JP2007153194A - 車両用情報表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】2つのディスプレイ12,4と、それら2つのディスプレイ12,4の操作画面における操作を行う共通の操作スイッチ61,62,63とを備えた車両用情報表示装置において、その操作性を向上させる。
【解決手段】操作スイッチ61,62,63の操作対象がメインディスプレイ12である状態で切替スイッチ64の操作を受けてその操作対象を集中ディスプレイ4に切り替えた後、再び切替スイッチ64の操作を受けて操作スイッチ61,62,63の操作対象をメインディスプレイ12に切り替える際には(O7)、メインディスプレイ12に表示する画面を、最初の操作画面である操作初期画面S9と、操作対象がメインディスプレイ12から集中ディスプレイ4に切り替わる直前にメインディスプレイ12に表示されていた操作途中画面S10と、のいずれかに選択可能にする。
【選択図】図10

Description

本発明は、メインディスプレイと、集中ディスプレイと、それらメインディスプレイ及び集中ディスプレイの操作画面上での操作を行うための操作スイッチと、を備えた車両用情報表示装置に関する。
近年、自動車等の車両には、ナビゲーション装置、空調装置、及びオーディオ装置等の種々の車載機器が搭載されるようになっている。例えば特許文献1には、各車載機器のディスプレイを統合すると共に、音声入力により各車載機器の操作を行う装置が開示されている。
特開2003−241784号公報
ところで、ナビゲーション装置に関する情報及び操作画面等を表示する第1ディスプレイと、空調装置やオーディオ装置等の複数の車載機器に関する情報を統合して表示する第2ディスプレイとの2つのディスプレイを備えた車両用情報表示装置が知られている。この構成において各車載機器の操作性を向上させようとすれば、これら2つのディスプレイそれぞれに表示される操作画面上での操作を行うための操作スイッチを共通のスイッチとして、所定の切替操作に応じて操作スイッチの操作対象を第1ディスプレイと第2ディスプレイとの間で切り替えることが考えられる。
ところがこうした構成においては、例えば第1ディスプレイを操作対象として、操作スイッチによりナビゲーション装置の設定変更操作を行っている途中に、操作対象を第1ディスプレイから第2ディスプレイに切り替えて例えば空調装置の設定操作を行い、再度操作対象を第2ディスプレイから第1ディスプレイに切り替えたときには、第1ディスプレイには、それの操作初期画面が表示されることになる。このため、第2ディスプレイに切り替える前に行っていた設定変更操作を改めて最初から行わなければならないという不都合がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、2つのディスプレイと、それら2つのディスプレイの操作画面における操作を行う共通の操作スイッチとを備えた車両用情報表示装置において、その操作性を向上させることにある。
本発明の車両用情報表示装置は、少なくとも1の車載装置の操作画面を表示するメインディスプレイと、上記メインディスプレイとは別の位置に配置されかつ、複数の独立した車載機器それぞれに関する情報を表示しつつ、その表示されている各情報に関する設定変更操作が可能な操作画面を表示する集中ディスプレイと、上記メインディスプレイの操作画面及び集中ディスプレイの操作画面上での操作を行うための操作スイッチと、上記操作スイッチの操作対象を、上記メインディスプレイと集中ディスプレイとの間で切り替えるための切替スイッチと、上記操作スイッチ及び切替スイッチからの操作信号を受けると共に、上記メインディスプレイ及び集中ディスプレイに対する表示制御を行う制御手段と、を備え、上記制御手段は、上記操作スイッチの操作対象がメインディスプレイである状態で上記切替スイッチの操作を受けてその操作対象を集中ディスプレイに切り替える際に、その切り替え直前に該メインディスプレイに表示されていた操作途中画面を記憶すると共に、その後、再び上記切替スイッチの操作を受けて上記操作スイッチの操作対象を上記集中ディスプレイから上記メインディスプレイに切り替える際には、上記メインディスプレイに表示する画面を、最初の操作画面である操作初期画面と、上記記憶している操作途中画面と、のいずれかに選択可能にする。
この構成によると、操作スイッチは、メインディスプレイと集中ディスプレイとの双方のディスプレイの操作画面において操作を行う共通のスイッチとされ、その操作対象のディスプレイは、切替スイッチの操作によって切り替わる。
そして、操作スイッチの操作対象がメインディスプレイである状態で切替スイッチが操作されて、その操作対象が集中ディスプレイに切り替わった後、再び上記切替スイッチが操作されて上記操作スイッチの操作対象が上記メインディスプレイに切り替わるときには、制御手段が、メインディスプレイに表示する画面を、最初の操作画面である操作初期画面と、上記操作対象が上記メインディスプレイから集中ディスプレイに切り替わる直前に該メインディスプレイに表示されていた操作途中画面と、のいずれかに選択可能にする。
これによって、操作者が、メインディスプレイを操作対象として、操作スイッチにより車載機器の設定変更操作を行っている途中に、操作対象をメインディスプレイからから集中ディスプレイに切り替えて他の車載機器の設定操作を行い、その後、操作対象を集中ディスプレイからメインディスプレイに再度切り替えたときには、操作途中画面をメインディスプレイに表示させることによって、集中ディスプレイに切り替える前に行っていた設定変更操作を改めて最初から行わなくても、その途中まで行っていた設定変更操作を続けて行うことが可能になる(つまり、設定変更操作を再開することが可能になる)。
また、設定変更操作を再開することに限定されるのではなく、操作者は操作初期画面を選択することも可能であり、操作者の意向に沿った画面(操作初期画面又は操作途中画面)を操作者に提供することができる。その結果、操作性と共に利便性を大幅に向上させることができる。
上記制御手段は、上記切替スイッチの再操作を受けて上記メインディスプレイに上記操作初期画面を表示すると共に、その操作初期画面に、上記操作スイッチによって選択操作が可能な、上記操作途中画面に移行するための操作メニューを表示しかつ、その操作メニューを選択する上記操作スイッチの操作を受けたときには、上記メインディスプレイに上記操作途中画面を表示する、としてもよい。
こうすることで、操作者の意向に応じて操作初期画面又は操作途中画面を提供する具体的な構成が特定される。この構成では、操作途中画面に移行するための操作メニューがメインディスプレイに表示されるため、操作者にとって分かり易い構成となる。
また、上記車両用情報表示装置は、上記操作途中画面を表示するための復帰スイッチをさらに備えるとして、上記制御手段は、操作対象を上記メインディスプレイに切り替える際に、上記メインディスプレイに操作初期画面を表示すると共に、その状態で上記復帰スイッチの操作を受けたときには、上記メインディスプレイに上記操作途中画面を表示する、としてもよい。
こうすることで、操作者の意向に応じて操作初期画面又は操作途中画面を提供する別の具体的な構成が特定される。この構成では、操作途中画面を表示するための復帰スイッチを別途備えるため、操作者にとって分かり易い構成となる。尚、上記復帰スイッチは、操作途中画面を表示する機能のみが割り当てられるのではなく(つまり、専用のスイッチとするのではなく)、所定の状態においては、他の機能が割り当てられるスイッチとしてもよい。
さらに、上記制御手段は、上記切替スイッチの再操作を受けたときの、その操作態様に応じて、上記メインディスプレイに上記操作初期画面又は操作途中画面を表示する、としてもよく、例えば上記切替えスイッチが短押し操作のときには、上記メインディスプレイに上記操作初期画面及び操作途中画面のいずれか一方の画面を表示し、上記切替スイッチが長押し操作のときには、他方の画面を表示する、としてもよい。
こうすることで、操作者の意向に応じて操作初期画面又は操作途中画面を提供するさらに別の具体的な構成が特定される。この構成では、切替スイッチの操作態様によって操作初期画面及び操作途中画面のいずれかが選択されるため、操作者の操作が煩雑にならずワンアクションで所望の画面の選択が可能になる。
以上説明したように、本発明の車両用情報表示装置によると、操作スイッチの操作対象がメインディスプレイである状態で切替スイッチが操作されて、その操作対象が集中ディスプレイに切り替わった後、再び上記切替スイッチが操作されて上記操作スイッチの操作対象が上記メインディスプレイに切り替わるときには、制御手段が、メインディスプレイに表示する画面を、最初の操作画面である操作初期画面と、上記操作対象が上記メインディスプレイから集中ディスプレイに切り替わる直前に該メインディスプレイに表示されていた操作途中画面と、のいずれかに選択可能にするため、操作者の意向に沿った画面(操作初期画面又は操作途中画面)を操作者に提供することができ、操作性の向上と共に利便性を大幅に向上させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(実施形態1)
図1,2は、本実施形態に係る車両用情報表示装置を示しており、本装置は、オーディオ装置とナビゲーション装置とが一体化したオーディオ・ナビゲーション装置1、車室内の空調を行う空調装置2、乗員に対して種々の情報を提供するためのDIS(Driver Information System)3、及び上記オーディオ装置1、空調装置2及びDIS3の各車載機器に関する情報を表示する集中ディスプレイ4、を備え、これらの各装置1〜4がCAN(Car Area Network)5を介して互いに接続されて構成されている。
オーディオ・ナビゲーション装置1は、オーディオ装置として、CD(チェンジャー機能を有する)、FMラジオ、AMラジオ及びHDDの各オーディオソースを備え、ナビゲーション装置として、GPS(Global Positioning System)を利用して車両の経路誘導を行うための地図データ等を備えている。
また、オーディオ・ナビゲーション装置1は、タッチパネル11と液晶表示装置等とを組み合わせたタッチパネル式のディスプレイ(以下、メインディスプレイ12という)を備えており、このメインディスプレイ12は、センターパネル71における上下方向略中央位置に配置されている。
このメインディスプレイ12には、通常のオーディオ・ナビゲーション装置1のディスプレイと同様に、地図や、ナビゲーション装置又はオーディオ装置の設定変更操作を行うための操作画面等が表示される(図6参照)。
空調装置2は、当該空調装置2の設定変更操作を行うための空調操作スイッチ21を備えており、この空調装置2の空調操作スイッチ21は、上記センターパネル71において、上記メインディスプレイ12よりも下側位置に配置されている。
集中ディスプレイ4は、ダッシュパネル72の車幅方向略中央位置に配置されており、これによって集中ディスプレイ4は、メインディスプレイ12に対して上方位置に位置している。
この集中ディスプレイ4は、横長(車幅方向に長い)形状を有しており、上述したように、オーディオ装置1、空調装置2及びDIS3の各車載機器に関する情報を表示する(情報表示モード)と共に、これらオーディオ装置1、空調装置2及びDIS3の設定変更操作を行うための操作画面を表示する(操作モード)。
ここで、図5を参照しながら、上記集中ディスプレイ4の情報表示モード時における表示形態(情報表示画面)について説明する。この情報表示画面は、横方向の略中央領域がオーディオ装置1に関する情報を表示するオーディオ表示領域とされ、そのオーディオ表示領域に対して左側の領域が空調装置2に関する情報を表示する空調表示領域とされ、右側の領域がDIS3に関する情報を表示するDIS表示領域とされる。
空調表示領域には、その左側から右側に向かって、左席温度設定情報、風量設定情報、吹出し口設定情報、右席温度設定情報、の順に各情報が表示される。
オーディオ表示領域には、その左側から右側に向かって、オーディオソース情報、エリア1情報、エリア2情報、エリア3情報、の順に各情報が表示される。ここで、エリア1〜3情報は、選択されているオーディオソースに応じて表示内容が変更され、例えば図例に示すようにオーディオソースが「CD」のときには、エリア1にはCD番号情報、エリア2にはトラック番号情報、エリア3には経過時間情報がそれぞれ表示される。また図示は省略するが、オーディオソースが「(FM又はAM)ラジオ」のときには、エリア1にはチャンネル情報(プリセットされている場合)、エリア3には周波数情報がそれぞれ表示される(エリア2には何も表示されない)。
DIS表示領域には、後述する設定操作に応じて、時刻情報、平均車速情報、残走行可能距離情報、瞬間燃費情報及び平均燃費情報のいずれかが表示される。
上述したように、オーディオ・ナビゲーション装置1はタッチパネル式のメインディスプレイ12を備えているため、そのタッチパネル操作によって、オーディオ・ナビゲーション装置1の設定変更操作が可能である。同様に、空調装置2も空調操作スイッチ21を備えているため、そのスイッチ操作によって、空調装置2の設定変更操作が可能である。
そして、本車両用情報表示装置は、タッチパネル11及び空調操作スイッチ21とは別に、オーディオ・ナビゲーション装置1、空調装置2、及びDIS3の設定変更操作を行うための操作スイッチを備えている。この操作スイッチは、集中ディスプレイ4及びメインディスプレイ12のそれぞれにおいて表示される操作画面上での操作を行うように構成されている。この操作スイッチは、図1に示すように、ステアリングホイール73には取り付けられて、運転者が左手の親指によって操作するスイッチ(ステアリングスイッチ6)とされており、このステアリングスイッチ6は、図2に示すように、オーディオ・ナビゲーション装置1に接続されている。
ステアリングスイッチ6は、図3に示すように、操作画面上で選択位置を左方向に移動させるための左方向移動スイッチ61及び、選択位置を右方向に移動させるための右方向移動スイッチ62と、選択位置を上方向及び下方向に移動させる(集中ディスプレイ4の操作画面では設定を変更する)と共に、メニューの選択決定を行うための選択決定スイッチ63と、を含む。
ここで、左方向移動スイッチ61及び右方向移動スイッチ62はそれぞれ、プッシュ式スイッチであるのに対し、上記選択決定スイッチ63は、図4に示すように、通常時(非操作時)は中立位置(実線参照)に付勢されていると共に、その中立位置から上向き及び下向きに変位操作可能でありかつ、その中立位置において押圧操作可能なトグル式スイッチとされている。この選択決定スイッチ63の上向き及び下向きの変位操作によって操作画面上で選択位置が上方向及び下方向に移動し、選択決定スイッチ63の押圧操作によってメニューの選択決定が行われる。
そして、左方向移動スイッチ61は、選択決定スイッチ63に対して左側位置に、右方向移動スイッチ62は、選択決定スイッチ63に対して右側位置に、それぞれ配置されており、これによって、選択決定スイッチ63は、左方向移動スイッチ61及び右方向移動スイッチ62の中間位置に配置されている。尚、トグル式スイッチである選択決定スイッチ63は、プッシュ式スイッチである左及び右方向移動スイッチ61,62よりも運転者側に突出した状態になっている。
また、ステアリングスイッチ6には、プッシュ式スイッチであるNAVIスイッチ64と、同じくプッシュ式スイッチである、戻るスイッチ65とが含まれ、NAVIスイッチ64及び戻るスイッチ65は、上記の各スイッチ61〜63の下側位置に横方向に並んで配置されている。
NAVIスイッチ64は、ステアリングスイッチ6の操作対象を、集中ディスプレイ4とメインディスプレイ12との間で切り替えるためのスイッチである。また、戻るスイッチ65は、主にメインディスプレイ12に表示される操作画面において、現在表示中の画面に対して1つ前の画面に戻る際に操作されるスイッチである。
本車両用情報表示装置において、オーディオ・ナビゲーション装置1は、ステアリングスイッチ6からの操作信号を受けてメインディスプレイ12及び集中ディスプレイ4に対する表示制御を行う制御手段として機能し、その機能を実現するために、各種インタフェース、メモリ、CPU等を備えている。そして、上記オーディオ・ナビゲーション装置1は、ステアリングスイッチ6によって、オーディオ装置1、空調装置及びDIS3の設定変更操作が行われたときには、その信号をCAN5上に出力する。空調装置2及びDIS3はそれぞれ、そのCAN信号に応じた制御を行う。また、集中ディスプレイ4は、各装置1,2,3からのCAN信号を受けて表示を実行する。尚、オーディオ・ナビゲーション装置1は、ステアリングスイッチ6によってオーディオ装置の設定変更操作が行われたときには、そのステアリングスイッチ6からの操作信号に応じた制御を行う。
次に、図7を参照しながら、上記ステアリングスイッチ6の操作に伴う集中ディスプレイ4における画面遷移について説明する。
上記集中ディスプレイ4は、通常時は情報表示モードにされており、集中ディスプレイ4には情報表示画面S1(図5参照)が表示される。ここで、情報表示画面S1における「<< >>」の記号はカーソル(選択位置)Cの位置を示しており、情報表示画面S1では、カーソルCの位置が、横方向に並んだ各情報(操作メニュー)の略中央位置(中立位置)に設定される。
この情報表示画面S1において、ステアリングスイッチ6の左方向移動スイッチ61を操作したときには、中立位置とされていたカーソルCが左方向に移動して、集中ディスプレイ4の画面が空調装置操作画面S2となる。
また、情報表示画面S1において、ステアリングスイッチ6の右方向移動スイッチ62を操作したときには、中立位置とされていたカーソルCが右方向に移動して、集中ディスプレイ4の画面がオーディオ装置操作画面S3となる。
さらにそのオーディオ装置操作画面S3において、右方向移動スイッチ62を操作してカーソルCをさらに右方向に移動させることによって、集中ディスプレイ4の画面がDIS操作画面S4となる。
また、情報表示画面S1において、選択決定スイッチ63を上方向又は下方向に変位操作したときには、オーディオ装置1の操作画面の1つとしてのボリューム変更操作画面S5となる。
空調装置操作画面S2から情報表示画面S1への切り替えは、所定時間が経過するか(タイムアウト)、又は右方向移動スイッチ62を操作して、カーソルCを中立位置まで移動させるか、又は選択決定スイッチ63の押圧操作(エンター)するか、によって行われる。
同様に、オーディオ装置操作画面S3及びDIS操作画面S4から情報表示画面S1への切り替えは、所定時間が経過するか(タイムアウト)、又は左方向移動スイッチ61を操作して、カーソルCを中立位置まで移動させるか、又は選択決定スイッチ63の押圧操作(エンター)するか、によって行われる。
また、ボリューム変更操作画面S5から情報表示画面S1への切り替えは、所定時間が経過するか、又は選択決定スイッチ63の押圧操作(エンター)するか、によって行われる。
尚、NAVIスイッチ64を操作したときには、ステアリングスイッチ6の操作対象が、集中ディスプレイ4からメインディスプレイ12に切り替わることになり、集中ディスプレイ4におけるオーディオ表示領域には「NAV. MODE」と表示されて、ステアリングスイッチ6の操作対象がメインディスプレイ12であることが示される(NAVI操作モード画面S6)。その状態で、再度NAVIスイッチ64を操作することによって、ステアリングスイッチ6の操作対象が、メインディスプレイ12から集中ディスプレイ4に切り替わる。
次に、集中ディスプレイ4の操作画面における設定変更操作について、空調装置操作画面S2を例に、図8を参照しながら説明する。
空調装置操作画面S2には、左側から右側に向かって、左席温度設定メニュー、風量設定メニュー、吹出し口設定メニュー、右席温度設定メニュー、の順に操作メニューが表示される。これは情報表示画面S1において設定情報が横方向に並ぶ構成と同じである。
そして、左方向移動スイッチ61の操作によってカーソルCが右席温度設定メニュー、吹出し口設定メニュー、風量設定メニュー、左席温度設定メニューの順に移動する(同図のS2−1,S2−2,S2−3,S2−4)。運転者は、左又は右方向移動スイッチ62を操作することによって、カーソルCを設定変更したいメニュー位置に移動させることになる。
カーソルCを所望のメニュー位置に位置させた後、選択決定スイッチ63の上方向又は下方向の変位操作を行うことによって、当該メニューに対応する情報の設定変更が行われる。例えば左席温度設定メニューにおいて、上方向変位操作を行ったときにはその設定温度が上がり、下方向変位操作を行ったときにはその設定温度が下がる。
ここで、上方向及び下方向変位操作には、スイッチ63を変位させてすぐに中立位置に戻す「短押し」操作、スイッチ63を変位した状態を継続する「長押し」操作の2種類があり、左席温度設定メニューでは、短押し操作の場合には、設定温度が変更可能な最小単位(例えば0.5℃)で変更され(S2−4−1,S2−4−2)、長押し操作の場合は、設定温度が予め設定された変更速度(X℃/sec)で変更される(S2−4−3,S2−4−4)ように構成されている。
尚、左席温度設定メニューでは、設定温度の上限又は下限が存在するため、上方向又は下方向変位操作を継続しても、設定温度の上限又は下限を超える設定はできないように構成される(ターンバックに構成されている)。
ここでは左席温度設定メニューを例に設定変更操作について説明したが、風量設定メニュー及び右席温度設定メニューの設定変更操作も、左席温度設定メニューと同様に構成されている。例えば風量設定メニューにおいては、上方向又は下方向変位操作が短押し操作の場合には、風量を1段階だけ上げる又は下げる設定とされ、長押し操作の場合には、風量を1段階/Xsecで上げる又は下げる設定とされる。
また、吹出し口設定メニューにおいては、下方向変位操作を行うことによって、吹出し口の設定が、「足元」「足元/顔」「顔」「デフロスタ」「デフロスタ/足元」の順に変更され(上方向変位操作の場合はその逆順に変更される)、上方向又は下方向変位操作を継続したときには、その吹出し口の設定が繰り返し変更される(サイクリックに構成されている)。
尚、図示は省略するが、オーディオ装置操作画面S3における設定変更操作も、上記空調装置操作画面S2における設定変更操作と同様である。つまり、オーディオ装置操作画面S3には、オーディオソース操作メニューが含まれ、この操作メニューでは、選択決定スイッチ63の上方向又は下方向の変位操作を行うことによって、オーディオソースが「FMラジオ」「AMラジオ」「CD」「HDD」「オフ」の順に、サイクリックに変更される。
また、オーディオソースとしてCDが選択されているときには、エリア1(CD番号操作メニュー)においては、選択決定スイッチ63の上方向又は下方向の変位操作によってCDの変更(チェンジャーに収容されているCDの変更)、エリア2(トラック操作メニュー)においては、選択決定スイッチ63の上方向又は下方向の変位操作によって再生するトラックの変更、がそれぞれ行われる。尚、これらはサイクリックに構成されていると共に、上方向又は下方向変位操作が短押し操作の場合には、CD又はトラックを1ずつ上昇側又は下降側に変更する設定とされ、長押し操作の場合には、CD又はトラックをX/secで上昇側又は下降側に変更する設定とされる。
また、オーディオソースとしてラジオが選択されているときには、エリア1及びエリア3(チャンネル操作メニュー、周波数操作メニュー)においては、選択決定スイッチ63の上方向又は下方向の変位操作によってチャンネル若しくは周波数の変更(短押し操作の場合)、又はサーチ(長押し操作の場合)が行われる。尚、これらはサイクリックに構成されている。
また、図示は省略するが、DIS操作画面S4における設定変更操作も、上記空調装置操作画面S2における設定変更操作と同様である。つまり、DIS操作画面S4を表示している状態で、選択決定スイッチ63の上方向又は下方向の変位操作を行うことによって、当該メニューの設定変更が行われ、DIS表示設定が、「時計表示」「平均車速表示」「残走行可能距離表示」「瞬間燃費表示」「平均燃費表示」の順に変更される尚、DIS操作画面S4では、操作メニューがサイクリックに構成されている。
また、「平均車速表示」又は「平均燃費表示」の状態で、選択決定スイッチ63を押圧操作(長押し操作)することによって、平均車速又は平均燃費をリセットすることができるように構成されている。
このように、選択決定スイッチ63の、上方向又は下方向変位操作、及び押圧操作については、短押し操作と長押し操作とで異なる機能が割り付けられる場合がある。
次に、メインディスプレイ12の操作画面における設定変更操作について、図6を参照しながら説明する。
上述したように、ステアリングスイッチ6のNAVIスイッチ64を押圧操作することによって、ステアリングスイッチ6の操作対象は、集中ディスプレイ4からメインディスプレイ12に切り替わるが、このとき、メインディスプレイ12には、図6に示す構成の操作画面S7が表示される。
この操作画面S7は、横方向に並ぶ第1階層操作メニュー(メニュー1〜メニュー5)と、第1階層操作メニューのいずれかを選択中に展開して表示される(プルダウン形式で表示される)第2階層操作メニュー(図例ではメニュー3−1〜メニュー3−5)と、を組み合わせて構成されている。
先ず、運転者が左又は右方向移動スイッチ62を操作することによって、第1階層メニューの選択位置が左又は右方向に移動する。そして、第1階層操作メニューのいずれかが選択されているときには、その選択されている第1階層操作メニューに属する第2階層操作メニュー(メニュー3−1〜メニュー3−5)がプルダウン形式で表示される。このように第2階層操作メニューが表示されるときには、その第1階層メニューのボタンアイコンが縮小され(図例では、メニュー3のボタンアイコンが縮小されている)、それによって、第2階層操作メニューを大きく表示することができる。これによって視認性を向上させることができる。
第2階層操作メニューが表示されている状態で、選択決定スイッチ63を上向き又は下向きに変位操作することによって、第2階層操作メニューの選択位置が上又は下方向に移動する。
そして、所望の第2階層メニューを選択した状態で、選択決定スイッチ63を押圧操作することにより、その選択した操作メニューが選択決定され、その選択決定した操作メニューに対応する次画面が、メインディスプレイ12に表示されることになる。
以上説明したように、本情報表示装置では、各車載機器の操作内容毎に別の操作スイッチを設けるのではなく、ステアリングスイッチ6を、左方向移動スイッチ61、右方向移動スイッチ62、及び選択決定スイッチ63の3つを含むスイッチとする一方、メインディスプレイ12の操作画面S7を、横方向に並んで表示される複数の第1階層操作メニューと、上下方向に並んで表示される第2階層操作メニューとの組み合わせによって構成している。
このため、左及び右方向移動スイッチ61,62は、横方向に並ぶ第1階層操作メニューに対応し、上向き及び下向きに変位操作される選択決定スイッチ63は、上下方向に並ぶ第2階層操作メニューに対応することになり、操作画面S7上での操作性が向上する。
しかも、第1階層操作メニューと、第2階層操作メニューとは、別のスイッチ(左及び右方向移動スイッチ61,62と、選択決定スイッチ63)で操作する(つまり、スイッチの機能の分離)と共に、第2階層操作メニューにおいて行われる選択操作と決定操作とは同じスイッチ(選択決定スイッチ63)で操作する(つまり、スイッチの機能の集約)ことで、スイッチの数が最適化されると共に、操作画面S7上での操作順(第1階層操作メニュー、第2階層操作メニューの順)と、操作スイッチの操作順(左又は右方向移動スイッチ61,62、選択決定スイッチ63の順)とが対応するため、操作性は大幅に向上する。
その結果、運転者は、ブラインド操作を良好に行うことが可能になる。
また、上記ステアリングスイッチ6は、集中ディスプレイ4の操作画面S2〜S5上での操作をも行うスイッチであると共に、その集中ディスプレイ4の操作画面S2〜S5を横方向に並んで表示される複数の操作メニューによって構成している。
このため、左及び右方向移動スイッチ61,62及び選択決定スイッチ63によって、メインディスプレイ12の操作画面S7における操作と同様の操作で集中ディスプレイ4の操作画面S2〜S5における操作が可能になる。このようにメインディスプレイ12の操作画面S7における操作と、集中ディスプレイ4の操作画面S2〜S5における操作とを、同様の操作形態とすることによって操作効率が向上すると共に、集中ディスプレイ4の操作画面S2〜S5における操作においても、メインディスプレイ12の操作画面における操作と同様に、ブラインド操作を良好に行うことが可能になり、特に運転者が操作スイッチ(つまりステアリングスイッチ6)を操作する場合に好適となる。
また、上記左方向移動スイッチ61は上記選択決定スイッチ63の左側位置に、上記右方向移動スイッチ62は上記選択決定スイッチ63の右側位置にそれぞれ配置していることで、メインディスプレイ12及び集中ディスプレイ4の操作画面S2〜S5,S7において横方向に並んだ操作メニューにおいて選択位置の移動を行う場合の操作者の操作感覚と、左及び右方向移動スイッチ61,62の配置とが互いに一致するため、操作性のさらなる向上が図られ、ブラインド操作がより一層し易くなる。
特に選択決定スイッチ63は、他のスイッチ61,62,64,65よりも運転者側に突出しているため、ステアリングスイッチ6を見なくても、選択決定スイッチ63の位置を認識することができ、ひいては左及び右方向移動スイッチ61,62それぞれの位置も認識することができる。つまり、ブラインド操作がより一層し易くなっている。
以上のように構成されているメインディスプレイ12及び集中ディスプレイ4の操作において、ステアリングスイッチ6の操作対象の切替に係る制御について、図9,10のフローチャートを参照しながら説明する。
このフローは、ステアリングスイッチ6の操作手順と、その操作に対応してメインディスプレイ12に表示される画面と、を示すフローであり、操作対象が集中ディスプレイ4である状態からスタートする。このため、メインディスプレイ12には、通常のナビゲーション画面S8が表示されている。そして、NAVIスイッチ64が操作されたとき(O1)には、操作対象が集中ディスプレイ4からメインディスプレイ12に切り替わり、メインディスプレイ12には操作初期画面S9−1が表示される。この操作初期画面S9は、上述したように、第1階層操作メニューが横方向に並んで表示されると共に、選択されている第1階層操作メニューに属する第2階層操作メニューが上下方向に並んで表示される(図例では、第2階層操作メニューとして、「目的地」「地図表示」「周辺検索」「メモリ地点」が表示されている)。
そうして、ステアリングスイッチ6の操作によってメインディスプレイ12の操作画面における操作(メインディスプレイ操作1〜メインディスプレイ操作n)が行われ(O2,O3)、メインディスプレイ12の操作画面として、住所入力画面S10が表示されている状態で、NAVIスイッチ64が操作されたとき(O4)には、ステアリングスイッチ6の操作対象がメインディスプレイ12から集中ディスプレイ4に切り替わり、メインディスプレイ12には、通常のナビゲーション画面S8が再び表示されることになる。このときにオーディオ・ナビゲーション装置1は、集中ディスプレイ4に切り替わる直前の画面(ここでは、住所入力画面S10)を記憶しておく。
そうして、集中ディスプレイ4の操作画面(図示省略)において所望の操作(集中ディスプレイ操作1〜集中ディスプレイ操作n)が行われた(O5,O6)後に、NAVIスイッチ64が再度操作されたとき(O7)には、メインディスプレイ12には、操作初期画面S9−2が表示される。ここで表示される操作初期画面S9−2には、その第2階層操作メニューに、「目的地」「地図表示」「周辺検索」「メモリ地点」の他に、「先程の操作画面」が含まれている。
そうして、選択決定スイッチ63の上向き又は下向き操作によって第2階層操作メニューで所望のメニューを選択する(O8)ことになるが、このときに、例えば設定変更操作をもう一度始めから行いたい場合には、「先程の操作画面」以外の所望のメニューを選択して選択決定スイッチ63を押圧操作すればよい(O9)。図例では、「目的地」を選択してメインディスプレイ12に目的地設定画面S11が表示された状態を示している。その後はメインディスプレイ12において所望の操作を行うことになる(O10)。
これに対し、集中ディスプレイ4に切り替える直前の状態に戻りたい場合には(つまり、メインディスプレイ12において操作途中の状態から操作を再開したい場合には)、「先程の操作画面」を選択して選択決定スイッチ63を押圧操作する(O11)。この操作を受けてオーディオ・ナビゲーション装置1は、記憶している画面を読み出してこれをメインディスプレイ12に表示する。これによって、集中ディスプレイ4に切り替える直前にメインディスプレイ12に表示されていた操作画面(図例では住所設定画面S10)が、メインディスプレイ12に表示されることになる。その後、メインディスプレイ12において所望の操作を行う(O12)点は上記と同様である。
以上説明したように、本情報表示装置では、運転者が、メインディスプレイ12を操作対象として、ステアリングスイッチ6によりナビゲーション装置1の設定変更操作を行っている途中に、操作対象をメインディスプレイ12からから集中ディスプレイ4に切り替えて他の車載機器の設定操作を行い、操作対象を集中ディスプレイ4からメインディスプレイ12に再度切り替えたときには、操作途中画面(上記の例では、住所設定画面S10)をメインディスプレイ12に表示させることによって、設定変更操作を再開することが可能になる。つまり、集中ディスプレイ4に切り替える前に行っていた設定変更操作を改めて最初から行わなくても、その途中まで行っていた設定変更操作を続けて行うことが可能になる。
一方、設定変更操作を再開することだけでなく、運転者は操作初期画面S9を選択して、新たな設定変更操作を最初から行うことも可能であり、操作者の意向に沿った画面(操作初期画面S9又は操作途中画面)を操作者に提供することができる。その結果、操作性の向上と共に、利便性を大幅に向上させることができる。
また、本実施形態では、操作途中画面に移行するための操作メニューが操作初期画面S9−2に表示されているため、操作者にとって分かり易い構成となる。
(実施形態2)
次に、図11を参照しながらステアリングスイッチ6の操作対象の切替に係る別の制御について説明する。
本フローは、図9のフローに続くフローであり、ステアリングスイッチ6の操作対象が集中ディスプレイ4である状態でNAVIスイッチ64が再度操作されて(O21)、その操作対象が集中ディスプレイ4からメインディスプレイ12に切り替わったときには、メインディスプレイ12に操作初期画面S9−1が表示される。ここでの操作初期画面S9−1は、4つのメニューが含まれており、NAVIスイッチ64を最初に操作した際に表示される操作初期画面S9−1を同じである(図9参照)。
そうして、設定変更操作をもう一度始めから行いたい場合には、実施形態1で説明したのと同様に、所望のメニューを選択して(O22)、選択決定スイッチ63を押圧操作すればよい(O23)。図例では、「目的地」を選択してメインディスプレイ12に目的地設定画面S11が表示された状態を示している。その後はメインディスプレイ12において所望の操作を行うことになる(O24)。
これに対し、集中ディスプレイ4に切り替える直前の状態に戻りたい場合には、ステアリングスイッチ6の戻るスイッチ65を操作する(O25)。この操作を受けてオーディオ・ナビゲーション装置1は、記憶している画面を読み出してこれをメインディスプレイ12に表示する。これによって、集中ディスプレイ4に切り替える直前にメインディスプレイ12に表示されていた操作画面(図例では住所設定画面S10)が、メインディスプレイ12に表示されることになる。その後、メインディスプレイ12において所望の操作を行う(O26)点は上記と同様である。
尚、NAVIスイッチ64を最初に操作した際に表示される操作初期画面S9−1において(図9に示すフローにおいてNAVIスイッチ64を最初に操作した際に表示される操作初期画面S9−1において)戻るスイッチ65を操作したときには、オーディオ・ナビゲーション装置は画面を記憶していないため、メインディスプレイ12には、操作初期画面S9−1が表示されたままになる。
この構成でも、運転者が、メインディスプレイ12を操作対象として、ステアリングスイッチ6によりナビゲーション装置1の設定変更操作を行っている途中に、操作対象をメインディスプレイ12からから集中ディスプレイ4に切り替えて他の車載機器の設定操作を行い、操作対象を集中ディスプレイ4からメインディスプレイ12に再度切り替えたときには、操作者の意向に沿った画面(操作初期画面S9又は操作途中画面)を操作者に提供することができ、操作性の向上と共に、利便性を大幅に向上させることができる。
また、本実施形態では、操作途中画面に移行するために、戻るボタン65を操作するように構成されているため、操作者にとって分かり易い構成となる。
(実施形態3)
次に、図12を参照しながらステアリングスイッチ6の操作対象の切替に係るさらに別の制御について説明する。
本フローは、図9のフローに続くフローであり、NAVIスイッチ64を操作して操作対象をメインディスプレイ12に切り替える際に、設定変更操作をもう一度始めから行いたい場合には、そのNAVIスイッチ64を短押し操作する(O31)。これによって、メインディスプレイ12に操作初期画面S9−1が表示されるため、その後は、選択決定スイッチ63を上向き又は下向きに変位操作して所望のメニューを選択し(O32)かつ、選択決定スイッチ63を押圧操作して、所望のメニューの選択決定を行えばよい(O33)。図例では、「目的地」を選択してメインディスプレイ12に目的地設定画面S11が表示された状態を示している。その後はメインディスプレイ12において所望の操作を行うことになる(O34)。
これに対し、集中ディスプレイ4に切り替える直前の状態に戻りたい場合には、NAVIスイッチ64を長押し操作する(O35)。この操作を受けてオーディオ・ナビゲーション装置1は、ステアリングスイッチ6の操作対象をメインディスプレイ12に切り替えると共に、記憶している画面を読み出してこれをメインディスプレイ12に表示する。これによって、集中ディスプレイ4に切り替える直前にメインディスプレイ12に表示されていた操作画面(図例では住所設定画面S10)が、メインディスプレイ12に表示されることになる。その後、メインディスプレイ12において所望の操作を行う(O36)点は上記と同様である。
この構成でも、運転者が、メインディスプレイ12を操作対象として、ステアリングスイッチ6によりナビゲーション装置1の設定変更操作を行っている途中に、操作対象をメインディスプレイ12からから集中ディスプレイ4に切り替えて他の車載機器の設定操作を行い、操作対象を集中ディスプレイ4からメインディスプレイ12に再度切り替えたときには、操作者の意向に沿った画面(操作初期画面S9又は操作途中画面)を操作者に提供することができ、操作性の向上と共に、利便性を大幅に向上させることができる。
また、本実施形態では、NAVIスイッチ64の操作態様に応じて操作初期画面S9−1及び操作途中画面を選択するように構成されているため、操作者は、ワンアクションで所望の画面を選択することができ、操作性が高い。
尚、上記の構成とは逆に、NAVIスイッチ64を短押し操作したときには、操作途中画面に移行し、長押し操作をしたときには、操作初期画面に移行するように構成してもよい。
また、NAVIスイッチ64の操作態様として、短押し操作と長押し操作とを区別する以外にも、例えばいわゆるワンクリック操作とダブルクリック操作とを区別するようにしてもよい。
尚、上記実施形態において示した、メインディスプレイ12及び集中ディスプレイ4の画面形態は例示であり、画面形態はこれに限定されるものではない。
また、メインディスプレイ12及び集中ディスプレイ4の配設位置も、上記実施形態に限定されるものではない。
さらに、上記実施形態では、本発明の操作スイッチをステアリングスイッチ6とした例を示したが、操作スイッチはステアリングスイッチ6に限らず、他の位置に取り付けてもよい。
以上説明したように、本発明は、2つのディスプレイと、それら2つのディスプレイを切り替えて操作する共通の操作スイッチとを備えた構成において、操作性及び利便性を大幅に向上させることができるため、自動車を始めとする車両用の、各種情報を表示する装置について有用である。
本発明の実施形態に係る車両用情報表示装置が搭載された車室内を示す図である。 車両用情報表示装置の構成を示すブロック図である。 ステアリングスイッチを示す正面図である。 選択決定スイッチの動作を示す側面説明図である。 集中ディスプレイに表示される情報表示画面の一例である。 メインディスプレイに表示される画面の一例である。 集中ディスプレイの画面遷移を説明する図である。 集中ディスプレイにおける空調装置操作画面の遷移を説明する図である。 ステアリングスイッチの操作に対するメインディスプレイの画面遷移を示すフローチャートである。 実施形態1に係るステアリングスイッチの操作対象の切替に係る制御を示す、図9のフローに続くフローチャートである。 実施形態2に係るステアリングスイッチの操作対象の切替に係る制御を示す、図9のフローに続くフローチャートである。 実施形態3に係るステアリングスイッチの操作対象の切替に係る制御を示す、図9のフローに続くフローチャートである。
符号の説明
1 オーディオ・ナビゲーション装置(制御手段)
12 メインディスプレイ
4 集中ディスプレイ
6 ステアリングスイッチ
61 左方向移動スイッチ(操作スイッチ)
62 右方向移動スイッチ(操作スイッチ)
63 選択決定スイッチ(操作スイッチ)
64 NAVIスイッチ(切替スイッチ)
65 戻るスイッチ(復帰スイッチ)
S9−1,S9−2 操作初期画面
S10 操作途中画面

Claims (5)

  1. 少なくとも1の車載装置の操作画面を表示するメインディスプレイと、
    上記メインディスプレイとは別の位置に配置されかつ、複数の独立した車載機器それぞれに関する情報を表示しつつ、その表示されている各情報に関する設定変更操作が可能な操作画面を表示する集中ディスプレイと、
    上記メインディスプレイの操作画面及び集中ディスプレイの操作画面上での操作を行うための操作スイッチと、
    上記操作スイッチの操作対象を、上記メインディスプレイと集中ディスプレイとの間で切り替えるための切替スイッチと、
    上記操作スイッチ及び切替スイッチからの操作信号を受けると共に、上記メインディスプレイ及び集中ディスプレイに対する表示制御を行う制御手段と、を備え、
    上記制御手段は、
    上記操作スイッチの操作対象がメインディスプレイである状態で上記切替スイッチの操作を受けてその操作対象を集中ディスプレイに切り替える際に、その切り替え直前に該メインディスプレイに表示されていた操作途中画面を記憶すると共に、
    その後、再び上記切替スイッチの操作を受けて上記操作スイッチの操作対象を上記集中ディスプレイから上記メインディスプレイに切り替える際には、上記メインディスプレイに表示する画面を、最初の操作画面である操作初期画面と、上記記憶している操作途中画面と、のいずれかに選択可能にする車両用情報表示装置。
  2. 請求項1に記載の車両用情報表示装置において、
    上記制御手段は、上記切替スイッチの再操作を受けて上記メインディスプレイに上記操作初期画面を表示すると共に、その操作初期画面に上記操作途中画面に移行するための操作メニューを表示しかつ、その操作メニューを選択する上記操作スイッチの操作を受けたときには、上記メインディスプレイに上記操作途中画面を表示する車両用情報表示装置。
  3. 請求項1に記載の車両用情報表示装置において、
    上記操作途中画面を表示するための復帰スイッチをさらに備え、
    上記制御手段は、上記切替スイッチの再操作を受けて上記メインディスプレイに上記操作初期画面を表示すると共に、その状態で上記復帰スイッチの操作を受けたときには、上記メインディスプレイに上記操作途中画面を表示する車両用情報表示装置。
  4. 請求項1に記載の車両用情報表示装置において、
    上記制御手段は、上記切替スイッチの再操作を受けたときの、その操作態様に応じて、上記メインディスプレイに上記操作初期画面又は操作途中画面を表示する車両用情報表示装置。
  5. 請求項4に記載の車両用情報表示装置において、
    上記制御手段は、上記切替スイッチが短押し操作のときには、上記メインディスプレイに上記操作初期画面及び操作途中画面のいずれか一方の画面を表示し、上記切替スイッチが長押し操作のときには、他方の画面を表示する車両用情報表示装置。
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