JP2004241143A - 情報操作装置 - Google Patents

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Kenichi Tanaka
兼一 田中
Goji Suda
剛司 寸田
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Abstract

【課題】操作に十分な操作面積の確保と容易な探索とを同時に実現し、操作利便を向上させることができる車両用情報操作装置を提供する。
【解決手段】車両用情報操作装置は、操作子として、ダイヤルトップ36による回転操作とダイヤルトップ36の複数方向への傾倒操作との双方を検出できる複合ダイヤル32と、複数のプッシュスイッチから構成される補助操作スイッチアッシー33とを備える。そして、車両用情報操作装置は、複合ダイヤル32と補助操作スイッチアッシー33とを、ダイヤルトップ36の上面を跨ぐようにして設置された横桟状ガイドバー34の上面にプッシュスイッチを設置することによって一体に形成する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、車両に搭載される各種車載機器を操作する情報操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、車両においては、例えば、エアーコンディショナ、ラジオやCD(Compact Disc)といったオーディオ機器、及びナビゲーション機器といった運転者をはじめとする乗員によって操作可能な各種機器が搭載されている。これら各種機器を操作するための多機能操作スイッチとしては、例えば下記の特許文献1に記載されたものがある。
【0003】
この特許文献1には、車両に搭載する複数の機器の情報を表示可能な車両用表示装置が開示されている。この車両用表示装置は、複数個の選択項目を表示装置上にテーブル状に表示し、表示された選択項目と対応する位置に設置されたプッシュスイッチを選択的に操作することにより、目的の入力操作を行う方式とされるものである。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−113981号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の多機能操作スイッチにおいては、操作内容に適した当該多機能操作スイッチを有効に動作させるために、複数個のプッシュスイッチ及び制御用スイッチに加え、いわゆるジョグダイヤルといったダイヤルスイッチ等を設ける必要があり、特に、操作性の向上を狙ってステアリングスポーク上に設置しようとすると、個々の操作要素の操作面積が小さくなり、却って操作性に影響を及ぼすことが懸念されている。
【0006】
具体的には、ステアリングスポーク上に設置される多機能操作スイッチとしてのステアリングスイッチは、当該ステアリングスイッチまでのハンドリーチが短いこと、当該ステアリングスイッチの場所を手探りで探索することができること、及び当該ステアリングスイッチの操作時にステアリングリムを手掌部を支持するために用いることで安定した操作が可能となること、といった各種メリットを有する。
【0007】
しかしながら、ステアリングスイッチにおいては、ステアリングスポーク上で操作要素を設置できる面積は限られており、主操作用及び副操作用を含めて複数の操作要素を設置した場合には、個々の操作要素に許容される操作面積が小さくなり、操作性の低下を招来するという問題があった。
【0008】
一方、ステアリングスイッチにおいては、複数種類の操作要素を誤操作が生じないように十分な間隔をもって配置した場合に、個々の操作要素の設置場所を探索することが困難となるという問題があった。
【0009】
そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて提案されたものであり、操作に十分な操作面積を確保するとともに、操作対象の弁別性を高めて容易な探索を実現し、操作利便を向上させることができる情報操作装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明では、機器の動作状態を制御する多機能操作制御手段に対して当該機器に関する操作情報を入力するために設けられた入力操作アッシー上に、少なくとも1つ以上の操作要素が設置されており、この操作要素に割り当てられている操作機能の内容を表示手段に表示する。そして、本発明では、操作要素として、所定の回転軸を回転中心とするダイヤルトップによる回転操作と回転軸の複数方向への傾倒操作との双方を検出できる複合ダイヤルと、複数のスイッチから構成される操作スイッチアッシーとを、ダイヤルトップの上面を跨ぐようにして設置されたガイドバーの上面にスイッチを設置することによって一体に形成することで、上述の課題を解決する。
【0011】
【発明の効果】
本発明に係る情報操作装置によれば、ダイヤル機構に回転操作の検出と傾倒操作の検出とを複合することにより、傾倒による選択操作と回転による選択操作とを1つのダイヤルトップによって行うことができ、操作に十分な操作面積を確保することができる。また、本発明に係る情報操作装置によれば、ガイドバー上に所定の副制御機構を構成し、ダイヤルトップの傾倒操作によって複数の機能の選択機構を構成し、さらに、ダイヤルトップの回転操作によってリスト状の選択肢の選択機構を構成するといったように、各機構に応じて、操作形態や設置位置を異なるものとして構成することができ、操作対象の弁別性を高めることができる。さらに、本発明に係る情報操作装置によれば、操作対象が1つのダイヤルの周囲に複合されて配置されているので、操作対象を容易に探索することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0013】
この実施の形態は、所定の移動体の例としての車両に搭載される各種車載機器を操作する多機能操作手段を備える車両用情報操作装置である。
【0014】
[車両用情報操作装置の全体構成]
車両用情報操作装置の全体構成を図1に示す。車両用情報操作装置は、車両に搭載される少なくとも1つ以上の車載機器10と、これら車載機器10の動作状態を制御する多機能操作制御装置20と、車載機器10に関する操作情報を多機能操作制御装置20に対して入力するために設けられた入力操作パネル30と、この入力操作パネル30上に設置された例えばプッシュスイッチやダイヤルスイッチによって構成される少なくとも1つ以上の操作要素たる操作子31に割り当てられている操作機能の内容を表示する表示装置40とから構成される。このような車両用情報操作装置において、操作者は、表示装置40に提示された各操作子31への機能割り当て表示画面を参照し、表示内容に対応する位置に配置された操作子31に対して押下や回転等の操作を加えることにより、所望の機能を起動させることができる。
【0015】
入力操作パネル30は、例えば図2に示すように、操作者のハンドリーチが近い場所に設置されるのが望ましく、例えばステアリング50を形成するステアリングスポーク60上等に設置される。この例では、入力操作パネル30として、ステアリングスポーク60上に、所定の回転軸を回転中心とした回転操作とこの回転軸の複数方向への傾倒操作との双方を検出できる複合ダイヤル32と、複数のプッシュスイッチから構成される補助操作スイッチアッシー33とが設置されている。
【0016】
ここで、複合ダイヤル32は、1つの円盤状のダイヤルトップから構成される。また、複合ダイヤル32には、その中央部上面を十字状に跨ぐようにして2つのガイドバーが設置される。具体的には、複合ダイヤル32には、その中央部上面を横方向に跨ぐように横桟状ガイドバー34が設置されるとともに、当該複合ダイヤル32の中央部上面を縦方向に跨ぐように縦桟状ガイドバー35が設置される。したがって、複合ダイヤル32は、見かけ上、ダイヤルトップが、横桟状ガイドバー34と縦桟状ガイドバー35とを軸とする直交座標上の第1象限から第4象限に対応した位置に、中心角が略90度である扇形状に分割されたような形状で視認可能に露呈されるように構成される。また、補助操作スイッチアッシー33は、横桟状ガイドバー34上に設置されている。なお、この入力操作パネル30の設置場所は、ステアリング50やステアリングスポーク60上に限定されるものではなく、例えばダッシュボード70の一部に設置することも可能である。
【0017】
また、表示装置40は、運転者が運転操作中に見やすい位置に設置されるのが望ましく、例えばダッシュボード70の上面やコンビネーションメータ80の中等に設置される。
【0018】
なお、以下では、説明の便宜上、入力操作パネル30として、複合ダイヤル32及び補助操作スイッチアッシー33が設けられているものとする。
【0019】
[多機能操作制御装置の内部構成]
多機能操作制御装置20の内部構成を図3に示すとともに、格納されているデータの構成を図4に示す。
【0020】
操作者の操作入力は、エスカッションプレート61が周囲に形成されている複合ダイヤル32における上述したダイヤルトップ36や補助操作スイッチアッシー33におけるキートップを介して行われ、複合ダイヤル32内部に設置された図示しないスイッチユニットや補助操作スイッチアッシー33内部に設置された図示しないスイッチユニット等によって電気信号に変換される。この電気信号は、外部入力ポート101を介してエンコーダ100に供給される。エンコーダ100は、操作されたスイッチユニット毎に割り当てられた所定のコード信号を、出力ポート102及び多機能操作制御装置20における入力ポート111を介して中央処理装置110に送出する。
【0021】
中央処理装置110における操作・表示内容制御装置112は、入力ポート111に入力された前記コード信号に応じて、図4に示す各アドレスを現在の制御テーブル200から参照する。すなわち、操作・表示内容制御装置112は、図4に示すように、次のステップで表示する画像データが格納されている「GUI(Graphical User Interface)画像データのアドレス」201と、外部機器制御機構132を制御するための制御内容データが格納されている「制御内容のアドレス」202と、次のステップで使用する新しい制御テーブルが格納されている「入力に対応するジャンプ先の制御テーブルのアドレス」203とを、現在の制御テーブル200から参照する。
【0022】
中央処理装置110は、操作・表示内容制御装置112による演算にしたがって、入力ポート111に入力された操作者の操作に対応して予め設定された制御テーブル200を参照し、次のステップで使用するGUI画像データを画像データ記憶装置113から読み出すとともに、車載機器10の制御内容を制御内容記憶装置114から読み出し、さらに、次の制御テーブルの内容を制御テーブル記憶装置115から読み出す。そして、中央処理装置110は、所定のタイミングに同期して、画像データ記憶装置113から読み出したGUI画像データ、制御内容記憶装置114から読み出した車載機器10の制御内容、及び制御テーブル記憶装置115から読み出した次の制御テーブルの内容を、それぞれ、表示画像バッファ131に接続された出力ポート116を介して当該表示画像バッファ131に送出するとともに、外部出力ポート133を介して各種車載機器10に供給すべく外部機器制御装置132に接続された出力ポート117を介して当該外部機器制御装置132に送出する。
【0023】
ここで、複合ダイヤル32及び補助操作スイッチアッシー33のレイアウトと表示装置40に提示される表示画面の一例とを図5に示す。同図においては、メインメニューの選択のように互いに等価な4つの選択肢の中から所望の選択肢を選択する場合について示している。このように、4つの選択肢の中から所望の1つの選択肢を選択する操作の場合には、表示装置40には、直交座標上の第1象限から第4象限に対応した位置に、目的とする選択肢が表示される。ここでは、各種車載装置10として、エアーコンディショナ(以下、エアコンという。)、ラジオ等のオーディオ機器、ナビゲーション機器、電話機が搭載されているものとし、これに対応して、車載装置10としてのエアコンを起動する機能を表すエアコン機能、車載装置10としてのオーディオ機器を起動する機能を表すオーディオ機能、車載装置10としてのナビゲーション機器を起動する機能を表すナビ機能、及び車載装置10としての電話機を起動する機能を表すTEL機能を選択する場合について示している。操作者は、第1象限から第4象限に対応した方向のうち所望の方向にダイヤルトップ36を傾倒操作することにより、目的の選択肢を選択操作することができる。
【0024】
また、複合ダイヤル32及び補助操作スイッチアッシー33のレイアウトと表示装置40に提示される表示画面の他の一例とを図6に示す。同図においては、電話機能における電話帳に記載された多数の電話番号から目的とする電話番号を選択する場合のように、予め記憶された多数の選択肢の中から所望の選択肢を選択する場合について示している。車両用情報操作装置においては、図5に示すTEL機能が選択された場合には、表示装置40には、ダイヤル状のインジケータ250が表示され、複合ダイヤル32の回転機能がアクティブになっている旨が報知される。また、表示装置40には、直交座標上の第1象限から第4象限に対応した位置に、TEL機能として登録されている選択肢が表示される。ここでは、TEL機能による操作を取り消す機能を表す取消機能、選択した発信先に電話を発信する機能を表す発信機能、電話帳に登録されている情報を編集する機能を表す編集機能、及び着信を転送する機能を表す転送機能を選択する場合について示している。操作者は、横桟状ガイドバー34と縦桟状ガイドバー35との間からダイヤルトップ36を回転操作することにより、マーカ251を上下に移動操作させ、電話番号のリストから所望の電話番号を選択し、さらに、第1象限から第4象限に対応した方向のうち所望の方向にダイヤルトップ36を傾倒操作することにより、選択した電話番号を決定して発信することができる。
【0025】
[複合ダイヤルによる操作の動作]
ここで、複合ダイヤル32による操作の動作をより具体的に説明するために、図7を用いて説明する。なお、同図における上部には、複合ダイヤル32を上から見たときの平面図を示し、同図における下部には、複合ダイヤル32を横から見たときの断面図を示している。
【0026】
複合ダイヤル32においては、その回転軸にダイヤルトップ36を接合して回転角度を検出する角度検出手段である回転エンコーダ301が円盤状基部302上に設置される。この円盤状基部302は、ダイヤルトップ36の傾倒方向を検出する傾倒検出手段を構成するものであり、ベースプレート303上に設置された軸受け304及び支持軸305によって傾倒可能に構成される。複合ダイヤル32においては、操作者の操作指FGによってダイヤルトップ36が傾倒操作されるのに応じて、円盤状基部302が傾き、この円盤状基部302に突設された突起部306を介して、スイッチユニット307と連結されたプッシュロッド308が押し下げられることにより、操作内容に応じた電気信号が出力される。
【0027】
すなわち、車両用情報操作装置においては、回転エンコーダ301等によって角度検出手段が構成されるとともに、円盤状基部302、ベースプレート303、軸受け304、支持軸305、突起部306、スイッチユニット307、及びプッシュロッド308等によって傾倒検出手段が構成され、これら角度検出手段によって検出された回転角度及び/又は傾倒検出手段によって検出された傾倒方向に応じて、多機能操作制御装置20によって所定の操作制御が行われる。
【0028】
[車両用情報操作装置の具体的構造]
つぎに、車両用情報操作装置を車両に取り付けるにあたっての具体的な構造の一例として、複合ダイヤル32及び補助操作スイッチアッシー33をステアリングスポーク60上に配置した場合の構造断面図を図8に示すとともに、これら複合ダイヤル32及び補助操作スイッチアッシー33の構成例を図9に示す。
【0029】
車両においては、操舵回転軸400の嵌合部401に、ステアリング50におけるステアリング基部51が軸受け52を介して接合される。車両においては、運転者がステアリングリムフレーム410を操舵することによってステアリングホイールリム420に加えられた回転操作に応じて、操舵回転軸400を介して当該車両の操舵機構が制御される。
【0030】
複合ダイヤル32や補助操作スイッチアッシー33は、ステアリング基部51と一体に形成されたステアリングフレーム53に取り付けられた取り付け基台54及び基盤55上に設置される。当該複合ダイヤル32におけるダイヤルトップ36や当該補助操作スイッチアッシー33におけるキートップ37は、ステアリングスポーク60の部分に構成されたステアリングスポークカバー62から突出するように設置される。
【0031】
ステアリングスポークカバー62上には、ダイヤルトップ36の上面を跨ぐようにして横桟状ガイドバー34と縦桟状ガイドバー35とが互いに直交するように設置される。ステアリングスポーク60の水平方向と略平行して設置された横桟状ガイドバー34の表面には、補助操作スイッチアッシー33が設置される。
【0032】
詳細はさらに後述するが、複合ダイヤル32におけるスイッチユニット307は、リード線431を介して基盤55上に設置された配線基盤440に接続され、また、補助操作スイッチアッシー33におけるスイッチユニット38は、リード線432を介して配線基盤440に接続される。また、配線基盤440からは、コネクタ441を介してフレキシブルリード線442が引き出され、このフレキシブルリード線442は、ステアリングホイールに固定された回転側スリップリング450に対してコネクタ451を介して接続される。さらに、回転側スリップリング450は、コラムカバー460に固定された固定側スリップリング470と接合し、この固定側スリップリング470は、コネクタ471から引き出されたリード線472を介して多機能操作制御装置20に接続される。具体的には、複合ダイヤル32におけるスイッチユニット307や補助操作スイッチアッシー33におけるスイッチユニット38から出力された電気信号は、フレキシブルリード線442、回転側スリップリング450、固定側スリップリング470、及びリード線472を介して多機能操作制御装置20に供給される。
【0033】
複合ダイヤル32においては、図9に詳細を示すように、インナーケース309内部に回転エンコーダ301が設置される。この回転エンコーダ301の回転軸310には、ダイヤルトップ36が接合されており、ダイヤルトップ36に加えられた回転操作は、回転エンコーダ301を回転させ、回転角度に対応した電気信号が出力される。また、インナーケース309の下部には、支持軸305が設けられており、この支持軸305は、上述したように、ベースプレート303上に設置された軸受け304によって傾倒自在に保持される。さらに、インナーケース309の周辺下部には、円盤状基部302が設けられており、この円盤状基部302とアッパーケース311との間には、スプリング312が設置され、このスプリング312によって円盤状基部302がベースプレート303の方向に押し付けられる。この機構により、インナーケース309は、ダイヤルトップ36に加えられた傾倒方向の操作力に抗して中立位置に戻ろうとするように付勢される。
【0034】
車両用情報操作装置においては、ダイヤルトップ36に傾倒操作が加えられると、円盤状基盤302が軸受け304を中心にして傾倒される。その際、車両用情報操作装置においては、円盤状基部302の下部における所定の位置4箇所に設置された突起部306が、当該突起部306のそれぞれの位置に設置されて突起部306に当接されるスイッチユニット307と連結されたプッシュロッド308が押し下げられ、これにより、傾倒方向に対応した電気信号が出力される。
【0035】
インナーケース309内部に設置された回転エンコーダ301からの電気信号は、リード線321及び配線基盤322を介してコネクタ323に供給され、さらに、リード線431及び配線基盤440を介してコネクタ441に供給され、さらに、このコネクタ441及びフレキシブルリード線442を介して回転側スリップリング450におけるコネクタ451に供給される。
【0036】
また、ステアリングスポークカバー62上にてダイヤルトップ36の上面を跨ぐように設置された横桟状ガイドバー34は、ダイヤルトップ36との間に、当該ダイヤルトップ36の傾倒操作時にも接触しないように適切な間隔が保たれている。この横桟状ガイドバー34の上面には、複数の小型プッシュスイッチから構成される補助操作スイッチアッシー33が設置される。この補助操作スイッチアッシー33は、キートップ37とスイッチユニット38とから構成される。
【0037】
スイッチユニット38からの電気信号は、横桟状ガイドバー24内部に穿設されたトンネル331及びステアリングスポークカバー62に穿設されたホール332に通されたリード線432を介して配線基盤440に供給され、さらに、コネクタ441からフレキシブルリード線442を介して回転側スリップリング450におけるコネクタ451に供給される。このとき、スイッチユニット38からの電気信号は、ダイヤルトップ36の回転動作を検出する回転エンコーダ301からの電気信号、及びダイヤルトップ36の4方向傾倒動作を検出するスイッチユニット307からの電気信号と合わせてコネクタ451に供給される。
【0038】
このようにして多機能操作制御装置20に伝送される補助操作スイッチアッシー33からの電気信号は、例えば、操作ロジックを1ステップ前の操作に戻す「戻る」機能や、複数の選択肢画面があるときに他の選択肢画面を提示するための「ページ送り」機能及び「ページ戻し」機能等を制御するのに用いられる。
【0039】
このように、車両用情報操作装置においては、複合ダイヤル32と補助操作スイッチアッシー33とが、一体に形成された操作子31として機能する。
【0040】
なお、補助操作スイッチアッシーとしては、図10に示す構成とすることもできる。
【0041】
この構成は、ガイドバーを一対の導電性材料で構成し、ガイドバーに接触する操作指の位置を、これら一対の導電性材料間の電気抵抗値の変化として検出し、ガイドバーの右端、左端、又は中央部分に接触したことを判定して所定の操作制御を行うものである。
【0042】
具体的には、車両用情報操作装置においては、ダイヤルトップ36の中央部上面を横方向に跨ぐようにして一対の棒状導電体501,502が設置される。この棒状導電体501,502は、それぞれ、その一端が端部503,504として電気的に絶縁された状態でエスカッションプレート61に設置される。また、棒状導電体501,502における他端は、それぞれ、絶縁体505,506を介して、当該棒状導電体501,502と直交するようにして設置された棒状導電体510に接続されて固定される。そして、棒状導電体501,502の端部503,504は、それぞれ、リード線507,508を介して、当該棒状導電体501と当該棒状導電体502との間の電気抵抗の変化を検出する回路が内部に構成された検出回路509に接続される。
【0043】
また、車両用情報操作装置においては、棒状導電体501,502,510、及び検出回路509と同様の構成が、ダイヤルトップ36の中央部を挟んで対向した位置に設置される。すなわち、車両用情報操作装置においては、ダイヤルトップ36の上面を跨ぐようにして一対の棒状導電体511,512が、それぞれ、その一端が端部513,514として電気的に絶縁された状態でエスカッションプレート61に設置される。また、棒状導電体511,512における他端は、それぞれ、絶縁体515,516を介して、当該棒状導電体511,512と直交するようにして設置された棒状導電体520に接続されて固定される。そして、棒状導電体511,512の端部513,514は、それぞれ、リード線517,518を介して、当該棒状導電体511と当該棒状導電体512との間の電気抵抗の変化を検出する回路が内部に構成された検出回路519に接続される。
【0044】
さらに、車両用情報操作装置においては、ダイヤルトップ36の中央部上面を縦方向に跨ぐようにして設置された棒状導電体510と棒状導電体520との間の電気抵抗の変化も検出回路521によって検出される。すなわち、一対の棒状導電体510,520が、それぞれ、両端が端部522,523,524,525として電気的に絶縁された状態でエスカッションプレート61に設置される。そして、棒状導電体510,520の端部524,525は、それぞれ、リード線526,527を介して検出回路521に接続される。
【0045】
このような構成からなる車両用情報操作装置においては、操作者がこれらの3対の棒状導電体、すなわち、棒状導電体501,502、棒状導電体511,512、及び棒状導電体510,520のいずれかに指で接触すると、接触された一対の棒状導電体間の電気抵抗が著しく低下する。車両用情報操作装置においては、この電気抵抗値の変化が、検出回路509,519,521のそれぞれによって検出され、この検出結果がリード線531,532,533を介して制御回路534に供給される。すなわち、車両用情報操作装置においては、棒状導電体501,502,510,511,512,520によって構成される一連のガイドバーの右端、左端、中央部分に指が接触した旨が、電気抵抗値の変化として検出される。
【0046】
そして、車両用情報操作装置においては、制御回路534により、検出回路509,519,521のそれぞれによって検出された検出信号に応じて、所定の電気信号が多機能操作制御装置20におけるエンコーダ100に伝送される。車両用情報操作装置においては、エンコーダ100により、制御回路534から伝送された電気信号に応じて、予め設定されたコード信号が送出され、例えば、上述した「戻る」機能、「ページ送り機能」、「ページ戻し」機能といった補助操作制御が実施される。
【0047】
このように、車両用情報操作装置においては、電気抵抗値の変化を検出可能な一対の導電性材料からなるガイドバーを補助操作スイッチアッシーとして構成し、ガイドバーの接触位置を判定することにより、上述したプッシュスイッチから構成される補助操作スイッチアッシー33と同様の所定の補助操作制御を行うことができる。
【0048】
[車両用情報操作装置の動作]
このような車両用情報操作装置の動作を説明するために、表示装置40に提示される表示画面の遷移の一例を図11に示す。
【0049】
車両用情報操作装置においては、システムの初期状態で、初期画面600が表示装置40に提示される。ここでは、各種車載装置10として、上述したように、エアコン、オーディオ機器、ナビゲーション機器、電話機が搭載されているものとすると、初期画面600として、車載装置10としてのエアコンを起動する機能を表すエアコン機能601、車載装置10としてのオーディオ機器を起動する機能を表すオーディオ機能602、車載装置10としてのナビゲーション機器を起動する機能を表すナビ機能603、及び車載装置10としての電話機を起動する機能を表すTEL機能604が、直交座標上の第1象限から第4象限に対応した位置に配置されて表示される。また、車両用情報操作装置においては、この初期状態で、入力操作パネル30上に設置された操作子31、具体的には、複合ダイヤル32におけるダイヤルトップ36によって傾倒操作が可能な4方向には、それぞれ、初期画面600として表示されたエアコン機能601が10時の方向(第2象限に対応する方向)に、オーディオ機能602が2時の方向(第1象限に対応する方向)に、ナビ機能603が8時の方向(第3象限に対応する方向)に、及びTEL機能604が4時の方向(第4象限に対応する方向)に割り当てられているものとする。
【0050】
車両用情報操作装置においては、この初期画面600が表示装置40に提示されている状態で、オーディオ機能602の表示に対応する方向にダイヤルトップ36を操作すると、表示画面は、オーディオソース選択画面610に切り替わり、これと同時に、ダイヤルトップ36によって傾倒操作が可能な4方向に割り当てられる機能も、搭載されている各種オーディオ機器を起動する機能に切り替わる。ここでは、オーディオ機器として、AM(Amplitude Modulation)放送及びFM(Frequency Modulation)放送を受信するラジオ、CD(Compact Disc)プレーヤ、MP3(MPEG(Moving Picture Experts Group) Audio Layer−3)プレーヤが搭載されているものとする。
【0051】
この場合、車両用情報操作装置においては、オーディオソース選択画面610として、オーディオ機器としてのラジオによってAM放送を受信する機能を表すAM機能611、オーディオ機器としてのCDプレーヤを起動する機能を表すCD機能612、オーディオ機器としてのラジオによってFM放送を受信する機能を表すFM機能613、及びオーディオ機器としてのMP3プレーヤを起動する機能を表すMP3機能614が、直交座標上の第1象限から第4象限に対応した位置に配置されて表示される。この状態で、車両用情報操作装置においては、ダイヤルトップ36によって傾倒操作が可能な10時の方向(第2象限に対応する方向)にはAM機能611が割り当てられ、2時の方向(第1象限に対応する方向)にはCD機能612が割り当てられ、8時の方向(第3象限に対応する方向)にはFM機能613が割り当てられ、4時の方向(第4象限に対応する方向)にはMP3機能614が割り当てられる。
【0052】
そして、車両用情報操作装置においては、次のステップで、例えばFM機能613の表示に対応する方向にダイヤルトップ36を操作すると、表示画面は、FM放送プリセット選択画面620に切り替わり、これと同時に、ダイヤルトップ36によって傾倒操作が可能な4方向に割り当てられる機能も、プリセットされている周波数に受信周波数を設定する機能に切り替わる。ここでは、プリセット周波数として、“FM○○”の周波数、“FM××”の周波数、“△△FM”の周波数、及び“□□FM”の周波数が設定されているものとすると、車両用情報操作装置においては、FM放送プリセット選択画面620として、“FM○○”のプリセット周波数に受信周波数を設定する機能を表すFM○○機能621、“FM××”のプリセット周波数に受信周波数を設定する機能を表すFM××機能622、“△△FM”のプリセット周波数に受信周波数を設定する機能を表す△△FM機能623、及び“□□FM”のプリセット周波数に受信周波数を設定する機能を表す□□FM機能624が、直交座標上の第1象限から第4象限に対応した位置に配置されて表示される。この状態で、車両用情報操作装置においては、ダイヤルトップ36によって傾倒操作が可能な10時の方向(第2象限に対応する方向)にはFM○○機能621が割り当てられ、2時の方向(第1象限に対応する方向)にはFM××機能622が割り当てられ、8時の方向(第3象限に対応する方向)には△△FM機能623が割り当てられ、4時の方向(第4象限に対応する方向)には□□FM機能624が割り当てられる。
【0053】
また、車両用情報操作装置においては、初期画面600が表示装置40に提示されている状態で、TEL機能604の表示に対応する方向にダイヤルトップ36を操作すると、表示画面は、電話機能選択画面630に切り替わり、これと同時に、ダイヤルトップ36によって傾倒操作が可能な10時の方向(第2象限に対応する方向)には、電話帳に記載された電話番号を選択する機能を表す電話帳機能631が割り当てられ、2時の方向(第1象限に対応する方向)には、第2のメモリを閲覧する機能を表すMEM2機能632が割り当てられ、8時の方向(第3象限に対応する方向)には、第1のメモリを閲覧する機能を表すMEM1機能631が割り当てられ、4時の方向(第4象限に対応する方向)には、第3のメモリを閲覧する機能を表すMEM3機能634が割り当てられる。
【0054】
そして、車両用情報操作装置においては、この電話機能選択画面630が表示装置40に提示されている状態で、電話帳機能631の表示に対応する方向にダイヤルトップ36を操作すると、表示画面は、電話帳選択画面640に切り替わり、これと同時に、ダイヤルトップ36によって傾倒操作が可能な4方向に割り当てられる機能も切り替わり、例えば、ダイヤルトップ36によって傾倒操作が可能な10時の方向(第2象限に対応する方向)には、TEL機能による操作を取り消す機能を表す取消機能641が割り当てられ、2時の方向(第1象限に対応する方向)には、選択した発信先に電話を発信する機能を表す発信機能642が割り当てられ、8時の方向(第3象限に対応する方向)には、電話帳に登録されている情報を編集する機能を表す編集機能643が割り当てられ、4時の方向(第4象限に対応する方向)には、着信を転送する機能を表す転送機能644が割り当てられる。また、車両用情報操作装置においては、電話帳選択画面640として、発信先として登録されている複数の氏名や居所のそれぞれを表す電話帳リスト645が表示されるとともに、ダイヤルトップ36の回転機能がアクティブであることを示す上述したインジケータ250と、ダイヤルトップ36の回転動作に対応してその位置を上下移動させる上述したマーカ251とが表示される。
【0055】
車両用情報操作装置においては、操作者が、ダイヤルトップ36を回転させると、回転方向に応じた電気信号が多機能操作制御装置20に伝送され、マーカ251が電話帳リスト645に沿って上下方向に移動される。そして、車両用情報操作装置においては、操作者が、所望の電話番号の横にマーカ251を移動させ、ダイヤルトップ36を2時の方向に傾倒操作することによって発信機能642が選択され、電話の発信操作を行うことが可能となる。
【0056】
このように、車両用情報操作装置においては、一体に形成された複合ダイヤル32と補助操作スイッチアッシー33とを用いて、表示内容に対応した操作を行うことができる。
【0057】
[実施形態の効果]
以上詳細に説明したように、実施形態に係る車両用情報操作装置は、ダイヤルトップ36の上面を跨ぐようにして設置された横桟状ガイドバー34の上面にスイッチを設置することにより、操作子31として、ダイヤルトップ36による回転操作とダイヤルトップ36による複数方向への傾倒操作との双方を検出できる複合ダイヤル32と、複数のスイッチから構成される補助操作スイッチアッシー33とを一体に形成することができる。このように、車両用情報操作装置は、ダイヤル機構に回転操作の検出と傾倒操作の検出とを複合することにより、例えば4方向の傾倒による選択操作と左右の回転による選択操作とを1つのダイヤルトップ36によって行うことができ、操作に十分な操作面積を確保することができる。
【0058】
また、車両用情報操作装置は、横桟状ガイドバー34上に、例えば、「戻る」機能、「ページ送り機能」、「ページ戻し」機能といった補助操作制御を司る補助操作スイッチアッシー33からなる副制御機構を構成し、4方向へのダイヤルトップ36の傾倒操作によって4つの機能の選択機構を構成し、さらに、ダイヤルトップ36の回転操作によってリスト状の選択肢の選択機構を構成するといったように、各機構に応じて、操作形態や設置位置を異なるものとして構成することができ、操作対象の弁別性を高めることができる。さらに、車両用情報操作装置は、操作対象が1つのダイヤルの周囲に複合されて配置されているので、操作対象を容易に探索することができる。
【0059】
さらにまた、車両用情報操作装置においては、複合ダイヤル32が、直交座標上の各象限に対応した4方向に傾倒可能とされ、補助操作スイッチアッシー33が、複合ダイヤル32の中央部上面を十字状に跨ぐようにして設置された2つのガイドバーのうち、一方のガイドバーの上面に設置されている。車両用情報操作装置においては、このような複合ダイヤル32の上面に十字状に配置したガイドバーの存在により、操作エリアを触覚的に4つの領域に区別することが容易となり、4つの機能選択操作を確実に行うことができる。
【0060】
また、車両用情報操作装置においては、ダイヤルトップ36の回転角度を検出する回転エンコーダ301を含む角度検出手段と、ダイヤルトップ36の傾倒方向を検出する傾倒検出手段とを備え、角度検出手段によって検出された回転角度及び/又は傾倒検出手段によって検出された傾倒方向に応じて、多機能操作制御装置20によって所定の操作制御を行うことにより、簡便な構成のもとに、操作利便を向上させることができる。
【0061】
さらに、車両用情報操作装置においては、補助操作スイッチアッシーを複数のプッシュスイッチから構成せずに、ガイドバーを一対の導電性材料で構成し、このガイドバーに接触する操作指の位置を、これら一対の導電性材料間の電気抵抗値の変化として検出回路509,519,521によって検出し、この検出信号に応じて、ガイドバーに対する接触位置を制御回路534によって判定することにより、リード線の配索を行わずに、ガイドバー上に複数の機能選択スイッチを構成することができ、信頼性の高い構成とすることができる。
【0062】
さらにまた、車両用情報操作装置は、複合ダイヤル32及び補助操作スイッチアッシー33をステアリングスポーク60上に設置することにより、ハンドリーチが短くて済み、設置場所を手探りで容易に探索することが可能となり、また、操作時にステアリングリムを手掌部を支持するために用いることで安定した操作が可能となる。
【0063】
なお、上述の実施形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施形態以外の形態であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態として示す車両用情報操作装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す車両用情報操作装置が備える入力操作パネルの車両内での配置例を示す図である。
【図3】図1に示す車両用情報操作装置が備える多機能操作制御装置の内部構成を示すブロック図である。
【図4】図3に示す多機能操作制御装置に格納されているデータである制御テーブルの内容を示す図である。
【図5】複合ダイヤル及び補助操作スイッチアッシーのレイアウトと表示装置に提示される表示画面の一例とを示す図であって、複合ダイヤルの傾倒操作について説明するための図である。
【図6】複合ダイヤル及び補助操作スイッチアッシーのレイアウトと表示装置に提示される表示画面の一例とを示す図であって、複合ダイヤルの回転操作について説明するための図である。
【図7】複合ダイヤルによる操作の動作を説明するための当該複合ダイヤルの平面図及び断面図である。
【図8】図1に示す車両用情報操作装置を車両に取り付けるにあたっての具体的な構造の一例として、複合ダイヤル及び補助操作スイッチアッシーをステアリングスポーク上に配置した場合の構造を示す断面図である。
【図9】複合ダイヤル及び補助操作スイッチアッシーの構成例を示す断面図である。
【図10】補助操作スイッチアッシーの他の構成例を示す平面図である。
【図11】図1に示す車両用情報操作装置が備える表示装置に提示される表示画面の遷移の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 車載機器
20 多機能操作制御装置
30 入力操作パネル
31 操作子
32 複合ダイヤル
33 補助操作スイッチアッシー
34 横桟状ガイドバー
35 縦桟状ガイドバー
36 ダイヤルトップ
37 キートップ
38,307 スイッチユニット
40 表示装置
50 ステアリング
51 ステアリング基部
52,304 軸受け
53 ステアリングフレーム
54 取り付け基台
55 基盤
60 ステアリングスポーク
61 エスカッションプレート
62 ステアリングスポークカバー
70 ダッシュボード
80 コンビネーションメータ
100 エンコーダ
101 外部入力ポート
102,116,117 出力ポート
110 中央処理装置
111 入力ポート
112 操作・表示内容制御装置
113 画像データ記憶装置
114 制御内容記憶装置
115 制御テーブル記憶装置
131 表示画像バッファ
132 外部機器制御機構
133 外部出力ポート
200 制御テーブル
201 GUI画像データのアドレス
202 制御内容のアドレス
203 入力に対応するジャンプ先の制御テーブルのアドレス
250 インジケータ
251 マーカ
301 回転エンコーダ
302 円盤状基部
303 ベースプレート
305 支持軸
306 突起部
308 プッシュロッド
309 インナーケース
310 回転軸
311 アッパーケース
312 スプリング
321,431,432,472 リード線
322,440 配線基盤
323,441,451,471 コネクタ
331 トンネル
332 ホール
400 操舵回転軸
401 嵌合部
410 ステアリングリムフレーム
420 ステアリングホイールリム
442 フレキシブルリード線
450 回転側スリップリング
460 コラムカバー
470 固定側スリップリング
501,502,510,511,512,520 棒状導電体
503,504,513,514,522,523,524,525 端部
505,506,515,516 絶縁体
507,508,517,518,526,527 リード線
509,519,521 検出回路
531,532,533 リード線
534 制御回路
600 初期画面
601 エアコン機能
602 オーディオ機能
603 ナビ機能
604 TEL機能
610 オーディオソース選択画面
611 AM機能
612 CD機能
613 FM機能
614 MP3機能
620 FM放送プリセット選択画面
621 FM○○機能
622 FM××機能
623 △△FM機能
624 □□FM機能
630 電話機能選択画面
631 電話帳機能
632 MEM2機能
633 MEM1機能
634 MEM3機能
640 電話帳選択画面
641 取消機能
642 発信機能
643 編集機能
644 転送機能
645 電話帳リスト
FG 操作指

Claims (5)

  1. 各種機器を操作する情報操作装置であって、
    前記機器の動作状態を制御する多機能操作制御手段と、
    前記機器に関する操作情報を前記多機能操作制御手段に対して入力するために設けられた入力操作パネルと、
    前記入力操作パネル上に設置された少なくとも1つ以上の操作要素に割り当てられている操作機能の内容を表示する表示手段とを備え、
    前記操作要素として、所定の回転軸を回転中心とするダイヤルトップによる回転操作と前記回転軸の複数方向への傾倒操作との双方を検出する複合ダイヤルと、複数のスイッチから構成される操作スイッチアッシーとが、前記ダイヤルトップの上面を跨ぐようにして設置されたガイドバーの上面に前記スイッチが設置されて一体に形成されていることを特徴とする情報操作装置。
  2. 前記複合ダイヤルは、直交座標上の各象限に対応した4方向に傾倒可能とされ、
    複数の前記スイッチとしての複数のプッシュスイッチは、前記複合ダイヤルの中央部上面を十字状に跨ぐようにして設置された2つのガイドバーのうち、一方のガイドバーの上面に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の情報操作装置。
  3. 前記回転軸の回転角度を検出する角度検出手段と、
    前記回転軸の傾倒方向を検出する傾倒検出手段とを備え、
    前記多機能操作制御手段は、前記角度検出手段によって検出された回転角度及び/又は前記傾倒検出手段によって検出された傾倒方向に応じて、所定の操作制御を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報操作装置。
  4. 前記ガイドバーは、一対の導電性材料で構成されており、
    前記ガイドバーに接触する操作指の位置を、前記一対の導電性材料間の電気抵抗値の変化として検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された検出信号に応じて、前記ガイドバーに対する接触位置を判定する制御手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報操作装置。
  5. 前記複合ダイヤル及び前記操作スイッチアッシーは、ステアリングスポーク上に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の情報操作装置。
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