JP4133514B2 - 画像処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スキャナ等の画像読み取り部、LAN、インターネット等の通信回線を介して入力された画像データを記憶装置に一旦記憶し、記憶してある画像データをコピー用紙等の記録媒体に記録(印刷)したり、ファクシミリ通信により外部へ送信したり、更にはデータ通信により外部へ送信したりして画像処理するための画像処理装置に関し、特に一旦処理された、即ち印刷、ファクシミリ送信、データ送信等により処理された後の画像データについて記憶装置での処理状況を確認可能な画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、原稿の画像をスキャナ装置により電子的に走査して読み取り、このスキャナ装置から出力される画像データをプリンタ装置から記録出力するデジタル複写機が商品化されている。そして最近では、外部機器との通信を行ない画像データの送信、受信を行なう通信機能(ファックス機能、プリンタ機能等)を搭載したデジタル複合機へと進化している。また、デジタル複合機として処理する画像データを一時的に記憶する記憶装置も搭載され、大量の画像データ、複数のジョブを効率よく処理することができるように改良されてきている。
【0003】
一方、画像データを記憶する記憶装置には、半導体メモリから構成されるもの、ハードディスク装置等の磁気記憶媒体からなるもの等、種々のタイプがある。これら記憶装置においては、記憶容量、コスト、書き込み及び読み出し速度、揮発性、不揮発性等の面で画像データを記憶する環境が異なっている。
【0004】
特にハードディスク装置等の磁気記憶装置においては、FATという管理データによりディスク(記憶媒体)を小さな単位に分割して各領域を管理している。そして、ディスク(記憶媒体)の各領域にデータを記憶した際に、そのFATデータを更新しておき、各領域に記憶されたデータを必要に応じて読み出す際に、このFATデータに基づいて読み出すようにしている。
【0005】
現在、この種のハードディスク装置は、記憶容量の大きさ、価格(部品コスト)、データの転送速度等の面で半導体メモリの補助記憶装置としてデジタル複合機に搭載され、半導体メモリ上である程度のジョブデータを処理する一方で、新たに入力されてくるジョブデータを一時的に記憶させておき、処理の順番が来た段階で半導体メモリ上に読み出して処理するような構成となっている。これは画像データを処理するシステム(デジタル複合機)として、大量のジョブデータを停滞させることなく効率よく処理することができる処理システムとして市場に提案するものである。
【0006】
【特許文献1】
特開平9−284572号
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、機密性の高い文書データを上述のようなデジタル複合機で処理する場合にはセキュリティの面で問題が生じる。たとえば、ハードディスク装置の各領域に一時的に記憶されたジョブデータ(画像データ)は、不要となった段階でFATデータが更新され、新たな画像データを記憶する際、そのFATデータをもとに不要となった画像データが記憶されている領域に新たな画像データが上書きされるか、または不要な領域として強制的に画像データが消去されない限りはデータそのものは残っているからである。
【0008】
そこで、特許文献1等に開示されているように、デジタル複合機において処理が完了した段階で、ハードディスク装置に記憶されている画像データの領域を強制的に消去したり、乱数発生によるランダムなパターンを上書きしたりすることにより、データとしての再生が出来ないようにした技術が提案されている。
【0009】
しかし、印刷等の処理が終了したジョブデータであっても、画像処理装置が他の処理を行なうために磁気記憶媒体に記憶されているジョブデータを消去せずに保存状態にしている場合があり得る。このような場合には、機密保護の観点からは問題が生じ、更にそのような状況をユーザが認識する手段が用意されていなかったという問題があった。
【0010】
本発明は上述のような問題点を解決するためになされたものであり、記憶手段に記憶されている画像データ(具体的にはジョブデータ)の処理に関する情報、及び記憶されているか否かを通常は表示手段に表示する画像処理装置において、その表示状態を禁止することを可能とすることにより、ジョブデータの機密保護を図ることが可能な画像処理装置の提供を目的とする。
【0011】
また、本発明は、磁気記憶媒体を画像データ記憶手段とすることにより、磁気記憶装置に記憶されているデータは半導体メモリに比して書き込み速度が遅いことを利用して、画像データを表示させずに隠蔽した状態で無効化することにより、セキュリティレベルを向上させることが可能な画像処理装置の提供を目的とする。
【0012】
また本発明は、上述のような画像処理装置において、外部から画像データを受信して利用することを可能とした画像処理装置の提供を目的とする。
【0013】
更に本発明は、認証情報により認証された画像データに関してはその処理に関する情報、及び記憶されているか否かを表示手段に表示するようにして、ユーザがジョブデータの状況を把握し、最適な処置を施すことを可能にした画像処理装置の提供を目的とする。
【0014】
更に本発明は、認証情報の入力、表示状態の変更の指示、画像処理の指示等をユーザが行なうことが可能な画像処理装置の提供を目的とする。
【0015】
また更に本発明は、認証情報の入力、表示状態の変更の指示、画像処理の指示等を外部からの通信により行なうことが可能な画像処理装置の提供を目的とする。
【0016】
更に本発明は、画像処理として、画像データを記録媒体に記録して画像を形成(プリントアウト)すること、画像データをファクシミリ通信により外部へ送信すること、及び画像データをデータ通信により外部へ送信することを可能にした画像処理装置の提供を目的とする。
【0017】
また更に本発明は、画像データを無効化する方法として、画像データの消去,所定データの上書き,ランダムデータの上書き等のいずれかを無効化すべき画像データの密度度、処理に要する時間等に応じて選択することを可能にした画像処理装置の提供を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る画像処理装置は、画像データを記憶する画像データ記憶手段と、該画像データ記憶手段に記憶されている画像データを処理する画像処理手段と、該画像処理手段による処理後にユーザによる削除指示が与えられた場合、前記画像データ記憶手段に記憶されている画像データを無効化する画像データ無効化手段と、前記画像データ記憶手段に記憶されている画像データに対する前記画像処理手段による画像処理に関する処理情報及び前記画像データ無効化手段による画像データの無効化が完了したか否かを示す情報を履歴情報として表示する表示手段とを備えた画像処理装置において、ユーザを認証するための認証情報を受け付ける認証情報受け付け手段と、該認証情報受け付け手段が受け付けた認証情報と予め登録されている認証情報とを照合してユーザを認証する認証手段とを備え、前記画像処理手段は、前記画像データ記憶手段に記憶されている画像データの印刷時に認証情報の入力を必要とする親展印刷を行う親展処理手段を有し、該親展処理手段により親展印刷された画像データの履歴情報を、前記表示手段に行なわせないようにする表示制御手段を備え、該表示制御手段は、前記認証手段により認証された認証情報に関連付けられている親展印刷された画像データに関する履歴情報を前記表示手段に表示させるようにしてあることを特徴とする。
【0019】
このような本発明の画像処理装置では、通常は画像データ記憶手段に記憶されている画像データに対する画像処理手段による画像処理に関する処理情報及び画像データ無効化手段による画像データの無効化の有無が履歴情報として表示手段に表示されるが、指定された画像データの履歴情報に関しては表示手段への表示を行なわないようにすることができる。
【0025】
このような本発明の画像処理装置では、上述の発明において、ユーザが認証を行なった場合には、認証に従って画像データの履歴情報が表示される。
【0040】
更に本発明では、画像データの消去,所定データの上書き,ランダムデータの上書きのいずれかにより画像データを無効化することを特徴とする。
【0041】
このような本発明では、画像データの消去,所定データの上書き,ランダムデータの上書きのいずれかにより画像データを無効化するステップにおいて画像データが無効化される。
【0042】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明においては、画像データは具体的には個々のデータとしてではなく、たとえば1セットの文書を構成する複数ページの画像データを一括したジョブデータとして扱われる。
【0043】
第1の実施の形態
図1は、本発明に係る画像処理装置をデジタル複合機に適用した場合の実施の形態の一例を示す機能ブロック図である。
【0044】
本発明の画像処理装置としてのデジタル複合機20は、コピー機能を有する他に、通信ケーブルまたは電話回線等を介してパーソナルコンピュータ等の外部装置に接続されており、それらの外部装置から受信した画像データを使用するプリンタ機能、ネットワークスキャナ機能、FAX機能等をも有する。換言すれば、本発明の画像処理装置としてのデジタル複合機20は、画像処理機能として、画像データを記録媒体に記録してプリントアウトする機能、ファクシミリ通信により外部へ送信する機能、データ通信により外部へデータ送信する機能等を有する。
【0045】
デジタル複合機20は主要には、画像読み取り部2、操作パネル4、画像形成部6、機器制御部8、外部と通信を行なうためのインタフェイスである通信部10、不揮発性の記憶装置としてのハードディスク(以下、HDという)12、管理部14等を備えている。
【0046】
画像読み取り部2は、たとえばCCD(Charge Coupled Device)2a等のような光学的な画像読み取り手段により原稿の画像を読み取る。この画像読み取り部2が読み取った原稿の画像データは後述する画像形成部6のたとえばRAM等の揮発性の記憶装置であるメモリ6aにページ単位(原稿1枚単位)で記憶されると共に、読み取った原稿の枚数(ページ数)は管理部14に記憶される。
【0047】
通信部10は、通信回線としてのインターネットまたはLAN(Local Area Network)等のネットワークNWを介してパーソナルコンピュータ(PC1,PC2)等の外部装置と接続しており、それらの外部装置との間でデータ通信を行なうことにより、画像データを送受信する。また通信部10は、図示しないがモデム及びNCU(Network Control Unit)を備え、ファクシミリ通信も可能に構成されている。モデムはNCUを介して公衆電話交換網PSTNと接続されている。NCUはアナログの公衆電話交換網PSTNとの回線の閉結及び開放の回線制御動作を行なうハードウェアであり、必要に応じてモデムを公衆電話交換網PSTNと接続する。
【0048】
画像形成部6は、画像読み取り部2または通信部10から画像データが入力された場合、画像データを記憶する揮発性のたとえばRAM等のメモリ6a及びこのメモリ6aに記憶された画像データから画像を形成する印字部(LSU:Laser Scanning Unit)6bを備えている。なお、本実施の形態では印字部6bはLSU(レーザ走査ユニット)で構成してあるが、インクジェット方式等のプリンタ装置であってもよい。
【0049】
管理部14は、機器制御部8のための制御プログラムを格納したROM及び操作パネル4にて設定された情報及び装置の各構成部の動作に関する情報等を記憶するためのRAM等からなる。但し、フラッシュメモリ,EEPROM等の書換え可能な不揮発性の記憶媒体であってもよい。
【0050】
また、管理部14には、上述の他に、HD12に一旦記憶されたジョブデータに関する処理状況及びHD12での記憶状態(まだ記憶されているか、既に消去されたか)を含む履歴情報を管理する。更に、管理部14には、ユーザIDとそれぞれのユーザIDに対応するパスワードとが予め登録されている。
【0051】
機器制御部8は、たとえばCPU(Central Processing Unit)にて構成されており、管理部14に予め格納されている制御プログラムに従って、操作パネル4、画像形成部6、通信部10、及びHD12等のデジタル複合機20を構成する各機器の動作を制御する。また、機器制御部8は、操作パネル4に設けられた入力部4aの各キーの操作によってユーザが入力した指示、情報に従って、表示部4bにデジタル複合機20の状態に関する情報及びユーザに通知すべき情報等を出力する。
【0052】
更に機器制御部8は、画像データの入力、具体的には画像読み取り部2からの画像データの入力及び通信部10を介しての外部からの画像データの入力、入力した画像データのメモリ6a、HD12への入出力等の操作を行なう画像データ操作手段としても機能する。
【0053】
HD12は、画像読み取り部2、通信部10から入力されて画像形成部6により画像形成されるべき画像データ、通信部10を介してファクシミリ通信またはデータ通信により外部へ送信されるべき画像データを記憶するが、詳細は後述する。
【0054】
本発明の画像処理装置としてのデジタル複合機20は、入力部4aの操作により、コピー機能、プリンタ機能、ネットワークスキャナ機能またはFAX機能の各機能が設定され、この設定された機能に関する情報が管理部14に記憶される。この管理部14が記憶している情報に基づいて、機器制御部8は上述したような各構成部の動作を制御し、それぞれの機能に対応した処理を行なうと共に、画像データのメモリ6a、HD12等の間の入出力の操作を行なう。
【0055】
次に、入力部4a、表示部4bから構成される操作パネル4の構成例を図2の模式図を参照して説明する。
【0056】
操作パネル4は、前述したように、入力部4a及び表示部4bを備えている。表示部4bは、ドットマトリックスタイプの液晶パネルにより構成されており、デジタル複合機20としてユーザに対して報知すべき情報を詳細に案内表示できるようになっている。また、この表示部4bの液晶パネルの画面上には透明のタッチパネルが設けられており、液晶パネル上に表示される情報に従ってタッチパネルを操作することにより、対応する情報が指示情報として入力される入力部4aの一部としても機能する。
【0057】
入力部4aには、他に、液晶パネルに隣接してキー群が配置されており、コピースタートを指示するためのスタートキー16、実行中の処理を中断させるためのクリアオール(CA:全解除)キー17、指示したモードの内容をクリアするクリアキー18、コピー枚数等を指示するためのテンキー22、モード毎の切り換えキー23a、23b、23c、ユーザー設定キー24等が含まれる。
【0058】
また、ジョブ状況キー23dの操作により、現在のジョブの処理状況と印刷が完了したジョブの過去の印刷状況が確認可能である。
【0059】
なお、本発明の画像処理装置としてのデジタル複合機20を複写機として利用する場合には、画像読み取り部2にて読み取られた原稿の画像データが、画像形成部6から複写物として出力される。
【0060】
画像読み取り部2にはCCD2aが備えられており、読み取り位置にセットされた原稿の画像を電子的に読み取ることができる。そして、読み取られた原稿の画像データは、揮発性のメモリ6a上に入力画像として形成された後に一旦HD12に記憶される。原稿が複数ページである場合は、この読み取り及び記憶の動作が全ページについて反復される。
【0061】
その後、操作パネル4から指示された処理モードに基づいて、HD12に記憶された画像データが適切なタイミングで順次読み出されて出力画像として揮発性のメモリ6aへ送られる。そして、印字部6bへの書き込みタイミングに合わせて画像データがメモリ6aから印字部6bへ転送される。
【0062】
また、読み取った画像データを複数枚印字する場合も、同様に出力画像としてページ単位でHD12に一旦記憶され、出力するモードに合わせてHD12から揮発性のメモリ6aへ送られ、出力枚数分だけ反復されて印字部6bへの書き込みタイミングに合わせて印字部6bへ転送される。
【0063】
次に、本発明の画像処理装置としてのデジタル複合機20をプリンタとして利用する場合には、通信部10にて受信した画像データがメモリ6a等を介して画像形成部6から出力される。
【0064】
通信部10は、通信ケーブル等によりネットワークNWと接続されており、ネットワークNW上に接続されたパーソナルコンピュータ等の機器から画像データを受信するようになっている。通信部10が受信した画像データは、入力画像データとしてページ単位でメモリ6aへ送られ、一旦HD12に記憶される。そして、再びHD12から出力画像データとして揮発性のメモリ6aへ送られ、複写機として利用する場合と同様にして印字部6bへと転送されてハードコピーされる。
【0065】
また、本発明の画像処理装置としてのデジタル複合機20をネットワークスキャナとして利用する場合には、画像読み取り部2において読み取られた原稿の画像データを、通信部10からネットワークNWを介して任意のパーソナルコンピュータへ送信することができる。この場合も、画像読み取り部2に備えられたCCD2aにより原稿の画像が電子的に読み取られる。そして、読み取られた原稿の画像データは、揮発性のメモリ6a上に入力画像として完成され、一旦HD12に記憶される。そして、再びHD12から出力画像として揮発性のメモリ6aへ送られ、操作パネル4を介して指示された送信先との通信を確立させた上で通信部10から目的の送信先へネットワークNWを経由して送信される。
【0066】
更に、通信部10は、ネットワークNW以外に公衆電話交換網PSTNとも接続されており、本発明の画像処理装置としてのデジタル複合機20をファクシミリ装置として利用する場合にも同様の動作が行なわれる。
【0067】
なお、この例では画像データを記憶して保存する記憶手段としてのHD12を備えたデジタル複合機20として説明しているが、これに限らず、装置本体から取り外されても保存された画像データを保持することが可能な種々の不揮発性のメモリ、またはバックアップ機能を有するメモリ、磁気記憶媒体を用いたその他の記憶装置(媒体)等を備えている場合についても同様に適用することが可能である。
【0068】
また、本発明の画像処理装置としてのデジタル複合機20の各構成部は、機器制御部8により制御され、操作パネル4に設けられたタブレット、キー群等の入力部4aからの操作指示を監視すると共に、デジタル複合機20の状態に関する情報等のような利用者に通知すべき情報を表示部4bに的確に案内表示する。また、管理部14は、機器制御部8により管理されている各構成部に関する情報を管理しており、これらの情報に基づいて機器制御部8がデジタル複合機20全体の動作を制御する。
【0069】
次に、本発明の画像処理装置としてのデジタル複合機20の印刷ジョブの管理に付いて、図3に示す表示部4bの表示画面の模式図を参照して説明する。
【0070】
前述の図2に示す操作パネル4上のジョブ状況キー23dを押下(タッチ)することによりデジタル複合機20はジョブ管理モードとなり、表示部4bには図3に示すような表示がなされる。
【0071】
ジョブ管理モードにおいては、プリント、E−MAIL/FTP、ファクスの各モードが図3に示すキー25a、25b、25cによりそれぞれ選択可能になる。但し、図3に示す例ではプリントモードが選択された状態が示されている。デジタル複合機20へたとえばパーソナルコンピュータ(PC1,PC2)等の外部装置から送信されたプリントジョブは印刷が終了するまで、このジョブ管理モードで管理され、ユーザー名、通常印刷・割り込み印刷・親展印刷の種別を表すモード、印刷枚数(ジョブを構成する画像データの枚数、即ちページ数)、印刷部数、現在の出力状況等が表示部6bに表示され、複数のジョブが存在する場合には、図3に示されている上下キー25dの操作により画面をスクロールさせることができるので、全ジョブの管理が可能な構成となっている。
【0072】
更に、「詳細」、「優先」、「中止/削除」を指示するキー27が操作された場合には、特定のジョブの削除が可能に、または優先印刷が可能になる。
【0073】
次に、印刷が完了したジョブの状態について、表示部4bの表示状態を示す図4の模式図を参照して説明する。なお、この図4に示す画面は図3に示した画面の「予約/実行中・完了」キー26を押下(タッチ)することにより表示される。但し、図3に示す例ではプリントモードが選択された状態が示されている。
【0074】
この図4に示す画面では、印刷が完了した全ての印刷ジョブの経過状況を確認することができる。このジョブ管理モードもキー27a,27b,27cそれぞれの操作に応じてプリント、E−MAIL/FTP、ファクスのモード別に管理され、ユーザー名、印刷(データ送信,ファクシミリ送信)指示を行なった日時、枚数、部数、状況が管理されている。
【0075】
この図4に示す画面で示される状況は、既に印刷が完了したジョブデータのデジタル複合機20内での状態、より具体的にはHD12での記憶状態を示している。具体的には、最左側に表示されている番号で特定される「ジョブ3」、「ジョブ4」のジョブデータ(より具体的には、個々のジョブデータを構成する画像データ)は記憶装置(HD12)からの削除が完了していることを、「ジョブ2」のジョブデータは現時点では記憶装置(HD12)に記憶された状態であるが、20:00(20時00分)に削除されるように設定されている(時刻指定削除)ことを示している。
【0076】
更に、「ジョブ1」は、既に少なくとも一度は印刷が完了したが、その際の印刷時の指示によりジョブデータが記憶装置(HD12)にそのまま記憶(保存)されていることを示している。このような少なくとも一度は印刷されたにも拘わらずHD12に保存されている画像データは、ユーザによる削除指示が与えられるまでは次回の印刷に再利用することを目的として保存されている。
【0077】
そして、「ジョブ1」、「ジョブ2」のように、印刷は完了していても記憶装置(HD12)から削除されずに保存状態となっているジョブデータについては、削除キー27dが操作されることにより新たな指示が与えられた場合に、ジョブデータを削除したり、削除時刻を変更したりすることができる。
【0078】
以上の説明では、印刷ジョブの状況確認、印刷が完了したジョブデータの状態確認等の操作に関してデジタル複合機20本体を操作する方法について説明したが、上述のようにデジタル複合機20を直接操作する方法に限らず、URLを用いる方法、ネットワークを介してデジタル複合機20の管理ソフトを用いてこれらの管理を行なう方法等も可能である。
【0079】
第2の実施の形態
次に、本発明の画像処理装置としてのデジタル複合機20の他の印刷ジョブ管理について説明する。この第2の実施の形態においては、親展印刷が指定されているジョブに関してはその情報を表示しないようにする。但し、本実施の形態においても印刷状態を管理する操作パネルは、第1の実施の形態の場合と同様であるので説明は省略する。
【0080】
図3に示した現在の印刷状態のジョブ管理を行なうジョブ管理モードから「予約/実行中・完了」キー26が押下(タッチ)されると、親展印刷ジョブが存在する場合にも、通常は上述した第1の実施の形態の場合と同様に、印刷が完了した過去のジョブ履歴が確認可能になる。即ち、図5において「親展」の欄に「*」が付されているジョブは、パスワード(認証情報)の入力が必要な親展印刷であることを示しており、ユーザが「PC003」である「ジョブ3」がそれに相当する。
【0081】
しかし本実施の形態では、上述のような親展印刷のジョブに関してはその履歴及び記憶装置(HD12)での保存状態に関する情報を表示させないようにする。即ち、上述の第1の実施の形態の場合と同様に、本実施の形態においても印刷が完了した全てのジョブを印刷完了リストとして表示部4bに表示することが可能であり、図6はその場合の表示部4bの表示状態を示す模式図である。
【0082】
この図6に示す表示部6bの表示状態から本実施の形態では、親展印刷が行なわれたユーザー「PC003」のジョブ履歴は印刷完了リストに表示されないことが理解できる。これは、印刷指示が行なわれて印刷が完了した状態のジョブであっても、そのジョブデータが記憶装置(HD12)から削除されていない可能性があり、この場合には記憶装置そのものを装置本体から取り外して持ち出されると機密データが漏洩する虞がある。従って、特に機密性が高い進展印刷ジョブ等に関しては、印刷が完了した段階でジョブの存在を表示しないようにして隠蔽すれば、機密データの漏洩を未然に防止できることになり、セキュリティの向上が図れる。
【0083】
但し、印刷指示を行なったユーザが記憶装置(HD12)からのジョブデータの削除状態を確認する必要がある場合等をも考慮すると、印刷が完了したジョブデータを必ず隠蔽する、というようにはしない方がよい場合も考えられる。そのような場合を考慮すると、公知の手法であるパスワード等を利用したユーザー認証を行ない、ユーザー認証が確立した場合にのみその認証されたユーザーが印刷指示を行なったジョブ履歴を表示させることができるようにすればよい。
【0084】
図7は、ユーザー「PC003」がユーザー認証を行なった後の印刷完了ジョブリストの表示部4bの表示状態を示す模式図である。この例ではユーザー認証を行なったユーザー「PC003」のジョブ履歴のみが表示されている。この場合には、他のユーザーのデータはセキュリティを維持しつつ、ユーザー認証を行なった必要とされるジョブ履歴の情報のみが表示される。これにより、必要に応じて第1の実施の形態の場合と同様に、記憶装置(HD12)に記憶されているジョブデータの削除を行なったり、削除時刻の変更を行なったりすることが可能になるので、セキュリティレベルの向上が図れる。
【0085】
図8は上述のようなユーザ認証によるジョブ履歴の表示の際の機器制御部8による処理手順を示すフローチャートである。
【0086】
まず、たとえば入力部4aのテンキー22等をユーザが操作することにより認証情報、具体的にはユーザID及びパスワードを入力すると(ステップS11)、機器制御部8はこの情報と管理部14に予め登録されているユーザIDとパスワードとの組み合せとを照合する。この結果、入力された認証情報(ユーザID及びパスワード)と一致する認証情報が管理部14に登録されていない場合は(ステップS12でNO)、機器制御部8は表示部4bに適宜のエラー表示を行なわせる(ステップS13)。
【0087】
一方、入力された認証情報(ユーザID及びパスワード)と一致する認証情報が管理部14に登録されている場合は(ステップS12でYES)、機器制御部8はHD12に保存されているジョブデータの内のユーザIDが一致するデータに関するジョブ履歴を管理部14から読み出して表示部14bに表示させる(ステップS14)。
【0088】
また、印刷が完了したジョブデータを記憶装置(HD12)から削除した時点で、印刷が完了したジョブリストからジョブの詳細を完全に削除するようにすれば、他のユーザーは機密文書の存在すら知る術がなくなるため、セキュリティがより向上する。この場合には、印刷を指示したユーザに不安を与えないようにするため、記憶装置(HD12)からジョブデータが削除された時点でジョブデータが削除されたことをメール等により通知することが望ましい。
【0089】
また、この第2の実施の形態においても、印刷ジョブの状況確認、印刷完了のジョブデータの状態確認等の操作に関してデジタル複合機20本体を操作する方法について説明を行なったが、上述のようにデジタル複合機20を直接操作する方法に限らず、URLを用いる方法、ネットワークを介してデジタル複合機20の管理ソフトを用いてこれらの管理を行なう方法等も可能である。
【0090】
第3の実施の形態
以上の実施の形態において、印刷が完了したジョブであってもジョブデータが記憶装置(HD12)にそのまま記憶された状態である場合、または印刷完了リストとしてジョブ履歴が残る場合があることについて説明した。しかし、本実施の形態では、そのような場合を前提として、印刷が完了した後にも記憶装置(HD12)に記憶されているジョブデータを削除する方法について説明する。
【0091】
印刷が完了したジョブは図4の表示画面の模式図に示したように、表示部4bにジョブ完了リストとして表示されるため、印刷が完了した全ての印刷ジョブの経過状況を管理・確認することが可能になっている。なお、この印刷完了ジョブリストには、印刷指示を行なったユーザー名、印刷指示を行なった日時、印刷枚数、印刷部数、記憶装置(HD12)での管理状況が表示されている。
【0092】
ここで、本発明の画像処理装置としてのデジタル複合機20での印刷が完了したジョブデータを削除する際の機器制御部8による処理手順について、図9のフローチャートを参照して以下に説明する。
【0093】
外部のパーソナルコンピュータ,ファクシミリ装置等から送信されてきたジョブデータはインタフェイスである通信部10を介してデジタル複合機20に受信され、また画像読み取り得2により読み取られた画像データは一連のページが一つのジョブデータとしてそれぞれHD12に記憶されて保存される(ステップS21)。優先処理,割り込み印刷等の指示がない限り、機器制御部8は記憶装置(HD12)に記憶されているジョブデータを外部のパーソナルコンピュータまたはファクシミリ装置等から受信した順序に従ってジョブ(ジョブAとする)の印刷処理を行なう(ステップS22)。
【0094】
印刷中、または待機中に図4に示す印刷完了ジョブリストの画面から削除指示が与えられた場合(ステップS23でYES)、機器制御部8は他のジョブが印刷中であるか、または待機中であるかを確認する(ステップS24)。確認の結果、デジタル複合機20が待機中である場合は(ステップS24でNO)、機器制御部8はユーザが先に指定した印刷が完了したジョブのジョブデータを記憶装置(HD12)から削除する(ステップS32)。
【0095】
デジタル複合機20が動作中である場合は(ステップS24でYES)、機器制御部8はユーザの削除要求が緊急を要するものであるか否かの確認を行なう(ステップS25)。ユーザの削除要求が緊急を要するものでない場合は(ステップS25でNO)、機器制御部8は印刷中のジョブが終了するまで待機し(ステップS24でNO)、先に削除指示が与えられたジョブデータの削除を行なう(ステップS32)。ユーザの削除要求が緊急を要するものである場合は(ステップS25でYES)、機器制御部8は印刷中のジョブをページ単位で中断させ(ステップS26)、先に削除指示が与えられたジョブデータの削除を行なう(ステップS27)。ジョブデータの削除が完全に終了した後(ステップS28でYES)、機器制御部8は先に印刷を中断していたジョブの印刷を直ちに再開する(ステップS29)。
【0096】
ステップS23でユーザからのジョブデータの削除要求がなかった場合は(ステップS23でNO)、事前に削除時刻を指定されているジョブデータが存在する可能性があるので、機器制御部8は時刻指定削除要求のジョブの存在確認を行なう(ステップS30)。時刻指定削除のジョブが存在する場合は(ステップS30でYES)、機器制御部8は削除指定時刻と現在時刻とを比較し(ステップS31)、指定時刻に達している場合は(ステップS31でYES)、ジョブデータを記憶装置(HD12)から削除する(ステップS32)。
【0097】
なお、ステップS30において時刻指定削除のジョブが存在しない場合は(ステップS30でNO)、機器制御部8は次のジョブデータの印刷を行なう(ステップS33)。
【0098】
また、ステップS27においてユーザの指示によりジョブデータの削除指示が発生し、ジョブデータを削除する場合に、時刻指定削除要求の時刻が接近している場合は、一括してジョブデータを削除するようにしてもよいし、逆に時刻指定でのジョブデータ削除時に他にも削除を必要とするジョブデータが存在する場合には、これらのジョブデータも同時に削除することにより、セキュリティが向上すると共に、ジョブ効率が向上する。
【0099】
なお、この図9に示したフローチャートにおいては、ジョブデータを印字部6bで印字(プリントアウト)する場合について説明したが、画像データをファクシミリ送信する場合、データ送信する場合も、画像データに対する画像処理が異なるのみで基本的には同様の処理が行なわれる。
【0100】
また、上述の各実施の形態においては、画像データを消去するようにしているが、その他に画像データに無意味な所定データを上書きしたり、ランダムデータを上書きしたりして無効化してもよい。いずれの方法を採るかは、無効化すべき画像データの機密度の程度、それぞれの方法に要する時間等に応じて適宜に選択するようにすればよい。いずれにしろ、画像データそのものを消去するか、または本来のデータとしての意味を持たない状態にすることにより、画像データを無効化することができればよい。
【0101】
【発明の効果】
以上に詳述したように本発明に係る画像処理装置によれば、印刷が完了した画像データの処理に関する情報、具体的には送信元、印刷時間、保存状況等を表示させないようにすることができるので、機密性の高いデータの存在を隠蔽することができ、セキュリティレベルを向上させることができる。
【0102】
また本発明に係る画像処理装置によれば、記憶手段として磁気記憶媒体に画像データを記憶する記憶装置を使用しているため、磁気記憶装置に記憶されている画像データは半導体メモリに比して書き込み速度が遅いことを利用して、画像データを表示させずに隠蔽した状態で画像データを無効化することにより、画像データのセキュリティレベルを向上させることができる。
【0103】
更に本発明に係る画像処理装置によれば、有線,無線回線を介して受信した画像データに関しても、セキュリティを必要とするジョブが存在する場合には上述同様にセキュリティレベルを向上させることができる。
【0104】
更に本発明に係る画像処理装置によれば、ユーザー認証が行なえたユーザーに対してのみ画像データの処理に関する情報を表示するので、画像処理指示を行なったユーザー,画像処理装置の管理者等の適切なユーザであることが認証されれば、セキュリティを必要とする画像データの履歴情報が表示されるので、画像データのセキュリティレベルを向上させることができる。
【0105】
更に本発明に係る画像処理装置によれば、ユーザー認証が行なえたユーザーに対して、画像データの処理方法に関する新たな指示の入力が行なえるので、画像データの履歴情報を確認した後に無効化(たとえば消去)予定時刻の前倒し,即座に無効化実行等を指示することが可能になる。
【0106】
更に本発明に係る画像処理装置によれば、認証情報の入力、画像データの履歴情報の確認の指示、画像データの処理方法に関する指示入力等を外部のパーソナルコンピュータ等からも行うことが可能になる。
【0107】
更に本発明に係る画像処理装置によれば、画像データを記録媒体に記録して画像を形成する、具体的にはプリントアウトする画像処理に使用された画像データのセキュリティが維持される。
【0108】
また本発明の画像処理装置によれば、画像データをファクシミリ通信により外部へ送信する画像処理に使用された画像データのセキュリティが維持される。
【0109】
また本発明の画像処理装置によれば、画像データをデータ通信により外部へ送信する画像処理に使用された画像データのセキュリティが維持される。
【0110】
更に本発明の画像処理装置によれば、画像データの無効化を画像データの消去,所定データの上書き,ランダムデータの上書きのいずれかにより行なうことが可能であるので、無効化すべき画像データの機密度の程度、処理に要する時間等に応じて適宜の無効化の方法を選択することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像処理装置をデジタル複合機に適用した場合の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る画像処理装置をデジタル複合機に適用した場合の操作パネルの構成例を示す模式図である。
【図3】 本発明に係る画像処理装置をデジタル複合機の印刷ジョブの管理に関する表示画面の模式図である。
【図4】 本発明に係る画像処理装置をデジタル複合機の印刷ジョブの管理に関する表示画面の模式図である。
【図5】 本発明に係る画像処理装置をデジタル複合機の印刷ジョブの管理に関する表示画面の模式図である。
【図6】 本発明に係る画像処理装置をデジタル複合機の印刷ジョブの管理に関する表示画面の模式図である。
【図7】 本発明に係る画像処理装置をデジタル複合機の印刷ジョブの管理に関する表示画面の模式図である。
【図8】 本発明に係る画像処理装置をデジタル複合機のユーザ認証によるジョブ履歴の表示の際の機器制御部による処理手順を示すフローチャートである。
【図9】 本発明に係る画像処理装置をデジタル複合機での印刷が完了したジョブデータを削除する際の機器制御部による処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 画像読み取り部
4 操作パネル
6 画像形成部
6a メモリ
8 機器制御部
10 通信部
12 ハードディスク
14 管理部
20 デジタル複合機
Claims (1)
- 画像データを記憶する画像データ記憶手段と、
該画像データ記憶手段に記憶されている画像データを処理する画像処理手段と、
該画像処理手段による処理後にユーザによる削除指示が与えられた場合、前記画像データ記憶手段に記憶されている画像データを無効化する画像データ無効化手段と、
前記画像データ記憶手段に記憶されている画像データに対する前記画像処理手段による画像処理に関する処理情報及び前記画像データ無効化手段による画像データの無効化が完了したか否かを示す情報を履歴情報として表示する表示手段と
を備えた画像処理装置において、
ユーザを認証するための認証情報を受け付ける認証情報受け付け手段と、
該認証情報受け付け手段が受け付けた認証情報と予め登録されている認証情報とを照合してユーザを認証する認証手段とを備え、
前記画像処理手段は、前記画像データ記憶手段に記憶されている画像データの印刷時に認証情報の入力を必要とする親展印刷を行う親展処理手段を有し、
該親展処理手段により親展印刷された画像データの履歴情報を、前記表示手段に行なわせないようにする表示制御手段を備え、
該表示制御手段は、前記認証手段により認証された認証情報に関連付けられている親展印刷された画像データに関する履歴情報を前記表示手段に表示させるようにしてあることを特徴とする画像処理装置。
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