JP2007164569A - Icタグホルダおよびicタグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ICタグの再利用を可能とするICタグホルダを提供すること。
【解決手段】ICタグを保持するICタグホルダにおいて、ICタグ60を着脱自在に収容する収容部51と、収容部51の一部に設けられ、ICタグへの電波を通過させる窓部51cと、収容部51の窓部51cと反対側に設けられ、ICタグ60を装着する対象物に対して、取り付けるための取り付け部51fと、を有する。
【選択図】図8

Description

本発明は、ICタグホルダおよびICタグ装置に関するものである。
近年、管理対象物にICタグを設け、当該ICタグに記憶されている情報に応じて、当該対象物を管理する管理方法が多用されるようになっている。
ところで、このようなICタグは、特許文献1に示すように、管理対象物に対して接着する方法が一般的である。
特開2005−37895号公報(図1)
しかしながら、このような方法によってICタグを管理対象物に貼付する場合、ICタグを簡単に取り外すことができないため、当該管理対象物が寿命を迎えて廃棄する場合には、管理対象物と併せて、ICタグも廃棄されることになる。
ここで、ICタグは、可動部分がなく、耐久性も高いため、一般的に、長寿命である。また、ICタグは高価である場合が多い。このため、管理対象物と併せてICタグも廃棄することは、資源の浪費となってしまう。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、ICタグの再利用を可能とするICタグホルダおよびICタグ装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明では、以下のようにした。
本発明のICタグホルダは、ICタグを保持するICタグホルダにおいて、ICタグを着脱自在に収容する収容部と、収容部の一部に設けられ、ICタグへの電波を通過させる窓部と、収容部の窓部と反対側に設けられ、ICタグを装着しようとする対象物に対して、取り付けるための取り付け部と、を有する。
このため、ICタグの再利用を可能とするICタグホルダを提供することができる。
また、本発明の他の発明は、上述の発明に加えて、収容部は、本体部と蓋部とを有し、蓋部を開いた状態にすることにより、ICタグを着脱可能とする。このため、蓋部を開閉することにより、ICタグを簡易に着脱することが可能になる。
また、本発明の他の発明は、上述の発明に加えて、本体部の一方の面はICタグが載置される載置面となり、他方の面は対象物に対して取り付けるための取り付け面となる。このため、取り付け面の反対側に載置面を配することにより、ICタグを対象物に確実に固定することができる。
また、本発明の他の発明は、上述の発明に加えて、蓋部は本体部に開閉自在に設けられており、蓋部および本体部は、閉じた状態において相互に係止するための係止部を有している。このため、係止部の係止を解いて蓋部を開くことにより、ICタグを簡易に取り付けたり、取り外したりすることができる。
また、本発明の他の発明は、上述の発明に加えて、収容部は、ICタグを挿抜するための挿抜口を有し、挿抜口よりICタグを挿抜することにより、ICタグを着脱自在に収容するようにしている。このため、開閉部等の機械的動作部を設けずに、ICタグを着脱可能な構造とすることができる。したがって、ICタグホルダの耐久性を向上させることができる。
また、本発明の他の発明は、上述の発明に加えて、収容部の一部にはICタグを係止するための係止部を有している。このため、ICタグを収容部内に確実に固定することが可能になる。
また、本発明の他の発明は、上述の発明に加えて、係止部は、挿入口の周辺に設けられた舌状部材であり、ICタグを挿入後に、当該舌状部材を折り曲げることによりICタグを係止するようにしている。このため、簡易な構造により、ICタグを確実に固定することが可能になる。また、構造が簡易であるので、製造コストを削減できる。さらに、対象物が不要になった場合には、ICタグを簡易に取り外すことができる。
また、本発明の他の発明は、上述の発明に加えて、係止部は、収容部の内部に設けられた凸状部材または凹状部材と、ICタグの一部に設けられた凹部または凸部によって構成され、これらが嵌合されることにより、ICタグを係止する。このため、部材を折り曲げたりする必要がないので、ICタグの着脱を簡易に行うことができる。
また、本発明の他の発明は、上述の発明に加えて、対象物に対して取り付けられるとともに、収容部と係合する係合部を有する板状部材を有し、収容部の取り付け部は、板状部材の係合部と係合することにより、収容部を対象物に取り付けるようにしている。このため、このため、収容部についても再利用が可能となる。
また、本発明の他の発明は、上述の発明に加えて、収容部の窓部と反対側にはフランジが設けられており、板状部材には収容部が挿入される開口部が設けられるとともに、当該開口部の側面にはフランジが係合する段差部が設けられており、当該段差部にフランジが係合することにより、板状部材に収容部が固定されるようにしている。このため、フランジと段差部が係合することによってICタグホルダを対象物に確実に取り付けることが可能になる。
また、本発明の他の発明は、上述の発明に加えて、収容部内部の上面と、ICタグの天面の間には、窓部に対応する開口を有するとともに、ICタグを対象物方向に押圧する復元力を有するバネ部材が配置されるようにしている。このため、ICタグが収容部の内部において、移動することを防止できる。
また、本発明の他の発明は、上述の発明に加えて、収容部は、金属部材によって構成され、窓部は金属部材に形成された開口部である。このため、金属部材によってICタグを確実に保護するとともに、開口部を介して電波を送受することにより、情報を確実に読み書きすることができる。
また、本発明は、ICタグと当該ICタグを保持するICタグホルダを有するICタグ装置において、タグホルダは、ICタグを着脱自在に収容する収容部と、収容部の一部に設けられ、ICタグへの電波を通過させる窓部と、収容部の窓部と反対側に設けられ、ICタグを装着しようとする対象物に対して、取り付けるための取り付け部と、を有するようにしている。
このため、ICタグの再利用を可能とするICタグ装置を提供することができる。
本発明によれば、ICタグの再利用が可能なICタグホルダおよびICタグ装置を得ることができる。
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
第1の実施の形態.
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るICタグ装置の構成例を示す図である。この図に示すように、第1の実施の形態に係るICタグ装置は、蓋部11および本体部12を主要な構成要素とするICタグホルダ10と、ICタグ20を主要な構成要素としている。なお、この例では、蓋部11および本体部12は、例えば、金属部材または樹脂部材等によって構成され、これらによって収容部が形成される。
ここで、蓋部11は、側面11aおよび天面11bを有している。天面11bには、ICタグ20と対応する位置に窓部としての開口部11cが設けられている。天面11bを囲むように形成された側面11aには、蓋部11と本体部12とを開閉自在に接続するための蝶番11eが設けられている。また、側面11aには、本体部12に設けられている係止部12dと係合する係止部11dが設けられている。
本体部12の上面12bは載置面とされ、ICタグ20が載置される。なお、本体部12と蓋部11とを閉じた状態にすることにより、これらによって形成される内側空間にICタグ20が収容される。側面12aには、前述した蓋部11の係止部11dと係合する係止部12dが設けられている。この例では、係止部11dが凸形状となっており、係止部12dが凹形状となっており、これらが嵌合することにより、蓋部11と本体部12とが係止される。また、側面12aの一部には、蝶番11eが設けられている。
ICタグ20が載置される上面12bの反対側の面は、取り付け面12cとされ、この面により、ICタグホルダ10が管理対象物に取り付けられる。なお、取り付ける方法としては、例えば、接着剤等によって接着するか、または、図示せぬ固定用の部材(例えば、ネジ等)によって固定する。
ICタグ20は、円形形状を有しており、その内部には後述する回路を具備し、図示せぬリーダライタにより、記憶されている情報を電波を媒介として読み書きすることができる。
図2は、図1に示すICタグホルダ10の蓋部11を閉じた状態にて、矢印Aによって切断した場合の断面図である。この図に示すように、ICタグホルダ10は、取り付け面12cが管理対象物25に接地するように配置されている。また、ICタグ20は、蓋部11と本体部12の間に挟まれて固定されている。ICタグ20の上面の一部は、開口部11cから露出しており、図示せぬリーダライタを当該開口部11cに接近させることにより、情報を読み書きすることができる。なお、この例では、ICタグ20の上面の大半部分が露出しているが、リーダライタによって通信が可能となればよいので、ICタグ20に内蔵されているアンテナが露出する大きさが確保できればよい。
図3は、図2に示すICタグ20の詳細な構成例を示すブロック図である。この図に示すように、ICタグ20は、アンテナ21、制御回路22、ROM(Read Only Memory)23、および、メモリ24によって構成されている。
ここで、アンテナ21は、図示せぬリーダライタからの電波を感受するとともにリーダライタへ電波を放射する。制御回路22は、リーダライタからの指令に応じて、ROM23またはメモリ24からデータを読み出したり、メモリ24にデータを書き込んだりする回路である。
ROM23は、管理情報23a等を記憶した書き換えできないメモリである。メモリ24は、書き換え可能な不揮発性の半導体メモリであって、管理対象物25に関する追加管理情報24aを記憶する。
なお、管理対象物25としては、例えば、種々の商品等が想定されるが、ICタグ20の寿命よりも、その寿命もしくは耐用年数が短いものに使用することが好適である。
なお、図1に示すタグホルダ10を管理対象物25に配置する場合、まず、管理対象物25の所望の位置に、図1に示すICタグホルダ10を、例えば、接着剤によって固定する。そして、蓋部11と本体部12の係止部11d,12dによる係止を解き、蓋部11を開いた状態とする。つぎに、ICタグ20を本体部12の所定の位置に配置する。このとき、ICタグ20に裏表が存在する場合には、表が上側を向くようにして配置する。そして、蝶番11eを中心として蓋部11を回動させて閉じた状態とし、係止部11d,12dを嵌合させて固定する。
その結果、ICタグ20は、蓋部11の天面11bと、本体部12の上面12bの間に挟まれた状態となって、固定される。なお、図示せぬリーダライタによってICタグ20に記憶されている情報を読み出す場合には、開口部11cにリーダライタを近づけることにより、ICタグ20に格納されている情報を参照したり、ICタグ20に新たに情報を追加したりすることができる。
このようにして、ICタグ20に記憶されている追加管理情報および管理情報を参照することにより、管理対象物25に関する情報を簡易に得ることができるので、管理対象物25のトレーサビリティを向上させることができる。
そして、管理対象物25の耐用年数が経過したり、寿命が切れたりした場合には、係止部11d,12dの係合を解いて蓋部11を開け、ICタグ20が見える状態とする。そして、ICタグ20を取り出し、管理対象物25については、ICタグホルダ10とともに廃棄し、ICタグ20については、管理情報および追加情報を書き換えることにより、他の管理対象物に対して再度使用することができる。
なお、以上の実施の形態では、ICタグ20を本体部12の上面12b上に単に載置するようにしたが、例えば、マジックテープ(登録商標)等によって、本体部12の上面12b上に接着するようにしてもよい。あるいは、本体部12の上面12bに凹部を設け、当該凹部に、ICタグ20を嵌合させるようにしてもよい。
また、以上の実施の形態では、蓋部11と本体部12とは、蝶番11eによって開閉自在となるようにしたが、例えば、蓋部11と本体部12とをヒンジピンによって軸着することにより、開閉自在とすることもできる。
また、以上の実施の形態では、蓋部11と本体部12とは、係止部11d,12dによって係止されるようにしたが、例えば、係止具またはネジによって係止されるようにしてもよい。なお、係止具としては、例えば、蓋部11にフックを設け、本体部12に当該フックに係合する金具を有するとともに、当該金具をレバーの操作によって引き下げる形状の係止具を用いるようにしてもよい。なお、これら以外の方法によって固定してもよい。
また、以上の実施の形態では、蓋部11と本体部12とは、蝶番11eによって開閉自在とされているが、蝶番11eを設けずに、例えば、蓋部11の内側面と、本体部12の外側面にそれぞれネジを切り、蓋部11を回転させてネジを螺合させることにより、これらを固定するようにしてもよい。あるいは、ネジを設けずに、係止部11d,12dと同様の係止部を複数設け、これらが相互に嵌合するようにしてもよい。
第2の実施の形態.
図4は、本発明の第2の実施の形態の構成例を示す斜視図である。この図に示すように、第2の実施の形態のICタグホルダ装置は、蓋部31および本体部32を主要な構成要素とするICタグホルダ30、ならびに、ICタグ40を主要な構成要素としている。
ここで、蓋部31は、側面31aおよび天面31bを有している。天面31bには、ICタグ40と対応する位置に開口部31cが設けられている。天面31bを囲むように形成されている側面31aには、蓋部31と本体部32とを開閉自在に接続するためのヒンジピン31eが配置されている。また、側面31aには、本体部32に設けられている係止部32dと係合する係止部31dが設けられている。
本体部32の上面32bには、ICタグ40が載置されている。上面32bを囲む側面32aには、前述した蓋部11の係止部11dと係合する係止部32dが設けられている。この例では、係止部31dが凸形状となっており、係止部32dが凹形状となっており、これらが嵌合することにより、蓋部31と本体部32とが係合する。
取り付け面32cは、ICタグ40が載置されている上面32bの反対側の面であり、当該取り付け面32cによりICタグホルダ30が管理対象物に取り付けられる。なお、取り付ける方法としては、例えば、接着剤等によって接着するか、または、図示せぬ固定用の部材(例えば、ネジ等)によって固定する。
ICタグ40は、矩形形状を有しており、その内部には図3と同様の回路を具備し、図示せぬリーダライタにより、記憶されている情報を電波を媒介として読み書きすることができる。
図5は、図1に示すICタグホルダ30の蓋部31を閉じた状態にて、矢印Aで示す方向に切断した場合の断面図である。この図に示すように、ICタグホルダ30は、取り付け面32cが管理対象物45に接地するように配置される。また、ICタグ40は、蓋部31と本体部32の間に挟まれて固定されている。ICタグ40の上面の一部は、開口部31cから露出しており、図示せぬリーダライタを当該開口部31cに接近させることにより、情報を読み書きすることができる。
なお、図4に示すタグホルダ30を管理対象物45に配置する場合、まず、管理対象物45の所望の位置に、図4に示すタグホルダ30を、例えば、接着剤によって固定する。そして、蓋部31と本体部32の係止部31d,32dによる係止を解き、蓋部31を開いた状態とする。つぎに、ICタグ40を本体部32の上面32bの所定の位置に配置する。このとき、ICタグ40に裏表が存在する場合には、表が上側を向くようにして配置する。そして、ヒンジピン31eを中心として蓋部31を回動させて閉じた状態とし、係止部31d,32dを嵌合させて固定する。
その結果、ICタグ40は、蓋部31の天面31bと、本体部32の上面32bの間に挟まれた状態となって、固定される。なお、図示せぬリーダライタによってICタグ40に記憶されている情報を読み出す場合には、開口部31cにリーダライタを近づけることにより、ICタグ40に格納されている情報を参照したり、ICタグ40に新たに情報を追加したりすることができる。
このようにして、ICタグ40に記憶されている追加管理情報および管理情報を参照することにより、管理対象物45に関する情報を簡易に得ることができるので、管理対象物45のトレーサビリティを向上させることができる。
そして、管理対象物45の耐用年数が経過したり、寿命が切れたりした場合には、係止部31d,32dの係合を解いて蓋部31を開け、ICタグ40が見える状態とする。そして、ICタグ40を取り出し、管理対象物45については、タグホルダ30とともに廃棄し、ICタグ40については、管理情報および追加情報を書き換えることにより、他の管理対象物に対して再度使用することができる。
なお、以上の実施の形態では、ICタグ40を本体部32の上面32b上に単に載置するようにしたが、例えば、マジックテープ(登録商標)等によって、本体部32の上面32b上に接着するようにしてもよい。あるいは、本体部32の上面32bに凹部を設け、当該凹部に、ICタグ40を嵌合させるようにしてもよい。
また、以上の実施の形態では、蓋部31と本体部32とは、ヒンジピン31eによって開閉自在となるようにしたが、例えば、蓋部31と本体部32とを蝶番によって軸着することにより、開閉自在とすることもできる。
また、以上の実施の形態では、蓋部31と本体部32とは、係止部31d,32dによって係止されるようにしたが、例えば、係止具またはネジによって係止されるようにしてもよい。なお、係止具としては、前述したようなものを使用することができる。なお、これら以外の方法によって固定してもよい。
また、以上の実施の形態では、蓋部31と本体部32とは、ヒンジピン31eによって開閉自在とされているが、ヒンジピン31eを設けずに、例えば、係止部31d,32dと同様の係止部を複数設け、これらが相互に嵌合するようにしてもよい。
第3の実施の形態.
図6は、本発明の第3の実施の形態の構成例を示す斜視図である。この図に示すように、第3の実施の形態のICタグ装置は、ICタグホルダ51およびICタグ60を主要な構成要素としている。
ここで、ICタグホルダ51は、箱形形状を有しており、内部にICタグ60が挿入され、保持する。ICタグホルダ51の前面51bには、開口部51cが設けられている。前面51bを囲む側面51aの上部には、舌状部51d,51eがICタグホルダ51から突出した状態で設けられており、ICタグ60を挿入した後に、これらの舌状部51d,51eを図6に示すように内側に折り曲げることにより、ICタグ60を固定することができる。
ICタグ60は、矩形形状を有しており、その内部には図3と同様の回路を具備し、図示せぬリーダライタにより、記憶されている情報を電波を媒介として読み書きすることができる。
図7は、図6に示すICタグホルダ51にICタグ60を挿入した状態にて、矢印Aで示す方向に切断した場合の断面図である。この図に示すように、ICタグホルダ51は、取り付け面51fが管理対象物65に接地するように配置される。また、ICタグ60は、ICタグホルダ51の内部に挿抜口51gを介して挿入されて固定されている。ICタグ60の上面の一部は、開口部51cから露出しており、図示せぬリーダライタを当該開口部51cに接近させることにより、情報を読み書きすることができる。
図8は、図6に示すICタグ60を、ICタグホルダ51に挿入する前の状態を示す図である。この図に示すように、ICタグ60を挿入する前の状態では、舌状部51d,51eは、真っ直ぐな状態となっている。このような状態において、ICタグ60をICタグホルダ51の内部に挿抜口51gを介して挿入する。その結果、図9に示すように、ICタグ60がICタグホルダ51の内部51hに挿入された状態となる。このような状態において、舌状部51d,51eを内側に向けて折り曲げると、図6に示すように舌状部51d,51eがICタグ60を押さえつける状態となるので、ICタグ60が保持された状態となる。
なお、図6に示すICタグホルダ51を管理対象物45に配置する場合、まず、管理対象物65の所望の位置に、図8に示すICタグホルダ51を、例えば、接着剤によって固定する。そして、図8に示すように、ICタグ60を挿抜口51gを介して内部51hに対して挿入し、前述のように舌状部51d,51eを内側に向けて折り曲げることにより、ICタグ60を固定した状態とする。
その結果、ICタグ60は、舌状部51d,51eによって保持されて固定される。なお、図示せぬリーダライタによってICタグ60に記憶されている情報を読み出す場合には、開口部51cにリーダライタを近づけることにより、ICタグ60に格納されている情報を参照したり、ICタグ60に新たに情報を追加したりすることができる。
このようにして、ICタグ60に記憶されている追加管理情報および管理情報を参照することにより、管理対象物65に関する情報を簡易に得ることができるので、管理対象物65のトレーサビリティを向上させることができる。
そして、管理対象物65の耐用年数が経過したり、寿命が切れたりした場合には、舌状部51d,51eを、図9に示すように外側に折り曲げて開け、ICタグ60を取り出す。また、管理対象物65については、ICタグホルダ51とともに廃棄し、ICタグ60については、管理情報および追加情報を書き換えることにより、他の管理対象物に対して再度使用することができる。
なお、以上の実施の形態では、ICタグ60を舌状部51d,51eを折り曲げて固定するようにしたが、例えば、図10に示すように、折り曲げるだけでなく、ネジ71gによって固定するようにしてもよい。
すなわち、図10の例では、ICタグ装置は、ICタグホルダ71およびICタグ60を主要な構成要素としている。
ここで、ICタグホルダ71は、箱形形状を有しており、内部にICタグ60が挿入され、保持する。ICタグホルダ71の前面71bには、開口部71cが設けられている。側面71aの上部には、固定部71d,71eが設けられている。固定部71d,71eの先端部分は、外側に直角に折り曲げられており、当該折り曲げられた部分の中央付近には、ネジ71gを装着するための図示せぬ孔が設けられている。ICタグ60を挿入した後に、これらの固定部71d,71eを内側に折り曲げ、直角に折り曲げられた部分を合わせて、ネジ71gによって固定することにより、ICタグ60を保持することができる。
このような実施の形態によれば、ネジ71gによってICタグ60を固定することから、図6のように金属の形状保持力によってICタグ60を固定する場合に比較し、外力によってICタグ60が脱落することを防止できる。また、ICタグ60の着脱についても、ネジ71gを回転させることにより、簡易に行うことができる。
なお、図10の例では、固定部71d,71eについては、側面71aの上部を延伸して形成するようにしたが、当該部分を別部材によって構成し、当該別部材を蝶番等によって、側面71aに開閉自在に固定するようにしてもよい。
また、ネジ71gとして、指先で回転可能なものを利用すれば、工具を使用せずに、ICタグ60を簡易に着脱することが可能になる。
なお、図6および図10の例では、側面51a,71aに設けられた舌状部51d,51eおよび固定部71d,71eによって、ICタグ60を固定するようにしたが、例えば、図11に示すように、ICタグ90の側面91aに切り欠き91b,91cを設け、ICタグホルダ81の内側の側面にこれと係合する係合部81h,81iを設けるようにしてもよい。
すなわち、図11の例では、ICタグ90の側面91aには、その断面が半円形状を有する切り欠き91b,91cが設けられている。一方、ICタグホルダ81の内部81gの側面には、図12に示すように、係合部81hおよび係合部81i(不図示)が設けられている。係合部81h,81iは、例えば、可撓性を有する金属部材等によって構成され、支持部81h1と凸状部81h2を有している。支持部81h1は、例えば、接着剤等によって内側面に固定される。凸状部81h2は、切り欠き91b,91cの内部に嵌合するように形成されており、バネ力によって切り欠き91b,91cを押圧して保持する。
図11に示すICタグホルダ81を管理対象物(不図示)に配置する場合、まず、管理対象物の所望の位置に、図11に示すICタグホルダ81を、例えば、接着剤によって固定する。そして、図11に示すように、ICタグ90を内部81gに挿入する。ICタグ90の底面が係合部81h,81iにまで到達すると、側面91aが凸状部81h2,81i2を外側に向けて押圧するので、凸状部81h2,81i2は、つぶれた形状となる。その結果、ICタグ90はさらに奥に向けて進入することが可能になる。そして、ICタグ90の切り欠き91b,91cが係合部81h,81iまで到達すると、係合部81h,81iの凸状部81h2,81i2は、内側に向かって復元力が働き、図12に示すように、凸状部81h2,81i2が切り欠き91b,91cに嵌合した状態となる。このような状態になると、係合部81h,81iのバネ力によって、切り欠き部91b,91cは保持された状態となるので、ICタグ90が脱落することを防止できる。
なお、図示せぬリーダライタによってICタグ90に記憶されている情報を読み出す場合には、開口部81cにリーダライタを近づけることにより、ICタグ90に格納されている情報を参照したり、ICタグ90に新たに情報を追加したりすることができる。
このようにして、ICタグ90に記憶されている追加管理情報および管理情報を参照することにより、管理対象物に関する情報を簡易に得ることができるので、管理対象物のトレーサビリティを向上させることができる。
そして、管理対象物の耐用年数が経過したり、寿命が切れたりした場合には、工具等によって係合部81h,81iのバネ力に打ち勝つだけの力をICタグ90に印加すると、係合部81h,81iの係合が解け、ICタグ90を取り外すことができる。取り外したICタグ90については、管理情報および追加情報を書き換えることにより、他の管理対象物に対して再度使用することができる。また、管理対象物については、廃棄する。
なお、図11の例では、ICタグ90の側面91aの2カ所に切り欠きを設けるようにしたが、1つだけであったり、3つ以上設けたりするようにしてもよい。また、側面ではなく、例えば、前面または後面に設けるようにすることも可能である。
また、図11の例では、ICタグ90を取り外す際には、工具によって取り外すようにしたが、例えば、ICタグ90の前面に、ユーザの指を挿入することができる凹部または指と係合する凸部を設けておき、ICタグ90を取り外す際には、当該部分を指によって操作することにより、ICタグ90を簡単に外すことができるようにしてもよい。
なお、以上の実施の形態では、ICタグ90の側面に凹形状の切り欠き91b,91cを設け、ICタグホルダ81の内側面に凸形状の係合部81h,81iを設けるようにしたが、ICタグ90の側面に凸形状の係合部を設け、ICタグホルダ81の内側面に凹形状の切り欠きを設けるようにしてもよい。
第4の実施の形態.
図13は、本発明の第4の実施の形態に係るタグホルダの構成例を示す分解図斜視である。この図に示すように、第4の実施の形態のICタグ装置は、ICタグホルダ101、バネ部材102、ICタグ103、および、板状部材104を主要な構成要素としている。
ここで、ICタグホルダ101は、例えば、金属製の略長方形の箱形形状を有する部材101aによって構成されている。ICタグホルダ101の底部には、ICタグ103を挿入するための開口101eが設けられている。また、ICタグホルダ101は、底面を除く面(天面、前後面、左右面)のそれぞれに、開口101d,101f,101g,101h,101iがそれぞれ設けられている。さらに、底部の開口101eの前後(図の奥行き方向)には、前後方向に突出したフランジ101b,101cがそれぞれ設けられている。
バネ部材102は、可撓性を有する金属部材102aによって構成される。バネ部材102は、ICタグホルダ101の内部に配置され、ICタグホルダ101の内部上面と、ICタグ103の天面との間に配置される。バネ部材102は、図の下側に向かって突出するように湾曲しており、ICタグ103がICタグホルダ101の内部に挿入されると、バネ部材102はICタグ103を下方向(図の下方向)に押圧する復元力を生じる。ICタグ103の下面は、後述する管理対象物105の上面に接するように配置されていることから、ICタグ103は、バネ部材102の復元力によって、管理対象物105に圧着されて固定される。また、バネ部材102には、矩形形状の開口102bが設けられている。開口102bは、図示せぬリーダライタによって、ICタグ103から情報を読み書きする際に、電波が通過する領域となっている。すなわち、ICタグ103と図示せぬリーダライタは、ICタグホルダ101の開口101dおよびバネ部材102の開口102bを介して電波によって通信する。
ICタグ103は、略長方形の矩形形状を有しており、図3と同様の回路をその内部に有している。
板状部材104は、例えば、円形形状を有する所定の厚さの金属部材104aによって構成されている。板状部材104の中央部には、ICタグホルダ101およびICタグ103が装着される開口104bが設けられている。開口104bの前後方向(図の奥行き方向)の側面には、ICタグホルダ101のフランジ101b,101cと嵌合するための段差部104cがそれぞれ設けられている。なお、板状部材104は、開口104bにICタグホルダ101、バネ部材102、および、ICタグ103が差し込まれた状態で、管理対象物105の取り付け面上に配置され、例えば、接着剤等にて固定される。
図14は、図13に示すタグ装置100を組み立てた状態を示す図である。タグ装置100を組み立てる際には、まず、板状部材104を管理対象物105の取り付け面に、例えば、接着剤等によって接着する。なお、板状部材104が剥離してしまうと、ICタグ装置100が紛失してしまうので、接着剤としては接着力が高いものを使用することが望ましい。
つぎに、図13に示すバネ部材102をICタグホルダ101の開口101eから図13に示す状態(すなわち、突出した方を下方向にした状態)のまま内部に差し込み、ICタグホルダ101の内部の上面に当接する位置まで移動する。
つづいて、ICタグ103をICタグホルダ101の開口101eからICタグホルダ101の内部に差し込み、バネ部材102に当接する位置まで移動した後、バネ部材102の復元力に逆らって、ICタグ103を可能な限り内部に挿入する。このような状態で、ICタグホルダ101を挟持し、ICタグ103が落ちない状態にして、板状部材104の開口104bまで移動させる。そして、フランジ101b,101cの一方を、開口104bの一方の段差部104cに差し込み、嵌合させる。つづいて、ICタグホルダ101を強く挟持してICタグホルダ101を内側に撓ませながら(フランジ101b,101cが接近する方向に撓ませながら)、フランジ101b,101cの他方を、他方の段差部104cに差し込んで嵌合させる。
以上の手順により、バネ部材102およびICタグ103が内部に配置された状態のICタグホルダ101が板状部材104に固定され、図14に示す状態となる。すなわち、図14の例では、板状部材104の開口104bにICタグホルダ101が挿入されて固定されている。また、ICタグホルダ101の開口101dと、バネ部材102の開口102bとは、略同一の形状となっているので、これらが重なって電波を通過させるための領域が形成される。なお、ICタグホルダ101のフランジ101b,101cは、段差部104cに係合されており、また、ICタグホルダ101は、フランジ101b,101cを外側に押し広げる復元力を有しているので、ICタグホルダ101が開口104bに挿入されると、簡単には脱離しない状態となる。
図15は、図14に示すICタグ装置100を矢印Aに示す方向で切断した場合の断面図である。この図に示すように、管理対象物105の取り付け面(上面)には、板状部材104が配置され、ICタグ103およびバネ部材102が内部に配置された状態のICタグホルダ101が開口104b内に配置されている。ICタグホルダ101の内部には、ICタグ103が配置されている。ICタグ103の天面と、ICタグホルダ101の内部の上面との間には、バネ部材102が配置されている。バネ部材102は、図15に示すように、図の下方向に突出するように湾曲しており、ICタグ103を下方向(図の下方向)に押圧する力を印加する。ICタグ103の下面は、管理対象物105の取り付け面に当接するように配置されており、ICタグ103には、バネ部材102からの下方向の力が働くので、ICタグ103は、管理対象物105に圧着されて固定される。
図16は、図14に示すICタグ装置100を矢印Bに示す方向に切断した場合の断面図である。この図に示すように、管理対象物105の取り付け面には、板状部材104が配置されている。板状部材104の開口104bには、ICタグホルダ101が挿入されて固定されている。図16中において、拡大して示すように、ICタグホルダ101のフランジ101cは、板状部材104の段差部104cに挿入されて固定されている。ICタグ103は、ICタグホルダ101の内部の中央付近に配置されている。また、ICタグ103と、ICタグホルダ101の内壁面との間には、ギャップgが形成されている。当該ギャップgは、ICタグホルダ101を、板状部材104に挿入する際に、ICタグホルダ101の幅を狭めて、挿入が容易になるように設けられている。なお、ICタグホルダ101を板状部材104に挿入する際には、ICタグ103がICタグホルダ101の内部の上面に当接した状態にて挿入がなされるので、フランジ101b,101cの内側には、ICタグ103が存在しない状態となっているため、ギャップgは、多少狭めに設定することができる。
なお、図示せぬリーダライタによってICタグ103に記憶されている情報を読み出す場合には、開口101dにリーダライタを近づけることにより、ICタグ103に格納されている情報を参照したり、ICタグ103に新たに情報を追加したりすることができる。
このようにして、ICタグ103に記憶されている追加管理情報および管理情報を参照することにより、管理対象物に関する情報を簡易に得ることができるので、管理対象物のトレーサビリティを向上させることができる。
そして、管理対象物105の耐用年数が経過したり、寿命が切れたりした場合には、ICタグホルダ101を挟持して、ICタグホルダ101を内側に向けて押圧する力を印加しつつ、フランジ101b,101cの一方を離脱させ、つづいて、他方を離脱させる。その結果、ICタグホルダ101を板状部材104から外すことができるので、ICタグ103を取り出すことができる。取り出したICタグ103については、管理情報および追加情報を書き換えることにより、他の管理対象物に対して再度使用することができる。また、管理対象物105については、廃棄する。
第5の実施の形態.
図17は、本発明の第5の実施の形態の構成例を示す分解斜視図である。この図に示すように、第5の実施の形態では、第4の実施の形態と比較すると、ICタグ113は、円形形状を有している。また、ICタグホルダ111は、円形のICタグ113に合わせて、略正方形形状を有している。
バネ部材112は、略正方形形状を有する可撓性部材によって構成され、図の下方向に突出するように湾曲している。また、バネ部材112の中央部には、ICタグ113の天面の面積よりも狭い面積を有する開口112bが形成されている。当該開口112bは、ICタグ113と図示せぬリーダライタが通信を行う際に、電波の通路となる。
板状部材114は、金属製の部材114aによって構成され、ICタグホルダ111の底部に対応した大きさの開口114bが設けられている。また、板状部材114の開口114bの前後方向(図の奥行き方向)の側面には、フランジ111b,111cが挿入される段差部114cがそれぞれ設けられている。
なお、第5の実施の形態の管理対象物への取り付け方および取り外し方は、第4の実施の形態の場合と同様であるので、その説明は省略する。
このようにして、ICタグ113に記憶されている追加管理情報および管理情報を参照することにより、管理対象物に関する情報を簡易に得ることができるので、管理対象物のトレーサビリティを向上させることができる。
また、管理対象物の寿命が尽きた場合には、ICタグ113を取り外して再利用することができるので、管理に要するコストを削減することができる。
なお、上述の各実施の形態は、本発明の好適な例であるが、本発明は、これらに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形、変更が可能である。
例えば、以上の各実施の形態では、リーダライタによって情報を読み取るための開口部を設けるようにしたが、例えば、樹脂部材によってICタグホルダを形成する場合に、受信は電波を通過させるため、当該開口部は設けなくてもよい。また、開口部を設ける場合であっても、内部のICタグを保護する目的で、当該開口部に対して、例えば、樹脂によって形成された、保護部材を嵌め込むようにしてもよい。
また、図1,17に示す実施の形態では、円形形状を有するICタグ20を用いるようにしたが、これ以外の形状、例えば、矩形形状を有するICタグを用いるようにしてもよい。また、図4,6,11,13に示す実施の形態では、矩形形状を有するICタグ40,60,90を用いるようにしたが、これ以外の形状、例えば、円形形状を有するICタグを用いることも可能である。
また、以上の各実施の形態では、ICタグには、情報は表示しない状態としたが、例えば、ICタグの開口部から露出する部分、QRコード等の二次元コードを印刷し、ICタグに記憶されている情報とともに、二次元コードに格納されている情報を併せて読み取ることができるようにしてもよい。そのような方法によれば、複数の情報を格納することが可能になる。
また、以上の各実施の形態では、ICタグホルダを管理対象物に取り付ける取り付け面は平面形状としたが、管理対象物の形状に応じた形状(例えば、円形形状)を有するようにしてもよい。
また、第4および第5の実施の形態では、板状部材104,114に開口104b,114bを設けるとともに、当該開口104b,114bの側面に段差部104c,114cを設け、ICタグホルダ101,111を挿入してフランジ101b,101cおよびフランジ111b,111cと嵌合するようにしたが、例えば、板状部材104,114の上面にフランジ101b,101cおよびフランジ111b,111cと嵌合する突起部を設け、当該突起部とフランジとが係合するようにしてもよい。
本発明は、例えば、動産を管理するためのICタグに適用可能である。
本発明の第1の実施の形態に係るICタグホルダの構成を示す斜視図である。 図1に示すICタグホルダを管理対象物に取り付けた際の断面図である。 図1に示すICタグの詳細な構成例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係るICタグホルダの構成を示す斜視図である。 図4に示すICタグホルダを管理対象物に取り付けた際の断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係るICタグホルダの構成を示す斜視図である。 図6に示すICタグホルダを管理対象物に取り付けた際の断面図である。 図6に示すICタグホルダにICタグを取り付ける前の状態を示す図である。 図6に示すICタグホルダにICタグを挿入した状態を示す図である。 図6に示すICタグホルダの他の実施の形態を示す斜視図である。 図6に示すICタグホルダのさらに他の実施の形態を示す斜視図である。 図11に示すICタグホルダの係合部の詳細を示す断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係るICタグホルダの構成例を視示す分解斜視図である。 図13に示すICタグホルダを組み立てて、管理対象物に取り付けた状態を示す図である。 図14に示す矢印Aに沿って切断した場合の断面図である。 図14に示す矢印Bに沿って切断した場合の断面図である。 本発明の第5の実施の形態に係るICタグホルダの構成例を視示す分解斜視図である。
符号の説明
10 ICタグホルダ,11 蓋部,11c 開口部(窓部),11d 係合部,12 本体部,12b 上面(載置面),12c 取り付け面(取り付け部,取り付け面),12d 係合部,20 ICタグ,30 ICタグホルダ,31 蓋部,31c 開口部(窓部),31d 係止部,32 本体部,32b 上面(載置面),32c 取り付け面,32d 係止部,40 ICタグ,50 ICタグホルダ,51c 開口部(窓部),51d,51g 舌状部(係止部),60 ICタグ,70 ICタグホルダ,71c 開口部(窓部),71d,71e 固定部(係止部),81c 開口部(窓部),81h,81i 係合部(係合部の一部),90 ICタグ,91b,91c 切り欠き(係合部の一部),101 ICタグホルダ(収容部),101f 開口(窓部),101b,101c フランジ,102 バネ部材,103 ICタグ,104 板状部材,104b 開口,104c 段差部,111 ICタグホルダ(収容部),111f 開口(窓部),111b,111c フランジ,112 バネ部材,113 ICタグ,114 板状部材,114b 開口,114c 段差部

Claims (13)

  1. ICタグを保持するICタグホルダにおいて、
    ICタグを着脱自在に収容する収容部と、
    上記収容部の一部に設けられ、ICタグへの電波を通過させる窓部と、
    上記収容部の窓部と反対側に設けられ、ICタグを装着しようとする対象物に対して、取り付けるための取り付け部と、
    を有することを特徴とするICタグホルダ。
  2. 前記収容部は、本体部と蓋部とを有し、上記蓋部を開いた状態にすることにより、前記ICタグを着脱可能とすることを特徴とする請求項1記載のICタグホルダ。
  3. 前記本体部の一方の面は前記ICタグが載置される載置面となり、他方の面は前記対象物に対して取り付けるための取り付け面となることを特徴とする請求項2記載のICタグホルダ。
  4. 前記蓋部は前記本体部に開閉自在に設けられており、前記蓋部および前記本体部は、閉じた状態において相互に係止するための係止部を有していることを特徴とする請求項3記載のICタグホルダ。
  5. 前記収容部は、前記ICタグを挿抜するための挿抜口を有し、上記挿抜口より前記ICタグを挿抜することにより、前記ICタグを着脱自在に収容することを特徴とする請求項1記載のICタグホルダ。
  6. 前記収容部の一部には前記ICタグを係止するための係止部を有していることを特徴とする請求項5記載のICタグホルダ。
  7. 前記係止部は、前記挿入口の周辺に設けられた舌状部材であり、前記ICタグを挿入後に、当該舌状部材を折り曲げることにより前記ICタグを係止することを特徴とする請求項6記載のICタグホルダ。
  8. 前記係止部は、収容部の内部に設けられた凸状部材または凹状部材と、前記ICタグの一部に設けられた凹部または凸部によって構成され、これらが嵌合されることにより、前記ICタグを係止することを特徴とする請求項6記載のICタグホルダ。
  9. 前記対象物に対して取り付けられるとともに、前記収容部と係合する係合部を有する板状部材を有し、
    前記収容部の前記取り付け部は、上記板状部材の係合部と係合することにより、前記収容部を前記対象物に取り付けることを特徴とする請求項1記載のICタグホルダ。
  10. 前記収容部の前記窓部と反対側にはフランジが設けられており、
    前記板状部材には前記収容部が挿入される開口部が設けられるとともに、当該開口部の側面には上記フランジが係合する段差部が設けられており、当該段差部に上記フランジが係合することにより、前記板状部材に前記収容部が固定されることを特徴とする請求項9記載のICタグホルダ。
  11. 前記収容部内部の上面と、前記ICタグの天面の間には、前記窓部に対応する開口を有するとともに、前記ICタグを前記対象物方向に押圧する復元力を有するバネ部材が配置されていることを特徴とする請求項10記載のICタグホルダ。
  12. 前記収容部は、金属部材によって構成され、前記窓部は前記金属部材に形成された開口部であることを特徴とする請求項1記載のICタグホルダ。
  13. ICタグと当該ICタグを保持するICタグホルダを有するICタグ装置において、
    上記タグホルダは、
    ICタグを着脱自在に収容する収容部と、
    上記収容部の一部に設けられ、ICタグへの電波を通過させる窓部と、
    上記収容部の窓部と反対側に設けられ、ICタグを装着しようとする対象物に対して、取り付けるための取り付け部と、
    を有することを特徴とするICタグ装置。
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