JP2007160743A - ロール状に巻回された状態の記録紙及びこれを用いるプリンタ装置 - Google Patents

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昭彦 今野
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悟 篠原
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Abstract

【課題】ロール状に巻回された状態の記録紙の表面と裏面の擦れを抑制し、受容層に擦れ傷が発生することを防止する。
【解決手段】給紙カセット1aに回転自在に収納されるロール状に巻回された記録紙2は、表面に、染料層33b〜33eの染料を受容する受容層3cが設けられ、裏面に、巻回時における受容層3cとの摩擦を制御するバック層3dが形成され、受容層3cとバック層3dとの間の動摩擦係数が0.10以上とされ、巻き戻し時の弛みが防止され、受容層3cの擦れ傷の発生が防止される。
【選択図】図9

Description

本発明は、プリンタ装置に回転自在に支持された際の弛み防止したロール状に巻回された状態の記録紙及びこれを用いるプリンタ装置に関する。
従来より、プリンタ装置には、記録紙としてカット紙を使用するタイプと、長尺の記録紙を巻芯に円筒状に巻き付けたロール紙を使用するタイプとがある。近年では、デジタルカメラの普及等により、高画質で印画する際にコスト面で有利なロール紙が広く使用されるようになっている。
ロール紙を使用するプリンタとしては、イエロー、マゼンタ、シアンの色材層が形成されたインクリボンを記録紙と重ね合わせ、プラテンに対向するように配置されたサーマルヘッドによってインクリボンに熱エネルギを印加し、インクリボンの色材層の色材を記録紙に熱転写するものがある。この熱転写型のプリンタ装置では、印画の度に必要量が引き出され、印画された範囲が規定の大きさに切断されて排紙される。
このように、ロール紙は、印画によって消費されるが、ロール紙を使い切った後は、新たなロール紙を補充して次の印刷に備えなければならない。したがって、このロール紙の交換作業を円滑に行う必要がある。
また、この熱転写型のプリンタ装置にあっては、高速印刷による画像形成時間の短縮化が要望され、これを実現すべく、記録紙の改良が行われている。ここで、記録紙の構成について説明すると、記録紙は、パルプ等で形成された基材シートの一方の面に、断熱性、クッション性を付与する断熱クッション層が形成され、更に、断熱クッション層の上に、インクリボンの色材を受容する受容層が形成され、基材シートの他方の面に、バック層が形成されている。
このバック層は、(1)給紙時に、枚葉状の被熱転写シートが正しく分離され搬送されるように、記録紙の表裏面間に適切な摩擦力を与える、(2)適度に記録紙のバック層の表面を粗面化し、記録紙の搬送時に搬送用ローラ等と適切な摩擦力で接触し、正常に搬送されるようにする、等の目的で基材シートの他方の面に形成されている。
しかしながら、熱転写型のプリンタ装置は、記録紙の同じ領域に、イエロー、シアン、マゼンタの色材を重畳的に熱転写し、フルカラー印刷を行うものであるから、例えば、インクリボン及び記録紙を走行させて一色目の熱転写が終了した後、記録紙を巻き戻し、印刷する領域の頭出しをし、再度、記録紙を走行させることによって2色目の熱転写を行う必要がある。すなわち、このプリンタ装置では、記録紙の巻き戻し作業が繰り返し行われることになる。そして、ロール紙を引き出し停止した際には、ロール紙に引き出し方向の慣性モーメントが働いてロール紙が余分に引き出されて撓んでしまい、また、巻き戻しを停止した際には、撓んだ部が巻回状態のロール紙の外周面と擦れてしまう。
ロール紙では、このバック層で用紙の搬送性を良好にする一方、記録紙の表面の受容層とバック層との擦れによって、受容層に擦り傷が入り、印画物の品位が低下する問題が生じる。そこで、このような受容層の擦れ傷の発生を防止する手段として、下記特許文献1乃至特許文献5がある。具体的に、特許文献1には、受容層を硬くすることが記載されている。しかしながら、受容層を固くすることは、高速記録の際、色材が転写されにくくなってしまう。
また、特許文献2には、受容層の滑りを良くすることが記載され、特許文献3には、バック層に自己潤滑性の有機フィラーを添加し、滑りを良くすることが記載され、特許文献4には、裏面層のフィラーを樹脂で被覆することが記載され、引用文献5には、裏面層に球状粒子を添加し、滑りを良くすることが記載されている。
しかしながら、引用文献2乃至引用文献5によっても、十分に受容層の擦れ傷を無くすことは困難なのが現状である。記録紙は、高速記録、画像形成時間の短縮化の要望に応じるため、受容層を柔らかくする必要がある一方で、傷つきやすくなった受容層がバック層との擦れによって傷つくおそれがあるからである。
特開平9−11645号公報 特開平9−220863号公報 特開平8−11882号公報 特開平8−25814号公報 特開平7−137464号公報
本発明は、以上のような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ロール状に巻回された状態の記録紙の表面と裏面の擦れを抑制し、受容層に擦れ傷が発生することを防止することができるロール状に巻回された状態の記録紙及びこれを用いるプリンタ装置を提供することにある。
また、本発明の目的は、ロール状に巻回された状態の記録紙を容易に装着することができるプリンタ装置を提供することにある。
本発明に係る記録紙は、ロール状に巻回された状態の記録紙であって、表面に、色材層の色材を受容する受容層が設けられ、裏面に、巻回時における上記表面との摩擦を制御するバック層が形成され、巻回した状態で重なり合う上記表面と上記裏面との間の動摩擦係数が0.10以上とされている。
以上のような記録紙が用いられるプリンタ装置は、ロール状に巻回された状態の記録紙の軸部を回転自在に支持する支持溝を有し、この支持溝の一端が上記軸部を挿入可能なように開口されている支持部材と、上記支持部材に支持された巻回された状態の記録紙を引き出して走行させる給紙手段と、色材層が設けられた熱転写シートを走行させる走行手段と、上記記録紙と上記熱転写シートとを対向させた状態で熱エネルギを印加し、上記色材層の色材を上記記録紙に熱転写するサーマルヘッドとを備えている。
このプリンタ装置は、回転自在に支持溝に支持される記録紙が記録紙の巻回した状態で重なり合う上記表面と上記裏面との間の動摩擦係数が0.10以上とされていることで、巻き戻し時に、巻回された記録紙が逆転し、巻き戻される記録紙が巻き戻され、弛むことが防止される。
本発明によれば、巻回した状態で重なり合う記録紙の表面と記録紙の裏面との間の動摩擦係数が0.10以上とすることによって、記録紙の巻き戻し等の動作がプリンタ装置で行われたとしても、記録紙が撓むのではなく、巻き戻される記録紙がロールに巻回されることから、記録紙の受容層に、擦れ傷が発生することを防止することができる。
このようなロール状に巻回された状態の記録紙は、記録紙が巻回されたロール体が支持部材に回転自在に支持される、すなわち駆動源に接続されることなく装着されるプリンタ装置に好適である。
以下、本発明が適用されたプリンタ装置について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、本発明が適用されたプリンタ装置1は、熱転写型のプリンタ装置であって、ロール状に巻回された状態の記録紙2を収納する給紙カセット1aと、この給紙カセット1aより送り出された記録紙2aに対して印刷を行う印刷ブロック1bとを備えている。
図1乃至図3に示すように、給紙カセット1aは、ロール状に巻回された状態の記録紙2を収納するカセット本体11と、カセット本体11の前面に取り付けられたカセット蓋12とを備える。また、カセット本体11には、給紙カセット1aの内部に収納されたロール状に巻回された状態の記録紙2に対する給紙ローラ13の圧接用の開口部14が形成されている。すなわち、図2に示すように、ロール状に巻回された状態の記録紙2を収納した給紙カセット1aが印刷ブロック1bにセットされると、印刷ブロック1bに設けられた給紙ローラ13が開口部14を通してロール状に巻回された状態の記録紙2の外周面を圧接する。
開口部14よりも下側には、ロール状に巻回された状態の記録紙2を給紙カセット1aからその外部に送り出す給紙口15が設けられており、この給紙口15には、ロール状に巻回された状態の記録紙2の受容層に接触して埃や塵等の付着物を除去するための円筒状のクリーナ16が取り付けられている。そして、このクリーナ16は、ロール状に巻回された状態の記録紙2の巻き方向と対向する方向に伸び、先端部がロール状に巻回された状態の記録紙2の外周面と当接するフラップを備えている。
図3及び図4に示すように、カセット本体11の前面には、カセット蓋12が取り付けられている。このカセット蓋12は、アーム17によって連結部18を中心に回転するようになっており、カセット蓋12を上方に向けて回動することによってカセット本体11の収納部21が閉じられる。すなわち、この給紙カセット1aは、カセット蓋12を開けてカセット本体11にロール状に巻回された状態の記録紙2を収納し、その後、カセット蓋12を閉じることにより、印刷ブロック1bにセット可能な状態となる。なお、カセット蓋12の内側には、カセット蓋12を閉めた際に、カセット蓋12の内面がロール状に巻回された状態の記録紙2の外周面に接触してロール状に巻回された状態の記録紙2の回転を妨げることがないように、4個の回転ローラ19が取り付けられている。
ここで、ロール状に巻回された状態の記録紙2について説明する。この記録紙2は、図5(A)に示すように、パルプ等で形成された基材シート3aを有し、この基材シート3aの表面側となる一方の面には、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂等で形成された断熱クッション層3bが形成され、更に、この断熱クッション層3b上に、インクリボンの染料を受容し、受容した染料を保持するアクリル系樹脂、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル等の樹脂で形成された受容層3cが形成されている。また、基材シート3aの裏面側となる他方の面には、記録紙2が安定して走行できるように摩擦を低減するバック層3dが形成されている。このバック層3dは、アクリル系樹脂をバインダーとして、アクリル系樹脂、テフロン(登録商標)、シリカ等でなる有機フィラーが添加され、粗面となされている。
このような記録紙2は、ロール状に巻回された状態にあるとき、図5(B)に示すように、バック層3dが外側で受容層3cが内側となるように巻回されている。すなわち、ロール状に巻回された状態の記録紙2は、受容層3cが内側となるようにして、受容層3cの保護をしている。そして、ロール状に巻回された状態の記録紙2は、中心部の中心穴3eに、図6に示すように、ホルダ4が挿通されて、給紙カセット1aに収納されることになる。このホルダ4は、略円筒状をなし、両端部に、中心穴3eの内周面を保持する保持部4aが突出形成され、更に、両端面の中心部に、軸部4bが形成されている。この軸部4bによって、ホルダ4が中心穴3eに挿入されたロール状に巻回された状態の記録紙2は、給紙カセット1a内に回転自在に収納されることになる。
ここで、図7は、給紙カセット1aのカセット蓋12を開いた状態を示す側面の断面図である。カセット本体11の内部には、カセット蓋12によって開閉されるホルダ4が中心穴3eに挿入されたロール状に巻回された状態の記録紙2の収納部21が形成されている。カセット本体11の内部には、カセット本体11の内側に形成された支点22を中心として回動する支持部材23と、ロール状に巻回された状態の記録紙2の外周面に当接し、記録紙2のロールから記録紙2aを引き出すクリーナ16に一体的に形成されたフラップ24と、支持部材23を給紙ローラ13に向けて付勢するバネ部材25と、カセット本体11の内側に形成されたガイド溝26に沿って移動すると共に、カセット蓋12を開閉するための左右一対のアーム17とが組み込まれている。そして、カセット蓋12の開口状態では、アーム17に形成された突起27が支持部材23の上面に当接し、アーム17に連結されたカセット蓋12の重さによってバネ部材25の付勢に抗して、支点22を中心に支持部材23を押し下げている。また、カセット本体11の内側には、V字状の支持溝28が形成されている。この支持溝28は、ホルダ4の軸部4bの挿入側が開口されており、ホルダ4の軸部4bを挿入できるようになっている。
ここで、図7に示すように、カセット蓋12を開けた状態では、アーム17によって支持部材23が押し下げられていることから、支持溝28の開口より軸部4bを挿入することができる。軸部4bを支持溝28の開口より挿入すると、ロール状に巻回された状態の記録紙2が挿入されたホルダ4は、支持部材23に妨げられることなく、ロール状に巻回された状態の記録紙2及びホルダ4の重さによって、支持溝28の最下部であるV字状の屈曲部まで挿入されて停止する。したがって、記録紙2の交換に当たって、収納部21には、ロール状に巻回された状態の記録紙2が挿入されたホルダ4を容易に収納することができる。
かくして、カセット本体11にロール状に巻回された状態の記録紙2の中心穴3eに挿入されたホルダ4を収納し、カセット蓋12を閉じると、カセット蓋12は、アーム17の連結部7を中心として回動する。そして、カセット蓋12を閉じることにより、図8に示すように、アーム17がガイド溝26に沿って押し込まれる。すると、アーム17の突起27が支持部材23の上面から離れることになり、支持部材23がバネ部材25の付勢力によって支点22を中心に上方に回動し、支持部材23の先端側が持ち上げられる。このため、支持部材23の先端側の上面は、ホルダ4の軸部4bを押し上げるように作用する。
そして、バネ部材25は、カセット本体11の内面と支持部材23との間に掛け渡されており、バネ定数がロール状に巻回された状態の記録紙2の初期重量(ロール状に巻回された状態の記録紙2が消費される前の使用開始当初の重量であり、最も重い重量)に打ち勝ち、ロール状に巻回された状態の記録紙2を持ち上げられるように設定されているので、支持部材23が軸部4bを持ち上げ、軸部4bを支持溝28のV字状の屈曲部よりも奥側に押し上げる。したがって、カセット蓋12を閉じると、ロール状に巻回された状態の記録紙2の外周面が開口部14及びフラップ24に当接することとなる。
なお、前述したように、ロール状に巻回された状態の記録紙2の受容層3cは内周側になっているので、ロール状に巻回された状態の記録紙2の外周面が開口部4に当接しても何ら問題は生じない。また、図8では、印刷ブロック1bにセットされ、ロール状に巻回された状態の記録紙2の外周面が給紙ローラ13に圧接した状態となっているが、印刷ブロック1bにセットされる前の状態では、給紙ローラ13が存在しないので、開口部14と当接する。このように、ロール状に巻回された状態の記録紙2を収納した給紙カセット1aが印刷ブロック1bにセットされると、印刷ブロック1bに設けられた給紙ローラ13が開口部14を通してロール状に巻回された状態の記録紙2の外周面と圧接され、記録紙2を印刷ブロック1bへ引き出すことができるようになる。ここで、給紙ローラ13と記録紙2のバック層3dとの動摩擦係数は、ロール状に巻回された状態にある記録紙2の受容層3cとバック層3dとの間の動摩擦係数より大きくなるように設定され、給紙ローラ13が確実にロール状に巻回された状態にある記録紙2を空転することなく引き出すことができるようにしている。
そして、記録紙2が消費され、ロール状に巻回された状態の記録紙2の巻き径が減少すると、図9に示すように、ロール状に巻回された状態の記録紙2の重さも軽くなる。これに従って、バネ部材25は、縮んでバネ長が短くなる。これにより、ロール状に巻回された状態の記録紙2の中心穴3eに挿入されたホルダ4は、バネ部材25によって持ち上げられる。すなわち、ホルダ4の軸部4bは、支持溝28の終端の方向に移動することになる。
以上のように構成された給紙カセット1aでは、図7に示すように、カセット蓋12がカセット本体11の収納部21を開放した状態において、ホルダ4が中心穴3eに挿入されたロール状に巻回された状態の記録紙2を、単に、ホルダ4の軸部4bを支持溝28の開口端より挿入する簡単な作業によって収納部21に収納することができる。そして、支持溝28に係合されているホルダ4は、支持溝28に挿入されている状態において、回転自在であり、駆動力が伝達されて回転駆動されるものではない。したがって、給紙カセット1aは、紙送りのための駆動機構を設ける必要が無くなり、構成の簡素化を図ることができる。
以上のように構成された給紙カセット1aがセットされる印刷ブロック1bは、図1に示すように、印刷時、給紙カセット1aの給紙口15より給紙ローラ13により引き出された記録紙2aを、印刷ブロック1b内の図示しないガイドローラでガイドし、グリップローラ31とピンチローラ32とで挟持して走行させる。また、この印刷ブロック1bには、インクリボン33を収容したカートリッジが装着され、巻取リール34が回転駆動されることによって、インクリボン33を供給リール35から巻取リール34に走行させる。インクリボン33の色材を給紙カセット1aから引き出された記録紙2aに転写する印刷位置には、サーマルヘッド36とプラテンローラ37とが対向配置されている。インクリボン33は、図1中点線位置より実線位置に降下されたサーマルヘッド36によって給紙カセット1aより引き出された記録紙2aに所定の圧力で押圧されながら、色材が昇華され給紙カセット1aより引き出された記録紙2aに転写される。
ここで、インクリボン33について説明すると、インクリボン33は、ポリエステルフィルム、ポリスチレンフィルム等の合成樹脂フィルムでなる基材33aの一方の面に、色材層として画像を形成するイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の染料と熱可塑性樹脂とで形成された染料層33b,33c,33d,33e及び例えば染料層33b,33c,33d,33eと同じ熱可塑性樹脂で形成された保護層33fが長手方向に並んで設けられている。そして、基材33aには、一画像分として、染料層33b,33c,33d,33e及び保護層33fを一組として、順次、長手方向に並んで形成されている。染料層33b,33c,33d,33e及び、保護層33fは、サーマルヘッド36により印刷する画像データに応じた熱エネルギが印加されることによって、給紙カセット1aより引き出された記録紙2aの受容層3cに順次熱転写される。
なお、インクリボン33は、少なくとも一の染料層と保護層を有していれば、その他の構成は特に限定されるものではない。例えば、インクリボン33は、ブラックの染料層と保護層で構成されていても良く、また、イエロー、マゼンタ、シアンの染料層と保護層とで構成されていても良い。
サーマルヘッド36は、セラミック基板にグレース層を介して発熱抵抗体等でなる発熱素子がライン状に設けられ、その上層に、発熱素子を保護する保護層が設けられている。サーマルヘッド36は、1ラインずつ給紙カセット1aより引き出された記録紙2aとの間に介在するインクリボン33の染料を発熱素子で加熱し昇華させて給紙カセット1aより引き出された記録紙2aに転写する。
次に、以上のように構成されたプリンタ装置1の動作について順を追って説明する。
(1)先ず、プリンタ装置1は、給紙ローラ13を紙送り方向に正転駆動させると共に、グリップローラ31を紙送り方向に正転駆動させて、給紙カセット1a内の記録紙2を印刷を開始する所定位置まで引き出し、所定位置に至ったところで、給紙ローラ13及びグリップローラ31の駆動を停止する。
(2)次いで、プリンタ装置1は、例えば、給紙カセット1aより引き出された記録紙2aの所定領域に、一色目として、インクリボン33のイエローの染料層33bの染料を、記録紙2aの受容層3cに順次熱転写するため、画像形成領域分、給紙ローラ13及びグリップローラ31を正転駆動して、給紙カセット1aより引き出された記録紙2aを走行させる。これと同時に、インクリボン33を、染料層33bの走行方向の始端から終端まで走行させる。そして、プリンタ装置1は、染料層33bの熱転写が終了すると、給紙カセット1aより引き出された記録紙2aの走行を停止する。
(3)次いで、プリンタ装置1は、2色目の印刷のため、イエローの熱転写が終了した記録紙2aを逆送、すなわち巻き戻し方向に走行させ、画像形成領域の頭出しをする。すなわち、プリンタ装置1は、頭出し位置まで、給紙ローラ13及びグリップローラ31を逆転駆動し、画像形成領域の始端に至ったところで、走行を停止する。
(4)そして、プリンタ装置1は、2色目のシアンの染料層33cを熱転写するため、給紙ローラ13及びグリップローラ31を紙送り方向に正転駆動し、上記(2)及び(3)の動作を繰り返し行って、イエロー上に、シアンの染料を熱転写する。
(5)プリンタ装置1は、上記(2)乃至(4)の動作を繰り返すことによって、給紙カセット1aより引き出された記録紙2aの画像形成領域に、重畳的に、イエロー、シアン、マゼンタの染料及び保護フィルムを熱転写する。
(6)印刷が終了すると、プリンタ装置1は、画像形成領域の終端で、切断手段によって給紙カセット1aより引き出された記録紙2aを切断し排紙する。
以上のように、熱転写型のプリンタ装置1では、給紙カセット1aより引き出された記録紙2aの画像形成領域に、イエロー、シアン、マゼンタの染料や保護フィルム等が重畳的に熱転写することによってフルカラー印刷を行うものであるから、給紙カセット1aより引き出された記録紙2aを、正逆方向に切り換えて走行させる必要がある。したがって、(1)、(2)及び(4)のように、給紙カセット1aより引き出された記録紙2aを順方向に走行を停止させたときには、給紙カセット1a内で回転自在のロール状に巻回された状態の記録紙2に対して、引き出し方向(図9中矢印F方向)の慣性モーメントが働き、図9に示すように、給紙カセット1aの収納部21内で記録紙2が弛んでしまうおそれがある。(3)に示すように、この弛んだ状態で記録紙2aを逆方向に走行させると、引き出された状態にある記録紙2aが逆送しロール状に巻回された状態の記録紙2の外周面と擦れ合うおそれがある。すなわち、ロール状に巻回された状態の記録紙2の外周面に臨んだバック層3d引き出された記録紙2aの内側の受容層3cとが擦れ合うおそれがある。更に、この状態から、記録紙2が引き出されると、更に、バック層3dと受容層3cとが擦れ合うことになる。そして、上述のように、バック層3dは、記録紙2同士や給紙ローラ13等との摩擦制御のため有機フィラーが添加されており、表面が粗面となっているため、このような擦れによって、受容層3cに傷が付いてしまうおそれがある。
そこで、ロール状に巻回された状態の記録紙2は、隣接する記録紙間で滑りが発生しないように、表裏間の動摩擦係数を制御している。具体的に、この記録紙2は、表面の受容層3cと裏面のバック層3dとの動摩擦係数が0.10以上とすることによって、表面の受容層3cと裏面のバック層3dとの間の滑りを抑制し、擦れ傷が受容層3cに発生し、印画品質の劣化を防止している。
すなわち、ロール状に巻回された状態の記録紙2は、慣性モーメントにより隣接する記録紙間の滑りから生じる弛みを生じさせようとする力が働いても、それに抵抗するに十分な摩擦力を記録紙2の受容層3cとバック層3dとの間に付与することができる。したがって、記録紙2の受容層3cとバック層3dとの間で滑りによる弛みの発生を防止することができる。そして、バック層3dのフィラーが受容層3cを引きずり擦れ傷が発生し、この擦れ傷に伴う印画品質の低下を防止することができる。
なお、記録紙2の受容層3cとバック層3dとの間の動摩擦係数を決定するに当たっては、次の実験を行った。下記表1の実施例1乃至実施例4が本発明が適用された記録紙2である。
この実験で用いた記録紙2は、幅が126.5mm、内径が52mm、厚さが214μm、巻き長さが32.5mである。
また、動摩擦係数の測定器は、HEIDON SURFACE PROPERTY TESTER TYPE:14DR(新東科学株式会社製)を用いた。この測定器41は、図10に示すように、第1の試料が保持される移動台42と、第2の試料が保持され、移動台42の第1の試料に荷重を加える抵抗力付与部43とを備え、抵抗力付与部43を移動台42の方向に降下させ、第2の試料に対して第1の試料を押圧した状態で、移動台42を直線移動させることにより、第1の試料と第2の試料との動摩擦係数を測定するものである。この実験では、移動台42に、第1の試料として、記録紙2を受容層3cを上側にして保持させ、抵抗力付与部43に、第2の試料として、記録紙2をバック層3dを下側にして保持させた。この受容層3cとバック層3dとの上下関係は、ロール状に巻回された記録紙2を収納部21に収納したときの受容層3cとバック層3dとの関係と同じである。また、第1の試料は記録紙2を5cm×5cmにカットしたものを用いた。第2の試料は記録紙2を移動台42に収まるよう、適宜カットしたものを用いた。
ここで、荷重は、第1の試料の5cm×5cmの面積に対して1kgの荷重を加えた(40g重/cm)。また、移動台42の移動速度を、150mm/minとした。そして、2回動摩擦係数の測定を行い、2回の平均を表1の測定値とした。
また、実施例1乃至実施例4及び比較例1の動摩擦係数の調整に当たっては、バック層3dの有機フィラーの量を可変することによって調整した。また、受容層3cは、アクリル系樹脂で形成し、基材シート3aは、紙素材とした。
そして、実施例1乃至実施例4及び比較例1の記録紙を、図1乃至図9に示した上述した熱転写型のプリンタ装置1の給紙カセット1aに収納し、常温で、テスト画像の印刷動作を行って、受容層3c上の擦れ傷の発生の有無を確認した。ここで、プリンタ装置1は、インクリボン33の構成をイエロー、マゼンタ、シアン、ラミネートとし、記録紙2aを87.4mm/secで走行させ、巻き戻し時(イエロー-マゼンタ間、マゼンタ-シアン間、シアン-ラミネート間)の記録紙2の速度を、282mm/secとした。また、印刷は、ロール状に巻回された状態の記録紙2の外周1周分行い、印刷を行った部分の擦り傷の発生を確認した。
また、給紙ローラ13と記録紙2のバック層3dとの動摩擦係数は、次の通りである。
温度 動摩擦係数
0℃ 1.2〜1.5
25℃ 0.5以上
45℃ 0.3〜0.4
条件:荷重 1kg重
送り速度 150mm/sec
以上のような条件で行った実験の結果を表1に示す。
(表1)
実施例/比較例 表裏間動的摩擦係数 受容層面上の擦り傷の発生
比較例1 0.07 記録紙後半部で発生
実施例1 0.10 なし
実施例2 0.12 なし
実施例3 0.15 なし
実施例4 0.35 なし
比較例1では、ロール状に巻回された状態の記録紙2の外周1周分の後半部分で擦れ傷の発生が確認された。これは、印刷時に、引き出された記録紙2aが正逆方向に切り換えて走行された際、ロール状に巻回された状態の記録紙2の外周1周分の後半部分で記録紙2の撓みに伴う受容層3cとバック層3dとの擦れが発生したためである。そして、表1より明らかなように、動摩擦係数が0.10以上の実施例1乃至実施例4では、記録紙2の受容層3cとバック層3dとの間の動的摩擦係数を0.10以上に設定することにより、印刷後、受容層3cに擦り傷が発生するのを防止することができ、印画品質の劣化を防ぐことができることを確認することができる。このことより、記録紙2aの巻き戻し時にあっても、給紙カセット1a内のロール状に巻回された状態の記録紙2は、ホルダ4の軸部4bを中心に、逆転し、一度引き出された記録紙2aは、給紙カセット1a内で弛むことなく、すなわち、受容層3cとバック層3dとが擦れることなく、ロール体に巻き取られ、擦れ傷の発生が防止されていることが分かる。
また、このプリンタ装置1では、給紙ローラ13と記録紙2のバック層3dとの動摩擦係数を、受容層3cとバック層3dとの間の動摩擦係数より明らかに大きくすることによって、記録紙2を走行させる際に、給紙ローラ13が受容層3cとバック層3dとの間の摩擦によって空転しないようにし、記録紙を確実に走行することができる。
なお、受容層3cとバック層3dとの間の動摩擦係数は、バック層3dに含まれる有機フィラーの量を可変するほか、受容層3cの滑りやすさを制御しても良く、更に、バック層3dのフィラーの量と受容層3cの滑りやすさの両方を制御して、動摩擦係数を0.10以上としても良い。
本発明が適用された熱転写型のプリンタ装置の構成を示す図である。 本発明が適用された熱転写型のプリンタ装置に用いる給紙カセットをカセット本体側から見た斜視図である。 本発明が適用された熱転写型のプリンタ装置に用いる給紙カセットをカセット蓋側から見た斜視図である。 本発明が適用された熱転写型のプリンタ装置に用いる給紙カセットのカセット蓋が収納部を開放した状態を示す斜視図である。 記録紙を示す図であり、(A)は、記録紙の要部断面図、(B)は、巻回された状態を示す要部側面図である。 ロール状に巻回された状態の記録紙がホルダに装着された状態を示す斜視図である。 カセット蓋が収納部を開放した状態であって、ロール状に巻回された記録紙がセットされた状態を示す断面図である。 新規なロール状に巻回された記録紙がセットされカセット蓋によって収納部が閉塞された状態を示す断面図である。 図8の状態よりロール状に巻回された記録紙が消費された状態を示す断面図である。 動摩擦係数の測定器を示す図である。
符号の説明
1 熱転写型のプリンタ装置、1a 給紙カセット、1b 印刷ブロック、2 ロール状に巻回された状態の記録紙、2a 引き出された記録紙、3a 基材シート、3b 断熱クッション層、3c 受容層、3d バック層、3e 中心穴、4 ホルダ、4a 保持部、4b 軸部、11 カセット本体、12 カセット蓋、13 給紙ローラ、14 開口部、15 給紙口、16 クリーナ、17 アーム、18 連結部、19 回転ローラ、21 収納部、22 支点、23 支持部材、24 フラップ、25 バネ部材、26 ガイド溝、27 突起、28 支持溝、31 グリップローラ、32 ピンチローラ、33 インクリボン、34 巻取リール、35 供給リール、36 サーマルヘッド、37 プラテンローラ

Claims (6)

  1. ロール状に巻回された状態の記録紙の軸部を回転自在に支持する支持溝を有し、この支持溝の一端が上記軸部を挿入可能なように開口されている支持部材と、上記支持部材に支持された巻回された状態の記録紙を引き出して走行させる給紙手段と、色材層が設けられた熱転写シートを走行させる走行手段と、上記記録紙と上記熱転写シートとを対向させた状態で熱エネルギを印加し、上記色材層の色材を上記記録紙に熱転写するサーマルヘッドとを備えたプリンタ装置の上記支持部材に回転自在に支持されるロール状に巻回された状態の記録紙であって、
    該記録紙は、表面に、上記色材層の色材を受容する受容層が設けられ、裏面に、巻回時における上記表面との摩擦を制御するバック層が形成され、
    該記録紙の巻回した状態で重なり合う上記表面と上記裏面との間の動摩擦係数が0.10以上であることを特徴とするロール状に巻回された状態の記録紙。
  2. 上記バック層には、上記動摩擦係数を調整するフィラーが添加されていることを特徴とする請求項1記載のロール状に巻回された状態の記録紙。
  3. ロール状に巻回された状態の記録紙の軸部を回転自在に支持する支持溝を有し、この支持溝の一端が上記軸部を挿入可能なように開口されている支持部材と、
    上記支持部材に支持された巻回された状態の記録紙を引き出して走行させる給紙手段と、
    色材層が設けられた熱転写シートを走行させる走行手段と、
    上記記録紙と上記熱転写シートとを対向させた状態で熱エネルギを印加し、上記色材層の色材を上記記録紙に熱転写するサーマルヘッドとを備えたプリンタ装置。
  4. 上記記録紙は、表面に、上記色材を受容する受容層が設けられ、裏面に、巻回時における表面との摩擦を制御するバック層が形成され、
    上記記録紙の巻回した状態で重なり合う上記表面と上記裏面との間の動摩擦係数が0.10以上である請求項3記載のプリンタ装置。
  5. 上記給紙手段は、上記支持手段に回転自在に支持されたロール状に巻回された状態の記録紙を引き出す給紙ローラを有し、
    上記給紙ローラと上記記録紙との動摩擦係数が上記記録紙の巻回した状態で重なり合う上記表面と上記裏面との間の動摩擦係数より大きいことを特徴とする請求項4記載のプリンタ装置。
  6. 上記記録紙は、上記バック層に、上記動摩擦係数を調整するフィラーが添加されていることを特徴とする請求項4記載のプリンタ装置。
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