JP2002354520A - 情報配信システム,その基地局装置,そのサーバ - Google Patents

情報配信システム,その基地局装置,そのサーバ

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JP2002354520A
JP2002354520A JP2001161475A JP2001161475A JP2002354520A JP 2002354520 A JP2002354520 A JP 2002354520A JP 2001161475 A JP2001161475 A JP 2001161475A JP 2001161475 A JP2001161475 A JP 2001161475A JP 2002354520 A JP2002354520 A JP 2002354520A
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JP2001161475A
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Hiroshi Narasaki
博司 楢崎
Yoichiro So
陽一郎 宗
Eiji Takahashi
英二 高橋
Shigeki Murakami
茂樹 村上
Hideo Ikeda
英生 池田
Junichi Furukawa
順一 古川
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各情報端末2が特定して要求する情報を,無
線基地局1から効率よく配信すること。 【解決手段】 基地局1から,各情報端末2からの情報
要求T1に基づいて選出された情報を,各情報端末2毎
に送信するのではなく,配信する情報毎にそれを要求し
た情報端末2の識別子のリストである宛先情報を付加し
た配信情報K3を全情報端末2に一斉送信し,各情報端
末2が,自身を宛先とする情報のみを抽出して取り出
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,音楽,画像,文字
等のディジタル情報を各ユーザの情報端末に無線配信す
る情報配信システム,それを構成する基地局装置及びサ
ーバに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年,携帯電話等の無線の情報端末が普
及し,これを無線でインターネットに接続し,各ユーザ
が要求するディジタル画像やディジタル音楽等のコンテ
ンツを配信するサービスが行われている。しかし,イン
ターネット等の一対一の通信方式では,同一コンテンツ
を要求する複数ユーザが多数存在する場合でも,各ユー
ザ毎にコンテンツの送信が行われる。しかし,携帯電話
等の無線の情報端末は,それを所持するユーザとともに
移動するため,コンテンツを無線配信する基地局の通信
エリア内に滞留する時間が比較的短く,一対一の通信で
は通信効率が悪いという問題点があった。この問題を解
決するため,特願2000−122571号では,各情
報端末から基地局に対して,要求コンテンツの属性を示
す「好み情報」を送信し,それに基づいて基地局がコン
テンツを選出し,ユーザ毎ではなくコンテンツ毎に,エ
リア内の全情報端末に対して一斉送信することにより,
通信効率を向上させることが提案さている。(先願技
術)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし,前記先願技術
では,各情報端末からコンテンツの属性を指定するのみ
であり,該属性により各ユーザの希望に沿ったコンテン
ツを送信できるものの,各ユーザがコンテンツを特定し
て要求することができないという問題点があった。従っ
て、本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、各ユーザが特定して要求する情
報を,効率よく配信することが可能な情報配信システ
ム,それを構成する基地局装置及びサーバを提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、基地局装置から無線により情報端末への情
報配信を行う情報配信システムにおいて,前記基地局装
置又はこれと通信可能なサーバにより,前記基地局装置
が各前記情報端末から受信した所定の情報要求通知に基
づいて,前記基地局装置の通信エリア内に入った上記情
報端末又はその利用者(以下,情報端末等とする)の認
識と,保有する情報から該各情報端末等が要求する要求
情報の選出と,該要求情報毎にそれを要求した前記各情
報端末等を指定する宛先情報の編成とが行われ,認識さ
れた前記各情報端末等及び前記各要求情報に基づいて,
前記要求情報とそれに対応する前記宛先情報とが含まれ
る配信情報の配信スケジュールが生成され,前記基地局
装置により,前記配信スケジュールに従って,前記配信
情報が前記通信エリア内の前記各情報端末に対して一斉
に送信されるよう構成されるものである。このように,
前記情報端末等毎にではなく,前記要求情報毎に配信が
なされるため,特に複数の前記情報端末等から同一の情
報が要求された場合に,効率のよい情報配信が可能であ
る。また,前記情報要求通知に前記情報端末等を識別す
る情報端末等識別情報が含まれるようにし,該情報端末
等識別情報の集合が前記宛先情報とされるよう構成する
ことが考えられる。
【0005】また,前記要求情報の選出において,前記
情報要求通知によって前記各情報端末等が要求する情報
が直接指定される場合には,該指定された情報が,前記
各情報端末等が要求する情報の属性が指定される場合に
は,該指定された属性に関連づけられて前記基地局装置
又は前記サーバに予め登録された情報が,前記各情報端
末等毎に個別のサービスが指定される場合には,該各情
報端末等に関連づけられて前記基地局装置又は前記サー
バに予め登録された前記サービスがあるときは該サービ
スに対応する情報が,それぞれ選出されるよう構成する
ことも考えられる。これにより,多様な情報要求の方法
に対応できる。
【0006】また,前記配信情報に,前記情報要求通知
の内容にかかわらず所定の頻度で選出される所定の強制
配信情報と,該強制配信情報に対応し,前記各基地局装
置の通信エリア内の全ての前記情報端末等を宛先に指定
する情報とが含まれるよう構成することも考えられる。
これにより,要求された情報に,広告情報等を付加して
配信することが可能となる。また,前記配信スケジュー
ルを,前記各情報端末等による要求が多い前記要求情報
を含む前記配信情報から優先して送信されるように生成
するものも考えられる。これにより,極力多くの利用者
の要求に対してスピーディに応えられる。
【0007】また,前記各情報端末を,受信された前記
配信情報の中から自身の前記情報端末等が宛先に指定さ
れた情報を抽出して取り込むよう構成することが考えら
れる。これにより,自身の情報が誤って他人に見られる
等の弊害が防止でき,情報端末の記憶容量等も少なくで
きる。また,前記各情報端末からの前記各情報要求通知
や前記配信情報に,該各情報要求通知を一意に識別する
要求識別子を含ませるよう構成することも考えられる。
これにより,各要求の管理が容易となる。
【0008】また,前記情報端末により,ある前記情報
要求通知がなされた後所定時間内に,該ある情報要求通
知に含まれる前記要求識別子と同一の前記要求識別子を
含む前記配信情報が受信されなかった場合に,前記ある
情報要求通知と同一の前記情報要求通知が前記基地局装
置へ再度送信されるよう構成することも考えられる。こ
れにより,一度通信に失敗した場合でも,再度,通信が
やりなおされ,確実な情報配信が可能となる。また,前
記基地局装置又は前記サーバにより,同一の前記要求識
別子が含まれる前記情報要求通知毎に,その受信回数が
カウントされ,前記配信スケジュールが,該受信回数の
多い前記情報要求通知に対応する前記要求情報を含む前
記配信情報から優先して配信されるよう生成される構成
することも考えられる。これにより,要求された情報が
長期間送信されないということがなくなる。
【0009】また,前記基地局装置又はこれと通信可能
なサーバで行われるとした全ての処理が,前記基地局装
置で行われるものであってもよい。また,前記基地局装
置又はこれと通信可能なサーバで行われるとした処理の
うち,無線通信に係る処理以外の残りの処理が,前記サ
ーバで行われるものであってもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照しながら、本
発明の実施の形態及び実施例について説明し、本発明の
理解に供する。尚、以下の実施の形態及び実施例は、本
発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を
限定する性格のものではない。ここに、図1は本発明の
実施の形態に係る情報配信システムAの概略構成図,図
3は本発明の実施の形態に係る情報配信システムAを構
成する基地局と情報端末の概略構成を示すブロック図,
図4は本発明の実施の形態に係る情報配信システムAに
おける無線通信の送受信タイミングの説明図,図5は本
発明の実施の形態に係る情報配信システムAの無線通信
データの構成例を示す説明図,図6は本発明の実施の形
態に係る情報配信システムAを構成する基地局の無線通
信手順を示すフローチャート,図7は本発明の実施の形
態に係る情報配信システムAを構成する情報端末の無線
通信手順を示すフローチャート,図8〜10は本発明の
実施の形態に係る情報配信システムAを構成する基地局
で生成されるデータの構成例を示す図である。
【0011】本実施の形態に係る情報配信システムA
は,図1に示すように,基地局1,携帯型の情報端末
2,サーバ3,コンテンツ提供端末4により構成されて
いる。図1に示すように,サーバ3には,駅などの人が
集まる場所に設置される複数の基地局1,及び前記各ユ
ーザへの配信対象(ユーザの要求情報)となる例えば,
文字データ及びJPEG形式の画像データで構成される
ニュース情報や,MPEG3形式の音楽データ,その他
プログラム等のコンテンツを提供するコンテンツ提供端
末4が専用通信線5によって通信可能に接続されてい
る。さらに前記サーバ3は,インターネットにも接続さ
れている。前記基地局1及び前記情報端末2は,SS
(Spread Spectrum)無線を用いて,半径約50m程度
の範囲で双方向通信を行う無線通信機能を有している。
前記情報端末2は,予め前記サーバ3に登録されたユー
ザによって携帯され,前記各基地局1の通信エリア内に
おいて,該基地局1との間で無線通信が可能である。以
下,情報配信システムAにおいて,前記各基地局1及び
各コンテンツ提供端末4が,各々別個の事業者により運
営管理され,これらの事業者を集約管理するさらに別の
事業者により,前記サーバ3が運営管理されることを想
定して説明する。以下に,前記サーバ3,基地局1,コ
ンテンツ提供端末4,及び情報端末2について詳説す
る。
【0012】(サーバ3のデータベース構成)まず,図
2を用いて前記サーバ3が有するデータベースの構成に
ついて説明する。前記サーバ3は1つ又は複数のコンピ
ュータで構成され,図3に示すように7つのデータベー
ス,即ち,ユーザDB,コンテンツDB,基地局DB,
サービスDB,ユーザ利用実績DB,コンテンツ配信実
績DB,基地局利用実績DBを有する。前記サーバ3
は,前記各基地局1との通信を行うことにより,前記各
データベースの参照及び更新を行い,情報配信サービス
を集約管理する。前記各データベースのうち,前記ユー
ザDB,前記コンテンツDB,前記基地局DB,及び前
記サービスDBは,前記各情報端末2に対して前記コン
テンツを配信する前に予めデータ登録がなされるもので
ある。
【0013】前記ユーザDBは,前記情報端末2を利用
する各ユーザに関する情報,即ち,各ユーザを一意に特
定するユーザID(各ユーザの識別情報),及び各ユー
ザの氏名,連絡先情報等が,前記ユーザID毎に格納さ
れるデータベースである。これらのデータは,前記サー
バ3のキーボード等による直接入力や,前記各情報端末
2から前記各基地局1を経由した通信による入力,或い
はインターネット経由の入力により登録される。
【0014】前記コンテンツDBは,各コンテンツに関
する情報,即ち,前記各コンテンツを一意に指定するコ
ンテンツID,該コンテンツそのもの,該コンテンツの
価格,該コンテンツの属性(スポーツ情報,クラッシッ
ク音楽等)を特定する属性ID,該コンテンツの提供事
業者を特定する提供者ID等が,前記コンテンツID毎
に格納されるデータベースである。これらのデータは,
前記サーバ3のキーボード等による直接入力や,前記各
コンテンツ提供端末4からのオンライン入力,或いはイ
ンターネット経由の入力により登録される。
【0015】前記基地局DBは,前記各基地局1に関す
る情報,即ち,前記各基地局1を一意に特定する基地局
ID,各基地局1の設置場所,及び各基地局管理業者の
名称及び先情報等が,前記基地局ID毎に格納されるデ
ータベースである。これらのデータは,前記サーバ3の
キーボード等による直接入力や,前記各基地局1からの
オンライン入力,或いはインターネット経由の入力によ
り登録される。
【0016】前記サービスDBは,前記各情報端末2を
利用するユーザからの要求されるサービスに対応するコ
ンテンツに関する情報が格納されるデータベースであ
る。これは,例えば特定企業の最新の株価やインターネ
ット経由で前記各ユーザ宛に届いた電子メールデータ
等,予め各ユーザ個別に受け付けたサービスを特定する
サービスIDと,これに対応するコンテンツIDと,前
記各ユーザIDとが,該ユーザID毎に格納されるデー
タベースである。これらのデータは,前記サーバ3のキ
ーボード等による直接入力や,前記各情報端末2から前
記各基地局1を経由した通信による入力,或いはインタ
ーネット経由の入力により登録される。残りの前記ユー
ザ利用実績DB,前記コンテンツ配信実績DB,前記基
地局利用実績DBは,前記情報端末2への各コンテンツ
配信が完了する度に随時データ登録されるものである
が,これらについては後述する。
【0017】(コンテンツ提供端末4)次に,前記コン
テンツ提供端末4について説明する。前記コンテンツ提
供端末4は,前記サーバ3と専用通信線5に接続された
コンピュータである。該コンテンツ提供端末4により,
各種のコンテンツが,該コンテンツの前記属性ID,該
コンテンツの希望価格,予め付与された自身の前記提供
者ID等とともに前記サーバ3へ送信され,これに基づ
いて前記サーバ3により前記コンテンツDBにデータ登
録される。図1に示す本実施の形態では,前記コンテン
ツ提供端末4は,専用通信線5によって前記サーバ3と
接続されているが,通信速度やセキュリティ上の対策を
施せば,インターネット経由で接続する等,他の接続方
法であってもかまわない。
【0018】(基地局1の構成)次に,前記基地局1の
構成について説明する。前記基地局1は,図3に示すよ
うに,データ記憶部11,受信バッファ12,送受信ユ
ニット13,通信制御部14,データ制御部15から構
成されている。前記通信制御部14は,前記サーバ3と
の通信を制御する。前記送受信ユニット13は,前記S
S通信による前記情報端末2との無線通信を制御する。
前記情報端末2との通信は,同一周波数帯上(例えば2
400〜2500MHz)で,時間的に送信と受信とを
切替えて通信を行う。即ち,通常は前記基地局1が送信
状態,前記各情報端末2は受信状態とし,前記基地局1
から時間を指定した所定の送信許可情報が含まれるデー
タが送信された場合にのみ,該指定時間に限り,前記基
地局1が受信状態,前記各情報端末2が送信状態に切り
替わるよう制御される。前記指定時間は,送受信される
データの種類やデータ量等により随時決定される。前記
データ記憶部11は,例えばハードディスク等の記憶装
置であり,前記各情報端末2に配信されるコンテンツに
関するデータベースである配信コンテンツDB,及び前
記配信スケジュール等のデータが格納される。前記配信
コンテンツDBには,コンテンツそのもの,前記コンテ
ンツID,前記属性ID,サイズ,登録日時等のデータ
が含まれ,これらのデータは,例えば,前記サーバ3か
ら定期的に転送される前記受信バッファ12は,前記送
受信ユニット13により通信エリア内の前記各情報端末
2から受信したデータを一時的に格納する記憶装置であ
る。前記データ制御部15は,前記受信バッファ12に
格納されたデータに含まれる前記ユーザIDにより,通
信エリア内に入ったユーザを認識する。さらに,その他
の情報により前記各情報端末2へ配信するコンテンツの
選出,選出されたコンテンツ毎の宛先の編成,及び各コ
ンテンツの配信スケジュールの生成が行われるが,これ
らについては後述する。
【0019】(情報端末2の構成)次に,前記情報端末
2の構成について説明する。前記情報端末2は,図3に
示すように,送受信ユニット21,ワークメモリ22,
データ保存メディア23,ROM24,MPU25,操
作表示部26から構成されている。ここで,前記データ
保存メディア23としては,スマートメディアやコンパ
クトフラッシュ(登録商標)等の着脱可能な不揮発性メ
モリを用いることが望ましいが,例えば内蔵のフラッシ
ュメモリやDRAM等を用いることも可能である。前記
送受信ユニット21は,前記基地局1の送受信ユニット
13に対応して,無線通信を制御する。前記基地局1か
らの受信データに,時間を指定した前記送信許可情報が
含まれる場合に,該指定時間の間のみデータ送信可能に
し,それ以外の時間帯は常に受信状態(受信待ち状態を
含む)に制御する。前記ワークメモリ22は,前記送受
信ユニット21を介して受信した前記基地局1から送信
されるデータを一時的に格納するものである。前記操作
表示部26は,前記情報端末2の利用者による各種デー
タ入力,及び前記データ保存メディア23に格納される
コンテンツの再生処理を行う。前記MPU25は,前記
ワークメモリにデータが入力された際に,前記ワークメ
モリ22内のデータから,自身を宛先とするコンテンツ
等のデータを抽出して前記データ保存メディア23に格
納する処理や,抽出したデータの内容に応じて,前記送
受信ユニット21を介して前記基地局1に通知を送信す
る処理等を,前記ROM24に記憶されたプログラムに
従って実行する。前記データ保存メディア23には,前
記基地局1に対し,その前記情報端末2を利用するユー
ザを認識させるために送信する情報である前記ユーザI
Dが格納されている。この前記データ保存メディア23
は,例えば,前記サーバ3へのユーザ登録の際に,各ユ
ーザ固有の前記ユーザIDが格納されて発行されるスマ
ートメディア等である。これより,各ユーザが,利用す
る前記情報端末2を取り替える度に前記サーバ3へのユ
ーザ登録をやり直す必要がなく便利である。前記データ
保存メディア23が,内蔵のフラッシュメモリ等である
場合は,例えば,前記各情報端末2毎に固有のIDを予
め格納しておき,これを前記ユーザIDとすることも考
えられる。
【0020】(基地局1〜情報端末2間の通信手順)次
に,図5を用いて,前記基地局1と前記情報端末2との
間のコンテンツの配信手順について詳説する。前記基地
局1により,所定の周期で前記各情報端末2に対し,無
線通信の同期をとるのに必要な例えば前記送信許可情報
等が含まれる所定のヘッダー情報,及びコンテンツの配
信要求を許可する旨を示す所定の要求許可コードを含む
要求許可通知K1が送信される。無線通信で授受される
データには,前記ヘッダー情報が必ず含まれるが,以
下,これについては記載を省略する。一方,前記情報端
末2により,前記要求許可通知K1が受信されると,ユ
ーザにより予めコンテンツを要求する旨の入力がなされ
ている場合には,情報要求通知T1が送信される。該情
報要求通知T1には,コンテンツの配信要求であること
を示す所定の情報要求コードと,前記データ保存メディ
ア23から読み出された自身の前記ユーザIDと,情報
配信の要求を特定するトランザクション情報TRとが含
まれる。該トランザクション情報TRには,前記MPU
25によって生成され,各要求を一意に特定するトラン
ザクションコード(要求識別子)と,要求するコンテン
ツの種類を特定する要求種別コードとが含まれる。該要
求種別コードには,要求するコンテンツを直接指定する
場合は,それに対応する前記コンテンツIDが,要求す
るコンテンツのジャンル等の属性を指定する場合は,そ
れに対応する所定の前記属性IDが,各ユーザが予め個
別に登録しているサービスに対応するコンテンツを要求
する場合は,所定の前記サービスIDが指定される。こ
れらのいずれを指定するかは,ユーザにより前記操作表
示部26から予め入力される。
【0021】一方,前記基地局1により,前記情報要求
通知T1が受信されると,該情報要求通知T1を正常に
受理したことを示す情報要求受理通知K2がエリア内の
前記情報端末2に対して一斉送信される。前記情報要求
受理通知K2は,図5中K2のデータ内容に示すよう
に,それが前記情報要求受理通知K2であることを示す
所定の要求受理コードに,前記各情報端末2から受信し
た全ての前記情報要求通知T1に含まれていた前記ユー
ザID,及び前記トランザクション情報TR,並びに要
求されたコンテンツが存在するか否かを示す照会結果の
リストが付加されたデータである。前記照会結果につい
ては後述する。この前記情報要求受理通知K2により,
前記各情報端末2は,自身が送信した前記情報要求通知
T1が,前記基地局1に正常に受理されたことを認識で
きる。さらに,前記基地局1により,前記情報要求受理
通知K2が送信された後,後述する配信スケジュールに
従って,前記各情報端末2から要求されたコンテンツを
含む配信コンテンツK3が送信される。該配信コンテン
ツK3には,図5中K3のデータ内容に示すように,そ
れがコンテンツの送信であることを示すコンテンツ送信
コード,及び要求されたコンテンツに加え,各コンテン
ツ毎にそれを要求した各ユーザの前記ユーザID及び対
応する前記トランザクション情報TRのリストが含まれ
る。さらに,前記基地局1により,前記配信コンテンツ
K3が送信された後,前記各情報端末2に対し,コンテ
ンツが正常に届いたことの通知を要求する受信完了要求
通知K4が送信される。該受信完了要求通知K4には,
その通知であることを示す所定の受信完了要求コードが
含まれる。
【0022】一方,前記情報端末2により,前記受信完
了要求通知K4が受信されると,前記配信コンテンツK
3から自身宛てのコンテンツを正常に取り込めた前記情
報端末2により,受信成功を示す通知である受信完了通
知T2が前記基地局1に対して送信される。該受信完了
通知T2には,その通知であることを示す所定の受信完
了コード,自身の前記ユーザID,及び受信が成功した
コンテンツに対応する前記トランザクション情報TRが
含まれる。
【0023】最後に,前記基地局1により,前記受信完
了通知T2が受信されると,それを正常に受け取ったこ
とを通知する受信完了確認通知K5が前記各情報端末2
に対して送信される。該受信完了確認通知K5は,図5
中K5のデータ内容に示すように,その通知であること
を示す所定の受信完了確認コードに,受信した全ての前
記受信完了通知T2に対応する前記ユーザID及び前記
トランザクション情報TRのリストが付加されたデータ
である。
【0024】以上示した前記基地局1からの送信データ
K1〜K5は,エリア内の前記全情報端末2に共通の通
知を行うものK1,K4であるか,前記各情報端末2を
個別に宛先指定した情報を送信するものK2,K3,K
5であるかにかかわず,いずれもエリア内の前記全情報
端末2に向かって一斉に送信される。これに対し,前記
各情報端末2は,受信したデータK2,K3,K5に含
まれる前記ユーザIDを参照し,自身の前記ユーザID
に対応するデータのみを抽出することができる。これに
より,複数ユーザから同じコンテンツを要求された場合
であっても,ユーザ毎に複数回データ送信する必要がな
く,前記情報端末2が移動し,通信エリア内での滞留時
間が短い情報配信システムにおいて,効率のよいデータ
送信が可能となる。また,いわゆるオーダー番号に該当
する前記トランザクション情報TRによって,各ユーザ
の配信要求が識別できるとともに,前記受信完了通知T
2により,前記各情報端末2が要求したコンテンツが受
信されたことを確実に確認できる。このため,コンテン
ツの配信に対し,ユーザに課金を行う場合であっても,
失敗した配信に対して誤って課金してしまうことがなく
なる。
【0025】次に,以上示した通信手順を実現するにあ
たり,前記基地局1及び前記情報端末2の各々がどのよ
うに動作するかについて説明する。 (基地局1の動作)まず,図6及び図8〜10を用い
て,前記基地局1の動作について説明する。図6は,前
記基地局1の前記データ制御部15により実行される,
前記各情報端末2との通信にかかる処理を示すフローチ
ャートである。以下,S001,S002・・・は,処
理手順(ステップ)の番号を示す。図中,開始から終了
までの処理が,装置の電源投入から電源が切られるまで
の間連続して実行される。まずS001において,前記
情報要求許可通知K1が送信された後,S002へ移行
し,該情報要求通知K1の前記ヘッダー部で指定された
所定の時間,前記各端末2からの前記情報要求通知T1
が受信され,それらは一旦,前記要求バッファ12に,
図8に示すようなテーブル形式(テーブルA)で格納さ
れる。該テーブルAに受信データが格納される際,前記
情報要求通知T1に含まれない情報として,要求された
コンテンツを特定する前記コンテンツIDと,同じ前記
トランザクション情報TRを含む前記情報要求通知T1
が何回受信されたかをカウントした結果である要求回数
と,各トランザクション情報TRに対応するデータ配信
(通信)の進捗を示す進捗状態とが付加されて記憶され
る。前記受信データに含まれる前記トランザクション情
報TRが初めて受信したものである場合,即ち,前記テ
ーブルAに受信データに含まれるものと同じ前記トラン
ザクション情報TRが存在しない場合は,前記コンテン
ツIDには空データ(データ無し)が,前記要求回数に
は1が,前記進捗状態には”配信組込前”が各々初期値
として格納される。前記テーブルAに受信データに含ま
れるものと同じ前記トランザクション情報TRが存在す
る場合には,そのデータは追加されず,対応する前記要
求回数のみが1プラスして更新される。
【0026】次にS003へ移行し,前記テーブルAの
うち,前記進捗状態が前記配信組込前であるものについ
て,前記各トランザクション情報TRに含まれる前記要
求種別コードに基づいて,要求されたコンテンツの前記
コンテンツIDが選出される。即ち,前記要求種別コー
ドが,前記コンテンツIDである場合には該コンテンツ
IDが,要求するコンテンツのジャンル等を指定する前
記属性IDである場合には,該属性IDを有するコンテ
ンツのうち,例えば最新に登録されたコンテンツの前記
コンテンツIDが,前記データ制御部15により前記デ
ータ記憶部11内の前記配信コンテンツDBが参照され
ることによって選出される。また,前記要求識別コード
が前記サービスIDである場合には,該サービスIDと
それを要求したユーザの前記ユーザIDが前記サーバ3
に通知され,前記サーバ3により前記サービスDBが参
照されて得た前記コンテンツIDが,前記基地局1に返
信される。このようにして選出された前記コンテンツI
Dが,前記テーブルAに格納された結果の例を図9に示
す。
【0027】次に,S004へ移行し,図9に示す前記
テーブルAが参照され,前記進捗状態が前記配信組込前
であるものについて,前記情報要求受理通知K2が生成
され,前記各情報端末2へ送信される。このとき,S0
03において前記コンテンツIDが選出されたものにつ
いては,前記照会結果にデータ有りを示す識別子が,前
記要求種別コードに対応する前記コンテンツIDを選出
できなかったものについては,前記照会結果にデータ無
しを示す識別子が,前記情報要求受理通知K2に含めら
れる。その後,前記テーブルAのデータのうち,前記進
捗状態の値が前記”配信組込前”であるものが,”配信
予定”に更新され,配信予定に組み込まれたことが記録
される。以上,S001〜S004の工程が,各情報端
末2からの要求受付工程となる。
【0028】次に,S005へ移行し,図9に示す前記
テーブルAのデータのうち,前記進捗状態の値が前記配
信予定であるものについて,同じ前記コンテンツID毎
に集約され,前記ユーザID及び前記トランザクション
情報TRを宛先情報として編成したテーブルB(図1
0)が前記データ記憶部11に生成される。前記宛先情
報は,前記ユーザIDのリスト(集合)として構成され
る。
【0029】次に,S006へ移行し,図10に示す前
記テーブルBの各データに対し,所定のルールに基づい
て配信の優先順位付けが行われ,配信スケジュールテー
ブル(図11)が生成される。図11に示す前記配信ス
ケジュールテーブルは,前記テーブルBの各データにお
いて,前記要求回数が多い前記コンテンツIDから優先
し,さらにその中で宛先となる前記ユーザIDの数の多
いもの(即ち,要求するユーザ数の多いもの)から優先
するというルールによって,優先順位付けを行った例で
ある。
【0030】次に,S007へ移行し,S006で優先
順位付けされた前記配信スケジュールテーブルで決定さ
れた優先順位に従って,例えば,予め前記各コンテンツ
ID毎に登録されている各コンテンツのサイズ情報が前
記優先順位の高い(数字の小さい)ものから加算され,
所定の送信最大サイズを超えない範囲でコンテンツが選
ばれ,これらについて記配信コンテンツK3が生成さ
れ,前記各情報端末2に対して一斉送信される。さら
に,一斉送信されたデータについて,前記テーブルA
(図9)の前記進捗状態の値が”配信終了”に更新さ
れ,配信が終了したことが記録される。以上S005〜
S007の工程が,各情報端末2への情報配信工程とな
る。
【0031】次に,S008へ移行し,前記受信完了要
求通知K4が送信され,前記テーブルA(図9)の前記
進捗状態が前記”配信終了”であるものが,”確認受信
前”に更新され,配信の確認中であることが記録され
る。次に,S009へ移行し,該受信完了要求通知K1
の前記ヘッダー部で指定した所定の時間,前記各端末2
からの前記受信完了通知T2が受信され,それらは一
旦,前記要求バッファ12に格納される。最後に,S0
10において,前記要求バッファ12内の前記各受信完
了通知T2から,前記受信完了確認通知K5が生成,送
信されるとともに,前記テーブルA(図9)の前記進捗
状態の値が前記”確認受信前”であるもののうち,前記
受信完了通知T2に含まれるものと同じ前記トランザク
ション情報TRのデータについて,前記進捗状態の値
が”確認受信済”に更新された後処理が終了する。該”
確認受信済”となったデータが,配信が完了した(正常
に受信された)ものであると認識できる。以上S008
〜S010の工程が,各情報端末2への配信確認工程と
なる。
【0032】(情報端末2の動作)次に,図7を用いて
前記情報端末2の動作について説明する。前記情報端末
2では,前記MPU25により前記基地局1との通信が
制御されるが,その際,前記基地局1への各情報要求に
ついて,その通信の進捗状態の管理が行われる。前記情
報端末2における各要求の前記進捗状態には,”未要
求”,”要求受理待ち”,”受信待ち”,”コンテンツ
無し”,”受信成功”,”受信完了”,”失敗”の7つ
の状態がある。即ち,ユーザから情報要求の入力がなさ
れて未だ前記情報要求通知K1がなされていない状態が
前記”未要求”(初期状態),前記情報要求通知T1が
なされて前記基地局1からの前記情報要求受理通知K2
を待つ状態が前記”要求受理待ち”,前記基地局1から
前記情報要求受理通知K2が受信された場合であって,
これに含まれる前記参照結果が前記コンテンツ有りを示
す識別子であるため,コンテンツの配信を待つ状態が前
記”受信待ち”,同じく前記参照結果が前記コンテンツ
無しを示す識別子であるため,コンテンツの要求が中止
される状態が前記”コンテンツ無し”,前記基地局1か
らコンテンツが正常に受信され,前記受信完了要求通知
K4を待つ状態が前記”受信成功”,前記受信完了確認
通知K5が受信され,その要求に関する全ての処理が終
了した状態が前記”受信完了”,及び所定回数の前記情
報要求通知T1がなされたにもかかわらず,コンテンツ
を正常に受信できなかった状態が前記”失敗”である。
このような前記進捗状態が,前記MPU25により,前
記トランザクション情報TR毎に,前記情報要求通知T
1の最新の通知日時,その通知回数とともに,通信記録
として前記データ保存メディア23に随時記録される。
【0033】図7は,前記MPU25により実行が制御
される,前記基地局1との通信にかかる処理を示すフロ
ーチャートである。前記情報端末2は,通常は前記基地
局1からのデータの受信待ち状態であり,受信データの
前記ヘッダー部で送信を許可する所定時間が指定された
場合にのみ,必要に応じて送信を行う。図7の開始時点
においては,既に,前記送受信ユニット21により前記
基地局1からの受信データが前記ワークメモリ22に格
納されているものとし,データを受信する毎に,図7に
示す開始から終了までの処理が実行される。
【0034】まず,S110において,前記ワークメモ
リ22内の受信データに,それが前記情報要求許可通知
K1であることを示す前記要求許可コードが含まれるか
否かが判別され,含まれる(前記情報要求許可通知K1
である)場合には,S111へ移行する。S111で
は,前記通信記録が参照され,前記最新の通知日時から
所定の再通知時間が経過しており(タイムアウト),か
つその前記要求回数が所定の上限回数以上のデータがあ
る場合には,それに対応する前記進捗状態が前記”失
敗”に設定される。さらに,次のS112では,前記通
信記録が参照され,前記進捗状態が前記”未要求”であ
る要求,又は前記進捗状態が前記”要求受理待ち”若し
くは”受信待ち”であり,かつ前記タイムアウトである
要求が存在する場合には,それに対応する前記トランザ
クション情報TRを含む前記情報要求通知T1が送信さ
れる。さらに,S113に移行し,該送信された前記ト
ランザクション情報TRに対応する前記進捗状態が前
記”要求受理待ち”に設定されるとともに,前記要求回
数がカウントアップされ,前記最新の通知日時が更新さ
れて処理が終了する。
【0035】S110において,受信データが前記情報
要求許可通知K1でないと判別された場合には,S12
0に移行し,S110と同様に,受信データが前記情報
要求受理通知K2であるか否かが判別され,そうである
と判別された場合には,S121へ移行する。S121
では,受信データから,前記データ保存メディア23に
格納されている自身の前記ユーザIDが宛先に指定され
るデータのみが抽出される。さらに,S122へ移行
し,抽出されたデータに含まれる前記トランザクション
情報TRが参照され,これに対応する前記通信記録の前
記進捗状態が更新される。即ち,前記情報要求受理通知
K2に含まれる前記参照結果が,前記データ有りを示す
識別子である場合には,前記進捗状態が前記”受信待
ち”に,前記データ無しを示す識別子である場合には,
前記”コンテンツ無し”に更新されて処理が終了する。
この状態が,前記基地局1によって前記情報要求通知T
1が正常に受信されたことを認識した状態である。
【0036】S120において,受信データが前記情報
要求受理通知K2でないと判別された場合には,S13
0に移行し,受信データが前記配信コンテンツであるか
否かが判別され,そうであると判別された場合には,S
131へ移行する。S131では,受信データから,自
身の前記ユーザIDが宛先に指定されるデータが抽出さ
れ,該データに含まれるコンテンツが前記データ保存メ
ディア23に格納される。さらに,S132へ移行し,
抽出されたデータに含まれる前記トランザクション情報
TRに基づいて,これに対応する前記通信記録の前記進
捗状態が更新される。ここで,コンテンツが正常に前記
データ保存メディア23に格納された場合には,前記進
捗状態が前記”受信成功”に,伝送エラー等によりコン
テンツが完全な状態で前記データ保存メディア23に格
納できなかった場合には,前記進捗状態が”未要求”に
設定されて処理が終了する。これにより,正常受信でき
なかった場合には,前記タイムアウト発生時に,再度,
前記情報要求通知T1が送信される。
【0037】S130において,受信データが前記配信
コンテンツK3でないと判別された場合には,S140
に移行し,受信データが前記受信完了要求通知K4であ
るか否かが判別され,そうであると判別された場合に
は,S141へ移行する。S141では,前記通信記録
が参照され,前記進捗状態が前記”受信成功”である要
求が存在する場合には,それに対応する前記トランザク
ション情報TRを含む前記受信完了通知T2が送信され
る。
【0038】S140において,受信データが前記受信
完了要求通知K4でないと判別された場合には,S15
0に移行し,受信データが前記受信完了確認通知K5で
あるか否かが判別され,そうであると判別された場合に
は,S151へ移行する。S151では,前記通信記録
が参照され,前記進捗状態が前記”受信成功”であるも
のが,前記”受信完了”に更新設定された後,処理が終
了する。この状態が,前記受信完了確認通知T2が前記
基地局1によって正常に受信されたことを認識した状態
である。S150において,受信データが前記受信完了
確認通知K5でないと判別された場合には,そのまま処
理が終了する。
【0039】(各実績データベースの生成と課金処理)
次に,前記サーバ3で生成される,前記ユーザ利用実績
DB,前記コンテンツ配信実績DB,及び前記基地局利
用実績データベースの各実績データベース及びそれらを
用いた課金処理について説明する。前記各基地局1から
前記各情報端末2へのコンテンツ配信が完了すると,即
ち,前記各基地局1により前記受信完了通知T2が受信
されると,その度に所定の配信実績情報が前記サーバ3
へ送信され,前記サーバ3において,該配信実績情報に
基づいて前記各実績データベースが生成される。前記基
地局1から送信される前記配信実績情報には,前記受信
完了通知T2に含まれる情報,即ち前記ユーザID及び
前記トランザクション情報TRに,配信されたコンテン
ツの前記コンテンツIDが付加された情報のリスト,及
びそれを受信した前記基地局1の前記基地局ID,並び
にその完了通知の日時が含まれる。前記サーバ3によ
り,前記配信実績情報が受信されると,これが前記ユー
ザID毎に編成されて前記ユーザ利用実績DBに登録さ
れる。また,前記配信実績情報に含まれる前記コンテン
ツIDをキーとして前記コンテンツDBが参照され,こ
れにより取得された前記提供者IDと前記配信実績情報
とが,該提供者ID毎に編成されて前記コンテンツ配信
実績DBに登録される。さらに,前記配信実績情報が,
前記基地局ID毎に編成されて前記基地局利用実績DB
に登録される。前記各実績データベースへのデータ登録
の際には,同じ前記トランザクション情報TRを含むデ
ータが既に登録されているか否かが判別され,新規の登
録である場合にのみ追加登録される。そうでない場合に
は,その前記配信実績情報は破棄される。これにより,
コンテンツの配信完了の確認を確実に行おうとした結
果,前記基地局1により同じ前記トランザクション情報
TRを含む前記受信完了通知T2が複数回受信された場
合であっても,前記配信実績情報の重複登録が防止で
き,ユーザへの重複課金等の弊害を防止できる。このよ
うにして得られた前記各実績データベースに基づき,コ
ンテンツの配信を受けた各ユーザに対する請求額と,前
記各コンテンツ提供業者及び前記各基地局管理業者への
対価とが決定される。具体的には,例えば,月末等の所
定の時期に,前記各実績データベースの前記完了通知日
時データが参照され,過去1ヶ月間に配信の完了通知を
受けたデータが抽出され,該データに含まれる前記コン
テンツIDをキーとして,前記コンテンツDBから各コ
ンテンツの価格データを得て,これを集計することによ
って,前記ユーザID毎の請求額が決定される。同様に
して,例えば,前記コンテンツ提供業者及び前記基地局
管理業者へは,各コンテンツの前記価格に所定の比率を
乗じた対価が決定される。
【0040】以上示したように,前記トランザクション
情報TR毎に,コンテンツ配信の前記進捗状態が管理さ
れることにより,前記基地局1と前記情報端末2との間
の各通知及びコンテンツ配信が,各々独立して実行可能
である。例えば,ある前記情報端末2が,ある基地局A
との間で,前記配信コンテンツK3の受信まで,即ち,
コンテンツの受信成功までが終了した後,別の基地局B
の通信エリアへ移動した場合であっても,前記情報要求
許可通知K1からやり直す必要はなく,前記受信完了要
求通知K4に応じて前記受信完了通知T2を送信すれ
ば,確実にコンテンツ配信が完了する。また,前記基地
局1を介して前記情報要求通知T1を入力し,前記基地
局1のデータ制御部15によって行われる処理,即ち,
前記各基地局1の通信エリア内の各ユーザの認識,コン
テンツの選出,前記宛先の編成,及び前記配信スケジュ
ールテーブルの生成の各処理を行うプログラムを前記サ
ーバ3に実装し,前記進捗状態を,前記サーバ3で集中
管理されるよう構成すれば,前記情報端末2が通信中の
いずれの段階で別の前記基地局1の通信エリアに移動し
ても,通信の続行が可能である。即ち,前記要求受付工
程,前記情報配信工程,及び前記配信確認工程が各々異
なる基地局で実行可能である。また,前記サーバ3が,
前記トランザクション情報TRを含む前記配信実績情報
に基づいてユーザへの課金処理を行うので,重複課金の
発生を防止でき,信頼性の高いシステムとなる。
【0041】
【実施例】前記実施の形態に係る情報配信システムAで
は,前記各情報端末2から要求されたコンテンツのみが
配信されたが,前記配信コンテンツK3に,例えば,前
記各基地局1周辺にある店を紹介する広告コンテンツ
や,新サービスを案内する放送コンテンツ等,無償のコ
ンテンツを前記配信コンテンツK3に強制的に含めて送
信することも考えられる。ここに,図12は本発明の実
施例に係る情報配信システムA’を構成する基地局で生
成されるデータの構成例を示す図であり,前記情報配信
システムAにおける前記配信スケジュールテーブル(図
11)に相当するものである。図12は,所定の広告コ
ンテンツ及び放送コンテンツが,強制的に配信される例
である。前記基地局1の前記データ制御部15により,
コンテンツの選出が行われる際に,例えば,予め定めら
れた定刻毎等の所定の頻度で,所定の前記広告コンテン
ツ及び放送コンテンツの各々に対応する前記コンテンツ
IDが選出される。そして,前記広告コンテンツは,最
優先で配信されるようその優先順位を高くし,前記放送
コンテンツは逆に最も優先順位を低くして,前記配信ス
ケジュールテーブルが生成される。各コンテンツの宛先
は,全ての前記情報端末2を対象とする識別子ALLが
指定される。前記広告コンテンツ及び前記放送コンテン
ツを配信するタイミングは,定刻毎とする以外に,例え
ば,前記各情報端末からの要求の数が所定数より少ない
場合にする等他の方法も考えられ,優先順位付けの方法
も本例に示す方法に限られるものではない。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
無線による情報配信システムにおいて,各ユーザが特定
して要求する情報を,効率よく配信することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る情報配信システムA
の概略構成図。
【図2】本発明の実施の形態に係る情報配信システムA
を構成するサーバの有するデータベースの構成図。
【図3】本発明の実施の形態に係る情報配信システムA
を構成する基地局と情報端末の概略構成を示すブロック
図。
【図4】本発明の実施の形態に係る情報配信システムA
における無線通信の送受信タイミングの説明図。
【図5】本発明の実施の形態に係る情報配信システムA
の無線通信データの構成例を示す説明図。
【図6】本発明の実施の形態に係る情報配信システムA
を構成する基地局の無線通信手順を示すフローチャー
ト。
【図7】本発明の実施の形態に係る情報配信システムA
を構成する情報端末の無線通信手順を示すフローチャー
ト。
【図8】本発明の実施の形態に係る情報配信システムA
を構成する基地局で生成されるデータの構成例を示す
図。
【図9】本発明の実施の形態に係る情報配信システムA
を構成する基地局で生成されるデータの構成例を示す
図。
【図10】本発明の実施の形態に係る情報配信システム
Aを構成する基地局で生成されるデータの構成例を示す
図。
【図11】本発明の実施の形態に係る情報配信システム
Aを構成する基地局で生成されるデータの構成例を示す
図。
【図12】本発明の実施例に係る情報配信システムA’
を構成する基地局で生成されるデータの構成例を示す
図。
【符号の説明】
1…基地局 2…情報端末 3…サーバ 4…コンテンツ提供端末 5…専用通信線 11…データ記憶部 12…受信バッファ 13,21…送受信ユニット 14…通信制御部 15…データ制御部 22…ワークメモリ 23…データ保存メディア 24…ROM 25…MPU 26…操作表示部 K1…情報要求許可通知 K2…情報要求受理通知 K3…配信コンテンツ K4…受信完了要求通知 K5…受信完了確認通知 T1…情報要求通知 T2…受信完了通知 TR…トランザクション情報 S001,S002,,,…ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 英二 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 村上 茂樹 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 池田 英生 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 古川 順一 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 Fターム(参考) 5K067 AA34 BB04 BB21 DD17 DD51 DD52 DD53 EE00 EE02 EE10 EE22 FF02 GG01 HH22 JJ53

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局装置から無線により情報端末への
    情報配信を行う情報配信システムにおいて,前記基地局
    装置又はこれと通信可能なサーバにより,前記基地局装
    置が各前記情報端末から受信した所定の情報要求通知に
    基づいて,前記基地局装置の通信エリア内に入った上記
    情報端末又はその利用者(以下,情報端末等とする)の
    認識と,保有する情報から該各情報端末等が要求する要
    求情報の選出と,該要求情報毎にそれを要求した前記各
    情報端末等を指定する宛先情報の編成とが行われ,認識
    された前記各情報端末等及び前記各要求情報に基づい
    て,前記要求情報とそれに対応する前記宛先情報とが含
    まれる配信情報の配信スケジュールが生成され,前記基
    地局装置により,前記配信スケジュールに従って,前記
    配信情報が前記通信エリア内の前記各情報端末に対して
    一斉に送信されることを特徴とする情報配信システム。
  2. 【請求項2】 前記情報要求通知に前記情報端末等を識
    別する情報端末等識別情報が含まれており,該情報端末
    等識別情報の集合が前記宛先情報とされる請求項1に記
    載の情報配信システム。
  3. 【請求項3】 前記要求情報の選出において,前記情報
    要求通知により,前記各情報端末等が要求する情報が直
    接指定される場合には,該指定された情報が,前記各情
    報端末等が要求する情報の属性が指定される場合には,
    該指定された属性に関連づけられて前記基地局装置又は
    前記サーバに予め登録された情報が,前記各情報端末等
    毎に個別のサービスが指定される場合には,該各情報端
    末等に関連づけられて前記基地局装置又は前記サーバに
    予め登録された前記サービスがあるときは該サービスに
    対応する情報が,それぞれ選出されるよう構成されてな
    る請求項1又は2のいずれかに記載の情報配信システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記配信情報に,前記情報要求通知の内
    容にかかわらず所定の頻度で選出される所定の強制配信
    情報と,該強制配信情報に対応し,前記各基地局装置の
    通信エリア内の全ての前記情報端末等を宛先に指定する
    情報とが含まれるよう構成されてなる請求項1から3の
    いずれかに記載の情報配信システム。
  5. 【請求項5】 前記配信スケジュールが,前記各情報端
    末等による要求が多い前記要求情報を含む前記配信情報
    から優先して送信されるよう生成されてなる請求項1か
    ら4のいずれかに記載の情報配信システム。
  6. 【請求項6】 前記各情報端末により,受信された前記
    配信情報の中から自身の前記情報端末等が宛先に指定さ
    れた情報を抽出して取り込まれるよう構成されてなる請
    求項1から5のいずれかに記載の情報配信システム。
  7. 【請求項7】 前記各情報端末からの前記各情報要求通
    知に,該各情報要求通知を一意に識別する要求識別子が
    含まれるよう構成されてなる請求項1から6のいずれか
    に記載の情報配信システム。
  8. 【請求項8】 前記配信情報に,該配信情報に含まれる
    前記各要求情報に対応した前記要求識別子が含まれるよ
    う構成されてなる請求項7に記載の情報配信システム。
  9. 【請求項9】 前記情報端末により,ある前記情報要求
    通知がなされた後所定時間内に,該ある情報要求通知に
    含まれる前記要求識別子と同一の前記要求識別子を含む
    前記配信情報が受信されなかった場合に,前記ある情報
    要求通知と同一の前記情報要求通知が前記基地局装置へ
    再度送信されるよう構成されてなる請求項8に記載の情
    報配信システム。
  10. 【請求項10】 前記基地局装置又は前記サーバによ
    り,同一の前記要求識別子が含まれる前記情報要求通知
    毎に,その受信回数がカウントされ,前記配信スケジュ
    ールが,該受信回数の多い前記情報要求通知に対応する
    前記要求情報を含む前記配信情報から優先して配信され
    るよう生成される請求項9に記載の情報配信システム。
  11. 【請求項11】 基地局装置から無線により情報端末へ
    の情報配信を行う情報配信システムの基地局装置におい
    て,各前記情報端末から受信した所定の情報要求通知に
    基づいて,前記基地局装置の通信エリア内に入った上記
    情報端末又はその利用者(以下,情報端末等とする)を
    認識する認識手段と,保有する情報から該各情報端末等
    が要求する要求情報を選出する選出手段と,該要求情報
    毎にそれを要求した前記各情報端末等を指定する宛先情
    報を編成する編成手段と,前記認識手段により認識され
    た前記各情報端末等及び前記各要求情報に基づいて,前
    記要求情報とそれに対応する前記宛先情報とが含まれる
    配信情報の配信スケジュールを生成するスケジュール生
    成手段と,前記配信スケジュールに従って,前記配信情
    報が前記通信エリア内の前記各情報端末に対して一斉送
    信する送信手段とを具備してなることを特徴とする情報
    配信システムの基地局装置。
  12. 【請求項12】 サーバと通信可能な基地局装置から無
    線により情報端末への情報配信を行う情報配信システム
    のサーバにおいて,前記基地局装置が各前記情報端末か
    ら受信した所定の情報要求通知を入力し,これに基づい
    て,前記基地局装置の通信エリア内に入った上記情報端
    末又はその利用者(以下,情報端末等とする)を認識す
    る認識手段と,保有する情報から該各情報端末等が要求
    する要求情報を選出する選出手段と,該要求情報毎にそ
    れを要求した前記各情報端末等を指定する宛先情報を編
    成する編成手段と,前記要求情報とそれに対応する前記
    宛先情報とが含まれ,前記基地局装置から通信エリア内
    の前記各情報端末に対して一斉に配信される配信情報の
    配信スケジュールを,前記認識手段により認識された前
    記各情報端末等及び前記各要求情報に基づいて生成する
    スケジュール生成手段とを具備してなることを特徴とす
    る情報配信システムのサーバ。
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Cited By (4)

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