JP2007153086A - 車両の前部構造 - Google Patents

車両の前部構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2007153086A
JP2007153086A JP2005349859A JP2005349859A JP2007153086A JP 2007153086 A JP2007153086 A JP 2007153086A JP 2005349859 A JP2005349859 A JP 2005349859A JP 2005349859 A JP2005349859 A JP 2005349859A JP 2007153086 A JP2007153086 A JP 2007153086A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
engine
electric
electric fan
fan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005349859A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4735220B2 (ja
Inventor
Akio Miyazaki
亜希夫 宮▲崎▼
Tomomi Shinoda
智巳 篠田
Minoru Shimomori
実 下森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2005349859A priority Critical patent/JP4735220B2/ja
Publication of JP2007153086A publication Critical patent/JP2007153086A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4735220B2 publication Critical patent/JP4735220B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】エンジンの車両前方に電動ファンの配設された車両の前部構造において、該電動ファンの電動機部分によって正面衝突時の車両前部の変形が阻害されるのを防止するとともに、該電動機部分によって2次的な災害が発生するのを防止する。
【解決手段】エンジン1の車両前方に配設される冷却ユニット7の電動ファン24,25のモータ24a,25aを、その車両前方に配設されるバンパービーム8と上下方向にラップしないように、該バンパービーム8に対し上下方向にオフセットして配置する。変速機2の車両前方に位置付けられる電動ファン25のモータ25aを、エンジン1の車両前方に位置付けられる電動ファン24のモータ24aよりも上方に位置付ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両の前部構造に関し、特に冷却ユニットのエンジンルーム内でのレイアウトに関する。
従来より、狭いエンジンルーム内への冷却ユニットのレイアウトに工夫を凝らして正面衝突時の安全性を確保するようにしたものが知られている。このようなものとして、例えば特許文献1に開示されるように、冷却ユニットの電動ファンをエンジンの吸気マニホールドの下方に位置付けて、できるだけ正面衝突時のクラッシュスペースを確保するようにしたものがある。
特開2000−272358号公報
ところで、車両の前部構造としては、正面衝突した場合に、安全性確保の観点から衝突時の衝撃を十分に吸収できるように容易にクラッシュするとともに、エンジン機能部品系による2次的な災害、例えば、燃料漏れによる火災を防止できるような構造にする必要がある。
しかしながら、一般的に、バンパービームと同じぐらいの高さ位置には前記冷却ユニットの電動ファンの電動機部分が位置付けられるため、正面衝突時の衝撃によってバンパービームが車両後方へ後退すると、該電動ファンの電動機部分が車両後方へ局所的に大きく突出しながら後退することになる。そうすると、正面衝突時に該電動機部分が他の構成部品に当たって車両前部の衝撃吸収のための変形を阻害するだけでなく、該他の構成部品を損傷させて2次的な災害を発生させる可能性がある。特に、車両前方側に吸気系及び燃料分配管の配設される横置きの直噴エンジンの場合には、前記電動機部分によって燃料分配管に局部的な衝撃が加わって、該燃料分配管が大きなダメージを受ける可能性が高い。
これに対し、単に、冷却ユニットの後退を抑制するように車体フレーム等の強度を高めたり、燃料分配管そのものを保護するように該燃料分配管の周りにプロテクタなどを設けることも考えられるが、前者の場合には衝突荷重のピークが大きくなるため、乗員保護の観点から好ましくなく、後者の場合には狭いエンジンルーム内でのスペース上の制約や重量の増大という観点から好ましくない。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、エンジンの車両前方に電動ファンの配設された車両の前部構造において、該電動ファンの電動機部分によって正面衝突時の車両前部の変形が阻害されるのを防止するとともに、該電動機部分によって2次的な災害が発生するのを防止することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る車両の前部構造では、エンジンの車両前方に配設される電動ファンの電動機部分がバンパービームと上下方向にラップしないように、該電動機部分の位置をバンパービームに対して上下方向にオフセットさせた。
すなわち、請求項1の発明では、エンジンルーム内の左右のフロントフレーム間にエンジンを横置きで配置し、その車両前方に、電動ファンを備えたラジエータを該電動ファンがエンジン側に位置するように配置した車両の前部構造を対象とする。
そして、前記電動ファンは、車両正面視で、その電動機部分がバンパーの車両後方側に位置するバンパービームと上下方向にラップしないように、該バンパービームに対し上下方向にオフセットして配置されるものとする。
以上の構成により、エンジンの車両前方に配設される電動ファンの電動機部分は、バンパービームとは上下方向にラップしないため、正面衝突時に該バンパービームが車両後方へ移動した場合でも、電動ファンの電動機部分がバンパービームによって押されて車両後方へ大きく突出するのを防止することができる。これにより、車両の正面衝突時に電動ファンの電動機部分が他の構成部品に当たって車両前部の変形が阻害されるのを防止できるとともに、該電動機部分により他の構成部品が大きなダメージを受けて2次的な災害が発生するのを防止できる。
上述の構成において、前記エンジンの車両前方には、吸気マニホールド及び燃料分配管が配設されており、電動ファンは、前記吸気マニホールドの車両前方において、その電動機部分がバンパービームよりも下方に位置するように配置されるのが好ましい(請求項2の発明)。
いわゆる直噴エンジンの場合には、一般的に、エンジンの車両前方で冷却ユニットの電動ファンとの間に燃料分配管が配設されるため、衝突時に該電動ファンの電動機部分が車両後方へ大きく移動すると、燃料分配管を破損して燃料漏れを生じさせることになる。これに対して、上述のように、前記電動ファンの電動機部分がバンパービームよりも下方に位置するように配置することで、前記電動ファンの電動機部分が局所的に大きく後退するのを防止することができ、該電動機部分によって燃料分配管が大きなダメージを受けるのを防止することができる。
また、前記エンジンの出力側には変速機が取り付けられているとともに、該エンジン及び変速機のそれぞれ車両前方に位置付けられるように2つの電動ファンが車幅方向に並設されていて、前記2つの電動ファンのうちエンジンの車両前方に位置付けられる第1電動ファンは、その電動機部分がバンパービームよりも下方に位置するように配置される一方、前記変速機の車両前方に位置付けられる第2電動ファンは、その電動機部分が前記第1電動ファンの電動機部分よりも上方に位置するように配置されるのが好ましい(請求項3の発明)。
こうすれば、正面衝突時に、バンパービームの後退に伴ってエンジンの車両前方に位置付けられる第1電動ファンが大きく後退するのを防止することができ、該電動ファンの電動機部分によって2次的な災害の発生する可能性の高いエンジンの構成部品(例えば燃料分配管など)が損傷を受けるのを防止できる一方、変速機の車両前方に位置付けられる第2電動ファンは前記第1電動ファンよりも高い位置に配置されるため、比較的、高さ寸法の小さい変速機の上方に形成される空間に向けて外気を効率良く送り込めるようになる。
すなわち、上述のように2つの電動ファンを配置することで、正面衝突時に電動ファンの電動機部分が局所的に大きく後退して2次的な災害が発生するのを確実に防止しつつ、エンジンルーム内の掃気性能も向上することができる。
本発明に係る車両の前部構造によれば、エンジンの車両前方に配設される電動ファンの電動機部分をバンパービームに対し上下方向にオフセットして配置したので、正面衝突時に該バンパービームによって電動ファンの電動機部分が局所的に車両後方へ大きく移動するのを防止することができる。これにより、電動ファンの電動機部分によって正面衝突時に車両前部の変形が阻害されるのを防止できるとともに、該電動機部分が他の構成部品にダメージを与えて2次的な災害が発生するのを防止できる。特に、横置きの直噴エンジンの場合には、エンジンと電動ファンとの間に燃料分配管が配設されるため、該電動ファンの電動機部分をバンパービームに対して下方向にオフセットさせることで、該電動機部分によって燃料分配管が損傷を受けて燃料漏れを生じるのを確実に防止できる。
また、エンジンの車両前方に位置付けられる第1電動ファンをバンパービームに対して下方にオフセットする一方、変速機の車両前方に位置付けられる第2電動ファンを前記第1電動ファンよりも上方に配置することで、正面衝突時に第1電動ファンの電動機部分が局所的に大きく後退することによる2次的な災害の発生を確実に防止しつつ、エンジンルーム内の掃気性能を向上することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1に本発明の実施形態に係る車両の前部構造を示す。すなわち、この図1は、エンジン1、冷却ユニット4、バンパービーム5などのエンジンルーム前方側に配設される主要な構成部品の配置を概略で示したものであり、その他の部材(例えばバンパーやボンネットなど)については図示を省略している。
前記エンジン1は、インジェクターによって気筒内に燃料を直接噴射する直噴タイプのもので、樹脂製の吸気マニホールド8が車両前方側に位置付けられるように横置きに搭載されている。また、このエンジン1の車幅方向一端側(図1の例では車両正面から見て右側)には、変速機2が取り付けられている。
ここで、前記エンジン1の車両前方側で前記吸気マニホールド8との間には、図2に示すように、各インジェクターに燃料を供給するための燃料分配管3が配設されている。この燃料分配管3は、鋳物からなる部材であり、横置きエンジン1に沿って車幅方向に延びるように配設され、その車幅方向数カ所で該エンジン1のシリンダヘッドに固定されるようになっている。
前記エンジン1の車両前方には、後述する冷却ユニット4が配設されている。この冷却ユニット4は、コンデンサ21やラジエータ22を冷却するために、図3にも示すように、電動ファン24,25が車幅方向に2つ並んで設けられたいわゆるダブルファンタイプのもので、前記エンジン1及び変速機2のそれぞれの車両前方に電動ファン24,25が一つずつ位置付けられるようになっている。なお、前記2つの電動ファン24,25のうち、変速機2の車両前方に配置される電動ファン25(第2電動ファン)は、エンジン1の車両前方に配置される電動ファン24(第1電動ファン)よりも大型のファンになっているとともに、モータ25aの高さ位置が電動ファン24のモータ24aよりも高くなっている。
また、前記冷却ユニット4の車両前方には、バンパー(図示省略)の車両後方側に配設される横断面略C字状のバンパービーム5が位置付けられている。このバンパービーム5は、車幅方向に延び且つ車両前方に凸となるように上面視で略円弧状に形成された金属製の部材(図1参照)であり、その車幅方向両端には、クラッシュ管6,6と呼ばれる衝突時に容易に圧縮変形する部材が接続されている。該クラッシュ管6,6は、前記バンパービーム5の車幅方向両端と左右のフロントフレーム7,7とをそれぞれ連結するように配設される車両前後方向に長い部材であり、その外表面には、長さ方向に直交する方向に延びる凹部が該長さ方向に所定間隔を空けて複数、形成されている。
この構成により、車両の正面衝突時に前記バンパービーム5に後方への衝撃力が加わると、その衝撃力によって前記クラッシュ管6,6が車両前後方向に潰れて衝突時のエネルギーを吸収するようになっている。これにより、前記バンパービーム5は、正面衝突時には、クラッシュ管6,6を潰しながら車両後方へ移動し、その後方に位置する前記冷却ユニット4を車両後方へ移動させることになる。なお、このようにして冷却ユニット4が車両後方へ移動すると、その後方に位置する樹脂製の前記吸気マニホールド8は容易に潰れて変形する。
以下で、前記冷却ユニット4の具体的な構造について説明する。
前記冷却ユニット4は、フロントフレーム7,7に固定される図示しないシュラウドパネルに組み込まれるもので、図2に示すように、車両前方側からコンデンサ21、ラジエータ22及びファンシュラウド23の順に組み合わされてなる。すなわち、前記冷却ユニット4は、車両前方から外気を取り込んで前記コンデンサ21及びラジエータ22を通過させることで、該コンデンサ21内を流れる空調装置の冷媒及びラジエータ22内を流れる冷却水がそれぞれ冷却されるようになっている。なお、詳しい説明は省略するが、前記コンデンサ21及びファンシュラウド23は、前記ラジエータ22に設けられたフック等に係止されることで該ラジエータ22に組み付けられるようになっている。
前記コンデンサ21及びラジエータ22は、それぞれ、全体として車幅方向に延びる平板状に形成されていて、それらの内部を冷媒若しくは冷却水が下方に向かって流れるように構成されている。
前記ファンシュラウド23は、ラジエータ22の車両後方に配設される樹脂製の部材で、2つの電動ファン24,25がそれぞれ配設されるファン開口部23a,23bが、図3に示すように、車幅方向に並んで設けられている。そして、前記ファンシュラウド23は、一方のファン開口部23aが横置きエンジン1側に、他方のファン開口部23bが変速機2側に、それぞれ位置付けられるように前記ラジエータ22に取り付けられている。
前記ファン開口部23a,23bは、図2に示すように、それぞれ、ファンシュラウド23がエンジンルーム内に取り付けられた状態で車両後方側となる一側に向かって膨出し、その車両前方側に電動ファン24,25を収納できるような凹部が形成されるようにしたもので、該一側から見て中心部分には電動ファン24,25のモータ24a,25aの配設される貫通穴23c,23dが形成されている。また、前記ファン開口部23a,23bには、それぞれ、該貫通穴23c,23dの周りを囲むようにドーナツ状の開口が形成されていて、該開口には径方向に延びる複数のリブや該リブ同士を連結する複数の補強リブが設けられている。なお、前記電動ファン24,25のモータ24a,25aは、前記貫通穴23c,23dを構成する壁部に固定されるようになっている。
また、前記ファンシュラウド23は、エンジンルーム内に取り付けられた状態で、電動ファン24,25が車両後方側に位置付けられるようにファン開口部23a,23bに向かって車両後方側に凹んだ形状に形成されていて、これにより、該ファン開口部23a,23bから外気を効率良くエンジンルーム内に取り込めるようになっている。
前記電動ファン24,25は、ファン開口部23a,23bの貫通穴23c,23d内に配置されたモータ24a,25aと、該モータ24a,25aの車両前方側に配設されるファン本体24b,25bと、からなり、該ファン本体24b,25bのボス部が前記モータ24a,25aの車両前方側を覆うように構成されている。
そして、本願発明の特徴構成であるが、図3にも示すように、前記冷却ユニット4は、電動ファン24,25のモータ24a,25aが前記バンパービーム5に対して上下方向にラップしないように該バンパービーム5に対して下方にオフセットするように配設されている。こうすることで、車両の正面衝突時に、前記バンパービーム5が後方へ移動した場合でも、その移動に伴って前記電動ファン24,25の比較的硬いモータ24a,25aが大きく後方へ移動するのを防止することができる。これにより、前記モータ24a,25aが他の構成部品に当たって車両前部の変形を阻害したり、燃料分配管3に当たって燃料漏れによる火災等の2次的な災害が発生したりするのを確実に防止することができる。
また、図3に示すように、前記2つの電動ファン24,25のうち、変速機2の車両前方に位置付けられる電動ファン25は、エンジン1の車両前方に位置付けられる電動ファン24よりも上方に配置されている。このことにより、上述の燃料分配管3の損傷防止だけでなくエンジンルーム内の掃気性能も確保することができる。すなわち、一般的に、エンジン1よりも変速機2の方が高さ寸法が小さく、該変速機2の上方には空間が形成されるため、その空間に向けて風を送り込むように電動ファン25をより高い位置に配置することで、エンジンルーム内に外気を効率良く取り込むことができ、該エンジンルーム内の掃気性能を向上することができる。
なお、上述のような構成を実現するためには、例えば、冷却ユニット4の上下方向の位置を調整するようにしてもよいし、前記ファンシュラウド23に形成するファン開口部23a,23bの上下方向位置を調整するようにしてもよい。
以上より、本実施形態によれば、正面衝突時に冷却ユニット4の電動ファン24,25によって燃料分配管3が損傷を受けて2次的な災害が発生するのを確実に防止しつつ、エンジンルーム内の掃気性能を確保することができる。
(その他の実施形態)
本発明の構成は、上記実施形態に限定されるものではなく、それ以外の種々の構成を包含するものである。すなわち、前記実施形態では、電動ファン24,25のモータ24a,25aをバンパービーム5よりも下方にオフセットしているが、この限りではなく、上方にオフセットさせるようにしてもよい。
また、前記実施形態では、冷却ユニット4は、電動ファンを車幅方向に2つ並べたいわゆるダブルファンタイプとしているが、これに限らず、電動ファンが1つだけ設けられたいわゆるシングルファンタイプのものであってもよい。
以上説明したように、本発明における車両の前部構造は、冷却ユニットの電動ファンのモータがバンパービームと上下方向にラップしないように、該バンパービームに対して上下方向にオフセットさせることで、前記モータが正面衝突時に後方に大きく移動するのを防止できるから、例えば、エンジンと電動ファンとの間に燃料分配管の配設される直噴エンジンなどに特に有用である。
本発明の実施形態に係る車両の前部構造の概略構成を示す上面図である。 図1のII−II断面線における断面図である。 コンデンサ及びラジエータを取り外した状態で車両の前部構造を車両前方から見た図である。
符号の説明
1 エンジン
2 変速機
3 燃料分配管
4 冷却ユニット
5 バンパービーム
6 クラッシュ管
7 フロントフレーム
8 吸気マニホールド
21 コンデンサ
22 ラジエータ
23 ファンシュラウド
23a、23b ファン開口部
23c、23d 貫通穴
24、25 電動ファン
24a、25a モータ(電動機部分)
24b、25b ファン本体

Claims (3)

  1. エンジンルーム内の左右のフロントフレーム間にエンジンを横置きで配置し、その車両前方に、電動ファンを備えたラジエータを該電動ファンがエンジン側に位置するように配置した車両の前部構造であって、
    前記電動ファンは、車両正面視で、その電動機部分がバンパーの車両後方側に位置するバンパービームと上下方向にラップしないように、該バンパービームに対し上下方向にオフセットして配置されることを特徴とする車両の前部構造。
  2. 請求項1において、
    エンジンの車両前方には、吸気マニホールド及び燃料分配管が配設されており、
    電動ファンは、前記吸気マニホールドの車両前方において、その電動機部分がバンパービームよりも下方に位置するように配置されることを特徴とする車両の前部構造。
  3. 請求項1または2のいずれか一つにおいて、
    エンジンの出力側には変速機が取り付けられているとともに、該エンジン及び変速機のそれぞれ車両前方に位置付けられるように2つの電動ファンが車幅方向に並設されていて、
    前記2つの電動ファンのうちエンジンの車両前方に位置付けられる第1電動ファンは、その電動機部分がバンパービームよりも下方に位置するように配置される一方、前記変速機の車両前方に位置付けられる第2電動ファンは、その電動機部分が前記第1電動ファンの電動機部分よりも上方に位置するように配置されることを特徴とする車両の前部構造。
JP2005349859A 2005-12-02 2005-12-02 車両の前部構造 Expired - Fee Related JP4735220B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005349859A JP4735220B2 (ja) 2005-12-02 2005-12-02 車両の前部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005349859A JP4735220B2 (ja) 2005-12-02 2005-12-02 車両の前部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007153086A true JP2007153086A (ja) 2007-06-21
JP4735220B2 JP4735220B2 (ja) 2011-07-27

Family

ID=38237986

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005349859A Expired - Fee Related JP4735220B2 (ja) 2005-12-02 2005-12-02 車両の前部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4735220B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0256754A (ja) * 1988-08-20 1990-02-26 Fujitsu Ltd 光ディスク
JP2000272358A (ja) * 1999-03-23 2000-10-03 Mazda Motor Corp 車両用ラジエーターの配設構造
JP2001233066A (ja) * 2000-02-23 2001-08-28 Honda Motor Co Ltd 自動車におけるラジエータ配置構造
JP2005053464A (ja) * 2003-07-24 2005-03-03 Denso Corp 車両の前端構造
JP2005061343A (ja) * 2003-08-18 2005-03-10 Suzuki Motor Corp 車両の冷却装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0256754U (ja) * 1988-10-19 1990-04-24

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0256754A (ja) * 1988-08-20 1990-02-26 Fujitsu Ltd 光ディスク
JP2000272358A (ja) * 1999-03-23 2000-10-03 Mazda Motor Corp 車両用ラジエーターの配設構造
JP2001233066A (ja) * 2000-02-23 2001-08-28 Honda Motor Co Ltd 自動車におけるラジエータ配置構造
JP2005053464A (ja) * 2003-07-24 2005-03-03 Denso Corp 車両の前端構造
JP2005061343A (ja) * 2003-08-18 2005-03-10 Suzuki Motor Corp 車両の冷却装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4735220B2 (ja) 2011-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11001308B2 (en) Vehicle front structure
US7044246B2 (en) Heat exchanger mounting structure for vehicle
JP5433652B2 (ja) 車両の車体前部構造
JP4118130B2 (ja) 電気自動車
JP2007246044A (ja) 自動車の前部構造
JP2006312437A (ja) 車両の前部構造
JP2011020601A (ja) 車両の充電ポート構造
JP2009083687A (ja) 自動車の前部構造
KR102429018B1 (ko) 전기 자동차의 배터리 장착구조
JP2005518294A (ja) バンパービームを備える自動車のフロントパネル
KR100837980B1 (ko) 차량의 프론트 앤드 모듈구조
JP2010030335A (ja) 車両の補機支持構造
KR101154266B1 (ko) 차량용 외장형 에어백장치
JP4735220B2 (ja) 車両の前部構造
JP2008137591A (ja) 車両の車体前部構造
JP4539320B2 (ja) 車両用牽引フックの取付構造
CN114072300A (zh) 电子设备模块相对于车辆的搭载构造
JP2011246040A (ja) 車両用歩行者保護装置
JP2013220774A (ja) 自動車の前部構造
KR20130126355A (ko) 차량용 범퍼 조립체
KR101527897B1 (ko) 쿨링 모듈의 파손 방지를 위한 프론트 엔드 모듈
JP2005022598A (ja) バンパ装置
JP2010221845A (ja) 自動車の前部車体構造
JP2013216226A (ja) 車両用熱交換器および車両フロント構造
CN212098398U (zh) 车辆用电气设备的保护结构

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110111

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110329

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110411

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4735220

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees