JP2007161681A - しわ防止および皮膚状態改善剤 - Google Patents

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Yoshikazu Ikeda
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Abstract

【課題】VII型コラーゲン遺伝子プロモーターの転写活性を促進する化合物を提供する。
【解決手段】VII型コラーゲン遺伝子プロモーターの転写活性を測定することにより、活性促進作用を有する組成物を提供する。得られた組成物は、VII型コラーゲンの産生促進が期待できることから、VII型コラーゲンの不足により引き起こされる疾病やしわ等の皮膚の老化の軽減及び改善に利用することが可能である。
【選択図】なし

Description

本発明は、VII型コラーゲン遺伝子プロモーター活性化剤に関するものである。更に詳しくは、VII型コラーゲン遺伝子プロモーターの転写活性を促進する化合物に関するものである。
VII型コラーゲンは皮膚基底膜下にあるアンカーリングフィブリルの構成成分であり、基底膜と真皮を結合させて表皮と真皮の接合を正常に保ち、皮膚構造を維持する働きをしている。皮膚は外面から表皮、基底膜、真皮という構造を持っているが、最近の皮膚科学の研究から、基底膜領域に存在するVII型コラーゲンがシワなどの皮膚の老化に関与していることが明らかになってきた。紫外線の暴露により皮膚が老化すると、VII型コラーゲン分解酵素の発現が促進され、アンカーリングフィブリル数の減少がみられるようになる。また、レチノイドの外用によってシワが改善された皮膚ではアンカーリングフィブリル数の増加がみられる。これらのことから、VII型コラーゲンはシワなどの皮膚の老化改善に関与しているといわれるようになった。一方、最近になって加齢または紫外線により老化した皮膚の詳細な構造が調べられ、老化した皮膚では基底膜の分断化、重層化がみられることが明らかになった。これを機に皮膚の老化防止および改善において基底膜のケアが注目されるようになり、基底膜の構成成分であるラミニン5やVII型コラーゲンの産生を促進させて障害を受けた基底膜の修復を促すという新しい抗老化メカニズムが提唱されるようになった。
最近の研究により、アンカーリングフィブリルは、皮膚細胞でVII型コラーゲン遺伝子を発現させることによって表皮下基底膜領域に形成され正常に機能するようになることが明らかになった(Nature genetics, Vol.32, pp.670-675, 2002)。ヒトのVII型コラーゲンの遺伝子配列は既に明らかであり、遺伝子の転写を制御しているプロモーター領域も見出されている。詳しくは、プロモーター領域のうち−524から+92の領域があれば転写が可能であることが分かっている(J Biol Chem, Vol.272, pp.10196-10204, 1997)。従って、皮膚細胞でVII型コラーゲン遺伝子プロモーターの転写を促進させる物質は、VII型コラーゲンの不足による疾患の治療や皮膚の光老化の改善につながると考えられる。
VII型コラーゲン遺伝子プロモーターの転写活性を促進または増強する物質としては、TGFβ等のサイトカイン(J Biol Chem ,Vol.273, pp.13053-13057, 1998)やRARアンタゴニスト(WO2004/045595 A1)が僅かに見出されているだけで活性を促進する物質の発掘はまだ充分に行われていない。ゲンクワニンはコラーゲン産生を促進する性質を有するが、そのコラーゲンのタイプは特定されておらず、VII型コラーゲンの産生及びVII型コラーゲン遺伝子プロモーター活性を有するかどうかは明らかにされていない(特開2004−137217公報)。
WO2004/045595 A1 特開2004−137217公報 Nature genetics,32,670−675, 2002 J Biol Chem,Vol.272,pp.10196−10204,1997 J Biol Chem,Vol.273,pp.13053−13057,1998
発明が解決しようとする課題は、VII型コラーゲン遺伝子プロモーターによる転写活性を促進する組成物を提供することである。
上記課題を解決するべく本発明者らは、鋭意検討した結果、一般式1で表される化合物
、ルテインがVII型コラーゲン遺伝子プロモーターの転写活性を促進することを見出し、本発明を完成させた。即ち、本発明は以下のとおりである。
[1] 一般式1(化1)
Figure 2007161681
(式中、Xは同一又は異なっていてもよく水素原子、水酸基、またはメトキシ基を表し、Yは同一又は異なっていてもよく水素原子、水酸基、またはメトキシ基を表す。mは0から3の整数を表し、nは0から2の整数を表す。)で表される化合物、又はルテインを含有することを特徴とするVII型コラーゲン遺伝子プロモーター活性化剤。
[2] 請求項1記載の化合物がゲンクワニン、又はクリシンであるVII型コラーゲン遺伝子プロモーター活性化剤。
[3]請求項1記載の化合物がフラボン、5−ヒドロキシフラボン、ルテオリン、5,2‘−ジヒドロキシフラボン、ユパトリン、バイカリン、又はアピジェニンであるVII型コラーゲン遺伝子プロモーター活性化剤。
[4]一般式1(化2)
Figure 2007161681
(式中、Xは同一又は異なっていてもよく水素原子、水酸基、またはメトキシ基を表し、Yは同一又は異なっていてもよく水素原子、水酸基、またはメトキシ基を表す。mは0から3の整数を表し、nは0から2の整数を表す。)で表される化合物、又はルテインをVII型コラーゲン遺伝子プロモーター活性化剤として使用する方法。
[5]請求項1〜3の何れか一項に記載のVII型コラーゲン遺伝子プロモーター活性化剤を有効成分として含有する皮膚老化防止化粧料。
[6]請求項1〜3の何れか一項に記載のVII型コラーゲン遺伝子プロモーター活性化剤および美白剤、抗酸化剤、抗炎症剤、細胞賦活剤、紫外線防止剤からなる群から選ばれる薬効成分の1種又は2種以上を含有する皮膚外用剤組成物。
本発明の活性化剤である組成物はVII型コラーゲン遺伝子プロモーターによる転写活性を促進する。そのため、VII型コラーゲンの不足による症状の低減または改善に有効である。本発明の組成物を有効成分として治療剤に使用した場合、VII型コラーゲンの不足による疾患の治癒に有効である。また、本発明の組成物を有効成分として化粧料素材に使用した場合、しわなどの皮膚の光老化の改善に有効である。
本発明の組成物は最低限ゲンクワニン(Genkwanin、5,4‘−ジヒドロ−7−メトキシフラボン)(化3)、クリシン(Chrysin)(化4)、フラボン(Flavone)(化5)、5−ヒドロキシフラボン(化6)、ルテオリン(Luteolin、3’,4‘,5,7−テトラヒドロキシフラボン)(化7)、5,2‘−ジヒドロキシフラボン(化8)、ユパトリン(Eupatorin、3’,5−ジヒドロキシ−4‘,6,7−トリメトキシフラボン)(化9)、バイカリン(Baicalein、5,6,7−トリヒドロキシフラボン)(化10)、アピジェニン(Apigenin、4’,5,7−トリヒドロキシフラボン)(化11)、ルテイン(Lutein)(化12)を含む。これらの組成物は市販品を購入することができる。
Figure 2007161681
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本発明の組成物は、VII型コラーゲン遺伝子プロモーター領域の下流にレポーター遺伝子を連結させたプラスミドを作製して皮膚角化細胞に導入し、被験物質を暴露させてレポーター遺伝子の活性を測定することによって発掘できる。
本発明において、VII型コラーゲン遺伝子プロモーターの活性化とは、VII型コラーゲン遺伝子プロモーターによる遺伝子の転写を促進することを意味し、その促進のメカニズムはいかなるものであっても良い。促進のメカニズムとしては、例えば、被験物質が細胞膜表面に存在するTGF−βレセプターに作用してVII型コラーゲン遺伝子プロモーター領域内にあるTGF−β応答領域を活性化したり、TGF−βによるシグナル伝達の抑制を解除することによってTGF−β応答領域を活性化することが考えられる。結果として、VII型コラーゲン遺伝子プロモーターの転写活性が促進されるようであれば良い。
本発明の組成物は、VII型コラーゲンの不足による疾患の治癒及び皮膚の光老化の改善に有用であることから、治療剤の有効成分としてまたは皮膚老化防止化粧料として使用することができる。VII型コラーゲンの不足による疾患とは栄養障害型表皮水疱症等を指し、皮膚の老化の症状としてはしわ等を挙げることができるがこれらに限定されるものではなく、VII型コラーゲンの不足により引き起こされるいずれの症状も包含される。また、本発明の組成物を皮膚老化防止作用成分として、常法に従い、通常の皮膚外用剤に使用される種々の形態の基剤に配合し製剤化することにより皮膚外用剤が得られるが、更に他の薬効成分(例えば、美白剤、抗酸化剤、抗炎症剤、細胞賦活剤、紫外線防止剤等)と組み合わせることにより、より皮膚を健やかに美しくする皮膚外用剤が得られる。
本発明の組成物を有効成分とする治療剤及び化粧料には本発明の組成物の外に、通常医薬品や化粧品等に用いられる成分、例えば、粉末成分、液体油脂、固体油脂、ロウ、炭化水素油、高級脂肪酸、エステル油、シリコーン油、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤、水溶性高分子、増粘剤、紫外線吸収剤、金属イオン封鎖剤、アルコール類、糖類、アミノ酸、有機アミン、高分子エマルジョン、pH調製剤、酸化防止剤、酸化防止助剤、保湿剤、水等を必要に応じて適宜配合し、溶液状、ジェル状、乳化状、固形状、粉体状、ペースト状、皮膜状、エアゾール状の化粧料等、目的とする剤形に応じて一般的に知られた方法により製造することが出来る。以下に具体的な配合可能成分を列挙するが、本発明の組成物と、下記成分の任意の一種または二種以上とを配合して本発明の治療剤および化粧料を調製することができる。
粉末成分としては、例えば、無機粉末(例えば、タルク、カオリン、雲母、絹雲母(セリサイト)、白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、黒雲母、バーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、マグネシウム、シリカ、ゼオライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム(焼セッコウ)、リン酸カルシウム、弗素アパタイト、ヒドロキシアパタイト、セラミックパウダー、金属石鹸(例えば、ミリスチン酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム)、窒化ホウ素等);有機粉末(例えば、ポリアミド樹脂粉末(ナイロン粉末)、ポリエチレン粉末、ポリメタクリル酸メチル粉末、ポリスチレン粉末、スチレンとアクリル酸の共重合体樹脂粉末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、ポリ四弗化エチレン粉末、セルロース粉末等);無機白色顔料(例えば、二酸化チタン、酸化亜鉛等);無機赤色系顔料(例えば、酸化鉄(ベンガラ)、チタン酸鉄等);無機褐色系顔料(例えば、γ−酸化鉄等);無機黄色系顔料(例えば、黄酸化鉄、黄土等);無機黒色系顔料(例えば、黒酸化鉄、低次酸化チタン等);無機紫色系顔料(例えば、マンガンバイオレット、コバルトバイオレット等);無機緑色系顔料(例えば、酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸コバルト等);無機青色系顔料(例えば、群青、紺青等);パール顔料(例えば、酸化チタンコーテッドマイカ、酸化チタンコーテッドオキシ塩化ビスマス、酸化チタンコーテッドタルク、着色酸化チタンコーテッドマイカ、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔等);金属粉末顔料(例えば、アルミニウムパウダー、カッパーパウダー等);ジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料(例えば、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、橙色203号、橙色204号、黄色205号、黄色401号、及び青色404号などの有機顔料、赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色227号、赤色230号、赤色401号、赤色505号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、緑色3号及び青色1号等);天然色素(例えば、クロロフィル、β−カロチン等)等が挙げられる。
液体油脂としては、例えば、アボガド油、ツバキ油、タートル油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、エノ油、大豆油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油、トリグリセリン等が挙げられる。
固体油脂としては、例えば、カカオ脂、ヤシ油、硬化ヤシ油、パーム油、パーム核油、モクロウ核油、硬化油、モクロウ、硬化ヒマシ油等が挙げられる。
ロウとしては、例えば、ミツロウ、カンデリラロウ、綿ロウ、カルナウバロウ、ベイベリーロウ、イボタロウ、鯨ロウ、モンタンロウ、ヌカロウ、ラノリン、カポックロウ、酢酸ラノリン、液状ラノリン、サトウキビロウ、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、還元ラノリン、ジョジョバロウ、硬質ラノリン、セラックロウ、POEラノリンアルコールエーテル、POEラノリンアルコールアセテート、POEコレステロールエーテル、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、POE水素添加ラノリンアルコールエーテル等が挙げられる。
炭化水素油としては、例えば、流動パラフィン、オゾケライト、スクワラン、プリスタン、パラフィン、セレシン、スクワレン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等が挙げられる。
高級脂肪酸としては、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、ウンデシレン酸、トール油脂肪酸、イソステアリン酸、リノール酸、リノレイン酸、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)等が挙げられる。
エステル油としては、例えば、ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、12−ヒドロキシステアリン酸コレステリル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸N−アルキルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセリン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、セチル2−エチルヘキサノエート、2−エチルヘキシルパルミテート、トリミリスチン酸グリセリン、トリ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、オレイン酸オレイル、アセトグリセライド、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシル、アジピン酸ジイソブチル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸−2−オクチルドデシルエステル、アジピン酸ジ−2−ヘプチルウンデシル、エチルラウレート、セバシン酸ジ−2−エチルヘキシル、ミリスチン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、アジピン酸2−ヘキシルデシル、セバシン酸ジイソプロピル、コハク酸2−エチルヘキシル、クエン酸トリエチル等が挙げられる。
シリコーン油としては、例えば、鎖状ポリシロキサン(例えば、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン等);環状ポリシロキサン(例えば、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン等)、3次元網目構造を形成しているシリコーン樹脂、シリコーンゴム、各種変性ポリシロキサン(アミノ変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等)等が挙げられる。
アニオン界面活性剤としては、例えば、脂肪酸セッケン(例えば、ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等);高級アルキル硫酸エステル塩(例えば、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム等);アルキルエーテル硫酸エステル塩(例えば、POE−ラウリル硫酸トリエタノールアミン、POE−ラウリル硫酸ナトリウム等);N−アシルサルコシン酸(例えば、ラウロイルサルコシンナトリウム等);高級脂肪酸アミドスルホン酸塩(例えば、N−ミリストイル−N−メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、ラウリルメチルタウリンナトリウム等);リン酸エステル塩(POE−オレイルエーテルリン酸ナトリウム、POE−ステアリルエーテルリン酸等);スルホコハク酸塩(例えば、ジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸ナトリウム、モノラウロイルモノエタノールアミドポリオキシエチレンスルホコハク酸ナトリウム、ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナトリウム等);アルキルベンゼンスルホン酸塩(例えば、リニアドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、リニアドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、リニアドデシルベンゼンスルホン酸等);高級脂肪酸エステル硫酸エステル塩(例えば、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等);N−アシルグルタミン酸塩(例えば、N−ラウロイルグルタミン酸モノナトリウム、N−ステアロイルグルタミン酸ジナトリウム、N−ミリストイル−L−グルタミン酸モノナトリウム等);硫酸化油(例えば、ロート油等);POE−アルキルエーテルカルボン酸;POE−アルキルアリルエーテルカルボン酸塩;α−オレフィンスルホン酸塩;高級脂肪酸エステルスルホン酸塩;二級アルコール硫酸エステル塩;高級脂肪酸アルキロールアミド硫酸エステル塩;ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸ナトリウム;N−パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノールアミン;カゼインナトリウム等が挙げられる。
カチオン界面活性剤としては、例えば、アルキルトリメチルアンモニウム塩(例えば、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム等);アルキルピリジニウム塩(例えば、塩化セチルピリジニウム等);塩化ジステアリルジメチルアンモニウムジアルキルジメチルアンモニウム塩;塩化ポリ(N,N’−ジメチル−3,5−メチレンピペリジニウム);アルキル四級アンモニウム塩;アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩;アルキルイソキノリニウム塩;ジアルキルモリホニウム塩;POE−アルキルアミン;アルキルアミン塩;ポリアミン脂肪酸誘導体;アミルアルコール脂肪酸誘導体;塩化ベンザルコニウム;塩化ベンゼトニウム等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、例えば、イミダゾリン系両性界面活性剤(例えば、2−ウンデシル−N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボキシメチル)−2−イミダゾリンナトリウム、2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等);ベタイン系界面活性剤(例えば、2−ヘプタデシル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等)等が挙げられる。
親油性非イオン界面活性剤としては、例えば、ソルビタン脂肪酸エステル類(例えば、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンモノラウレー
ト、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオレエート、ペンタ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン等);グリセリンポリグリセリン脂肪酸類(例えば、モノ綿実油脂肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、セスキオレイン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリン、α,α’−オレイン酸ピログルタミン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリンリンゴ酸等);プロピレングリコール脂肪酸エステル類(例えば、モノステアリン酸プロピレングリコール等);硬化ヒマシ油誘導体;グリセリンアルキルエーテル等が挙げられる。
親水性非イオン界面活性剤としては、例えば、POE−ソルビタン脂肪酸エステル類(例えば、POE−ソルビタンモノオレエート、POE−ソルビタンモノステアレート、POE−ソルビタンモノオレート、POE−ソルビタンテトラオレエート等);POEソルビット脂肪酸エステル類(例えば、POE−ソルビットモノラウレート、POE−ソルビットモノオレエート、POE−ソルビットペンタオレエート、POE−ソルビットモノステアレート等);POE−グリセリン脂肪酸エステル類(例えば、POE−グリセリンモノステアレート、POE−グリセリンモノイソステアレート、POE−グリセリントリイソステアレート等のPOE−モノオレエート等);POE−脂肪酸エステル類(例えば、POE−ジステアレート、POE−モノジオレエート、ジステアリン酸エチレングリコール等);POE−アルキルエーテル類(例えば、POE−ラウリルエーテル、POE−オレイルエーテル、POE−ステアリルエーテル、POE−ベヘニルエーテル、POE−2−オクチルドデシルエーテル、POE−コレスタノールエーテル等);プルロニック型類(例えば、プルロニック等);POE・POP−アルキルエーテル類(例えば、POE・POP−セチルエーテル、POE・POP−2−デシルテトラデシルエーテル、POE・POP−モノブチルエーテル、POE・POP−水添ラノリン、POE・POP−グリセリンエーテル等);テトラPOE・テトラPOP−エチレンジアミン縮合物類(例えば、テトロニック等);POE−ヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体(例えば、POE−ヒマシ油、POE−硬化ヒマシ油、POE−硬化ヒマシ油モノイソステアレート、POE−硬化ヒマシ油トリイソステアレート、POE−硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエステル、POE−硬化ヒマシ油マレイン酸等);POE−ミツロウ・ラノリン誘導体(例えば、POE−ソルビットミツロウ等);アルカノールアミド(例えば、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミド、脂肪酸イソプロパノールアミド等);POE−プロピレングリコール脂肪酸エステル;POE−アルキルアミン;POE−脂肪酸アミド;ショ糖脂肪酸エステル;アルキルエトキシジメチルアミンオキシド;トリオレイルリン酸等が挙げられる。
天然の水溶性高分子としては、例えば、植物系高分子(例えば、アラビアガム、トラガカントガム、ガラクタン、グアガム、キャロブガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチン、カンテン、クインスシード(マルメロ)、アルゲコロイド(カッソウエキス)、デンプン(コメ、トウモロコシ、バレイショ、コムギ)、グリチルリチン酸);微生物系高分子(例えば、キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、ブルラン等);動物系高分子(例えば、コラーゲン、カゼイン、アルブミン、ゼラチン等)等が挙げられる。
半合成の水溶性高分子としては、例えば、デンプン系高分子(例えば、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等);セルロース系高分子(メチルセルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、結晶セルロース、セルロース末等);アルギン酸系高分子(例えば、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等)等が挙げられる。
合成の水溶性高分子としては、例えば、ビニル系高分子(例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー等);ポリオキシエチレン系高分子(例えば、ポリエチレングリコール20,000、40,000、60,000のポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体等);アクリル系高分子(例えば、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチルアクリレート、ポリアクリルアミド等);ポリエチレンイミン;カチオンポリマー等が挙げられる。
増粘剤としては、例えば、アラビアガム、カラギーナン、カラヤガム、トラガカントガム、キャロブガム、クインスシード(マルメロ)、カゼイン、デキストリン、ゼラチン、ペクチン酸ナトリウム、アラギン酸ナトリウム、メチルセルロース、エチルセルロース、CMC、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、PVA、PVM、PVP、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、ローカストビーンガム、グアーガム、タマリントガム、ジアルキルジメチルアンモニウム硫酸セルロース、キサンタンガム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ベントナイト、ヘクトライト、ケイ酸AlMg(ビーガム)、ラポナイト、無水ケイ酸等が挙げられる。
紫外線吸収剤としては下記化合物が挙げられる。
(1)安息香酸系紫外線吸収剤
例えば、パラアミノ安息香酸(以下、PABAと略す)、PABAモノグリセリンエステル、N,N−ジプロポキシPABAエチルエステル、N,N−ジエトキシPABAエチルエステル、N,N−ジメチルPABAエチルエステル、N,N−ジメチルPABAブチルエステル、N,N−ジメチルPABAエチルエステルなど。
(2)アントラニル酸系紫外線吸収剤
例えば、ホモメンチル−N−アセチルアントラニレートなど。
(3)サリチル酸系紫外線吸収剤
例えば、アミルサリシレート、メンチルサリシレート、ホモメンチルサリシレート、オクチルサリシレート、フェニルサリシレート、ベンジルサリシレート、p−イソプロパノールフェニルサリシレートなど。
(4)ケイ皮酸系紫外線吸収剤
例えば、オクチルシンナメート、エチル−4−イソプロピルシンナメート、メチル−2,5−ジイソプロピルシンナメート、エチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、メチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、プロピル−p−メトキシシンナメート、イソプロピル−p−メトキシシンナメート、イソアミル−p−メトキシシンナメート、オクチル−p−メトキシシンナメート(2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメート)、2−エトキシエチル−p−メトキシシンナメート、シクロヘキシル−p−メトキシシンナメート、エチル−α−シアノ−β−フェニルシンナメート、2−エチルヘキシル−α−シアノ−β−フェニルシンナメート、グリセリルモノ−2−エチルヘキサノイル−ジパラメトキシシンナメートなど。
(5)トリアジン系紫外線吸収剤
例えば、ビスレゾルシニルトリアジン。さらに具体的には、ビス{〔4−(2−エチルヘキシロキシ)−2−ヒドロキシ〕フェニル}−6−(4−メトキシフェニル)1,3,5−トリアジン、2,4,6−トリス{4−(2−エチルヘキシロキシカルボニル)アニリノ}1,3,5−トリアジンなど。
(6)その他の紫外線吸収剤
例えば、3−(4’−メチルベンジリデン)−d,l−カンファー、3−ベンジリデン−d,l−カンファー、2−フェニル−5−メチルベンゾキサゾール、2,2’−ヒドロキシ−5−メチルフェニルベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニルベンゾトリアゾール、ジベンザラジン、ジアニソイルメタン、4−メトキシ−4’−t−ブチルジベンゾイルメタン、5−(3,3−ジメチル−2−ノルボルニリデン)−3−ペンタン−2−オンなど。ジモルホリノピリダジノンなどのピリダジン誘導体。
金属イオン封鎖剤としては、例えば、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジフォスホン酸、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジフォスホン酸四ナトリウム塩、エデト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、エデト酸四ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、グルコン酸、リン酸、クエン酸、アスコルビン酸、コハク酸、エデト酸、エチレンジアミンヒドロキシエチル三酢酸3ナトリウム等が挙げられる。
低級アルコールとしては、例えば、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、イソブチルアルコール、t−ブチルアルコール等が挙げられる。
多価アルコールとしては、例えば、2価のアルコール(例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチレングリコール、1,2−ブチレングリコール、1,3−ブチレングリコール、テトラメチレングリコール、2,3−ブチレングリコール、ペンタメチレングリコール、2−ブテン−1,4−ジオール、ヘキシレングリコール、オクチレングリコール等);3価のアルコール(例えば、グリセリン、トリメチロールプロパン等);4価アルコール(例えば、1,2,6−ヘキサントリオール等のペンタエリスリトール等);5価アルコール(例えば、キシリトール等);6価アルコール(例えば、ソルビトール、マンニトール等);多価アルコール重合体(例えば、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、テトラエチレングリコール、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、トリグリセリン、テトラグリセリン、ポリグリセリン等);2価のアルコールアルキルエーテル類(例えば、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、エチレングリコールモノ2−メチルヘキシルエーテル、エチレングリコールイソアミルエーテル、エチレングリコールベンジルエーテル、エチレングリコールイソプロピルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコールジブチルエーテル等);2価アルコールアルキルエーテル類(例えば、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールイソプロピルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールエチルエーテル、ジプロピレングリコールブチルエーテル等);2価アルコールエーテルエステル(例えば、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノフェニルエーテルアセテート、エチレングリコールジアジベート、エチレングリコールジサクシネート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノプロピルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノフェニルエーテルアセテート等);グリセリンモノアルキルエーテル(例えば、キミルアルコール、セラキルアルコール、バチルアルコール等);糖アルコール(例えば、ソルビトール、マルチトール、マルトトリオース、マンニトール、ショ糖、エリトリトール、グルコース、フルクトース、デンプン分解糖、マルトース、キシリトース、デンプン分解糖還元アルコール等);グリソリッド;テトラハイドロフルフリルアルコール;POE−テトラハイドロフルフリルアルコール;POP−ブチルエーテル;POP・POE−ブチルエーテル;トリポリオキシプロピレングリセリンエーテル;POP−グリセリンエーテル;POP−グリセリンエーテルリン酸;POP・POE−ペンタンエリスリトールエーテル、ポリグリセリン等が挙げられる。
高級アルコールとしては、例えば、直鎖アルコール(例えば、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコール、セトステアリルアルコール等);分枝鎖アルコール(例えば、モノステアリルグリセリンエーテル(バチルアルコール)、2−デシルテトラデシノール、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステロール、ヘキシルドデカノール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール等)等が挙げられる。
単糖としては、例えば、三炭糖(例えば、D−グリセリルアルデヒド、ジヒドロキシアセトン等);四炭糖(例えば、D−エリトロース、D−エリトルロース、D−トレオース、エリスリトール等);五炭糖(例えば、L−アラビノース、D−キシロース、L−リキソース、D−アラビノース、D−リボース、D−リブロース、D−キシルロース、L−キシルロース等);六炭糖(例えば、D−グルコース、D−タロース、D−ブシコース、D−ガラクトース、D−フルクトース、L−ガラクトース、L−マンノース、D−タガトース等);七炭糖(例えば、アルドヘプトース、ヘプロース等);八炭糖(例えば、オクツロース等);デオキシ糖(例えば、2−デオキシ−D−リボース、6−デオキシ−L−ガラクトース、6−デオキシ−L−マンノース等);アミノ糖(例えば、D−グルコサミン、D−ガラクトサミン、シアル酸、アミノウロン酸、ムラミン酸等);ウロン酸(例えば、D−グルクロン酸、D−マンヌロン酸、L−グルロン酸、D−ガラクツロン酸、L−イズロン酸等)等が挙げられる。
オリゴ糖としては、例えば、ショ糖、ウンベリフェロース、ラクトース、プランテオース、イソリクノース類、α,α−トレハロース、ラフィノース、リクノース類、ウンビリシン、スタキオースベルバスコース類等が挙げられる。
多糖としては、例えば、セルロース、クインスシード、コンドロイチン硫酸、デンプン、ガラクタン、デルマタン硫酸、グリコーゲン、アラビアガム、ヘパラン硫酸、ヒアルロン酸、トラガントガム、ケラタン硫酸、コンドロイチン、キサンタンガム、ムコイチン硫酸、グアガム、デキストラン、ケラト硫酸、ローカストビンガム、サクシノグルカン、カロニン酸等が挙げられる。
アミノ酸としては、例えば、中性アミノ酸(例えば、スレオニン、システイン等);塩基性アミノ酸(例えば、ヒドロキシリジン等)等が挙げられる。また、アミノ酸誘導体として、例えば、アシルサルコシンナトリウム(ラウロイルサルコシンナトリウム)、アシルグルタミン酸塩、アシルβ−アラニンナトリウム、グルタチオン、ピロリドンカルボン酸等が挙げられる。
有機アミンとしては、例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モルホリン、トリイソプロパノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール等が挙げられる。
高分子エマルジョンとしては、例えば、アクリル樹脂エマルジョン、ポリアクリル酸エチルエマルジョン、アクリルレジン液、ポリアクリルアルキルエステルエマルジョン、ポリ酢酸ビニル樹脂エマルジョン、天然ゴムラテックス等が挙げられる。
pH調製剤としては、例えば、乳酸−乳酸ナトリウム、クエン酸−クエン酸ナトリウム、コハク酸−コハク酸ナトリウム等の緩衝剤等が挙げられる。
ビタミンとしては、例えば、ビタミンA、B1、B2、B6、C、Eおよびその誘導体、パントテン酸およびその誘導体、ビオチン等が挙げられる。
酸化防止剤としては、例えば、トコフェロール類、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、没食子酸エステル類等が挙げられる。
酸化防止助剤としては、例えば、リン酸、クエン酸、アスコルビン酸、マレイン酸、マロン酸、コハク酸、フマル酸、ケファリン、ヘキサメタフォスフェイト、フィチン酸、エチレンジアミン四酢酸等が挙げられる。
保湿剤としては、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、キシリトール、ソルビトール、マルチトール、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、ムコイチン硫酸、カロニン酸、アテロコラーゲン、コレステリル−12−ヒドロキシステアレート、乳酸ナトリウム、胆汁酸塩、dl−ピロリドンカルボン酸塩、短鎖可溶性コラーゲン、ジグリセリン(EO)PO付加物、イザヨイバラ抽出物、セイヨウノコギリソウ抽出物、メリロート抽出物等が挙げられる。
その他の配合可能成分としては、例えば、防腐剤としては、メチルパラベン、エチルパラベン、ブチルパラベン、フェノキシエタノール等、抗炎症剤としては、例えば、グリチルリチン酸及びその誘導体、グリチルレチン酸及びその誘導体、ビタミンB及びその誘導体(チアミン塩酸塩、チアミン硫酸塩、リボフラビン、酢酸リボフラビン、塩酸ピリドキ
シン、ピリドキシンジオクタノエート、フラビンアデニンジヌクレオチド、シアノコバラミン、葉酸類、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類、コリン類、トラネキサム酸、チオタウリン、ヒポタウリン、アロエ抽出物、アシタバ抽出物、アルテア抽出物、アルニカ抽出物、イオウ及びその誘導体、イラクサ抽出物、インチンコウ(カワラヨモギ)抽出物、ウコン抽出物、キハダ(オウバク)抽出物、オトギリソウ抽出物、カミツレ抽出物、コンフリー(ヒレハリソウ)抽出物、スイカズラ(キンギンカ)抽出物、クレソン抽出物、サルビア(セージ)抽出物、ワレモコウ(ジユ)抽出物、シソ抽出物、シラカバ抽出物、ニワトコ抽出物、ガマ(ホオウ)抽出物、ムクロジ抽出物、ユーカリ抽出物、ヨモギ抽出物、レンゲソウ抽出物、コンドロイチン硫酸及びその誘導体、酸化亜鉛等が挙げられる。(尚、かっこ内は、植物の別名、生薬名等を記載した。)美白剤としては、例えば、ビタミンC及びその誘導体(ジパルミチン酸L−アスコルビル、テトライソパルミチン酸L−アスコルビル等のL−アスコルビン酸アルキルエステル、L−アスコルビン酸リン酸エステル、L−アスコルビン酸硫酸エステル等)、胎盤抽出物、グラブリジン、グラブレン、リクイリチン、イソリクイリチン及びこれらを含有するカンゾウ抽出物、ヨクイニン(ハトムギ)抽出物、コガネバナ(オウゴン)抽出物、海藻抽出物(コンブ、マコンブ、ワカメ、ヒジキ、ヒバマタ、スジメ、トロロコンブ、カジメ、ツルアラメ、チガイソ、ホンダラワ、ジャイアントケルプ等の褐藻類;テングサ、ツノマタ、スギノリ、ウスバノリ、アサクサノリ、マツノリ、トサカマツ、フノリ、オゴノリ、カイメンソウ、イギス、エゴノリ等の紅藻類;クロレラ、アオノリ、ドナリエラ、クロロコッカス、アナアオサ、カワノリ、マリモ、シオグサ、カサノリ、フトジュズモ、タマジュズモ、ヒトエグサ、アオミドロ等の緑藻類;スピルリナ等の藍藻類等)、ビャクレン抽出物、センプクカ抽出物、ブドウ抽出物、コムギ抽出物、トマト抽出物、カロチノイド(カロチン、リコピン、アスタキサンチン等)、アガロース、オリゴサッカライド、ネオアガロビオース、ハイドロキノン及びその誘導体、システイン及びその誘導体、アスパラガス抽出物、イブキトラノオ抽出物、ノイバラ(エイジツ)抽出物、エゾウコギ抽出物、エンドウ豆抽出物、カミツレ抽出物、ケイケットウ抽出物、オレンジ抽出物、キイチゴ抽出物、キウイ抽出物、クララ(クジン)抽出物、コーヒー抽出物、ゴマ油、エゴマ油、ゴカヒ抽出物、コメ抽出物、コメヌカ抽出物、サイシン抽出物、サンザシ抽出物、サンペンズ(カワラケツメイ)抽出物、シャクヤク抽出物、シラユリ抽出物、クワ(ソウハクヒ)抽出物、トウキ抽出物、ブナノキ抽出物、ブナの芽抽出物、ブラックカラント抽出物、ホップ抽出物、マイカイカ(マイカイ、ハマナス)抽出物、モッカ(ボケ)抽出物、ユキノシタ抽出物、茶抽出物(烏龍茶、紅茶、緑茶等)、霊芝抽出物、微生物醗酵代謝産物、大豆抽出物、糖蜜抽出物、羅漢果抽出物等が挙げられる。(尚、かっこ内は、植物の別名、生薬名等を記載した。)細胞賦活剤としては、例えば、カロチノイド(カロチン、リコピン、アスタキサンチン等)、ビタミンA及びその誘導体(パルミチン酸レチノール、酢酸レチノール等のレチノール及びその誘導体;デヒドロレチナール等のレチナール及びその誘導体等)、ビタミンC及びその誘導体(ジパルミチン酸L−アスコルビルやテトライソパルミチン酸L−アスコルビル等のL−アスコルビン酸アルキルエステル、L−アスコルビン酸リン酸エステル、L−アスコルビン酸硫酸エステル等)、ビタミンB及びその誘導体(チアミン塩酸塩、チアミン硫酸塩、リボフラビン、酢酸リボフラビン、塩酸ピリドキシン、ピリドキシンジオクタノエート、フラビンアデニンジヌクレオチド、シアノコバラミン、葉酸類、ニコチン酸アミドやニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類、コリン類等)、リボ核酸及びその塩、デオキシリボ核酸及びその塩、α−及びγ−リノレン酸、キサンチン及びその誘導体(カフェイン等)、アミノ酸及びその誘導体(セリン、グルタミン酸、テアニン、ヒドロキシプロリン、ピロリドンカルボン酸等)、ドコサヘキサエン酸及びその誘導体、エイコサペンタエン酸及びその誘導体、クエン酸、乳酸、リンゴ酸、コハク酸、アーモンド抽出物、アスパラガス抽出物、アンズ(キョウニン)抽出物、イチョウ抽出物、キハダ(オウバク)抽出物、オオムギ(バクガ)抽出物、キウイ抽出物、キュウリ抽出物、シイタケ抽出物、スギナ抽出物、センブリ抽出物、ダイズ抽出物、ナツメ(タイソウ)抽出物、ツボクサ抽出物、トウガラシ抽出物、トウキンセンカ抽出物、トマト抽出物、ニンニク抽出物、ニンジン抽出物、ヒノキチオール、ブクリョウ抽出物、ブドウ種子油、ブナノキ抽出物、ブナの芽抽出物、モモ抽出物、ユーカリ抽出物、ユリ抽出物、レタス抽出物、レモン抽出物、ローズマリー(マンネンロウ)抽出物、麦芽根抽出物、動物由来抽出物(イカスミ等軟体動物抽出物、貝殻抽出物、貝肉抽出物、魚肉抽出物、鶏冠抽出物、ローヤルゼリー、シルクプロテイン及びその分解物、胎盤抽出物、血清除蛋白抽出物、ラクトフェリン又はその分解物等)、酵母抽出物、微生物醗酵代謝産物(乳酸菌、ビフィズス菌等由来)、霊芝抽出物等が挙げられる。(尚、かっこ内は、植物の別名、生薬名等を記載した。)抗酸化剤としては、例えば、ビタミンE及びその誘導体(dl−α(β、γ)−トコフェロール、酢酸dl−α−トコフェロール、ニコチン酸−dl−α−トコフェロール、リノール酸−dl−α−トコフェロール、コハク酸dl−α−トコフェロール等のトコフェロール及びその誘導体、ユビキノン類等)、ビタミンA及びその誘導体(パルミチン酸レチノール、酢酸レチノール等のレチノール及びその誘導体、デヒドロレチナール等のレチナール及びその誘導体等)、カロチノイド(カロチン、リコピン、アスタキサンチン等)、ビタミンB及びその誘導体(チアミン塩酸塩、チアミン硫酸塩、リボフラビン、酢酸リボフラビン、塩酸ピリドキシン、ピリドキシンジオクタノエート、フラビンアデニンジヌクレオチド、シアノコバラミン、葉酸類、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類、コリン類等)、ビタミンC及びその誘導体(ジパルミチン酸L−アスコルビルやテトライソパルミチン酸L−アスコルビル等のL−アスコルビン酸アルキルエステル、L−アスコルビン酸リン酸エステル、L−アスコルビン酸硫酸エステル等)、ビタミンD及びその誘導体(エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール、ジヒドロキシスタナール等)、ルチン及びその誘導体、チオタウリン、タウリン、ハイドロキノン及びその誘導体、ヒスチジン、カテキン及びその誘導体、グラブリジン、グラブレン、リクイリチン、イソリクイリチン及びこれらを含有するカンゾウ抽出物、グルタチオン及びその誘導体、没食子酸及びその誘導体、コレステロール及びその誘導体、スーパーオキサイドディスムターゼ、マンニトール、キュウリ抽出物、ケイケットウ抽出物、ゲンチアナ(リンドウ)抽出物、ゲンノショウコ抽出物、サンザシ抽出物、シャクヤク抽出物、イチョウ抽出物、コガネバナ(オウゴン)抽出物、ニンジン抽出物、マイカイカ(マイカイ、ハマナス)抽出物、サンペンズ(カワラケツメイ)抽出物、トルメンチラ抽出物、パセリ抽出物、ブドウ抽出物、ボタン(ボタンピ)抽出物、モッカ(ボケ)抽出物、メリッサ抽出物、ヤシャジツ(ヤシャ)抽出物、ユキノシタ抽出物、ローズマリー(マンネンロウ)抽出物、レタス抽出物、茶抽出物(烏龍茶、紅茶、緑茶等)、微生物醗酵代謝産物、海藻抽出物、霊芝抽出物、卵殻膜抽出物、胎盤抽出物、羅漢果抽出物等が挙げられる。(尚、かっこ内は、植物の別名、生薬名等を記載した。)紫外線防止剤としては、例えば、パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、オキシベンゾン及びその誘導体(2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸ナトリウム等)、酸化チタン、微粒子酸化チタン、酸化亜鉛、及び微粒子酸化亜鉛等が挙げられる。本発明の組成物と上記の1種以上の成分とを組み合わせて多機能化粧料として提供することもできる。
以下、本発明について実施例などを用いて更に詳しく説明するが、本発明はこれらにより制限を受けるものではない。
[実施例1]
VII型コラーゲン遺伝子プロモーター領域(−524〜+92)を導入したルシフェラーゼレポータープラスミドの作製
VII型コラーゲン遺伝子プロモーター領域(−524〜+92)を取得するために、Genbank Accession No.L23982に公開されているDNA塩基配列を基にフォワードプライマーCOL7―PRO―F1(XhoI):5‘ TTTctcgagtcaaggagatccgggtgggg 3’とリバースプライマーCOL7−PRO−R1(HindIII): 5‘ TTTAAGCTTCCTAGGCAGTAA
AAGCCGTCAGCTAG 3’を合成した。
これらを用い、Human Genomic DNA(Clontech社より購入No.6550−1)を鋳型にして、KOD DNA Polymerase(東洋紡績株式会社 No.KOD−101)と付属の緩衝液を使ってPCR(反応液50μl、1サイクルを98℃15秒間、次いで65℃2秒間、更に74℃30秒間としてこれを30サイクル)を行った。得られたDNA断片は、電気泳動後ゲルから切り出し、制限酵素XhoIとHindIIIで消化してから再び電気泳動に供し、ゲルから切り出して、VII型コラーゲン遺伝子プロモーター領域(−524〜+92)を含むXhoI−HindIII断片を得た。
プラスミドPGL2−Basic Vector(Promega社 No.E1641)をXhoI−HindIIIで消化し、電気泳動後ゲルから切り出した。得られたPGL2−Basic VectorとXhoI−HindIIIで消化したVII型コラーゲン遺伝子プロモーター領域(−524〜+92)を混合し、タカラライゲーションキットVer.2 I液(宝酒造 No.6022)を加えてライゲーションを行った。この反応液を大腸菌DH5αコンピテントセル(東洋紡績株式会社 No.DNA−903)に導入し、アンピシリン耐性を示したコロニーを選択した。このコロニーを鋳型にしてフォワードプライマーCOL7−PRO−F1(XhoI)とリバースプライマーCOL7−PRO−R1(HindIII)でPCR(反応液50μl、1サイクルを98℃15秒間、次いで65℃2秒間、更に74℃30秒間としてこれを30サイクル)を行った。PCR反応液を電気泳動に供し、634bpのバンドが確認されたコロニーのうち1クローンについてQIAprep Spin Miniprep Kit(QIAGEN社 No.27106)を用いてプラスミドを調製し、挿入されたDNA断片の塩基配列を決定した。配列がVII型コラーゲン遺伝子プロモーター領域(−524〜+92)と等しいことを確認し、このプラスミドをCOL7Pro−Luc(図1)と名づけた。
[実施例2]
ヒト皮膚細胞におけるCOL7Pro−Lucプラスミドのプロモーター活性の測定
不死化したヒト包皮ケラチノサイト細胞PHK16−0b(財団法人ヒューマンサイエンス振興財団より購入 No.JCRB0141)を、Keratinocyte Basal Medium(シグマ社 No.K4131)に付属のサプリメント(シグマ社
No.2007)と終濃度50U/mlのペニシリンG、終濃度50μg/mlの硫酸ストレプトマイシンを加えた培地を用いて24ウェルプレートに播種し、サブコンフルエントの状態になるまで37℃、5%CO存在下で培養した。
サブコンフルエントの状態のPHK16−0b細胞に、1ウェルあたり、COL7Pro−Lucプラスミド(実施例1記載)200ngとpRL−TKプラスミド(Promega社 No.E2241)200ng、またはPGL2−Basic Vectorプラスミド200ngとpRL-TKプラスミド200ngを、FuGENE Transfection Reagent(Roche社 No.181591)を用いてそのプロトコールに従って導入した。プラスミドの導入後PHK16−0b細胞を、Keratinocyte Basal Medium(シグマ社 No.K4131)に付属のサプリメント(シグマ社 No.2007)と終濃度50U/mlのペニシリンG、終濃度50μg/mlの硫酸ストレプトマイシンを加えた培地で培地交換し、37℃、5%CO存在下で24時間培養した。
24時間後、ウェル内の培地を吸引除去し、細胞をPBS(−)で洗浄した後、1ウェルあたり100μlのPassive Lysis Buffer(Promega社 Dual−Luciferase Reporter Assay System No.E1960に付属)を加えて室温で15分間震とうし、細胞を溶解した。細胞溶解液20μlを96ウェル白色プレートに移し、Dual−Luciferase Reporter Assay System(Promega社 No.E1960)を用いてルシフェラーゼ活性を測定した。検出器はルミノメーターCT−9000D(ダイアヤトロン社製)を使用した。COL7Pro−Lucプラスミドによるホタルルシフェラーゼの発光値をpRL−TKプラスミドによるウミシイタケルシフェラーゼの発光値で除した値を算出し、これをプロモーター活性値とした。その結果、COL7Pro−Lucプラスミドを導入した細胞では、PGL2−Basic Vectorプラスミドを導入した細胞と比較して、1000倍以上の活性の増加がみられた(図2)。このことより、PHK16−0b細胞を用いてCOL7Pro−Lucプラスミドのプロモーター活性測定が可能であることを確認した。
[実施例3]
TGFβ1作用評価
VII型コラーゲン遺伝子のプロモーター領域にはSMADを介したTGFβの認識領域があることが分かっており、TGFβによってプロモーター活性が上昇することが報告されている(J. Biol. Chem, 273, 13053−13057, 1998) 。実施例1で作製したCOL7Pro−Lucプラスミドのプロモーターとしての性能を確認するために、COL7Pro−Lucプラスミドを導入したケラチノサイト細胞にTGFβ1を作用させて、プロモーター活性が上昇することを確認した。
PHK16-0b細胞をGibco Defined Keratinocyte−SFM complete(インビトロジェン社 No.10744−019)に終濃度50U/mlのペニシリンG、終濃度50μg/mlの硫酸ストレプトマイシンを加えた培地(以下増殖培地という)を用いて24ウェルプレートに播種し、サブコンフルエントの状態になるまで37℃、5%CO存在下で培養した。
サブコンフルエントになったPHK16−0b細胞に、1ウェルあたり、COL7Pro−Lucプラスミド(実施例1記載)200ngとpRL−TKプラスミド200ngをFuGENE Transfection Reagentを用いてそのプロトコールに従って導入した。
プレート内の培地を除き、1ウェルあたり0.5mlのTGFβ1(PEPRO TECH EC LTD No.100−21R)を含む増殖培地で培地交換をした。TGFβ1は、純水で1.25〜10μg/mlの濃度に溶解したものを原液とし、本実施例では原液を増殖培地で1000倍に稀釈して、終濃度1.25〜10ng/mlに調製したものを使用した。37℃、5%CO存在下で24時間培養した。
24時間後、ウェル内の培地を吸引除去し、細胞をPBS(−)で洗浄した後、1ウェルあたり100μlのPassive Lysis Bufferを加えて室温で15分間震とうし、細胞を溶解した。細胞溶解液20μlを96ウェル白色プレートに移し、Dual−Luciferase Reporter Assay Systemを用いてルシフェラーゼ活性を測定した。検出器はルミノメーターCT−9000Dを使用した。COL7Pro−Lucプラスミドによるホタルルシフェラーゼの発光値をpRL−TKプラスミドによるウミシイタケルシフェラーゼの発光値で除した値を算出し、これをプロモーター活性値とした。実験は3回行い、各濃度のTGFβ1のプロモーター活性を5ng/mlのTGFβ1の活性値を100とした相対活性値で表した(図3)。COL7Pro−Lucプラスミドを一過性に導入したケラチノサイト細胞において、TGFβ1の作用により濃度依存的にプロモーター活性が上昇することを確認した。
[実施例4]
VII型コラーゲン遺伝子プロモーター活性評価
実施例1で作製したCOL7Pro−Lucプラスミドを用いて、数種のフラボノイドとカロテノイドのプロモーター活性を測定した。
PHK16−0b細胞を増殖培地を用いて24ウェルプレートに播種し、サブコンフルエントの状態になるまで37℃、5%CO存在下で培養した。
サブコンフルエントになったPHK16−0b細胞に、1ウェルあたり、COL7Pro−Lucプラスミド(実施例1記載)200ngとpRL−TKプラスミド200ngをFuGENE Transfection Reagentを用いてそのプロトコール
に従って導入した。
プラスミドの導入後、プレート内の培地を除き、1ウェルあたり0.5mlの被験物質を含む増殖培地で培地交換をした。被験物質は、フラボン(Flavone,SIGMA)、5−ヒドロキシフラボン(5−Hydroxyflavone,Lancaster)、クリシン(Chrysin,Aldrich Chemical Company, Inc)、5,2‘−ジヒドロキシフラボン(5,2‘−Dihydroxyflavone,INDOFINE)、ユパトリン(Eupatorin,INDOFINE)、ルテオリン(Luteolin,SIGMA)、ゲンクワニン(Genkwanin,INDOFINE)、バイカリン(Baicalein,INDOFINE)、ルテイン(Lutein,SIGMA)、アピジェニン(Apigenin,SIGMA)をDMSOで0.01〜25mMの濃度に溶解したものを原液とし、本実施例では原液を増殖培地で1000倍に稀釈して、終濃度0.01〜25μMに調製したものを使用した。ネガティブコントロールとして0.1%DMSOを、ポジティブコントロールとして5ng/mlのTGFβ1を用意した。37℃、5%CO存在下で24時間培養した。
24時間後、ウェル内の培地を吸引除去し、細胞をPBS(−)で洗浄した後、1ウェルあたり100μlのPassive Lysis Bufferを加えて室温で15分間震とうし、細胞を溶解した。細胞溶解液20μlを96ウェル白色プレートに移し、Dual−Luciferase Reporter Assay Systemを用いてルシフェラーゼ活性を測定した。検出器はルミノメーターCT−9000Dを使用した。COL7Pro−Lucプラスミドによるホタルルシフェラーゼの発光値をpRL−TKプラスミドによるウミシイタケルシフェラーゼの発光値で除した値を算出し、これをプロモーター活性値とした。被験物質のプロモーター活性は、0.1%DMSOの活性値を0、5ng/mlのTGFβ1の活性値を100とした相対活性値で表した(表1)。
Figure 2007161681
フラボン、5−ヒドロキシフラボン、クリシン、5,2‘−ジヒドロキシフラボン、ユパトリン、ルテオリン、ゲンクワニン、バイカリン、ルテイン、アピジェニンは、VII型コラーゲン遺伝子プロモーターの転写活性を促進した。
[製造例1]
実施例4で得られた活性化剤0.1重量%、1,3-ブチレングリコール2.5重量%、グリセロール(86%)0.5重量%、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油0.5重量%、乳酸0.05重量%、乳酸ナトリウム0.7重量%、エタノール7.0重量%、パラオキシ安息香酸メチル0.1重量%、香料0.05重量%、精製水88.5重量%の処方により化粧水を調製した。
[製造例2]
実施例4で得られた活性化剤0.2重量%、流動パラフィン4.0重量%、スクワラン4.0重量%、セタノール0.5重量%、ステアリン酸1.5重量%、モノオレイン酸ソルビタン1.0重量%、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン1.0重量%、モノステアリン酸グリセロール0.5重量%、パラオキシ安息香酸エチル0.2重量%、グリセロール(86%)3.0重量%、1,3-ブチレングリコール5.0重量%、香料0.05重量%、精製水79.05重量%の処方により乳液を調製した。
[製造例3]
実施例4で得られた活性化剤0.5重量%、ワセリン8.0重量%、ラノリン2.0重量%、スクワラン20.0重量%、セタノール5.0重量%、モノステアリン酸グリセロール2.0重量%、ポリオキシエチレンモノラウリン酸ソルビタン2.0重量%、パラオキシ安息香酸エチル0.2重量%、グリセロール(86%)5.0重量%、1,3-ブチレングリコール5.0重量%、香料0.1重量%、精製水50.2重量%の処方によりクリームを調製した。
[製造例4]
実施例4で得られた活性化剤0.3重量%、ポリビニルアルコール18.0重量%、ポリエチレングリコール2.0重量%、1,3-ブチレングリコール5.0重量%、エタノール8.0重量%、パラオキシ安息香酸メチル0.1重量%、香料0.05重量%、精製水66.55重量%の処方によりパックを調製した。
[製造例5]
実施例4で得られた活性化剤1.0重量%、1,3-ブチレングリコール20.0重量%、グリセロール(86%)15.0重量%、ポリエチレングリコール5.0重量%、ポリオキシエチレンヘキサデシルエーテル0.1重量%、クエン酸0.05重量%、クエン酸ナトリウム0.5重量%、パラオキシ安息香酸メチル0.2重量%、香料0.1重量%、精製水58.05重量%の処方によりエッセンスを調製した。
[製造例6]
実施例4で得られた活性化剤0.5重量%、抗炎症剤としてコンドロイチン硫酸ナトリウム(生化学工業社製)0.05重量%、ワセリン8.0重量%、ラノリン2.0重量%、スクワラン20.0重量%、セタノール5.0重量%、モノステアリン酸グリセロール2.0重量%、ポリオキシエチレンモノラウリン酸ソルビタン2.0重量%、パラオキシ安息香酸エチル0.2重量%、グリセロール(86%)5.0重量%、1,3-ブチレングリコール5.0重量%、香料0.1重量%、精製水50.15重量%の処方によりクリームを調製した。
[製造例7]
実施例4で得られた活性化剤0.5重量%、美白剤として霊芝抽出物(丸善製薬社製)0.05重量%、ワセリン8.0重量%、ラノリン2.0重量%、スクワラン20.0重量%、セタノール5.0重量%、モノステアリン酸グリセロール2.0重量%、ポリオキシエチレンモノラウリン酸ソルビタン2.0重量%、パラオキシ安息香酸エチル0.2重量%、グリセロール(86%)5.0重量%、1,3-ブチレングリコール5.0重量%、香料0.1重量%、精製水50.15重量%の処方によりクリームを調製した。
[製造例8]
実施例4で得られた活性化剤0.5重量%、細胞賦活剤としてパルミチン酸レチノール(日本ロシュ社製)0.1重量%、ワセリン8.0重量%、ラノリン2.0重量%、スクワラン20.0重量%、セタノール5.0重量%、モノステアリン酸グリセロール2.
0重量%、ポリオキシエチレンモノラウリン酸ソルビタン2.0重量%、パラオキシ安息香酸エチル0.2重量%、グリセロール(86%)5.0重量%、1,3-ブチレングリコール5.0重量%、香料0.1重量%、精製水50.1重量%の処方によりクリームを調製した。
[製造例9]
実施例4で得られた活性化剤0.5重量%、抗酸化剤として酢酸dl−α−トコフェロール(エーザイ社製)0.25重量%、ワセリン8.0重量%、ラノリン2.0重量%、スクワラン20.0重量%、セタノール5.0重量%、モノステアリン酸グリセロール2.0重量%、ポリオキシエチレンモノラウリン酸ソルビタン2.0重量%、パラオキシ安息香酸エチル0.2重量%、グリセロール(86%)5.0重量%、1,3-ブチレングリコール5.0重量%、香料0.1重量%、精製水49.95重量%の処方によりクリームを調製した。
[製造例10]
実施例4で得られた活性化剤0.5重量%、紫外線防止剤としてパラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル(BASF社製)0.1重量%、ワセリン8.0重量%、ラノリン2.0重量%、スクワラン20.0重量%、セタノール5.0重量%、モノステアリン酸グリセロール2.0重量%、ポリオキシエチレンモノラウリン酸ソルビタン2.0重量%、パラオキシ安息香酸エチル0.2重量%、グリセロール(86%)5.0重量%、1,3-ブチレングリコール5.0重量%、香料0.1重量%、精製水50.1重量%の処方によりクリームを調製した。
[実施例5]
製造例3に示した処方で外用クリームを調製し、肌状態の改善効果と皮膚の老化防止効果を調べた。
被験外用剤1品につき28〜55才の女性15人を一群とし、毎日朝と夜の2回、12週間にわたって洗顔後に被験外用剤を顔面に塗布した。塗布による肌状態の改善効果及び皮膚老化防止効果を以下の基準によって評価した。
肌状態改善効果
有効;肌のはりが改善された。やや有効;肌のはりがやや改善された。無効;使用前と変化なし。
皮膚老化防止効果
有効;皮膚のしわが目立たなくなった。やや有効;皮膚のしわがあまり目立たなくなった。無効;使用前と変化なし。
評価結果を以下に示した(表2)。
Figure 2007161681
フラボン、5−ヒドロキシフラボン、クリシン、5,2‘−ジヒドロキシフラボン、ユパトリン、ルテオリン、ゲンクワニン、バイカリン、ルテイン、アピジェニンを有効成分とする外用剤は、肌状態の改善及び皮膚の老化防止に効果があった。
実施例に詳述したように、本発明の組成物はVII型コラーゲン遺伝子プロモーターの転写活性を促進する。また、本発明の組成物を包含するフラボノイド、カロテノイドは、食用に供される植物の中にも広範囲に含まれており、本発明のVII型コラーゲン遺伝子プロモーター活性化剤は安全性が高い。このため、本発明のVII型コラーゲン遺伝子プロモーター活性化剤は、安全性が高く、栄養障害型表皮水疱症や皮膚のしわなどのVII型コラーゲンの不足により引き起こされる症状の軽減や改善に利用することが可能である。
「実施例1で作製されたCOL7Pro−Lucプラスミドのマップである。図中、lucはルシフェラーゼ遺伝子、Ampはアンピシリン耐性遺伝子を表す。直線部分は、PGL2−Basic Vectorプラスミドに挿入されたVII型コラーゲン遺伝子プロモーター領域(−524〜+92)を表す。XhoI、HindIIIは制限酵素サイトを表す。」 「実施例2の結果をあらわす図(グラフ)である。」 「実施例3の結果をあらわす図(グラフ)である。」

Claims (6)

  1. Figure 2007161681
    (式中、Xは同一又は異なっていてもよく水素原子、水酸基、またはメトキシ基を表し、Yは同一又は異なっていてもよく水素原子、水酸基、またはメトキシ基を表す。mは0から3の整数を表し、nは0から2の整数を表す。)で表される化合物、又はルテインを含有することを特徴とするVII型コラーゲン遺伝子プロモーター活性化剤。
  2. 請求項1記載の化合物がゲンクワニン、又はクリシンであるVII型コラーゲン遺伝子プロモーター活性化剤。
  3. 請求項1記載の化合物がフラボン、5−ヒドロキシフラボン、ルテオリン、5,2‘−ジヒドロキシフラボン、ユパトリン、バイカリン、又はアピジェニンであるVII型コラーゲン遺伝子プロモーター活性化剤。
  4. Figure 2007161681
    (式中、Xは同一又は異なっていてもよく水素原子、水酸基、またはメトキシ基を表し、Yは同一又は異なっていてもよく水素原子、水酸基、またはメトキシ基を表す。mは0から3の整数を表し、nは0から2の整数を表す。)で表される化合物、又はルテインをVII型コラーゲン遺伝子プロモーター活性化剤として使用する方法。
  5. 請求項1〜3の何れか一項に記載のVII型コラーゲン遺伝子プロモーター活性化剤を有効成分として含有する皮膚老化防止化粧料。
  6. 請求項1〜3の何れか一項に記載のVII型コラーゲン遺伝子プロモーター活性化剤および美白剤、抗酸化剤、抗炎症剤、細胞賦活剤、紫外線防止剤からなる群から選ばれる薬効成分の1種又は2種以上を含有する皮膚外用剤組成物。
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