JP2007153966A - 乳化重合用乳化剤、ポリマーエマルションの製造方法、及びポリマーエマルション - Google Patents

乳化重合用乳化剤、ポリマーエマルションの製造方法、及びポリマーエマルション Download PDF

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賀之 橋本
Yasunobu Haneda
康伸 羽田
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豊治 松原
Tetsuya Mukai
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Abstract

【課題】乳化重合時の安定性を良好なものとし、しかも、ポリマー及びポリマーフィルムの耐水性、接着性、耐熱性、耐候性が著しく改善された反応性乳化重合用乳化剤であって、親水基としてポリオキシアルキレン鎖を含まない化合物からなるものを提供する。
【解決手段】下記一般式(1)で表される化合物を含有してなるものとする。
Figure 2007153966

式中、Rは炭化水素基、Rは水素原子またはメチル基である。Gは単糖類の残基を表し、(G)に含まれる−OH基の少なくとも一つはアニオン性親水基に置換されている。nは1〜30の数である。
【選択図】なし

Description

本発明は乳化重合する際に用いられる乳化重合用乳化剤、その乳化重合用乳化剤を使用したポリマーエマルションの製造方法、及びその製造方法により得られるポリマーエマルションに関する。
従来から、乳化重合用乳化剤としては、ドデシルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキルスルホコハク酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキル(アリール)エーテル硫酸エステル塩等のアニオン性界面活性剤、ポリオキシアルキレンアルキル(アリール)エーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロック共重合体等のノニオン性界面活性剤が単独あるいは併用で使用されているが、ポリマーエマルションの安定性、また該エマルションから得られたポリマーフィルムの性質等は、必ずしも充分に満足し得るものではなく、多くの解決すべき問題点が残されている。
例えば、エマルションの重合安定性、得られたエマルションの機械安定性、化学安定性、凍結融解安定性、顔料混和性、貯蔵安定性等の問題が挙げられる。特に、機械的安定性については、改善すべき問題点が残されている。さらに、エマルションからポリマーフィルムを作成した際、使用した乳化剤が遊離の状態でポリマーフィルム中に残留するため、フィルムの耐水性、接着性が劣る等の問題を生じている。また、エマルションを塩析または酸析等の手段によって破壊し、ポリマーを取り出す際、排水中に多くの乳化剤が含有され、河川汚濁の原因となるため、乳化剤の除去処理に多大の労力が必要となる。
このような観点から従来の乳化剤の問題点を改善するため、反応基として共重合性の不飽和基を有し、親水基にポリオキシアルキレン鎖及びイオン性基を導入した反応性乳化剤が数多く提案されている。
例えば、特開平8−41112号公報、特開平1−99638号公報、特開昭58−203960号公報等にはアニオン性の反応性界面活性剤、そして特開2003−268021号公報、特開平4−50204号公報、特開昭63−54927号公報等にはノニオン性の反応性界面活性剤がそれぞれ記載されており、各種モノマーについて乳化重合が試みられている。これらの反応性乳化剤を乳化剤として使用したエマルションは重合時の安定性が良く、また、該エマルションから得られたポリマーフィルムは、耐水性、接着性、耐熱性、耐候性において優れた性能を示した。
しかしながら、このようなアルキレンオキサイドから誘導される反応性乳化剤の問題点として、未反応のアルキレンオキサイドが製品中に残存すること、副生成物として発がん性や刺激性の高い物質が発生することが挙げられる。例えば、合成時の有害なジオキサンの生成や、アルキレンオキサイド鎖の酸化分解により有害性のアルデヒド類を生成することが知られており、シックハウス症候群やVOC(揮発性有機化合物)問題が騒がれる近年、アルデヒド等を含む乳化剤をエマルションの製造に用いるのは好ましくない。
特開平8−41112号公報 特開平1−99638号公報 特開昭58−203960号公報 特開2003−268021号公報 特開平4−50204号公報 特開昭63−54927号公報
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的は親水基としてポリオキシアルキレン鎖をもたず、乳化重合時の安定性を良好なものとし、しかも、ポリマー及びポリマーフィルムの耐水性、接着性、耐熱性、耐候性が著しく改善された反応性乳化重合用乳化剤を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、共重合性を有する不飽和基としてアリル基或いはメタリル基を有し、親水基部分としてポリグルコシドに種々のアニオン性親水基を導入したポリグルコシド化合物を乳化重合用乳化剤として用いることにより、上記の課題が解決できることを見出し、本発明に到達したものである。
即ち、本発明の乳化重合用乳化剤は、下記一般式(1)で表される化合物を含有するものである。
Figure 2007153966
式中、Rは炭化水素基、Rは水素原子またはメチル基である。Gは単糖類の残基を表し、(G)に含まれる−OH基の少なくとも一つはアニオン性親水基に置換されている。nは1〜30の数である。
また、本発明のポリマーエマルションの製造方法は、本発明の乳化重合用乳化剤を水性媒体中にモノマーと共に添加してモノマーを重合させるか、またはモノマー重合後の水性媒体に添加する工程を含み、かつ、乳化重合用乳化剤の使用量が上記モノマー量に対して0.1〜20重量%の割合であることにある。
そして、本発明のポリマーエマルションは、前記のポリマーエマルションの製造方法により得られるものである。
本発明の乳化重合用乳化剤によれば、その分子中の疎水基部分に共重合性の二重結合であるアリル基或いはメタリル基を有し、重合性のモノマーとの共重合性に優れ、ポリマー組成に取り込まれやすい。そのため、共重合性の反応性乳化重合用乳化剤として有用であり、本発明の乳化重合用乳化剤を使用して重合されたポリマーエマルションから得られたポリマーフィルム中に遊離した状態で存在する乳化剤量が減少し、フィルムの耐水性、接着性、耐熱性、耐候性向上に極めて優れた効果を発揮する。かつポリマーエマルションの泡立ち、機械安定性等が著しく改善される。更にジオキサンやアルデヒド類などの有害物質を大幅に低減したポリマーエマルションを得ることができる。
以下本発明の実施形態について説明する。
本発明の乳化重合用乳化剤は下記一般式(1)で表されるポリグルコシド化合物を含有してなることを特徴とする。
Figure 2007153966
上記一般式(1)の化合物において、式中のRは炭化水素基を表わす。炭化水素基としては、例えば、アルキル基、アルケニル基、アリール基、シクロアルキル基、シクロアルケニル基等が挙げられる。
アルキル基としては、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、2級ブチル、ターシャリブチル、ペンチル、イソペンチル、2級ペンチル、ネオペンチル、ターシャリペンチル、ヘキシル、2級ヘキシル、ヘプチル、2級ヘプチル、オクチル、2−エチルヘキシル、2級オクチル、ノニル、2級ノニル、デシル、2級デシル、ウンデシル、2級ウンデシル、ドデシル、2級ドデシル、トリデシル、イソトリデシル、2級トリデシル、テトラデシル、2級テトラデシル、ヘキサデシル、2級ヘキサデシル、ステアリル、イコシル、ドコシル、テトラコシル、トリアコンチル、2−ブチルオクチル、2−ブチルデシル、2−ヘキシルオクチル、2−ヘキシルデシル、2−オクチルデシル、2−ヘキシルドデシル、2−オクチルドデシル、2−デシルテトラデシル、2−ドデシルヘキサデシル、2−ヘキサデシルオクタデシル、2−テトラデシルオクタデシル、モノメチル分枝−イソステアリル基等が挙げられる。
アルケニル基としては、例えば、ビニル、アリル、プロペニル、ブテニル、イソブテニル、ペンテニル、イソペンテニル、ヘキセニル、ヘプテニル、オクテニル、ノネニル、デセニル、ウンデセニル、ドデセニル、テトラデセニル、オレイル等が挙げられる。アリール基としては例えば、フェニル、トルイル、キシリル、クメニル、メシチル、ベンジル、フェネチル、スチリル、シンナミル、ベンズヒドリル、トリチル、エチルフェニル、プロピルフェニル、ブチルフェニル、ペンチルフェニル、ヘキシルフェニル、ヘプチルフェニル、オクチルフェニル、ノニルフェニル、デシルフェニル、ウンデシルフェニル、ドデシルフェニル、フェニルフェニル、ベンジルフェニル、スチレン化フェニル、クミルフェニル、スチレン化クレシル、ベンジルキシリル、α−ナフチル、β−ナフチル基等が挙げられる。シクロアルキル基、シクロアルケニル基としては、例えば、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、メチルシクロペンチル、メチルシクロヘキシル、メチルシクロヘプチル、シクロペンテニル、シクロヘキセニル、シクロヘプテニル、メチルシクロペンテニル、メチルシクロヘキセニル、メチルシクロヘプテニル基等が挙げられる。
また、Rとしては上記に記載の炭化水素基を2種類以上含んでいても良い。
上記の中でも、Rは炭素数6から30のアルキル基またはアルケニル基であることが好ましい。
通常、Rはα−オレフィンエポキシドからエポキシド部分を除いた残基である。工業的に製造されるα−オレフィンエポキシドとしては、ダイセル化学工業(株)製のAOEシリーズ、大日本インキ化学工業(株)製のエポサイザーシリーズ、ARKEMA社製のViokoloxシリーズなどがある。これらは商業生産上好適に使用できる原料の一例である。また、これらを2種類以上配合して使用することも可能である。
上記一般式(1)において、Rは水素原子またはメチル基を表す。
また、Gは単糖類の残基を表し、(G)に含まれる−OH基の少なくとも一つはアニオン性親水基に置換されている。
前記アニオン性親水基の例としては、下記一般式(2)〜(6)で表されるサルフェート基、ホスホネート基(3)、カルボキシレート基(4又は5)、サクシネート基(6)が挙げられる。
Figure 2007153966
式中、Rは二塩基酸からカルボキシル基を除いた残基を表す。M及びM’は水素原子、金属原子、アンモニウム、アルカノールアミンまたは炭化水素基を表し、MとM’は異なるものでも同一のものでも良い。
上記Rは、二塩基酸からカルボキシル基を除いた残基である。このような二塩基酸としては、例えばシュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ウンデカン二酸、ドデカン二酸、トリデカン二酸、テトラデカン二酸等の飽和脂肪族ジカルボン酸;シクロペンタンジカルボン酸、ヘキサヒドロフタル酸、メチルヘキサヒドロフタル酸等の飽和脂環族ジカルボン酸;フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、トリレンジカルボン酸、キシリレンジカルボン酸等の芳香族ジカルボン酸;マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン酸、メサコン酸等の不飽和脂肪族ジカルボン酸;テトラヒドロフタル酸、メチルテトラヒドロフタル酸、ナジック酸(エンドメチレンテトラヒドロフタル酸)、メチルナジック酸、メチルブテニルテトラヒドロフタル酸、メチルペンテニルテトラヒドロフタル酸等の不飽和脂環族ジカルボン酸等が挙げられる。
M及びM’は水素原子、金属原子、アンモニウム、または炭化水素基を表す。金属原子としては、例えば、リチウム、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属原子、マグネシウム、カルシウム等のアルカリ土類金属原子(但し、アルカリ土類金属原子は通常2価であるから、1/2)等が挙げられ、アンモニウムとしては、例えば、アンモニア、メチルアミン、ジメチルアミン、エチルアミン、ジエチルアミン、(イソ)プロピルアミン、ジ(イソ)プロピルアミン、モノエタノールアミン、N−メチルモノエタノールアミン、N−エチルモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノプロパノールアミン、ジプロパノールアミン、トリプロパノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、アミノエチルエタノールアミン、N,N,N’,N’−テトラキス(2−ヒドロキシプロピル)エチレンジアミン等のアンモニウムが挙げられる。炭化水素基としては上記に記載のものが挙げられる。また、M及びM’は異なるものでも同一のものでも良く、上記記載のものを2種類以上含んでいても良い。
(G)に含まれるアニオン性親水基としては上記基を2種類以上含んでいても良い。
一般式(1)において、nは1〜30の数であり、好ましくは1〜10である。
[合成方法]
本発明の乳化重合用乳化剤を得るための反応条件は特に限定されるものではなく、例えば、α-オレフィンエポキシドとアリルアルコールまたはメタリルアルコールを触媒存在下反応させた後、ポリグルコシド部分を導入する。そして、得られた反応組成物のポリグルコシド部分に種々のアニオン性親水基を導入して本発明の乳化重合用乳化剤を得ることができる。また、必要に応じ公知の方法で精製を行っても良い。
反応性基を持った疎水基部分へのポリグルコシドの導入は、アルキルポリグルコシドの公知の製造方法を適用することにより可能である。アルキルポリグルコシドの製造方法は、例えば、特開2001−278891号公報、特開平11−209391号公報、特開平8−269103号公報、特開昭64−47796号公報、特開昭62−292789等号公報において開示されている。一般的に用いられるアルキルポリグルコシドの製造方法としては、糖と脂肪アルコールを酸触媒下で反応させアルキルポリグルコシドを得る方法、または糖とブタノールを酸触媒下で反応させブチルポリグルコシドにした後、脂肪アルコールと交換反応させて二段階でアルキルポリグルコシドを得る方法がある。
ポリグルコシド化合物の製造に使用される糖としては、単糖、単糖誘導体、またはオリゴ糖がある。単糖ではヘキソース類として、グルコース、マンノース、アロース、アルトロース、ガラクトース、タロース、グロース、イドース、フルクトース、プシコース、タガトース、ソルボース等がある。ペントース類として、リボース、アラビノース、キシルロース、リキソース、リブロース等がある。
単糖誘導体では、デオキシ糖として、ラムノース、フコース等がある。ウロン酸として、グルクロン酸、ガラクチュロン酸、マンヌロン酸等がある。また、アミノ糖としてグルコサミン、コンドロサミン等がある。
オリゴ糖としては、重合度が2〜10のマルトオリゴ糖、セロオリゴ糖、マンノオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖等が挙げられる。
また、上記に記載の単糖、単糖誘導体またはオリゴ糖を2種類以上配合して使用することもできる。
ポリグルコシド部分へのアニオン性親水基の導入は、公知の方法を用いて行うことができる。例えば、一般式(2)のアニオン性親水基を導入するには、スルファミン酸、クロロスルホン酸、無水硫酸、または硫酸を用いて硫酸エステル化すればよい。一般式(3)のアニオン性親水基は、五酸化二リンまたはポリリン酸を用いてリン酸エステル化することにより導入することができる。一般式(4)のアニオン性親水基は、モノハロゲン低級カルボン酸(モノクロル酢酸、モノブロムプロピオン酸等)を用いてエーテルカルボキシル化することにより導入することができる。一般式(5)のアニオン性親水基は、二塩基酸(無水物である方が好ましい)を用いてエステルカルボキシル化することにより導入することができる。また、一般式(6)のアニオン性親水基は、無水マレイン酸でエステルカルボキシル化した後、亜硫酸ナトリウムでスルホン化することにより導入することができる。
[乳化重合用モノマー]
本発明の乳化重合用乳化剤を用いた乳化重合に適用されうるモノマーとしては、各種のものを挙げることができ、例えば、アクリル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチル、アクリロニトリル、アクリルアミド、アクリル酸ヒドロキシエステル等のアクリル系モノマー、例えば、スチレン、ジビニルベンゼン等の芳香族モノマー、酢酸ビニル等のビニルエステル系モノマー、塩化ビニル、塩化ビニリデン等のハロゲン化オレフィンモノマー、ブタジエン、イソプレン、クロロプレン等の共役系ジオレフィン系モノマー等の他、エチレン、無水マレイン酸、マレイン酸メチル等がある。本発明の乳化剤は、上記モノマーの1種または2種以上の乳化重合または懸濁重合に利用できる。
[重合条件]
本発明の乳化重合用乳化剤を使用した乳化重合は従来公知の方法及び条件により行うことができる。反応に使用される重合開始剤も従来公知のものでよく、例えば、過酸化水素、過硫酸カリウム、アゾビスイソブチロニトリル、ベンゾイルパーオキサイド等が利用できる。重合促進剤としては、亜硫酸水素ナトリウム、硫酸第1鉄アンモニウム等が使用できる。また、連鎖移動剤として、α−メチルスチレンダイマー、n−ブチルメルカプタン、t−ドデシルメルカプタンなどのメルカプタン類、四塩化炭素、四臭化炭素などのハロゲン化炭化水素などを用いてもよい。
本発明の乳化重合用乳化剤の使用量は、通常、全モノマーに対する割合として0.1〜20.0重量%が適当である。より好ましくは、0.2〜10.0重量%の範囲で使用する。
本発明の乳化重合用乳化剤は、それ単独でも乳化重合を良好に完結しうるが、さらに他のアニオン界面活性剤及びノニオン界面活性剤の群から選択された少なくとも1種の界面活性剤を併用してもよく、これにより乳化重合時の重合安定性が向上し、また後工程における処理特性を向上させることができる。かかるアニオン界面活性剤、及びノニオン界面活性剤としては特に限定されないが、例えば、アニオン界面活性剤としては、脂肪酸セッケン、ロジン酸セッケン、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリールスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、ポオキシアルキレンアルキル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアリール硫酸塩などが挙げられ、ノニオン界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、アルキルポリグルコシド、ポリグリセリンアルキルエーテル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステルなどが挙げられる。使用量としては、本発明の乳化重合用乳化剤100部に対して、0.5〜100重量部含まれることが好ましく、より好ましくは5〜60重量部である。さらに好ましくは10〜30重量部である。
また、乳化重合時の重合安定性を向上させる目的で公知の保護コロイド剤を併用することができる。併用できる保護コロイド剤としては、完全けん化ポリビニルアルコール(PVA)、部分けん化PVA、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ポリアクリル酸、アラビアゴムなどがある。
本発明の乳化重合用乳化剤の他の使用方法としては、ポリマーエマルションの安定性を改善するために、重合終了後添加することができる。
[作用、その他]
本発明の乳化重合用乳化剤はその分子中の疎水基部分に共重合性の二重結合であるアリル基或いはメタリル基を有し、重合性モノマー、殊にビニル系モノマー等との共重合性に優れ、ポリマー組成に組み込まれやすい。そのため、共重合性の反応性乳化剤として、ポリマーエマルションから得られたポリマーフィルム中に遊離した状態で存在する乳化剤量が著しく減少し、フィルムの耐水性、接着性、耐熱性、耐候性向上に極めて優れた効果を発揮する。かつポリマーエマルションの泡立ち、機械安定性等が著しく改善される。
さらに、ジオキサンやアルデヒド類などの有害物質を大幅に低減したポリマーエマルションを得ることができる。
以下、実施例および比較例により本発明の実施様態および効果につき述べるが、例示は単に説明用のものであって、発明思想の限定または制限を意図したものではない。なお、文中「部」は特に記載がない限り質量基準である。
[製造例1]
撹拌機、窒素導入管、蒸留装置、及び温度計を備えた反応器にアリルアルコール87部、触媒として三フッ化ホウ素エーテル錯体を仕込み、炭素数12のα−オレフィンエポキシド(Vikolox12、ARKEMA社製)184部を滴下し、80℃にて5時間撹拌反応を行った。次に、120℃に昇温し、減圧により過剰のアリルアルコールを除去して中間体Aを得た。
中間体Aにブチルグルコシド35部とp−トルエンスルホン酸を触媒として加え、130℃に昇温して3時間反応を行った。そのとき、反応器内を10ミリバールに減圧して副生物であるブタノールを留去した。次に、水酸化ナトリウムを用いて中和を行った後、過剰の中間体Aを除去して中間体Aのポリグルコシド化合物を得た。
中間体Aのポリグルコシド化合物100部にスルファミン酸25部を仕込み、120℃で3時間反応させて、硫酸エステル化を行った。未反応スルファミン酸を除去して、本発明品Aを得た。
[製造例2]
中間体のポリグルコシド化合物を得るまでの工程を製造例1の方法に準じて反応を行い、炭素数12のα−オレフィンエポキシドの代わりに炭素数12、14のα−オレフィンエポキシド(AOE X24、ダイセル化学工業(株)製)196部として中間体Bを得た後、ブチルグルコシド40部として中間体Bのポリグルコシド化合物を得た。
中間体Bのポリグルコシド化合物100部に無水リン酸10部を仕込み、80℃で3時間反応させて、リン酸エステル化して本発明品Dを得た。
[製造例3]
中間体のポリグルコシド化合物を得るまでの工程を製造例1の方法に準じて反応を行い、炭素数12のα−オレフィンエポキシドの代わりに炭素数12、14のα−オレフィンエポキシド(エポサイザーM−24、大日本インキ化学工業(株)製)196部として中間体Cを得た後、またブチルグルコシドを70部として中間体Cのポリグルコシド化合物を得た。
中間体Cのポリグルコシド化合物100部にスルファミン酸18部を仕込み、120℃で3時間反応させて、硫酸エステル化を行った。未反応のスルファミン酸を除去した後、イソプロピルアルコールに溶解して中和等量の水酸化ナトリウムを加えナトリウム塩とした。最後に、減圧トッピングを行い本発明品Cを得た。
[製造例4]
撹拌機、窒素導入管、蒸留装置、及び温度計を備えた反応器にメタリルアルコール108部、触媒として水酸化カリウムを仕込み、炭素数14のα−オレフィンエポキシド(Vikolox14、ARKEMA社製)212部を滴下し、80℃にて5時間撹拌反応を行った。次に、120℃に昇温し、減圧により過剰のメタリルアルコールを除去して中間体Dを得た。
中間体Dにグルコースを60部と触媒としてアルキルベンゼンスルホン酸を加えて撹拌した後、110℃に昇温して5時間反応を行った。そのとき、反応器内を10ミリバールに減圧して副生物である水を留去した。次に、水酸化ナトリウムを用いて中和を行った後、過剰の中間体Dを除去して中間体Dのポリグルコシド化合物を得た。
中間体Dのポリグルコシド化合物100部にスルファミン酸15部を仕込み、120℃で3時間反応させて、硫酸エステル化を行った。未反応スルファミン酸を除去した後、モノエタノールアミンで中和して本発明品Bを得た。
[製造例5]
中間体のポリグルコシド化合物を得るまでの工程を製造例1の方法に準じて反応を行い、炭素数12のα−オレフィンエポキシドの代わりに炭素数12〜14の分岐型α−オレフィンエポキシド198部として中間体Eを得た後、ブチルグルコシド60部とした以外は同様の条件で反応して中間体Eのポリグルコシド化合物を得た。
中間体Eのポリグルコシド化合物100部に無水マレイン酸21部を仕込み、80℃で2時間反応させた後、無水亜硫酸ナトリウムによりスルホン化して本発明品Eを得た。
[製造例6]
中間体のポリグルコシド化合物を得るまでの工程を製造例1の方法に準じて反応を行い、炭素数12のα−オレフィンエポキシドの代わりに炭素数16の分岐型α−オレフィンエポキシド240部として中間体Fを得た後、ブチルグルコシド75部として中間体Fのポリグルコシド化合物を得た。
中間体Fのポリグルコシド化合物100部にモノクロル酢酸ナトリウム16部と触媒として水酸化ナトリウムを仕込み、80℃で3時間反応させてエーテルカルボキシル化した後、精製して本発明品Fを得た。
[製造例7]
中間体のポリグルコシド化合物を得るまでの工程を製造例4の方法に準じて反応を行い、炭素数14のα−オレフィンエポキシドの代わりに炭素数16,18のα−オレフィンエポキシド(AOE X68、ダイセル化学工業(株)製)252部として中間体Gを得た後、グルコースを60部とした以外は同様の条件で反応して中間体Gのポリグルコシド化合物を得た。
中間体Gのポリグルコシド化合物100部にスルファミン酸13部を仕込み120℃で3時間反応させて、硫酸エステル化を行った。未反応スルファミン酸を除去して、本発明品Gを得た。
[製造例8]
製造例4の方法に準じて、炭素数14のα−オレフィンエポキシドの代わりに炭素数16、18のα−オレフィンエポキシド(エポサイザーM−68、大日本インキ化学工業(株)製)252部として中間体Hを得た後、グルコースの代わりにマルトースとマルトトリオースの混合物を90部として中間体Hのポリグルコシド化合物を得た。
中間体Hのポリグルコシド化合物100部に無水リン酸5部を仕込み、80℃で3時間反応させて、リン酸エステル化して本発明品Hを得た。
[実施例及び比較例]
上記製造例により得られ、以下の使用例(実施例及び比較例)に用いた乳化重合用乳化剤は表1の通りである。
Figure 2007153966
〈使用例1〉
アクリル酸ブチル100部、スチレン100部、イオン交換水290部および乳化重合用乳化剤10部を混合して混合モノマー乳濁液を調製し、窒素ガスにて溶存酸素を除去した。次に攪拌機、還流冷却器、温度計および滴下漏斗を備えた反応器に、上記混合モノマー乳濁液を100部仕込み、80℃に昇温し、過硫酸カリウム0.5部を加えて先行重合させた。次いで、重合開始10分後より3時間かけて、残りの混合モノマー乳濁液400部を3時間かけて滴下して重合させた。さらに、続けて重合温度にて2時間熟成した後、冷却してポリマーエマルションを得た。
使用した乳化重合用乳化剤は表2に示す通りである。
使用した乳化重合用乳化剤のジオキサン及びホルムアルデヒドの含有量、及び得られたポリマーエマルションについて、重合安定性、機械安定性、粒子径、起泡性、フィルムの光沢性をそれぞれ評価した。評価方法は以下の通りである。結果を表2に示す。
[ジオキサン及びホルムアルデヒドの含有量]
乳化重合用乳化剤に含まれるジオキサンをGC(ガスクロマトグラフィー)、ホルムアルデヒドをアセチルアセトン法を用いて吸光光度法で定量を行った。結果を次の基準で評価した;
ジオキサン量−1ppm未満:○、1ppm以上10ppm未満:△、10ppm以上:×、
ホルムアルデヒド量−1ppm未満:○、1ppm以上10ppm未満:△、10ppm以上:×。
[重合安定性]
重合後のポリマーエマルションを80メッシュのろ布を用いてろ過し、ろ布上の残渣を水洗後、乾燥し、その重量をエマルションの固形分に対し%で表示した。
[機械安定性]
ポリマーエマルション50gをマーロン型試験器にて荷重10kg、回転数1000rpmで5分間撹拌し、生成した凝集物を80メッシュの金網でろ過し、残渣を水洗後、乾燥し、その重量をエマルションの固形分に対する%で表示した。
[粒子径]
動的光散乱式粒度分布測定装置(日機装製 MICROTRAC UPA 9340)にて測定し、単位μmで表示した。
[起泡性]
エマルションを水で2倍希釈し、100mlネスラー管に30cc入れ、30回倒立させてから静置5分後における泡の量を測定した。
[フィルムの光沢性]
ガラスプレート上に0.5mm(wet)のエマルション膜を作り、室温で24時間放置してフィルムを作成した。このフィルムの光沢性を目視にて確認し、○(優)、△(可)、×(不可)の3段階で評価した。
Figure 2007153966
〈使用例2〉
攪拌機、還流冷却器、温度計および滴下漏斗を備えた反応器に、イオン交換水135部、緩衝剤として炭酸水素ナトリウム0.5部を仕込み、80℃まで昇温させ、窒素ガスにて水中の溶存酸素を除去した。これとは別にメタクリル酸メチル75部、アクリル酸エチル171部、アクリル酸4部、乳化重合用乳化剤8部、イオン交換水110部とを混合して、モノマーエマルションを調製した。次に、上記で調製したモノマーエマルション40部を一括して上記反応容器に添加し、10分間撹拌後、重合開始剤である過硫酸アンモニウム0.5部を加え、10分間撹拌した。次に残りのモノマーエマルションを3時間かけて滴下して重合反応を行い、40℃まで冷却後、アンモニア水でpH8〜9に調整してポリマーエマルションを得た。
使用した乳化重合用乳化剤は表3に示す通りである。
得られたポリマーエマルションについて、重合安定性、粒子径、VOC量、未反応乳化剤量、耐水性をそれぞれ評価した。重合安定性、粒子径の評価方法は上記のと同様である。VOC量、未反応乳化剤量、耐水性評価方法は以下の通りである。結果を表3に示す。
[VOC量]
ポリマーエマルションに含まれるVOC量をヘッドスペースGCにより測定を行った。その結果を次の基準で評価した;
10ppm未満:○、10ppm以上50ppm未満:△、50ppm以上:×。
[未反応乳化剤量]
ポリマーエマルションにメタノールを加えて、ポリマーを凝固し、遠心分離処理後、その上澄みを用い、HPLC−MS法(高速液体クロマトグラフィー−質量分析法)にて未反応乳化剤量を測定した。
[耐水性試験]
ガラス板上に0.5mm厚のポリマーフィルムを作製し、これを水に浸漬し、前記ポリマーフィルムを透して4.5ポイント文字が読めなくなるまでの時間を測定した。結果を次の基準で評価した;
300時間以上:○、300時間未満200時間以上:△、200時間未満:×。
Figure 2007153966
〈使用例3〉
攪拌機、還流冷却器、温度計および滴下漏斗を備えた反応器に、イオン交換水250部を仕込み、80℃まで昇温させ、窒素ガスにて水中の溶存酸素を除去した。次にアクリル酸ブチル125部とアクリル酸2−エチルヘキシル125部に乳化重合用乳化剤5部を溶解させた混合モノマー液のうち50部を反応器に仕込み、次いで過硫酸アンモニウム0.5部を加えて先行重合させ、重合開始10分後より3時間かけて残りの混合モノマー液205部を滴下して重合させた。続けて重合温度にてさらに2時間熟成した後、40℃まで冷却後、アンモニア水でpH8〜9に調整してポリマーエマルションを得た。
使用した乳化重合用乳化剤は表4に示す通りである。また、本発明品A〜D及び比較品A、D、E、Fについては併用ノニオン性乳化剤としてポリオキシエチレンラウリルエーテル(EO30モル付加体)、本発明品F〜Iについては併用アニオン性乳化剤としてラウリル硫酸エステルナトリウム塩を乳化重合用乳化剤のうち10重量%使用した。
得られたポリマーエマルションについて、重合安定性、機械安定性、未反応乳化剤量、耐熱着色性、接着性をそれぞれ評価した。重合安定性、機械安定性、未反応乳化剤量の評価方法は上記と同様である。耐熱着色性、接着性の評価方法は以下の通りである。結果を表4に示す。
[接着性]
5cm幅に切ったPETフィルム上にエマルションを25μm(dry)の厚さに塗工し、熱処理した後SUS板に貼り付け、ローラ圧着する。接着面が5cm×5cmとなるようにフィルムを剥がし、フィルムの端に200gの重りを吊り下げて剥がれるまでの時間を測定した。
[耐熱性]
ガラス板上に0.5mm厚のポリマーフィルムを作製し、200℃に調整した熱風乾燥器内で30分間熱処理して、ポリマーフィルムの着色を目視で調べた。結果を次の基準で評価した;
全く着色が認められない:○、
淡い黄色に着色している:△、
濃い褐色に着色している:×。
Figure 2007153966
〈使用例4〉
攪拌機、還流冷却器、温度計および滴下漏斗を備えた反応器に、イオン交換水131部、緩衝剤として炭酸水素ナトリウム0.5部を仕込み、70℃まで昇温させ、窒素ガスにて水中の溶存酸素を除去した。これとは別に酢酸ビニル250部、乳化重合用乳化剤8部、イオン交換水110部とを混合して、モノマーエマルションを調製した。次に、上記で調製したモノマーエマルション40部を一括して上記反応容器に添加し、10分間撹拌後、重合開始剤である過硫酸アンモニウム0.5部を加え、10分間撹拌した。次に残りのモノマーエマルションを3時間かけて滴下して重合反応を行い、40℃まで冷却後、アンモニア水でpH8〜9に調整してポリマーエマルションを得た。
使用した乳化重合用乳化剤は表5に示す通りである。
得られたポリマーエマルションについて、重合安定性、粒子径、接着性をそれぞれ評価した。重合安定性、粒子径評価方法は上記の評価方法と同様である。接着性の評価方法は以下の通りである。結果を表5に示す。
[接着性]
5cm幅に切った合板上にエマルションを25μm(dry)の厚さに塗工し、熱処理した後5cm幅の綿製の布を貼り付け、ローラ圧着する。接着面が5cm×5cmとなるように布を剥がし、はがした布の端に1Kgの重りを吊り下げて剥がれるまでの時間を測定した。
Figure 2007153966
本発明の乳化重合用乳化剤を添加して得られるポリマーエマルションは、例えば、接着剤、被覆剤、含浸補強剤等として、木材、金属、紙、布、その他コンクリートなどに適用することができる。また、エマルションあるいはラテックスから取り出したポリマーは、樹脂、ゴム、ポリマー改質剤等に使用することができる。

Claims (3)

  1. 下記一般式(1)で表わされる化合物を含有してなる乳化重合用乳化剤。
    Figure 2007153966
    式中、Rは炭化水素基、Rは水素原子またはメチル基を表す。Gは単糖類の残基を表し、(G)に含まれる−OH基の少なくとも一つはアニオン性親水基に置換されている。nは1〜30である。
  2. 請求項1に記載の乳化重合用乳化剤を、水性媒体中にモノマーと共に添加して前記モノマーを重合させるか、またはモノマー重合後の水性媒体に添加する工程を含み、
    かつ、前記乳化重合用乳化剤の使用量が前記モノマー量に対して0.1〜20重量%である
    ことを特徴とするポリマーエマルションの製造方法。
  3. 請求項2に記載のポリマーエマルションの製造方法により得られたポリマーエマルション。
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