JP4822273B2 - 画像処理装置および画像処理装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

画像処理装置および画像処理装置の制御方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4822273B2
JP4822273B2 JP2006320908A JP2006320908A JP4822273B2 JP 4822273 B2 JP4822273 B2 JP 4822273B2 JP 2006320908 A JP2006320908 A JP 2006320908A JP 2006320908 A JP2006320908 A JP 2006320908A JP 4822273 B2 JP4822273 B2 JP 4822273B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
reading
authentication
identification information
logged
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006320908A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008134857A5 (ja
JP2008134857A (ja
Inventor
寛幸 森井
敦 醍醐
優一郎 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Marketing Japan Inc
Original Assignee
Canon Marketing Japan Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Marketing Japan Inc filed Critical Canon Marketing Japan Inc
Priority to JP2006320908A priority Critical patent/JP4822273B2/ja
Publication of JP2008134857A publication Critical patent/JP2008134857A/ja
Publication of JP2008134857A5 publication Critical patent/JP2008134857A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4822273B2 publication Critical patent/JP4822273B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、カードリーダにより読み取られるカード情報に基づいてログイン処理を行う画像処理装置の制御に関する。
従来から、認証されたユーザのみが印刷装置からサーバ上に一時蓄積された印刷データに対して印刷要求を行うことで当該印刷装置から印刷データの出力を可能にする所謂「プルプリント(蓄積印刷)」の印刷システムが提案されている。これにより、認証されたユーザに対応する印刷データが、所望の印刷装置からの出力可能となっている。
例えば、特許文献1には複合機でICカード認証処理を行い、認証されたユーザの印刷データを印刷管理サーバで特定し、この特定した印刷データが格納されているプリントサーバに印刷コマンドを送信することで認証されたユーザの印刷データが所望の印刷装置でプリントできるプリントシステムが開示されている。
特開2006−99714号公報
しかしながら、特許文献1に記載のシステムにおいては、ICカード認証を行いログインした場合、ユーザがログアウト処理を確実に行わなければならなかった。特にユーザがログアウト処理を実行し忘れた場合、画面はログインした状態になっているため、次のユーザがICカードをかざし、カードリーダで読み取りができなかったとしてもログインしたと錯覚してしまい、他のユーザで複合機の処理を実行させてしまうという課題があった。
発明の目的は、適切なユーザでログインをさせて、正しいユーザによって複合機の処理を実行させることができる仕組みを提供することである。
本発明は、認証サーバとネットワークを介して接続され、ユーザがログインすることで画像処理をさせる画像処理装置であって、ログインしているユーザを識別するための識別情報を記憶する記憶手段と、ポーリング処理によってかざされた記憶媒体を読み取る読取手段と、ポーリング処理によりログインしているユーザに対応する記憶媒体が読み取られた場合には、前記認証サーバへ繰り返し認証要求がされないようにしつつ、ポーリング処理を継続し、ポーリング処理によりログインしているユーザに対応する記憶媒体と異なる記憶媒体が読み取られた場合には、前記認証サーバへ認証要求をする認証要求手段と、前記認証要求手段で認証要求をしている間に前記認証サーバへ繰り返し認証要求がされないように、前記認証要求手段で認証要求をする際に、前記読取手段でのポーリング処理による読み取りを停止指示する停止指示手段と、前記読取手段で記憶媒体を読み取ることによって得られるユーザを識別するための識別情報と、前記記憶手段によって記憶されているログインしているユーザを識別するための識別情報とに従って、前記読取手段で記憶媒体を読み取ることによって得られるユーザを識別するための識別情報に対応するユーザと異なるユーザが当該画像処理装置にログインしているか否かを判定するログイン判定手段と、前記ログイン判定手段で、前記読取手段で読み取られた記憶媒体に対応するユーザと異なるユーザで当該画像処理装置にログインしていると判定される場合に、当該ログインしているユーザをログアウトするログアウト手段と、前記ログアウト手段によるログアウトの後に、前読認証結果によって得られるユーザを識別するための識別情報に対応するユーザでログインするログイン手段と、記憶媒体を読み取るべく、前記ログイン手段によるログインに従って、前記停止指示手段により停止指示されている前記読取手段でのポーリング処理による読み取りを開始指示する読取開始指示手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、適切なユーザでログインをさせて、正しいユーザによって複合機の処理を実行させることができる等の効果を奏する。
〔第1実施形態〕
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の画像処理装置を適用可能なプリントシステムの構成の一例を示すシステム構成図である。
図1の「事業所A」に示すように、本実施形態のプリントシステムは、1又は複数のクライアントPC100(例えば、ユーザ毎)、1又は複数のプリントサーバ200(例えば、社屋の階毎に設置)、1又は複数の複合機300(例えば、社屋の階毎に設置),印刷管理サーバ400、1又は複数のログインサービスPC500(例えば、社屋の階毎に設置)、ディレクトリサービスサーバ600、ICカード認証サーバ800がローカルエリアネットワーク(LAN)700を介して接続される構成となっている。
クライアントPC100には、プリンタドライバがインストールされており、このプリンタドライバは、アプリケーションプログラムから受け取ったデータに基づいて印刷データを生成し、該印刷データをプリントサーバ200等へ送信し、プリントサーバ200の所定の格納場所(スプール領域)に格納させることができる。
プリントサーバ200は、クライアントPC100から受信した印刷データに対応する書誌情報データを生成し、印刷管理サーバ400に送信して、該印刷管理サーバ400の所定の格納場所に格納させることができる。
また、プリントサーバ200は、外部から受信したLPRを実行するためのコマンドに基づいて上記所定の格納場所に格納している印刷データを複合機300へ転送制御する。
印刷管理サーバ400は、書誌情報DB(後述する図4に示す)を備え、プリントサーバ200から送信される書誌情報(プリントサーバ200内に蓄積された印刷データに対応する書誌情報)を受信し、書誌情報DBにより記憶管理する。
また、印刷管理サーバ400は、複合機300からの印刷要求(書誌情報DBで管理される書誌情報に対応する印刷データの印刷要求)に応じて、該印刷データの印刷指示を書誌情報内に記載されたIPアドレスに対応する装置(プリントサーバ200)に対して行う。
ICカード認証サーバ800は、ICカード認証用テーブル(後述する図5に示す)を記憶し、複合機300からのICカードによる認証依頼に応じて、該ICカード認証用テーブルを用いて認証処理を行う。
ログインサービスPC500は、複合機300のログインサービスとして、ディレクトリサービスサーバ600で記憶管理されているクライアントPC100のログインユーザ名,パスワード(例えば、マイクロソフト社のWindows(登録商標)のログインユーザ名,パスワード)に基づく認証処理(SSO(Single Sign−ON))を行うものであり、例えば、キヤノン社のセキュリティエージェント(Security Agent)サービスを搭載したパーソナルコンピュータである。
ディレクトリサービスサーバ600は、ネットワーク上に存在するサーバ、クライアント、プリンタ等のハードウェア資源や、それらを使用するユーザの属性(クライアントPC100のログインユーザ名,パスワード(例えば、マイクロソフト社のWindows(登録商標)のログインユーザ名,パスワード)を含む)、アクセス権等の情報を一元記憶管理するものであり、例えば、アクティブディレクトリ(Active Directory)機能を搭載したサーバである。
また、本実施形態のプリントシステムは、上述した構成の「事業所A」と、1又は複数のクライアントPC100,1又は複数のプリントサーバ200,1又は複数の複合機300がLAN700を介して接続される構成の1又は複数の「事業所B」とが、WAN900を介して接続される構成であってもよい。
なお、本実施形態では、複合機300内にICカード認証用テーブル(図5)を別に持たせ、ICカード認証サーバで認証ができない場合、該複合機300内にICカード認証用テーブルを用いて認証するように構成する。
また、ICカード認証サーバ800にICカード認証を行わせるように構成したが、印刷管理サーバ400と一体として構成してもよく、さらにICカード認証サーバ800がログインサービスPC500と連携しログインサービスPC500で認証を実行させるようにしてもよい。その際、印刷管理サーバ400は、ログインサービスPC500で認証がなされ正規のユーザと判断できればICカード認証用テーブルを参照しないものとする。
以下、図2を用いて、図1に示したクライアントPC100,プリントサーバ200,印刷管理サーバ400,ログインサービスPC500,ディレクトリサービスサーバ600、ICカード認証サーバ800に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成について説明する。
図2は、図1に示したクライアントPC100,プリントサーバ200,印刷管理サーバ400,ログインサービスPC500,ディレクトリサービスサーバ600、ICカード認証サーバ800に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、205は入力コントローラで、キーボード(KB)209や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示器にへの表示を制御する。なお、図2では、CRT210と記載しているが、表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイ等の他の表示器であってもよい。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。
207はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶する外部記憶装置(ハードディスク(HD))や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
208は通信I/Fコントローラで、ネットワーク(例えば、図1に示したLAN700)を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。
次に、図3を用いて、本発明の画像処理装置としての複合機300を制御するコントローラユニットのハードウェア構成について説明する。
図3は、図1に示した複合機300のコントローラユニットのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図3において、316はコントローラユニットで、画像入力デバイスとして機能するスキャナ314や、画像出力デバイスとして機能するプリンタ312と接続する一方、LAN(例えば、図1に示したLAN700)や公衆回線(WAN)(例えば、PSTNまたはISDN等)と接続することで、画像データやデバイス情報の入出力を行う。
コントローラユニット316において、301はCPUで、システム全体を制御するプロセッサである。302はRAMで、CPU301が動作するためのシステムワークメモリであり、プログラムを記録するためのプログラムメモリや、画像データを一時記録するための画像メモリでもある。
303はROMで、システムのブートプログラムや各種制御プログラムが格納されている。304は外部記憶装置(ハードディスクドライブ(HDD))で、システムを制御するための各種プログラム,画像データ等を格納する。また、HDDにはICカード認証用テーブル(図10)が格納されている。
307は操作部インタフェース(操作部I/F)で、操作部(UI)308とのインタフェース部であり、操作部308に表示する画像データを操作部308に対して出力する。また、操作部I/F307は、操作部308から本システム使用者が入力した情報(例えば、ユーザ情報等)をCPU301に伝える役割をする。なお、操作部308はタッチパネルを有する表示部を備え、該表示部に表示されたボタンを、ユーザが押下(指等でタッチ)することにより、各種指示を行うことができる。
305はネットワークインタフェース(Network I/F)で、ネットワーク(LAN)に接続し、データの入出力を行う。306はモデム(MODEM)で、公衆回線に接続し、FAXの送受信等のデータの入出力を行う。
318は外部インタフェース(外部I/F)で、USB、IEEE1394,プリンタポート,RS−232C等の外部入力を受け付けるI/F部であり、本実施形態においては認証で必要となるICカードの読み取り用のカードリーダ319が外部I/F部318に接続されている。そして、CPU301は、この外部I/F318を介してカードリーダ319によるICカードからの情報読み取りを制御し、該ICカードから読み取られた情報を取得可能である。以上のデバイスがシステムバス309上に配置される。
320はイメージバスインタフェース(IMAGE BUS I/F)であり、システムバス309と画像データを高速で転送する画像バス315とを接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。
画像バス315は、PCIバスまたはIEEE1394で構成される。画像バス315上には以下のデバイスが配置される。
310はラスタイメージプロセッサ(RIP)で、例えば、PDLコード等のベクトルデータをビットマップイメージに展開する。311はプリンタインタフェース(プリンタI/F)で、プリンタ312とコントローラユニット316を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。また、313はスキャナインタフェース(スキャナI/F)で、スキャナ314とコントローラユニット316を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
317は画像処理部で、入力画像データに対し補正、加工、編集を行ったり、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。また、これに加えて、画像処理部317は、画像データの回転や、多値画像データに対してはJPEG、2値画像データはJBIG、MMR、MH等の圧縮伸張処理を行う。
スキャナ部314は、原稿となる紙上の画像を照明し、CCDラインセンサで走査することで、ラスタイメージデータとして電気信号に変換する。原稿用紙は原稿フィーダのトレイにセットし、装置使用者が操作部308から読み取り起動指示することにより、CPU301がスキャナ314に指示を与え、フィーダは原稿用紙を1枚ずつフィードし原稿画像の読み取り動作を行う。
プリンタ部312は、ラスタイメージデータを用紙上の画像に変換する部分であり、その方式は感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等があるが、どの方式でも構わない。プリント動作の起動は、CPU301からの指示によって開始する。なお、プリンタ部312には、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を持ち、それに対応した用紙カセットがある。
操作部308は、LCD表示部を有し、LCD上にタッチパネルシートが貼られており、システムの操作画面を表示するとともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報を操作部I/F307を介してCPU301に伝える。また、操作部308は、各種操作キーとして、例えば、スタートキー、ストップキー、IDキー、リセットキー等を備える。
ここで、操作部308のスタートキーは、原稿画像の読み取り動作を開始する時などに用いる。スタートキーの中央部には、緑と赤の2色LEDがあり、その色によってスタートキーが使える状態にあるかどうかを示す。また、操作部308のストップキーは、稼働中の動作を止める働きをする。また、操作部308のIDキーは、使用者のユーザIDを入力する時に用いる。リセットキーは、操作部からの設定を初期化する時に用いる。
カードリーダ319は、CPU301からの制御により、ICカード(例えば、ソニー社のフェリカ(FeliCa)(登録商標))内に記憶されている情報を読み取り、該読み取った情報を外部I/F318を介してCPU301へ通知する。
以上のような構成によって、複合機300は、スキャナ314から読み込んだ画像データをLAN700上に送信したり、LAN700から受信した印刷データをプリンタ312により印刷出力することができる。
また、スキャナ314から読み込んだ画像データをモデム306により、公衆回線上にFAX送信したり、公衆回線からFAX受信した画像データをプリンタ312により出力することできる。
以下、本実施形態におけるプリントシステムの全体の流れを説明する。
まず、ユーザは、クライアントPC100にログインし、該クライアントPC100で実行されるアプリケーションプログラムから上記印刷先設定されたプリンタドライバに対応する論理プリンタへの印刷指示を行う。
この印刷指示に応じて、クライアントPC100のアプリケーションプログラムは、グラフィックエンジンを介して、プリンタドライバにデータを送信する。クライアントPC100のプリンタドライバは、該アプリケーションプログラムからグラフィックエンジンを介して受け取ったデータに基づいて印刷データを生成する。そして、クライアントPC100は、生成した印刷データをプリントサーバ200に送信して、プリントサーバ200はこの印刷データを所定の格納場所に格納させる。なお、クライアントPC100からプリントサーバ200への送信は、例えばLPR印刷の仕組みを用いて送信される。また、プリントサーバ200は、上記所定の格納場所に印刷データが格納されても、印刷装置への送信は行わない。
次に、プリントサーバ200は、クライアントPC100から受信して上記所定の格納場所に格納された上記印刷データから書誌情報データを抽出(生成)し、該抽出(生成)した書誌情報データ(図4)を印刷管理サーバ400に送信して、ネットワーク上でのファイル共有の仕組みを用いて印刷管理サーバ400の所定の格納場所(予め設定されているディレクトリ)に格納させる。ここで、図4を参照して、書誌情報データについて説明する。
図4は、本実施形態のプリントシステムにおける書誌情報データの一例を示すデータ構成図である。
図4に示すように、書誌情報データは、ログインユーザ名801,印刷データ格納サーバIPアドレス802,印刷データのパス803,ドキュメント名804,部数805,ページ806,エラー有無807,タイムスタンプ808等の情報から構成される。
なお、ログインユーザ名801は、例えばクライアントPC100のログインユーザ名を示す。印刷データ格納サーバIPアドレス802は、対応する印刷データを格納するプリントサーバ200のIPアドレスを示す。印刷データのパス803は、対応する印刷データの格納場所を示すフルパスを示す。
ドキュメント名804は、対応する印刷データのドキュメント名を示す。部数805は、対応する印刷データの印刷部数を示す。ページ806は、対応する印刷データのページ数を示す。エラー有無807は、対応する印刷データの印刷でエラーがあったか否かを示すものであり、書誌情報データが作成されたタイミングでは「無」となっている。
タイムスタンプ808は、プリントサーバ200で印刷データを受信した際に付与されるものであり、対応する印刷データを受信した日時を示す。
以下、プリントシステムの全体の説明に戻る。
印刷管理サーバ400は、上記所定のディレクトリを監視し、該所定のディレクトリにプリントサーバ200から書誌情報ファイルが格納されると、該書誌情報ファイルを解析し書誌情報を書誌情報DB(印刷管理サーバ400の外部記憶装置上に構築される(図4))に登録する。
また、複合機300は、カードリーダ319により読み取り可能なICカードを検知すると、該ICカード内の個人認証情報を読み取り、該読み取った個人認証情報を認証要求としてICカード認証サーバ800に送信する。個人認証情報は、認証に用いられる情報であり該ICカードの製造番号でも良い。
ICカード認証サーバ800は、複合機300より個人認証情報を受信すると、該個人認証情報の認証処理をICカード認証サーバ800の外部記憶装置上に記憶されるICカード認証用テーブル(図5)に基づいて行い、認証結果を複合機300に返信する。なお、認証処理に成功した場合には、認証結果として、クライアントPC100のログインユーザ名を送信するものとする。ここで図5を参照して、ICカード認証用テーブルについて説明する。
図5は、本実施形態のプリントシステムにおけるICカード認証用テーブルの一例を示すデータ構成図である。
図5に示すように、ICカード認証用テーブルは、カード製造番号901,ユーザ名902,メールアドレス903,部門ID904,部門パスワード905,管理者権限906等の情報から構成される。
以下、プリントシステムの全体の説明に戻る。
次に、複合機300は、ICカード認証サーバ800から、認証に成功した旨の認証結果(ユーザ名)を受信すると、印刷管理サーバ400に印刷データ一覧要求を送信する。なお、印刷データ一覧要求には、ユーザ名が含まれているものとする。尚、図4に示した書誌情報データ内のログインユーザ名801と図5のユーザ名902は同一フォーマットとし、このユーザ情報の紐付けにより印刷データの一覧が取得できる。
印刷管理サーバ400は、複合機300から印刷データ一覧要求を受信すると、該印刷データ一覧要求に含まれるユーザ名で書誌情報DBを検索して、該ユーザ名に対応する印刷データ一覧を生成し、複合機300に返信する。
尚、印刷データ一覧にはユーザ名、タイムスタンプ、ドキュメント名、印刷日時等が含まれる。
複合機300は、印刷管理サーバ400から印刷データ一覧を受信すると、該印刷データ一覧を操作部308のUI上に表示する。そして、ユーザにより、印刷データが選択され、印刷指示がなされると、複合機300は、該選択された印刷データの印刷要求(出力指示)を印刷管理サーバ400に送信する。なお、この印刷要求は、ユーザ名,印刷データのタイムスタンプを含むものとする。
印刷管理サーバ400は、複合機300から印刷データの印刷要求(出力指示)を受信すると、該出力指示がなされた印刷データの書誌情報を、ユーザ名,印刷データのタイムスタンプをキーにして書誌情報DBから検索し、該検索した書誌情報から該当する印刷データを格納しているプリントサーバ200を特定し、該プリントサーバ200に該当する印刷データの印刷指示を送信する。なお、上記印刷指示は、該当するタイムスタンプやドキュメント名を含む印刷コマンドである。なお、上述のタイムスタンプは、プリントサーバ200で印刷データを受信した際に付与される。
プリントサーバ200は、印刷管理サーバ400から印刷指示を受信すると、該印刷指示に基づいて印刷データを複合機300に送信して複合機300で印刷させる(LPR印刷)。
以下、図6を参照して、本実施形態のプリントシステムにおけるタイマログオフ処理について説明する。
図6は、本発明における第1の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、本実施形態のプリントシステムにおけるタイマログオフ処理に対応する。なお、このフローチャートの処理は、複合機300のCPU301がROM303又はHDD304に格納されるプログラムをRAM302上にロード等して実行することにより実現される。なお、図中、S1001〜S1007は各ステップを示す。
複合機300が起動されると、複合機300のCPU301は、本フローチャートの処理を開始する。まずステップS1001において、複合機300のCPU301は、タイマカウントを開始し、ステップS1002に処理を進める。
ステップS1002では、複合機300のCPU301は、ユーザによる操作があった(操作部308における各種操作,カードリーダ319へのICカードのかざし等)か否かを判定する。
そしてステップS1002で、ユーザによる操作があったと判定した場合には、複合機300のCPU301は、ステップS1006に処理を進め、タイマをリセットし、ステップS1002に処理を戻し、ユーザからの操作を監視する。
一方、ステップS1002で、ユーザによる操作がなかったと判定した場合には、複合機300のCPU301は、ステップS1003に処理を進める。
ステップS1003では、複合機300のCPU301は、所定時間(例えば1分間)経過した(タイマカウントが所定時間(例えば1分間)に達した)か否かを判定し、所定時間経過していないと判定した場合には、そのままステップS1002に処理を戻す。
一方、ステップS1003で、所定時間経過した(タイマカウントが所定時間に達した)と判定した場合には、ステップS1004に処理を進める。
ステップS1004では、複合機300のCPU301は、ログイン中のユーザがいるか否かを判定し、ログイン中のユーザがいると判定した場合には、ステップS1005において、当該ログイン中のユーザのログオフ処理を行い、ステップS1006に処理を進める。
一方、ステップS1004で、ログイン中のユーザがいないと判定した場合には、複合機300のCPU301は、そのままステップS1006に処理を進める。
ステップS1006では、複合機300のCPU301は、タイマをリセットし、ステップS1002に処理を戻し、ユーザからの操作を監視する。
以下、図7のフローチャートを参照して、本実施形態のプリントシステムにおけるICカード認証の処理についてより詳細に説明する。
図7は、本発明における第2の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、本実施形態のプリントシステムにおけるICカード認証の処理に対応する。なお、図中、S401〜S407,S416,S419,S421,S422の処理は、複合機300が実行するカード読取プログラムの各ステップに対応し、複合機300のCPU301がROM303又はHDD304に格納されるプログラム(カード読取プログラム)をRAM302上にロード等して実行することにより実現される。また、S408〜S415,S418,S420の処理は、複合機300が実行する認証プログラムの各ステップに対応し、複合機300のCPU301がROM303又はHDD304に格納されるプログラム(認証プログラム)をRAM302上にロード等して実行することにより実現される。なお、ここでは、カード読取プログラム,認証プログラムは別に動作し、平行して処理がなされるものとするが、カード読取プログラムと認証プログラムは一つのプログラムとして構成されてもよい。
カード読取プログラム(即ち、複合機300のCPU301)は、ステップS401において、カードリーダ319にかざされたICカードの内部のカード番号(カードの製造番号や個人情報)の読み取りを試みる。尚、カード読み取りは一定間隔で行われるポーリング処理がなされている。また、このカード読み取りの際は、過去2回分のカード読み取り結果をメモリ(RAM302)に保持しておくものとする。
次に、ステップS402において、カード読取プログラムは、S401でカード番号が読み取れたか否かを判定し、S401でカード番号が読み取れたと判断した場合には、ステップS403へ処理を移行させる。
次に、ステップS403では、カード読取プログラムは、本プログラムでメモリ(RAM302)内に一時記憶しているカード番号を取得し、ステップS405に処理を進める。
ステップS405では、カード読取プログラムは、S403で取得したカード番号とS401で読み取ったカード番号とが一致するか否かを判定し、カード番号が一致すると判定した場合には、ユーザがカードリーダ319にICカードをかざしっぱなし、又は、再度同じICカードがかざされたと判断して、ステップS401へ処理を戻す。
一方、ステップS405で、S403で取得したカード番号とS401で読み取ったカード番号とが一致しないと判定した場合には、カード読取プログラムは、新たなICカードがかざされたと判断して、ステップS406へ処理を進める。尚、一時記憶しているカード番号がない場合(例えば、S403でNULL値を取得した場合)は、ステップS406へ処理が移行するものとする。
次に、ステップS406では、カード読取プログラムは、本プログラムでメモリに一時記憶しているカード番号を、S401で読み取ったカード番号で更新し、ステップS407に処理を進める。
一方、ステップS402において、S401でカード番号が読み取れなかったと判定した場合には、カード読取プログラムは、ステップS404へ処理を移行させる。尚、カード番号が読み取れなかった場合とは、ICカードがかざされていない場合、ICカードはかざされているがカード番号が読み取れなかった場合等を示す。
次に、ステップS404において、カード読取プログラムは、S401の処理(今回のカード読み取り処理)の直前のカード読み取り処理(前回のカード読み取り処理)の際にカード番号の読み取りできていたか否かを判定し、直前のカード読み取り処理(前回のカード読み取り処理)でもカード番号を読み取れなかったと判定した場合には、一定の間隔(ポーリング間隔)以上、ICカードがかざされていないものと判断して、ステップS401に処理を戻し、ICカードの読み取り処理を繰り返す(ポーリングする)。
一方、ステップS404において、S401の処理の直前のカード読み取り処理(前回のカード読み取り処理)の際にはカード番号の読み取りができていたと判定した場合には、カード読取プログラムは、ICカードがカードリーダ319から外されたと判断して、ステップS416に処理を進める。
ステップS416では、カード読取プログラムは、本プログラムでメモリに一時記憶しているカード番号を削除し、ステップS407に処理を進める。
次に、ステップS407において、カード読取プログラムは、カードイベントを生成し、該生成したカードイベントを認証プログラムに対して発行する。このカードイベントは、S404でYESの判定がなされた場合は(即ちメモリ内のカード番号が削除された状態では)、カードがはずされた旨の情報が入ったイベントとして生成され、一方、S404でYES且つS405でNOの判定がなされた場合は(即ちメモリ内のカード番号が更新された状態では)、カードがかざされた旨の情報が入ったイベントとして生成される。尚、このカードイベントにはカード番号も含まれるものとする。
認証プログラムは、ステップS408において、カードイベントを取得すると、このカードイベントを判別し、カードがかざされた旨の情報が入ったイベント(カードかざし)と判別した場合には、ステップS409へ処理を進める。
一方、カードイベントがカードがはずされた旨の情報が入ったイベント(カードはずし)と判別した場合には、認証プログラムは、ステップS410へ処理を進める。
次に、ステップS409では、認証プログラムは、カウント時間(タイマ)リセットスレッドを開始する。このカウント時間(タイマ)リセットスレッドとは、複合機300内部で時間カウントしているタイマ(図6のステップS1001でカウント開始したタイマ)を定期的にリセットするスレッドを示す。より詳細には、図6に示した処理ではタイマが規定時間になるとログオフ処理がなされるため、ログオフされない時間内に(例えば、上記規定時間の半分の時間毎に)タイマをリセットする処理を示す。これは、認証処理とは別に並行して実行される処理とする。
次に、ステップS411において、認証プログラムは、認証プログラムで記憶管理しているメモリ(RAM302)上のカード番号を取得し、S408で取得したカードイベントに含まれるカード番号と一致するか否かを判定する。
そして、ステップS411で、認証プログラムで記憶管理しているメモリ上のカード番号とS408で取得したカードイベントに含まれるカード番号とが一致しないと判断した場合には、認証プログラムは、ステップS412に処理を進める。
ステップS412では、認証プログラムは、メモリ上のカード番号をS408で取得したカードイベントに含まれるカード番号で更新する。
次に、ステップS418において、認証プログラムは、カード読み取り停止指示をカード読取プログラムに対して行う。これは、カード認証プログラムと並行して実行されているカード読取プログラムで一定間隔で処理されるS401のカード読み取りを停止させる(ポーリングの停止)を意味する。
そして、カード読み取り停止指示を受けたカード読取プログラムは、ステップS419において、カード読み取り処理(ポーリング処理)を停止する(後述するS421でカード読み取り処理(ポーリング処理)を開始するまで停止状態となる)。
また、認証プログラムでは、ステップS413において、ステップS412で更新したメモリ上のカード番号の更新前の値が空の値(NULL値)であったか否かを判定し、空であった場合と判定した場合には、ステップS414へ処理を移す。尚、メモリ上のカード番号の値が空になる場合としては、後述するS410の処理が実行され一定時間経過した場合の強制ログオフや、ユーザが意識的にログオフボタン(複合機上のキーボードなど)を押下した場合のログオフ等の場合がある。また、複合機300を起動時(電源ON)の初期値は空となっている。
ステップS414では、認証プログラムは、だれもログインしていない状態から、新規のユーザがログインを試みているものと判断して、ログイン処理を実行する。なお、このログイン処理の詳細は後述する図8で示す。
次に、ステップS420では、認証プログラムは、カード読み取り開始指示を、カード読取プログラムに対して行う。これは、S419で停止したカード読み取り処理(ポーリング処理)を再開するための指示である。そして、ステップS420の処理が終了すると、認証プログラムは、ステップS408に処理を戻す。
一方、ステップS413において、ステップS412で更新したメモリ上のカード番号の更新前の値が空の値(NULL値)でなかったと判定した場合には、認証プログラムは、ステップS415へ処理を移す。
ステップS415では、認証プログラムは、別のユーザがログインしている状態から、新規のユーザがログインを試みているものと判断して、ログイン中のユーザのログオフ処理を実行し、ステップS414のログイン処理に移行する。なお、S415のログオフ処理の詳細は後述する図9で示す。
なお、カード読み取り開始指示を受けたカード読取プログラムは、ステップS421において、カード読み取り処理(ポーリング処理)を開始(再開)し、ステップS422に処理を進める(即ち、ICカードの読み取りを再開する)。
次に、ステップS422では、カード読取プログラムは、カード読取プログラムでメモリ内に一時記憶しているカード番号を削除し、ステップS401に処理を進める。
一方、ステップS411で、認証プログラムで記憶管理しているメモリ上のカード番号とS408で取得したカードイベントに含まれるカード番号とが一致すると判定した場合には、そのままステップS408に処理を戻し、次のイベント発生を監視する。
上述したS422で、カード読取プログラムでメモリ内に一時記憶しているカード番号が削除されるため、ICカードがカードリーダ319にかざされっぱなしの場合、カード読取プログラムから認証プログラムにカードイベント(カードかざし)が発行されてしまうが、認証プログラムにおいてもカード番号をメモリ上に記憶させているので、ステップS411の処理により、他のICカードがかざされたのか、ICカードがかざされたままなのかを判断することが可能となる。つまり、ICカードがカードリーダにかざされっぱなし(カードリーダ319上に置かれたまま)の場合でも、無駄なログオフ,ログイン処理をさせないようにすることが可能となる。
一方、ステップS408で、取得したカードイベントがカードがはずされた旨の情報が入ったイベント(カードはずし)と判別した場合には、認証プログラムは、ステップS410において、カウント時間(タイマ)リセットスレッドを停止する(即ち、S409で開始したスレッドを停止する)。このスレッド停止の処理がなされると、一定時間経過する(一定時間操作がなされない)と図6に示した処理により、ログイン状態が解除され、ログオフがなされることになる。
なお、このカウント時間(タイマ)リセットスレッド停止の処理は、図示しないが、ユーザからログオフ指示がなされた際にも実行されるものとする。
以下、図8を参照して、図7のS414に示したログイン処理について詳細に説明する。
図8は、本発明における第3の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、図7のS414に示したログイン処理に対応する。なお、図中、S501,S504,S505,S506,S507,S508の処理は、複合機300が実行する認証プログラムの各ステップに対応し、複合機300のCPU301がROM303又はHDD304に格納されるプログラム(認証プログラム)をRAM302上にロード等して実行することにより実現される。また、S509,S510,S513,S514,S515,S520の処理は、複合機300が実行する印刷プログラムの各ステップに対応し、複合機300のCPU301がROM303又はHDD304に格納されるプログラム(印刷プログラム)をRAM302上にロード等して実行することにより実現される。なお、ここでは、認証プログラム,印刷プログラムは別に動作し、平行して処理がなされるものとするが、認証プログラム,印刷プログラムは一つのプログラムとして構成されてもよい。
さらに、図中、S511,S512,S516,S517の処理は、印刷管理サーバ400が実行する各ステップに対応し、印刷管理サーバ400のCPUが外部メモリに格納されるプログラムをRAM上で実行することにより実現される。さらに、S502,S503の処理は、認証サーバ800が実行する各ステップに対応し、認証サーバ800のCPUが外部メモリに格納されるプログラムをRAM上で実行することにより実現される。また、S518,S519の処理は、プリントサーバ200が実行する各ステップに対応し、プリントサーバ200のCPUが外部メモリに格納されるプログラムをRAM上で実行することにより実現される。
まず、認証プログラム(即ち、複合機300のCPU301)は、ステップS501において、ログインするカード番号(図7のS408で取得したイベント内に格納されている)を認証サーバ800に送信する。
認証サーバ800では、認証サーバ800のCPUが、ステップS502において、複合機300の認証プログラムから送信されたカード番号を受信する。
次に、ステップS503において、認証サーバ800のCPUは、S502で受信したカード番号(例えば、カード製造番号)とICカード認証用テーブル(図5)内のカード製造番号901とを比較して認証処理を行い、認証結果を複合機300に送信する。詳細には、認証サーバ800のCPUは、認証の結果、正規ユーザと判断した場合、ログインユーザ情報(図5のユーザ名902)を複合機300に送信する。一方、正規のユーザでない(ICカード認証用テーブルにカード受信したカード番号が存在していない)と判断した場合、認証エラー(認証NG)情報を複合機300に送信する。
そして、認証プログラムでは、ステップS504において、認証サーバ800から送信された認証結果を受信すると、ステップS505に処理を進める。
ステップS505では、認証プログラムでは、S504で受信した認証結果に基づいて認証されたか否かを判定する。
ステップS505で、認証プログラムが、受信した認証結果がログインユーザ情報であったと判定した場合には、認証されたと判断し、ステップS506へ処理を進める。
一方、ステップS505で、認証プログラムが、受信した認証結果が認証NGであったと判定した場合には、認証されなかったと判断し、ステップS507へ処理を進める。
ステップS507では、認証プログラムは、ローカル認証を実行する。詳細には、認証プログラムは、他の認証情報を参照するため、複合機300のHD304に予め記憶されているローカル認証先テーブル(不図示)のIPアドレスに基づいて、当該IPアドレス先の複合機へカード番号を送信する。そして、該カード番号を受信した複合機が、その複合機内に存在するICカード認証用テーブルを参照し、認証結果(認証OKの場合はユーザ名,認証NGの場合は認証NGを示す情報)をカード番号の送信元の複合機に送信する。そして、この送信される認証結果を、ICカードがかざされた複合機300が受信する。以上がS507のローカル認証実行処理である。なお、本実施形態では、ICカードがかざされた複合機300内にICカード認証用テーブルを保持しているものとする。この場合でも、自機のIPアドレスが設定されており、ネットワーク経由でローカル認証を行うものとする。尚、自装置にICカード認証用テーブルを保持している場合には、ネットワーク経由でローカル認証を行わず、直接保持するICカード認証用テーブルを参照するように構成することも可能である。
この場合、ローカル認証先テーブル(不図示)には自機のIPアドレスは設定しないか、自機のIPアドレスと認証先のIPアドレスを比較し、同じIPアドレスであれば自機で保持するICカード認証用テーブルを直接参照するように構成する。
次に、ステップS508において、認証プログラムは、S507のローカル認証結果に基づいて、認証されたか否かを判定する。
ステップS508で、認証プログラムが、S507のローカル認証結果がログインユーザ情報であったと判定した場合には、認証されたと判断し、ステップS506へ処理を進める。
一方、ステップS508で、認証プログラムが、S507のローカル認証結果が認証NGであったと判定した場合には、認証されなかったと判断し、図示しないステップにおいて、操作部308にログインできなかった旨の表示を行い、そのままログイン処理をNGとして終了し、図7のステップS420に処理を戻す。
ステップS506では、認証プログラムは、S504で受信したユーザ名、又は、S507で取得したユーザ名をログインユーザ情報として印刷プログラムに通知し、ログイン処理をOKとして終了し、図7のステップS420に処理を進める。
そして、印刷プログラムでは、ステップS509において、認証プログラムから送信されたログインユーザ情報を取得する。
次に、ステップS510において、印刷プログラムは、S509で取得したログインユーザ情報を印刷管理サーバへ送信する。
印刷管理サーバ400では、ステップS511において、印刷管理サーバ400のCPUが、複合機300から送信されたログインユーザ情報を受信する。
次に、ステップS512において、印刷管理サーバ400のCPUは、S511で受信したログインユーザ情報に基づき、書誌情報DBからこのログインユーザ情報に対応する印刷ジョブ情報を取得し、複合機300に、この印刷ジョブ情報(タイムスタンプ、ドキュメント名、印刷日時)を送信する。
複合機300の印刷プログラムでは、ステップS513において、印刷管理サーバ400から送信された印刷ジョブ情報を受信する。
次に、ステップS514において、印刷プログラムは、S513で受信した印刷ジョブ情報に基づき、ドキュメント名や印刷日時等を操作部308に一覧として表示し、ユーザからの印刷指示を受け付ける。
そして、操作部308に表示された一覧からユーザにより印刷ジョブ情報(複数でもよい)が選択されて印刷指示がなされると、印刷プログラムは、ステップS515において、該選択された印刷ジョブに対応するタイムスタンプとユーザ名を含む印刷要求を、印刷管理サーバ400へ送信する。
印刷管理サーバ400では、ステップS516において、印刷管理サーバ400のCPUが、複合機300から送信された印刷要求を受信する。
次に、ステップS517において、印刷管理サーバ400のCPUは、S516で受信した印刷要求に対応する印刷ジョブが格納されているプリントサーバ200を書誌情報DBから特定し、該特定したプリントサーバ200へ該印刷要求された印刷ジョブに対応する印刷データの印刷要求を送信する。尚、この印刷要求には、印刷データのパス,出力する複合機(印刷要求の送信元の複合機)300のIPアドレス等が含まれるものとする。
プリントサーバ200では、ステップS518において、プリントサーバ200のCPUが、印刷管理サーバ400からの印刷要求を受信する。
次に、ステップS519において、プリントサーバ200のCPUは、S518で受信した印刷要求(印刷データのパス)に基づいて印刷データを特定し、印刷要求に含まれるIPアドレスに基づいて複合機を特定し、該特定した印刷データのLPR印刷指示を、前記特定した複合機に送信する。
複合機300の印刷プログラムでは、ステップS520において、プリントサーバ200からLPR印刷により送信された印刷データを受信し、出力処理を実行する。尚、S519では印刷プログラムで実現するように構成したが、通常はLPR印刷を実行すると複合機300内で予め持っているプログラムで出力処理がなされるものとする。
以下、図9を参照して、図7のS415に示したログオフ処理について詳細に説明する。
図9は、本発明における第4の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、図7のS415に示したログオフ処理に対応する。なお、図中、S601,S602の処理は、複合機300が実行する認証プログラムの各ステップに対応し、複合機300のCPU301がROM303又はHDD304に格納されるプログラム(認証プログラム)をRAM302上にロード等して実行することにより実現される。また、S603〜S606の処理は、複合機300が実行する印刷プログラムの各ステップに対応し、複合機300のCPU301がROM303又はHDD304に格納されるプログラム(印刷プログラム)をRAM302上にロード等して実行することにより実現される。
まず、認証プログラム(即ち、複合機300のCPU301)は、ステップS601において、認証プログラムが管理記憶しているメモリ(RAM302)上のカード番号を消去する。
次に、ステップS602において、認証プログラムは、ログオフユーザ情報を印刷プログラムに通知する。なお、ログオフユーザ情報とは、ログイン処理時にS504又はS507で取得したユーザ名であり、メモリ(RAM302)上に記憶管理されている。
印刷プログラムでは、ステップS603において、認証プログラムから通知されたログオフユーザ情報を取得する。
次に、ステップS604において、印刷プログラムは、図8のS519でLPR印刷が実行され複合機300内で出力待ち状態となっている印刷ジョブ(未印刷ジョブ)のうち、S603で取得したログオフユーザ情報(ユーザ名)に対応する印刷ジョブを削除する。
次に、ステップS605において、印刷プログラムは、図8のS515で印刷要求されたログオフユーザ情報(ユーザ名)に対応する印刷ジョブを全て受信(又は、後述する受信拒否)しているか否かを判定し、全て受信(又は受信拒否)していると判定した場合には、そのまま処理を終了する。
一方、ステップS605で、図8のS515で印刷要求されたログオフユーザ情報(ユーザ名)に対応する印刷ジョブを未だ全て受信(又は受信拒否)していないと判定した場合には、ステップS606において、印刷プログラムは、プリントサーバ200から送信されるログオフユーザ情報(ユーザ名)に対応する印刷データの受信を拒否し、ステップS605に処理を戻す。この受信拒否は、LPR印刷が実行される(印刷データが送信される)前に複合機300とプリントサーバ200間での通信によって取得できる情報(例えば、ユーザ情報)によって判断されるものとする。
以上説明したように、本実施形態によれば、適切なユーザでログインをさせて、正しいユーザによって複合機300の処理を実行させることができるとともに、ログインする前のユーザ(ログオフしたユーザ)の実行した印刷ジョブを削除、受信拒否することで、ログオフしたユーザの印刷ジョブを実行させないので、セキュリティを高めた印刷が可能となる。
更に、ICカードをカードリーダ319にかざしたまま(カードリーダ319上に置いたまま)の場合、ポーリング処理によって取得されてしまう同一ユーザのカード番号に対するログイン要求に対しては、再度のログイン処理が実行されないように制御されているので、再ログイン処理により、誤って印刷ジョブが削除,受信拒否されてしまうこともなく、最適な印刷処理が実行されることとなる。
なお、図9に示したログオフ処理は、図示しないが、ユーザからログオフ指示がなされた際にも実行されるものとする。
〔第2実施形態〕
上記第1実施形態では、ログオフしたユーザの印刷データの受信を拒否するように構成したが、本実施形態では、ログオフしたユーザの印刷データを受信後すぐに削除するように構成する。これにより、複合機300とプリントサーバ200間での通信でユーザ情報が取得できなかった場合でも、ログオフしたユーザの印刷データを削除して、印刷されてしまうことを防止することができるセキュリティを高めた印刷環境を構築可能である。
以下、図10を参照して、本発明の第2実施形態におけるログオフ処理について詳細に説明する。
図10は、本発明における第5の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、本発明の第2実施形態におけるログオフ処理に対応する。なお、図9と同一のステップには同一のステップ番号を付してあり、S700〜S702の処理は、複合機300が実行する印刷プログラムの各ステップに対応し、複合機300のCPU301がROM303又はHDD304に格納されるプログラム(印刷プログラム)をRAM302上にロード等して実行することにより実現される。
S601〜S604の処理は、図9と同一であるので説明は省略する。
ステップS700において、印刷プログラムは、図8のS515で印刷要求されたログオフユーザ情報(ユーザ名)に対応する印刷ジョブを全て受信しているか否かを判定し、全て受信していると判定した場合には、そのまま処理を終了する。
一方、ステップS700で、図8のS515で印刷要求されたログオフユーザ情報(ユーザ名)に対応する印刷ジョブを未だ全て受信していないと判定した場合には、印刷プログラム(複合機300のCPU301)は、ステップS701に処理を進める。
ステップS701では、印刷プログラムは、印刷データを受信したら、印刷データのヘッダー情報を取得して、このヘッダー情報に含まれるユーザ情報とログオフユーザ情報(ユーザ名)とを比較して、一致した場合にはログオフユーザの印刷ジョブを受信したと判断し、S702へ処理を進める。
ステップS702では、印刷プログラムは、S701で受信した印刷データを削除し、ステップS700に処理を戻す。
一方、ステップS701において、ログオフユーザの印刷ジョブを受信していないと判定した場合には、ログオフユーザの印刷ジョブでないため削除せず、そのままステップS700へ処理を戻す。
以上示したように、本実施形態によれば、複合機300とプリントサーバ200間での通信でユーザ情報が取得できなかった場合でも、ログオフしたユーザの印刷データを削除して、印刷されてしまうことを防止することができるセキュリティを高めた印刷環境を構築することができる。
〔第3実施形態〕
上記第1,2実施形態では、ログオフしたユーザの印刷データの受信を拒否(削除)するように構成したが、本実施形態では、ログオフしたユーザの印刷データを受信後に複合機300のHDD304(ボックス)等に保存しておき、次回そのユーザがログオンした際に、そのジョブの実行(再開)又は削除を選択させるように構成する。これにより、例えば、印刷を指示した後、急用等でその場を離れなければならない場合でも、ジョブが保存されているため、戻ってきた際に、そのジョブを再開できるようになり、ジョブの発行からやり直すといった無駄の発生を防止できる。
以下、図11を参照して、本発明の第3実施形態におけるログオフ処理について詳細に説明する。
図11は、本発明における第6の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、本発明の第2実施形態におけるログオフ処理に対応する。なお、図10と同一のステップには同一のステップ番号を付してあり、S1101の処理は、複合機300が実行する印刷プログラムの各ステップに対応し、複合機300のCPU301がROM303又はHDD304に格納されるプログラム(印刷プログラム)をRAM302上にロード等して実行することにより実現される。
S601〜S604,S700,S701の処理は、図10と同一であるので説明は省略する。
ステップS1101において、印刷プログラム(複合機300のCPU301)は、S701で受信した印刷データをHDD304に保存し、ステップS700に処理を戻す。
以下、図12を参照して、本発明の第3実施形態におけるログイン処理について詳細に説明する。
図12は、本発明における第7の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、本発明の第3実施形態におけるログイン処理に対応する。なお、図8と同一のステップには同一のステップ番号を付してあり、S1201〜S1204の処理は、複合機300が実行する認証プログラムの各ステップに対応し、複合機300のCPU301がROM303又はHDD304に格納されるプログラム(認証プログラム)をRAM302上にロード等して実行することにより実現される。
ステップS501〜S509の処理は、図8と同一であるので説明は省略する。
ステップS505又はS508において、認証に成功し、ステップS509で、ログインユーザ情報を取得した場合には、印刷プログラム(複合機300のCPU301)は、ステップS1201に処理を進める。
ステップS1201では、印刷プログラムは、S509で取得したユーザ名に対応する前回ログインした際に実行されなかったジョブ(図11のS1101で保存されたジョブ)が、HDD304(ボックス等)に保存されているか否かを判定し、HDD304に保存されていないと判定した場合には、そのままステップS510に処理を進める。
一方、ステップS1201で、前回ログインした際に実行されなかったジョブ(図11のS1101で保存されたジョブ)が、HDD304(ボックス等)に保存されていると判定した場合には、印刷プログラムは、ステップS1202に処理を進める。
ステップS1202では、印刷プログラムは、保存されている前回のジョブの実行または削除の指示をユーザに選択入力させ、ユーザより前回のジョブの実行が選択されたと判定した場合には、ステップS1203に処理を進め、HDD304に保存されている前回ログインした際に実行されなかったジョブを実行するように制御し、ステップS510に処理を進める。
一方、ステップS1202で、印刷プログラムが、ユーザより前回のジョブの削除が選択されたと判定した場合には、ステップS1204に処理を進め、HDD304に保存されている前回ログインした際に実行されなかったジョブを削除し、ステップS510に処理を進める。
本実施形態では、S1201〜S1204をS509の後で実行してログインした際に実行されなかったジョブの実行の有無をユーザに選択させるるように構成したが、S514で前回ログインした際に実行されなかったジョブのジョブ情報を操作部308に一覧としてS513で受信したジョブ情報とともに表示させ、この操作部上でS1203やS1204の処理をユーザに選択させるようにしてもよい。この場合、前回ログインした際に実行されなかったジョブであることが分かるようにマーク付け等して識別可能に表示するようにしてもよい。また、タブ等で前回ログインした際に実行されなかったジョブのジョブ情報とS513で受信したジョブ情報を識別可能に表示するように構成しても良い。
以上説明したように、本実施形態によれば、例えば、印刷を指示した後、急用等でその場を離れなければならない場合でも、ジョブが保存されているため、戻ってきた際に、そのジョブを再開できるようになり、ジョブの発行からやり直すといった無駄の発生を防止できる。
また、ユーザ毎、又は、複合機毎等に、ジョブ削除モード(第1,2実施形態の構成)、ジョブ保存モード(第3実施形態の構成)のいずれかを設定可能なように構成してもよい。
さらに、複合機のそばを立ち去る場合に、ジョブ保存モードに設定して立ち去る(又は、ジョブ保存モードに設定してログオフする)等の操作を行えるように構成してもよい。
尚、本発明は、印刷ジョブのみに適用されるものではなく、ICカード認証によって実行可能となる複合機300における処理、例えば、コピー、FAX、複合機からのスキャンデータの送信等にも適用できることは言うまでもない。
また、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
以下、図13に示すメモリマップを参照して本発明に係る画像処理装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図13は、本発明に係る画像処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記録媒体(記憶媒体)のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記録媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、インストールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図6,図7,図8,図9,図10,図11,図12に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記録媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記録媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
本発明の画像処理装置を適用可能なプリントシステムの構成の一例を示すシステム構成図である。 図1に示したクライアントPC100,プリントサーバ200,印刷管理サーバ400,ログインサービスPC500,ディレクトリサービスサーバ600、ICカード認証サーバ800に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図1に示した複合機300のコントローラユニットのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態のプリントシステムにおける書誌情報データの一例を示すデータ構成図である。 本実施形態のプリントシステムにおけるICカード認証用テーブルの一例を示すデータ構成図である。 本発明における第1の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明における第2の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 フローチャートである。 本発明における第3の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明における第4の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明における第5の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明における第6の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明における第7の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明に係る画像処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記録媒体(記憶媒体)のメモリマップを説明する図である。
符号の説明
100 クライアントPC
200 プリントサーバ
300 複合機
301 CPU
302 RAM
303 ROM
304 HDD
308 操作部
312 プリンタ部
319 カードリーダ
400 印刷管理サーバ
600 ディレクトリサービスサーバ
700 LAN
900 WAN
800 ICカード認証サーバ

Claims (11)

  1. 認証サーバとネットワークを介して接続され、ユーザがログインすることで画像処理をさせる画像処理装置であって、
    ログインしているユーザを識別するための識別情報を記憶する記憶手段と、
    ポーリング処理によってかざされた記憶媒体を読み取る読取手段と、
    ポーリング処理によりログインしているユーザに対応する記憶媒体が読み取られた場合には、前記認証サーバへ繰り返し認証要求がされないようにしつつ、ポーリング処理を継続し、ポーリング処理によりログインしているユーザに対応する記憶媒体と異なる記憶媒体が読み取られた場合には、前記認証サーバへ認証要求をする認証要求手段と、
    前記認証要求手段で認証要求をしている間に前記認証サーバへ繰り返し認証要求がされないように、前記認証要求手段で認証要求をする際に、前記読取手段でのポーリング処理による読み取りを停止指示する停止指示手段と、
    前記読取手段で記憶媒体を読み取ることによって得られるユーザを識別するための識別情報と、前記記憶手段によって記憶されているログインしているユーザを識別するための識別情報とに従って、前記読取手段で記憶媒体を読み取ることによって得られるユーザを識別するための識別情報に対応するユーザと異なるユーザが当該画像処理装置にログインしているか否かを判定するログイン判定手段と、
    前記ログイン判定手段で、前記読取手段で読み取られた記憶媒体に対応するユーザと異なるユーザで当該画像処理装置にログインしていると判定される場合に、当該ログインしているユーザをログアウトするログアウト手段と、
    前記ログアウト手段によるログアウトの後に、前読認証結果によって得られるユーザを識別するための識別情報に対応するユーザでログインするログイン手段と、
    記憶媒体を読み取るべく、前記ログイン手段によるログインに従って、前記停止指示手段により停止指示されている前記読取手段でのポーリング処理による読み取りを開始指示する読取開始指示手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記認証サーバは、前記読取手段で記憶媒体を読み取ることによって得られるユーザを識別するための識別情報と、当該識別情報に対応するユーザを特定するためのユーザ識別情報とを記憶
    前記認証要求は、前記読取手段で読み取られることによって得られるユーザを識別するための識別情報を送信し
    前記ログイン手段は、前記認証サーバで前記識別情報が認証されたと判定される場合に前記認証サーバから得られる認証結果のユーザ識別情報を用いてログインすることを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  3. 前記読取手段で読み取られることによって得られるユーザを識別するための識別情報と、当該識別情報に対応するユーザを特定するためのユーザ識別情報とを記憶するユーザ識別情報記憶手段と、
    前記認証サーバから得られる認証結果に従って、認証されなかったと判定される場合に、前記ユーザ識別情報記憶手段で記憶されている識別情報と、前記読取手段で読み取られることによって得られるユーザを識別するための識別情報とで認証する認証手段とを備え、
    前記ログイン手段は、前記認証手段で認証された場合に得られるユーザ識別情報を用いてログインすることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記ログイン手段でログインしたユーザの印刷データの一覧を取得する印刷データ一覧取得手段と、
    前記印刷データ一覧取得手段で取得した印刷データの一覧を表示する表示手段と、
    ユーザの指示に従って、前記表示手段で表示された印刷データの一覧から選択された印刷データに対して印刷要求する印刷要求手段と、
    前記印刷要求手段で要求した印刷データを出力する印刷データ出力手段と
    を備えることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記画像処理装置は、前記印刷データと、当該印刷データを印刷することが可能なユーザのユーザ識別情報とを対応付けて管理する印刷管理サーバとネットワークを介して接続されており、
    前記印刷データ一覧取得手段は、前記ログイン手段でログインしたユーザの印刷データの一覧を前記印刷管理サーバから取得することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  6. 前記ログイン判定手段で、前記読取手段で記憶媒体を読み取ることによって得られるユーザを識別するための識別情報に対応するユーザと異なるユーザでログインしていると判定され、前記ログイン手段で、当該ログインしているユーザから前読取手段で記憶媒体を読み取ることによって得られるユーザを識別するための識別情報に対応するユーザでログインした場合に、前記ログアウト手段でログアウトしたユーザに対応する前記印刷要求手段で要求した印刷データを前記印刷データ出力手段で出力をさせないようにする出力制御手段を備えることを特徴とする請求項4又は5に記載の画像処理装置。
  7. 前記出力制御手段で出力をさせないようにした印刷データを保存する印刷データ保存手段と、
    前記ログイン手段でログインしたユーザの印刷データを前記印刷データ保存手段で保存しているか否かを判定する印刷データ保存判定手段と、
    前記印刷データ出力手段は、前記印刷データ保存判定手段でログインしたユーザの印刷データが保存されていると判定する場合に、当該保存されている印刷データを出力することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  8. ユーザによる操作処理がなされない時間をカウントし、当該カウントした時間が所定時間になる場合には、前記ログイン手段でログインしたユーザをログアウトさせるタイマログアウト手段とを備えることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 前記記憶媒体はカード型であり、前記記憶手段又は前記ユーザ識別情報記憶手段で記憶される識別情報は当該カード型の記憶媒体に記憶されているカード識別情報であることを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 認証サーバとネットワークを介して接続され、ユーザがログインすることで画像処理をさせる画像処理装置の制御方法であって、
    書込手段が、ログインしているユーザを識別するための識別情報を記憶部に書き込む書込ステップと、
    読取手段が、ポーリング処理によってかざされた記憶媒体を読み取る読取ステップと、
    認証要求手段が、ポーリング処理によりログインしているユーザに対応する記憶媒体が読み取られた場合には、前記認証サーバへ繰り返し認証要求がされないようにしつつ、ポーリング処理を継続し、ポーリング処理によりログインしているユーザに対応する記憶媒体と異なる記憶媒体が読み取られた場合には、前記認証サーバへ認証要求をする認証要求ステップと、
    停止指示手段が、前記認証要求ステップで認証要求をしている間に前記認証サーバへ繰り返し認証要求がされないように、前記認証要求ステップで認証要求をする際に、前記読取ステップのポーリング処理による読み取りを停止指示する停止指示ステップと、
    ログイン判定手段が、前記読取ステップで記憶媒体を読み取ることによって得られるユーザを識別するための識別情報と、前記記憶部に書き込まれているログインしているユーザを識別するための識別情報とに従って、前記読取ステップで記憶媒体を読み取ることによって得られるユーザを識別するための識別情報に対応するユーザと異なるユーザが当該画像処理装置にログインしているか否かを判定するログイン判定ステップと、
    ログアウト手段が、前記ログイン判定ステップで、前記読取ステップで読み取られた記憶媒体に対応するユーザと異なるユーザで当該画像処理装置にログインしていると判定される場合に、当該ログインしているユーザをログアウトするログアウトステップと、
    ログイン手段が、前記ログアウトステップによるログアウトの後に、前読認証結果によって得られるユーザを識別するための識別情報に対応するユーザでログインするログインステップと、
    読取開始指示手段が、記憶媒体を読み取るべく、前記ログインステップでのログインに従って、前記停止指示ステップで停止指示されている前記読取ステップでのポーリング処理による読み取りを開始指示する読取開始指示ステップと、
    を備えることを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  11. 認証サーバとネットワークを介して接続され、ユーザがログインすることで画像処理をさせる画像処理装置を、
    ログインしているユーザを識別するための識別情報を記憶する記憶手段と、
    ポーリング処理によってかざされた記憶媒体を読み取る読取手段と、
    ポーリング処理によりログインしているユーザに対応する記憶媒体が読み取られた場合には、前記認証サーバへ繰り返し認証要求がされないようにしつつ、ポーリング処理を継続し、ポーリング処理によりログインしているユーザに対応する記憶媒体と異なる記憶媒体が読み取られた場合には、前記認証サーバへ認証要求をする認証要求手段と、
    前記認証要求手段で認証要求をしている間に前記認証サーバへ繰り返し認証要求がされないように、前記認証要求手段で認証要求をする際に、前記読取手段でのポーリング処理による読み取りを停止指示する停止指示手段と、
    前記読取手段で記憶媒体を読み取ることによって得られるユーザを識別するための識別情報と、前記記憶手段によって記憶されているログインしているユーザを識別するための識別情報とに従って、前記読取手段で記憶媒体を読み取ることによって得られるユーザを識別するための識別情報に対応するユーザと異なるユーザが当該画像処理装置にログインしているか否かを判定するログイン判定手段と、
    前記ログイン判定手段で、前記読取手段で読み取られた記憶媒体に対応するユーザと異なるユーザで当該画像処理装置にログインしていると判定される場合に、当該ログインしているユーザをログアウトするログアウト手段と、
    前記ログアウト手段によるログアウトの後に、前読認証結果によって得られるユーザを識別するための識別情報に対応するユーザでログインするログイン手段と、
    記憶媒体を読み取るべく、前記ログイン手段によるログインに従って、前記停止指示手段により停止指示されている前記読取手段でのポーリング処理による読み取りを開始指示する読取開始指示手段と、
    して機能させるためのプログラム。
JP2006320908A 2006-11-28 2006-11-28 画像処理装置および画像処理装置の制御方法およびプログラム Active JP4822273B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006320908A JP4822273B2 (ja) 2006-11-28 2006-11-28 画像処理装置および画像処理装置の制御方法およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006320908A JP4822273B2 (ja) 2006-11-28 2006-11-28 画像処理装置および画像処理装置の制御方法およびプログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2008134857A JP2008134857A (ja) 2008-06-12
JP2008134857A5 JP2008134857A5 (ja) 2008-07-24
JP4822273B2 true JP4822273B2 (ja) 2011-11-24

Family

ID=39559671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006320908A Active JP4822273B2 (ja) 2006-11-28 2006-11-28 画像処理装置および画像処理装置の制御方法およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4822273B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5340752B2 (ja) * 2009-01-14 2013-11-13 株式会社インテリボイス セキュリティシステム
JP5328389B2 (ja) * 2009-01-21 2013-10-30 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成システム、及び画像形成方法
JP5335745B2 (ja) * 2010-08-27 2013-11-06 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置、画像形成システムおよび認証装置
US8806614B2 (en) * 2010-09-22 2014-08-12 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, controlling method of image processing apparatus, and computer program
JP5565284B2 (ja) * 2010-11-18 2014-08-06 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 画像形成装置および情報処理方法、プログラム
JP5949495B2 (ja) * 2012-11-27 2016-07-06 富士ゼロックス株式会社 印刷システム及びプログラム
JP6476541B2 (ja) * 2013-10-31 2019-03-06 株式会社リコー 画像形成装置、印刷要求削除方法及びプログラム
JP6945962B2 (ja) * 2015-11-20 2021-10-06 三菱電機株式会社 照明器具、照明システム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3977204B2 (ja) * 2002-08-28 2007-09-19 キヤノン株式会社 中断ジョブ再開方法、画像形成システム
JP4838985B2 (ja) * 2004-04-09 2011-12-14 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び記録媒体
JP4033857B2 (ja) * 2004-09-03 2008-01-16 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 プリントシステムおよび印刷管理サーバおよび印刷方法および印刷管理方法およびプログラム
JP2006099461A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Canon Inc カード運用装置及びカードと通信する装置の運用方法、プログラム、記憶媒体
JP2006164174A (ja) * 2004-12-10 2006-06-22 Canon Inc 情報処理装置、ユーザ認証処理及びアクセス制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008134857A (ja) 2008-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4518287B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、第1の認証サーバ、制御方法、プログラム、情報処理方法、情報処理プログラム
JP4033857B2 (ja) プリントシステムおよび印刷管理サーバおよび印刷方法および印刷管理方法およびプログラム
JP4317162B2 (ja) プリントサーバおよび印刷管理サーバおよび印刷装置およびプリントシステムおよび印刷データ蓄積方法および印刷管理方法および印刷方法およびプログラム
US8228537B2 (en) Print managing server, print managing method, program, and recording medium
JP6799268B2 (ja) 印刷システム、画像形成装置とその処理方法及びプログラムに関する。
US8225375B2 (en) Information processing system, information processing apparatus and method and program therefor
JP4822273B2 (ja) 画像処理装置および画像処理装置の制御方法およびプログラム
KR20100057083A (ko) 인쇄 제어 시스템, 인쇄 장치, 인쇄 관리 서버, 인쇄 제어 방법, 및 컴퓨터 판독가능 기록 매체
JP2010108348A (ja) 画像形成装置、情報処理システムと、その処理方法およびプログラム
JP4425238B2 (ja) プリントシステムおよび印刷管理サーバおよび印刷装置およびプリントシステムの制御方法および印刷管理サーバの制御方法および印刷装置の制御方法およびプログラム
JP4697713B2 (ja) プリントシステムおよび印刷管理サーバおよび印刷方法および印刷管理方法およびプログラム
JP4895800B2 (ja) プリントシステムおよび印刷管理サーバおよび印刷装置およびプリントシステムの制御方法および印刷管理サーバの制御方法および印刷装置の制御方法およびプログラム
JP4480037B2 (ja) 印刷管理サーバおよび印刷装置および印刷管理方法および印刷方法およびプログラムおよび記録媒体
JP5664037B2 (ja) 印刷システム、画像処理装置、制御方法、およびそのプログラム
JP5177673B2 (ja) 画像形成装置、情報処理システムと、その処理方法およびプログラム
JP2015007845A (ja) 情報処理装置とその処理方法及びプログラム
JP6083138B2 (ja) 画像形成システム、画像形成装置、記憶装置、その制御方法及びプログラム
JP2011015104A (ja) 画像形成装置とその処理方法およびプログラム
JP2014102543A (ja) 印刷システム、画像形成装置と、それらの処理方法及びプログラム
JP2017109421A (ja) 画像形成装置、認証システムとその処理方法及びプログラム
JP2018005444A (ja) 情報処理装置、情報処理システム、制方法、及びプログラム
JP2012138815A (ja) 印刷システムとその制御方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080403

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080604

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080604

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110322

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110816

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110831

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4822273

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140916

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250