JP2000200235A - 情報配信システムおよび情報配信方法 - Google Patents
情報配信システムおよび情報配信方法Info
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- JP2000200235A JP2000200235A JP10377576A JP37757698A JP2000200235A JP 2000200235 A JP2000200235 A JP 2000200235A JP 10377576 A JP10377576 A JP 10377576A JP 37757698 A JP37757698 A JP 37757698A JP 2000200235 A JP2000200235 A JP 2000200235A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 サービス管理が極めて容易な情報配信システ
ムおよび情報配信方法を実現する。 【解決手段】 課金支払い済みの契約ページャーには解
除キー(表示条件、表示解除情報)を個別呼出でメッセ
ージ(第2の表示情報)データ送信しておく一方、暗号
化(表示無効化)されたメッセージ(第1の表示情報)
を全ての契約ページャーにグループ呼出にて一斉配信
し、解除キーを受信した場合にはその解除キーに従って
暗号化メッセージを復元してメッセージ表示し、解除キ
ーを受信していない場合には暗号化メッセージを復元せ
ずにメッセージ非表示とするので、従来のように、契約
ページャーへの情報配信管理に際し、顧客管理や機種に
合致させた制御データの送信というような煩雑な操作等
を軽減してサービス管理を容易にする。
ムおよび情報配信方法を実現する。 【解決手段】 課金支払い済みの契約ページャーには解
除キー(表示条件、表示解除情報)を個別呼出でメッセ
ージ(第2の表示情報)データ送信しておく一方、暗号
化(表示無効化)されたメッセージ(第1の表示情報)
を全ての契約ページャーにグループ呼出にて一斉配信
し、解除キーを受信した場合にはその解除キーに従って
暗号化メッセージを復元してメッセージ表示し、解除キ
ーを受信していない場合には暗号化メッセージを復元せ
ずにメッセージ非表示とするので、従来のように、契約
ページャーへの情報配信管理に際し、顧客管理や機種に
合致させた制御データの送信というような煩雑な操作等
を軽減してサービス管理を容易にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ページン
グシステム等を用いて情報を配信する情報配信システム
および情報配信方法に関する。
グシステム等を用いて情報を配信する情報配信システム
および情報配信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、公衆回線網に接続される端末
装置を介して個別呼出したページャーに数字メッセージ
を送信する基本呼出しサービスの他に、ニュースや株価
あるいはイベント情報など様々なジャンルの情報を、有
料でグループ呼出にて複数の契約ページャーへ定期的に
一斉配信する、いわゆる、情報サービスが知られてい
る。図18は、そうしたシステムの概略構成を示す図で
ある。
装置を介して個別呼出したページャーに数字メッセージ
を送信する基本呼出しサービスの他に、ニュースや株価
あるいはイベント情報など様々なジャンルの情報を、有
料でグループ呼出にて複数の契約ページャーへ定期的に
一斉配信する、いわゆる、情報サービスが知られてい
る。図18は、そうしたシステムの概略構成を示す図で
ある。
【0003】この図において、1はニュースや株価ある
いはイベント情報、チケット情報など様々なジャンルの
情報を提供する情報提供会社、2は情報提供会社1から
提供される情報を後述のページングセンター3で処理可
能なデータ形式のメッセージデータに編集する情報加工
業者である。情報加工業者2では、契約者毎にどのよう
なジャンルのメッセージデータを配信するかや、各契約
者のグループ呼出番号などを登録したデータベース2a
を備えており、このデータベース2aを参照して、グル
ープ呼出番号を読み出し、配信すべき情報提供サービス
のメッセージデータと共にページングセンター3に送信
する。ページングセンター3では、公衆回線網あるいは
専用パケット回線を介して情報加工業者2側より供給さ
れる各ジャンルの情報メッセージデータを、同時に供給
されたグループ呼出番号に従い、送信局4を介して発呼
先の契約ページャー5に無線により一斉送信する。
いはイベント情報、チケット情報など様々なジャンルの
情報を提供する情報提供会社、2は情報提供会社1から
提供される情報を後述のページングセンター3で処理可
能なデータ形式のメッセージデータに編集する情報加工
業者である。情報加工業者2では、契約者毎にどのよう
なジャンルのメッセージデータを配信するかや、各契約
者のグループ呼出番号などを登録したデータベース2a
を備えており、このデータベース2aを参照して、グル
ープ呼出番号を読み出し、配信すべき情報提供サービス
のメッセージデータと共にページングセンター3に送信
する。ページングセンター3では、公衆回線網あるいは
専用パケット回線を介して情報加工業者2側より供給さ
れる各ジャンルの情報メッセージデータを、同時に供給
されたグループ呼出番号に従い、送信局4を介して発呼
先の契約ページャー5に無線により一斉送信する。
【0004】ページングセンター3が送信局4を介して
無線送信するフレームデータは、例えば、1時間周期で
送信される場合、図19(イ)に図示するように、1サ
イクルが4分となる、サイクル0〜サイクル14迄の計
15サイクル分のフレームデータから構成される。各サ
イクルのフレームデータは、同図(ロ)に示すように、
フレーム0〜フレーム127の計128個のフレームか
ら形成され、1フレーム中には同図(ハ),(ニ)に図
示する通り、データ内容に応じて8つのデータ領域C1
〜C8に区分される。これらデータ領域C1〜C8の
内、C1〜C3が同期信号部D1を、C4〜C8がイン
タリーブブロック部D2を形成する。
無線送信するフレームデータは、例えば、1時間周期で
送信される場合、図19(イ)に図示するように、1サ
イクルが4分となる、サイクル0〜サイクル14迄の計
15サイクル分のフレームデータから構成される。各サ
イクルのフレームデータは、同図(ロ)に示すように、
フレーム0〜フレーム127の計128個のフレームか
ら形成され、1フレーム中には同図(ハ),(ニ)に図
示する通り、データ内容に応じて8つのデータ領域C1
〜C8に区分される。これらデータ領域C1〜C8の
内、C1〜C3が同期信号部D1を、C4〜C8がイン
タリーブブロック部D2を形成する。
【0005】同期部C1は、2値FSK変調方式および
1600BPSの伝送速度で送信される112ビットの
データであって、インタリーブブロック部D2のフレー
ムタイプ(変調方式とビットレート(ボーレート))を
識別するフレームタイプデータが格納される。なお、イ
ンタリーブブロック部D2のフレームタイプとしては、
2値FSK/1600BPS、2値FSK/3200B
PS、4値FSK/3200BPSおよび4値FSK/
6400BPSの4種類が存在する。フレーム情報C2
には、本フレームのフレーム番号および本フレームが含
まれるサイクル番号、複数回送信される際の送信回数を
規定するデータが格納される。
1600BPSの伝送速度で送信される112ビットの
データであって、インタリーブブロック部D2のフレー
ムタイプ(変調方式とビットレート(ボーレート))を
識別するフレームタイプデータが格納される。なお、イ
ンタリーブブロック部D2のフレームタイプとしては、
2値FSK/1600BPS、2値FSK/3200B
PS、4値FSK/3200BPSおよび4値FSK/
6400BPSの4種類が存在する。フレーム情報C2
には、本フレームのフレーム番号および本フレームが含
まれるサイクル番号、複数回送信される際の送信回数を
規定するデータが格納される。
【0006】同期部C3には、同期部C1にて規定され
たフレームタイプで送信されるインタリーブブロック部
D2に受信タイミングを合わせる為のデータが格納され
る。ブロック情報C4は、本フレームのインタリーブブ
ロック部D2におけるアドレスフィールドC5およびベ
クトルフィールドC6の起点となるワード番号やワード
数等を規定するデータが格納される。また、ブロック情
報C4では、各サイクルのフレーム番号「0」におい
て、時刻補正サービスとして受信機側(ページャー)の
時計機能を補正するための時刻補正情報が格納される。
たフレームタイプで送信されるインタリーブブロック部
D2に受信タイミングを合わせる為のデータが格納され
る。ブロック情報C4は、本フレームのインタリーブブ
ロック部D2におけるアドレスフィールドC5およびベ
クトルフィールドC6の起点となるワード番号やワード
数等を規定するデータが格納される。また、ブロック情
報C4では、各サイクルのフレーム番号「0」におい
て、時刻補正サービスとして受信機側(ページャー)の
時計機能を補正するための時刻補正情報が格納される。
【0007】アドレスフィールドC5には、個別呼出番
号あるいはグループ呼出番号に対応したアドレスデータ
(1ワード32ビット)が格納される。ベクトルフィー
ルドC6は、上記アドレスフィールドC5と対をなして
おり、メッセージフィールドC7の起点となるワード番
号やワード数、そのメッセージデータの長さやフォーマ
ット形式等を規定するベクトルデータが格納される。メ
ッセージフィールドC7には、上記ベクトルフィールド
C6にて規定されたメッセージデータが格納される。ア
イドルブロックC8は、未使用ブロックであり、本フレ
ーム内に空きが生じた場合に、「0」もしくは「1」が
連続するビットパターンが挿入される。
号あるいはグループ呼出番号に対応したアドレスデータ
(1ワード32ビット)が格納される。ベクトルフィー
ルドC6は、上記アドレスフィールドC5と対をなして
おり、メッセージフィールドC7の起点となるワード番
号やワード数、そのメッセージデータの長さやフォーマ
ット形式等を規定するベクトルデータが格納される。メ
ッセージフィールドC7には、上記ベクトルフィールド
C6にて規定されたメッセージデータが格納される。ア
イドルブロックC8は、未使用ブロックであり、本フレ
ーム内に空きが生じた場合に、「0」もしくは「1」が
連続するビットパターンが挿入される。
【0008】そして、ページャー5では、このようなデ
ータ構造によるフレームデータをID情報で設定された
周期で間欠的に受信し、このフレームデータより自己に
設定されたアドレスデータを検出したら、フレームデー
タの受信を継続し、アドレスデータやベクトルデータに
基づいて、メッセージデータのメッセージへの復元方法
をコントロールして、復元されたメッセージを表示する
他、着信に応じてバイブレータを振動させたり、スピー
カを鳴音させて携帯者に着信報知するようになってい
る。
ータ構造によるフレームデータをID情報で設定された
周期で間欠的に受信し、このフレームデータより自己に
設定されたアドレスデータを検出したら、フレームデー
タの受信を継続し、アドレスデータやベクトルデータに
基づいて、メッセージデータのメッセージへの復元方法
をコントロールして、復元されたメッセージを表示する
他、着信に応じてバイブレータを振動させたり、スピー
カを鳴音させて携帯者に着信報知するようになってい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した情
報提供サービスでは、解約を申し出たり、課金不良(情
報提供料金を滞納している)契約者があると、情報加工
業者2はそれら契約者への情報提供サービスを打ち切る
為、該当する契約ページャーに対し、個別呼出番号によ
る発呼にてグループ呼出番号の受信によって呼出検査を
行うアドレスデータを無効にする制御データを送信し、
これによりグループ呼出しによるメッセージデータ(情
報)の配信を受け付けないようにする必要が生じる。
報提供サービスでは、解約を申し出たり、課金不良(情
報提供料金を滞納している)契約者があると、情報加工
業者2はそれら契約者への情報提供サービスを打ち切る
為、該当する契約ページャーに対し、個別呼出番号によ
る発呼にてグループ呼出番号の受信によって呼出検査を
行うアドレスデータを無効にする制御データを送信し、
これによりグループ呼出しによるメッセージデータ(情
報)の配信を受け付けないようにする必要が生じる。
【0010】ところが、現実の情報提供サービスでは、
ページングプロトコルにより表示される文字コードが規
格統一されていても、その他の受信制御については各契
約ページャーは仕様が統一されていない。つまり、納入
しているメーカーの型式や機種に依存しているものが多
く、故に、着信処理にかかわる制御方法も一様ではな
く、したがって、情報加工業者2、もしくはページング
センター3は、解約の場合、送信すべき契約ページャー
の型式・機種に合致させた制御データを送信しなければ
ならない。
ページングプロトコルにより表示される文字コードが規
格統一されていても、その他の受信制御については各契
約ページャーは仕様が統一されていない。つまり、納入
しているメーカーの型式や機種に依存しているものが多
く、故に、着信処理にかかわる制御方法も一様ではな
く、したがって、情報加工業者2、もしくはページング
センター3は、解約の場合、送信すべき契約ページャー
の型式・機種に合致させた制御データを送信しなければ
ならない。
【0011】また、契約者の新規契約/解約手続き等を
行っても、契約ページャーへの情報提供サービス用アド
レスデータの書き込み、及びグループ呼出番号の再設定
等が必要なことから、手続き処理後、契約者は直ちに情
報提供サービスを受信できたり、受信打ち切りにするこ
とができず、また、サービス管理が極めて煩雑になる、
という問題がある。
行っても、契約ページャーへの情報提供サービス用アド
レスデータの書き込み、及びグループ呼出番号の再設定
等が必要なことから、手続き処理後、契約者は直ちに情
報提供サービスを受信できたり、受信打ち切りにするこ
とができず、また、サービス管理が極めて煩雑になる、
という問題がある。
【0012】そこで本発明は、このような事情に鑑みて
なされたもので、配信サービスの管理が極めて容易な情
報配信システムおよび情報配信方法を提供することを目
的としている。
なされたもので、配信サービスの管理が極めて容易な情
報配信システムおよび情報配信方法を提供することを目
的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の情報配信システムでは、第1の表
示情報を受信する複数の受信機と、これら受信機の内、
所定の要件を満たす各受信機へそれぞれ個別に前記第1
の表示情報の表示条件を送信する一方、前記第1の表示
情報を前記複数の受信機に対して一斉配信する配信手段
とから構成され、前記表示条件を受信した受信機のみが
その条件に従って前記第1の表示情報を表示することを
特徴とする。
め、請求項1に記載の情報配信システムでは、第1の表
示情報を受信する複数の受信機と、これら受信機の内、
所定の要件を満たす各受信機へそれぞれ個別に前記第1
の表示情報の表示条件を送信する一方、前記第1の表示
情報を前記複数の受信機に対して一斉配信する配信手段
とから構成され、前記表示条件を受信した受信機のみが
その条件に従って前記第1の表示情報を表示することを
特徴とする。
【0014】請求項2に記載の情報配信方法では、第1
の表示情報を受信する複数の受信機の内、所定の要件を
満たす受信機に対して個別に前記第1の表示情報の表示
条件を送信する一方、前記第1の表示情報を前記複数の
受信機の全てに一斉配信する配信過程と、前記表示条件
を受信した場合のみがその条件に従って前記第1の表示
情報を表示する受信過程とを具備することを特徴とす
る。
の表示情報を受信する複数の受信機の内、所定の要件を
満たす受信機に対して個別に前記第1の表示情報の表示
条件を送信する一方、前記第1の表示情報を前記複数の
受信機の全てに一斉配信する配信過程と、前記表示条件
を受信した場合のみがその条件に従って前記第1の表示
情報を表示する受信過程とを具備することを特徴とす
る。
【0015】請求項3に記載の情報配信システムでは、
個別呼出もしくはグループ呼出のいずれかで読み出さ
れ、第1の表示情報を受信する複数の受信機と、これら
受信機の内、所定の要件を満たす受信機に対しては個別
呼出しで表示解除情報およびこの情報の有効期間データ
を含む第2の表示情報を送信する一方、グループ呼出し
で前記第1の表示情報を前記複数の受信機に一斉配信す
る配信手段とから構成され、前記第2の表示情報を受信
した受信機のみが一斉配信される第1の表示情報を当該
第2の表示情報に含まれる表示解除情報に従って表示す
ることを特徴とする。
個別呼出もしくはグループ呼出のいずれかで読み出さ
れ、第1の表示情報を受信する複数の受信機と、これら
受信機の内、所定の要件を満たす受信機に対しては個別
呼出しで表示解除情報およびこの情報の有効期間データ
を含む第2の表示情報を送信する一方、グループ呼出し
で前記第1の表示情報を前記複数の受信機に一斉配信す
る配信手段とから構成され、前記第2の表示情報を受信
した受信機のみが一斉配信される第1の表示情報を当該
第2の表示情報に含まれる表示解除情報に従って表示す
ることを特徴とする。
【0016】上記請求項3に従属する請求項4に記載の
発明によれば、前記配信手段は、前記第1の表示情報の
一斉配信サービスを契約した複数の受信機について、少
なくともそのサービスに対するサービス料金支払いの有
無、個別呼出番号およびグループ呼出番号からなる属性
を記憶する属性記憶手段と、この属性記憶手段に記憶さ
れる属性を参照して料金支払済みとなる受信機の個別呼
出番号を抽出し、その個別呼出番号で呼出して、前記第
2の表示情報を送信する個別呼出手段と、配信すべき第
1の表示情報の表示を無効化処理する表示無効化手段
と、前記属性管理手段に記憶される属性を参照して料金
支払い済みの受信機のグループ呼出番号を抽出し、その
グループ呼出番号で呼出して前記表示無効化手段により
表示無効化された第1の表示情報を一斉配信するグルー
プ呼出手段とを具備することを特徴とする。
発明によれば、前記配信手段は、前記第1の表示情報の
一斉配信サービスを契約した複数の受信機について、少
なくともそのサービスに対するサービス料金支払いの有
無、個別呼出番号およびグループ呼出番号からなる属性
を記憶する属性記憶手段と、この属性記憶手段に記憶さ
れる属性を参照して料金支払済みとなる受信機の個別呼
出番号を抽出し、その個別呼出番号で呼出して、前記第
2の表示情報を送信する個別呼出手段と、配信すべき第
1の表示情報の表示を無効化処理する表示無効化手段
と、前記属性管理手段に記憶される属性を参照して料金
支払い済みの受信機のグループ呼出番号を抽出し、その
グループ呼出番号で呼出して前記表示無効化手段により
表示無効化された第1の表示情報を一斉配信するグルー
プ呼出手段とを具備することを特徴とする。
【0017】上記請求項3に従属する請求項5に記載の
発明によれば、前記複数の受信機は、前記第2の表示情
報を第2の表示情報記憶手段に、前記表示無効化された
第1の表示情報を第1の表示情報記憶手段にそれぞれ格
納する格納手段と、前記第2の表示情報記憶手段に格納
される有効期間データを参照して表示解除情報が有効か
無効か判断し、有効と判断した場合のみその表示解除情
報に基づき前記第1の表示情報記憶手段に格納される表
示無効化された第1の表示情報を有効化する表示処理手
段とを具備することを特徴とする。
発明によれば、前記複数の受信機は、前記第2の表示情
報を第2の表示情報記憶手段に、前記表示無効化された
第1の表示情報を第1の表示情報記憶手段にそれぞれ格
納する格納手段と、前記第2の表示情報記憶手段に格納
される有効期間データを参照して表示解除情報が有効か
無効か判断し、有効と判断した場合のみその表示解除情
報に基づき前記第1の表示情報記憶手段に格納される表
示無効化された第1の表示情報を有効化する表示処理手
段とを具備することを特徴とする。
【0018】上記請求項4に従属する請求項6に記載の
発明によれば、表示無効化手段は、一斉配信すべき第1
の表示情報を構成する各文字コードを、文字として認識
されない制御コードに変換して表示無効化することを特
徴とする。
発明によれば、表示無効化手段は、一斉配信すべき第1
の表示情報を構成する各文字コードを、文字として認識
されない制御コードに変換して表示無効化することを特
徴とする。
【0019】上記請求項5に従属する請求項7に記載の
発明によれば、前記表示処理手段は、有効な表示解除情
報が与えられた場合、この表示解除情報に基づいて前記
第1の表示情報を形成する各制御コードを文字コードに
して、表示有効化することを特徴とする。
発明によれば、前記表示処理手段は、有効な表示解除情
報が与えられた場合、この表示解除情報に基づいて前記
第1の表示情報を形成する各制御コードを文字コードに
して、表示有効化することを特徴とする。
【0020】上記請求項4に従属する請求項8に記載の
発明によれば、前記表示無効化手段は、一斉配信すべき
第1の表示情報を形成する各文字コードを連続した値に
正規化した後、その文字コード種別に応じた変換鍵に応
じたスクランブル演算を施して表示無効化することを特
徴とする。
発明によれば、前記表示無効化手段は、一斉配信すべき
第1の表示情報を形成する各文字コードを連続した値に
正規化した後、その文字コード種別に応じた変換鍵に応
じたスクランブル演算を施して表示無効化することを特
徴とする。
【0021】上記請求項5に従属する請求項9に記載の
発明によれば、前記表示処理手段は、前記有効な表示解
除情報として解除キーが与えられた場合、その解除キー
に含まれる文字コード種別の変換鍵に応じて前記表示無
効化された第1の表示情報のスクランブル解除演算を施
した後、逆正規化して文字コードに復号することにより
表示有効化することを特徴とする。
発明によれば、前記表示処理手段は、前記有効な表示解
除情報として解除キーが与えられた場合、その解除キー
に含まれる文字コード種別の変換鍵に応じて前記表示無
効化された第1の表示情報のスクランブル解除演算を施
した後、逆正規化して文字コードに復号することにより
表示有効化することを特徴とする。
【0022】請求項10に記載の情報配信スステムで
は、無線放送される第1の表示情報を受信すると共に、
有線回線を介してデータ授受する複数の受信機と、これ
ら受信機の内、有線回線を介してアクセスしてきた各受
信機にはそれぞれ個別に表示解除情報を送出する一方、
表示無効化された第1の表示情報を前記複数の受信機に
無線放送する配信手段とから構成され、前記有線回線を
介して表示解除情報を受信した受信機のみが、無線放送
を受信して得た表示無効化された第1の表示情報を、当
該表示解除情報に基づいて表示有効化することを特徴と
する。
は、無線放送される第1の表示情報を受信すると共に、
有線回線を介してデータ授受する複数の受信機と、これ
ら受信機の内、有線回線を介してアクセスしてきた各受
信機にはそれぞれ個別に表示解除情報を送出する一方、
表示無効化された第1の表示情報を前記複数の受信機に
無線放送する配信手段とから構成され、前記有線回線を
介して表示解除情報を受信した受信機のみが、無線放送
を受信して得た表示無効化された第1の表示情報を、当
該表示解除情報に基づいて表示有効化することを特徴と
する。
【0023】本発明では、一斉配信される情報(第1の
表示情報)を受信する複数の受信機の内、所定の要件を
満たす各受信機へそれぞれ個別に情報の表示条件(解除
キー、変換キー)を送信する一方、表示無効化(制御コ
ードへの変換、スクランブル演算による暗号化)された
第1の表示情報を前記複数の受信機の全てに一斉配信す
ると、前記表示条件を受信した受信機のみがその条件に
従って前記第1の表示情報の表示を有効化して表示す
る。これにより、従来のように、情報配信サービスの解
約を申し出たり、料金滞納する等、所定の要件を満たさ
ない受信機に対して速やかに受信管理処理出来るから、
配信サービス管理が極めて容易になる。
表示情報)を受信する複数の受信機の内、所定の要件を
満たす各受信機へそれぞれ個別に情報の表示条件(解除
キー、変換キー)を送信する一方、表示無効化(制御コ
ードへの変換、スクランブル演算による暗号化)された
第1の表示情報を前記複数の受信機の全てに一斉配信す
ると、前記表示条件を受信した受信機のみがその条件に
従って前記第1の表示情報の表示を有効化して表示す
る。これにより、従来のように、情報配信サービスの解
約を申し出たり、料金滞納する等、所定の要件を満たさ
ない受信機に対して速やかに受信管理処理出来るから、
配信サービス管理が極めて容易になる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明による情報配信システムお
よび情報配信方法は、ページャー(ページング受信機)
の他、無線による文字データの送受信可能な携帯電話等
の通信端末や文字放送を受信表示する所謂”見えるラジ
オ”、有線放送を受信する受信機、有線回線を用いた通
信カラオケ装置や双方向CATVシステムにおけるホー
ムターミナル等に適用できる。以下では、本発明の実施
の一形態によるページングシステムを実施例として、図
面を参照して説明する。
よび情報配信方法は、ページャー(ページング受信機)
の他、無線による文字データの送受信可能な携帯電話等
の通信端末や文字放送を受信表示する所謂”見えるラジ
オ”、有線放送を受信する受信機、有線回線を用いた通
信カラオケ装置や双方向CATVシステムにおけるホー
ムターミナル等に適用できる。以下では、本発明の実施
の一形態によるページングシステムを実施例として、図
面を参照して説明する。
【0025】A.第1実施例 (1)構成 本発明による第1実施例は、前述した従来例(図18参
照)と同様、情報提供会社1、情報加工会社2、ページ
ングセンター3、送信局4およびページャー5から構成
されるページングシステムであり、このシステムにおい
て従来例と相違する情報加工業者2およびページャー5
の構成について順次説明して行く。
照)と同様、情報提供会社1、情報加工会社2、ページ
ングセンター3、送信局4およびページャー5から構成
されるページングシステムであり、このシステムにおい
て従来例と相違する情報加工業者2およびページャー5
の構成について順次説明して行く。
【0026】情報加工業者2の構成 まず、図1は本発明の第1実施例における情報加工業者
2の構成を示すブロック図である。この図において、2
1はサーバ本体となる制御部である。この制御部21
は、情報提供会社1から提供される各ジャンルの情報を
ページングセンター3で処理可能なデータ形式に編集し
たり、編集したメッセージデータとグループ呼出番号と
をページングセンター3に送信する等の各種処理を制御
する。22はキーボード等から構成され、オペレータの
キー操作に応じた処理コマンドを上記制御部21に与え
る操作部である。23は制御部21から供給される表示
制御信号に応じて処理操作の内容(ステイタスや動作モ
ード等)を画面表示する表示部である。
2の構成を示すブロック図である。この図において、2
1はサーバ本体となる制御部である。この制御部21
は、情報提供会社1から提供される各ジャンルの情報を
ページングセンター3で処理可能なデータ形式に編集し
たり、編集したメッセージデータとグループ呼出番号と
をページングセンター3に送信する等の各種処理を制御
する。22はキーボード等から構成され、オペレータの
キー操作に応じた処理コマンドを上記制御部21に与え
る操作部である。23は制御部21から供給される表示
制御信号に応じて処理操作の内容(ステイタスや動作モ
ード等)を画面表示する表示部である。
【0027】24は公衆回線網あるいは専用回線を介し
て情報提供会社1(図18参照)に接続される外部デー
タ入力部である。この外部データ入力部24は、制御部
21の指示に従って情報提供会社1とのデータ通信(電
子メール、FAX等)を制御し、当該情報提供会社1が
送出する情報を取り込み、それをバスBを介してバッフ
ァ25に転送する。バッファ25は、外部データ入力部
24から転送される情報を格納保持する他、この情報を
各ジャンルのメッセージデータ(第1の表示情報)に編
集した結果や、編集したメッセージデータを更に所定の
データ形式に変換した結果をそれぞれ個々に記憶する複
数の記憶エリアを具備する。
て情報提供会社1(図18参照)に接続される外部デー
タ入力部である。この外部データ入力部24は、制御部
21の指示に従って情報提供会社1とのデータ通信(電
子メール、FAX等)を制御し、当該情報提供会社1が
送出する情報を取り込み、それをバスBを介してバッフ
ァ25に転送する。バッファ25は、外部データ入力部
24から転送される情報を格納保持する他、この情報を
各ジャンルのメッセージデータ(第1の表示情報)に編
集した結果や、編集したメッセージデータを更に所定の
データ形式に変換した結果をそれぞれ個々に記憶する複
数の記憶エリアを具備する。
【0028】26は契約者情報テーブル26a、情報テ
ーブル26bおよび契約者課金テーブル26cとから構
成され、契約ページャー5の顧客管理、及び課金管理の
ためテーブル間で相互にデータ検索/抽出可能なリレー
ショナルデータベースとして機能するデータベース部
(受信管理手段)である。このデータベース部26の
内、契約者情報テーブル26aは主に顧客管理を目的と
して、情報提供サービスを契約した各契約者の名前、生
年月日、住所、電話番号、課金方法および連絡先等のア
イテムが登録される。また、情報テーブル26bは契約
ページャー管理を目的として、契約者名、契約ページャ
ーの個別呼出番号(1stアドレス)、情報提供サービ
スのメッセージデータを送信するためのグループ呼出番
号(4thアドレス)および契約有効期限等のアイテム
が登録される。
ーブル26bおよび契約者課金テーブル26cとから構
成され、契約ページャー5の顧客管理、及び課金管理の
ためテーブル間で相互にデータ検索/抽出可能なリレー
ショナルデータベースとして機能するデータベース部
(受信管理手段)である。このデータベース部26の
内、契約者情報テーブル26aは主に顧客管理を目的と
して、情報提供サービスを契約した各契約者の名前、生
年月日、住所、電話番号、課金方法および連絡先等のア
イテムが登録される。また、情報テーブル26bは契約
ページャー管理を目的として、契約者名、契約ページャ
ーの個別呼出番号(1stアドレス)、情報提供サービ
スのメッセージデータを送信するためのグループ呼出番
号(4thアドレス)および契約有効期限等のアイテム
が登録される。
【0029】さらに、契約者課金テーブル26cは契約
者の料金支払状況の個別管理を目的としたものであり、
図2に示す一例のように、属性情報として契約者ナン
バ、ユーザー氏名(契約者名)、個別呼出番号、グルー
プ呼出番号、解除キー送信フラグKFおよび最終更新日
が登録管理される。このテーブル26cにおいて特徴的
な点は、後述する変換処理(表示無効化処理)により処
理されたメッセージデータを復元するための、後述する
解除キーDSK(表示条件:表示解除情報)を送信する
か否かを表わす解除キー送信フラグKFを設けたことに
ある。なお、この解除キー送信フラグKFが意図すると
ころについては追って詳述するが、解除キーDSKを受
信した契約ページャーは、変換処理されたメッセージデ
ータを自動的に復元してメッセージ(情報)を表示可能
にする一方、解除キーを受信していない契約ページャー
では変換処理されたメッセージ(情報)を復元/表示で
きず、これにより情報提供サービスが止められた状態に
なる、というものである。
者の料金支払状況の個別管理を目的としたものであり、
図2に示す一例のように、属性情報として契約者ナン
バ、ユーザー氏名(契約者名)、個別呼出番号、グルー
プ呼出番号、解除キー送信フラグKFおよび最終更新日
が登録管理される。このテーブル26cにおいて特徴的
な点は、後述する変換処理(表示無効化処理)により処
理されたメッセージデータを復元するための、後述する
解除キーDSK(表示条件:表示解除情報)を送信する
か否かを表わす解除キー送信フラグKFを設けたことに
ある。なお、この解除キー送信フラグKFが意図すると
ころについては追って詳述するが、解除キーDSKを受
信した契約ページャーは、変換処理されたメッセージデ
ータを自動的に復元してメッセージ(情報)を表示可能
にする一方、解除キーを受信していない契約ページャー
では変換処理されたメッセージ(情報)を復元/表示で
きず、これにより情報提供サービスが止められた状態に
なる、というものである。
【0030】次に、再び図1を参照して情報加工業者2
の構成について説明を進める。図1において、27は、
情報提供会社1から受領した情報に基づいて各ジャンル
のメッセージに編集され、更に文字コード化されたメッ
セージデータを、ビット単位でJIS8ビットコード体
系の制御コードにする変換処理部である。この変換処理
部27により変換されたメッセージデータは、上述した
バッファ25に格納保持される。28はクロック信号を
累算して現在時刻信号TIMEを発生する時刻計時部で
ある。時刻計時部28が発生する現在時刻信号TIME
に基づき、制御部21は各ジャンルの情報(メッセー
ジ)の送出タイミングを管理する。29は、制御部21
の制御の下に、変換処理が施された各ジャンルのメッセ
ージデータをバッファ25から読み出し、それに制御部
21が指定するグループ呼出番号を付加してページング
センター3へ送信する送信処理部である。
の構成について説明を進める。図1において、27は、
情報提供会社1から受領した情報に基づいて各ジャンル
のメッセージに編集され、更に文字コード化されたメッ
セージデータを、ビット単位でJIS8ビットコード体
系の制御コードにする変換処理部である。この変換処理
部27により変換されたメッセージデータは、上述した
バッファ25に格納保持される。28はクロック信号を
累算して現在時刻信号TIMEを発生する時刻計時部で
ある。時刻計時部28が発生する現在時刻信号TIME
に基づき、制御部21は各ジャンルの情報(メッセー
ジ)の送出タイミングを管理する。29は、制御部21
の制御の下に、変換処理が施された各ジャンルのメッセ
ージデータをバッファ25から読み出し、それに制御部
21が指定するグループ呼出番号を付加してページング
センター3へ送信する送信処理部である。
【0031】ページャー5の構成 次に、図3を参照してページャー5の構成について説明
する。図3において、50はアンテナANTを介して受
信される無線信号を復調検波して受信データを出力する
受信部である。51は受信部50から出力される受信デ
ータ(自己フレームのフレームデータ)のフレームタイ
プを、前述した同期部C1(図19参照)に格納される
フレームタイプデータに基づき判別し、判別結果に応じ
て受信部50を駆動制御するデコーダである。デコーダ
51は復調検波された自己フレームデータをバッファメ
モリ52に順次出力する。バッファメモリ52は、最大
1フレーム分のデータを着信処理終了時点までブロック
単位で一時記憶する。
する。図3において、50はアンテナANTを介して受
信される無線信号を復調検波して受信データを出力する
受信部である。51は受信部50から出力される受信デ
ータ(自己フレームのフレームデータ)のフレームタイ
プを、前述した同期部C1(図19参照)に格納される
フレームタイプデータに基づき判別し、判別結果に応じ
て受信部50を駆動制御するデコーダである。デコーダ
51は復調検波された自己フレームデータをバッファメ
モリ52に順次出力する。バッファメモリ52は、最大
1フレーム分のデータを着信処理終了時点までブロック
単位で一時記憶する。
【0032】53はページャー各部を制御するCPUで
あり、その特徴的な動作については追って詳述する。C
PU53はデコーダ51を介してバッファメモリ52に
書き込まれた自己フレームデータ中のアドレスデータと
ID−ROM56(後述する)に登録されるアドレスデ
ータとを比較照合し、両アドレスデータが一致した場合
にデコーダ51に一致検出信号を供給し、1フレーム受
信させる。これにより、デコーダ51では、一致したア
ドレスデータを含む自己フレームにおけるベクトルフィ
ールドC6(図19参照)およびメッセージフィールド
C7の各データを継続して受信するよう受信部50に指
示する。また、CPU53はバッファメモリ52に書き
込まれたフレームデータ中のアドレスデータや、ベクト
ルデータ、メッセージデータ等をRAM55に転送する
一方、このRAM55に記憶保持したアドレスデータお
よびベクトルデータに基づいて着信処理を行い、メッセ
ージデータを復元処理する。
あり、その特徴的な動作については追って詳述する。C
PU53はデコーダ51を介してバッファメモリ52に
書き込まれた自己フレームデータ中のアドレスデータと
ID−ROM56(後述する)に登録されるアドレスデ
ータとを比較照合し、両アドレスデータが一致した場合
にデコーダ51に一致検出信号を供給し、1フレーム受
信させる。これにより、デコーダ51では、一致したア
ドレスデータを含む自己フレームにおけるベクトルフィ
ールドC6(図19参照)およびメッセージフィールド
C7の各データを継続して受信するよう受信部50に指
示する。また、CPU53はバッファメモリ52に書き
込まれたフレームデータ中のアドレスデータや、ベクト
ルデータ、メッセージデータ等をRAM55に転送する
一方、このRAM55に記憶保持したアドレスデータお
よびベクトルデータに基づいて着信処理を行い、メッセ
ージデータを復元処理する。
【0033】54は上記CPU53にロードされる各種
制御プログラムや、着信処理に参照される各種データテ
ーブルを記憶するROMである。ここで、図4を参照し
てROM54のメモリ構成について説明しておく。図4
において、54aは基本動作プログラムメモリエリアで
あり、着信処理に係わる各種制御プログラムが記憶され
る。54b,54cは着信したメッセージデータ(ビッ
トデータ)それぞれに対応する文字コードに変換するた
めのJIS8コード変換テーブル、シフトJIS変換テ
ーブルを記憶するエリアである。
制御プログラムや、着信処理に参照される各種データテ
ーブルを記憶するROMである。ここで、図4を参照し
てROM54のメモリ構成について説明しておく。図4
において、54aは基本動作プログラムメモリエリアで
あり、着信処理に係わる各種制御プログラムが記憶され
る。54b,54cは着信したメッセージデータ(ビッ
トデータ)それぞれに対応する文字コードに変換するた
めのJIS8コード変換テーブル、シフトJIS変換テ
ーブルを記憶するエリアである。
【0034】これら変換テーブル54b,54cは、受
信したベクトルデータのベクトルタイプが”110”で
あれば、後続するメッセージデータをJIS8コード体
系あるいはシフトJISコード体系の文字コードに変換
する。例えば、JIS8コード変換テーブル54bは、
図5に図示するように、メッセージデータの上位4ビッ
トおよび下位4ビットの1バイト単位でコード変換する
ようになっている。なお、シフトJISコードの場合は
図示していないが、2バイト単位でコード変換する態様
となっている。54dは、上記変換テーブル54b,5
4cにより変換された文字コードを表示データ(キャラ
クタパターン)に変換するキャラクタジェネレータであ
る。
信したベクトルデータのベクトルタイプが”110”で
あれば、後続するメッセージデータをJIS8コード体
系あるいはシフトJISコード体系の文字コードに変換
する。例えば、JIS8コード変換テーブル54bは、
図5に図示するように、メッセージデータの上位4ビッ
トおよび下位4ビットの1バイト単位でコード変換する
ようになっている。なお、シフトJISコードの場合は
図示していないが、2バイト単位でコード変換する態様
となっている。54dは、上記変換テーブル54b,5
4cにより変換された文字コードを表示データ(キャラ
クタパターン)に変換するキャラクタジェネレータであ
る。
【0035】次に、再び図3を参照してページャー5の
構成について説明を進める。図3において、55はCP
U53のワークエリアとして使用されるRAMであり、
各種レジスタ・フラグデータを一時記憶する他、前述し
たバッファメモリ52から着信転送されるメッセージデ
ータ等を格納する記憶エリアを備える。メッセージデー
タを格納する記憶エリアとしては、図6に図示するよう
に、料金支払い通知メッセージデータ記憶部55a(第
2の表示情報記憶手段)、解除キー記憶部55b、有効
期間データ記憶部55c、情報提供サービスメッセージ
メモリ55d(第1の表示情報記憶手段)および個別呼
出用メッセージメモリ55eからなる。
構成について説明を進める。図3において、55はCP
U53のワークエリアとして使用されるRAMであり、
各種レジスタ・フラグデータを一時記憶する他、前述し
たバッファメモリ52から着信転送されるメッセージデ
ータ等を格納する記憶エリアを備える。メッセージデー
タを格納する記憶エリアとしては、図6に図示するよう
に、料金支払い通知メッセージデータ記憶部55a(第
2の表示情報記憶手段)、解除キー記憶部55b、有効
期間データ記憶部55c、情報提供サービスメッセージ
メモリ55d(第1の表示情報記憶手段)および個別呼
出用メッセージメモリ55eからなる。
【0036】これら記憶エリアの内、料金支払い通知メ
ッセージデータ記憶部55aには、前述した情報加工業
者2側から個別呼出しで呼出され、着信した料金支払い
通知メッセージデータ(第2の表示情報)が格納され
る。料金支払い通知メッセージデータとは、契約した情
報提供サービスに対し料金支払い済みであるか否かを表
わすメッセージデータであり、このメッセージデータに
は解除キーDSKおよび有効期間データDGSが添付さ
れる。なお、料金未払いの契約ページャーには、未払い
の旨を表わすメッセージだけが送信され、そのメッセー
ジには解除キーDSKおよび有効期間データDGSが添
付されないようになっている。
ッセージデータ記憶部55aには、前述した情報加工業
者2側から個別呼出しで呼出され、着信した料金支払い
通知メッセージデータ(第2の表示情報)が格納され
る。料金支払い通知メッセージデータとは、契約した情
報提供サービスに対し料金支払い済みであるか否かを表
わすメッセージデータであり、このメッセージデータに
は解除キーDSKおよび有効期間データDGSが添付さ
れる。なお、料金未払いの契約ページャーには、未払い
の旨を表わすメッセージだけが送信され、そのメッセー
ジには解除キーDSKおよび有効期間データDGSが添
付されないようになっている。
【0037】解除キー記憶部55bおよび有効期間デー
タ記憶部55cは、料金支払済みを表わす料金支払い通
知メッセージデータに添付される解除キーDSK、有効
期間データDGSをそれぞれ記憶するエリアである。な
お、解除キーDSKおよび有効期間データDGSが意図
するところについては追って述べる。情報サービスメッ
セージメモリ55dは、グループ呼出しに応じて受信し
たアドレスデータ、ベクトルデータ、情報提供サービス
のメッセージデータおよび着信日時データを記憶するエ
リアである。個別呼出用メッセージメモリ55eは、個
別呼出しで受信したアドレスデータ、ベクトルデータ、
個別呼出しのメッセージデータおよび着信日時データ格
納するエリアである。
タ記憶部55cは、料金支払済みを表わす料金支払い通
知メッセージデータに添付される解除キーDSK、有効
期間データDGSをそれぞれ記憶するエリアである。な
お、解除キーDSKおよび有効期間データDGSが意図
するところについては追って述べる。情報サービスメッ
セージメモリ55dは、グループ呼出しに応じて受信し
たアドレスデータ、ベクトルデータ、情報提供サービス
のメッセージデータおよび着信日時データを記憶するエ
リアである。個別呼出用メッセージメモリ55eは、個
別呼出しで受信したアドレスデータ、ベクトルデータ、
個別呼出しのメッセージデータおよび着信日時データ格
納するエリアである。
【0038】次に、再び図3に戻り、ページャー5の構
成について説明を続ける。図3において、ID−ROM
56はE2PROMあるいはフラッシュメモリ等の書き
換え可能な不揮発性メモリから構成されており、図7に
図示するように、当該ページャー5に設定される5種類
のアドレス(1stアドレス〜5thアドレス)を識別
するためのアドレスデータ#A,#Xとフォーマット形
式に合せたベクトルタイプデータとを対応付けて記憶す
る。アドレスデータ#Aは、従来より個別呼出し検出用
として設定されるアドレスデータであり、基本契約の場
合、このアドレスデータ#Aとベクトルタイプデータ”
011(標準数字ベクトル)”と呼出番号とが各々対応
付けられて1stアドレス(基本呼出し用)が設定され
ている。
成について説明を続ける。図3において、ID−ROM
56はE2PROMあるいはフラッシュメモリ等の書き
換え可能な不揮発性メモリから構成されており、図7に
図示するように、当該ページャー5に設定される5種類
のアドレス(1stアドレス〜5thアドレス)を識別
するためのアドレスデータ#A,#Xとフォーマット形
式に合せたベクトルタイプデータとを対応付けて記憶す
る。アドレスデータ#Aは、従来より個別呼出し検出用
として設定されるアドレスデータであり、基本契約の場
合、このアドレスデータ#Aとベクトルタイプデータ”
011(標準数字ベクトル)”と呼出番号とが各々対応
付けられて1stアドレス(基本呼出し用)が設定され
ている。
【0039】付加サービスとして「デュアルコール」を
使用する場合には、アドレスデータ#Aとベクトルタイ
プデータ”100(特別フォーマット数字ベクトル)”
と呼出番号とが各々対応付けられて2ndアドレスが設
定される。また、付加サービスとして「メッセージ通番
サービス」を使用する場合には、アドレスデータ#Aと
ベクトルタイプデータ”111(番号付き数字ベクト
ル)”と呼出番号とが各々対応付けられて3rdアドレ
スが設定される。これらベクトルタイプデータ”011
(標準数字ベクトル)”、”100(特別フォーマット
数字ベクトル”、”111(番号付き数字ベクトル)”
は主に電話番号等、数字列によるメッセージを受信・表
示するNP(Numeric Paging)ページン
グタイプに適用されている。
使用する場合には、アドレスデータ#Aとベクトルタイ
プデータ”100(特別フォーマット数字ベクトル)”
と呼出番号とが各々対応付けられて2ndアドレスが設
定される。また、付加サービスとして「メッセージ通番
サービス」を使用する場合には、アドレスデータ#Aと
ベクトルタイプデータ”111(番号付き数字ベクト
ル)”と呼出番号とが各々対応付けられて3rdアドレ
スが設定される。これらベクトルタイプデータ”011
(標準数字ベクトル)”、”100(特別フォーマット
数字ベクトル”、”111(番号付き数字ベクトル)”
は主に電話番号等、数字列によるメッセージを受信・表
示するNP(Numeric Paging)ページン
グタイプに適用されている。
【0040】アドレスデータ#Xは、グループ呼出し用
として設定されるアドレスデータであり、更に情報提供
サービス契約した場合には、このアドレスデータ#Xと
ベクトルタイプデータ”110(16進/2進ベクト
ル)”とグループ呼出番号とが各々対応付けられて4t
hアドレスが設定される。なお、16進/2進ベクトル
は、事業者(ページングセンター3や情報加工業者2)
において送信の際に、当該メッセージデータのフォーマ
ット形式をページャー5に通知するために設けられたも
のである。また、このベクトルタイプデータは、漢字仮
名混じり分等で表わされるメッセージを受信・表示する
IP(Information Paging)ページ
ングタイプに適用されている。
として設定されるアドレスデータであり、更に情報提供
サービス契約した場合には、このアドレスデータ#Xと
ベクトルタイプデータ”110(16進/2進ベクト
ル)”とグループ呼出番号とが各々対応付けられて4t
hアドレスが設定される。なお、16進/2進ベクトル
は、事業者(ページングセンター3や情報加工業者2)
において送信の際に、当該メッセージデータのフォーマ
ット形式をページャー5に通知するために設けられたも
のである。また、このベクトルタイプデータは、漢字仮
名混じり分等で表わされるメッセージを受信・表示する
IP(Information Paging)ページ
ングタイプに適用されている。
【0041】次に、57はデインタリーブ回路であり、
バッファメモリ52に記憶された1フレーム分の受信デ
ータについて、その同期部C1(図19参照)に格納さ
れるフレームタイプデータに応じて、各フェーズ毎に分
離して復元処理(インタリーブ回復)を行う。つまり、
ページングセンター3から送信された3200BPS
(2値FSK/4値FSK)16ビットのデータ、ある
いは6400BPS(4値FSK)32ビットのデータ
についてのみインタリーブ回復を行う。
バッファメモリ52に記憶された1フレーム分の受信デ
ータについて、その同期部C1(図19参照)に格納さ
れるフレームタイプデータに応じて、各フェーズ毎に分
離して復元処理(インタリーブ回復)を行う。つまり、
ページングセンター3から送信された3200BPS
(2値FSK/4値FSK)16ビットのデータ、ある
いは6400BPS(4値FSK)32ビットのデータ
についてのみインタリーブ回復を行う。
【0042】58はLCDパネル等から構成され、着信
したメッセージデータを含むデータ等を表示する表示部
である。59はバスBを介してCPU53から供給され
る表示制御信号に従って表示部58を表示駆動するドラ
イバである。60はページャー5の操作パネル面に配設
される各種キースイッチから構成されるキー入力部であ
り、各キースイッチの操作に応じたスイッチ信号を発生
する。61はドライバであり、着信時にCPU53から
供給される駆動制御信号に応じて呼出音用スピーカSP
を報知発音させたり、LEDを点滅駆動させる他、報知
振動を発生するバイブレータを駆動する。
したメッセージデータを含むデータ等を表示する表示部
である。59はバスBを介してCPU53から供給され
る表示制御信号に従って表示部58を表示駆動するドラ
イバである。60はページャー5の操作パネル面に配設
される各種キースイッチから構成されるキー入力部であ
り、各キースイッチの操作に応じたスイッチ信号を発生
する。61はドライバであり、着信時にCPU53から
供給される駆動制御信号に応じて呼出音用スピーカSP
を報知発音させたり、LEDを点滅駆動させる他、報知
振動を発生するバイブレータを駆動する。
【0043】(2)動作 次に、図8〜図11を参照して第1実施例の動作につい
て説明する。以下では、最初に情報加工業者2の動作に
ついて述べた後、続いてページャー5の動作について説
明して行く。
て説明する。以下では、最初に情報加工業者2の動作に
ついて述べた後、続いてページャー5の動作について説
明して行く。
【0044】情報加工業者2の動作 (イ)料金支払い通知メッセージデータ送出処理ルーチ
ンの動作 情報加工業者2側では、一定期間毎(例えば毎月末)に
契約者の料金支払状況を調査する処理(図示略)を行
い、その調査結果に応じて契約者課金テーブル26c
(図2参照)の解除キー送信フラグKFを更新する。具
体的には、料金支払い済みの契約者に対しては当該フラ
グKFを「1」、未払いあるいは解約を申し出た契約者
に対しては当該フラグKFを「0」にセットするように
なっている。こうして、契約者課金テーブル26cの内
容が更新されると、制御部21は図8に示す料金支払通
知メッセージデータ送出処理ルーチンを実行してステッ
プSA1に処理を進める。まず、ステップSA1では、
更新された契約者課金テーブル26cの解除キー送信フ
ラグKFを参照して料金支払済みの契約者を抽出する。
ンの動作 情報加工業者2側では、一定期間毎(例えば毎月末)に
契約者の料金支払状況を調査する処理(図示略)を行
い、その調査結果に応じて契約者課金テーブル26c
(図2参照)の解除キー送信フラグKFを更新する。具
体的には、料金支払い済みの契約者に対しては当該フラ
グKFを「1」、未払いあるいは解約を申し出た契約者
に対しては当該フラグKFを「0」にセットするように
なっている。こうして、契約者課金テーブル26cの内
容が更新されると、制御部21は図8に示す料金支払通
知メッセージデータ送出処理ルーチンを実行してステッ
プSA1に処理を進める。まず、ステップSA1では、
更新された契約者課金テーブル26cの解除キー送信フ
ラグKFを参照して料金支払済みの契約者を抽出する。
【0045】次に、ステップSA2に進むと、制御部2
1は解除キー送信フラグKFが「1」となる対象者、す
なわち、支払済みの契約者に対し、解除キーDSKおよ
び有効期間データDGSが添付され、支払済みの旨を表
わす料金支払い通知メッセージを送信すべく、情報テー
ブル26bを参照して支払済みの契約者の個別呼出番号
(1stアドレス)を検索して読み出し、これと料金支
払い通知メッセージとをページングセンター3へ送信す
る。なお、料金支払い通知メッセージデータには、その
先頭に所定の制御コードが付加され、情報加工業者2か
らの個別呼出しによる通知である旨がページャー5側で
識別可能となっている。そして、この後、ステップSA
3に処理を進め、未払の契約者については送信を打ち切
るようにする為、契約者課金テーブル26cの更新に対
応させて契約者情報テーブル26aについてもその登録
内容を更新する。
1は解除キー送信フラグKFが「1」となる対象者、す
なわち、支払済みの契約者に対し、解除キーDSKおよ
び有効期間データDGSが添付され、支払済みの旨を表
わす料金支払い通知メッセージを送信すべく、情報テー
ブル26bを参照して支払済みの契約者の個別呼出番号
(1stアドレス)を検索して読み出し、これと料金支
払い通知メッセージとをページングセンター3へ送信す
る。なお、料金支払い通知メッセージデータには、その
先頭に所定の制御コードが付加され、情報加工業者2か
らの個別呼出しによる通知である旨がページャー5側で
識別可能となっている。そして、この後、ステップSA
3に処理を進め、未払の契約者については送信を打ち切
るようにする為、契約者課金テーブル26cの更新に対
応させて契約者情報テーブル26aについてもその登録
内容を更新する。
【0046】(ロ)情報提供サービス用メッセージデー
タ送出処理ルーチンの動作 さて、以上のようにして、料金支払い通知メッセージを
送信し終えると、情報加工業者2は予め設定されるタイ
ムスケジュールに沿って各ジャンルのメッセージデータ
(情報)を送出すべく、図9に示す情報提供サービス用
メッセージデータ送出処理ルーチンを実行する。このル
ーチンが実行されると、制御部21はステップSB1に
処理を進め、契約者情報テーブル26aを参照してメッ
セージデータを送信する各契約者を抽出する。次いで、
ステップSB2では、バッファ25(図1参照)に格納
される編集済みのメッセージデータに対し、上述したよ
うな変換を行う。
タ送出処理ルーチンの動作 さて、以上のようにして、料金支払い通知メッセージを
送信し終えると、情報加工業者2は予め設定されるタイ
ムスケジュールに沿って各ジャンルのメッセージデータ
(情報)を送出すべく、図9に示す情報提供サービス用
メッセージデータ送出処理ルーチンを実行する。このル
ーチンが実行されると、制御部21はステップSB1に
処理を進め、契約者情報テーブル26aを参照してメッ
セージデータを送信する各契約者を抽出する。次いで、
ステップSB2では、バッファ25(図1参照)に格納
される編集済みのメッセージデータに対し、上述したよ
うな変換を行う。
【0047】ここで、図10を参照してメッセージの変
換処理の内容について説明する。同図(イ)は契約ペー
ジャー5で表示されるメッセージ平文の一例である。こ
のメッセージ平文「オハヨウ」を各文字づつメッセージ
データとしてJIS8ビットコードで表現すると同図
(ロ)に図示する通り、「10110101(B5:1
6進表示)」、「11001010(CA)」、「11
010110(D6)」および「10110101(B
3)」となる。そして、変換処理では、このメッセージ
平文を表わすビット列を先頭より5ビットづつ順次切出
し、切出した5ビットを8ビットコードの下位5ビット
に置換すると共に、その上位3ビットに「000」を付
加して1バイトデータ化する。なお、5ビットづつ切出
した際に剰余のビット列が出た場合は、そのビット列の
上位側にビット「0」を加えて5ビット列にする。こう
した変換処理により得られる1バイトデータ列は、同図
(ハ)に示すとおり、各1バイトデータはその上位3ビ
ットが全て「0」となり、これをJIS8ビットコード
体系として見た場合、文字コードは全て制御コードとな
って文字として扱われなくなる。
換処理の内容について説明する。同図(イ)は契約ペー
ジャー5で表示されるメッセージ平文の一例である。こ
のメッセージ平文「オハヨウ」を各文字づつメッセージ
データとしてJIS8ビットコードで表現すると同図
(ロ)に図示する通り、「10110101(B5:1
6進表示)」、「11001010(CA)」、「11
010110(D6)」および「10110101(B
3)」となる。そして、変換処理では、このメッセージ
平文を表わすビット列を先頭より5ビットづつ順次切出
し、切出した5ビットを8ビットコードの下位5ビット
に置換すると共に、その上位3ビットに「000」を付
加して1バイトデータ化する。なお、5ビットづつ切出
した際に剰余のビット列が出た場合は、そのビット列の
上位側にビット「0」を加えて5ビット列にする。こう
した変換処理により得られる1バイトデータ列は、同図
(ハ)に示すとおり、各1バイトデータはその上位3ビ
ットが全て「0」となり、これをJIS8ビットコード
体系として見た場合、文字コードは全て制御コードとな
って文字として扱われなくなる。
【0048】さて、以上のようにして、メッセージデー
タの変換処理が完了すると、制御部21は図9に示すス
テップSB3に処理を進め、先のステップSB1にて送
信対象として情報テーブル26bを参照して抽出された
グループ呼出番号とメッセージデータをページングセン
ター3に送信する。これにより、変換処理された情報提
供サービス用メッセージデータが各契約ぺージャー5宛
に一斉送信される。
タの変換処理が完了すると、制御部21は図9に示すス
テップSB3に処理を進め、先のステップSB1にて送
信対象として情報テーブル26bを参照して抽出された
グループ呼出番号とメッセージデータをページングセン
ター3に送信する。これにより、変換処理された情報提
供サービス用メッセージデータが各契約ぺージャー5宛
に一斉送信される。
【0049】ページャー5の着信動作 次に、図11を参照してページャー5の着信動作につい
て説明する。ページャー5では、電源投入後にメインル
ーチン(図示略)を実行して間欠受信状態に入ると、図
11に示す着信処理ルーチンを実行し、ステップSC1
に処理を進める。ステップSC1では、自己フレームを
検出するまで待機し、自己フレームを検出した時点でこ
のステップSC1の判断結果が「YES」となり、次の
ステップSC2に進む。
て説明する。ページャー5では、電源投入後にメインル
ーチン(図示略)を実行して間欠受信状態に入ると、図
11に示す着信処理ルーチンを実行し、ステップSC1
に処理を進める。ステップSC1では、自己フレームを
検出するまで待機し、自己フレームを検出した時点でこ
のステップSC1の判断結果が「YES」となり、次の
ステップSC2に進む。
【0050】ステップSC2では、検出した自己フレー
ムデータ中のアドレスデータとID−ROM56に登録
されているアドレスデータとを比較照合し、両アドレス
データが一致した場合に後続するベクトルフィールドC
6およびメッセージフィールドC7の各データの受信を
継続し順次バッファメモリ52に取り込む。次いで、ス
テップSC3では、バッファメモリ52に取り込んだデ
ータについて誤り訂正を施した後、当該データ中のアド
レスデータが「#A」(個別呼出し用)であるか「#
X」(グループ呼出し用)のいずれであるかを判断す
る。以下、着信アドレスデータの種別に分けて動作説明
を進める。
ムデータ中のアドレスデータとID−ROM56に登録
されているアドレスデータとを比較照合し、両アドレス
データが一致した場合に後続するベクトルフィールドC
6およびメッセージフィールドC7の各データの受信を
継続し順次バッファメモリ52に取り込む。次いで、ス
テップSC3では、バッファメモリ52に取り込んだデ
ータについて誤り訂正を施した後、当該データ中のアド
レスデータが「#A」(個別呼出し用)であるか「#
X」(グループ呼出し用)のいずれであるかを判断す
る。以下、着信アドレスデータの種別に分けて動作説明
を進める。
【0051】(イ)個別呼出しの場合 ここで、着信アドレスデータが「#A」(個別呼出し
用)であると、ステップSC4に処理を進め、その個別
呼出しにより着信したメッセージデータが情報加工業者
2側から送出された料金支払い通知メッセージデータで
あるかどうか、メッセージ先頭に所定の制御コードが付
加されているか否かにより判断する。この場合、メッセ
ージフィールドC7中に所定のメッセージ(表示情報)
として情報加工業者2の識別情報(例えば、定型表示内
容の表示を指定する指定コード)を入れ込んだ形にして
おき、それに基づいて料金支払い通知メッセージデータ
であるか否かを判断するようにしても良い。
用)であると、ステップSC4に処理を進め、その個別
呼出しにより着信したメッセージデータが情報加工業者
2側から送出された料金支払い通知メッセージデータで
あるかどうか、メッセージ先頭に所定の制御コードが付
加されているか否かにより判断する。この場合、メッセ
ージフィールドC7中に所定のメッセージ(表示情報)
として情報加工業者2の識別情報(例えば、定型表示内
容の表示を指定する指定コード)を入れ込んだ形にして
おき、それに基づいて料金支払い通知メッセージデータ
であるか否かを判断するようにしても良い。
【0052】そして、情報加工業者2からの料金支払い
通知メッセージデータでないと判断された場合には、ス
テップSC4の判断結果は「NO」となり、ステップS
C5に処理を進め、個別呼出しによるメッセージデータ
の通常の着信としてメッセージ表示が行われる。一方、
情報加工業者2からの料金支払い通知メッセージデータ
である判断された場合には、上記ステップSC4の判断
結果が「YES」となり、ステップSC6に処理を進め
る。ステップSC6では、バッファメモリ52に格納さ
れるデータから料金支払い通知メッセージデータを抽出
してRAM55の料金支払通知メッセージデータ記憶部
55aにストアすると共に、当該メッセージデータに添
付される解除キーDSKおよび有効期間データDGSを
それぞれ対応する記憶部55b,55c(図6参照)に
ストアする。
通知メッセージデータでないと判断された場合には、ス
テップSC4の判断結果は「NO」となり、ステップS
C5に処理を進め、個別呼出しによるメッセージデータ
の通常の着信としてメッセージ表示が行われる。一方、
情報加工業者2からの料金支払い通知メッセージデータ
である判断された場合には、上記ステップSC4の判断
結果が「YES」となり、ステップSC6に処理を進め
る。ステップSC6では、バッファメモリ52に格納さ
れるデータから料金支払い通知メッセージデータを抽出
してRAM55の料金支払通知メッセージデータ記憶部
55aにストアすると共に、当該メッセージデータに添
付される解除キーDSKおよび有効期間データDGSを
それぞれ対応する記憶部55b,55c(図6参照)に
ストアする。
【0053】(ロ)グループ呼出しの場合、 一方、着信アドレスデータが「#X」(グループ呼出し
用)の場合は、上述したステップSC3の判断を介して
ステップSC7に処理を進め、バッファメモリ52に格
納されるデータ中のベクトルフィールドC6を参照して
ベクトルタイプを判断する。つまり、ベクトルタイプを
判断することにより、着信したメッセージデータが情報
提供サービスによるものであるか否かを判断する。ここ
で、ベクトルタイプが”001”であれば、5thアド
レス、つまりNP(Numeric Paging)と
見做して、ステップSC5に処理を進めてメッセージ表
示するが、ベクトルタイプが”110”であれば、4t
hアドレス、つまりIP(Informtion Pa
ging)による情報提供サービスのメッセージデータ
と見做してステップSC8に処理を進める。
用)の場合は、上述したステップSC3の判断を介して
ステップSC7に処理を進め、バッファメモリ52に格
納されるデータ中のベクトルフィールドC6を参照して
ベクトルタイプを判断する。つまり、ベクトルタイプを
判断することにより、着信したメッセージデータが情報
提供サービスによるものであるか否かを判断する。ここ
で、ベクトルタイプが”001”であれば、5thアド
レス、つまりNP(Numeric Paging)と
見做して、ステップSC5に処理を進めてメッセージ表
示するが、ベクトルタイプが”110”であれば、4t
hアドレス、つまりIP(Informtion Pa
ging)による情報提供サービスのメッセージデータ
と見做してステップSC8に処理を進める。
【0054】ステップSC8では、有効期間データ記憶
部55cに格納される有効期間データDGSを参照し、
解除キー記憶部55bに格納される解除キーDSKが有
効期間内にあるか否か判断する。ここで、解除キーDS
Kの有効期間が失効している場合、つまり、料金未払い
となって解除キーDSKおよび有効期間データDGSが
更新されない場合には、判断結果が「NO」となり、ス
テップSC9に処理を進める。ステップSC9では、バ
ッファメモリ52に格納されるデータからメッセージデ
ータ部分(メッセージフィールドC7)を抽出し、それ
をRAM55の情報提供サービス用メッセージメモリ5
5dに上書き保存する。
部55cに格納される有効期間データDGSを参照し、
解除キー記憶部55bに格納される解除キーDSKが有
効期間内にあるか否か判断する。ここで、解除キーDS
Kの有効期間が失効している場合、つまり、料金未払い
となって解除キーDSKおよび有効期間データDGSが
更新されない場合には、判断結果が「NO」となり、ス
テップSC9に処理を進める。ステップSC9では、バ
ッファメモリ52に格納されるデータからメッセージデ
ータ部分(メッセージフィールドC7)を抽出し、それ
をRAM55の情報提供サービス用メッセージメモリ5
5dに上書き保存する。
【0055】こうして、情報提供サービス用メッセージ
メモリ55dにメッセージデータが上書き保存される
と、そのメッセージデータに基づくメッセージ(情報)
が表示処理により表示部58にメッセージ表示される
が、この場合、当該メモリ55dに格納したメッセージ
データは、前述したように、情報加工業者2においてな
された変換処理により制御コード化されている為、表示
部58には何等メッセージ表示がなされない。つまり、
情報提供サービスに対して料金が未払いとなっている契
約ページャー5では、メッセージデータの配信は受ける
ものの、それをメッセージ表示することが出来ない訳で
ある。
メモリ55dにメッセージデータが上書き保存される
と、そのメッセージデータに基づくメッセージ(情報)
が表示処理により表示部58にメッセージ表示される
が、この場合、当該メモリ55dに格納したメッセージ
データは、前述したように、情報加工業者2においてな
された変換処理により制御コード化されている為、表示
部58には何等メッセージ表示がなされない。つまり、
情報提供サービスに対して料金が未払いとなっている契
約ページャー5では、メッセージデータの配信は受ける
ものの、それをメッセージ表示することが出来ない訳で
ある。
【0056】これに対し、解除キーDSKが有効期間内
にある場合、つまり、料金支払済みで解除キーDSKお
よび有効期間データDGSが更新されている場合には、
上記ステップSC8の判断結果が「YES」となり、ス
テップSC10に処理を進め、RAM55の解除キー記
憶部55bおよび有効期間データ記憶部55cに各々格
納される解除キーDSKおよび有効期間データDGSに
基づき、バッファメモリ52に格納されるデータからメ
ッセージデータ部分(メッセージフィールドC7)に復
元処理を施す。
にある場合、つまり、料金支払済みで解除キーDSKお
よび有効期間データDGSが更新されている場合には、
上記ステップSC8の判断結果が「YES」となり、ス
テップSC10に処理を進め、RAM55の解除キー記
憶部55bおよび有効期間データ記憶部55cに各々格
納される解除キーDSKおよび有効期間データDGSに
基づき、バッファメモリ52に格納されるデータからメ
ッセージデータ部分(メッセージフィールドC7)に復
元処理を施す。
【0057】この復元処理とは、解除キーDSKおよび
有効期間データDGSが与えられた場合に、制御コード
化されたメッセージデータについて、前述の変換処理と
は逆過程の変換を行うものである。具体的には、変換処
理された1バイトデータ列(メッセージデータ)におい
て、各1バイトデータの上位3ビットを破棄し、残りの
下位5ビット列を順次連結させた後、その先頭から順番
に1バイトづつ区切って文字コードとする。この後、こ
うして得られる文字コードをRAM55の情報提供サー
ビス用メッセージメモリ55dに上書き保存すると、表
示処理により表示部58にメッセージ表示される。
有効期間データDGSが与えられた場合に、制御コード
化されたメッセージデータについて、前述の変換処理と
は逆過程の変換を行うものである。具体的には、変換処
理された1バイトデータ列(メッセージデータ)におい
て、各1バイトデータの上位3ビットを破棄し、残りの
下位5ビット列を順次連結させた後、その先頭から順番
に1バイトづつ区切って文字コードとする。この後、こ
うして得られる文字コードをRAM55の情報提供サー
ビス用メッセージメモリ55dに上書き保存すると、表
示処理により表示部58にメッセージ表示される。
【0058】このように、第1実施例によれば、情報加
工業者2は情報提供サービスに対して料金を支払ってい
る契約ページャー5に対して解除キーDSKおよび有効
期間データDGSが添付された料金支払い通知メッセー
ジデータを個別呼出しにより送信する一方で、変換処理
を施した情報提供メッセージのメッセージデータをグル
ープ呼出しにて一斉送信するので、料金支払済みの契約
ページャー5だけが料金支払い通知メッセージデータに
添付される解除キーDSKおよび有効期間データDGS
に従って制御コード化されたメッセージデータを変換・
復元してメッセージ(情報)表示することが可能になっ
ている。
工業者2は情報提供サービスに対して料金を支払ってい
る契約ページャー5に対して解除キーDSKおよび有効
期間データDGSが添付された料金支払い通知メッセー
ジデータを個別呼出しにより送信する一方で、変換処理
を施した情報提供メッセージのメッセージデータをグル
ープ呼出しにて一斉送信するので、料金支払済みの契約
ページャー5だけが料金支払い通知メッセージデータに
添付される解除キーDSKおよび有効期間データDGS
に従って制御コード化されたメッセージデータを変換・
復元してメッセージ(情報)表示することが可能になっ
ている。
【0059】したがって、従来のように、解約を申し出
たり、料金の支払い滞納している契約ページャーへの情
報提供サービス用のメッセージデータの配信を止めるべ
く、それら各契約ページャーの型式や機種に合致させた
制御データをいちいち個別に送信するという煩雑な操作
を省くことが出来るから、サービス管理が極めて容易な
ページングシステムを実現し得る訳である。
たり、料金の支払い滞納している契約ページャーへの情
報提供サービス用のメッセージデータの配信を止めるべ
く、それら各契約ページャーの型式や機種に合致させた
制御データをいちいち個別に送信するという煩雑な操作
を省くことが出来るから、サービス管理が極めて容易な
ページングシステムを実現し得る訳である。
【0060】また、単に一般的な暗号化を施したメッセ
ージを送出すると、解約を申し出たり、料金の支払いを
滞納している契約ページャーではこれが意味不明な文字
列としてメッセージ表示されてしまい、これではユーザ
ーに対し違和感や不快感を与えてしまうことがあるが、
上述した第1実施例によれば、料金未払いの契約ページ
ャーでは一切、メッセージが表示されないので、そうし
た違和感や不快感をも回避することができる。
ージを送出すると、解約を申し出たり、料金の支払いを
滞納している契約ページャーではこれが意味不明な文字
列としてメッセージ表示されてしまい、これではユーザ
ーに対し違和感や不快感を与えてしまうことがあるが、
上述した第1実施例によれば、料金未払いの契約ページ
ャーでは一切、メッセージが表示されないので、そうし
た違和感や不快感をも回避することができる。
【0061】なお、この第1実施例では、配信するメッ
セージ全体を非表示化する例について挙げたが、これに
限定されず、例えばメッセージ全体の内、一部を非表示
にする態様も考えられる。こうした態様とするには、非
表示部分の開始/終了を未使用コード(例えばJIS8
コードにおける「FD(16進表示)」等)で指定する
ことにより、表示/非表示部分が混在したメッセージと
して扱うことができる。したがって、例えば、情報提供
サービス用のメッセージのタイトル部分だけを表示さ
せ、その本文を非表示にする等、木目細かなサービス管
理を実現することも可能である。さらに、上述した第1
実施例では、説明の簡略化を図るため、JIS8コード
体系を使用するページングシステムについて言及した
が、本発明の要旨はこれに限定されるものではなく、A
SCIIコードやシフトJISコードを送受信するペー
ジングシステムについても勿論適用可能である。
セージ全体を非表示化する例について挙げたが、これに
限定されず、例えばメッセージ全体の内、一部を非表示
にする態様も考えられる。こうした態様とするには、非
表示部分の開始/終了を未使用コード(例えばJIS8
コードにおける「FD(16進表示)」等)で指定する
ことにより、表示/非表示部分が混在したメッセージと
して扱うことができる。したがって、例えば、情報提供
サービス用のメッセージのタイトル部分だけを表示さ
せ、その本文を非表示にする等、木目細かなサービス管
理を実現することも可能である。さらに、上述した第1
実施例では、説明の簡略化を図るため、JIS8コード
体系を使用するページングシステムについて言及した
が、本発明の要旨はこれに限定されるものではなく、A
SCIIコードやシフトJISコードを送受信するペー
ジングシステムについても勿論適用可能である。
【0062】B.第2実施例 次に、図12〜図17を参照して第2実施例について説
明する。なお、第2実施例では、前述した第1実施例と
同一構成なので、その説明については省略する。第2実
施例が前述した第1実施例と相違する点は、第1実施例
では送信するメッセージに一意的な変換処理を施すのに
対し、第2実施例では送信する文字コードの種別に応じ
てスクランブル態様を異ならせる点で相違しており、以
下、そうした第2実施例の動作について説明する。
明する。なお、第2実施例では、前述した第1実施例と
同一構成なので、その説明については省略する。第2実
施例が前述した第1実施例と相違する点は、第1実施例
では送信するメッセージに一意的な変換処理を施すのに
対し、第2実施例では送信する文字コードの種別に応じ
てスクランブル態様を異ならせる点で相違しており、以
下、そうした第2実施例の動作について説明する。
【0063】情報加工業者2の動作 (イ)料金支払い通知メッセージデータ送出処理ルーチ
ンの動作 情報加工業者2側では、一定期間毎(例えば毎月末)に
契約者の料金支払状況を調査する処理(図示略)を行
い、その調査結果に応じて契約者課金テーブル26c
(図2参照)の解除キー送信フラグKFを更新する。具
体的には、料金支払い済みの契約者に対しては当該フラ
グKFを「1」、未払いあるいは解約を申し出た契約者
に対しては当該フラグKFを「0」にセットするように
なっている。こうして、契約者課金テーブル26cの内
容が更新されると、制御部21は図12に示す料金支払
い通知メッセージデータ送出処理ルーチンを実行してス
テップSD1に処理を進め、更新された契約者課金テー
ブル26cの解除キー送信フラグKFを参照して料金支
払済みの契約者を抽出する。
ンの動作 情報加工業者2側では、一定期間毎(例えば毎月末)に
契約者の料金支払状況を調査する処理(図示略)を行
い、その調査結果に応じて契約者課金テーブル26c
(図2参照)の解除キー送信フラグKFを更新する。具
体的には、料金支払い済みの契約者に対しては当該フラ
グKFを「1」、未払いあるいは解約を申し出た契約者
に対しては当該フラグKFを「0」にセットするように
なっている。こうして、契約者課金テーブル26cの内
容が更新されると、制御部21は図12に示す料金支払
い通知メッセージデータ送出処理ルーチンを実行してス
テップSD1に処理を進め、更新された契約者課金テー
ブル26cの解除キー送信フラグKFを参照して料金支
払済みの契約者を抽出する。
【0064】次に、ステップSD2に進むと、制御部2
1は支払済みの契約者に対し、解除キーDSKおよび有
効期間データDGSが添付され、支払済みの旨を表わす
料金支払通知メッセージデータを送信すべく、情報テー
ブル26bを参照して支払済みの契約者の個別呼出番号
(1stアドレス)を検索して読み出し、これと料金支
払い通知メッセージデータとをページングセンター3へ
送信する。一方、未払の契約者に対しては、解除キーD
SKおよび有効期間データDGSが添付されず、未払い
の旨を表わす料金支払い通知メッセージデータのみを、
同様にして送信する。
1は支払済みの契約者に対し、解除キーDSKおよび有
効期間データDGSが添付され、支払済みの旨を表わす
料金支払通知メッセージデータを送信すべく、情報テー
ブル26bを参照して支払済みの契約者の個別呼出番号
(1stアドレス)を検索して読み出し、これと料金支
払い通知メッセージデータとをページングセンター3へ
送信する。一方、未払の契約者に対しては、解除キーD
SKおよび有効期間データDGSが添付されず、未払い
の旨を表わす料金支払い通知メッセージデータのみを、
同様にして送信する。
【0065】なお、料金支払い通知メッセージデータに
含まれる解除キーDSKとは、スクランブル解除(後述
する)する際の「鍵」として扱われるものである。ま
た、料金支払い通知メッセージデータには、その先頭に
所定の制御コードが付加され、情報加工業者2からの個
別呼出しによる通知である旨がページャー5側で識別可
能となっている。次いで、ステップSD3に進むと、支
払済みの契約者に対しては有効期限を延長し、一方、未
払いの契約者について情報提供サービスの配信を打ち切
るようにする為、契約者課金テーブル26cの更新に対
応させて契約者情報テーブル26aについてもその登録
内容を更新する。
含まれる解除キーDSKとは、スクランブル解除(後述
する)する際の「鍵」として扱われるものである。ま
た、料金支払い通知メッセージデータには、その先頭に
所定の制御コードが付加され、情報加工業者2からの個
別呼出しによる通知である旨がページャー5側で識別可
能となっている。次いで、ステップSD3に進むと、支
払済みの契約者に対しては有効期限を延長し、一方、未
払いの契約者について情報提供サービスの配信を打ち切
るようにする為、契約者課金テーブル26cの更新に対
応させて契約者情報テーブル26aについてもその登録
内容を更新する。
【0066】(ロ)情報提供サービス用メッセージデー
タ送出処理ルーチンの動作 以上のようにして、料金支払い通知メッセージデータを
送信し終えると、情報加工業者2では予め設定されるタ
イムスケジュールに沿って各ジャンルのメッセージを送
出すべく、図13に示す情報提供サービス用メッセージ
データ送出処理ルーチンを実行する。このルーチンが実
行されると、制御部21はステップSE1に処理を進
め、契約者情報テーブル26aを参照してメッセージデ
ータを送信する各契約者を抽出しておく。続いて、ステ
ップSE2では、送信対象としてバッファ25(図1参
照)に格納される編集済みの情報メッセージについて各
文字コードの種別が「JIS8コード」、「シフトJI
S1stコード(1バイト目)」あるいは「シフトJI
S2ndコード(2バイト目)」のいずれであるかを判
別する。
タ送出処理ルーチンの動作 以上のようにして、料金支払い通知メッセージデータを
送信し終えると、情報加工業者2では予め設定されるタ
イムスケジュールに沿って各ジャンルのメッセージを送
出すべく、図13に示す情報提供サービス用メッセージ
データ送出処理ルーチンを実行する。このルーチンが実
行されると、制御部21はステップSE1に処理を進
め、契約者情報テーブル26aを参照してメッセージデ
ータを送信する各契約者を抽出しておく。続いて、ステ
ップSE2では、送信対象としてバッファ25(図1参
照)に格納される編集済みの情報メッセージについて各
文字コードの種別が「JIS8コード」、「シフトJI
S1stコード(1バイト目)」あるいは「シフトJI
S2ndコード(2バイト目)」のいずれであるかを判
別する。
【0067】そして、「JIS8コード」であると判別
された時には、ステップSE3にて正規化処理(不連続
なJIS8コードを連続した値に変換する処理)を施し
た後、続くステップSE4において変換鍵「A」に基づ
くスクランブル演算を実行する。一方、「シフトJIS
1stコード(1バイト目)」と判別された時には、ス
テップSE5にて正規化処理(不連続なシフトJIS1
stコードを連続した値に変換する処理)を施した後、
続くステップSE6において変換鍵「B」に基づくスク
ランブル演算を実行する。また、「シフトJIS2nd
コード(2バイト目)」の時には、ステップSE7にて
正規化処理(不連続なシフトJIS2ndコードを連続
した値に変換する処理)を施した後、続くステップSE
8において変換鍵「C」に基づくスクランブル演算を実
行する。
された時には、ステップSE3にて正規化処理(不連続
なJIS8コードを連続した値に変換する処理)を施し
た後、続くステップSE4において変換鍵「A」に基づ
くスクランブル演算を実行する。一方、「シフトJIS
1stコード(1バイト目)」と判別された時には、ス
テップSE5にて正規化処理(不連続なシフトJIS1
stコードを連続した値に変換する処理)を施した後、
続くステップSE6において変換鍵「B」に基づくスク
ランブル演算を実行する。また、「シフトJIS2nd
コード(2バイト目)」の時には、ステップSE7にて
正規化処理(不連続なシフトJIS2ndコードを連続
した値に変換する処理)を施した後、続くステップSE
8において変換鍵「C」に基づくスクランブル演算を実
行する。
【0068】ここで、図14〜図15を参照して、文字
コード種別に応じたスクランブル演算について説明す
る。まず、JIS8コードは、図5に図示したJIS8
コード変換テーブル54bにおいて、20〜7E,A0
〜DF(いずれも16進表示)に配置される158種の
コードであり、これを正規化することによって、0〜1
57の連続した数値(正規化値)に変換する(図14参
照)。そして、正規化値を変換鍵Aに加算するスクラン
ブル演算を施す。その際に加算結果が正規化最大値15
8を超えたら、最大値158を減算し、それをスクラン
ブル値として扱う。したがって、スクランブル対象文字
が「$」の場合、その正規化値は「4」となり、これに
変換鍵Aとして例えば「12」を加算した値「16」が
スクランブル値となる。
コード種別に応じたスクランブル演算について説明す
る。まず、JIS8コードは、図5に図示したJIS8
コード変換テーブル54bにおいて、20〜7E,A0
〜DF(いずれも16進表示)に配置される158種の
コードであり、これを正規化することによって、0〜1
57の連続した数値(正規化値)に変換する(図14参
照)。そして、正規化値を変換鍵Aに加算するスクラン
ブル演算を施す。その際に加算結果が正規化最大値15
8を超えたら、最大値158を減算し、それをスクラン
ブル値として扱う。したがって、スクランブル対象文字
が「$」の場合、その正規化値は「4」となり、これに
変換鍵Aとして例えば「12」を加算した値「16」が
スクランブル値となる。
【0069】一方、シフトJISコードの場合は2バイ
ト文字であり、その最初の1バイトコードと次の1バイ
トコードとで正規化範囲および変換鍵を異ならせる。つ
まり、シフトJIS1stコードは81〜9F,E0〜
FC(いずれも16進表示)に配置される60種のコー
ドであり、これを0〜59に正規化(図14参照)した
後、これに変換鍵Bを加算するスクランブル演算を施
す。その際に加算結果が正規化最大値59を超えたら、
最大値59を減算し、それをスクランブル値として扱
う。
ト文字であり、その最初の1バイトコードと次の1バイ
トコードとで正規化範囲および変換鍵を異ならせる。つ
まり、シフトJIS1stコードは81〜9F,E0〜
FC(いずれも16進表示)に配置される60種のコー
ドであり、これを0〜59に正規化(図14参照)した
後、これに変換鍵Bを加算するスクランブル演算を施
す。その際に加算結果が正規化最大値59を超えたら、
最大値59を減算し、それをスクランブル値として扱
う。
【0070】同様に、シフトJIS2ndコードは40
〜7E,80〜FC(いずれも16進表示)に配置され
る188種のコードであり、これを0〜187に正規化
(図15参照)した後、これに変換鍵Cを加算するスク
ランブル演算を施す。その際に加算結果が正規化最大値
187を超えたら、最大値187を減算し、それをスク
ランブル値として扱う。なお、これら変換鍵「A」〜
「C」は、料金支払い通知メッセージデータに含まれる
解除キーDSKとして料金支払済みの契約ページャー5
に対して与えられる。
〜7E,80〜FC(いずれも16進表示)に配置され
る188種のコードであり、これを0〜187に正規化
(図15参照)した後、これに変換鍵Cを加算するスク
ランブル演算を施す。その際に加算結果が正規化最大値
187を超えたら、最大値187を減算し、それをスク
ランブル値として扱う。なお、これら変換鍵「A」〜
「C」は、料金支払い通知メッセージデータに含まれる
解除キーDSKとして料金支払済みの契約ページャー5
に対して与えられる。
【0071】さて、以上のようにして、メッセージデー
タにスクランブル演算を施すと、制御部21は図13に
示すステップSE9に処理を進め、先のステップSE1
において送信対象として抽出された各契約者に対応する
グループ呼出番号を、情報テーブル26bを参照して抽
出し、抽出したグループ呼出番号と、スクランブル演算
が施されたメッセージデータとをページングセンター3
へ送信する。
タにスクランブル演算を施すと、制御部21は図13に
示すステップSE9に処理を進め、先のステップSE1
において送信対象として抽出された各契約者に対応する
グループ呼出番号を、情報テーブル26bを参照して抽
出し、抽出したグループ呼出番号と、スクランブル演算
が施されたメッセージデータとをページングセンター3
へ送信する。
【0072】ページャー5の着信動作 次に、図16を参照して第2実施例によるページャー5
の着信動作について説明する。ページャー5では、電源
投入後にメインルーチン(図示略)を実行して間欠受信
状態に入ると、図16に示す着信処理ルーチンを実行
し、ステップSF1に処理を進める。ステップSF1で
は、自己フレームを検出するまで待機し、自己フレーム
を検出した時点でこのステップSF1の判断結果が「Y
ES」となり、次のステップSF2に進む。
の着信動作について説明する。ページャー5では、電源
投入後にメインルーチン(図示略)を実行して間欠受信
状態に入ると、図16に示す着信処理ルーチンを実行
し、ステップSF1に処理を進める。ステップSF1で
は、自己フレームを検出するまで待機し、自己フレーム
を検出した時点でこのステップSF1の判断結果が「Y
ES」となり、次のステップSF2に進む。
【0073】ステップSF2では、検出した自己フレー
ムデータ中のアドレスデータとID−ROM56に登録
されているアドレスデータとを比較照合し、両アドレス
データが一致した場合に後続するベクトルフィールドC
6およびメッセージフィールドC7の各データの受信を
継続し、順次バッファメモリ52に取り込む。次いで、
ステップSF3では、バッファメモリ52に取り込んだ
自己フレームデータについて誤り訂正を施した後、着信
検出したアドレスデータが「#A」(個別呼出し用)で
あるか、あるいは「#X」(グループ呼出し用)のいず
れであるかを判断する。以下、着信したアドレスデータ
の種別に分けて動作説明を進める。
ムデータ中のアドレスデータとID−ROM56に登録
されているアドレスデータとを比較照合し、両アドレス
データが一致した場合に後続するベクトルフィールドC
6およびメッセージフィールドC7の各データの受信を
継続し、順次バッファメモリ52に取り込む。次いで、
ステップSF3では、バッファメモリ52に取り込んだ
自己フレームデータについて誤り訂正を施した後、着信
検出したアドレスデータが「#A」(個別呼出し用)で
あるか、あるいは「#X」(グループ呼出し用)のいず
れであるかを判断する。以下、着信したアドレスデータ
の種別に分けて動作説明を進める。
【0074】(イ)個別呼出しの場合 着信アドレスデータが「#A」(個別呼出し用)の場
合、図17に示すステップSF4に処理を進め、個別呼
出しにより着信したメッセージデータが情報加工業者2
側から送出された料金支払い通知メッセージであるかど
うかを、メッセージデータ先頭に所定の制御コードが付
加されているか否かにより判断する。この場合、メッセ
ージフィールドC7中に所定のメッセージ(表示情報)
として情報加工業者2の識別情報(例えば、定型表示内
容の表示を指定する指定コード)を入れ込んだ形にして
おき、それに基づいて料金支払い通知メッセージデータ
であるか否かを判断するようにしても良い。
合、図17に示すステップSF4に処理を進め、個別呼
出しにより着信したメッセージデータが情報加工業者2
側から送出された料金支払い通知メッセージであるかど
うかを、メッセージデータ先頭に所定の制御コードが付
加されているか否かにより判断する。この場合、メッセ
ージフィールドC7中に所定のメッセージ(表示情報)
として情報加工業者2の識別情報(例えば、定型表示内
容の表示を指定する指定コード)を入れ込んだ形にして
おき、それに基づいて料金支払い通知メッセージデータ
であるか否かを判断するようにしても良い。
【0075】そして、情報加工業者2からの料金支払い
通知メッセージデータでないと判断された場合には、ス
テップSF4の判断結果は「NO」となり、ステップS
F5に処理を進め、個別呼出しによる着信だと見做し
て、NP(Numeric Paging)によるメッ
セージ表示が行われる。一方、情報加工業者2からの料
金支払い通知メッセージデータであると、上記ステップ
SF4の判断結果が「YES」となり、ステップSF6
に処理を進める。ステップSF6では、バッファメモリ
52に格納されるデータから料金支払い通知メッセージ
データを抽出してRAM55の料金支払い通知メッセー
ジデータ記憶部55aにストアすると共に、その記憶部
55aにストアした料金支払い通知メッセージデータに
基づく表示内容を表示部58に表示する。
通知メッセージデータでないと判断された場合には、ス
テップSF4の判断結果は「NO」となり、ステップS
F5に処理を進め、個別呼出しによる着信だと見做し
て、NP(Numeric Paging)によるメッ
セージ表示が行われる。一方、情報加工業者2からの料
金支払い通知メッセージデータであると、上記ステップ
SF4の判断結果が「YES」となり、ステップSF6
に処理を進める。ステップSF6では、バッファメモリ
52に格納されるデータから料金支払い通知メッセージ
データを抽出してRAM55の料金支払い通知メッセー
ジデータ記憶部55aにストアすると共に、その記憶部
55aにストアした料金支払い通知メッセージデータに
基づく表示内容を表示部58に表示する。
【0076】続いて、ステップSF7では、料金支払い
通知メッセージデータ記憶部55aにストアした料金支
払い通知メッセージデータに解除キーDSKおよび有効
期間データDGSが添付されているか否かを判断する。
ここで、契約者が料金未払いであると、料金支払い通知
メッセージデータに解除キーDSKおよび有効期間デー
タDGSは添付されていないので、何も処理せずに本ル
ーチンを完了する。これに対し、料金支払済みである
と、料金支払い通知メッセージデータに解除キーDSK
および有効期間データDGSが添付されているから、こ
こでの判断結果は「YES」となり、次のステップSF
8に処理を進める。
通知メッセージデータ記憶部55aにストアした料金支
払い通知メッセージデータに解除キーDSKおよび有効
期間データDGSが添付されているか否かを判断する。
ここで、契約者が料金未払いであると、料金支払い通知
メッセージデータに解除キーDSKおよび有効期間デー
タDGSは添付されていないので、何も処理せずに本ル
ーチンを完了する。これに対し、料金支払済みである
と、料金支払い通知メッセージデータに解除キーDSK
および有効期間データDGSが添付されているから、こ
こでの判断結果は「YES」となり、次のステップSF
8に処理を進める。
【0077】ステップSF8では、新たに受領した解除
キーDSKが、既にRAM55の記憶部55b(図6参
照)に格納されている解除キーDSKに一致するか否か
を判断する。ここで、新旧の解除キーDSKが一致して
いる場合には、解除キーDSKが変更されていないと見
做して判断結果が「YES」となり、次のステップSF
9に処理を進め、新たに受領した有効期間データDGS
を記憶部55c(図6参照)に上書きする。これによ
り、解除キーDSKの有効期間が延長される。一方、新
旧の解除キーDSKが一致しない場合には、解除キーD
SKが変更されたと見做して判断結果が「NO」とな
り、次のステップSF10に処理を進め、新たに受領し
た解除キーDSKおよび有効期間データDGSをそれぞ
れ対応する記憶部55b,55cに上書きして更新登録
する。
キーDSKが、既にRAM55の記憶部55b(図6参
照)に格納されている解除キーDSKに一致するか否か
を判断する。ここで、新旧の解除キーDSKが一致して
いる場合には、解除キーDSKが変更されていないと見
做して判断結果が「YES」となり、次のステップSF
9に処理を進め、新たに受領した有効期間データDGS
を記憶部55c(図6参照)に上書きする。これによ
り、解除キーDSKの有効期間が延長される。一方、新
旧の解除キーDSKが一致しない場合には、解除キーD
SKが変更されたと見做して判断結果が「NO」とな
り、次のステップSF10に処理を進め、新たに受領し
た解除キーDSKおよび有効期間データDGSをそれぞ
れ対応する記憶部55b,55cに上書きして更新登録
する。
【0078】(ロ)グループ呼出しの場合 次に、着信アドレスデータが「#X」(グループ呼出し
用)の場合の動作について説明する。この場合、上述し
たステップSF3の判断を介してステップSF11に処
理を進め、バッファメモリ52に格納されるデータ中の
ベクトルフィールドC6を参照してベクトルタイプを判
断する。ここで、ベクトルタイプが”001”であれ
ば、5thアドレス、つまりNP(Numeric P
aging)と見做して、ステップSF12に処理を進
めてメッセージ表示するが、ベクトルタイプが”11
0”であれば、4thアドレス、つまりIP(Info
rmtion Paging)による情報提供サービス
のメッセージデータと見做してステップSF13に処理
を進める。
用)の場合の動作について説明する。この場合、上述し
たステップSF3の判断を介してステップSF11に処
理を進め、バッファメモリ52に格納されるデータ中の
ベクトルフィールドC6を参照してベクトルタイプを判
断する。ここで、ベクトルタイプが”001”であれ
ば、5thアドレス、つまりNP(Numeric P
aging)と見做して、ステップSF12に処理を進
めてメッセージ表示するが、ベクトルタイプが”11
0”であれば、4thアドレス、つまりIP(Info
rmtion Paging)による情報提供サービス
のメッセージデータと見做してステップSF13に処理
を進める。
【0079】ステップSF13では、解除キー記憶部5
5aに解除キーDSKが格納済みであるかどうかを判断
する。ここで、解除キーDSKが格納されていない場合
には、判断結果が「NO」となり、ステップSF14に
処理を進める。ステップSF14では、バッファメモリ
52に格納される自己フレームデータからメッセージ部
分(メッセージフィールドC7)を抽出し、それをスク
ランブル解除せずにそのままRAM55の情報サービス
メッセージメモリ55dに上書き保存する。
5aに解除キーDSKが格納済みであるかどうかを判断
する。ここで、解除キーDSKが格納されていない場合
には、判断結果が「NO」となり、ステップSF14に
処理を進める。ステップSF14では、バッファメモリ
52に格納される自己フレームデータからメッセージ部
分(メッセージフィールドC7)を抽出し、それをスク
ランブル解除せずにそのままRAM55の情報サービス
メッセージメモリ55dに上書き保存する。
【0080】こうして、情報提供サービスメッセージ用
メモリ55dにメッセージデータが上書き保存される
と、その内容が図示されていない表示処理により表示部
58にメッセージ表示されるが、この場合、当該メモリ
55dに格納したメッセージデータは、前述したよう
に、情報加工業者2においてスクランブル演算されてい
る為、無意味な文字列となる。そこで、このステップS
F14では、そうした無意味な文字列がメッセージとし
て表示されてしまうことを防ぐ為、スクランブル解除さ
れていないメッセージデータについては非表示とするよ
うになっている。
メモリ55dにメッセージデータが上書き保存される
と、その内容が図示されていない表示処理により表示部
58にメッセージ表示されるが、この場合、当該メモリ
55dに格納したメッセージデータは、前述したよう
に、情報加工業者2においてスクランブル演算されてい
る為、無意味な文字列となる。そこで、このステップS
F14では、そうした無意味な文字列がメッセージとし
て表示されてしまうことを防ぐ為、スクランブル解除さ
れていないメッセージデータについては非表示とするよ
うになっている。
【0081】これに対し、解除キー記憶部55aに解除
キーDSKが格納済みの場合、上記ステップSF13の
判断結果が「YES」となり、ステップSF15に処理
を進め、有効期間データ記憶部55cに格納される有効
期間データDGSが有効期間内にあるか否かを判断す
る。そして、有効期間を過ぎている場合には、判断結果
が「NO」となり、上述したステップSF14に処理を
進め、この場合もやはりスクランブル解除されずに無意
味な文字列となるから、メッセージ非表示状態とする。
キーDSKが格納済みの場合、上記ステップSF13の
判断結果が「YES」となり、ステップSF15に処理
を進め、有効期間データ記憶部55cに格納される有効
期間データDGSが有効期間内にあるか否かを判断す
る。そして、有効期間を過ぎている場合には、判断結果
が「NO」となり、上述したステップSF14に処理を
進め、この場合もやはりスクランブル解除されずに無意
味な文字列となるから、メッセージ非表示状態とする。
【0082】一方、有効期間内であると、判断結果が
「YES」となり、ステップSF16に処理を進め、解
除キー記憶部55bに格納される解除キーDSKに基づ
き、バッファメモリ52に格納される自己フレームデー
タから抽出したメッセージ部分(メッセージフィールド
C7)に対してスクランブル解除を施す。このスクラン
ブル解除とは、解除キーDSKとして与えられた変換鍵
「A」〜「C」に基づき前述したスクランブル演算とは
逆過程のデータ操作を行うものである(図14〜図15
参照)。
「YES」となり、ステップSF16に処理を進め、解
除キー記憶部55bに格納される解除キーDSKに基づ
き、バッファメモリ52に格納される自己フレームデー
タから抽出したメッセージ部分(メッセージフィールド
C7)に対してスクランブル解除を施す。このスクラン
ブル解除とは、解除キーDSKとして与えられた変換鍵
「A」〜「C」に基づき前述したスクランブル演算とは
逆過程のデータ操作を行うものである(図14〜図15
参照)。
【0083】例えば、JIS8コードの場合には、スク
ランブル値から変換鍵「A」を減算し、その際に減算結
果が正規化最小値0以下になったら、最大値158を加
算し、それをデスクランブル値とし、さらに、このデス
クランブル値を20〜7E,A0〜DF(いずれも16
進表示)に配置される158種のコードに逆正規化する
ものである。こうした操作は、シフトJIS1stコー
ド、シフトJIS2ndコードについても同様である。
このようにしてスクランブル解除した文字コードをRA
M55の情報提供サービス用メッセージメモリ55dに
上書き保存すると、その内容が図示されていない表示処
理により表示部58にメッセージ表示される。
ランブル値から変換鍵「A」を減算し、その際に減算結
果が正規化最小値0以下になったら、最大値158を加
算し、それをデスクランブル値とし、さらに、このデス
クランブル値を20〜7E,A0〜DF(いずれも16
進表示)に配置される158種のコードに逆正規化する
ものである。こうした操作は、シフトJIS1stコー
ド、シフトJIS2ndコードについても同様である。
このようにしてスクランブル解除した文字コードをRA
M55の情報提供サービス用メッセージメモリ55dに
上書き保存すると、その内容が図示されていない表示処
理により表示部58にメッセージ表示される。
【0084】以上説明したように、第2実施例によれ
ば、情報加工業者2は情報提供サービスに対する料金を
支払っている契約ページャー5に対して解除キーDSK
および有効期間データDGSを添付した料金支払い通知
メッセージデータを個別呼出しにより送信する一方で、
文字コード種別に応じた変換鍵に従ってメッセージ変換
(スクランブル演算)を施したメッセージデータをグル
ープ呼出しで送信するので、料金支払済みの契約ページ
ャー5だけが料金支払い通知メッセージデータに含まれ
る解除キーDSKに従って変換されたメッセージデータ
をスクランブル解除して表示することが可能になってい
る。したがって、従来のように、解約を申し出たり、料
金の支払い滞納している契約ページャーへの情報配信を
止めるべく、それら各契約ページャーの機種に合致させ
た制御データをいちいち送信するという煩雑な操作を省
くことが出来るから、サービス管理が極めて容易なペー
ジングシステムとなる訳である。
ば、情報加工業者2は情報提供サービスに対する料金を
支払っている契約ページャー5に対して解除キーDSK
および有効期間データDGSを添付した料金支払い通知
メッセージデータを個別呼出しにより送信する一方で、
文字コード種別に応じた変換鍵に従ってメッセージ変換
(スクランブル演算)を施したメッセージデータをグル
ープ呼出しで送信するので、料金支払済みの契約ページ
ャー5だけが料金支払い通知メッセージデータに含まれ
る解除キーDSKに従って変換されたメッセージデータ
をスクランブル解除して表示することが可能になってい
る。したがって、従来のように、解約を申し出たり、料
金の支払い滞納している契約ページャーへの情報配信を
止めるべく、それら各契約ページャーの機種に合致させ
た制御データをいちいち送信するという煩雑な操作を省
くことが出来るから、サービス管理が極めて容易なペー
ジングシステムとなる訳である。
【0085】なお、上述した第2実施例では、シフトJ
ISコードについては上位1バイトと下位1バイトとで
別々の変換鍵を与えてスクランブル演算するようにした
が、これに替えて、例えば、正規化値=正規化値(1s
tコード)×188+正規化値(2ndコード)とする
演算により、1つの変換鍵を用いてスクランブル演算す
ることも可能である。この場合、変換鍵は0〜1127
9の範囲となる。
ISコードについては上位1バイトと下位1バイトとで
別々の変換鍵を与えてスクランブル演算するようにした
が、これに替えて、例えば、正規化値=正規化値(1s
tコード)×188+正規化値(2ndコード)とする
演算により、1つの変換鍵を用いてスクランブル演算す
ることも可能である。この場合、変換鍵は0〜1127
9の範囲となる。
【0086】ところで、料金支払い済みの契約者に解除
キーDSKおよび有効期間データDを与えておき、この
契約者側で、与えられた解除キーDSKおよび有効期間
データDGSを用いて暗号化されたメッセージを復元し
て表示する、という本発明の主旨は、上述したページン
グシステムのみならず、例えば、文字放送を受信する、
所謂「見えるラジオ」等の受信機にも適用できる。すな
わち、「見えるラジオ」に適用する場合、公衆回線を介
して放送局側とデータ授受可能な構成を有する受信機を
用い、予め有料番組を希望する聴取者がその受信機にて
放送局側とアクセスし、クレジット支払契約を結ぶのと
引換えに解除キーを貰うようにする。そして、暗号化さ
れた有料番組を受信する際にその解除キーを記憶保持す
る受信機だけがそれを復元し得る態様にする。
キーDSKおよび有効期間データDを与えておき、この
契約者側で、与えられた解除キーDSKおよび有効期間
データDGSを用いて暗号化されたメッセージを復元し
て表示する、という本発明の主旨は、上述したページン
グシステムのみならず、例えば、文字放送を受信する、
所謂「見えるラジオ」等の受信機にも適用できる。すな
わち、「見えるラジオ」に適用する場合、公衆回線を介
して放送局側とデータ授受可能な構成を有する受信機を
用い、予め有料番組を希望する聴取者がその受信機にて
放送局側とアクセスし、クレジット支払契約を結ぶのと
引換えに解除キーを貰うようにする。そして、暗号化さ
れた有料番組を受信する際にその解除キーを記憶保持す
る受信機だけがそれを復元し得る態様にする。
【0087】
【発明の効果】請求項1に記載の情報配信システムによ
れば、第1の表示情報を受信する複数の受信機の内、所
定の要件を満たす各受信機へそれぞれ個別に前記第1の
表示情報の表示条件を送信する一方、前記第1の表示情
報を前記複数の受信機に対して一斉配信するから、表示
条件を受信した受信機のみがその条件に従って前記第1
の表示情報を表示でき、これにより、従来のように、情
報配信サービスの解約を申し出たり、サービス料金を滞
納する等、所定の要件を満たさない受信機について情報
配信を止める煩雑な処置を省略出来できる結果、サービ
ス管理が極めて容易になる、という効果を奏する。ま
た、請求項2に記載の情報配信方法では、第1の表示情
報を受信する複数の受信機の内、所定の要件を満たす受
信機に対して個別に前記第1の表示情報の表示条件を送
信する一方、前記第1の表示情報を前記複数の受信機の
全てに一斉配信し、前記表示条件を受信した場合のみが
その条件に従って前記第1の表示情報を表示するように
したので、メッセージ配信を止める煩雑な処置を省略出
来でき、サービス管理が極めて容易になる、という効果
を奏する。さらに、請求項3に記載の情報配信システム
では、個別呼出もしくはグループ呼出のいずれかで読み
出され、第1の表示情報を受信する複数の受信機の内、
所定の要件を満たす受信機に対しては個別呼出しで表示
解除情報およびこの情報の有効期間データを含む第2の
表示情報を送信する一方、グループ呼出しで前記第1の
表示情報を前記複数の受信機に一斉配信し、前記第2の
表示情報を受信した受信機のみが一斉配信される第1の
表示情報を当該第2の表示情報に含まれる表示解除情報
に従って表示する為、従来のように、解約を申し出た
り、料金滞納している受信機への情報配信を止めるべ
く、それら各受信機の機種に合致させた制御データをい
ちいち送信してグループ呼出番号を無効にするという煩
雑な操作を省くことが出来る結果、サービス管理が極め
て容易なるという効果が得られる。請求項4に記載の情
報配信システムによれば、第1の表示情報の一斉配信サ
ービスを契約した複数の受信機について、少なくともそ
のサービスに対するサービス料金支払いの有無、個別呼
出番号およびグループ呼出番号からなる属性を記憶して
おき、この属性を参照して料金支払済みとなる受信機の
個別呼出番号を抽出し、その個別呼出番号で呼出して前
記第2の表示情報を送信したり、配信すべき第1の表示
情報の表示を無効化処理する一方、前記属性を参照して
料金支払い済みの受信機のグループ呼出番号を抽出し、
そのグループ呼出番号で呼出して前記表示無効化手段に
より表示無効化された第1の表示情報を一斉配信する
為、解約を申し出たり、料金滞納している受信機への情
報配信を止めるべく、それら各受信機の機種に合致させ
た制御データをいちいち個別に送信する必要がなくなる
結果、サービス管理を極めて容易にすることができる。
請求項5に記載の情報配信システムによれば、各受信機
では、第2の表示情報を第2の表示情報記憶手段に、表
示無効化された第1の表示情報を第1の表示情報記憶手
段にそれぞれ格納しておき、第2の表示情報記憶手段に
格納される有効期間データを参照して表示解除情報が有
効か無効か判断し、有効と判断した場合のみその表示解
除情報に基づき第1の表示情報記憶手段に格納される表
示無効化された第1の表示情報を有効化するから、各受
信機の機種に合わせた受信管理をする必要がなくなる、
という効果を奏する。請求項6に記載の発明によれば、
一斉配信すべき第1の表示情報を構成する各文字コード
を、文字として認識されない制御コードに変換して表示
無効化するので、意味不明な文字列としてメッセージ表
示されることがなく、ユーザーに違和感や不快感を与え
てしまう虞を回避することができる。請求項7に記載の
発明によれば、有効な表示解除情報が与えられた場合、
この表示解除情報に基づいて第1の表示情報を形成する
各制御コードを文字コードにして表示有効化するので、
不正受信を防ぐことができる。請求項8および請求項9
に記載の発明では、有効な表示解除情報が与えられた場
合、この表示解除情報に基づいて前記第1の表示情報を
形成する各制御コードを文字コードにして表示有効化し
たり、あるいは有効な表示解除情報として解除キーが与
えられた場合、その解除キーに含まれる文字コード種別
の変換鍵に応じて前記表示無効化された第1の表示情報
のスクランブル解除演算を施した後、逆正規化して文字
コードに復号することにより表示有効化する為、不正受
信を防ぐことができる。請求項10に記載の発明では、
無線放送される第1の表示情報を受信すると共に、有線
回線を介してデータ授受する複数の受信機の内、有線回
線を介してアクセスしてきた各受信機にはそれぞれ個別
に表示解除情報を送出する一方、表示無効化された第1
の表示情報を前記複数の受信機に無線放送し、前記有線
回線を介して表示解除情報を受信した受信機のみが、無
線放送を受信して得た表示無効化された第1の表示情報
を、当該表示解除情報に基づいて表示有効化するので、
極めて容易に有料番組の受信管理を行うことができる。
れば、第1の表示情報を受信する複数の受信機の内、所
定の要件を満たす各受信機へそれぞれ個別に前記第1の
表示情報の表示条件を送信する一方、前記第1の表示情
報を前記複数の受信機に対して一斉配信するから、表示
条件を受信した受信機のみがその条件に従って前記第1
の表示情報を表示でき、これにより、従来のように、情
報配信サービスの解約を申し出たり、サービス料金を滞
納する等、所定の要件を満たさない受信機について情報
配信を止める煩雑な処置を省略出来できる結果、サービ
ス管理が極めて容易になる、という効果を奏する。ま
た、請求項2に記載の情報配信方法では、第1の表示情
報を受信する複数の受信機の内、所定の要件を満たす受
信機に対して個別に前記第1の表示情報の表示条件を送
信する一方、前記第1の表示情報を前記複数の受信機の
全てに一斉配信し、前記表示条件を受信した場合のみが
その条件に従って前記第1の表示情報を表示するように
したので、メッセージ配信を止める煩雑な処置を省略出
来でき、サービス管理が極めて容易になる、という効果
を奏する。さらに、請求項3に記載の情報配信システム
では、個別呼出もしくはグループ呼出のいずれかで読み
出され、第1の表示情報を受信する複数の受信機の内、
所定の要件を満たす受信機に対しては個別呼出しで表示
解除情報およびこの情報の有効期間データを含む第2の
表示情報を送信する一方、グループ呼出しで前記第1の
表示情報を前記複数の受信機に一斉配信し、前記第2の
表示情報を受信した受信機のみが一斉配信される第1の
表示情報を当該第2の表示情報に含まれる表示解除情報
に従って表示する為、従来のように、解約を申し出た
り、料金滞納している受信機への情報配信を止めるべ
く、それら各受信機の機種に合致させた制御データをい
ちいち送信してグループ呼出番号を無効にするという煩
雑な操作を省くことが出来る結果、サービス管理が極め
て容易なるという効果が得られる。請求項4に記載の情
報配信システムによれば、第1の表示情報の一斉配信サ
ービスを契約した複数の受信機について、少なくともそ
のサービスに対するサービス料金支払いの有無、個別呼
出番号およびグループ呼出番号からなる属性を記憶して
おき、この属性を参照して料金支払済みとなる受信機の
個別呼出番号を抽出し、その個別呼出番号で呼出して前
記第2の表示情報を送信したり、配信すべき第1の表示
情報の表示を無効化処理する一方、前記属性を参照して
料金支払い済みの受信機のグループ呼出番号を抽出し、
そのグループ呼出番号で呼出して前記表示無効化手段に
より表示無効化された第1の表示情報を一斉配信する
為、解約を申し出たり、料金滞納している受信機への情
報配信を止めるべく、それら各受信機の機種に合致させ
た制御データをいちいち個別に送信する必要がなくなる
結果、サービス管理を極めて容易にすることができる。
請求項5に記載の情報配信システムによれば、各受信機
では、第2の表示情報を第2の表示情報記憶手段に、表
示無効化された第1の表示情報を第1の表示情報記憶手
段にそれぞれ格納しておき、第2の表示情報記憶手段に
格納される有効期間データを参照して表示解除情報が有
効か無効か判断し、有効と判断した場合のみその表示解
除情報に基づき第1の表示情報記憶手段に格納される表
示無効化された第1の表示情報を有効化するから、各受
信機の機種に合わせた受信管理をする必要がなくなる、
という効果を奏する。請求項6に記載の発明によれば、
一斉配信すべき第1の表示情報を構成する各文字コード
を、文字として認識されない制御コードに変換して表示
無効化するので、意味不明な文字列としてメッセージ表
示されることがなく、ユーザーに違和感や不快感を与え
てしまう虞を回避することができる。請求項7に記載の
発明によれば、有効な表示解除情報が与えられた場合、
この表示解除情報に基づいて第1の表示情報を形成する
各制御コードを文字コードにして表示有効化するので、
不正受信を防ぐことができる。請求項8および請求項9
に記載の発明では、有効な表示解除情報が与えられた場
合、この表示解除情報に基づいて前記第1の表示情報を
形成する各制御コードを文字コードにして表示有効化し
たり、あるいは有効な表示解除情報として解除キーが与
えられた場合、その解除キーに含まれる文字コード種別
の変換鍵に応じて前記表示無効化された第1の表示情報
のスクランブル解除演算を施した後、逆正規化して文字
コードに復号することにより表示有効化する為、不正受
信を防ぐことができる。請求項10に記載の発明では、
無線放送される第1の表示情報を受信すると共に、有線
回線を介してデータ授受する複数の受信機の内、有線回
線を介してアクセスしてきた各受信機にはそれぞれ個別
に表示解除情報を送出する一方、表示無効化された第1
の表示情報を前記複数の受信機に無線放送し、前記有線
回線を介して表示解除情報を受信した受信機のみが、無
線放送を受信して得た表示無効化された第1の表示情報
を、当該表示解除情報に基づいて表示有効化するので、
極めて容易に有料番組の受信管理を行うことができる。
【図1】情報加工業者2の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】契約者課金テーブル26cの構成を示す図であ
る。
る。
【図3】ページャー5の構成を示すブロック図である。
【図4】ROM54のメモリ構成を示すメモリマップで
ある。
ある。
【図5】JIS8コード変換テーブル54bの内容を説
明するための図である。
明するための図である。
【図6】RAM55のメモリ構成を示すメモリマップで
ある。
ある。
【図7】ID−ROM56のメモリ構成を説明するため
の図である。
の図である。
【図8】第1実施例による料金支払い通知メッセージデ
ータ送出処理ルーチンの動作を示すフローチャートであ
る。
ータ送出処理ルーチンの動作を示すフローチャートであ
る。
【図9】第1実施例による情報メッセージデータ送出処
理ルーチンの動作を示すフローチャートである。
理ルーチンの動作を示すフローチャートである。
【図10】第1実施例における変換処理の一例を示す図
である。
である。
【図11】第1実施例におけるページャー5の着信処理
ルーチンの動作を示すフローチャートである。
ルーチンの動作を示すフローチャートである。
【図12】第2実施例による料金支払い通知メッセージ
データ送出処理ルーチンの動作を示すフローチャートで
ある。
データ送出処理ルーチンの動作を示すフローチャートで
ある。
【図13】第2実施例による情報提供サービス用メッセ
ージデータ送出処理ルーチンの動作を示すフローチャー
トである。
ージデータ送出処理ルーチンの動作を示すフローチャー
トである。
【図14】第2実施例におけるスクランブル処理を説明
する為の図である。
する為の図である。
【図15】第2実施例におけるスクランブル処理を説明
する為の図である。
する為の図である。
【図16】第2実施例におけるページャー5の着信処理
ルーチンの動作を示すフローチャートである。
ルーチンの動作を示すフローチャートである。
【図17】第2実施例におけるページャー5の着信処理
ルーチンの動作を示すフローチャートである。
ルーチンの動作を示すフローチャートである。
【図18】従来例を説明するための図である。
【図19】従来例を説明するための図である。
1 情報提供会社 2 情報加工業者 3 ページングセンター(受信管理手段) 4 送信局(受信管理手段) 5 ページャー(受信手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04H 1/00 H04L 9/08 Fターム(参考) 5B089 GA11 HA01 JA33 KA13 KA15 KB06 KB12 KC28 KC30 LB14 5J104 AA01 AA16 BA03 EA16 NA02 NA06 NA10 PA03 5K067 AA41 BB22 CC12 CC13 CC14 EE02 EE10 EE22 FF02 FF23 FF31 GG11 HH22 HH23 HH36
Claims (10)
- 【請求項1】 第1の表示情報を受信する複数の受信機
と、 これら受信機の内、所定の要件を満たす各受信機へそれ
ぞれ個別に前記第1の表示情報の表示条件を送信する一
方、前記第1の表示情報を前記複数の受信機に対して一
斉配信する配信手段とから構成され、 前記表示条件を受信した受信機のみがその条件に従って
前記第1の表示情報を表示することを特徴とする情報配
信システム。 - 【請求項2】 第1の表示情報を受信する複数の受信機
の内、所定の要件を満たす受信機に対して個別に前記第
1の表示情報の表示条件を送信する一方、前記第1の表
示情報を前記複数の受信機の全てに一斉配信する配信過
程と、 前記表示条件を受信した場合のみがその条件に従って前
記第1の表示情報を表示する受信過程とを具備すること
を特徴とする情報配信方法。 - 【請求項3】 個別呼出もしくはグループ呼出のいずれ
かで読み出され、第1の表示情報を受信する複数の受信
機と、 これら受信機の内、所定の要件を満たす受信機に対して
は個別呼出しで表示解除情報およびこの情報の有効期間
データを含む第2の表示情報を送信する一方、グループ
呼出しで前記第1の表示情報を前記複数の受信機に一斉
配信する配信手段とから構成され、 前記第2の表示情報を受信した受信機のみが一斉配信さ
れる第1の表示情報を当該第2の表示情報に含まれる表
示解除情報に従って表示することを特徴とする情報配信
システム。 - 【請求項4】 前記配信手段は、 前記第1の表示情報の一斉配信サービスを契約した複数
の受信機について、少なくともそのサービスに対するサ
ービス料金支払いの有無、個別呼出番号およびグループ
呼出番号からなる属性を記憶する属性記憶手段と、 この属性記憶手段に記憶される属性を参照して料金支払
済みとなる受信機の個別呼出番号を抽出し、その個別呼
出番号で呼出して、前記第2の表示情報を送信する個別
呼出手段と、 配信すべき第1の表示情報の表示を無効化処理する表示
無効化手段と、 前記属性管理手段に記憶される属性を参照して料金支払
い済みの受信機のグループ呼出番号を抽出し、そのグル
ープ呼出番号で呼出して前記表示無効化手段により表示
無効化された第1の表示情報を一斉配信するグループ呼
出手段とを具備することを特徴とする請求項3記載の情
報配信システム。 - 【請求項5】 前記複数の受信機は、 前記第2の表示情報を第2の表示情報記憶手段に、前記
表示無効化された第1の表示情報を第1の表示情報記憶
手段にそれぞれ格納する格納手段と、 前記第2の表示情報記憶手段に格納される有効期間デー
タを参照して表示解除情報が有効か無効か判断し、有効
と判断した場合のみその表示解除情報に基づき前記第1
の表示情報記憶手段に格納される表示無効化された第1
の表示情報を有効化する表示処理手段とを具備すること
を特徴とする請求項3記載の情報配信システム。 - 【請求項6】 表示無効化手段は、一斉配信すべき第1
の表示情報を構成する各文字コードを、文字として認識
されない制御コードに変換して表示無効化することを特
徴とする請求項4記載の情報配信システム。 - 【請求項7】 前記表示処理手段は、有効な表示解除情
報が与えられた場合、この表示解除情報に基づいて前記
第1の表示情報を形成する各制御コードを文字コードに
して、表示有効化することを特徴とする請求項5記載の
情報配信システム。 - 【請求項8】 前記表示無効化手段は、一斉配信すべき
第1の表示情報を形成する各文字コードを連続した値に
正規化した後、その文字コード種別に応じた変換鍵に応
じたスクランブル演算を施して表示無効化することを特
徴とする請求項4記載の情報配信システム。 - 【請求項9】 前記表示処理手段は、前記有効な表示解
除情報として解除キーが与えられた場合、その解除キー
に含まれる文字コード種別の変換鍵に応じて前記表示無
効化された第1の表示情報のスクランブル解除演算を施
した後、逆正規化して文字コードに復号することにより
表示有効化することを特徴とする請求項5記載の情報配
信システム。 - 【請求項10】 無線放送される第1の表示情報を受信
すると共に、有線回線を介してデータ授受する複数の受
信機と、 これら受信機の内、有線回線を介してアクセスしてきた
各受信機にはそれぞれ個別に表示解除情報を送出する一
方、表示無効化された第1の表示情報を前記複数の受信
機に無線放送する配信手段とから構成され、 前記有線回線を介して表示解除情報を受信した受信機の
みが、無線放送を受信して得た表示無効化された第1の
表示情報を、当該表示解除情報に基づいて表示有効化す
ることを特徴とする情報配信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10377576A JP2000200235A (ja) | 1998-12-31 | 1998-12-31 | 情報配信システムおよび情報配信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10377576A JP2000200235A (ja) | 1998-12-31 | 1998-12-31 | 情報配信システムおよび情報配信方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000200235A true JP2000200235A (ja) | 2000-07-18 |
Family
ID=18508974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10377576A Abandoned JP2000200235A (ja) | 1998-12-31 | 1998-12-31 | 情報配信システムおよび情報配信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000200235A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002354520A (ja) * | 2001-05-29 | 2002-12-06 | Kobe Steel Ltd | 情報配信システム,その基地局装置,そのサーバ |
JP2007317058A (ja) * | 2006-05-29 | 2007-12-06 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 情報処理装置 |
-
1998
- 1998-12-31 JP JP10377576A patent/JP2000200235A/ja not_active Abandoned
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002354520A (ja) * | 2001-05-29 | 2002-12-06 | Kobe Steel Ltd | 情報配信システム,その基地局装置,そのサーバ |
JP2007317058A (ja) * | 2006-05-29 | 2007-12-06 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 情報処理装置 |
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