JP2007317058A - 情報処理装置 - Google Patents

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興久 吉田
Daisuke Sakiyama
大輔 崎山
Tomoya Yoshimura
智也 吉村
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Abstract

【課題】出力対象のジョブやジョブ出力時に参照される出力仕様情報を含むジョブチケットに関して、ジョブチケット発行対象者であるユーザによるジョブ及び出力仕様情報の変更を制限し得る情報処理装置を提供する。
【解決手段】特定のユーザに対して発行され、少なくとも出力対象のジョブ又は該ジョブの格納先をあらわすリンク情報とジョブ出力時に参照される出力仕様情報とを含むジョブチケットを処理する機能を備えた情報処理装置において、上記ジョブチケットに含まれる出力仕様情報から所定の制限情報を抽出し、抽出された制限情報のユーザによる変更が不可であるように、上記ユーザからのジョブ出力の要求に応じて、ユーザインターフェース可能な出力仕様の設定画面上の表示を制御する。
【選択図】図7

Description

本発明は、特定のユーザに対して発行され、少なくとも出力対象のジョブ又は該ジョブの格納先をあらわすリンク情報とジョブ出力時に参照される出力仕様情報とを含むジョブチケットを処理する機能を備えた情報処理装置に関する。
従来、例えばプリンタ,複写機,多機能複合機等の画像形成装置においては、出力対象のジョブやジョブ出力に際して参照される出力仕様情報を含む所謂ジョブチケットを発行する機能をもつものが知られている。出力仕様情報は、画像データの出力条件を規定するデータであり、例えば両面/片面印刷の別,用紙の選択,倍率,出力部数等を規定する。このジョブチケットは、所定のユーザに対して発行され、例えば画像形成装置に設定されたファイル格納用のボックス(所謂ファイリングボックス)に格納される。ユーザは、ボックスに格納されたジョブチケットを選択することで、ジョブチケットに含まれる出力仕様情報に基づき、若しくは、ジョブチケット発行対象者であるユーザにより変更された出力仕様情報に基づき、ジョブをプリント出力したり、他の機器へ送信したりすることが可能である。
かかるジョブチケットに関連して、例えば特開2005−18708号公報には、画像形成装置のみならず、パーソナルコンピュータ(PC)上でジョブチケットを変更可能とする技術が開示されている。
また、従来では、ジョブ及び出力仕様情報の第三者による閲覧を防止し得るように、ジョブチケット発行時に、ジョブ及び出力仕様情報を個別に暗号化する手段が知られている。この場合、1つのジョブに対して、様々な出力仕様情報を含むジョブチケットを複数発行することが可能である。
特開2005−18708号公報
しかしながら、上記のような従来技術では、ジョブチケットに含まれる出力仕様情報が、ユーザに対するジョブチケット発行後にも変更可能に付加され、ユーザがそれを変更することによりジョブの出力仕様を変更することができる。その結果、ジョブチケット発行対象者であるユーザにより、ジョブチケット発行者の意図に反した出力仕様情報に基づきジョブが出力される可能性がある。
この発明は、上記技術的課題に鑑みてなされたもので、出力対象のジョブやジョブ出力時に参照される出力仕様情報を含むジョブチケットに関して、ジョブチケット発行対象者であるユーザによるジョブ及び出力仕様情報の変更を制限し得る情報処理装置を提供することを目的とする。
そこで、本願の請求項1に係る発明は、特定のユーザに対して発行され、少なくとも出力対象のジョブ又は該ジョブの格納先をあらわすリンク情報とジョブ出力時に参照される出力仕様情報とを含むジョブチケットを処理する機能を備えた情報処理装置において、
上記ユーザからのジョブ出力の要求に応じて、ユーザインターフェース可能な出力仕様の設定画面を表示する表示手段と、上記ジョブチケットに含まれる出力仕様情報から所定の制限情報を抽出する制限情報抽出手段と、該制限情報抽出手段により抽出された制限情報のユーザによる変更が不可であるように、上記表示手段による設定画面上の表示を制御する表示制御手段と、を有していることを特徴としたものである。
また、本願の請求項2に係る発明は、上記請求項1に係る発明において、暗号化された上記制御情報を含むジョブチケットに対して、ジョブ出力に際し、該制限情報を復号化する復号化手段を有していることを特徴としたものである。
更に、本願の請求項3に係る発明は、上記請求項1又は2に係る発明において、暗号化された上記ジョブ又はリンク情報を含むジョブチケットに対して、ジョブ出力に際し、該ジョブ又はリンク情報を復号化する復号化手段を有していることを特徴としたものである。
また、更に、本願の請求項4に係る発明は、上記請求項1〜3に係る発明のいずれかにおいて、ジョブチケット発行対象者であるユーザを特定するユーザ情報を含むジョブチケットに対して、該ユーザ情報とジョブ出力を要求するユーザにより入力されるユーザ情報とが一致しない場合に、ジョブ出力が禁止されることを特徴としたものである。
また、更に、本願の請求項5に係る発明は、上記請求項1〜4に係る発明のいずれかにおいて、ジョブチケット発行者の情報を含むジョブチケットに対して、該ジョブチケット発行者の情報とジョブ出力を要求するユーザにより入力されるユーザ情報とが一致した場合に、上記表示制御手段は、上記制限情報抽出手段により抽出された制限情報のユーザによる変更が可能であるように、上記表示手段による設定画面上の表示を制御することを特徴としたものである。
また、更に、本願の請求項6に係る発明は、上記請求項1〜5に係る発明のいずれかにおいて、上記リンク情報に基づく格納先で暗号化されるジョブを復号化するための暗号鍵を含むジョブチケットに対して、ジョブ出力に際し、上記格納先から取得されたジョブを、上記暗号鍵を用いて復号化する復号化手段を有していることを特徴としたものである。
また、更に、本願の請求項7に係る発明は、上記請求項1〜6に係る発明のいずれかにおいて、上記表示制御手段は、上記制限情報以外の出力仕様情報に関して、予め装置に設定された初期条件が反映されるように、上記表示手段による設定画面上の表示を制御することを特徴としたものである。
また、更に、本願の請求項8に係る発明は、上記請求項1〜7に係る発明のいずれかにおいて、上記ジョブチケットを発行するジョブチケット発行手段を有していることを特徴としたものである。
本願の請求項1に係る発明によれば、ジョブチケット発行対象者であるユーザによる出力仕様情報の変更を制限し、ジョブチケット発行者が意図した出力仕様を確保することができる。
また、本願の請求項2に係る発明によれば、暗号化された制限情報がジョブ出力に際して復号化されるため、制限情報に基づく出力仕様情報が設定画面上に表示されることなく、ジョブチケット発行者が意図した出力仕様情報が機密に保持され得る。
更に、本願の請求項3に係る発明によれば、暗号化されたジョブ又はリンク情報がジョブ出力に際して復号化されるため、ジョブ又はリンク情報が設定画面上に表示されることなく、機密に保持され得る。
また、更に、本願の請求項4に係る発明によれば、ジョブチケット発行対象者以外のユーザによる不正なジョブ出力を防止することができる。
また、更に、本願の請求項5に係る発明によれば、ジョブチケット発行者に対しては、制限情報を変更可能として、装置の使い勝手を向上させることができる。
また、更に、本願の請求項6に係る発明によれば、ジョブチケットに含まれる暗号鍵を用いてジョブが復号化されることで、ユーザが要求するジョブ出力を適切に実行することができる。また、ジョブ出力に際して、格納先から取得されたジョブが暗号化されるため、ジョブが設定画面上に表示されることなく、機密に保持され得る。
また、更に、本願の請求項7に係る発明によれば、上記表示手段による設定画面上で、上記制限情報以外の出力仕様情報について、予め装置に設定された初期条件が反映されることで、より汎用の出力仕様でのジョブ出力が可能である。
また、更に、本願の請求項8に係る発明によれば、上記装置により適宜処理され得るジョブチケットを発行することができる。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。なお、この実施形態では、特許請求の範囲に記載の情報処理装置として、多機能複合機(以下、MFPと表記)を取り上げる。
図1は、本願発明の実施形態に係るMFPの基本構成を示すブロック図である。このMFP10は、所定のプログラムに基づき各種の命令を実行させるなどして、MFP10内の各構成を制御するCPU1と、CPU1による制御の基になるプログラムを格納するROM2と、該プログラムの実行に必要なワークエリアとして機能しつつ,外部から送信されてきたジョブデータ等の各種ファイル又はデータを一時的に格納するRAM3と、画像データ又は文書データ等のジョブデータを蓄積するハードディスクドライブ(HDD)4と、外部より入力された若しくは本機で作成された画像データに対する色変換,色補正,解像度変換,領域判別,下地除去等の処理を行う一方、プリント出力前の画像データに対するスクリーン制御,スムージング処理,パルス幅変調(PWM)制御等の処理を行う画像処理部5と、を有している。
また、MFP10は、ユーザによるMFP本体の操作及び各種の設定操作を可能とするタッチパネル式の表示パネルを備えた操作部6と、原稿を読み取り例えばビットマップ形式の画像データを取得する走査部7と、画像データに基づき印刷媒体(用紙等)に対してプリントを実行する印刷部8と、印刷部8に対して給紙を行なう給紙部9と、各種データの送受信を外部と行なうためのネットワークインターフェースカード(図中の「NIC」)11と、を有している。これらの構成は、バス12を介して互いにデータ送受信可能に接続されている。
本実施形態では、MFP10が、出力対象のジョブ又はジョブを特定するための特定情報と、ジョブ出力時に参照される出力仕様情報とを含むジョブチケットを有効に処理する機能を有している。具体的には、MFP10は、MFP10又はPC等の外部機器において発行されたジョブチケットを格納し、ユーザからのジョブ出力の要求に応じて、ジョブチケットに含まれるジョブを、出力仕様情報を参照しつつ、プリント出力や外部機器への送信出力等により出力する。
図2には、MFP10又は外部機器において発行され、MFP10が処理し得るジョブチケットの構成を概念的に示す。本実施形態では、ジョブチケットが、出力対象のジョブ又は該ジョブの格納先をあらわすリンク情報と、ジョブチケット発行対象者であるユーザによる変更が可能である出力仕様情報をあらわす「非制限情報」(ここでは「用紙サイズ」)とジョブチケット発行対象者であるユーザによる変更が不可である出力仕様情報をあらわす「制限情報」(ここでは「モノクロのみ」)とからなる出力仕様情報とを含んでいる。
更に、図2では、制限情報がハッチングを掛けられて図示されているが、これは、制限情報が暗号化されていることをあらわしている。他方、非制限情報は暗号化されていない。このように暗号化された制限情報に対処すべく、MFP10は、暗号化された制限情報を復号化する機能を備えており、かかる機能により、暗号化された制限情報が、ジョブ出力に際して復号化される。なお、ジョブチケットにおいては、制限情報に限らず、ジョブ又はリンク情報が暗号化されていてもよく、その場合にも、暗号化されたジョブ又はリンク情報は、ジョブ出力に際して復号化される。
また、本実施形態では、ジョブチケットには、上記ジョブ又はリンク情報,非制限情報及び制限情報に加えて、ジョブの名前,ジョブチケットの発行時刻,ジョブチケット発行者に関する情報、及び、ジョブチケット発行対象者であるユーザを特定するユーザ情報(例えばユーザIDやパスワード等)が含まれている。更に、上記リンク情報に基づき取得されるジョブが暗号鍵により独立に暗号化されている場合には、ジョブチケットにおいて、暗号化されたジョブを復号化するための暗号鍵が含まれていてもよい。
なお、前述したようなジョブチケットは、MFP10又はPC等の外部機器のいずれで発行されてもよい。ジョブチケット発行者は、チケット発行に際して、MFP10又は外部機器上で、出力対象のジョブ(例えばMFP10の操作部7により作成された画像データを含む),非制限情報及び制限情報を設定するとともに、チケット発行対象者であるユーザが利用するMFP10内に作成されたボックスを設定する。発行後のジョブチケットは、ジョブチケット発行者により設定されたボックスに格納される。
以下、ジョブチケットに関連するジョブの出力に伴い、MFP10の操作部6に表示される画面の具体例を取り上げて説明する。
本実施形態では、MFP10の操作部6において、ジョブチケットが格納されたボックスが選択されると、図3に示すようなユーザ認証画面が表示される。このユーザ認証画面には、ユーザID及びパスワードを入力するボックスが設けられており、これらのボックスに入力されたユーザID及びパスワードと、ジョブチケットに含まれるユーザ情報とが一致した場合に、ジョブ出力が許可され、選択されたボックスに格納されたジョブチケットに対応したジョブの一覧画面が表示される。他方、両者が一致しない場合には、ジョブ出力が禁止される。特に図示しないが、この場合には、ユーザID及びパスワードの再入力を促す警告メッセージ(不図示)が表示される。
このようにして、ジョブチケット発行対象者以外のユーザによる不正なジョブ出力を防止することができる。
なお、MFP10の使用開始時に既にユーザ認証処理が行われた場合には、ユーザによるボックスの選択に応じて、既に行われたユーザ認証処理に用いられたユーザ情報と、ジョブチケットに含まれるユーザ情報とが即時に照合されるようにして、ユーザ情報の再入力が省略されてもよい。
続いて、図4には、ジョブ出力が許可された場合にMFP10の操作部6に表示されるジョブ一覧画面を示す。この例では、選択されたボックスに格納されたジョブチケットに対応したジョブに関して、ジョブチケット発行日時及び時刻,ジョブチケット発行者が一覧表示されている。かかるジョブ一覧画面上で、ジョブチケット発行対象者であるユーザにより、出力対象のジョブが選択される。図4に示す状態では、ジョブ名「仕様書」,ジョブチケット発行日時及び時刻「2/18 10:22」,ジョブチケット発行者「ユーザAA」が選択されている。
ジョブ一覧画面上でのジョブの選択に応じて、MFP10では、選択されたジョブに対応したジョブチケットに含まれる非制限情報及び制限情報が抽出され、非制限情報及び制限情報がMFP10の操作部6に表示される設定画面上に反映させられる。これにより、制限情報に基づく出力仕様情報が、設定画面上で既に設定された状態で、それ以降の変更が不可であるように、また、一方、非制限情報に基づく出力仕様情報が、設定画面上で既に設定された状態で、それ以降の変更が可能であるように表示される。
図5には、ジョブチケット発行対象者であるユーザによる変更が可能な出力仕様情報に関連した設定画面(用紙サイズ選択画面)を示す。図5に示す状態では、ジョブチケットに含まれていた「非制限情報」に該当する情報に基づき、用紙サイズとして、「A4」が選択されており、更に、他の用紙サイズである「A5」,「B4」,「B5」,「A6」及び「はがき」が、ユーザによる選択可能に表示されている。
また、図6には、ジョブチケット発行対象者であるユーザによる変更が不可である出力仕様情報に関連した設定画面(カラー情報確認画面)を示す。図6に示す状態では、ジョブチケットに含まれていた「制限情報」に該当する情報に基づき、カラー情報として、「モノクロ」が選択されており、また、他のカラー情報である「モノカラー」,「フルカラー」,「グレースケール」及び「2色」が、ユーザによる選択不可とするようにグレーアウト表示されている。
なお、特に図示しないが、本実施形態では、ジョブチケットに制限情報や非制限情報として含まれない出力仕様情報については、MFP10に予め設定された初期条件が反映されつつ変更可能に表示されるようになっている。
図7は、図5及び6に示すような設定画面の表示制御を伴うジョブ出力処理についてのフローチャートである。ここでは、図3及び4に示すようなユーザ認証画面及びジョブ一覧画面に関連したステップについては省略する。
この処理では、まず、ユーザからジョブ出力の要求があったか否かが判断され(#11)、その結果、ジョブ出力の要求がないと判断された場合には、再度ステップ#11を繰り返し、他方、ジョブ出力の要求があったと判断された場合には、続いて、ジョブチケットに制限情報が含まれるか否かが判断される(#12)。
ステップ#12の結果、制限情報が含まれないと判断された場合には、通常の設定画面、すなわち、ユーザが各出力仕様情報を任意に変更し得る設定画面が表示される(#13)。ステップ#13の後、ジョブ出力の実行指示があったか否かが判断され(#14)、実行指示がないと判断された場合には、再度ステップ#14が繰り返され、他方、実行指示があったと判断された場合には、設定画面上で設定された出力仕様情報に基づき、ジョブ出力が実行される(#21)。以上で処理が終了される。
また、ステップ#12の結果、制限情報が含まれると判断された場合には、続いて、制限情報が暗号化されているか否かが判断される(#15)。その結果、制限情報が暗号化されていないと判断された場合には、図6に示したような制限情報を反映した設定画面が表示される(#16)。ステップ#16の後、ジョブ出力の実行指示があったか否かが判断され(#17)、実行指示がないと判断された場合には、再度ステップ#17が繰り返され、他方、実行指示があったと判断された場合には、設定画面上で設定された出力仕様情報に基づき、ジョブ出力が実行される(#21)。以上で処理が終了される。
更に、ステップ#15の結果、制限情報が暗号化されていると判断された場合には、制限情報に基づく設定内容を含まない設定画面が表示される(#18)。この場合には、制限情報に基づく出力仕様情報が設定画面上に表示されることなく、ジョブチケット発行者が意図した制限情報に対応した出力仕様情報が機密に保持され得る。ステップ#18の後、ジョブ出力の実行指示があったか否かが判断され(#19)、実行指示がないと判断された場合には、再度ステップ#19が繰り返され、他方、実行指示があったと判断された場合には、制限情報が復号化された上で(#20)、ジョブ出力が実行される(#21)。以上で処理が終了される。
このように、設定画面上で、ジョブチケットに含まれる制限情報に対応した出力仕様情報が変更不可とされつつ表示されることで、ジョブチケット発行対象者であるユーザによる出力仕様情報の変更を制限し、ジョブチケット発行者が意図した出力仕様を確保することができる。
また、暗号化された制限情報がジョブ出力に際して復号化されるため、制限情報に基づく出力仕様情報が設定画面上に表示されることなく、ジョブチケット発行者が意図した出力仕様情報が機密に保持され得る。なお、図7には示されていないが、ジョブチケットに含まれるジョブ又はリンク情報が暗号化されている場合にも、ジョブ又はリンク情報がジョブ出力に際して復号化されることで、ジョブ又はリンク情報が設定画面上に表示されることなく、機密に保持され得る。
図7のフローチャートであらわされる処理は、MFP10のROM2又はハードディスクドライブ4に格納されるプログラムが読み出されることで実行されるが、かかるプログラムは、MFP10のCPU1による制御の基になるプログラムの一部として予め組み込まれるものであっても、あるいは、ジョブ出力プログラムとして、例えば図1に示すCD−ROM,DVD−ROM等の光ディスク18又はフロッピー(登録商標)ディスク19等の外部記録媒体を用いて若しくはネットワーク経由でダウンロードすることで、MFP10にインストールされ、ハードディスクドライブ4に追加的に格納されるものであってもよい。
なお、本発明は、例示された実施形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計上の変更が可能であることは言うまでもない。例えば、ジョブチケット発行者の情報を含むジョブチケットに対しては、ジョブチケット発行者の情報と図3に示したようなユーザ認証画面上で入力されるユーザ情報とが一致した場合に、制限情報が変更可能であるように設定画面上に表示されてもよい。これにより、ジョブチケット発行者に対しては、制限情報を変更可能として、装置の使い勝手を向上させることができる。
更に、前述した実施形態では、ジョブ出力としてプリント出力を例に取り上げたが、本発明は、メール送信,SMB送信,FTP送信,ファクシミリ送信等のジョブ送信出力について、送信先,送信方法,送信フォーマットを制限する等、若しくは、所定のフォルダに保存されるジョブ保存について、保存可能なボックスを制限する等の場合にも適用可能である。
本発明の実施形態に係るMFPの基本構成を示すブロック図である。 上記MFP上で発行されたジョブチケットの構成を概念的に示す説明図である。 上記MFPの操作部に表示されるユーザ認証画面の一例を示す図である。 上記MFPの操作部に表示されるジョブ一覧画面の一例を示す図である。 上記ジョブチケットに含まれる非制限情報に基づく上記用紙サイズ選択画面の一例を示す図である。 上記ジョブチケットに含まれる制限情報に基づく上記カラー情報確認画面の一例を示す図である。 図5及び6に示すような設定画面の表示制御を伴うジョブ出力処理についてのフローチャートである。
符号の説明
1…CPU,2…ROM,3…RAM,4…ハードディスクドライブ,5…画像処理部,6…操作部,7…走査部,10…MFP,11…NIC,18…光ディスク,19…フロッピーディスク。

Claims (8)

  1. 特定のユーザに対して発行され、少なくとも出力対象のジョブ又は該ジョブの格納先をあらわすリンク情報とジョブ出力時に参照される出力仕様情報とを含むジョブチケットを処理する機能を備えた情報処理装置において、
    上記ユーザからのジョブ出力の要求に応じて、ユーザインターフェース可能な出力仕様の設定画面を表示する表示手段と、
    上記ジョブチケットに含まれる出力仕様情報から所定の制限情報を抽出する制限情報抽出手段と、
    上記制限情報抽出手段により抽出された制限情報のユーザによる変更が不可であるように、上記表示手段による設定画面上の表示を制御する表示制御手段と、を有していることを特徴とする情報処理装置。
  2. 更に、暗号化された上記制御情報を含むジョブチケットに対して、ジョブ出力に際し、該制限情報を復号化する復号化手段を有していることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 更に、暗号化された上記ジョブ又はリンク情報を含むジョブチケットに対して、ジョブ出力に際し、該ジョブ又はリンク情報を復号化する復号化手段を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. ジョブチケット発行対象者であるユーザを特定するユーザ情報を含むジョブチケットに対して、該ユーザ情報とジョブ出力を要求するユーザにより入力されるユーザ情報とが一致しない場合に、ジョブ出力が禁止されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一に記載の情報処理装置。
  5. ジョブチケット発行者の情報を含むジョブチケットに対して、該ジョブチケット発行者の情報とジョブ出力を要求するユーザにより入力されるユーザ情報とが一致した場合に、上記表示制御手段は、上記制限情報抽出手段により抽出された制限情報のユーザによる変更が可能であるように、上記表示手段による設定画面上の表示を制御することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一に記載の情報処理装置。
  6. 更に、上記リンク情報に基づく格納先で暗号化されるジョブを復号化するための暗号鍵を含むジョブチケットに対して、ジョブ出力に際し、上記格納先から取得されたジョブを、上記暗号鍵を用いて復号化する復号化手段を有していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一に記載の情報処理装置。
  7. 上記表示制御手段は、上記制限情報以外の出力仕様情報に関して、予め装置に設定された初期条件が反映されるように、上記表示手段による設定画面上の表示を制御することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一に記載の情報処理装置。
  8. 更に、上記ジョブチケットを発行するジョブチケット発行手段を有していることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一に記載の情報処理装置。
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