JP2007162836A - サイレントチェーン伝動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 噛合開始時から着座時にわたってノイズを低減させるとともに、サイレントチェーンおよびスプロケットの摩耗を低減させる。
【解決手段】 チェーンとの噛合初期にチェーンと接触するスプロケット歯面の歯末面aが、弦上下動を起こすことなくスプロケットSと噛み合うようにチェーンが直線運動する際に描かれるリンクプレート2の内側フランク面23の軌跡の包絡線lとなるような歯形形状を有しており、着座時にチェーンと接触するスプロケット歯面の歯先面bが、チェーンのスプロケットSへの巻付き運動によりリンクプレート2が回転運動する際に描かれるリンクプレート2の内股25の軌跡の包絡線mとなるような歯形形状を有している。スプロケット歯面の歯末面aおよび歯先面bを接続する接続面cは、包絡線l,mに内接する円弧面により形成されている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、各々内側フランク面および外側フランク面から構成された一対の歯部を有する多数のリンクプレートを連結ピンにより各々枢支可能に連結してなるサイレントチェーンと、該サイレントチェーンとともに用いられるスプロケットとの組合せからなるサイレントチェーン伝動装置に関する。
自動車や自動二輪車等においてエンジンのタイミングチェーンまたは補機駆動用チェーンとして、サイレントチェーンが用いられている。サイレントチェーンは、一般に、各々一対の歯部およびピン孔を有する多数のリンクプレートを、ピン孔内に挿入した連結ピンにより各々枢支可能に連結した構造を有している。また、リンクプレートの各歯部は、それぞれ内側フランク面および外側フランク面から構成されている。
サイレントチェーンによる動力伝達の際には、リンクプレートの歯部の一方のフランク面がスプロケットの各歯と噛み合うことにより、駆動側スプロケットから従動側スプロケットに動力が伝達されるようになっている。
このようなサイレントチェーンにおいて、チェーンがスプロケットと噛み合う際に発生するピッチ音がノイズの原因になっている。このようなピッチ音を下げるためには、チェーンのリンクプレートとスプロケットが衝突することなく、両者の接触が滑らかに行われることが最も好ましい。
また、スプロケットとの噛合時に発生するチェーンの弦上下動もノイズの原因になっており、このような弦上下動を低減させるためには、チェーンが一直線上を進行しつつそのままスプロケットに噛み合う必要がある。
以上をまとめると、スプロケットに向かって一直線上を進行してきたチェーンがスプロケットに衝突することなくかつ弦上下動を起こすことなくスプロケットに対して滑り込み噛合いをするようになれば、チェーンのノイズを一層低減させることが可能であると考えられる。
このようなチェーンおよびスプロケットの挙動は、別の観点から見れば、ラックカッタによる歯形の創成運動と同じ運動になると推測される。すなわち、チェーンの直線部分をラックカッタに、またスプロケットをこのラックカッタにより歯切りされるギヤに置き換えて考えることが可能である。
本件出願人は、このような観点から特開平8−184348号公報に示すようなサイレントチェーン伝動装置を提案している。このサイレントチェーン伝動装置では、サイレントチェーンを直線状に伸ばしたときの各リンク列におけるスプロケット噛合側の歯部突出側フランク面が、サイレントチェーンとともに用いられるスプロケットを歯切りし得るようなラックカッタの歯形形状の一部と同様の形状を有しており、スプロケット歯面がこのようなラックカッタで歯切りされた形状を有している。
この場合には、スプロケットに向かって一直線上を進行してきたチェーンは、スプロケットに衝突することなくかつ弦上下動を起こすことなく、スプロケットに対して滑り込み噛合いをして、リンクプレートとスプロケットとが滑らかに接触する。
これにより、リンクプレートとスプロケットとの衝突に起因するピッチ音の発生を防止できるばかりでなく、チェーンの弦上下動に起因するノイズの発生を抑制でき、低周波領域も含めてノイズを一層低減できる。しかも、この場合には、各リンク列のスパン中の移動量がスプロケットの回転角度に比例することになるので、角速度むらの発生を防止できる。
その一方、サイレントチェーン伝動装置において運転中に発生するノイズについての長年の鋭意研究の結果、ノイズは、チェーンおよびスプロケットの噛合開始時のみならず、噛合いが進行してチェーンがスプロケットに着座する着座時(すなわち噛合終了時)にも発生していることが明らかになってきている。
このような着座時のノイズは、噛合開始時に内側フランク面で噛み合いかつ着座時に外側フランク面で着座する噛合形式のチェーンの場合において、とくにそのピーク値が高くなっている。これは、噛合点が内側フランク面上から外側フランク面上に移行する際に、噛合点に作用する荷重が急激に増大することによって起こる。
ところが、上記公報に示すサイレントチェーンでは、スプロケットとの噛合開始時だけのノイズ低減を目的としており、このため、着座時を含めた運転中のノイズを完全に解決したものとはいえない。
そこで、特開2000−65156号公報に示すようなサイレントチェーン伝動装置が本件出願人により提案されている。このサイレントチェーン伝動装置では、着座時にサイレントチェーンと接触するスプロケット歯面の部分が、サイレントチェーンのスプロケットへの巻付き運動によりリンクプレートが回転運動する際に描かれるリンクプレートの内側フランク面の軌跡の包絡線となるような歯形形状を有している。
この場合、チェーンがスプロケットに巻き付く際には、リンクプレートがスプロケット歯の回りを回転して、リンクプレートの内側フランク面がスプロケット歯面に着座する。すなわち、この場合には、リンクプレートのスプロケット歯との噛合点は、噛合開始時から着座時にいたるまで内側フランク面上に位置している。これにより、内側フランク面で噛み合いかつ外側フランク面で着座する噛合形式のチェーンの場合のように噛合点の移動にともなう荷重の急激な変動がなくなり、その結果、ノイズを低減できるとともに、スプロケット歯一枚当たりの負荷を下げることができ、スプロケットの寿命を向上できる。
しかも、この場合には、スプロケット歯面の歯形形状が、リンクプレートの回転運動の際にリンクプレートの内側フランク面の軌跡の包絡線となるような形状を有しているため、チェーンがスプロケットに巻き付く際に、スプロケット歯の回りを回転するリンクプレートの内側フランク面は、スプロケット歯面と干渉することなくスプロケット歯面に滑り込み噛合いをする。これにより、着座時において、リンクプレートとスプロケット歯との衝突に起因するピッチ音の発生を防止でき、ノイズを低減できる。
このようにして、噛合開始時から着座時にわたってノイズを一層低減させることができ、これにより、音振性能を向上させることができる。
その一方、このようなサイレントチェーン伝動装置において、チェーンおよびスプロケットの摩耗を低減させたいとする強い要請がある。そこで、本件出願に係る発明者は、運転中のチェーンおよびスプロケットの接触状態について研究・考察した。
図7は、内側フランク面で噛み合いかつ内側フランク面で着座するサイレントチェーンがスプロケットと噛み合っている状態を示している。サイレントチェーン1’を構成するリンクプレート2’は、一対のピン孔21’ および歯部22’を有している。各ピン孔21’内には、隣り合う各リンクプレート2’をそれぞれ枢支可能に連結する連結ピン3’が挿入されている。各歯部22’は、それぞれ内側フランク面23’および外側フランク面24’から構成されている。
図7に示すように、リンク列L1’は、スプロケットS’に向かって直線運動しているサイレントチェーン1’の直線状スパンの最前列に位置しており、その内側フランク面23’がスプロケット歯t’との噛合開始の状態におかれている。リンク列L2 ’はサイレントチェーン1’の直線運動による噛合中の状態におかれている。リンク列L3’は、サイレントチェーン1’がスプロケットS’の回りに巻き付く際のリンクプレート2’の回転運動による噛合中の状態におかれており、リンク列L4 ’は、噛合いが完了してスプロケット歯t’に着座した状態におかれている。
同図中、符号T’はチェーン張力を示しており、符号F’は、チェーンのリンクプレート2’の内側フランク面23’がスプロケット歯t’から受ける押付荷重つまり噛合反力を示している。複数の噛合反力F’のチェーン張力方向成分の合力がチェーン張力T’と釣り合っている。同図から分かるように、リンクプレート2’の内側フランク面23’がスプロケット歯t’から受ける噛合反力F’は、リンク列L’,L’の位置において最大になっている。すなわち、当該噛合反力F’は、サイレントチェーンが直線運動を終了して回転運動に移行するときに最大になっていることが分かる。
その一方、ある一定時間運転後のサイレントチェーンの内側フランク面およびスプロケット歯面の摩耗状況を見ると、図7中の丸印A’の個所において摩耗が最も進行していることが分かった。この丸印A’の個所は、リンクプレート2の内側フランク面23’がスプロケット歯t’から最大の噛合反力を受ける個所に対応している。
本件出願に係る発明者は、このような研究・考察結果に基づいて、サイレントチェーンおよびスプロケットの噛合時に最大の噛合反力が作用する個所において、サイレントチェーンのリンクプレートおよびスプロケット歯面が接触しないようにすれば、少なくとも当該個所における摩耗を防止できると考えた。
特開平8−184348号公報 特開2000−65156号公報
本発明は、このような研究・考察結果に基づいてなされたものであり、噛合開始時から着座時にわたってノイズを低減でき、しかも摩耗を低減できるサイレントチェーン伝動装置を提供しようとしている。
請求項1の発明に係るサイレントチェーン伝動装置は、各々内側フランク面および外側フランク面から構成された一対の歯部を有する多数のリンクプレートを連結ピンにより各々枢支可能に連結してなるサイレントチェーンと、該サイレントチェーンとともに用いられるスプロケットとの組合せからなるサイレントチェーン伝動装置である。スプロケット歯面の歯末面は、サイレントチェーンとの噛合初期にサイレントチェーンと接触するときに弦上下動を起こすことなくスプロケットと噛み合うようにサイレントチェーンが直線運動する際に描かれるリンクプレートの内側フランク面の軌跡の包絡線となるような歯形形状を有している。スプロケット歯面の歯先面は、着座時にサイレントチェーンと接触するサイレントチェーンのスプロケットへの巻付き運動によりリンクプレートが回転運動する際に描かれるリンクプレートの内股の軌跡の包絡線となるような歯形形状を有している。スプロケット歯面の歯末面および歯先面は、直線運動の際の軌跡の包絡線および回転運動の際の軌跡の包絡線の双方に内接する円弧状面により接続されている。
請求項1の発明では、噛合初期の段階でサイレントチェーンと接触するスプロケット歯面の歯末面の歯形形状が、弦上下動を起こすことなくスプロケットと噛み合うサイレントチェーンの直線運動の際に描かれるリンクプレートの内側フランク面の軌跡の包絡線となるような形状を有している。
したがって、この場合には、スプロケットに向かって一直線上を進行してきたサイレントチェーンは、スプロケットに衝突することなくかつ弦上下動を起こすことなく、スプロケットに対して滑り込み噛合いをして、リンクプレートとスプロケットとが滑らかに接触する。これにより、噛合開始時において、リンクプレートとスプロケット歯との衝突に起因するピッチ音の発生を防止でき、ノイズを低減できる。
次に、噛合いが進行してサイレントチェーンがスプロケットに巻き付く際には、リンクプレートがスプロケット歯の回りを回転して、リンクプレートの内股がスプロケット歯面の歯先面に着座する。すなわち、この場合には、リンクプレートのスプロケット歯との噛合点は、噛合開始時から着座時にいたるまで内側フランク面から内股にかけての領域に位置している。これにより、内側フランク面で噛み合いかつ外側フランク面で着座する噛合形式のチェーンの場合のような噛合点の移動にともなう荷重の急激な変動がなくなり、その結果、ノイズを低減できるとともに、スプロケット歯一枚当たりの負荷を下げることができ、スプロケットの寿命を向上できる。
しかも、この場合には、スプロケット歯面の歯先面の歯形形状が、リンクプレートの回転運動の際にリンクプレートの内股の軌跡の包絡線となるような形状を有している。
このため、チェーンがスプロケットに巻き付く際に、スプロケット歯の回りを回転するリンクプレートの内股は、スプロケット歯面と干渉することなくスプロケット歯面の歯先面に滑り込み噛合いをする。これにより、着座時において、リンクプレートとスプロケット歯との衝突に起因するピッチ音の発生を防止でき、ノイズを低減できる。
このようにして、噛合開始時から着座時にわたってノイズを低減させることができ、音振性能を向上できる。
しかも、この場合には、スプロケット歯面の歯末面および歯先面が、直線運動の際の軌跡の包絡線および回転運動の際の軌跡の包絡線の双方に内接する円弧状面により接続されているので、リンクプレートの噛合点がスプロケット歯面の歯末面から歯先面に移行する際に、したがって、サイレントチェーンが直線運動から回転運動に移行する際に、リンクプレートがスプロケット歯面と接触しないようにすることができ、これにより、スプロケット歯面の歯末面から歯先面に移行する個所で最大面圧が発生しないようにすることができ、その結果、サイレントチェーンおよびスプロケットの摩耗を低減できる。
請求項2の発明では、スプロケット歯面の歯末面および歯先面が、請求項1の場合と異なり、平坦状面で接続されている。
この場合には、リンクプレートの噛合点がスプロケット歯面の歯末面から歯先面に移行する際に、したがって、サイレントチェーンが直線運動から回転運動に移行する際に、リンクプレートがスプロケット歯面と確実に接触しないようにすることができ、これにより、スプロケット歯面の歯末面から歯先面に移行する個所で最大面圧が発生しないようにすることができ、その結果、サイレントチェーンおよびスプロケットの摩耗を確実に低減できる。
請求項3の発明では、スプロケット歯面の歯末面および歯先面が、請求項1の発明と異なり、歯末面および歯先面に内接する円弧状面の曲率半径よりも大きな曲率半径を有する円弧状面で接続されている。
この場合には、リンクプレートの噛合点がスプロケット歯面の歯末面から歯先面に移行する際に、したがって、サイレントチェーンが直線運動から回転運動に移行する際に、リンクプレートがスプロケット歯面と確実に接触しないようにすることができ、これにより、スプロケット歯面の歯末面から歯先面に移行する個所で最大面圧が発生しないようにすることができ、その結果、サイレントチェーンおよびスプロケットの摩耗を確実に低減できる。
請求項4の発明では、スプロケット歯面の歯末面および歯先面が、請求項1の発明と異なり、凹状円弧面で接続されている。
この場合には、リンクプレートの噛合点がスプロケット歯面の歯末面から歯先面に移行する際に、したがって、サイレントチェーンが直線運動から回転運動に移行する際に、リンクプレートがより確実にスプロケット歯面と接触しないようにすることができ、これにより、スプロケット歯面の歯末面から歯先面に移行する個所で最大面圧が発生しないようにすることができ、その結果、サイレントチェーンおよびスプロケットの摩耗をより確実に低減できる。さらに、この場合には、スプロケット歯面の歯末面および歯先面間の凹状円弧面にオイルを保持させることができ、これにより、リンクプレートおよびスプロケット歯面の摩耗を低減できる。
請求項5の発明では、スプロケット歯面の接続面が、サイレントチェーンとの噛合時にサイレントチェーンのリンクプレートと接触していないように形成されている。
以上のように本発明に係るサイレントチェーン伝動装置によれば、噛合初期にサイレントチェーンと接触するスプロケット歯面の歯末面が、弦上下動を起こすことなくスプロケットと噛み合うサイレントチェーンの直線運動の際に描かれるリンクプレートの内側フランク面の軌跡の包絡線となるような歯形形状を有しており、着座時にサイレントチェーンと接触するスプロケット歯面の歯先面が、サイレントチェーンのスプロケットへの巻付き運動によるリンクプレートの回転運動の際に描かれるリンクプレートの内股の軌跡の包絡線となるような歯形形状を有しているので、噛合開始時から着座時にわたってリンクプレートがスプロケット歯面に対して滑り込み噛合いを行うことができる。これにより、ノイズを一層低減させることができ、音振性能を向上できる効果がある。しかも、この場合には、スプロケット歯面の接続面が、サイレントチェーンとの噛合時にサイレントチェーンのリンクプレートと接触していないように形成されているので、リンクプレートの噛合点がスプロケット歯面の歯末面から歯先面に移行する際に、したがって、サイレントチェーンが直線運動から回転運動に移行する際に、リンクプレートがスプロケット歯面と確実に接触しないようにすることができ、これにより、スプロケット歯面の歯末面から歯先面に移行する個所で最大面圧が発生しないようにすることができ、その結果、サイレントチェーンおよびスプロケットの摩耗を低減できる効果がある。
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施例によるサイレントチェーン伝動装置の側面部分図、図2はサイレントチェーンがスプロケットに向かって直線運動する際にリンクプレートの内側フランク面が描く軌跡により創成されるスプロケット歯形曲線を示す図、図3はサイレントチェーンのリンクプレートが回転運動をしてスプロケットに巻き付く際にリンクプレートの内股が描く軌跡により創成されるスプロケット歯形曲線を示す図、図4は図2および図3を合成することにより創成されるスプロケット歯形曲線を示す図、図5は創成されたスプロケット歯形曲線の拡大図である。
図1に示すように、このサイレントチェーン1は、積層された多数のリンクプレート2からなるリンク列L1 ,L2 ,L3 ,L4 …をピン孔21に挿入された連結ピン3により各々枢支可能に連結することにより構成されている。リンクプレート2は、ピン孔中心線Cの一方の側に一対の歯部22を有しており、各歯部22はそれぞれ内側フランク面23および外側フランク面24から構成されている。各歯部22の間には、隣り合う各内側フランク面23を接続する内股25が形成されている。
リンク列L1 は、スプロケットSに向かって直線運動しているサイレントチェーン1の直線状スパンの最前列に位置しており、その内側フランク面23がスプロケット歯tとの噛合開始の状態におかれている。リンク列L2 はサイレントチェーン1の直線運動による噛合中の状態におかれている。またリンク列L3 は、サイレントチェーン1がスプロケットSの回りに巻き付く際のリンクプレート2の回転運動による噛合中の状態におかれており、リンク列L4 は、噛合いが完了してスプロケット歯tに着座した状態におかれている。
図1から明らかなように、サイレントチェーン1は、直線状に伸ばされた状態において、各リンク列のリンクプレート2の内側フランク面23がスプロケット歯tの歯末面と接触しており、スプロケットSに巻き付いた状態において、各リンク列のリンクプレート2の内股24の全面がスプロケット歯tの歯先面と接触している。
次に、サイレントチェーン1がスプロケットSに向かって弦上下動を起こすことなく直線運動してスプロケット歯tと噛み合う際のリンクプレート2の軌跡を描くと、図2に示すようになる。同図では、スプロケットを静止させた状態でリンクプレート2の相対運動の軌跡を描いている。同図中、符号lは、リンクプレート2の内側フランク面23の軌跡の包絡線を示しており、符号aは、包絡線lにより形成されるスプロケット歯面の歯末面を示している。言い換えれば、符号aは、サイレントチェーン1の直線運動により創成されるスプロケット歯形曲線を示している。
また、サイレントチェーン1がスプロケットSに巻き付く際にリンクプレート2の回転運動による軌跡を描くと、図3に示すようになる。同図では、スプロケットを静止させた状態でリンクプレート2の相対運動の軌跡を描いており、リンクプレート2の一方のピン孔中心Oを中心にして当該リンクプレート2を回転させた軌跡が示されている。同図中、符号mは、リンクプレート2の内股25の軌跡の包絡線を示しており、符号bは、包絡線mにより形成されるスプロケット歯面の歯先面を示している。言い換えれば、符号bは、サイレントチェーン1の回転運動により創成されるスプロケット歯形曲線を示している。
次に、図2および図3を合成したものを図4に示す。同図において、サイレントチェーン1の直線運動の際にリンクプレート2の内側フランク面23の軌跡の包絡線により形成されるスプロケット歯面における歯末面の歯形曲線を符号aで、サイレントチェーン1の回転運動の際にリンクプレート2の内股25の軌跡の包絡線により形成されるスプロケット歯面における歯先面の歯形曲線を符号bでそれぞれ示している。スプロケット歯面において逆側の歯末面は、歯末面aと左右対称の位置に配置することに創成される。
ここで、図4を拡大したものを図5に示す。同図中、符号cは、歯末面aおよび歯先面bを滑らかに接続する接続面を示している。ここでは、接続面cは、曲率半径rの円弧面であり、包絡線l,mの双方に内接している。なお、図5に示すように、2つの包絡線l,mは、接続面cの外側で互いに交差している。
次に、本実施例によるサイレントチェーン伝動装置の噛合動作について説明する。
図1に示すように、スプロケットSに向かって一直線上を進行してきたサイレントチェーン1は、その直線状スパンにおける最前列のリンク列Lのリンクプレート2の内側フランク面23がスプロケット歯tの歯末面aと接触する。
この状態から、サイレントチェーンの直線運動による噛合いが進行すると、リンクプレート2の内側フランク面23のスプロケット歯面上の噛合点は、歯末面a上を歯先側に移動する。
このとき、上述のように、スプロケット歯面の歯末面aは、弦上下動を起こすことなくスプロケットSと噛み合うサイレントチェーンの直線運動の際に描かれるリンクプレート2の内側フランク面23の軌跡の包絡線となるような歯形形状を有している。このため、噛合点の移行の際に、サイレントチェーンのリンクプレート2は、スプロケット歯tと衝突することなくかつ弦上下動を起こすことなく、スプロケット歯tに対して滑り込み噛合いをしてスプロケット歯tと滑らかに接触する。これにより、噛合開始時において、リンクプレート2とスプロケット歯tとの衝突に起因するピッチ音の発生を防止でき、ノイズを低減できる。
次に、噛合いがさらに進行してサイレントチェーンがスプロケットSに巻き付く際には、リンクプレート2が一方(噛合進行側)のピン孔中心Oを中心にスプロケット歯tの回りを回転して、リンクプレート2の内股25がスプロケット歯tの歯先面bに着座して、歯先面bと面接触する。
このとき、上述のように、スプロケット歯tの歯先面bは、リンクプレート2の回転運動の際にリンクプレート2の内股25の軌跡の包絡線となるような歯形形状を有している。このため、サイレントチェーン1がスプロケットSに巻き付く際に、スプロケット歯tの回りを回転するリンクプレート2の内股25は、スプロケット歯面と干渉することなくスプロケット歯tの歯先面bに滑り込み噛合いをする。これにより、着座時において、リンクプレート2とスプロケット歯tとの衝突に起因するピッチ音の発生を防止でき、ノイズを低減できる。
しかも、この場合には、内側フランク面23で噛合い始めるとともに内股25で着座する噛合形式で噛合いが行われており、リンクプレート2のスプロケット歯tとの噛合点は、噛合開始時から着座時にかけて内側フランク面23を通って内股25上に移行する。これにより、内側フランク面で噛合い始めるとともに外側フランク面で着座する噛合形式のチェーンの場合のように噛合点の移動にともなう荷重の急激な変動がなくなり、その結果、ノイズを低減できるとともに、スプロケット歯一枚当たりの負荷を下げることができ、スプロケットの寿命を向上できる。
このように本実施態様によれば、噛合開始時から着座時にわたってノイズを一層低減させることができ、これにより、音振性能を向上させることができる。
さらに、リンクプレート2のスプロケット歯面上の噛合点がスプロケット歯tの歯末面aから歯先面bに移行する際、接続面cが包絡線l,mの内側に配設されていることにより、噛合点は、接続面cと接触することなく、歯末面aから歯先面bに移行する。
このように、リンクプレート2の噛合点がスプロケット歯面の歯末面aから歯先面bに移行する際、したがって、サイレントチェーン1が直線運動から回転運動に移行する際には、リンクプレート2がスプロケット歯面と接触しないようにすることができ、これにより、スプロケット歯面の歯末面aから歯先面bに移行する個所で最大面圧が発生しないようにすることができる。その結果、サイレントチェーン1およびスプロケットSの摩耗を低減できる。
なお、前記実施例では、スプロケット歯面の歯末面aおよび歯先面bを接続するスプロケット歯面上の接続面cが、包絡線l,mの双方に内接する曲率半径rの円弧面で形成される例を示したが、本発明の適用はこれに限定されない。図6は、本発明の変形例を示しており、前記実施例の図5に対応している。図6中、図5と同一符号は同一または相当部分を示している。
図6において、スプロケット歯面の歯末面aおよび歯先面bを接続するスプロケット歯面上の接続面c’は、曲率半径rよりも大きな曲率半径r’の円弧面で接続されている。これにより、接続面c’は、接続面cのさらに内側に配設されている。
したがって、リンクプレート2のスプロケット歯面上の噛合点がスプロケット歯tの歯末面aから歯先面bに移行する際に、リンクプレート2の内側フランク面23および内股25が接続面c’に対してより接触しにくくなっている。このため、サイレントチェーン1が直線運動から回転運動に移行する際、スプロケット歯面の歯末面aから歯先面bに移行する個所で最大面圧が確実に発生しないようにすることができる。その結果、サイレントチェーン1およびスプロケットSの摩耗を確実に低減できる。
また、スプロケット歯面の接続面の形状としては、上述したような凸状円弧面に限らず、平坦状面でもよく、あるいは、凹状円弧面であってもよい。接続面が凹状円弧面である場合には、当該凹状円弧面にオイルを保持させることができ、これにより、リンクプレートおよびスプロケット歯面の摩耗を低減できる。
本発明は、前記実施例に示すようなサイレントチェーンのみならず、リンクプレートのピン孔中心線の両側にそれぞれ一対の歯部が形成された、いわゆる背面駆動型のサイレントチェーンにも同様に適用できるものである。
本発明の一実施例によるサイレントチェーン伝動装置の側面部分図である。 サイレントチェーンがスプロケットに向かって直線運動する際にリンクプレートの内側フランク面が描く軌跡により創成されるスプロケット歯形曲線を示す図である。 サイレントチェーンのリンクプレートが回転運動してスプロケットに巻き付く際にリンクプレートの内股が描く軌跡により創成されるスプロケット歯形曲線を示す図である。 図2および図3を合成することにより創成されるスプロケット歯形曲線を示す図である。 創成されたスプロケット歯形曲線の拡大図である。 図5の変形例を示す図である。 従来のサイレントチェーン伝動装置の側面部分図である。
符号の説明
1: サイレントチェーン

2: リンクプレート
21: ピン孔
22: 歯部
23: 内側フランク面
24: 外側フランク面
25: 内股

3: 連結ピン

1 ,L2 ,L3 ,L4: リンク列

S: スプロケット
t: スプロケット歯
a: 直線運動の軌跡による創成歯形(歯末面)
b: 回転運動の軌跡による創成歯形(歯先面)
c: a,b間を接続する歯形曲線(接続面)

Claims (5)

  1. 各々内側フランク面および外側フランク面から構成された一対の歯部を有する多数のリンクプレートを連結ピンにより各々枢支可能に連結してなるサイレントチェーンと、該サイレントチェーンとともに用いられるスプロケットとの組合せからなるサイレントチェーン伝動装置において、
    サイレントチェーンとの噛合初期にサイレントチェーンと接触するスプロケット歯面の歯末面が、弦上下動を起こすことなくスプロケットと噛み合うようにサイレントチェーンが直線運動する際に描かれるリンクプレートの内側フランク面の軌跡の包絡線となるような歯形形状を有しており、
    着座時にサイレントチェーンと接触するスプロケット歯面の歯先面が、サイレントチェーンのスプロケットへの巻付き運動によりリンクプレートが回転運動する際に描かれるリンクプレートの内股の軌跡の包絡線となるような歯形形状を有しており、
    スプロケット歯面の歯末面および歯先面を接続する接続面が、直線運動の際の軌跡の包絡線および回転運動の際の軌跡の包絡線の双方に内接する円弧状面により形成されている、
    ことを特徴とするサイレントチェーン伝動装置。
  2. 各々内側フランク面および外側フランク面から構成された一対の歯部を有する多数のリンクプレートを連結ピンにより各々枢支可能に連結してなるサイレントチェーンと、該サイレントチェーンとともに用いられるスプロケットとの組合せからなるサイレントチェーン伝動装置において、
    サイレントチェーンとの噛合初期にサイレントチェーンと接触するスプロケット歯面の歯末面が、弦上下動を起こすことなくスプロケットと噛み合うようにサイレントチェーンが直線運動する際に描かれるリンクプレートの内側フランク面の軌跡の包絡線となるような歯形形状を有しており、
    着座時にサイレントチェーンと接触するスプロケット歯面の歯先面が、サイレントチェーンのスプロケットへの巻付き運動によりリンクプレートが回転運動する際に描かれるリンクプレートの内股の軌跡の包絡線となるような歯形形状を有しており、
    スプロケット歯面の歯末面および歯先面が平坦状面で接続されている、
    ことを特徴とするサイレントチェーン伝動装置。
  3. 各々内側フランク面および外側フランク面から構成された一対の歯部を有する多数のリンクプレートを連結ピンにより各々枢支可能に連結してなるサイレントチェーンと、該サイレントチェーンとともに用いられるスプロケットとの組合せからなるサイレントチェーン伝動装置において、
    サイレントチェーンとの噛合初期にサイレントチェーンと接触するスプロケット歯面の歯末面が、弦上下動を起こすことなくスプロケットと噛み合うようにサイレントチェーンが直線運動する際に描かれるリンクプレートの内側フランク面の軌跡の包絡線となるような歯形形状を有しており、
    着座時にサイレントチェーンと接触するスプロケット歯面の歯先面が、サイレントチェーンのスプロケットへの巻付き運動によりリンクプレートが回転運動する際に描かれるリンクプレートの内股の軌跡の包絡線となるような歯形形状を有しており、
    スプロケット歯面の歯末面および歯先面が、直線運動の際の軌跡の包絡線および回転運動の際の軌跡の包絡線に内接する円弧状面の曲率半径よりも大きな曲率半径を有する円弧状面で接続されている、
    ことを特徴とするサイレントチェーン伝動装置。
  4. 各々内側フランク面および外側フランク面から構成された一対の歯部を有する多数のリンクプレートを連結ピンにより各々枢支可能に連結してなるサイレントチェーンと、該サイレントチェーンとともに用いられるスプロケットとの組合せからなるサイレントチェーン伝動装置において、
    サイレントチェーンとの噛合初期にサイレントチェーンと接触するスプロケット歯面の歯末面が、弦上下動を起こすことなくスプロケットと噛み合うようにサイレントチェーンが直線運動する際に描かれるリンクプレートの内側フランク面の軌跡の包絡線となるような歯形形状を有しており、
    着座時にサイレントチェーンと接触するスプロケット歯面の歯先面が、サイレントチェーンのスプロケットへの巻付き運動によりリンクプレートが回転運動する際に描かれるリンクプレートの内股の軌跡の包絡線となるような歯形形状を有しており、
    スプロケット歯面の歯末面および歯先面が凹状円弧面で接続されている、
    ことを特徴とするサイレントチェーン伝動装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
    スプロケット歯面の接続面が、サイレントチェーンとの噛合時にサイレントチェーンのリンクプレートと接触していない、
    ことを特徴とするサイレントチェーン伝動装置。
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