JP4622825B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、データ通信を仲介するインターフェースを有し該インターフェースを介して画像データを受信して受信した画像データに基づく画像を形成する画像形成装置に関する。
近年、LANやインターネットなどの通信回線を介して画像データを入出力するファクシミリ、複写機、プリンタなどの画像形成装置において、画像データの機密保護のために、HDD(ハードディスク装置)などの記憶装置に蓄積される画像データを暗号化したり、オーバーライト機能により画像データを上書き消去したりするセキュリティ技術が広く普及している。
これら従来のセキュリティ技術の多くは、すでに画像形成装置に蓄積された画像データをどのようにして第三者に見せないように保護するかという技術である。通常の画像形成装置では、HDDなどに蓄積されている画像データおよびその画像データに関する処理情報に対して、消去又はランダムデータの上書きなどによる無効化処理が施されているか否かに関するジョブ履歴情報を表示装置などに表示するようになっているものが多い。
しかし、ジョブ履歴情報全てを一律に表示することは機密保護の観点から問題があるので、消去されずにHDDなどに蓄積されている画像データのうち、指定された画像データの履歴情報を表示装置に表示させないように選択できるようにしてセキュリティ向上を計った画像形成装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−304291号公報(第1頁〜第7頁)
しかし、上記特許文献1に開示された画像形成装置をはじめ、一般に公共の場に設置されているデータ通信装置や画像形成装置などでは、HDDなどの記憶装置に蓄積されている画像データについてのセキュリティは考慮されているが、これから蓄積されるべく入力中の画像データの機密保護については考慮されていないので、入力中の画像データが第三者により盗聴されるという危険性がある。
本発明は、上記事情に鑑み、入力中の画像データの機密を保護することのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
また、上記目的を達成する本発明の画像形成装置は、
データ通信を仲介するインターフェースを複数有し、該インターフェースを介して画像データを受信して受信した画像データに基づく画像を形成する画像形成装置において、
上記インターフェースのうちの一つのインターフェースを介してのデータ通信が行われている間は、該一つのインターフェース以外の少なくとも一つのインターフェースによるデータ通信を制限する通信制御部を備えたことを特徴とする。
本発明の画像形成装置によれば、実行中のジョブに不必要なインターフェースによるデータ通信が制限されるので、入力中の画像データの機密を確実に保護することのできる画像形成装置を得ることができる。
また、上記画像形成装置は、さらに、上記インターフェースを介して入力された画像データを暗号化する暗号化部と、該暗号化部により暗号化された画像データを蓄積するデータ蓄積部とを備え、上記通信制御部は、上記インターフェースのうちの一つのインターフェースを介して入力された画像データが上記暗号化部により暗号化され上記データ蓄積部に蓄積されるまで、該一つのインターフェース以外の少なくとも一つのインターフェースを介しての画像データの通信を遮断するように、データ通信を制限するものである。
本発明の画像形成装置は、上記のように構成されているので、入力中の画像データの機密をさらに確実に保護することできる。
また、上記画像形成装置が、上記インターフェースそれぞれについて、一つのインターフェースを介してデータ通信を行っている間の他のインターフェースを介してのデータ通信の遮断の要否を設定する遮断要否設定部を備え、上記通信制御部は、上記遮断要否設定部により設定された遮断の要否に基づき、上記他のインターフェースを介してのデータ通信を遮断するように、データ通信を制限するものであることも好ましい。
本発明の画像形成装置を上記のように構成した場合は、ジョブの種類毎に、そのジョブに必要なインターフェースの種類を、セキュリティ強度優先の場合と画像形成装置の操作性優先の場合とに分けて設定することができるので、ユーザにとって利便性の高い画像形成装置を得ることができる。
本発明によれば、入力中の画像データの機密を保護することのできる画像形成装置を実現することができる。
以下、図を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態を示す概要図である。
図1には、画像データを受信して受信した画像データに基づく画像を形成する画像形成装置10と、通信網40経由で画像形成装置10とデータ通信を行うPC(パーソナルコンピュータ)20と、同様に通信網40経由で画像形成装置10とデータ通信を行うPC30とが示されている。
いま、PC20から画像形成装置10に対してユーザのコピージョブが送信されつつあり、画像形成装置10はその受信データに基づき画像形成動作を行っているとすると、同様に通信網40経由で画像形成装置10と接続されているPC30を操作することによって、PC20から画像形成装置10に送信中の画像データを受信(盗聴)することが可能である。
そこで、本実施形態の画像形成装置10では、データ通信を仲介する複数のインターフェースのうちの一つのインターフェースを介してのデータ通信が行われている間は、該一つのインターフェース以外の少なくとも一つのインターフェースによるデータ通信を制限するようにしている。すなわち、PC20からの画像データを画像形成処理している間、その画像形成処理に不要な、PC30と接続されているインターフェースによるデータ通信をオフにする。こうすることによりPC30による受信(盗聴)を防止することができる。
次に、本発明のデータ通信装置および画像形成装置の構成について説明する。
なお、以下の説明では、本発明のデータ通信装置の構成要素を含む画像形成装置について主に説明する。
図2は、本実施形態の画像形成装置のブロック図および画像データの流れを示す図である。
図2に示すように、この画像形成装置10は、複数枚の原稿を自動的に読み取る自動原稿読取部11と、自動原稿読取部11で読み取った画像データ、又は原稿台などの上に置かれた原稿を読み込む原稿読込部12_1と、FAX(Faximili:ファクシミリ)通信回線とのデータ通信を仲介するFAX IF(Interface:インターフェース)部12_2と、イーサネット(登録商標)(LAN)ケーブルとのデータ通信を仲介するイーサネットIF部12_3と、USB(Universal Serial Bus)ケーブルとのデータ通信を仲介するUSB IF部12_4と、画像データに基づき印刷データ処理を行う印刷データ処理部13と、画像データを暗号化する暗号化部14と、暗号化部14により暗号化された画像データを蓄積するデータ蓄積部15と、蓄積された画像データを印刷処理する印刷部16と、原稿読込部12_1、FAX IF部12_2、イーサネットIF部12_3、およびUSB IF部12_4のうちの一つのインターフェースを介してのデータ通信が行われている間は、該一つのインターフェース以外の少なくとも一つのインターフェースによるデータ通信を制限する通信制御部17と、上記インターフェースそれぞれについて、一つのインターフェースを介してデータ通信を行っている間の他のインターフェースを介してのデータ通信の遮断の要否を設定する遮断要否設定部18とを備えている。
このように構成された画像形成装置10において、通信制御部17は、原稿読込部12_1、FAX IF部12_2、イーサネットIF部12_3、およびUSB IF部12_4の4つのインターフェースを介してのデータ通信を制限することにより、白抜き矢印で示した画像データの流れを制御し、それにより画像データの機密を保護するようになっている。
また、上記通信制御部17は、上記遮断要否設定部18により設定された遮断の要否に基づき、上記他のインターフェースを介してのデータ通信を遮断するように、データ通信を制限するように構成してもよい。
なお、本発明のデータ通信装置は、例えば、上記の画像形成装置10の構成要素のうち、原稿読込部12_1、FAX IF部12_2、イーサネットIF部12_3、およびUSB IF部12_4のなど、複数のインターフェースを有し、これらのインターフェースのうちの一つのインターフェースを介してのデータ通信が行われている間は、該一つのインターフェース以外の少なくとも一つのインターフェースによるデータ通信を制限する通信制御部17を備えた構成となる。
図3は、図2に示す画像形成装置におけるFAXを介して受信された画像データの流れを示す図である。
図3に示すように、この画像形成装置10では、各インターフェースのうちFAX IF部12_2を介してのデータ通信が行われており、このデータ通信が行われている間は、通信制御部17は、FAX IF部12_2以外のインターフェース、すなわち原稿読込部12_1、イーサネットIF部12_3、およびUSB IF部12_4を介してのデータ通信を制限している。
このようにすることにより、FAX IF部12_2を介してこの画像形成装置10に送信中の画像データが白抜き矢印で示したように流れ、最終的には印刷部で用紙に印刷されるが、FAX IF部12_2以外のインターフェースを介してのデータ通信は通信制御部17によって遮断されているのでFAXからの画像データの外部への流出は防止される。
図4は、図2に示す画像形成装置における自動原稿読取部を介して読み込まれた画像データをFAX送信する時の画像データの流れを示す図である。
図4に示すように、この画像形成装置10では、通信制御部17の制御のもとで各インターフェースのうち原稿読込部12_1およびFAX IF部12_2を介してのデータ通信が行われており、このデータ通信が行われている間は、通信制御部17は、原稿読込部12_1およびFAX IF部12_2以外のインターフェース、すなわちイーサネットIF部12_3、およびUSB IF部12_4を介してのデータ通信を制限している。
このようにすることにより、自動原稿読取部11で読み込まれ原稿読込部12_1を介して読み込まれた画像データは白抜き矢印で示したように流れ、FAX IF部12_2を介してFAX送信されるが、原稿読込部12_1およびFAX IF部12_2以外のインターフェースを介してのデータ通信は通信制御部17によって遮断されているので入力中の画像データの外部への流出は防止される。
図5は、図2に示す画像形成装置における原稿読込部を介して読み込まれた画像データを印刷処理する時の画像データの流れを示す図である。
図5に示すように、この画像形成装置10では、通信制御部17の制御のもとで各インターフェースのうち原稿読込部12_1を介してのデータ通信のみが行われており、このデータ通信が行われている間は、通信制御部17は、原稿読込部12_1以外のインターフェース、すなわちFAX IF部12_2、イーサネットIF部12_3、およびUSB IF部12_4を介してのデータ通信を制限している。
この例の場合には、自動原稿読取部11(図2参照)は用いられず、原稿の画像データは原稿読込部12_1で直接読み込まれ、白抜き矢印で示したように流れ、印刷データ処理部13で画像データに基づく印刷データ処理が行われ、暗号化部14で暗号化され、データ蓄積部15に蓄積された後、印刷部16により印刷処理され、いわゆるコピーが得られる。
このように、原稿読込部12_1以外のインターフェース、すなわちFAX IF部12_2、イーサネットIF部12_3、およびUSB IF部12_4を介してのデータ通信は通信制御部17によって遮断されているので入力中の画像データの外部への流出は防止される。
図6は、図2に示す画像形成装置におけるイーサネットIF部を介して読み込まれた画像データの流れを示す図である。
図6に示すように、この画像形成装置10では、通信制御部17の制御のもとで各イン各インターフェースのうちイーサネットIF部12_3に備えられたlpd(Line Printer Daemon)12_3a、SMB(Server Message Block)12_3b、IPP(Internet Printing Protocol)12_3cのうちのlpd12_3aを介してのデータ通信のみが許可されており、このデータ通信が行われている間は、通信制御部17は、イーサネットIF部12_3のlpd12_3a以外のインターフェース、すなわち原稿読込部12_1、FAX IF部12_2、およびUSB IF部12_4を介してのデータ通信を遮断している。
従って、lpd12_3aを介して入力中の画像データが、lpd12_3a以外のインターフェースを介して外部に流出することが防止される。
次に、本発明のデータ通信方法について説明する。
この実施形態では、データ通信を仲介するインターフェースを複数有し、それらのインターフェースを介して画像データを受信して受信した画像データに基づく画像を形成する画像形成装置における、インターフェースを介在させたデータ通信を行うデータ通信方法について説明する。
この第1の実施形態では、予め用意されたセキュリティに関するパラメータに基づき、
画像形成装置内の内部蓄積装置に画像データを格納する前の画像データの暗号化処理および、内部蓄積装置に画像データを格納する際の上書き処理に関するセキュリティレベルを、予め設定済みのセキュリティレベルに基づき自動設定する自動設定モードと、ユーザにより入力されたセキュリティに関するパラメータに基づきマニュアル設定するマニュアル設定モードとを備えており、ユーザの操作に応じて上記いずれかのモードでセキュリティレベルを設定するかを選択できるようになっている。
このように、セキュリティーの設定に関し不慣れなユーザに対しては、セキュリティーレベルの高低と処理速度の遅速との関係をユーザインターフェース上に模式的に表示し、ユーザの選択により、簡単にユーザの意図する設定(暗号化の有無・暗号化方式・上書き回数)が自動的に設定できるユーザインターフェースを設けることが好ましい。なお、暗号化キーは、暗号化を必要とする設定が選択された場合には、ユーザにより暗号化キーを設定するようにしてもよいし、画像形成装置内部で乱数等を用いて暗号化キーを自動的に生成するようにしてもよい。
ユーザが自動設定モードを選択した場合には、例えば、表1に示すような、暗号化方式と上書き消去回数とを組み合せた4種類のセキュリティレベルの中から所望のレベルを選択するようになっている。
表1には、機密性は最も高いが処理速度が最も遅い、暗号化方式がAES CBC 512bitで、上書き回数が3回である(1)レベル、から機密性は最も低いが処理速度の最も速い、暗号化方式がAES ECB 128bitで、上書き回数が1回である(4)レベルまでの4種類のレベルが示されている。この表1の内容は画像形成装置のユーザインターフェース上に表示され、ユーザは、ジョブ毎に、上記4種類のレベルから所望のものを選択できるようになっている。
Figure 0004622825
図7は、表1に示したセキュリティレベルの機密性および処理速度との関連性を示す概念図である。
図7に示すように、(1)レベルは機密性は最も高いが処理速度が最も遅い設定であり、逆に(4)レベルは機密性は最も低いが処理速度が最も速い設定となっている。
図8は、本発明のデータ通信方法の第1の実施形態を示すフローチャートである。
図8に示すように、この画像形成装置においてコピー又はプリントなどのジョブが実行されると、先ず、ユーザの操作に応じて、セキュリティレベルを自動設定モードで設定するか、マニュアル設定モードで設定するかの選択が行われる(ステップS11)。
ステップS11において自動設定モードが選択された場合には、ステップS12に進みセキュリティレベルの自動設定が行われる。
一方、ステップS11においてマニュアル設定モードが選択された場合には、ステップS13に進みセキュリティレベルのマニュアル設定が行われる。
ステップS12では、ユーザインターフェース上に表示された4段階のセキュリティレベル(表1参照)の中から所望のセキュリティレベルが選択され、選択されたセキュリティレベルに応じた暗号化方式及び上書き消去回数が自動的に設定され、次にステップS14に進む。
ステップS13では、ユーザによるマニュアル設定、すなわち、暗号化方式および上書き回数の設定が行われ、次にステップS14に進む。
ステップS14では、上書き機能設定および暗号化機能設定が行われているか否かの判定が行われる。
ステップS14において、上書き機能設定および暗号化機能設定が行われていると判定された場合は、この画像形成装置における現在のジョブに不必要なインターフェースの無効化が行われる(ステップS15)。
なお、この実施形態では、複数のインターフェースそれぞれについて、一つのインターフェースを介してデータ通信を行っている間の他のインターフェースを介してのデータ通信の遮断の要否を設定する遮断要否設定部18(図2参照)を備え、通信制御部17は、上記遮断要否設定部18により設定された遮断の要否に基づき、上記他のインターフェースを介してのデータ通信を遮断するように、データ通信を制限するように構成されている。すなわち、遮断要否設定部18により、ジョブの種類毎に、そのジョブに必要なインターフェースの種類を、セキュリティ強度優先の場合と画像形成装置の操作性優先の場合とに分けて設定してある。
表2は、セキュリティ強度優先の場合のジョブの種類毎にオンに設定されるインターフェースを示すものであり、表3は、操作性優先の場合のジョブの種類毎にオンに設定されるインターフェースを示すものである。
Figure 0004622825
Figure 0004622825
例えば、現在のジョブが、自動原稿読取機を使用した1枚もののコピージョブであって、セキュリティ強度優先の場合には、表2に示すように、自動原稿読取部11(図2参照)を介してのデータ通信のみがオンとなり、自動原稿読取部11以外の原稿読込部12_1、FAX IF部12_2、イーサネットIF部12_3、およびUSB IF部12_4などのインターフェースを介してのデータ通信はオフとなる。
図8のフローチャートの説明を続ける。
ステップS15において、現在のジョブに不必要なインターフェースの無効化が行われた後、ステップS16に進み、ジョブ毎に指定された設定値により内部蓄積装置に格納されるジョブファイルを暗号化し、上書きモードで格納し、次に、指定されたジョブ、すなわちコピー又はプリントなどのジョブを実行し(ステップS18)、ジョブ処理の終了を待って設定値をデフォルトに戻し全体の処理を終了する(ステップS19)。
一方、ステップS14において、上書き機能設定および暗号化機能設定が行われていないと判定された時には、現在のジョブの関連ファイルを、平文のまま、かつ上書き処理なしで内部蓄積装置に格納し(ステップS17)、次に、上記ステップS18に進み、ステップS18以降の処理が行われる。
このように、このデータ通信方法では、図2に示した複数のインターフェースのうちの自動原稿読取部11を介してのデータ通信が行われている間は、それ以外の原稿読込部12_1、FAX IF部12_2、イーサネットIF部12_3、およびUSB IF部12_4の4つのインターフェースを介してのデータ通信が遮断されているので入力中の画像データの外部への流出は防止される。
次に、図7に示した第1の実施形態の変形例である第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態では、予めデフォルトとしてセキュリティレベルが設定されており、ユーザの選択により、上記デフォルトの設定を使用するかユーザによる新規設定を行うかを選択できるようになっている。
図9は、本発明のデータ通信方法の第2の実施形態を示すフローチャートである。
図9に示すように、この画像形成装置においてコピー又はプリントなどのジョブが実行されると、先ず、ユーザの操作に応じて、セキュリティレベルを、ユーザによって予め作成されたデフォルト値を用いて設定を行うか、新規にセキュリティレベルを設定するかの選択が行われる(ステップS21)。
ここで、ICカード等により登録ユーザを個別に特定することができる場合には、ユーザ毎に暗号化方式、JOB暗号時の暗号化キー、上書き機能のオン/オフ(回数等を含む)などに関する設定情報をICカード等に予め登録しておき、ユーザインターフェースで個別に選択できるような構成としてもよい。
ステップS21においてデフォルト設定が選択された場合には、ステップS22に進み、予めユーザにより作成され外部記憶装置に記憶された設定されたデフォルト値、例えば「暗号化方式:AES CBC 512bit・上書き回数:3回」が読み出され、そのデフォルト値に基づきセキュリティレベルの自動設定が行われ、次にステップS24に進む。
一方、ステップS21においてマニュアル設定モードが選択された場合には、ステップS23に進みユーザによるセキュリティレベルのマニュアル設定が行われる。このマニュアル設定では、ユーザインターフェースからユーザによる暗号化方式、上書き方式に関する詳細な設定を行うことができる。このマニュアル設定に基づきセキュリティレベルが設定され、次にステップS24に進む。
ステップS24では、上書き機能設定および暗号化機能設定が行われているか否かの判定が行われる。
ステップS24において、上書き機能設定および暗号化機能設定が行われていると判定された場合は、この画像形成装置における現在のジョブに不必要なインターフェースの無効化が行われる(ステップS25)。
この第2の実施形態においても第1の実施形態と同様、表2、表3に示した通り、セキュリティ強度優先の場合と画像形成装置の操作性優先の場合のジョブの種類毎にオンに設定されるインターフェースが設定されている。
例えば、現在のジョブが、自動原稿読取機を使用した1枚もののコピージョブであって、画像形成装置の操作性優先の場合には、表3に示すように、自動原稿読取部11(図2参照)、FAX IF部12_2、およびUSB IF部12_4を介してのデータ通信がオンとなり、それ以外の原稿読込部12_1、およびイーサネットIF部12_3などのインターフェースを介してのデータ通信はオフとなる。
図9のフローチャートの説明を続ける。
ステップS25において、現在のジョブに不必要なインターフェースの無効化が行われた後、ステップS26に進み、ジョブ毎に指定された設定値により内部蓄積装置に格納されるジョブファイルを暗号化し、上書きモードで格納し、次に、指定されたジョブ、すなわちコピー又はプリントなどのジョブを実行し(ステップS28)、ジョブ処理の終了を待って設定値をデフォルトに戻し全体の処理を終了する(ステップS29)。
一方、ステップS24において、上書き機能設定および暗号化機能設定が行われていないと判定された時には、現在のジョブの関連ファイルを、平文のまま、かつ上書き処理なしで内部蓄積装置に格納し(ステップS27)、次に、上記ステップS28に進み、ステップS28以降の処理が行われる。
このように、このデータ通信方法では、図2に示した複数のインターフェースのうちの自動原稿読取部11(図2参照)を介してのデータ通信が行われている間は、原稿読込部12_1およびイーサネットIF部12_3の2つのインターフェースを介してのデータ通信が遮断されているので入力中の画像データの外部への流出が防止される。しかし、FAX IF部12_2およびUSB IF部12_4は有効となっているので、FAXおよびUSBによるデータ通信は可能であり、セキュリティ強度優先の場合よりも操作性の点では勝っている。
なお、上記本発明の各実施形態においては、現在のジョブに不必要なインターフェースによるデータ通信をオフにするように構成しているが、本発明において、通常は常時、全てのインターフェースによるデータ通信をオフにしておき、現在のジョブに必要なインターフェースによるデータ通信のみをオンにするように構成してもよい。
本発明の画像形成装置の一実施形態を示す概要図である。 本実施形態の画像形成装置のブロック図および画像データの流れを示す図である。 図2に示す画像形成装置におけるFAXを介して受信された画像データの流れを示す図である。 図2に示す画像形成装置における自動原稿読取部を介して読み込まれた画像データをFAX送信する時の画像データの流れを示す図である。 図2に示す画像形成装置における原稿読込部を介して読み込まれた画像データを印刷処理する時の画像データの流れを示す図である。 図2に示す画像形成装置におけるイーサネットIF部を介して読み込まれた画像データの流れを示す図である。 表1に示したセキュリティレベルの機密性および処理速度との関連性を示す概念図である。 本発明のデータ通信方法の第1の実施形態を示すフローチャートである。 本発明のデータ通信方法の第2の実施形態を示すフローチャートである。
符号の説明
10 画像形成装置
11 自動原稿読取部
12_1 原稿読込部
12_2 FAX IF部
12_3 イーサネットIF部
12_3a lpd
12_3b SMB
12_3c IPP
12_4 USB IF部
13 印刷データ処理部
14 暗号化部
15 データ蓄積部
16 印刷部
17 通信制御部
18 遮断要否設定部
20,30 PC
40 通信網

Claims (2)

  1. データ通信を仲介するインターフェースを複数有し、該インターフェースを介して画像データを受信して受信した画像データに基づく画像を形成する画像形成装置において、
    前記インターフェースを介して入力された画像データを暗号化する暗号化部と、該暗号化部により暗号化された画像データを蓄積するデータ蓄積部とを備え、
    前記インターフェースのうちの一つのインターフェースを介してのデータ通信が行われている間および該一つのインターフェースを介して入力された画像データが前記暗号化部により暗号化され前記データ蓄積部に蓄積されるまでの間は、該一つのインターフェース以外の少なくとも一つのインターフェースを介しての画像データの通信を遮断するように、データ通信を制限するものであることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記インターフェースそれぞれについて、一つのインターフェースを介してデータ通信を行っている間の他のインターフェースを介してのデータ通信の遮断の要否を設定する遮断要否設定部を備え、
    前記通信制御部は、前記遮断要否設定部により設定された遮断の要否に基づき、前記他のインターフェースを介してのデータ通信を遮断するように、データ通信を制限するものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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