画像処理装置は、原稿の画像を読み取って画像データを入力する画像入力手段と、消去優先度情報が埋め込まれた原稿の画像を画像入力手段で読み取った場合に、当該原稿の画像データから消去優先度情報を抽出する抽出手段と、画像入力手段によって読み取られた画像データを記憶する記憶手段と、記憶手段から画像データを読み出して記録媒体に印刷出力する画像出力手段と、画像出力手段で印刷出力を終えた画像データを、抽出手段で抽出された消去優先度情報に基づく順序で記憶手段から消去する消去手段とを備えるものである。
この画像処理装置においては、消去優先度情報が埋め込まれた原稿をコピージョブで取り扱う場合に、原稿から読み取った画像データを記憶手段に記憶し、そこから画像データを読み出して記録媒体に印刷出力する一方、印刷出力を終えた画像データを消去優先度情報に基づく順序で記憶手段から消去するため、例えば機密文書などの重要な原稿に高い優先度で消去優先度情報を埋め込んでおくことにより、機密文書等から読み取った画像データを他の原稿から読み取った画像データよりも早く消去することが可能となる。
本発明によれば、コピージョブで原稿から読み取った画像データの漏洩を有効に防止して、高いセキュリティレベルを確保することができる。
以下、本発明の具体的な実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係る画像処理装置の構成と、当該画像処理装置を含む画像処理システムの構成を示すブロック図である。図示した画像処理システムにおいては、画像処理装置1と端末装置2とが共通のネットワーク3に接続されている。画像処理装置1は、例えば、デジタル複写機、デジタル複合機などによって構成されるものである。端末装置2は、データ蓄積機能とネットワーク通信機能を有するコンピュータ装置であって、例えば、パーソナルコンピュータ、各種サーバなどによって構成されるものである。ネットワーク3は、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などによって構成されるものである。
画像処理装置1は、画像入力部11と、画像処理部12と、画像出力部13と、操作部14と、ハードディスク15と、通信部16と、ジョブ管理部17とを備えた構成になっている。
画像入力部11は、原稿の画像を光学的に読み取るとともに、その読み取り結果に基づく画像データを入力するものである。画像入力部11は、例えばスキャナによって構成されるものである。画像処理部12は、画像入力部11によって入力された画像データに対して種々の画像処理を施すものである。具体的な処理内容については、後段で記述する。画像出力部13は、画像入力部11によって入力されかつ画像処理部12によって画像処理された画像データを用紙等の記録媒体に印刷出力するものである。
操作部14は、画像処理装置1を使用するユーザが各種の情報を入力したり、ユーザに対して各種の情報を表示したりする、いわゆるユーザインタフェースとなるものである。操作部14は、例えば、各種のボタン、スイッチ、キー等を配列してなる入力部と、タッチパネル付きの液晶ディスプレイからなる表示部とによって構成されるものである。この操作部14の入力部には、処理の開始を指示するスタートボタンや、ジョブの割り込みを指示する割り込みキーが設けられている。
ハードディスク15は、画像入力部11によって入力された画像データを記憶するために用いられるものである。ハードディスク15は、画像処理装置1の本体に内蔵されるものである。通信部16は、ネットワーク3を介して、端末装置2を含む外部装置と通信を行うものである。
ジョブ管理部17は、処理待ち管理テーブルを用いてジョブ(コピージョブ、プリントジョブ、割り込みジョブなど)の管理を行うものである。処理待ち管理テーブルとは、処理待ちのジョブを管理するためにジョブ管理部17が使用(参照)するテーブルである。処理待ち管理テーブルには、処理待ちのジョブ情報が登録される。また、処理待ち管理テーブルでは、処理の優先順位を示す上位、下位の順位付けがなされる。ここでは、処理の優先順位が高いジョブほど上位に登録され、処理の優先順位が低いジョブほど下位に登録されるものとする。
上記構成からなる画像処理装置1でコピージョブを行う場合は、まず、原稿の画像が画像入力部11によって読み取られるとともに、その読み取り結果に基づく画像データが入力される。このとき、画像入力部11から入力される画像データは、画像処理部12で画像処理された後、ハードディスク15に記憶される。こうして記憶された画像データは、ジョブ管理部17が処理待ち管理テーブルを用いて管理しているジョブの優先順位にしたがってハードディスク15から読み出された後、画像出力部13によって記録媒体(用紙等)に印刷出力される。
これに対して、データ転送先情報が付加情報として画像中に埋め込まれた原稿を取り扱う場合は、上記の処理と異なる手順でコピージョブが実行される。データ転送先情報とは、ネットワーク上3で画像データの転送先となる外部装置の位置を特定(指示)する情報をいう。したがって、例えば、画像データの転送先となる外部装置を端末装置2で指定したい場合は、ネットワーク3上で端末装置2の位置を特定する情報を原稿の画像中に埋め込むことになる。具体的には、データ転送先情報としてIPアドレスを採用することが可能である。本実施形態では、ネットワーク3上で端末装置2に割り当てられたIPアドレスがデータ転送先情報として原稿の画像に埋め込まれているものとする。
また、データ転送先情報を原稿の画像中に埋め込む技術としては、種々の方式を採用することが可能である。例えば、視覚的に目立たないように透かし情報で埋め込むことが可能である。また、二次元コードやグリフコード(登録商標)などのコード情報で埋め込むことも可能である。さらに、文字情報で埋め込むことも可能である。また、原稿の画像中に埋め込まれた情報の位置(埋め込み位置)は、予め座標データで指定してもよいし、マーキングなどで指定してもよいし、パターンマッチングなどで指定してもよい。
図2は本発明の実施形態に係る画像処理装置1において、データ転送先情報が埋め込まれた原稿をコピージョブで取り扱った場合のジョブ登録処理の手順を示すフローチャートである。まず、画像入力部11に設けられた原稿台や原稿搬送用のトレイに原稿をセットした状態で、操作部14に設けられたスターボタンを押すと、原稿の画像が画像入力部11によって読み取られるとともに、その読み取り結果に基づく画像データが画像入力部11から入力される(ステップS1)。
次に、ジョブ管理部17は、現在処理中のコピージョブが割り込みジョブ(割り込みによるコピージョブ)であるかどうかを判断する(ステップS2)。このとき、ジョブ管理部17は、操作部14のスタートボタンが押される前に割り込みキーが押され、これによってそれ以前に処理していたジョブを中断した場合は、現在処理中のコピージョブが割り込みジョブであると判断する。また、操作部14のスタートボタンが押される前に割り込みキーが押されていない場合、あるいは割り込みキーが押されても他の処理を行っていないために割り込みの指示が無効扱いとなった場合は、現在処理中のコピージョブが割り込みジョブではない通常ジョブであると判断する。そして、ジョブ管理部17は、処理中のコピージョブが割り込みジョブであると判断した場合に、処理モードの設定を通常モードから割り込みモードに切り替える(ステップS3)。割り込みモードの設定は、割り込みジョブの処理を終えて、割り込み前の処理に復帰するまで維持される。
次いで、画像処理部12は、画像入力部11から入力された原稿の画像データの中から、当該原稿の画像に埋め込まれたデータ転送先情報を抽出する(ステップS4)。例えば、データ転送先情報が透かし情報で原稿の画像に埋め込まれていた場合は、原稿から読み取った画像データの中から当該透かし情報を表す画像データを抽出する。また、データ転送先情報がコード情報で原稿の画像に埋め込まれていた場合は、原稿から読み取った画像データの中から当該コード情報を表す画像データを抽出する。また、データ転送先情報が文字情報で原稿の画像に埋め込まれていた場合は、原稿から読み取った画像データの中から当該文字情報を表す画像データを抽出する。
続いて、画像処理部12は、先ほど抽出したデータ転送先情報を元の情報に復元する(ステップS5)。例えば、データ転送先情報が透かし情報で埋め込まれていた場合は、この透かし情報を解析することにより、元の情報に復元する。また、データ転送先情報がコード情報で埋め込まれていた場合は、このコード情報をデコードすることにより、元の情報に復元する。また、データ転送先情報が文字情報で埋め込まれていた場合は、この文字情報を表す画像データをOCR(Optical Character Reader)処理することにより、元の情報を復元する。ここで記述する元の情報とは、データ転送先情報がIPアドレスであれば、このIPアドレスを表すデジタルデータをいう。現在広く普及しているIPv4では8ビットの数字(0〜255)を4個並べてIPアドレスを表すため、ステップS5では32ビットのアドレス長で元の情報(IPアドレス)を復元することになる。
次に、画像処理部12は、先ほど画像入力部11から入力された原稿の画像データに対して、印刷出力のための画像処理(例えば、色変換、色補正、階調補正、拡大縮小、画像回転、スクリーン生成などの処理)を施す(ステップS6)。
次いで、通信部16は、入力画像データから抽出したデータ転送先情報が指定するネットワーク3上の装置端末2に対して、画像処理済みの画像データを転送する(ステップS7)。このとき、装置端末2に転送される画像データには、ジョブ管理部17によって固有のファイル名が付与される。したがって、画像データとファイル名の関係は、1対1の関係となる。また、通信部16によって画像処理装置1から転送された画像データは端末装置2に受信されるとともに、端末装置2が備えるデータ蓄積装置(ハードディスク等)に蓄積される。データ転送先情報で指定される端末装置2は、情報漏洩のないセキュアな環境に設置されていることが望ましい。
次に、ジョブ管理部17は、処理待ち管理テーブルに登録するためのコピージョブ情報を生成する(ステップS8)。この場合、コピージョブ情報には、データ転送先情報となるIPアドレスと、画像データのファイル名が、一つの組になって含まれる。
次いで、ジョブ管理部17は、現在の処理モードが割り込みモードに設定されているかどうかを確認する(ステップS9)。そして、割り込みモードに設定されていれば、上記ステップS8で生成したコピージョブ情報を処理待ち管理テーブルの最上位に登録する(ステップS10)。また、割り込みモードに設定されていなければ(通常モードに設定されていれば)、上記ステップS8で生成したコピージョブ情報を処理待ち管理テーブルの最下位に登録する(ステップS11)。以上の処理は、原稿1枚ごとに行われる。
図3は本発明の実施形態に係る画像処理装置のジョブ実行処理の手順を示すフローチャートである。なお、本発明の実施形態に係るジョブ登録処理及びジョブ実行処理は、マルチタスク方式で行われるものである。まず、ジョブ管理部17は、処理待ち管理テーブルに処理待ちのコピージョブが残っているかどうかを確認する(ステップS21)。そして、処理待ちのコピージョブが残っていれば、その中で最上位に登録されたコピージョブ情報を処理待ち管理テーブルから取り出す(ステップS22)。
次に、ジョブ管理部17は、先ほど処理待ち管理テーブルから取り出したコピージョブ情報から、データ転送先情報であるIPアドレスとこれに対応する画像データのファイル名を読み出す(ステップS23)。
次いで、通信部16は、ジョブ管理部17によって読み出されたIPアドレスで指定されるネットワーク3上の端末装置2に対し、先ほどコピージョブ情報から読み出した画像データのファイル名を指定して、当該画像データの取得要求を行うことにより、端末装置2から画像データを取得する(ステップS24)。このとき、画像データの取得要求を受けた端末装置2では、当該取得要求で指定されたファイル名に一致する画像データを自装置のデータ蓄積装置から読み出して、取得要求元の画像処理装置1に送信する。
続いて、画像出力部13は、通信部16によって取得された画像データを記録媒体に印刷出力する(ステップS25)。その後、ジョブ管理部17は、画像出力部13で印刷出力を終えた画像データの消去を、当該画像データを保持している端末装置2に対して指示した後(ステップS26)、印刷済みのコピージョブ情報を処理待ち管理テーブルから消去(登録抹消)する(ステップS27)。ジョブ管理部17による画像データの消去指示命令は、消去の対象となる画像データのファイル名を指定したかたちで通信部16から端末装置2へと出力される。以上の処理は、処理待ち管理テーブルに処理待ちのコピージョブ情報がなくなるまで繰り返し行われる。
このように本発明の実施形態に係る画像処理装置1では、データ転送先情報が埋め込まれた原稿をコピージョブで取り扱う場合に、その原稿から読み取った画像データを、自装置内のハードディスク15に記憶することなく、データ転送先情報が指定する端末装置2に転送し、その端末装置2から画像データを取得して印刷出力するため、コピージョブで原稿から読み取った画像データがハードディスク15に残ることがない。したがって、機密文書となる原稿の画像に予めデータ転送先情報を埋め込んでおけば、機密文書から読み取った画像データをハードディスク15に残すことなくコピージョブを行うことが可能となる。このため、機密情報の漏洩を有効に防止することができる。また、万一、ハードディスク15が悪意を持つ第三者によって抜き取られても、コピージョブで取り扱った原稿の画像データが第三者に知られてしまう恐れがなくなる。また、次のジョブを開始する前に、ハードディスク15に残った画像データを消去する必要がなくなるため、次のジョブに素早く移行することができる。したがって、画像データの流出防止と、画像処理装置の利便性向上を両立させることができる。
また、上記画像処理装置1では、端末装置2から取得した画像データの印刷出力を終えた時点で、当該画像データの消去を端末装置2に指示するため、この消去指示にしたがって端末装置2が画像データを消去することにより、コピージョブが終了した後で端末装置2に画像データが残ったままになることもない。したがって、機密情報の漏洩をより確実に防止することが可能となる。
図4は本発明の他の実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。この画像処理装置は、画像入力部21と、画像処理部22と、画像出力部23と、操作部24と、ハードディスク25と、ジョブ管理部26とを備えた構成になっている。
画像入力部21は、原稿の画像を光学的に読み取るとともに、その読み取り結果に基づく画像データを入力するものである。画像入力部21は、例えばスキャナによって構成されるものである。画像処理部22は、画像入力部21によって入力された画像データに対して種々の画像処理を施すものである。具体的な処理内容については、後段で記述する。画像出力部23は、画像入力部21によって入力されかつ画像処理部22によって画像処理された画像データを用紙等の記録媒体に印刷出力するものである。
操作部24は、画像処理装置を使用するユーザが各種の情報を入力したり、ユーザに対して各種の情報を表示したりする、いわゆるユーザインタフェースとなるものである。操作部24は、例えば、各種のボタン、スイッチ、キー等を配列してなる入力部と、タッチパネル付きの液晶ディスプレイからなる表示部とによって構成されるものである。この操作部24の入力部には、処理の開始を指示するスタートボタンや、ジョブの割り込みを指示する割り込みキーが設けられている。ハードディスク25は、画像入力部21によって入力された画像データを記憶するために用いられるものである。ハードディスク25は、画像処理装置1の本体に内蔵されるものである。
ジョブ管理部26は、処理待ち管理テーブルを用いてジョブ(コピージョブ、プリントジョブ、割り込みジョブなど)の管理を行うものである。処理待ち管理テーブルとは、処理待ちのジョブを管理するためにジョブ管理部26が使用(参照)するテーブルである。処理待ち管理テーブルには、印刷待ち管理テーブルと消去待ち管理テーブルがある。印刷待ち管理テーブルには印刷待ちのジョブ情報が登録され、消去待ち管理テーブルにはデータ消去待ちのジョブ情報が登録される。また、印刷待ち管理テーブルと消去待ち管理テーブルでは、それぞれ処理の優先順位を示す上位、下位の順位付けがなされる。ここでは、処理の優先順位が高いジョブほど上位に登録され、処理の優先順位が低いジョブほど下位に登録されるものとする。
上記構成からなる画像処理装置でコピージョブを行う場合は、まず、原稿の画像が画像入力部21によって読み取られるとともに、その読み取り結果に基づく画像データが入力される。このとき、画像入力部21から入力される画像データは、画像処理部22で画像処理された後、ハードディスク25に記憶される。こうして記憶された画像データは、ジョブ管理部26が処理待ち管理テーブル(印刷待ち管理テーブル)を用いて管理しているジョブの優先順位にしたがってハードディスク25から読み出された後、画像出力部23によって記録媒体(用紙等)に印刷出力される。また、印刷処理を終えた画像データは、ジョブ管理部26が処理待ち管理テーブル(消去待ち管理テーブル)を用いて管理しているジョブの優先順位にしたがってハードディスク25から消去される。
これに対して、消去優先度情報が付加情報として画像中に埋め込まれた原稿を取り扱う場合は、上記の処理と異なる手順でコピージョブが実行される。消去優先度情報とは、画像データを印刷出力した後で、当該画像データを消去するときの優先度を示す情報をいう。消去優先度情報は、画像データを消去するときの優先度を、例えば、高・低の2段階、又は高・中・低の3段階、あるいは4段階以上に分けて設定されるものである。本実施形態では、一例として、優先度の低い方から高い方に向かって、優先度1、優先度2、優先度3、優先度4、優先度5、優先度6、優先度7、優先度8の順で消去優先度が8段階に区分され、いずれかの段階値で消去優先度が設定されるものとする。
また、消去優先度情報を原稿の画像中に埋め込む場合は、上記実施形態と同様に、消去優先度情報を透かし情報、コード情報、文字情報などの形態で埋め込むことが可能であるとともに、その埋め込み位置を座標データ、マーキング、パターンマッチングなどで指定することが可能である。
図5は本発明の他の実施形態に係る画像処理装置において、消去優先度情報が埋め込まれた原稿をコピージョブで取り扱った場合のジョブ登録処理の手順を示すフローチャートである。まず、画像入力部21に設けられた原稿台や原稿搬送用のトレイに原稿をセットした状態で、操作部24に設けられたスターボタンを押すと、原稿の画像が画像入力部21によって読み取られるとともに、その読み取り結果に基づく画像データが画像入力部21から入力される(ステップS31)。
次に、ジョブ管理部26は、現在処理中のコピージョブが割り込みジョブ(割り込みによるコピージョブ)であるかどうかを判断する(ステップS32)。このとき、ジョブ管理部26は、操作部24のスタートボタンが押される前に割り込みキーが押され、これによってそれ以前に処理していたジョブを中断した場合は、現在処理中のコピージョブが割り込みジョブであると判断する。また、操作部24のスタートボタンが押される前に割り込みキーが押されていない場合、あるいは割り込みキーが押されても他の処理を行っていないために割り込みの指示が無効扱いとなった場合は、現在処理中のコピージョブが割り込みジョブではない通常ジョブであると判断する。そして、ジョブ管理部26は、処理中のコピージョブが割り込みジョブであると判断した場合に、処理モードの設定を通常モードから割り込みモードに切り替える(ステップS33)。割り込みモードの設定は、割り込みジョブの処理を終えて、割り込み前の処理に復帰するまで維持される。
次いで、画像処理部22は、画像入力部21から入力された原稿の画像データの中から、当該原稿の画像に埋め込まれた消去優先度情報を抽出する(ステップS34)。例えば、消去優先度情報が透かし情報で原稿の画像に埋め込まれていた場合は、原稿から読み取った画像データの中から当該透かし情報を表す画像データを抽出する。また、消去優先度情報がコード情報で原稿の画像に埋め込まれていた場合は、原稿から読み取った画像データの中から当該コード情報を表す画像データを抽出する。また、消去優先度情報が文字情報で原稿の画像に埋め込まれていた場合は、原稿から読み取った画像データの中から当該文字情報を表す画像データを抽出する。
続いて、画像処理部22は、先ほど抽出した消去優先度情報を元の情報に復元する(ステップS35)。例えば、消去優先度情報が透かし情報で埋め込まれていた場合は、この透かし情報を解析することにより、元の情報に復元する。また、消去優先度情報がコード情報で埋め込まれていた場合は、このコード情報をデコードすることにより、元の情報に復元する。また、消去優先度情報が文字情報で埋め込まれていた場合は、この文字情報を表す画像データをOCR処理することにより、元の情報を復元する。ここで記述する元の情報とは、原稿の画像中に埋め込まれた消去優先度情報が示す消去優先度を表すデジタルデータをいう。したがって、例えば、上述のように消去優先度を8段階に区分すると、ステップS35では3ビットの長さで元の情報(消去優先度の段階値)を復元することになる。
次に、画像処理部22は、先ほど画像入力部21から入力された原稿の画像データに対して、印刷出力のための画像処理(例えば、色変換、色補正、階調補正、拡大縮小、画像回転、スクリーン生成などの処理)を施す(ステップS36)。
次いで、画像処理済みの画像データをハードディスク25に記憶する(ステップS37)。次に、ジョブ管理部26は、処理待ち管理テーブル(印刷待ち管理テーブル、消去待ち管理テーブル)に登録するためのコピージョブ情報を生成する(ステップS38)。この場合、コピージョブ情報には、ジョブ毎に発行される固有のジョブIDと、ハードディスク15に記憶してある画像データのメモリアドレスと、消去優先度の段階値が、1つの組になって含まれる。
次いで、ジョブ管理部26は、現在の処理モードが割り込みモードに設定されているかどうかを確認する(ステップS39)。そして、割り込みモードに設定されていれば、上記ステップS38で生成したコピージョブ情報を印刷待ち管理テーブルの最上位に登録する(ステップS40)。また、割り込みモードに設定されていなければ(通常モードに設定されていれば)、上記ステップS38で生成したコピージョブ情報を印刷待ち管理テーブルの最下位に登録する(ステップS41)。
その後、ジョブ管理部26は、上記ステップS38で生成したコピージョブ情報を、原稿の画像データから抽出した消去優先度情報が示す消去優先度の段階値に応じた順位で消去待ち管理テーブルに登録する(ステップS42)。これにより、印刷待ち管理テーブルと消去待ち管理テーブルには、それぞれ同じコピージョブ情報が登録される。
ここで、上記ステップS42で消去待ち管理テーブルにコピージョブ情報を登録するにあたって、消去待ち管理テーブルにコピージョブ情報が1つも登録されていない場合は、新たなコピージョブ情報が消去待ち管理テーブルの最上位に登録される。また、消去待ち管理テーブルに1つ又は複数のコピージョブ情報がすでに登録されている場合は、消去待ち管理テーブル内で各々のコピージョブ情報が処理待ち優先度の高い順に並ぶように、新たなコピージョブ情報が登録される。
また、消去待ち管理テーブルの中にすでに同じ消去優先度(段階値)をもつコピージョブ情報が登録されていた場合は、同じ消去優先度をもつコピージョブ情報のグループ内で最も低い順位となるように、新たなコピージョブ情報が登録される。また、新たに登録しようとするコピージョブ情報の消去優先度が最も低い段階値(優先度1)に設定されている場合は、その時点で消去待ち管理テーブルに登録されている全てのコピージョブ情報の中で最も低い順位となるように、新たなコピージョブ情報が登録される。また、消去優先度情報が埋め込まれていない原稿を取り扱った場合は、消去優先度が最も低い段階値(優先度1)に設定された原稿よりも更に低い順位で、消去待ち管理テーブルの最下位にコピージョブ情報が登録される。以上の処理は、原稿1枚ごとに行われる。
続いて、本発明の他の実施形態に係るジョブ実行処理とデータ消去処理の手順について、順に説明する。なお、本発明の他の実施形態に係るジョブ登録処理、ジョブ実行処理及びデータ消去処理は、マルチタスク方式で行われるものである。
図6は本発明の他の実施形態に係る画像処理装置のジョブ実行処理の手順を示すフローチャートである。まず、ジョブ管理部26は、印刷待ち管理テーブルに印刷待ちのコピージョブ情報が残っているかどうかを確認する(ステップS51)。そして、印刷待ちのコピージョブ情報が残っていれば、その中で最上位に登録されたコピージョブ情報を印刷待ち管理テーブルから取り出す(ステップS52)。
次に、ジョブ管理部26は、先ほど印刷待ち管理テーブルから取り出したコピージョブ情報に含まれるメモリアドレスを参照してハードディスク25から画像データを読み出す(ステップS53)。次いで、画像出力部23は、ハードディスク25から読み出された画像データを記録媒体に印刷出力する(ステップS54)。その後、ジョブ管理部26は、印刷済みのコピージョブ情報を処理待ち管理テーブルから消去(登録抹消)する(ステップS55)。以上の処理は、印刷待ち管理テーブルに印刷待ちのコピージョブ情報がなくなるまで送り返し行われる。
図7は本発明の他の実施形態に係る画像処理装置のデータ消去処理の手順を示すフローチャートである。まず、ジョブ管理部26は、消去待ち管理テーブルに消去待ちのコピージョブ情報が残っているかどうかを確認する(ステップS61)。そして、消去待ちのコピージョブ情報が残っていれば、その中で最上位に登録されたコピージョブ情報を消去待ち管理テーブルから取り出す(ステップS62)。
次に、ジョブ管理部26は、先ほど取り出したコピージョブ情報の印刷が終了しているかどうかを確認する(ステップS63)。印刷待ち管理テーブルに登録されたコピージョブ情報は、画像データの印刷出力を終えた時点で印刷待ち管理テーブルから消去される。したがって、印刷待ち管理テーブルには、印刷待ち(未印刷)のコピージョブ情報しか残っていない。このため、消去待ち管理テーブルから取り出したコピージョブ情報が印刷待ち管理テーブルに残っていなければ、当該コピージョブ情報に関して画像データの印刷出力を終えていることになる。
このため、ジョブ管理部26においては、消去待ち管理テーブルから取り出したコピージョブ情報と同じジョブ情報が印刷待ち管理テーブルに残っているかどうかにより、当該コピージョブ情報の印刷が終了しているかどうかを判断する。そして、印刷待ち管理テーブルに同じコピージョブ情報が残っている場合は印刷が終了していないと判断し、残っていない場合は印刷が終了していると判断する。
また、上記ステップS63で印刷が終了していないと判断した場合は、先に取り出したコピージョブ情報よりも一つ下の順位(次順位)で登録されているコピージョブ情報を消去管理テーブルから取り出した後(ステップS64)、このコピージョブ情報の印刷が終了しているかどうかを上記ステップS63で再び確認する。これにより、消去待ち管理テーブルに登録されたコピージョブ情報の中に画像データの印刷出力を終えたジョブ情報があれば、その中で最も上位のコピージョブ情報を消去待ち管理テーブルから取り出した時点で、上記ステップS63の判定結果がYesとなる。
続いて、ジョブ管理部26は、消去待ち管理テーブルから取り出した印刷済みのコピージョブ情報に含まれるメモリアドレスを参照してハードディスク25から画像データを消去する(ステップS65)。その後、ジョブ管理部26は、データ消去済みのコピージョブ情報を消去待ち管理テーブルから消去(登録抹消)する(ステップS66)。以上の処理は、消去待ち管理テーブルに消去待ちのコピージョブ情報がなくなるまで繰り返し行われる。
このように本発明の他の実施形態に係る画像処理装置では、消去優先度情報が埋め込まれた原稿をコピージョブで取り扱う場合に、その原稿から読み取った画像データを自装置内のハードディスク25に記憶し、そこから画像データを読み出して記録媒体に印刷出力する一方、印刷出力を終えた画像データを消去優先度情報に基づく順序でハードディスク25から消去するため、例えば機密文書などの重要な原稿に高い優先度で消去優先度情報を埋め込んでおくことにより、機密文書等から読み取った画像データを他の原稿から読み取った画像データよりも早く消去することができる。このため、コピージョブで重要な情報が外部に漏洩しにくくなる。
なお、上記の例では、印刷待ち管理テーブルと消去待ち管理テーブルに同じコピージョブ情報を登録するものとしたが、本発明はこれに限らず、印刷待ち管理テーブルに登録するためのコピージョブ情報(以下、「処理待ちコピージョブ情報」)と、消去待ち管理テーブルに登録するためのコピージョブ情報(以下、「消去待ちコピージョブ情報」)を、それぞれ情報の中味を変えて別々に生成した後、処理待ちコピージョブ情報を印刷待ち管理テーブルに、消去待ちコピージョブ情報を消去待ち管理テーブルに登録するものとしてもよい。
1…画像処理装置、2…端末装置(外部装置)、3…ネットワーク、11,21…画像入力部、12,22…画像処理部、13,23…画像出力部、14,24…操作部、15,25…ハードディスク、16…通信部、17,26…ジョブ管理部
Claims (9)
- 原稿の画像を読み取って画像データを入力する画像入力手段と、
データ転送先情報が埋め込まれた原稿の画像を前記画像入力手段で読み取った場合に、当該原稿の画像データから前記データ転送先情報を抽出する抽出手段と、
前記画像入力手段によって読み取られた画像データを、前記抽出手段で抽出された前記データ転送先情報が指定する外部記置に転送する転送手段と、
前記転送手段によって転送された画像データを前記外部装置から取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された画像データを記録媒体に印刷出力する画像出力手段と
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記データ転送先情報はIPアドレスである
ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 前記データ転送先情報は、透かし情報、コード情報又は文字情報として前記原稿の画像に埋め込まれたものである
ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 前記取得手段によって前記外部装置から取得されかつ前記画像出力手段で記録媒体への印刷出力を終えた画像データの消去を、前記外部装置に対して指示する消去指示手段を具備する
ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 原稿の画像を読み取って画像データを入力する第1の工程と、
データ転送先情報が埋め込まれた原稿の画像を前記第1の工程で読み取った場合に、当該原稿の画像データから前記データ転送先情報を抽出する第2の工程と、
前記第1の工程で読み取られた画像データを、前記第2の工程で抽出された前記データ転送先情報が指定する外部記置に転送する第3の工程と、
前記第3の工程で転送された画像データを前記外部装置から取得する第4の工程と、
前記第4の工程で取得された画像データを記録媒体に印刷出力する第5の工程と
を有することを特徴とする画像処理方法。 - 原稿の画像を読み取って画像データを入力する画像入力手段と、
消去優先度情報が埋め込まれた原稿の画像を前記画像入力手段で読み取った場合に、当該原稿の画像データから前記消去優先度情報を抽出する抽出手段と、
前記画像入力手段によって読み取られた画像データを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段から前記画像データを読み出して記録媒体に印刷出力する画像出力手段と、
前記画像出力手段で印刷出力を終えた画像データを、前記抽出手段で抽出された前記消去優先度情報に基づく順序で前記記憶手段から消去する消去手段と
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記消去手段は、前記消去優先度情報が示す消去優先度の高い順に前記記憶手段から画像データを消去する
ことを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。 - 前記消去優先度情報は、透かし情報、コード情報又は文字情報として前記原稿の画像に埋め込まれたものである
ことを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。 - 原稿の画像を読み取って画像データを入力する第1の工程と、
消去優先度情報が埋め込まれた原稿の画像を前記第1の工程で読み取った場合に、当該原稿の画像データから前記消去優先度情報を抽出する第2の工程と、
前記第1の工程で読み取られた画像データを記憶手段に記憶する第3の工程と、
前記第3の工程で記憶した前記画像データを前記記憶手段から読み出して記録媒体に印刷出力する第4の工程と、
前記第4の工程で印刷出力を終えた画像データを、前記第2の工程で抽出された前記消去優先度情報に基づく順序で前記記憶手段から消去する第5の工程と
を有することを特徴とする画像処理方法。
Priority Applications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010044207A (ja) * | 2008-08-12 | 2010-02-25 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置および画像形成方法 |
-
2005
- 2005-12-09 JP JP2005355575A patent/JP2007165941A/ja active Pending
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